JPH05249720A - 高分子アリールアミンシラン化合物及びそれを含有した画像形成部材 - Google Patents

高分子アリールアミンシラン化合物及びそれを含有した画像形成部材

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JPH05249720A
JPH05249720A JP4340348A JP34034892A JPH05249720A JP H05249720 A JPH05249720 A JP H05249720A JP 4340348 A JP4340348 A JP 4340348A JP 34034892 A JP34034892 A JP 34034892A JP H05249720 A JPH05249720 A JP H05249720A
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Abstract

(57)【要約】 【構成】 下記式のポリマーを含む正孔輸送ポリマーを
含有する電荷輸送層を含んでなる電子写真画像形成部
材。 【化1】 (上記式中、Aは第三アリールアミン基であり、Rは置
換されたまたは非置換のアルキル、アルケニルまたはア
リール基であり、R’は置換されたまたは非置換のアル
キル、アルケニルまたはアリール基であり、mは約5〜
約5,000 の整数であり、及びnは1〜6の整数であ
る。) 【効果】 反復性の機械的屈曲によって引き起こされる
亀裂やひび割れに対するより高い抵抗性を示す。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はアリールアミン化合物、
さらには高分子第三アリールアミン化合物及びそのよう
な高分子第三アリールアミン化合物を使用した電子写真
画像形成部材及び電子写真画像形成法に関する。
【0002】
【従来技術】電子写真の技術分野において、導電性層上
に光導電性絶縁層を含む電子写真版は、先ず最初に該光
導電性絶縁層の表面を均一に静電的に帯電することによ
って像形成される。この版はその後、光導電性絶縁層の
照射領域のように活性電磁線のパターンに暴露される。
版は露光され、光は光導電性絶縁層の照射領域では電荷
を選択的に散らし、非照射領域に静電潜像を残す。この
静電潜像がその後に、光導電性絶縁層の表面上に微分割
された検電顕像性トナー粒子を堆積することによって現
像されて可視像を形成する。得られた可視トナー像が例
えば紙のような適当な受像部材に転写され得る。この画
像形成法は再使用できる光導電性絶縁層で何回も繰り返
されてもよい。より進んで、より高速な電子写真コピー
機、複写機及びプリンターが開発され、繰り返し中に像
品質の低下に遭遇する。さらに、高速で操業する複雑で
高性能の複写及び印刷システムが狭い作業限界を含む厳
しい要求を感光体にかけている。例えば、多くの近代的
な光導電性画像形成部材中で見出される多数の層は高度
に可撓性で隣接する層によく接着し、かつ狭い作業限界
の中で予測のつく電気的特性を示して何千回もの繰り返
しにわたって優れたトナー像を提供しなければならな
い。また、非常に制限された空間に圧縮された感光体ベ
ルトシステムに小さな直径の支持ローラーを採用する小
型の画像形成機において、長期にわたって可撓性のある
感光体への強い昨今の要求がある。小さな直径の支持ロ
ーラーはまた、トナー像の転写後にコピー紙のビーム強
度を利用して感光体の表面からコピー紙シートを自動的
に除去する簡単で信頼性のあるコピー紙はぎ取りシステ
ム(stripping systems)にとって、高度に望ましい。し
かしながら、例えば直径が約0.75インチ(19mm)未満の小
さな直径のローラーは、感光体における機械的性能の基
準の限界を、自然発生的な感光体ベルトの材料欠陥が可
撓性ベルト感光体にとって頻繁な出来事となるといった
高いレベルに上げる。
【0003】電子写真画像形成システムの中でベルトと
して使用される多層感光体の1つの型は、基体、導電
層、電荷ブロッキング層、電荷発生層及び電荷輸送層を
含む。その電荷輸送層はしばしば重合体フィルム形成性
バインダー中に分散または溶解された活性小分子を含
む。一般に、輸送層中の重合体フィルム形成性バインダ
ーはそれ自身は電気的に不活性であり、該活性小分子を
含んでいるときに電気的に活性となる。“電気的に活
性”という表現は、その材料が電荷発生層の材料からの
正孔(hole)か、または電子光生成された電荷キャリヤー
のどちらかの注入を支持することができて、この活性層
上の表面電荷を放電するために該電気的な活性層全体を
通してこれらの電荷キャリヤーの輸送を許すことができ
ることを意味する。その多層型の感光体はまた、例えば
アンチ−カールバッキング層、接着剤層、及び保護被覆
層のような付加的な層を含んでもよい。
【0004】米国特許第4,818,650 号は、高分子アミン
化合物を含む静電的画像形成部材を開示している。その
特許はシロキサン結合によって連結した高分子アミン化
合物を開示していない。米国特許第4,725,518 号は芳香
族アミン化合物を含む電荷輸送層を開示している。その
特許はシロキサン結合によって連結した高分子アミン化
合物を開示していない。米国特許第4,806,444 号は-O-C
0-0-基によって連結した高分子アミン化合物を含む静電
的画像形成部材を開示している。この特許はシロキサン
結合によって連結した高分子アミン化合物を開示してい
