JP2003150765A - 現場経理システムおよび現場経理実現方法 - Google Patents

現場経理システムおよび現場経理実現方法

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JP2003150765A JP2001349405A JP2001349405A JP2003150765A JP 2003150765 A JP2003150765 A JP 2003150765A JP 2001349405 A JP2001349405 A JP 2001349405A JP 2001349405 A JP2001349405 A JP 2001349405A JP 2003150765 A JP2003150765 A JP 2003150765A
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信治 ▲高▼橋
Shinji Takahashi
Yoshikazu Tokuda
由和 徳田
Koichi Akamatsu
広一 赤松
Takanobu Shimizu
孝信 清水
Kazuto Abe
一人 阿部
Atsushi Hayashi
淳 林
Wataru Gohara
渉 郷原
Masao Ueda
雅生 上田
Atsushi Shimizu
敦 清水
Chieko Sekiguchi
智恵子 関口
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Original Assignee
Omron Corp
Omron Tateisi Electronics Co
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 経理に関わる業務を現場で自律的に完結でき
るようにする。 【解決手段】 現場に設置された3つの端末、すなわち
使用者端末、確認端末および承認端末を用いて、現場外
の運用サーバと経理部門端末との連携を図るようにし
た。つまり、入力された使用実績を、経理分身である確
認者と承認者に通知し、確認者は修正指示がある場合に
は使用者にこれを通知し、修正指示のない場合には承認
者に通知し、承認者は承認済みの使用実績情報を運用サ
ーバに通知し、経理担当者はこの運用サーバに蓄積され
た使用実績情報を任意に抽出して評価し、この評価結果
を前記確認者に通知することで経理分身である確認者を
支援するようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、現場経理システム
および現場経営支援システムに関する。
【0002】
【従来の技術】企業における経理事務には大きく分け
て、企業独自の管理を支援する「管理会計」と、商法や
税法などの法律に準じて仕事をする「制度会計」とがあ
る。
【0003】近年は会計ビッグバンと称されるように
「制度会計」の分野の根幹に関わる制度の変更が行わ
れ、かつ世界的な企業間競争の激化という経営環境の大
きな変化にさらされている。
【0004】この点に関して、従来の経理部門は国や地
方公共団体の経理関連法または条例等にもとづいて決算
や運用を管理する「制度会計」を主たる業務の範囲とし
ていた。しかも、企業会計関連の環境変化は急激であ
り、企業会計担当者および企業会計システムとしてもこ
れらの制度の変更に対応するのが精一杯の状況であっ
た。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、企業経
営という視点からは「管理会計」分野の強化が急務であ
り、「制度会計」の分野を中心にした従来の業務の進め
方、およびシステムで対応することが難しくかつ、間接
部門である経理専門家を増員しにくいという問題があっ
た。
【0006】本発明はこのような点に鑑みてなされたも
のであり、経理に関わる業務を現場で自律的に完結でき
るように、すなわち「現場経理」を実現するために、経
理専門家の分身育成を支援するシステムを構築して、そ
の結果として経理部門が本来要求されている「管理会
計」の分野に注力できるような支援システムを実現する
ことを課題とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、経理に関わる
業務を現場で自律的に完結する現場経理を実現するため
のシステムを提案しており、現場に設置された3つの端
末、すなわち使用者端末、確認端末および承認端末を用
いて、現場外の運用サーバと経理部門端末との連携を図
るようにした。つまり、入力された使用実績を、経理分
身である確認者と承認者に通知し、確認者は修正指示が
ある場合には使用者にこれを通知し、修正指示のない場
合には承認者に通知し、承認者は承認済みの使用実績情
報を運用サーバに通知し、経理担当者はこの運用サーバ
に蓄積された使用実績情報を任意に抽出して評価し、こ
の評価結果を前記確認者に通知することで経理分身であ
る確認者を支援するようにした。
【0008】本発明によれば、専門家(経理部門担当
者)のもつ高度な知識とそれにもとづいて生成された判
断を分身(確認者)を通じて使用者が活用でき、経理処
理された経費群を専門化が確認処理することにより、分
身および使用者に自律化を促進するフィードバックがで
きる構成にしたので、自律化した現場経理が実現する
【0009】すなわち、 使用者の最も近いところに分身(確認者)を置くこ
とで、品質、低コスト、早さを同時に実現する仕組みが
構築できる。使用者は、分身が専門家の高度な判断にも
とづいた手順による判定を示すことにより、正しい判断
と処理が早く行われる。 分身(確認者)を通じて使用者を育成することで分
身自身および使用者の専門分野のセンスを育成できる。
すなわち、分身は、使用者の処理を支援するだけでな
く、使用者が行う処理を確認し、適切な処理がなされて
いない場合は使用者を指導する。なお、専門家は経費群
に対する確認処理を行うことで、手順の修正、特定要因
に対して分身を支援できる。 経理に関する組織内完結を行う現場経理ができる。
経理専門家の判断を必要とせず、組織内で判断・承認を
完結できるため、効率的な業務処理ができる。また、自
己責任を負うため経理的なセンスの育成が図れる。 使用者の自律化が進むみ、組織が自律化することで
現場経営が可能となる。専門家から組織に対して事業経
営に関わるフィードバックが行うことにより、責任単位
としての組織単位で自律的な事業運営が可能となる。
【0010】
【発明の実施の形態】本発明の実施例の説明に先立って
本発明の基本概念について説明する。図1は、従来の組
織と本発明による自律化後の組織との対比図である。
【0011】同図において、組織の存在目的(組織が果
たすべき役割のこと。たとえば、営業、開発、生産な
ど)ではなく、組織を機能させるための様々な専門分野
(統括部門のスタッフ機能のこと。たとえば、経理、財
務、人事など)の機能が存在する。
【0012】この専門分野の機能は組織に属さず、経営
