JPH05250522A - データ記憶システムのデータ書込方式 - Google Patents

データ記憶システムのデータ書込方式

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JPH05250522A
JPH05250522A JP4049330A JP4933092A JPH05250522A JP H05250522 A JPH05250522 A JP H05250522A JP 4049330 A JP4049330 A JP 4049330A JP 4933092 A JP4933092 A JP 4933092A JP H05250522 A JPH05250522 A JP H05250522A
Authority
JP
Japan
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data
address
area
pointer
writing
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Application number
JP4049330A
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English (en)
Inventor
Yoshito Ishibashi
義人 石橋
Masao Oba
正男 大場
Yuichi Noguchi
祐一 野口
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Tokimec Inc
Original Assignee
Tokimec Inc
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Publication date
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Publication of JPH05250522A publication Critical patent/JPH05250522A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】データ書込エラーやポインタ更新エラーを起し
ても適切に対応してデータ書込の信頼性を向上する。 【構成】メモリ14内に第1データエリア16−1と第
2データエリア16−2の2つを設けると共に、今回の
書込みで第1及び第2データエリア16−1,16−2
のどちらが有効かを示すポインタエリア20を設け、ア
クセス制御手段22はリーダライタ12)でデータ書込
を行う際にポインタエリア20の参照により有効なデー
タエリアを判定して第1及び第2データエリア16−
1,16−2に交互にデータを書込む。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、リーダライタからデー
タキャリアに設けたメモリにデータを書込むデータ記憶
システムのデータ書込方式に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、リーダライターと電磁誘導結合に
より非接触結合でデータの書込み又は読出しができるデ
ータキャリアを用いたデータ記憶システムとしては、例
えば図5のメモリパッケージシステムが知られている
(特開平1−16−24781号等)。
【0003】図5のシステムでは、リーダライタ12の
コイル34a,34bに対しデータキャリア10に設け
たコイル36を近接させた状態で、アクセス制御部22
からのアクセス情報をデータ伝送部32で周波数変調し
て電磁誘導結合によりデータキャリア10のデータ伝送
部38を介してメモリ制御部42に送り、同時にコイル
36の信号を整流回路40で整流して電源電圧Vccを作
り出し、メモリ制御部42はコマンド解析結果に基づい
てメモリ部14に対するリードアクセス又はライトアク
セスを実行する。尚、メモリ制御部42とメモリ部14
はE2 PROM等の不揮発性メモリが使用される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来のデータキャリアのデータ書込方式にあって
は、図6(a)の斜線部に示すように、メモリ部14の
特定アドレスAiを指定して以前に書込んでいたデータ
の上に重ね書きしているため、書込み動作において失敗
が起こると、前のデータが消えてしまい、復旧ができな
いという不具合がある。
【0005】この不具合を解消するため、図6(b)に
示すように、メモリ部14にポインタエリア20と複数
のデータエリア16−1,16−2,・・・16−nを
設け、データ書込毎にポインタエリア20のアドレスを
A1,A2,・・・Anと順次インクリメントしてデー
タエリア16−1〜16−nの順番にデータを書込みを
繰り返すようにした方式が提案されている。
【0006】このデータ書込方式によれば、例えば3番
目のデータエリア16−3の書込中にエラーが起きてデ
ータが消えても、それ以外の前後のエリア16−1,1