ない。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】従って本発明の目的
は、上記の欠点の少なくとも幾つかを克服する改良され
た高分子第三アリールアミン化合物または該高分子化合
物を含む光応答性部材を提供することである。本発明の
さらに別の目的は、反復性の機械的屈曲によって引き起
こされる亀裂やひび割れに対するより高い抵抗性を示
す、改良された電子写真画像形成部材を提供することで
ある。本発明のさらに別の目的は、成分の結晶化を解消
する光導電性画像形成部材を提供することである。本発
明のさらなる目的は、繰り返し中に安定な電気特性を保
持する電子写真画像形成部材を提供することである。本
発明のまた別の目的は、ブレードクリーニングデバイス
にさらされた時に磨耗に耐える、改良された電子写真部
材を提供することである。本発明のさらなる目的は、機
械的クリーニングの後に蓄積する残留トナーに抵抗性を
示す、改良された電子写真画像形成部材を提供すること
である。
【0006】
【課題を解決するための手段】前述の目的の幾つか及び
他の目的は、下記式で表される高分子アリールアミンシ
ロキサン化合物を提供することにより本発明で達成され
る。
【0007】
【化2】
【0008】上記式中、Aは第三アリールアミン基であ
り、Rは置換されたまたは非置換のアルキル、アルケニ
ルまたはアリール基であり、R’は置換されたまたは非
置換のアルキル、アルケニルまたはアリール基であり、
mは約5〜5,000 の整数であり、及びnは1〜6(好ま
しくは1〜3)の整数である。この第三アリールアミン
基はポリマーを形成する反応において使用される前駆体
第三アリールアミン化合物から誘導され、及びその残基
である。本発明の好ましい化合物は下記式のものであ
る。
【0009】
【化3】
【0010】上記式中、R、R’、m及びnは上記と同
義である。本発明の他のこのような化合物は同様の式を
有するが、そのような化合物を作るためのN,N'- ジフェ
ニル-N,N'-ビス(3- ヒドロキシフェニル)-(1,1'-ビフェ
ニル)-4,4'- ジアミン以外のアリールアミンの使用から
生じる第三アリールアミン基上の置換を有する。前記の
目的の幾つか及び他の目的はまた、本発明により例えば
N,N'- ジフェニル-N,N'-ビス(3- ヒドロキシフェニル)-
(1,1'-ビフェニル)-4,4'- ジアミンなどの第三アリール
アミンと下記一般式のシランとの反応によって形成され
る高分子アリールアミンシロキサン化合物を提供するこ
とによって達成される。
【0011】
【化4】
【0012】上記式中、Rは置換されたまたは非置換の
アルキル、アルケニルたはアリール基であり、R’は置
換されたまたは非置換のアルキル、アルケニルまたはア
リール基であり、及びnは1〜6の整数(好ましくは1
〜3)である。この式の2またはそれ以上のシランの混
合物がまた、アリールアミン化合物と反応させられて、
本発明の化合物を形成してもよい。そのアリールアミン
化合物とシランはまた、例えばビフェノールなどのよう
な追加の芳香族モノマーの存在下で反応させることもで
きる。本発明の高分子アリールアミンシロキサンは、基
体、電荷発生層、及び正孔輸送層を含む電子写真画像形
成部材に使用されて、この部材では少なくとも電荷発生
層または正孔輸送層が上記の高分子アリールアミンシロ
キサンを含む。本発明の光導電性画像形成部材は、電気
的に導電性である表面を有する基体を提供し、該基体上
に電荷発生層を適用し、及び該電荷発生層上に電荷輸送
層を適用することによって調製されてもよい。適当な基
体及び電荷発生層は当業者にとっては公知である。適当
な基体及び電荷発生層の詳細な例は米国特許第4,818,65
0 号に開示されていて、この特許の全体の開示は本明細
書中に参照として織り込まれている。電荷ブロッキング
層がまた基体と電荷発生層の間に使用されてもよい。適
当なブロッキング層の詳細な例は米国特許第4,818,650
号に開示されていて、この特許の全体の開示は本明細書
中に参照として織り込まれている。
【0013】基体層及びブロッキング層の厚さは経済的
要素を含む多数の要素に依存する。当業者にはこれらの
層の厚さの許容される範囲は周知であろう。基体層の望
ましい厚さのさらに詳細な例はまた、米国特許第4,818,
650 号に開示されていて、この特許の全体の開示は本明
細書中に参照として織り込まれている。ブロッキング層
の望ましい厚さのさらに詳細な例はまた、米国特許第4,
818,650 号、米国特許第4,291,110 号、米国特許第4,33
8,387 号、米国特許第4,286,033 号に開示されていて、
各特許の全体の開示は本明細書中に参照として織り込ま
れている。適当な光生成層のいずれをもブロッキング層
に適用してよく、その後に電荷輸送層で被覆されること
も可能である。当業者はその層を米国特許第4,818,650
号に詳述されているように被覆することもできる。光生
成層の例は、米国特許第4,818,650 号に記載されている
ようなアモルファスセレン、三方晶系セレン、及びセレ
ン合金といった無機光導電性粒子を含む。光生成組成物
または顔料が不活性または活性バインダー樹脂中に使用
されてもよい。典型的な不活性バインダー樹脂はポリカ
ーボネート、ポリエステル、ポリウレタン、ポリスチレ
ン、ポリスルホン、ポリアミド、ポリエーテルスルホ