機能に一括して存在していたために、その専門分野の処
理における責任の所在が不明確になりがちであった。ま
た組織も自らにその責任があるという意識が希薄であっ
た。
【0013】たとえば、経理処理について説明すると、
各組織の構成員は経費などの経理に関することは全て経
理部門任せであり、自部門で発生した専門分野の処理に
ついて自部門で管理責任を負っていないということがあ
る。その一方で経理部門も組織に対して経理的な管理責
任を負わせることがないたく、単に各組織を経理的に統
括する立場としてのみ存在しているために、結果として
各組織は非自律的な存在となっている。
【0014】この点について、組織の自律が可能になれ
ば、経理部門も各組織に対して経理的な責任を負わせる
ことができ、また信用も蓄積できるため、専門分野の判
断の権限委譲が可能となる。
【0015】図2は現場の自律における専門家・分身・
使用者の機能と相互関係について説明している。ここで
「現場」とは、専門分野に関する入力処理が実行される
場のことをいう。また、「専門分野に関する高度な処理
手順」とは、たとえば前例がない、過去にどう判断した
かが残っていない専門分野の処理に対し、自らがもちう
る知識を用いて正しい判断をすること。
【0016】「分身」は、分散(専門家と機能同一で専
門家が各現場にいること)と異なり、あたかも専門家が
その現場にいるかのように機能する役割のことであり、
エージェント等と呼ばれるコンピュータ上のモジュール
であってもよい。「分身化」とは、それぞれの現場に専
門家の分身を配置することである。「分身化を支援」と
は、分身の機能を支援することをいう。
【0017】図3は、図2を補足するものであり、前記
現場の自律における機能と育成の関係を示している。同
図において、「専門分野に関わる分身機能の育成」と
は、図2でいうところの分身化支援のことである。分身
の専門分野における専門度の向上を専門家がシステムを
介して行うことが本発明の特徴の一つである。
【0018】さらに使用者自身の専門分野に関わるセン
スの育成を専門家の分身が実行し、個々の使用者自身に
それぞれ分身の機能をもたせることもできる。以後に説
明する図面においては専門分野における専門性を経理的
観点からより具体的に説明する。
【0019】まず、図4は従来の組織でのフロー図であ
る。経費の使用者において発生した経費は、確認者によ
ってその内容を確認され、承認者によって承認される
が、その発生取引の妥当性はこの段階では適性に行われ
ていない。
【0020】すなわち、組織で発生した伝票が経理機能
に回ってきた段階で、その取引内容の実質的な確認がさ
れ支払妥当かの判別がされている。この段階で取引内容
の一部が不明なもの、伝票に不備があるものなど支払妥
当性に欠けるものがあれば、その都度組織の確認者へと
内容の問い合わせをしている。場合によりこの問い合わ
せが複数の担当者に及ぶことがある。この確認作業が経
理業務フローを複雑にし、整流化された経理処理を妨げ
ている原因であり、またこの問い合わせ事項が確認者な
らびに使用者へ知識として蓄積されないため、経理専門
性の向上がなければ同じ確認作業が継続して行われてし
まう。
【0021】図5は、これまでの経理機能の問題点を示
すブロック図である。支払の確認者は、一取引で発生し
た伝票内容について自己の過去の記憶を基に確認処理を
行っていることがあるため、常に適切な経理判断が行わ
れると言い切れない面がある。その経理判断の誤りは決
算時の外部報告としての税務申告や、監査法人による業
務監査時に発覚することがあった。また同時に企業内で
より重視されてつつある管理会計において数値の不確実
をもたらす原因ともなっている。たとえば、科目の判断
誤り等がこれに該当する。
【0022】ところで、企業組織の効率化を図るため、
経理業務の一極集中化を実施したことによりその代償と
して確認者の処理負担が増大する傾向にあった。これに
より確認者は伝票入力やその内容確認といった経理業務
の支援的機能に力を奪われてしまい、本来力を注ぐべき
戦略的機能業務へ割く時間が低減してしまうという問題
が生じていた。近年の世界的企業間競争や会計制度の激
変の中で経営陣は経理部門に対して、この戦略的役割を
期待しているという背景がある。
【0023】図6および図7は、従来の経理処理から現
場経理への移行を示す説明図である。図6における「従
来の経理」とは経理機能が経理部門にのみ保持、機能
し、現場において適性な経理的観点をもった経理処理が
なされていないことを示す。
【0024】同図における「現場経理への第一STE
P」とは、従来経理部門が有していた経理機能を、現場
においてシステムを介して「分身」(確認者)を育成支
援する形で段階的に保持、機能させることを示す。図7
における「現場経理への第2STEP」とは、育成され
た「分身」(確認者)が現場においてシステムを介して
「使用者」に対して「経理的なセンス」を段階的に育成
支援し経理機能を保持させることを示す。その結果、経
理機能が有していた経理的権限の現場への委譲が可能と
なる。図7における「経理機能の戦略業務による現場経
営支援」とは、経理的センスを育成された「使用者」が
現場において経理的に自律した一経営者として行動し、
経理部門はシステムを介して自律支援を行うことを示
す。その結果、個々人の総体である企業の体質強化が図
れ、また経理機能は現場への大幅な権限委譲が可能とな
りこれまで労力をかけていた支援的業務から開放され、
より戦略的な業務へと注力することができることにな
る。
【0025】
【実施例1】次に、本発明の技術的な実施例を図8以下
の図面にもとづいて説明する。図8は、本発明の第一実
施形態(実施例1)の基本概念を示すブロック図であ
る。すなわち、同図は、前述の図6乃至7に示した本発
明を実現するためのシステムの基本概念図である。
【0026】同図において、「経費の使用者」が入力し
た経費処理について経費の確認者」が「経理機能」から
の「分身化の支援情報」を用いて、「経費の使用者」に
対して「経理処理の支援」ならびに「経理センスの育
成」を行う。同時に「経費の確認者」自身も「経理機能
の分身」としての専門性を築いていくことになる。現場
で入力、確認、承認が完結することにより現場での自己
責任が発生し、附随的に経理部門からの権限委譲が行わ
れる。「経費の確認者」による確認がなされた経費情報
は「経費の承認者」により承認がなされ、「経費処理の
運用者」によりデータベースに記憶され管理される。デ
ータベースに保管された経費情報は、定期的に専門家で
ある「経理機能」による確認処理が行われる。経理専門
家はその確認結果情報を基に、専門家の知識を付与して
「経費の確認者」に送信することにより経理機能の分身
化、育成を図る。
【0027】図9は、本発明の実施例1を示すシステム
構成図である。同図において、端末としては、使用者が
操作する使用者端末、確認者が操作する確認者端末およ
び承認者が操作する承認者端末とで構成されている。使
