JPH05249257A - 時間計測装置 - Google Patents

時間計測装置

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JPH05249257A
JPH05249257A JP8474592A JP8474592A JPH05249257A JP H05249257 A JPH05249257 A JP H05249257A JP 8474592 A JP8474592 A JP 8474592A JP 8474592 A JP8474592 A JP 8474592A JP H05249257 A JPH05249257 A JP H05249257A
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JP
Japan
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lap
time
objects
measurement
written
Prior art date
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Pending
Application number
JP8474592A
Other languages
English (en)
Inventor
Naoyuki Sakazaki
尚之 坂崎
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Casio Computer Co Ltd
Original Assignee
Casio Computer Co Ltd
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Publication date
Application filed by Casio Computer Co Ltd filed Critical Casio Computer Co Ltd
Priority to JP8474592A priority Critical patent/JPH05249257A/ja
Publication of JPH05249257A publication Critical patent/JPH05249257A/ja
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  • Measurement Of Unknown Time Intervals (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 周回競技における複数の計測対象間の順位に
関する情報を容易に得る。 【構成】 各測定対象に対して測定開始から任意の区間
までのスプリットを計測し、更に各測定対象に対して互
いに対応する任意の区間におけるラップを計測する。そ
して、得られた各スプリット及び各ラップとに基づいて
各測定対象間の時間差が逆転する区間を算出する。そし
て、算出した区間を目視できるように表示する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、自動車、オートバイ及
びトラック競技等の周回競技における時間計測に用いて
好適な時間計測装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、上述したモータスポーツ等の周回
競技における時間計測には、一般的にストップウォッチ
が用いられている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、従来のスト
ップウォッチにあっては、ラップを記憶したり、単独の
計測データのなかでそのラップ差を得ることができる機
能を備ったものがあるものの、複数の計測対象間におけ
る順位に関する情報、すなわち、どの区間で追抜きが可
能であるか、或いはどの区間で追抜かれるかといった情
報を得ることができるものはなかった。
【0004】この順位に関する情報は、例えばパーソナ
ルコンピュータなどの装置を使用し、目的とする結果が
得られるプログラムを作成することによって実現するこ
とが可能である。しかしながら、プログラムを作成しな
ければならないことと、装置自体の操作が複雑であると
いう問題点があり、素人が簡単に利用できるものではな
い。なお、周知の如くラップは、各区間におけるタイム
のことであり、スプリットは、スタート時点から任意の
区間に達する時点までのタイムである。
【0005】そこで本発明は、複数の計測対象間におけ
る順位に関する情報を簡単な操作により得ることができ
る時間計測装置を提供することを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的達成のため本発
明による時間計測装置は、少なくとも二つの計測対象の
各々に対して測定開始から任意の区間までの時間(スプ
リット)を計測する経過時間計測手段と、前記各計測対
象に対して任意の区間における時間(ラップ)を計測す
る区間時間計測手段と、前記経過時間計測手段により得
られる計測結果と前記区間時間計測手段により得られる
計測結果とに基づいて前記各測定対象間の時間差が逆転
する区間を算出する演算手段と、該演算手段による算出
結果を表示する表示手段とを備えることを特徴とする。
【0007】