ン、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリブタジエン、
ポリアリールスルホン、ポリアリールエーテル、ポリフ
ェニレンスルフィド及び米国特許第3,121,006 号に記載
されたその他のものを含み、この特許の全体の開示は本
明細書中に参照として織り込まれている。最も一般的な
活性輸送樹脂はポリビニルカルバゾールである。
【0014】光生成組成物または顔料は樹脂バインダー
組成物中に多様な量で存在してもよいが、一般的には、
約5容量%〜約90容量%の光生成顔料が約10容量%〜約
95容量%の樹脂バインダー中に分散され、好ましくは約
20容量%〜約30容量%の光生成顔料が約70容量%〜約80
容量%の樹脂バインダー組成物中に分散される。1実施
態様では、約8容量%の光生成顔料が約92容量%の樹脂
バインダー組成物中に分散される。光生成層が樹脂バイ
ンダーを含まない実施態様においては、光生成層はいず
れかの適当な、公知の均質な光生成材料を含んでもよ
い。典型的な均質光生成材料はアモルファスセレン、例
えばセレン−テルル、セレン−テルル−砒素から選ばれ
るセレン合金、及び砒化セレンといった無機光導電性化
合物、及びクロロインジウムフタロシアニン、クロロア
ルミニウムフタロシアニン、バナジルフタロシアニンな
どのような有機材料を含む。光導電性組成物及び/また
は顔料及び樹脂バインダー材料を含有する光生成層は、
一般的にその厚さにおいて約0.1 μm 〜約5.0 μm の範
囲であり、好ましくは約0.3 μm 〜約3μm の厚さを有
する。光生成層の厚さはバインダー含量に関係してい
る。より高いバインダー含量の組成物は一般的に、光生
成のためにより厚い層を要する。これらの範囲外の厚さ
も、本発明の目的が達成される限り選択することが可能
である。
【0015】活性電荷輸送層は、電荷発生層からの光生
成された正孔の注入を支持することができ、且つこれら
の正孔の輸送を輸送層全体をとおして行わせて表面電荷
を選択的に放電することができる本発明の高分子アリー
ルアミンを含む。光生成層が導電性層と活性電荷輸送層
の間に挟まれている時、その輸送層は正孔を輸送するの
みならず、導電性層を摩耗または化学的攻撃から保護す
る役目を果たし、よって電子写真画像形成部材の操業寿
命を延長する。電荷輸送層はゼログラフィーに有用な波
長の光(例えば、4000Å〜9000Å) にさらされた時に、
あったとしても無視できるくらいの放電を示すべきであ
る。従って、電荷輸送層は光導電体が使用される領域の
放射に対して実質的に透明である。よって、活性電荷輸
送層は発生層からの光生成された正孔の注入を支持する
実質的な非光導電性材料である。活性輸送層は通常、露
光がその活性層全体をとおして実施されるとき透明であ
って、効率のよい光生成のために入射線の殆どが下にあ
る電荷キャリア発生層によって使用されることを確実に
する。透明な基体とともに使用される時、像露光が該基
体全体をとおして通過するすべての光で、該基体全体を
とおして成されてもよい。この場合、活性輸送材料は使
用する波長領域において透過性である必要はない。本発
明における発生層に隣接した電荷輸送層は、電荷輸送層
上に置かれた静電的電荷が照射の不在下では導電されな
い程度に絶縁体である材料である。
【0016】輸送層中に使用される不活性バインダー中
の正孔輸送性小分子を含む輸送材料の一部または全部
が、高分子アリールアミンフィルム形成性材料を包含す
る上述の本発明の活性材料によって置き換えられてもよ
い。いずれの高分子アリールアミン分子もNO2 基、CN
基、>C=Oなどのような電子吸引性置換基を持たないべき
である。正孔輸送性小分子−不活性樹脂バインダー組成
物は全体的に、本発明の高分子アリールアミン化合物の
100%で置き換えられてもよい。任意の適当な溶剤が使用
されて輸送層材料をその下の層に適用してもよい。典型
的な溶剤は塩化メチレン、トルエン、テトラヒドロフラ
ン等を含む。トルエン溶剤は、すべての成分の適切な溶
解のために電荷輸送層塗料混合物の特に望ましい成分で
ある。任意の適当な及び慣用の技術が使用されて、電荷
輸送層塗料混合物を混合し、その後にそれを下にある
層、例えば電荷発生層に適用してよい。典型的な適用技
術はスプレー、浸漬被覆、ロール塗布、線巻ロッド被覆
などを含む。堆積されたコーティングの乾燥はオーブン
乾燥、赤外線照射乾燥、風乾などのような任意の適当な
慣用の技術によって実施されてもよい。
【0017】一般に、正孔輸送層の厚さは約5〜100 μ
m であり、この範囲外の厚さもまた使用されうる。正孔
輸送層は、その正孔輸送層に置かれた静電的電荷が照射
の不在下ではその上に静電潜像の形成及び保持を防ぐの
に充分なくらいに導電されない程度に、絶縁体であるべ
きである。一般的には、正孔輸送層と電荷発生層の厚さ
の比は、好ましくは約2:1〜200:1に維持されて、幾
つかの例では400:1ほどの比である。任意に、電気的に
活性な被覆層がまた使用されて耐磨耗性を改良してもよ
い。幾つかの例においては、裏面コーティングが感光体
と反対の側に適用されて平面性及び/または耐磨耗性を
提供してもよい。これらの裏面コーティング層は電気的
に絶縁性かまたはわずかに半導体である有機ポリマーま
たは無機ポリマーを含んでもよい。
【0018】少なくとも発生層または輸送層として、電
気的に活性な高分子アリールアミンを含む本発明の電子
写真部材は、活性電磁線への像露光の前に帯電を利用す
る任意の適当な及び従来の電子写真画像形成法に使用さ