用者端末には、経費入力メニューデータベース、ガイダ
ンス情報データベース、使用実績保管データベース等の
各種データベースが登録されている。
【0028】また、確認者端末および承認者端末にはそ
れぞれ参照情報データベースが登録されている。これら
の各端末の内部構成については、図10で詳細を説明す
る。また、これらの各端末は、ネットワークを介して、
運用者サーバおよび経理部門端末と接続されている。
【0029】図8において、「使用者」は経費の使用者
を意味しており、この使用者は、使用者端末より「経費
入力メニュー」、「ガイダンス情報」、「過去の使用実
績情報」を必要に応じて各データベースより取得し、こ
れらの情報を参照しながら経費の「使用実績情報」を
「使用者端末」より入力する。
【0030】「確認者」とは、経費発生した部門の「使
用実績情報」について経理的判断を下す職務権限を有す
る者であり、必要であれば「参照情報データベース」よ
り取得した「経理部門」からの「参照情報」をもとに
「使用実績情報」の確認を行い、その結果をネットワー
クを介して「使用者端末」もしくは「承認者端末」へと
伝達する。
【0031】前記の「使用者端末」では「確認者端
末」、「承認者端末」ならびに「経理部門」を介して取
得した「修正指示情報」を出力させ(表示させ)、「使
用者」に「修正指示情報」にもとづいた修正入力、すな
わち「使用実績修正情報」の入力を指示する。そしてこ
れらが実行(入力)された後に、この使用実績修正情報
を「確認者端末」ならびに「承認者端末」に転送する。
【0032】「承認者」とは「使用者」ならびに「確認
者」からの「使用実績情報」もしくは「使用実績修正情
報」にもとづいて、必要であれば「参照情報データベー
ス」より取得した「経理部門」からの判断情報を参照し
て前記で入力された「使用実績情報」に対して承認を行
い、この承認情報(承認済み使用実績情報)をネットワ
ークを介して「使用者端末」、「確認者端末」、「経理
部門端末」、「運用者サーバ」に伝達する。
【0033】「運用者サーバ」は「承認者端末」より取
得した「使用者」の「承認済み使用実績情報」を「承認
済み使用実績データベース」へと記憶する。また「運用
サーバ」はネットワークを介して「経理部門端末」と接
続されており、「経理部門端末」で間接的に「承認済み
使用実績情報」を取得することができる。また「経理部
門端末」からの要求により「支払データ」へと置き換え
る機能により変換された「承認済み使用実績情報」を
「支払データ書き込み部」(図14参照)に記憶する。
【0034】なお、詳細は後述するが、この「支払デー
タ書き込み部」は、記憶された「使用者」ごとの「承認
済み使用実績情報」をネットワークを介して、「B/K
支払システム」へ伝達する機能を有している。
【0035】図10は、本実施例における「使用者端
末」のハードブロック図である。「使用者端末」は前述
のように、「使用者」の現場における専門分野に関する
処理の初期入力を行うための端末であり、「使用者」個
人の「使用実績情報」および「使用実績修正情報」を
「使用者」自身がシステムに入力する端末である。
【0036】「MM(マンマシン)入出力部」とは、
「使用者端末」がオペレータである「使用者」と種々の
やりとりをするための入出力機能をもつ部位(インター
フェース)である。具体的には表示装置や入力装置が接
続されて、GUI等やガイダンス機能等により入力が容
易化されている。したがって、「使用者」は経理専門家
である必要はなく、システムの必要とする必要最小限の
情報を取得でき、端末操作が可能である者であればよ
い。
【0037】MM入出力部に用いられる具体的な入力装
置(入力デバイス)としては、たとえばキーボード、テ
ンキー、マウスなどが該当し、「使用者」の入力がシス
テムに対して情報を伝達するものなら、その種類は問わ
ない。
【0038】また、MM入出力部に用いられる出力装置
(出力デバイス)としては、たとえばディスプレイ装
置、プリンタ装置などが該当し、「使用者」に対してシ
ステムから情報を可視的、可聴的に伝達できるものな
ら、その種類は問わない。
【0039】「演算部」とは、各機能を(プログラムを
実行することによって)駆動、処理するための演算機能
をもつ部位である。一般にCPU(中央演算装置)で構
成される。
【0040】「メモリ部」とは、「演算部」がプログラ
ムを実行する実行エリアの部位であり、処理プログラム
や処理対象となる各種データが一時記憶され、ここから
CPUに読み出されるようになっている。
【0041】「通信部」とは、ネットワークを介した外
部との通信を制御する機能をもつ部位であり、前述の運
用者サーバや経理部門端末と接続されるようになってい
る。
【0042】「データベース管理部」とは、様々なデー
タ構造とデータ実体を管理する機能をもつ部位であり、
ソフトウエアとしてデータベースを管理してもよいし、
あるいは別のコンピュータシステムでデータベース管理
を行うようにしてもよい。
【0043】「処理プログラム」とは、「使用者端末」
の利用目的を達成するために必要なプログラムのことで
あり、OS(オペレーションシステム)もここに含まれ
る。通常これらの処理プログラムやデータベースはハー
ドディスク装置等の大規模記憶装置に蓄積されており、
必要に応じて前記メモリ部に読み出されるようになって
いる。
【0044】「経費入力メニューデータベース」とは、
「使用者」が情報入力するための各種帳票項目を記憶し
ておくデータベースであり、また「使用者」個人が「M
M入出力部」のディスプレイ上で任意にメニューレイア
ウトを指定、決定、記憶することができるようになって
いる。
【0045】「使用実績保管データベース」とは、「使
用者」個人がMM入出力部から入力した「使用実績情
報」を記憶し、また過去の「使用実績情報」を任意に読
み出すデータベースのことである。
【0046】「ガイダンス情報データベース」とは、
「使用者」個人が入力した「使用実績情報」について、
「使用者」個人の判断を支援する情報を読み出すデータ
ベースのことである。
【0047】「その他のプログラム・データ」とは、上
記以外のたとえば操作者が使用するワードプロセッサや
表計算などのアプリケーションソフトウエアやそれらに
付随するデータが該当する。
【0048】図11は、本実施例における「確認者端
末」のハードブロック図である。「確認者端末」とは、
「使用者端末」からの「使用実績情報」を「確認者」に
伝達し、「確認者」が伝達された処理情報を確認(必要
に応じて修正)するための端末である。同時に「確認
者」の「使用実績情報」に関する判断を「使用者端末」
へ伝達する機能をも有している。
【0049】同図において、MM入出力部、演算部、メ
モリ部、通信部、データベース管理部等の機能について
は前述の図10の使用者端末と同様であるので説明は省
略する。
【0050】同図において、「参照情報データベース」
とは、「確認者端末」が「使用者端末」より取得した