6−2及び16−4〜16−nのデータは有効であるこ
とから、被害を最小限に抑えることがてぎる。しかし、
ポインタエリア20の更新中に更新エラーが起こると、
データエリアのアドレスが全く判らなくなり、データエ
リア16−1〜16−nを全て調べてどのポインタアド
レスが適当なのかを判断しなくてはならず、また初期時
にメモリ部14の全エリアのイニシャライズが必要にな
る。
【0007】更にポインタ更新時にリーダライタ12の
有効通信可能距離からデータキャリア10が離れてアク
セスできない状態になると、ポインタエラーによる被害
が大きくなる。例えば、非接触データキャリアを用いた
のプリペイシステムにおいては、ポインタが変わると、
いくつ前のデータを使用するか判らず、また書込エラー
を起こしたポインタエリア20のデータを使用してアク
セスすると、間違ったポインタアドレスを正しい値とし
て誤ったエリアにデータ書込んでしまうという問題点が
あった。
【0008】本発明は、このような従来の問題点に着目
してなされたもので、データ書込エラーやポインタ更新
エラーを起しても適切に対応してデータ書込の信頼性を
向上するようにしたデータ記憶システムのデータ書込方
式を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】図1は本発明の原理説明
図である。まず本発明は、データを記憶するメモリ14
を設けたデータキャリア10と、データキャリア10に
対しデータの書込み及び読出しを行うリーダライタ12
とを備えた非接触データ記憶システムを対象とする。
【0010】このようなデータ記憶システムにつき本発
明のデータ書込方式にあっては、メモリ14内に第1デ
ータエリア16−1と第2データエリア16−2の2つ
を設けると共に、第1及び第2データエリア16−1,
16−2のどちらが有効かを示すアドレス情報をポイン
タエリア20を設け、リーダライタ12でデータ書込を
行う際にポインタエリア20の参照により有効なデータ
エリアを判定して第1及び第2データエリア16−1,
16−2に交互にデータを書込むアクセス制御手段22
を設けたことを特徴とする。
【0011】ここでアクセス制御手段22は、書込時に
まずメモリ14のポインタエリア20のデータを読出し
て第1又は第2データエリア16−1,16−2のアド
レスを認識するポインタ読出部24と、ポインタ読出部
24で第1データエリア16−1のアドレスA1 を認識
した場合には、アドレスA1 に所定値Kを加算して第2
データエリア16−2のアドレスA2 を求め、またポイ
ンタ読出部24で第2データエリア16−2のアドレス
2 を認識した場合には、アドレスA2 から所定値Kを
減算して第1データエリア16−2のアドレスA1 を求
め、このアドレス計算で求めた第1又は第2データエリ
アのアドレスA1 ,A2 を指定して新たなデータを書込
むデータ書込部26と、データ書込部26による書込完
了時にポインタエリア20に今回書込を行ったアドレス
を書込むポインタ更新部28とを設けたことを特徴とす
る。
【0012】さらに、アクセス制御部22はデータ書込
部26によるアドレス計算が第1データエリア16−1
のアドレス算出か第2データエリア16−2のアドレス
算出かを記憶し、ポインタ更新部28による更新エラー
の発生後のデータ書込時には、ポインタエリア20のア
ドレスに関わらず前回記憶したアドレス算出結果に基づ
いて有効なデータエリアを判定することを特徴とする。
【0013】
【作用】このような構成を備えた本発明のデータ記憶シ
ステムのデータ書込方式によれば、2つあるデータエリ
アのいずれかの書込みに失敗しても、ポインタエリアは
前のままで何ら状態が変化しておらず、再度アクセスし
て正しいデータを書込むことができる。
【0014】またポインタを更新する時に失敗しても、
2つのデータエリアのデータが有効に残っており、最新
に書込みが済んだ側のアドレスとするようにポインタエ
リアに再書込することで、正しいポインタアドレスに更
新できる。更に、ポインタのアドレスは2通りしか考え
られないため、ポインタエリアの更新エラーが発生して
も、最初のポインタアドレスが判っていれば、何回目の
ポインタ更新かで正しいポインタアドレスが判り、全て
対応できる。
【0015】更にまた、ポインタ更新中にデータキャリ
アにアクセスできなくなっても、最悪でも1つ前のポイ
ンタアドレスとなっており、エラー発生による被害を最
小限に食い止めることができる。
【0016】
【実施例】図2は本発明の一実施例を示した実施例構成
図である。図2において、10はコインあるいはカード
状に作られた可般自在な非接触型のデータキャリア、1
2はデータキャリア10に対しデータの書込みまたは読
出しを行うリーダライタである。
【0017】リーダライタ12にはアクセス制御手段と
してのMPU22、変調回路44及び復調回路46を備
えたデータ伝送部32、共通コアに巻いた送信コイル3
4aと受信コイル34b、更にホストコンピュータに対
する上位インタフェース48を備える。MPU22によ
るデータキャリア10に対するライトアクセス(書込制
御)はポインタアドレスを判定するためのリードアクセ