れてもよい。慣用の正現像法または反転現像法が使用さ
れて、本発明の電子写真画像形成部材の画像形成表面上
にマーキング材料の像を形成してもよい。このように、
適当な電気的バイアスを適用し、適性な極性の電荷を有
するトナーを選択することによって、本発明の電子写真
部材の画像形成表面上の負帯電領域または放電領域にト
ナー像を形成することができる。さらに詳しくは、正現
像においては、1つの極性の帯電トナー粒子は画像形成
表面の反対に帯電した静電領域に引きつけられ、反転現
像においては、帯電トナー粒子は画像形成表面の放電領
域に引きつけられる。本発明の輸送層が光生成像及び導
電性表面の間に挟まれているとき、正極性の電荷が活性
電磁線への像露光の前に通常適用される。本発明の光生
成層が輸送層と導電性表面の間に挟まれているとき、負
極性の電荷が活性電磁線への像露光の前に通常適用され
る。本発明の電子写真部材は、該ポリアリールアミン化
合物が正孔輸送層の100 %を構成するときに、繰り返し
中に亀裂、クレージングに対するより大きい抵抗性を示
し、結晶化あるいは相分離しない。本発明はここで、具
体的な好ましい実施態様に関して詳細に記載され、これ
らの例は説明のみを意図するものであり、本発明がここ
に挙げられる材料、条件、プロセスパラメータ等に限定
されることを意味するものでははいことが理解される。
すべての部及び%は特に明記しない限り重量に基づく。
【0019】本発明はその具体的な好ましい実施態様に
関して詳細に説明され、これらの例は説明のみを意図す
るものであり、本発明がここに挙げられる材料、条件、
プロセスパラメータ等に限定されることを意味するもの
でははいことが理解される。本発明の好ましい高分子ア
リールアミンは約20,000〜200,000 、より好ましくは約
60,000〜180,000 の分子量を有する。最も好ましい分子
量は、感光体のために選択された溶剤中における該ポリ
マーの溶解性と所定の重量での溶液粘度によって決定さ
れる。本発明を実施する際に、有用である典型的なヒド
ロキシ第三アリールアミン化合物としては、N,N'- ジフ
ェニル-N,N'-ビス(3- ヒドロキシフェニル)-[1,1'-ビフ
ェニル]-4,4'ジアミン;N,N'-ビス(4- ヒドロキシフェニ
ル)-m-トルイジン; ビス-N-(3-ヒドロキシフェニル)-N-
フェニル-4- アミノフェニル)-メタン; ビス(N-(4-ヒド
ロキシフェニル)-N-フェニル)-4-アミノフェニル- イソ
プロピリデン;N,N'-ジフェニル-N,N'-ビス(3- ヒドロキ
シフェニル)-[1,1'-テルフェニル]-4,4'ジアミン;9- エ
チル-3,6- ビス[N- フェニル-N-3(3- ヒドロキシフェニ
ル)-アミノカルビアゾール;1,4- ビス(N- フェニル-N-
(3-ヒドロキシフェニル) フェニレンジアミン等が含ま
れる。N,N'- ジフェニル-N,N'-ビス(3- ヒドロキシフェ
ニル)-(1,1'-ビフェニル)-4,4'ジアミンが特に好まし
い。他のアリールアミン化合物としては米国特許第4,80
6,443 号、米国特許第4,806,444 号及び米国特許第4,81
8,650 号に開示されたものが挙げられ、これらの開示は
本明細書中に参照として織り込まれている。
【0020】代表的なヒドロキシアリールアミン化合物
はアルコキシアリールアミンを加水分解することによっ
て製造されてもよい。アルコキシアリールアミンの典型
的な製造方法はStolka等の米国特許第4,588,666 号の実
施例1に開示されていて、この特許の全体の開示は本明
細書中に参照として織り込まれている。米国特許第4,58
8,666 号中の実施例1の操作によって、N,N'- ジフェニ
ル-N,N'-ビス(3- ヒドロキシフェニル)-[1,1'-ビフェニ
ル]-4,4'- ジアミンがヨードアニソールから合成され
て、m.p.120 ℃-125℃で90% の収率を達成することがで
きる。N,N'- ジフェニル-N,N'-ビス(3- ヒドロキシフェ
ニル)-[1,1'-ビフェニル]-4,4'- ジアミンは、137.5gの
N,N'- ジフェニル-N,N'-ビス(3- メトキシフェニル)-
[1,1'-ビフェニル]-4,4'ジアミン(0.25 モル) 、223.5g
の無水沃化ナトリウム(1.5モル) 及び500ml の温スルホ
ラン(蒸留されている) を機械的攪拌機及びアルゴンガ
スの入口を備えた2リットルの3つ首丸底フラスコに入
れることによって、例えばN,N'- ジ(3- メトキシフェニ
ル)-N,N'- ジフェニル-[1,1'- ビフェニル]-4,4'ジアミ
ンから製造される。フラスコの内容物は120 ℃まで加熱
され、それから60〜75℃まで冷却される。5mlの脱イオ
ン水を滴下し、次いで190.5ml のトリメチルクロロシラ
ン(1.5モル) を滴下する。その内容物を60〜75℃で6時
間加熱する。反応が完了したらHPLC分析を使用して
測定する。
【0021】フラスコの内容物を、1.5 リットルの脱イ
オン水を含む3リットルのエルレンマイヤーフラスコに
注ぎ入れる。水層をデカンテーションし、黒ずんだ油性
残留物を500ml のメタノールに取る。そのメタノール溶
液を2×400ml のヘキサンで抽出し、ヘキサメチルジシ
ロキサン副産物を除く。そのメタノール溶液をロート蒸
発させて溶剤を除く。その残留物を500ml のアセトンに
取って、その後1.5 リットルの脱イオン水に沈澱させ