「使用実績情報」および「使用実績修正情報」に関し
て、その判断支援のもとになる「参照情報」を読み込む
ためのデータベースのことである。また「経理部門端
末」で書き込まれた「参照情報」を記憶する機能を有す
る。
【0051】図12は、本実施例の「承認者端末」のハ
ードブロック図である。ここで、「承認者端末」とは、
「使用者端末」および「確認者端末」からの「使用実績
情報」および「使用実績修正情報」を「承認者」に伝達
する端末であり、「承認者」はMM入出力部のディスプ
レイ装置に表示されたこれらの情報とともに、「参照情
報データベース」から取得した「判断支援情報」を表示
させ、この判断支援情報にもとづいて前記使用実績情報
または使用実績修正情報に対して承認を与えこの承認済
み使用実績情報または承認済み使用実績修正情報を「運
用サーバ」へ伝達する。またこれと同時に「承認者」の
判断結果を「使用者端末」ならびに「確認者端末」へも
伝達する機能を有している。
【0052】同図において、「参照情報データベース」
とは、「承認者端末」が「使用者端末」ならびに「確認
者端末」より取得した「使用実績情報」および「使用実
績修正情報」に関して、その判断支援のもとになる「参
照情報」を読み込むためのデータベースのことであり、
「経理部門端末」で書き込まれた「参照情報」を記憶す
る機能をも有している。
【0053】なお、同図においてMM入出力部、演算
部、メモリ部、通信部、データベース管理部等の機能に
ついては前述の図10の使用者端末と同様であるので説
明は省略する。
【0054】図13は、本実施例の「経理部門端末」の
ハードブロック図である。同図において、「経理部門端
末」とは、「承認者端末」から「運用者サーバ」が得た
「承認済み使用実績情報」の中から所定の情報を抽出
(抜き取り)して「経理部門」に伝達するための端末で
あり、また「抜き取り情報」に対する経理部門の判断結
果の入力を受け付けるとともに、これを「確認者端末」
へ返信する機能をも有している。
【0055】「抜き取り情報データベース」とは、「経
理部門端末」が「運用者サーバ」より任意に取得(抜き
取り対象となった)した「承認済み使用実績情報」を記
憶するデータベースであり、また「経理部門端末」で書
き込まれたこの「抜き取り情報」に対する「判断情報」
を記憶する機能を有する。
【0056】なお、同図においてMM入出力部、演算
部、メモリ部、通信部、データベース管理部等の機能に
ついては前述の図10の使用者端末と同様であるので説
明は省略する。
【0057】図14は、本実施例の「運用者サーバ」の
ハードブロック図である。「運用者サーバ」は、システ
ムの処理を実行するためのサーバであり、「承認者端
末」からの「承認済み使用実績情報」を入力値として処
理実行し、その処理結果を「経費支払データ」として外
部の「B/K支払システム」へ出力する機能を有してい
る。「運用者」とはサーバの管理(内部データの管理を
含む)などの必要性によりサーバを操作する者(システ
ム管理者、オペレータ)のことを意味する。
【0058】同図において、「承認済み使用実績情報デ
ータベース」とは、「承認者端末」からの「承認済み使
用実績情報」を記憶しておくデータベースであり、また
「経理部門」のからの「経費処理」要求にもとづいた処
理内容を記憶しておく機能を有する。
【0059】「支払データ書き込み部」とは、前記「B
/K支払システム」から「経費支払情報」を読み込んだ
り、書き込んだりする機能を有する。
【0060】本システムの外部に配置された「B/K支
払システム」は、当該「運用サーバ」内の「支払データ
書き込み部」から「経費支払情報」を抽出して書き込み
を行い、さらにこれをB/Kへ転送する機能を有してい
る。
【0061】なお、同図においてMM入出力部、演算
部、メモリ部、通信部、データベース管理部等の機能に
ついては前述の図10の使用者端末と同様であるので説
明は省略する。
【0062】図15は、使用者端末の機能を説明するた
めの機能ブロック図である。同図に示すように、使用者
端末ではまず経費入力メニューデータベースから経費入
力メニュー(図34のメインメニュー)を読み出して、
これをディスプレイ装置で表示する。この経費メニュー
を示したものが図34である。以下に、このメインメニ
ュー(図34)およびこれから呼び出されるメニュー画
面(図35〜図45)を用いて使用実績の入力時のディ
スプレイ装置1d上での画面遷移を説明する。
【0063】図34に示すように、メインメニューは、
HTML(Hyper Text Mark-up Language)形式で記述さ
れたテキストファイルであり使用者端末の経費入力メニ
ューデータベースに蓄積されている。このファイルをブ
ラウザプログラムで読み込むことに同図に示すような画
面が表示される。同図に示すようにメインメニューは、
フレームにより区画されており、サブ画面(同図左側の
縦長画面)は関連サイトのリンク情報が列挙されてい
る。またメイン画面(同図右側の画面)が入力メニュー
を構成している。
【0064】入力メニューの最上段には「申請」、「お
気に入り」、「過去パターン」のボタン画像が配置さ
れ、マウス等の補助入力装置を用いて画面上のカーソル
(図示せず)がこれらのボタン画像領域内に配置され、
かつ補助入力装置による入力操作(いわゆるマウスクリ
ック)が実行されると、これらのボタン画像に定義され
たリンクが実行される。具体的には「申請」ボタンが指
定された場合には、このメニューで使用者が入力した経
費情報がネットワークを介して確認者端末と承認者端末
とに送信される。「お気に入り」ボタンが指定されたと
きには、図40に示す画面が表示される。この図40
は、当該使用者が過去に入力した経費情報の中から参考
になるもの、たとえばその後も繰り返し使用することが
予想される入力パターン(定期的に購入する消耗品等の
購入時の申請書等がこれに該当する)を任意に指定して
使用実績保管データベースに格納しておいたものを表示
している。また「過去パターン」ボタンを指定した場合
には、図41に示す画面が表示される。この図41は、
当該使用者が過去に入力した経費情報を最新のものから
順番に列挙表示しており、これらのデータも使用実績保
管データベースから読み出されるようになっている。
【0065】経費メニューのメイン画面には、各種申請
書の作成メニューが用意されている。ここで、新規作成
の項目には、「事前申請から新規作成」の選択メニュー
と、「精算支払いから新規作成」の選択メニューがそれ
ぞれ用意されている。前者を選択した場合には、図35
に示す画面が表示され、後者を選択した場合には図36
に示す画面が表示されるようになっている。図35の画
面では、経費の事前申請に関する情報、たとえば申請
者、承認者、部門、件名、目的、備考、品名、金額、支
払先、支払予定日、備考等の入力ボックスが表示され、
それぞれの入力ボックスではプルダウンメニューまたは
直接の文字・数字入力をマウスまたはキーボードから行