ス及びデータを書込むためのライトアクセスの順番で行
う。ポインタアドレスを判定するためのリードアクセス
は、 チップセレクト信号をON リードコマンド0110の発行 アドレス発行 データ受信(複数アドレス分) チップセレクト信号OFF の順番に行われる。またライトアクセスは、 チップセレクト信号をON ライトコマンド0101の発行 アドレス発行 データ送信(複数アドレス分) チップセレクト信号OFF の順番に行われる。
【0018】リーダライタ12のデータ伝送部32に設
けた変調回路44はデータキャリア10に対するコマン
ド、アドレス、データ等の送信データをデータビット
0,1に対応して予め定めた異なる周波数f1,f2で
周波数変調するFSK変調を行って送信コイル34aに
供給する。また、復調回路46としてはデータキャリア
10からの返送データがスペクトラム拡散変調されてい
ることから、これに対応した復調を受信コイル34bか
らの受信信号に対し施し、返送データをビット単位に復
調してMPU22に出力する。
【0019】次にデータキャリア10を説明すると、デ
ータキャリア10には単一のコイル36、コイル36の
送信と受信を切り替える切替スイッチ50、復調回路5
2、切替回路54及び変調回路56を備えたデータ伝送
部38、E2 PROMを用いたメモリ制御部42とメモ
リ部14、および整流回路40が設けられる。メモリ制
御部42にはチップセレクト端子CS、クロック端子C
LK、データ入力端子DI、データ出力端子DOが設け
られる。データ出力端子DOはメモリ制御部42に設け
た3ステートバッファ58の出力が接続され、3ステー
トバッファ58の制御端子に対するデセーブル(dis-en
able)状態でデータ出力端子DOはハイインピーダンス
状態に置かれ、制御端子がイネーブル状態になると3ス
テートバッファ58の入力ビット1,0に応じてデータ
出力端子DOはHレベルまたはLレベルとなる。
【0020】コイル36の送信と受信を切り替える切替
スイッチ50は切替回路54により制御され、次の3つ
のモードで制御される。 スタンバイモード リーダライタ12からアクセスがない状態では受信側a
に切替っている。 リードモード リーダライタ12からリードコマンド0110及びアド
レスを受けると、チップセレクト信号をオフするまで送
信側bに切替わっている。
【0021】ライトモード リーダライタ12からライトコマンド0101、アドレ
ス、書込データを受けると、チップセレクト信号をオフ
するまで受信側aに切替わっている。 データ伝送回路38に設けた復調回路52はコイル36
で受信したリーダライタ12からのFSK変調された受
信信号を復調してチップセレクト信号、クロック信号及
びアクセス信号を復調し、並列的にメモリ制御部42に
出力する。また、変調回路56はメモリ制御42のデー
タ出力端子DOからの信号をHレベルまたはLレベルに
応じてスペクトラム拡散変調してコイル36よりリーダ
ライタ12に送信する。
【0022】このスペクトラム拡散変調としては、例え
ばデータビット1(Hレベル)で所定のワード長のM系
列信号を送信し、データビット0(Lレベル)でM系列
信号の送信を停止すればよい。このようなM系列信号を
使用したスペクトラム拡散変調信号の送信に対しリーダ
ライタ12側に設けた復調回路46には、送信側のM系
列信号と同じ基準M系列信号が設定されており、受信コ
イル34bの受信信号をM系列信号と同じワード長のシ
フトレジスタに順次投入しながら、基準M系列信号との
間でワード単位に積和計算を行って自己相関を求め、自
己相関のピーク値が得られたときにM系列信号の受信と
判別し、データビット1(Hレベル)をMPU22に出
力し、自己相関のピーク値が得られない場合にはデータ
ビット0(Lレベル)をMPU22に各々ビット単位に
出力する。
【0023】更にデータキャリア10には整流回路40
が設けられ、切替スイッチ50を受信側aに切り替えた
状態でコイル36に得られる受信信号を整流して直流電
源電圧Vccを出力し、データキャリア10の各回路部に
対する電源供給を行っている。更に、図2の実施例にあ
っては、メモリ部14内には、第1データエリア16−
1と第2データエリア16−2の2つが設けられ、更に
書込エリアのポインタアドレスを格納したポインタエリ
ア20が設けられる。
【0024】このようなメモリ部14の構成に対応して
リーダライタ12のMPU22にはプログラム制御によ
り実現されるポインタ読出部24、データ書込部26、
ポインタ更新部28およびデータ読出部30としての機
能が設けられる。ポインタ読出部24は書込みに先立っ
てメモリ部14のポインタエリア20のデータを読出し
て第1又は第2データエリア16−1,16−2のアド
レスを認識する。
【0025】またデータ書込部26は、ポインタ読出部
24で第1データエリア16−1のアドレスA1 を認識
した場合には、アドレスA1 に所定値Kを加算し、 A2 =A1 +K として第2データエリアのアドレスA2 を求める。但
し、A1 >A2 とする。またポインタ読出部24で第2
データエリア16−2のアドレスA2 を認識した場合に