る。オフホワイトの固形物を濾過し、脱イオン水で洗浄
し、真空で乾燥させた。粗製N,N'- ジフェニル-N,N'-ビ
ス(3- ヒドロキシフェニル)-[1,1'-ビフェニル]-4,4'-
ジアミンを電磁攪拌機及び1リットルのトルエンを含む
2リットルの丸底フラスコに入れる。50g のフロリシル
(Florisil:フロリジン(Floridin)社の登録商標) をその
フラスコに添加し2時間攪拌する。黒いフロリシル(登
録商標)を濾過して除くと、淡黄色のトルエン溶液が残
る。そのトルエンをロート蒸発させて淡黄色の粘稠な油
を得た。その油性生成物を400ml のアセトンに溶解し、
その後400ml のヘプタンで希釈して結晶化させた。その
無色の結晶を濾過した。濾液からアセトンをロート蒸発
させることによって追加の生成物を得る。
【0022】好ましいシランは、ジメチルジクロロシラ
ン、ジエチルジクロロシラン、メチルビニル- ジクロロ
シラン、1,1,4,4-テトラメチル-1,4- ジクロロジシルエ
チレン、1,2-ジクロロテトラメチルジシロキサン、メチ
ルトリクロロシラン、フェニルメチルジクロロシラン、
1,7-ジクロロオクタメチルテトラシロキサン、1,5-ジク
ロロヘキサメチルトリシロキサン等を含む。有機アミン
がこの反応に使用されてもよい。典型的な材料はアミン
ハロゲン受容体を含み、ピリジンが一般的に好ましい。
【0023】
【例1】 N,N'- ジフェニル-N,N'-ビス(3- ヒドロキシフェニル)-
(1,1'-ビフェニル)-4,4'- ジアミン及びジメチルジクロ
ロシランを使用した輸送ポリマーの製造 500ml の三つ首モルトンフラスコ、機械攪拌機、サーモ
メータ、水コンデンサー、滴下ビュレット及び電気加熱
マントルを使用して反応容器を組み立てた。この反応容
器に10.4g のN,N'- ジフェニル-N,N'-ビス(3- ヒドロキ
シフェニル)-(1,1'-ビフェニル)-4,4'- ジアミン(0.02
モル) 、50ccの乾燥トルエン、及び5.0gの乾燥ピリジン
を仕込んだ。供給物は2.8gの(CH3)2SiCl2(0.022 モル)
及び7ccの乾燥トルエンを含んでいた。外部加熱及び激
しい攪拌を使用して、容器の内容物を約50〜60℃に加熱
した。58℃で供給物をゆっくりと約10分間にわたって滴
下添加した。この供給物の添加後は外部加熱を使用しな
かった。なぜならば発熱反応が約62℃の温度を持続した
からである。この供給物の添加が終了した後、反応混合
物を約60℃で約15分間外部から加熱した。反応容器の内
容物が30℃に達したら、100cc の水と100cc のトルエン
を添加して混合物をよく攪拌した。その反応容器の内容
物をその後分液ロートに移し、そこで底の水層を除去し
た。次いで、100cc の2%HCl/H2O をロートに添加し、
その内容をよく振盪した。その水層を除去し、この工程
を繰り返した。次いで、100cc のNaHCO3/H2Oを添加し、
その内容物を攪拌した。水層を除去してこの工程を繰り
返した。内容物を1回に100cc の水で2回洗浄した。溶
剤/ポリマー層を次いで取り出しNa2SO4で乾燥し、濾過
した。収量:10.0g
【0024】
【例2】 N,N'- ジフェニル-N,N'-ビス(3- ヒドロキシフェニル)-
(1,1'-ビフェニル)-4,4'- ジアミン、ビス−フェノール
A及びジメチルジクロロシランを使用した輸送ポリマー
の製造 反応容器を例1のように組み立てた。その反応容器に8.
0gの乾燥Et3N、6.2gのN,N'- ジフェニル-N,N'-ビス(3-
ヒドロキシフェニル)-(1,1'-ビフェニル)-4,4'ジアミン
(0.012モル) 、50ccの乾燥トルエン、及び1.8gのビス-
フェノールA(約0.008 モル) を仕込んだ。供給物は2.
8gの(CH3)2SiCl2(0.022 モル) 及び7ccの乾燥トルエン
を含んだ。外部加熱及び激しい攪拌を使用して、容器の
内容物を約60℃に加熱した。55℃で供給物をゆっくりと
約50分間にわたって滴下添加した。この供給物の添加が
終了した後に、反応混合物を約15〜20分間、約50〜60℃
で外部から加熱した。その内容物を中性のpHになるまで
例1のように洗浄した。内容物を次いでNa2SO4で乾燥し
濾過した。濾過後に得られたポリマー溶液を再び容器内
へ仕込み、1.0gの(CH3)2SiCl2 を1時間にわたって添加
した。その内容物を冷却し分液ロートに移し、そこで内
容物を1回に100cc の水で3回洗浄し、分離し、Na2SO4
で乾燥し濾過した。その濾過された生成物を次いでメタ
ノール中に析出させ、濾過した。その固形物を真空で一
夜50℃で乾燥した。収量:5.5g
【0025】
【例3】 N,N'- ジフェニル-N,N'-ビス(3- ヒドロキシフェニル)-
(1,1'-ビフェニル)-4,4'- ジアミン、1,5-ジクロロヘキ
サメチルトリシロキサン及びジメチルジクロロシランを
使用した輸送ポリマーの製造 反応容器を例1のように組み立てた。その反応容器に1
0.4g のN,N'- ジフェニル-N,N'-ビス(3- ヒドロキシフ
ェニル)-(1,1'-ビフェニル)-4,4'- ジアミン(0.02 モ
ル) 、50ccの乾燥トルエン、及び5.0gの乾燥ピリジンを
仕込んだ。第1の供給物は1.1gの1,5-ジクロロヘキサメ
チルトリシロキサン(約0.004 モル) 及び2.0gの乾燥ト
ルエンを含んだ。第2の供給物は2.3gの(CH3)2SiCl2(0.