わせるようになっている。図36の精算支払いの画面
は、まずキーワードを選択することにより、勘定科目を
自動判定できるようなインターフェース画面となってい
る。ここで、たとえば「英文翻訳料」を選択した場合に
は、これと関連付けられた「業務委託費」等の勘定科目
が判定(図38参照)されるようになっている。
【0066】図37は、前記図36のキーワードだけで
科目特定ができない場合のガイド画面である。このよう
なガイド画面の表示を参照することにより、使用者は入
力しようとしている精算支払いの申請書がどの勘定科目
に該当するかを把握することができる。
【0067】図36および図37を介して最終的に図3
8に示した精算支払い画面へのデータ入力が完了する。
このとき、同図に示すように、支払先が指定された場合
に、ガイダンス情報データベースよりこの支払先に関連
するガイダンス情報(同図では「支払先が個人の場合は
源泉徴収が必要となります」との情報)が表示されるよ
うになっている。
【0068】一方、図34において、「作成済み一覧表
示」の選択メニューが指定された場合には、図39に示
す画面が表示される。この画面は使用実績保管データベ
ースから既に作成された使用実績情報を読み出して種類
別にリスト表示したものであり、「件名」にはリンク情
報(使用実績保管データベース中でそれぞれの使用実績
情報が格納されたアドレス)が設定されており、この件
名を選択することでその使用実績情報の入力完了画面
(たとえば図38)が表示されるようになっている。
【0069】図34のメインメニューの「各種承認依
頼」の項目には、当該使用者が申請を行った申請精算番
号毎に案件が表示されるようになっている。これらの件
名にはリンク情報が設定されており、この件名を指定す
ることにより図42に示す画面が表示される。
【0070】図42は精算支払申請書(使用実績情報)
の詳細情報を表示した画面であり、確認者端末による確
認者の確認処理が完了した場合には、「コメント」欄に
確認者の判断が表示される。
【0071】また、メインメニュー(図34)の最下段
には現場経営項目として「経営分析」の選択メニューが
表示されており、これが指定されると図43に示す画面
が表示される。
【0072】図43の経営分析メニューには、「MG独
算分析」、「MG売上分析」、「MG売上日次分析」、
「MG指標分析」および「MG客先別売上推移」の選択
メニューが用意されている。この中で、「MG独算分
析」が指定されたときには図44に示す画面が表示され
る。また、「MG指標分析」が指定されたときには図4
5に示す画面が表示される。
【0073】なお、以上に説明した各メニュー画面の中
で、図43〜45は確認者端末または承認者端末でのみ
表示可能とし、使用者端末では表示不可としてもよい。
一方、図34〜図42のメニュー画面は確認者端末のみ
ならず使用者端末および承認者端末にも用意されていて
もよいことも勿論である。
【0074】前記で入力された使用実績(経費事前申請
や精算支払い申請等)は、前記使用者端末の使用実績デ
ータベースに蓄積されるとともに、確認者端末と承認者
端末に送信される。
【0075】次に、前記使用実績情報に対して確認者端
末または承認者端末より修正指示の入力がなされると、
使用者端末のCPUは、この修正指示情報をディスプレ
イ装置に表示し(図42参照)、使用者に対して前記使
用実績の修正入力を促す。
【0076】これに対して、使用者がキーボードやマウ
ス等を用いて修正入力を行うと、入力された使用実績修
正情報が確認者端末および経理部門端末に送信される。
なお、ここで入力された使用実績修正情報も使用者端末
が有する使用実績保管データベースに蓄積されるように
なっている。
【0077】図16は、本実施例の確認者端末の機能ブ
ロック図である。前記使用者端末から使用実績情報を受
信すると、確認者端末のCPUは、参照情報データベー
スより参照情報を読み出して前述の使用実績情報ととも
にディスプレイ装置に表示する。
【0078】このように表示された使用実績情報に対し
て、確認者が修正を指示したい場合には、確認者は確認
者端末のキーボードやマウス等の入力を通じて修正指示
情報を入力し(図42参照)、これを使用者端末に返信
する。
【0079】一方、ディスプレイ装置に表示された使用
実績情報に対して承認を与える場合には、当該使用実績
情報を承認者端末に送信する。
【0080】なお、前述の参照情報データベースに蓄積
される参照情報は随時経理部門端末により更新されるよ
うになっている。
【0081】図17は、本実施例の承認者端末の機能ブ
ロック図である。承認者端末のCPUは、使用者端末ま
たは確認者端末で入力された使用実績情報を受信し、参
照情報データベースより読み出した参照情報とともにデ
ィスプレイ装置に表示する。表示された使用実績情報に
対して、承認者が修正を指示したい場合には、確認者は
確認者端末のキーボードやマウス等の入力を通じて修正
指示情報を入力し、これを使用者端末または確認者端末
に返信する。
【0082】一方、使用実績情報に対して承認を与える
場合には、承認済み使用実績情報を運用者サーバに対し
て送信する。
【0083】図18は、本実施例の運用者サーバの機能
ブロック図である。運用者サーバのCPUは、承認者端
末から受信した承認済み使用実績情報を受信すると該情
報を承認済み使用実績情報データベースに蓄積する。
【0084】そしてここに蓄積された承認済み使用実績
情報を一定期間ごとに処理して、経費支払データとし
て、外部の「B/K支払システム」に対して支払処理
(経費処理)を指示する。
【0085】なお、この運用者サーバには、使用者端
末、確認者端末または承認者端末から受信した要望情報
を経理部門端末に送信する機能も有している。
【0086】図19は本実施例の経理部門端末の機能ブ
ロック図である。経理部門端末のキーボードやマウスを
通じて経理部門担当者から抜き取り要求指示が入力され
ると、経理部門端末のCPUは、運用者サーバに対して
承認済み使用実績情報群の中からの情報の抜き取り(抽
出)要求を送信する。
【0087】前記要求に対して運用者サーバより抜き取
り情報が返信されると、これを抜き取り情報データベー
スに蓄積する。そして、この抜き取り情報をディスプレ
イ装置に表示して経理部門担当者が参照可能とする。
【0088】そして表示された抜き取り情報に対して経
理部門担当者が経理部門端末に対して判断情報を入力す
ると、この判断情報は当該抜き取り情報の基礎となる使
用実績情報を入力した確認者端末に対して送信されるよ
うになっている。
【0089】なお、この判断情報は直接確認者端末に送
信するのではなく、図示しないメールサーバ等を介して
電子メールの形式で確認者、承認者または使用者のメー
ルアドレスに対して送信してもよい。
【0090】図20は、本実施例の使用者端末における
処理フロー図である。同図にもとづいて使用者端末にお
ける処理手順を説明する。まず、使用者端末のCPUは
処理プログラムを読み出して、経費計上で必要な情報の