【作用】本発明では、各測定対象に対して測定開始から
任意の区間までのスプリットが計測され、更にこれら測
定対象に対して任意の区間におけるラップが計測され
る。そして、計測された各スプリットと各ラップとに基
づいて各測定対象間の時間差を逆転する区間の算出が行
われ、この結果が表示される。したがって、どの区間か
ら追抜きが可能であるか、或いはどの区間から追抜かれ
るかという複数の計測対象における順位に関する情報を
得ることができる。
【0008】
【実施例】以下、本発明を図面に基づいて説明する。図
1は本発明に係る時間計測装置の一実施例を示す正面図
である。この図において、時間計測装置1は、一般的な
腕時計と同様に円盤型に形成されており、その一方の面
側には表示部2が設けられており、周縁部にはスタート
/ストップスイッチ6、第1のラップスイッチ4、第2
のラップスイッチ5、モード切替スイッチ3及び参照ス
イッチ7がそれぞれ設けられている。また、時間計測装
置1の内部には制御部8が設けられている。なお、各ス
イッチ3〜7には押釦型スイッチが用られている。
【0009】表示部2は液晶パネル等で構成され、各種
計測結果が表示される。図2(a),(b)は各々表示
部2における表示例を示す図である。図2(a)におい
て、第1行目には第1の測定対象の周回数(「02」)
とラップ(「1分34秒70」)が表示されており、第
2行目には第2の測定対象の周回数(「02」)とラッ
プ(「1分33秒20)が表示されている。また、第3
行目には順位が入替わるというメッセージ(REVER
SE)と、その周回数(「04」)が表示されている。
また、第4行目にはストップウォッチの計時が表示され
ている。なお、この実施例では1周を1区間としてい
る。
【0010】図2(b)においては、第3行目に第1の
計測対象と第2の計測対象との間で順位が入替わらない
というメッセージ(NOT REVERSE)が表示さ
れている他、図2(a)と同様である。
【0011】図1に戻り、モード切替スイッチ3は、時
計モードとストップウォッチモードとを切替えるための
ものであり、押す毎に時計モードとストップウォッチモ
ードとが交互に切替わる。参照スイッチ7は、現行のペ
ースで進行した場合に何周目で差がなくなるか、すなわ
ち順位が入替わるかを参照するためのものである。
【0012】これらスイッチ3〜7の各出力は制御部8
に入力される。制御部8は各スイッチ3〜7の出力に基
づいて所定の計測処理を行い、この処理結果を表示部2
に出力する。
【0013】次に、図3は時間計測装置1の構成を示す
ブロック図である。この図に示すように、表示部2とス
イッチ部10(スタート/ストップスイッチ6、第1の
ラップスイッチ4、第2のラップスイッチ5、モード切
替スイッチ3及び参照スイッチ7)の他、制御部8を構
成する発振回路11、分周回路12、時刻計数回路13
及びCPU14(中央処理装置)を有して構成されてい
る。
【0014】CPU14には、ROM(リードオンリメ
モリ)15及びRAM(ランダムアクセスメモリ)16
がそれぞれ設けられており、ROM15にはCPU14
を制御するためのプログラムが書込まれている。また、
RAM16には複数の領域が確保され、これら領域には
各種計測結果が書込まれるようになっている。
【0015】ここで、図4はストップウォッチモードを
選択した場合におけるRAM16の内容を示す図であ
る。この図において、ST領域には計時データが書込ま
れ、CHANGE領域には順位が入替わる周回数データ
が書込まれる。また、計測領域Aには第1の測定対象の
周回数n、スプリット、及び、ラップ1,2,…,nの
各データがそれぞれ書込まれる。また、計測領域Bには
第2の計測対象の周回数m、スプリット、及び、ラップ
1,2,…,mの各データがそれぞれ書込まれる。これ
らの書込みはCPU14によって行われる。
【0016】図3に戻り、発振回路11は時間計測の基
準となる基準周波数の信号を出力し、分周器12は発振
回路11より出力される信号を分周する。時刻計数回路
13は分周回路12で分周された信号を計数し、
「時」,「分」,「秒」の各信号を出力する。この時刻
計数回路13より出力される各信号はCPU14に入力
される。
【0017】このように構成された時間計測装置1にお
いて、ストップウォッチモードを選択した場合の動作に
ついて、図5〜図7に示すフローチャートを参考にして
説明する。また、RAM16の計測領域A(図4)には
第1の計測対象(例えば自分)の計測値が書込まれ、同
RAM16の計測領域Bには第2の計測対象(競走相
手)の計測値が書込まれるものとする。
【0018】図5は主動作を示すフローチャートであ
る。まず、スタート/ストップスイッチ6が押される
と、RAM16の内容をクリアする等のイニシャライズ
処理が行われる(ステップS1)。この処理の直後から
計時が開始される。そして、ステップS2に進み、キー
処理の有無の判定が行われる。すなわち、ラップスイッ
チ4,5又は参照スイッチ7が押されたか否かの判定が
行われる。
【0019】この場合、ラップスイッチ4,5のいずれ
か一方でも押されると、ステップS3に進み、ラップ処
理が行われる。他方、参照スイッチ7が押されると、ス
テップS4に進み、参照処理が行われる。ラップスイッ
チ4,5及び参照スイッチ7のいずれも押されなければ
ステップS5に進む。
【0020】ここで、ラップ処理及び参照処理について