018 モル) 及び7.0gの乾燥トルエンを含んだ。外部加熱
及び激しい攪拌を使用して、容器の内容物を約75℃に加
熱した。75℃で第1の供給物をゆっくりと約10分間にわ
たって滴下添加した。この第1の供給物の添加が終了し
た後に、反応混合物を約15分間、約74℃で外部から加熱
した。その反応を次いで60℃に冷却して、第2の供給物
を滴下した。この第2の供給物の添加が終了した後、反
応混合物を約15分間約60℃で外部から加熱した。この反
応を室温まで冷却し、そこで内容物を1500mlのMeOHに沈
澱させた。ひも状の弾性沈澱物が形成し、粗ガラスフリ
ットを通して濾過した。その濾液をMeOHとn-ヘキサンで
洗浄した。固形物を次いで45〜50℃で16時間乾燥した。
得られた固形物はわずかに濁っていた。乾燥した固形物
を次いで75ccの乾燥トルエン中に再び溶解した。セライ
トフィルター助剤を添加し、その溶液を粗ガラスフリッ
トを通して真空濾過した。その濾液を1500mlのn-ヘプタ
ンに沈澱させた。得られたポリマーケークをMeOHで洗浄
し、50℃で3時間真空乾燥した。得られた固形物は透明
であった。収量:9.5g。分子量データ: MN =38,323 、
W =115,971、disp.=3.03。
【0026】
【例4】 N,N'- ジフェニル-N,N'-ビス(3- ヒドロキシフェニル)-
(1,1'-ビフェニル)-4,4'- ジアミン、ビス−フェノール
A、1,5-ジクロロヘキサメチルトリシロキサン及びジメ
チルジクロロシランを使用した輸送ポリマーの製造 反応容器を例1のように組み立てた。その反応容器に8.
3gのN,N'- ジフェニル-N,N'-ビス(3- ヒドロキシフェニ
ル)-(1,1'-ビフェニル)-4,4'- ジアミン(0.016モル) 、
0.9gのビスフェノールA(BPA)(0.004モル) 、50ccの乾燥
トルエン、及び5.0gの乾燥ピリジンを仕込んだ。第1の
供給物は1.4gの1,5-ジクロロヘキサメチルトリシロキサ
ン(約0.005 モル) 及び2.0gの乾燥トルエンを含んだ。
第2の供給物は2.2gの(CH3)2SiCl2(0.017 モル) 及び7.
0gの乾燥トルエンを含んだ。外部加熱及び激しい攪拌を
使用して、容器の内容物を約75℃に加熱した。75℃で第
1の供給物をゆっくりと約10分間にわたって滴下添加し
た。この第1の供給物の添加が終了した後に、反応混合
物を約15分間、約75℃で外部から加熱した。その反応を
次いで65℃に冷却して、第2の供給物を滴下した。20分
後、この第2の供給物の添加が終了し、反応混合物を約
15分間約65℃で外部から加熱した。この反応を室温まで
冷却し、そこで内容物を粗ガラスフリットを通して真空
濾過した。その濾液を1000ccのヘプタンに沈澱させて、
1時間攪拌した。その溶液を粗ガラスフリットを通して
濾過し、固形物を50℃で3時間真空乾燥した。収量:9.
2g。分子量データ: MN =21,339 、MW =45,140 、dis
p.=2.12。
【0027】
【例5】 N,N'- ジフェニル-N,N'-ビス(3- ヒドロキシフェニル)-
(1,1'-ビフェニル)-4,4'- ジアミン、ジメチルジクロロ
シラン及びメチルトリクロロシランを使用した輸送ポリ
マーの製造 反応容器を例1のように組み立てた。その反応容器に1
0.4g のN,N'- ジフェニル-N,N'-ビス(3- ヒドロキシフ
ェニル)-(1,1'-ビフェニル)-4,4'- ジアミン(0.02 モ
ル) 、50ccの乾燥トルエン、及び5.0gの乾燥ピリジンを
仕込んだ。第1の供給物は2.8gの(CH3)2SiCl2 及び7.0g
の乾燥トルエンを含む。第2の供給物は1.0gの乾燥トル
エン中に0.05g のCH3SiCl3を含む。容器の内容を溶解す
るまで室温で攪拌した。激しく攪拌しながら供給物を添
加した。供給物の添加が終了した後、反応混合物は発熱
性であるため34℃まで上昇した。その反応混合物を次い
で約30分間約50℃で外部から加熱した。次いでその反応
を室温に冷却した。その溶液を粗ガラスフリットを通し
て濾過し、反応容器に戻した。その混合物を25℃で攪拌
しながら、1.0gのトルエン中の0.05g のCH3SiCl3を添加
した。15分後、反応混合液を約15分間約50℃で加熱し
た。反応をその後室温に冷却し、溶液を粗ガラスフリッ
トを通して濾過した。その溶液を1500ccのn-ヘキサン中
で1時間攪拌し、MeOHで洗浄し、次いで粗ガラスフリッ
トを通して濾過した。残った固形物を16時間、60℃で真
空乾燥した。収量:10.2g 、分子量データ: MN =53,86
6 、MW =239,958、disp.=4.45。
【0028】
【例6】 N,N'- ジフェニル-N,N'-ビス(3- ヒドロキシフェニル)-
(1,1'-ビフェニル)-4,4'- ジアミン、ジメチルジクロロ
シラン及びメチルトリクロロシランを使用した輸送ポリ
マーの製造 反応容器を例1のように組み立てた。その反応容器に1
0.4g のN,N'- ジフェニル-N,N'-ビス(3- ヒドロキシフ
ェニル)-(1,1'-ビフェニル)-4,4'- ジアミン(0.02 モ