入力依頼があるか否かを判定する。この入力依頼がない
場合には他の処理を行い入力依頼を待つ。
【0091】次に、CPUは、使用実績を記入するため
の帳票メニューを経費入力メニューデータベースより読
み込み、読み込んだ帳票をディスプレイ装置に出力す
る。
【0092】次に、キーボードやマウスより前記帳票の
項目に対しする入力を待つ。ここで、入力がない場合に
は他の処理を実行して再度項目の入力を待つ。
【0093】帳票の項目に対する入力を行う場合には、
過去の使用実績情報を使用実績保管データベースより読
み出してディスプレイ装置に出力する。
【0094】また、帳票の項目入力に際して必要な支援
情報の表示要求があった場合には、ガイダンス情報デー
タベースよりガイダンス情報を読み出し、ディスプレイ
装置上にガイダンスを表示する。
【0095】帳票項目にもとづく入力がなされたときに
は、当該入力データを使用実績情報として使用実績保管
データベースに蓄積する。
【0096】次に、確認者端末または承認者端末より情
報送信要求があったときには、確認者端末のCPUは、
当該要求に応じて使用者ごとの使用実績情報を使用実績
保管データベースより読み出してこの使用実績情報を前
記確認者端末または承認者端末に送信する。
【0097】図21は、使用者端末における修正入力の
処理手順を示している。使用者端末のCPUは、使用実
績修正情報、すなわち入力済み情報に対する修正指示が
あると、受信した修正指示の内容をディスプレイ装置に
表示する。
【0098】そして、修正指示の内容に応じて使用者が
使用者端末に修正情報を入力する。次に、確認端末また
は承認者端末より情報送信の要求があるかいなかをチェ
ックし、修正した使用実績情報を前記各端末に送信す
る。
【0099】次に、確認者端末または経理部門端末より
再度の修正指示を待ち、もし所定時間内に修正指示がな
い場合には処理を完了する。ここで、修正指示があった
場合には、前記端末から受信した修正指示情報をディス
プレイ装置に表示して使用者に対して再修正入力を促
す。そして、使用者端末からの送信指示があると当該再
修正後の使用実績情報を確認者端末または経理部門端末
に送信する。
【0100】図22は、確認者端末の処理フロー図であ
る。同図に示すように確認者端末はまず、使用者端末か
ら使用実績情報が送信されて来るのを待つ。また、使用
実績情報の受信が無い場合には、必要に応じて使用実績
情報を使用者端末より強制受信する。
【0101】次に、参照データベースより参照情報を読
み込みこれを表示する。また、この確認者端末において
確認済情報の入力がなされたときには、承認者端末から
の要求に応じて確認済情報を承認者端末に送信する。ま
た、使用者端末から修正指示情報または修正済情報の送
信要求があったときには、確認者端末は使用者端末に対
してこれらの情報を送信する。
【0102】図23は、確認者端末において参照情報の
入力手順を示すフロー図である。
【0103】同図において、経理部門端末より参照情報
入力の要求があったときには、確認者端末のCPUは、
入力情報を記入するフォーマットを参照情報データベー
スより読み込む。そして、読み込んだフォーマットをデ
ィスプレイ装置に表示し、キーボード等の入力装置から
の入力を待つ。
【0104】そして、確認者からの入力装置を通じた入
力がなされると該入力情報を参照情報データベースに記
憶する。
【0105】図24は、承認者端末の処理フロー図であ
る。承認者端末では、まず使用者端末または確認者端末
からの使用実績情報の送信がなされた後に、承認者端末
上で使用実績情報の受信を待ち、これが入力されると、
参照情報を読み出し、この参照情報を表示する。次に、
この承認者端末により承認済み情報の付与入力がなされ
ると、運用者サーバからの送信依頼を待ってこの承認済
み情報を運用者サーバに送信する。一方、確認者端末ま
たは使用者端末から修正指示情報の送信依頼があると、
修正指示情報を確認者端末または使用者端末に送信す
る。
【0106】図25は、承認者端末において、参照情報
の入力手順を示すフロー図である。同図において、経理
部門端末より参照情報入力の要求があったときには、承
認者端末のCPUは、入力情報を記入するフォーマット
を参照情報データベースより読み込む。そして、読み込
んだフォーマットをディスプレイ装置に表示し、キーボ
ード等の入力装置からの入力を待つ。
【0107】そして、承認者からの入力装置を通じた入
力がなされると該入力情報を参照情報データベースに記
憶する。
【0108】図26は、運用者サーバにおいて承認者端
末との処理手順を示すフロー図である。同図に示すよう
に運用者サーバのCPUは、承認者端末より承認済み使
用実績情報の受信を待ち、これを受信すると承認済み使
用実績情報データベースに記憶する。
【0109】次に、外部より承認済み使用実績情報の経
費処理要求が入力(受信)されると当該承認済み使用実
績情報を外部の経費処理システムに送信する。
【0110】図27は、運用者サーバにおいて経理部門
端末との処理手順を示すフロー図である。同図に示すよ
うに運用者サーバのCPUは、経理部門端末より経費処
理要求の受信を待ち、これを受信すると承認済み使用実
績情報データベースに記憶する。そして、この承認済み
使用実績情報データベースに対して経理部門端末からの
要求があると、当該要求に対応した情報を経理部門端末
に返信する。また、この要求が経費処理要求である場合
には、経理費処理にもとづく処理を実行する。
【0111】図28は、経理部門端末において、抜き取
り要求があった場合の処理フロー図である。経理部門端
末のCPUは、経理部門担当者からの抜き取り指示の入
力を待ち、これを受け取ると、運用者サーバにアクセス
して承認済み使用実績情報群から任意の情報を抜き取る
(抽出する)。そして抜き取った承認済み使用実績情報
を抜き取り情報データベースに記憶する。そして、この
抜き取り情報を経理部門端末上で表示する。
【0112】図29は、経理部門端末において、判断情
報を入力する場合の処理フロー図である。経理部門端末
において、経理部門担当者によって前記抜き取り情報に
対して判断情報の入力があった場合には、当該判断情報
を抜き取り情報データベースに記憶する。
【0113】次に、確認者端末より当該判断情報の送信
要求があった場合には、この判断情報を要求のあった確
認者端末に送信する。
【0114】
【実施例2】図30は本発明の第2実施形態(実施例
2)を示した基本概念図である。本実施例2は、図8の
基本概念に加えて、経理機能から現場の経費承認者に責
任単位ごとの支援を行う点が特徴である。
【0115】すなわち、「経費処理の運用者」が管理す
るデータベースから、専門家である「経理機能」は経理
専門知識である「現場経営支援情報」を取得し、現場の
「経費の承認者」に対し「責任単位ごとの支援」として
フィードバックを行う。
【0116】本実施例によれば、結果として、現場は経
理専門家の知識を有した分身による部門完結の経営が行