は、アドレスA2 から所定値Kを減算し、 A1 =A2 −K としてデータエリアのアドレスA1 を求める。更に、こ
のアドレス計算で求めた第1又は第2データエリアのア
ドレスA1 、A2 を指定して新たなデータ書込みを実行
する。
【0026】ポインタ更新部28は、データ書込部26
による書込完了時にポインタエリア20に今回書込みを
行ったアドレスを書込むポインタ更新を行う。尚、デー
タ読出部30は通常のリードアクセスを実行する。図3
は本発明のデータ書込制御を示したフローチャートであ
る。リーダライタ12のMPU22で例えば上位装置か
らのライトコマンドが受信されると、まず図3のステッ
プS1でポインタ読出部24がメモリ部14のポインタ
エリア20をリードし、ポインタエリア20にそのとき
格納されている第1データエリア16−1のポインタア
ドレスA1 または第2データエリア16−2のポインタ
アドスレA2 を認識する。
【0027】いまリードデータからステップS2で第1
データエリア16−1のアドレスA 1 を判別したとする
と、ステップS3に進んで第2データエリア16−2の
アドレスA2 を定数Kを加算することで算出する。続い
てステップS4で算出したアドレスA2 により第2デー
タエリア16−2を指定してデータの書込みを実行す
る。データ書込みが完了したならば、ステップS5に進
んでポインタ更新部28がステップS4でデータ書込み
が行われた第2データエリア16−2のアドレスA2
書込むポインタ更新を行う。
【0028】次にリーダライタ12のMPU22が上位
装置からのライトコマンドを再度受信したとすると、ス
テップS1でポインタ読出部24がメモリ部14のポイ
ンタエリア20をリードする。このときポインタエリア
20には前回更新した第2データエリア16−2のポイ
ンタアドスレA2 が格納されており、ステップS2でこ
れを判別してステップS6に進む。
【0029】ステップS6では読出した第2データエリ
ア16−2のアドレスA2 から定数Kを減算して第1デ
ータエリア16−1のアドレスA1 を算出する。続いて
ステップS6で算出したアドレスA1 により第1データ
エリア16−1を指定してデータの書込みを実行する。
データ書込みが完了したならば、ステップS8に進んで
ポインタ更新部28がステップS7でデータ書込みが行
われた第1データエリア16−1のアドレスA1 を書込
むポインタ更新を行う。
【0030】以下、ライトコマンドを受信する毎にステ
ップS1,S2,S3〜S5の処理と、ステップS1,
S2,S6〜S8の処理を交互に実行する。さらにステ
ップS3又はS7のアドレス計算が加算か減算かをリー
ダライタ12のMPU22は次の処理サイクルまで認識
しており、ポインタエリア20にエラーが起きても正し
いポインタアドレスを復旧できるようにしている。
【0031】ここでエラー発生時の処理を説明すると次
のようになる。いま第2データエリア16−2に対する
データ書込中に書込エラーが発生したとする。この書込
エラーにより第2データエリア16−2のデータは消え
てしまうが、ポインタエリア20のアドレスおよび第1
データエリア16−1のデータは共に変化せずに正しい
値であり、第2データエリア16−2のデータ書込みを
リトライすることで正しいデータ書込みができる。
【0032】次に第2データエリア16−2のデータ書
込みに成功した後にポインタエリア20にアドレスA2
を書込むポインタ更新時にエラーが発生した場合には、
同様にポイント更アドレスA2 をリトライにより再度書
込めばよい。更に、ポイント更新時にデータキャリア1
0がリーダライタ12から離れ、通信可能距離の外に移
動することでアクセス不能な状態になった場合には、リ
トライによってもポインタ更新ができない。しかし、ポ
インタ更新に失敗するような最悪な状態でも、ポインタ
エリア20のアドレスは1つ前の値であり、正しい値を
容易に推測できるために、ポインタ更新エラーで発生す
る被害を最小限に抑えることができる。
【0033】更に、ポインタアドレスとしてはアドレス
1 とA2 の2通りしか考えられないので、ポインタエ
リア20の書込エラーが発生した場合にも、偶然に正し
い値が書かれてしまうような確率が極めて低く、ポイン
タアドレスの異常をリーダライタ12のMPU22で認
識し、保持している前回のアドレス計算の結果から、減
算であったならば次回のポインタアドレスをアドレスA
1 と推定、また加算であったならば次回のポインタアド
レスをアドレスA2 と推定して、正しいポインタアドレ
スを復元できる。
【0034】図4は本発明の他の実施例を示した実施例
構成図であり、この実施例にあっては、本発明のデータ
書込を実現するポインタ読出部24、データ書込部2
6、およびデータ書込部28の機能をデータキャリア側
に設けたことを特徴とし、それ以外の構成および動作も
図2の実施例と同じである。またリーダライタ12のM
PU22には通常のデータ読出部30とデータ書込部6
0が設けられ、またデータキャリア10のメモリ制御部
42にも通常のデータ読出部62が設けられる。
【0035】