ル) 、50ccの乾燥トルエン、及び5.0gの乾燥ピリジンを
仕込んだ。供給物は2.7gの(CH3)2SiCl2(0.021 モル) 、
0.1gのCH3SiCl3(0.0007 モル) 及び8.0gの乾燥トルエン
を含む。外部加熱及び激しい攪拌を使用して、容器内の
内容物を約50〜60℃に加熱した。50℃でその供給物をゆ
っくりと約20分間にわたって滴下した。供給物の添加が
終了した後、反応混合物を約60分間約55℃で外部から加
熱し、激しく攪拌した。その反応を室温に冷却した。そ
の溶液を粗ガラスフリットを通して濾過し、反応容器に
戻した。その溶液を1500ccのn-ヘキサン中で1時間攪拌
し、MeOHで洗浄し、粗ガラスフリットを通して濾過し
た。残った固形物を一夜、50〜55℃で真空乾燥した。収
量:9.8g、分子量データ: MN =13,664 、MW =51,377
、disp.=3.76。
【0029】
【例7】 N,N'- ジフェニル-N,N'-ビス(3- ヒドロキシフェニル)-
(1,1'-ビフェニル)-4,4'- ジアミン、1,5-ジクロロヘキ
サメチルトリシロキサン及びメチルトリクロロシランを
使用した輸送ポリマーの製造 反応容器を例1のように組み立てた。その反応容器に1
0.4g のN,N'- ジフェニル-N,N'-ビス(3- ヒドロキシフ
ェニル)-(1,1'-ビフェニル)-4,4'- ジアミン(0.02 モ
ル) 、50ccの乾燥トルエン、及び5.0gの乾燥ピリジンを
仕込んだ。供給物は5.5gの1,5-ジクロロヘキサメチルト
リシロキサン(0.02 モル) 、及び5.0gの乾燥トルエンを
含む。外部加熱及び激しい攪拌を使用して、容器内の内
容物を約75℃に加熱した。75℃でその供給物をゆっくり
と約35分間にわたって滴下した。供給物の添加が終了し
た後、反応混合物を約60分間約70℃で外部から加熱し、
激しく攪拌した。その反応を室温に冷却した。25℃で0.
05g のCH3SiCl3を添加して約50℃に加熱した。15分後、
追加の0.05g のCH3SiCl3を添加し、15分間50℃で加熱し
た。その溶液を室温まで冷却して、粗ガラスフリットを
通して濾過し、1500ccのメタノール中に沈澱させた。そ
の溶液を粗ガラスフリットを通して真空濾過した。残っ
た固形物を50℃で3時間、真空乾燥した。収量:9.6g、
分子量データ: MN =22,268 、MW =64,435 、disp.=2.
89。
【0030】
【例8】 N,N'- ジフェニル-N,N'-ビス(3- ヒドロキシフェニル)-
(1,1'-ビフェニル)-4,4'- ジアミン、及び1,7-ジクロロ
ヘキサメチルテトラシロキサンを使用した輸送ポリマー
の製造 反応容器を例1のように組み立てた。その反応容器に1
0.4g のN,N'- ジフェニル-N,N'-ビス(3- ヒドロキシフ
ェニル)-(1,1'-ビフェニル)-4,4'- ジアミン(0.02 モ
ル) 、50ccの乾燥トルエン、及び5.0gの乾燥ピリジンを
仕込んだ。供給物は7.0gの1,7-ジクロロヘキサメチルテ
トラシロキサン(0.02 モル) 、及び7.0gの乾燥トルエン
を含む。外部加熱及び激しい攪拌を使用して、容器内の
内容物を約75℃に加熱した。75℃でその供給物をゆっく
りと約35分間にわたって滴下した。反応混合物を次いで
1時間75℃に保持した。その後、反応を50℃に冷却し、
1.0gのトルエン中の0.1gのCH3SiCl3を添加して50-55 ℃
に加熱し15分間攪拌した。その溶液を室温に冷却して、
濾過して、1500ccのメタノール中に沈澱させた。その沈
澱物を55℃で一夜真空乾燥した。収量:10.0g 、分子量
データ: MN =30,156 、MW =86,774 、disp.=2.88。
【0031】
【例9】 N,N'- ジフェニル-N,N'-ビス(3- ヒドロキシフェニル)-
(1,1'-ビフェニル)-4,4'- ジアミン及び1,1,4,4-テトラ
メチル-1,4- ジクロロジシルエチレンを使用した輸送ポ
リマーの製造 反応容器を例1のように組み立てた。その反応容器に1
0.4g のN,N'- ジフェニル-N,N'-ビス(3- ヒドロキシフ
ェニル)-(1,1'-ビフェニル)-4,4'- ジアミン(0.02 モ
ル) 、50ccの乾燥トルエン、及び5.0gの乾燥ピリジンを
仕込んだ。供給物は4.3gの1,1,4,4-テトラメチル-1,4-
ジクロロジシルエチレン(0.02 モル) 、及び7.0gの乾燥
トルエンを含む。外部加熱及び激しい攪拌を使用して、
容器内の内容物を約75℃に加熱した。75℃でその供給物
をゆっくりと約30分間にわたって滴下した。反応混合物
を1時間75℃に保持した。その後、反応を50℃まで冷却
し、1.0gのトルエン中の0.1gのCH 3SiCl3を添加して50-5
5 ℃に加熱し15分間攪拌した。その溶液を室温に冷却し
て、濾過して、1500ccのメタノール中に沈澱させた。そ
の沈澱物を55℃で一夜真空乾燥した。収量:11.5g 、分
子量データ: MN =6,723、MM =30,139 、disp.=4.48。
【0032】
【例10】 N,N'- ジフェニル-N,N'-ビス(3- ヒドロキシフェニル)-