われることになり、同時に経理機能からの大幅な経理的
権限委譲がなされる。このことにより、「経理部門」は
経理処理の確認や修正といった支援機能的業務から開放
され、より戦略的な業務へとパワーシフトができるよう
になる。
【0117】図31は本実施例の「経理部門端末」のハ
ードブロック図である。「現場経営支援情報データベー
ス」とは「経理部門端末」が「運用者サーバ」より取得
した任意の「現場経営支援情報」を記憶するデータベー
スであり、また「経理部門端末」で書き込まれた「現場
経営支援情報」に対する「判断情報」を記憶する機能を
有する・
【0118】なお、同図においてMM入出力部、演算
部、メモリ部、通信部、データベース管理部等の機能に
ついては前述の実施例1における図10の使用者端末と
同様であるので説明は省略する。
【0119】図32は本実施例2の経理部門端末の機能
ブロック図であり、図33はこの機能を処理フロー図で
示したものである。同図に示すように、経理部門端末
は、経理部門担当者から現場経営支援情報の要求が入力
されると、これを運用者サーバに通知する。
【0120】運用者サーバは前記要求に対して承認済み
使用実績情報群の中から現場経営における支援情報とな
るべき情報を抽出し、これを経理部門端末に送信する。
【0121】経理部門端末ではこの情報を受信すると、
現場経営支援情報データベースに記憶する。そしてこの
経営支援情報をディスプレイ装置を通じて表示する。
【0122】この経営支援情報を参照した経理部門担当
者が判断情報を入力すると、この判断情報は現場経営支
援情報データベースに記憶されるとともに、承認者端末
に対して送信される。
【0123】このように本実施例2では、経理部門端末
より承認者端末に対して現場経営支援情報を伝えること
ができるため、結果として、現場は経理専門家の知識を
有した分身による部門完結の経営が行われることにな
り、同時に経理機能からの大幅な経理的権限委譲がなさ
れる。このことにより、「経理部門」は経理処理の確認
や修正といった支援機能的業務から開放され、より戦略
的な業務へとパワーシフトができるようになる。
【発明の効果】本発明によれば、経理に関わる業務を現
場で自律的に完結できるように、すなわち「現場経理」
を実現するための経理専門家の分身育成を支援するシス
テムの構築が可能となり、その結果として経理部門が本
来要求されている「管理会計」の分野に注力できるよう
な支援システムを実現することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 企業における従来の組織と自律化後の対比図
【図2】 現場の自律における専門家・分身・使用者の
機能と相互関係を示す図
【図3】 現場の自律における機能と育成の関係図
【図4】 従来の組織での経理の処理系統図
【図5】 従来の経理機能の問題点を示すブロック図で
ある。
【図6】 従来の経理処理から現場経理への移行を示す
説明図(1)
【図7】 従来の経理処理から現場経理への移行を示す
説明図(2)
【図8】 本発明の第一実施形態(実施例1)の基本概
念を示すブロック図
【図9】 本発明の実施例1を示すシステム構成図であ
る。
【図10】 実施例1における「使用者端末」のハード
ブロック図
【図11】 実施例1における「確認者端末」のハード
ブロック図
【図12】 実施例1の「承認者端末」のハードブロッ
ク図
【図13】 実施例1の「経理部門端末」のハードブロ
ック図
【図14】 実施例1の「運用者サーバ」のハードブロ
ック図
【図15】 実施例1の使用者端末の機能を説明するた
めの機能ブロック図
【図16】 実施例1の確認者端末の機能ブロック図
【図17】 実施例1の承認者端末の機能ブロック図
【図18】 実施例1の運用者サーバの機能ブロック図
【図19】 実施例1の経理部門端末の機能ブロック図
【図20】 実施例1の使用者端末における処理フロー
【図21】 実施例1の使用者端末における修正入力の
処理手順を示すフロー図
【図22】 実施例1の確認者端末の処理フロー図
【図23】 実施例1の確認者端末において参照情報の
入力手順を示すフロー図
【図24】 実施例1の承認者端末の処理フロー図
【図25】 実施例1の承認者端末において、参照情報
の入力手順を示すフロー図
【図26】 実施例1の運用者サーバにおいて承認者端
末との処理手順を示すフロー図
【図27】 実施例1の運用者サーバにおいて経理部門
端末との処理手順を示すフロー図
【図28】 実施例1の経理部門端末において、抜き取
り要求があった場合の処理フロー図
【図29】 実施例1の経理部門端末において、判断情
報を入力する場合の処理フロー図
【図30】 本発明の第2実施形態(実施例2)を示し
た基本概念図
【図31】 実施例2の経理部門端末のハードブロック
【図32】 実施例2の経理部門端末の機能ブロック図
【図33】 実施例2の経理部門端末の処理フロー図
【図34】 実施例1の確認端末等に表示される経費入
力メニュー(メインメニュー)の例
【図35】 実施例1の確認端末上で経費申請を事前申
請として作成する場合の画面例
【図36】 実施例1の確認端末上で経費申請を精算支
払申請として作成する場合の画面例
【図37】 実施例1の確認端末上で勘定科目の入力支
援画面例
【図38】 実施例1の確認端末上で精算支払申請書を
作成するための入力画面例
【図39】 実施例1の確認端末上で作成済み申請書の
一覧の表示画面例
【図40】 実施例1の確認端末上でお気に入りの申請
パターンの選択画面例
【図41】 実施例1の確認端末上で過去パターンの選
択画面例
【図42】 実施例1の確認端末上での精算支払申請書
の詳細表示画面例
【図43】 実施例1の確認端末上での経営分析メニュ
ー画面
【図44】 実施例1の確認端末上での独算分析の表示
画面
【図45】 実施例1の確認端末上での指標分析の表示
画面
フロントページの続き (72)発明者 赤松 広一 京都府京都市下京区烏丸通七条下ル東塩小 路町735番地5 オムロンゼネラルサービ ス株式会社内 (72)発明者 清水 孝信 京都府京都市下京区塩小路通堀川東入南不 動堂町801番地 オムロン株式会社内 (72)発明者 阿部 一人 京都府京都市下京区塩小路通堀川東入南不 動堂町801番地 オムロン株式会社内 (72)発明者 林 淳 京都府京都市下京区塩小路通堀川東入南不 動堂町801番地 オムロン株式会社内 (72)発明者 郷原 渉 京都府京都市下京区塩小路通堀川東入南不 動堂町801番地 オムロン株式会社内 (72)発明者 上田 雅生 京都府京都市下京区塩小路通堀川東入南不 動堂町801番地 オムロン株式会社内 (72)発明者 清水 敦 京都府京都市下京区塩小路通堀川東入南不 動堂町801番地 オムロン株式会社内 (72)発明者 関口 智恵子 京都府京都市下京区塩小路通堀川東入南不 動堂町801番地 オムロン株式会社内