【発明の効果】以上説明してきたように本発明によれ
ば、書込みエラーに対し復旧が行ない易く、またポイン
タ更新エラーの発生時の被害を少なくできる。更にデー
タエリアの対応ポインタが2つと少ないことにから、ポ
インタ更新エラーの発見の確率が高まり、より高いデー
タの信頼性と安全性が保証される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の原理説明図
【図2】本発明の実施例構成図
【図3】本発明の書込制御を示したフローチャート
【図4】本発明の他の実施例を示した実施例構成図
【図5】従来装置の説明図
【図6】従来のデータ書込方式の説明図
【符号の説明】
10:データキャリア 12:リーダライタ 14:メモリ(メモリ部) 16−1:第1データエリア 16−2:第2データエリア 20:ポインタエリア 22:アクセス制御部 24:ポインタ読出部 26:データ書込部 28:ポインタ更新部 30,62:データ読出部 32,38:データ伝送部 34−1,34−2,36:コイル 40:整流回路 42:メモリ制御部 44,56:変調回路 46,56:復調回路 48:上位インタフェース 50:切替スイッチ 54:切替回路 58:3ステートバッファ 60:データ書込部

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】データを記憶するメモリ(14)を設けた
    データキャリア(10)と、該データキャリア(10)
    に対しデータの書込み及び読出しを行うリーダライタ
    (12)とを備えた非接触データ記憶システムに於い
    て、 前記メモリ(14)内に第1データエリア(16−1)
    と第2データエリア(16−2)の2つを設けると共
    に、該第1及び第2データエリア(16−1,16−
    2)のどちらが有効かを示すポインタエリア(20)を
    設け、リーダライタ(12)でデータ書込を行う際に前
    記ポインタエリア(20)の参照により有効なデータエ
    リアを判定して前記第1及び第2データエリア(16−
    1,16−2)に交互にデータを書込むアクセス制御手
    段(22)を設けたことを特徴とするデータ記憶システ
    ムのデータ書込方式。
  2. 【請求項2】請求項1記載のデータ記憶システムのデー
    タ書込方式に於いて、前記アクセス制御手段(22)
    は、 書込時に、まず前記メモリ(14)のポインタエリア
    (20)のデータを読出して前記第1又は第2データエ
    リア(16−1,16−2)のアドレスを認識するポイ
    ンタ読出部(24)と、 該ポインタ読出部(24)で第1データエリア(16−
    1)のアドレス(A1)を認識した場合には、該アドレ
    ス(A1 )に所定値(K)を加算して前記第2データエ
    リアのアドレス(A2 )を求め、また前記ポインタ読出
    部(24)で第2データエリア(16−2)のアドレス
    (A2 )を認識した場合には、該アドレス(A2 )から
    所定値(K)を減算して前記第1データエリアのアドレ
    ス(A1)を求め、該アドレス計算で求めた第1又は第
    2データエリアのアドレス(A1,A2 )を指定して新
    たなデータを書込むデータ書込部(26)と、 該データ書込部(26)による書込完了時に前記ポイン
    タエリア(20)に今回書込みを行ったアドレスを書込
    むポインタ更新部(28)とを設けたことを特徴とする
    データ記憶システムのデータ書込方式。
  3. 【請求項3】請求項2記載のデータ記憶システムのデー
    タ書込方式に於いて、前記アクセス制御部(22)は、
    データ書込部(26)によるアドレス計算が第1データ
    エリア(16−1)のアドレス算出か第2データエリア
    (16−2)のアドレス算出かを記憶し、前記ポインタ
    更新部(28)による更新エラーの発生後のデータ書込
    時には、ポインタエリア(20)のアドレスに関わらず
    前回の記憶したアドレス算出結果に基づいて有効なデー
    タエリアを判定することを特徴とするデータ記憶システ
    ムのデータ書込方式。
JP4049330A 1992-03-06 1992-03-06 データ記憶システムのデータ書込方式 Pending JPH05250522A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4838939A (en) * 1986-12-18 1989-06-13 Nihon Tokushu Toryo Co., Ltd. Composition particularly adapted to damping sheets for vehicles
JP2015026147A (ja) * 2013-07-25 2015-02-05 三菱電機株式会社 Icカード更新装置、icカード、icカード更新システム、及びicカード更新方法

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