(1,1'-ビフェニル)-4,4'- ジアミン、1,7-ジクロロオク
タメチルテトラシロキサン及びフェニルメチルジクロロ
シランを使用した輸送ポリマーの製造 反応容器を例1のように組み立てた。その反応容器に1
0.4g のN,N'- ジフェニル-N,N'-ビス(3- ヒドロキシフ
ェニル)-(1,1'-ビフェニル)-4,4'- ジアミン(0.02 モ
ル) 、50ccの乾燥トルエン、及び5.0gの乾燥ピリジンを
仕込んだ。供給物は5.6gの1,7-ジクロロオクタメチルテ
トラシロキサン(0.016モル) 、0.8gのフェニルメチルジ
クロロシラン(0.004モル) 及び7.0gの乾燥トルエンを含
む。外部加熱及び激しい攪拌を使用して、容器内の内容
物を約75℃に加熱した。75℃でその供給物をゆっくりと
約40分間にわたって滴下した。反応混合物を1時間75℃
に保持した。その後、反応を約50-55 ℃まで冷却した。
55℃で、1.0gのトルエン中の0.1gのCH3SiCl3を添加し
て、50-55 ℃に加熱し15分間攪拌した。その溶液を室温
に冷却して、粗ガラスフリットを通して濾過して、1500
ccのメタノール中に沈澱させた。その沈澱物を50℃で一
夜真空乾燥した。収量:13.2g
【0033】
【例11】 N,N'- ジフェニル-N,N'-ビス(3- ヒドロキシフェニル)-
(1,1'-ビフェニル)-4,4'- ジアミン、1,7-ジクロロオク
タメチルテトラシロキサン及びジメチルジクロロシラン
を使用した輸送ポリマーの製造 反応容器を例1のように組み立てた。その反応容器に1
0.4g のN,N'- ジフェニル-N,N'-ビス(3- ヒドロキシフ
ェニル)-(1,1'-ビフェニル)-4,4'- ジアミン(0.02 モ
ル) 、50ccの乾燥トルエン、及び5.0gの乾燥ピリジンを
仕込んだ。第1の供給物は3.5gの1,7-ジクロロオクタメ
チルテトラシロキサン(約0.01モル) 及び7.0gの乾燥ト
ルエンを含む。第2の供給物は1.6gのジメチルジクロロ
シラン(0.012モル) 及び3.0gの乾燥トルエンを含む。外
部加熱及び激しい攪拌を使用して、容器内の内容物を約
75℃に加熱した。75℃で第1の供給物をゆっくりと約20
分間にわたって滴下した。反応混合物を20分間75℃で保
持した。その後、反応を50℃に冷却した。50℃で、第2
の供給物を約10分間にわたってゆっくりと滴下添加し
た。内容物を15分間50℃に保持した。その内容を室温に
冷却して、#2ワットマン濾紙を通して濾過して、1500cc
のメタノール中に沈澱させた。その沈澱物を50℃で3時
間、真空乾燥した。収量:10.6g、分子量データ: MN =
23,988 、MW =64,439 、disp.=2.69。
【0034】
【例12】 N,N'- ジフェニル-N,N'-ビス(3- ヒドロキシフェニル)-
(1,1'-ビフェニル)-4,4'- ジアミン、1,7-ジクロロオク
タメチルテトラシロキサン及びジメチルジクロロシラン
を使用した輸送ポリマーの製造 反応容器を例1のように組み立てた。その反応容器に1
0.4g のN,N'- ジフェニル-N,N'-ビス(3- ヒドロキシフ
ェニル)-(1,1'-ビフェニル)-4,4'- ジアミン(0.02 モ
ル) 、50ccの乾燥トルエン及び5.0gの乾燥ピリジンを仕
込んだ。第1の供給物は3.5gの1,7-ジクロロオクタメチ
ルテトラシロキサン(0.01 モル) 及び7.0gの乾燥トルエ
ンを含む。第2の供給物は1.8gのジメチルジクロロシラ
ン(0.014モル) 及び3.0gの乾燥トルエンを含む。外部加
熱及び激しい攪拌を使用して、容器内の内容物を約75℃
に加熱した。75℃で第1の供給物をゆっくりと約25分間
にわたって滴下した。反応混合物をその後15分間75℃に
保持した。その後、反応を50℃に冷却した。50℃で、第
2の供給物を約20分間にわたってゆっくりと滴下添加し
た。その内容物を15分間50℃に保持した。その溶液を室
温に冷却して、#2ワットマン濾紙を通して濾過して、15
00ccのメタノール中に沈澱させた。その沈降溶液を1時
間攪拌し、次いで粗ガラスフリットを通して濾過した。
ポリマーケークをメタノールで数回洗浄した。そのポリ
マーケークを16時間50℃で真空乾燥した。収量:12.3g
、分子量データ: MN =34,482 、MW =78,131 、disp.
=2.27。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 下記式のポリマーを含む正孔輸送ポリマ
    ーを含有する電荷輸送層を含んでなる電子写真画像形成
    部材。 【化1】 (上記式中、Aは第三アリールアミン基であり、Rは置
    換されたまたは非置換のアルキル、アルケニルまたはア
    リール基であり、R’は置換されたまたは非置換のアル
    キル、アルケニルまたはアリール基であり、mは約5〜
    約5,000 の整数であり、及びnは1〜6の整数であ
    る。)
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