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 経費入力を使用実績情報として入力する
    使用者入力手段と、 前記使用者入力手段で入力された使用実績情報に対して
    確認処理または修正指示を出力する確認手段と、 前記使用者入力手段からの使用実績情報と、前記確認手
    段からの確認処理情報とを受信して、前記使用実績情報
    を承認済み使用実績情報として運用手段に出力する承認
    手段とからなる現場経理システム。
  2. 【請求項2】 請求項1において、前記運用手段と接続
    された経理支援手段を備えており、 該経理支援手段は、前記運用手段に蓄積された使用実績
    情報を抽出して該使用実績情報を判定し、該判定結果を
    少なくとも前記確認手段に通知する前記現場経理システ
    ム。
  3. 【請求項3】 入力された使用実績を確認する確認端末
    と、前記使用実績を承認する承認端末と、経理部門に設
    置された経理部門端末と接続された使用者端末であっ
    て、 経費入力を促す画面を表示する手段と、 前記表示に応じて使用実績を入力する手段と、 入力された使用実績を前記確認端末または承認端末に対
    して出力する手段と、 前記確認端末または経理部門端末から受信した修正指示
    情報を表示して修正情報の入力を促す手段と、 入力された修正情報を前記確認手段または経理部門端末
    に送信する手段とからなる使用者端末。
  4. 【請求項4】 使用実績を入力する使用者端末と、前記
    使用実績を承認する承認端末と、経理部門に設置された
    経理部門端末と接続された確認者端末であって、 前記使用者端末で入力された使用実績情報を受信し、こ
    れを前記経理部門端末から受信した参照情報とともに表
    示する手段と、 前記表示された使用実績情報に対して、確認または修正
    指示を受け付ける手段と、 前記で受け付けた確認情報を承認端末に送信する手段
    と、 前記で受け付けた修正指示を前記使用者端末に返信する
    手段とからなる現場経理システムにおける確認端末。
  5. 【請求項5】 使用実績を入力する使用者端末と、前記
    使用実績を確認する確認端末と、運用サーバを介して経
    理部門に設置された経理部門端末と接続された承認端末
    であって、 使用者端末または確認者端末から使用実績情報を受信
    し、これを前記経理部門端末から受信した参照情報とと
    もに表示する手段と、 前記表示された使用実績情報に対して、承認または修正
    指示を受け付ける手段と、 前記で受け付けた承認情報を、前記運用サーバが有する
    承認済み使用実績情報データベースに蓄積させるために
    送信する手段と、 前記で受け付けた修正指示を前記使用者端末または確認
    者端末に返信する手段とからなる現場経理システムにお
    ける確認端末。
  6. 【請求項6】 使用者端末で入力された使用実績を承認
    する承認端末と、経理部門に設置された経理部門端末
    と、外部の経理処理システムと接続された運用サーバで
    あって、 承認端末から受信した使用実績情報を受け付けてこれを
    蓄積する蓄積手段と、 前記蓄積手段から使用実績情報を読み出して経理処理シ
    ステムに経理処理を指示する手段と、 前記経理部門端末からの指示により、所定の使用実績情
    報を経理部門での判定のために前記経理部門端末に送信
    する手段とからなる現場経理システムの運用サーバ。
  7. 【請求項7】 使用者端末で入力された使用実績を確認
    する確認端末と、前記使用実績を蓄積した蓄積情報を備
    えた運用サーバと接続された経理部門端末であって、 前記運用サーバに対していずれかの使用実績の抽出を指
    示する手段と、 前記指示にもとづいて運用サーバから受信した使用実績
    を抜き取り情報として蓄積する手段と、 前記抜き取られた情報に対する判定の入力を受け付ける
    手段と、 受け付けられた判定結果を確認者端末に送信する手段と
    からなる現場経理システムにおける経理部門端末。
  8. 【請求項8】 経理に関わる業務を現場で自律的に完結
    する現場経理を実現するためのシステムであって、 現場に設置され経費入力を使用実績情報として入力する
    使用者入力手段と、 同じく現場に設置され前記使用者入力手段で入力された
    使用実績情報に対して確認処理または修正指示を出力す
    る確認手段と、 同じく現場に設置され前記使用者入力手段からの使用実
    績情報と、前記確認手段からの確認処理情報とを受信し
    て、前記使用実績情報を承認済み使用実績情報として出
    力する承認手段と、 現場外に設置され前記承認済み使用実績情報を蓄積する
    運用手段と、 現場外の経理部門に設置された経理部門端末とからな
    り、 入力された使用実績を、経理分身である確認者と承認者
    に通知し、確認者は修正指示がある場合には使用者にこ
    れを通知し、修正指示のない場合には承認者に通知し、 承認者は承認済みの使用実績情報を運用サーバに通知
    し、経理担当者はこの運用サーバに蓄積された使用実績
    情報を任意に抽出して評価し、この評価結果を前記確認
    者に通知することで経理分身である確認者を支援する現
    場経理システム。
  9. 【請求項9】 経理に関わる業務を現場で自律的に完結
    する現場経理を実現する方法であって、 現場に設置された使用者入力手段で入力された使用実績
    を、経理分身である確認者と承認者に通知し、 確認者は修正指示がある場合には使用者にこれを通知
    し、修正指示のない場合には承認者に通知し、 前記承認者は承認済みの使用実績情報を運用サーバに通
    知し、 経理担当者はこの運用サーバに蓄積された使用実績情報
    を任意に抽出して評価し、 この評価結果を前記確認者に通知することで経理分身で
    ある確認者を支援する現場経理実現方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2005157455A (ja) * 2003-11-20 2005-06-16 Ricoh Co Ltd ワークフローシステム
JP2007509397A (ja) * 2003-10-15 2007-04-12 プライスウォーターハウスクーパーズ エルエルピー 租税又はその他のフォームに関するプランニング情報およびコンサルティング資料、調査、並びに遵守情報を配信するための、インタラクティブかつグラフィカルなインタフェースを備えたシステム
JP2017188081A (ja) * 2016-03-30 2017-10-12 株式会社オービック 支払依頼電子承認装置、支払依頼電子承認方法、および、支払依頼電子承認プログラム

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