説明する。図6はラップ処理を示すフローチャートであ
る。まず、ステップS11において、押されたラップス
イッチが第1のラップスイッチ4か否かの判定が行われ
る。
【0021】この場合、第1のラップスイッチ4が押さ
れたと判定されると、ステップS12に進み、第1のラ
ップタイムがRAM16の計測領域Aの「第1のLA
P」領域に書込まれる。そしてこの処理が行われた後、
ステップS13に進み、第1の周回数がカウントされ、
そのカウント値がRAM16の計測領域Aの「第1の周
回数n」領域に書込まれる。例えば、1周目であれば
「1」が書込まれる。この処理が終了すると、ステップ
S14に進み、第1のラップタイム及び周回数が表示部
2に表示される。
【0022】上記ステップS11の判定において、第2
のラップスイッチ5が押されたと判定されると、ステッ
プS15に進み、第2のラップタイムがRAM16の計
測領域Aの「第2のLAP」領域に書込まれる。この処
理の後、ステップS16に進み、第2の周回数がカウン
トされ、そのカウント値がRAM16の計測領域Bの
「第2の周回数n」領域に書込まれる。この場合、上記
同様に1周目であれば「1」が書込まれる。この処理が
終了すると、ステップS14に進み、上記同様に第2の
ラップ及び周回数が表示部2に表示される。
【0023】ラップ処理は、第1のラップスイッチ4又
は第2のラップスイッチ5が押される毎に繰返され、順
次、RAM16の計測領域A,Bに書込まれる。そし
て、各ラップ処理が終了すると、メインフローチャート
に戻り、ステップS5に進む。このステップS5におい
ては、スタート/ストップスイッチ3が押されたか否か
の判定が行われる。この場合、スタート/ストップスイ
ッチ3が押された場合には処理が終了し、押されない場
合にはステップS2に戻る。
【0024】次に、参照処理について説明する。図7は
参照処理を示すフローチャートである。この参照処理
は、現行のペースで進行した場合に何周目で差が無くな
るか、すなわちどの区間で追抜きが可能であるか、或い
はどの区間で追抜かれるかという情報を得たい場合に選
択される。したがって、通常は、ある程度の区間を経過
後、この参照処理が選択される。
【0025】まず、ステップS21においてCHANG
Eの算出が行われる。このCHANGEは、現行のペー
スで進行した場合に何周目で差が無くなるかを示す値で
あり、次式により得られる。 CHANGE=(第1のSPLIT-第2のSPLIT)/(第1のLAP-第
2のLAP)
【0026】この式から分るように、CHANGEは第
1のスプリットと第2のスプリットの差を、第1のラッ
プと第2のラップの差で割算して得られる値である。
【0027】CHANGEが算出された後、ステップS
22に進み、CHANGEの値が「0」より小であるか
否かの判定が行われる。この場合、「0」よりも小であ
れば、ステップS23に進み、順位の入替わりを示すメ
ッセージ(REVERSE)と、順位が入替わる周回数
が表示部2に表示される。なお、図2(a)に示す表示
は4周目で順位が入替わることを示している。
【0028】他方、CHANGEが「0」よりも大であ
れば、ステップS24に進み、順位が入替わらないこと
を示すメッセージ(NOT REVERSE)が表示部
2に表示される。この場合には、図2(b)に示すよう
に、周回数として「0」が表示される。
【0029】このように、参照スイッチ7が押された時
点で、両者間のスプリット差及びラップ差が共に正であ
ればCHANGEの符号が正になるので、両者が現行の
ペースを維持して進行すれば順位の逆転がないことにな
る。反対に、参照スイッチ7が押された時点で、両者間
のスプリット差及びラップ差の一方が負であれば、CH
ANGEの符号が負になるので、両者が現行のペースを
維持して進行すればCHANGEの値で示される周回数
で逆転が生ずる。
【0030】ここで、具体例を図8を参照して説明する
と、6周目のラップが、第1の計測対象では24秒で、
第2の計測対象では23秒であり、また、それまでのス
プリットが第1の計測対象では130秒で、第2の計測
対象では136秒であるとすれば、この時のCHANG
Eの値は「−6」になる。この値は上述の如く6周目に
逆転が生ずることを示しているから、現行のペースを維
持することにより、6周目には第1の計測対象のスプリ
ットが278秒になり、第2の計測対象のスプリットが
274秒になることになる。
【0031】上記参照処理は、ラップ処理が行われる以
前に行われてもCHANGEの算出が不可能であること
から、このような場合には算出不可能を示す表示を行う
ようにすれば良い。
【0032】また、この参照処理においては、第1の計
測対象と第2の計測対象の同一区間におけるラップを求
める必要はなく、それぞれ現時点でのラップを求めれば
良いことは言うまでもない。
【0033】上記ステップS23,24の処理が終了す
ると、メインフローチャートに戻り、ステップS5に進
む。
【0034】なお、上記実施例においては、第1の計測
対象と第2の計測対象との間で順位の入替わりがあるか
否かのシュミレーションを行ったが、目標ラップを設定
できるようにして、この目標ラップと第1,第2の計測
対象それぞれとの間で順位の入替わりがあるか否かのシ
ュミレーションを行うようにすることも可能である。こ
のようにすることにより、トレーニング等に役立つとい
う利点が得られる。
【0035】
【発明の効果】本発明によれば、どの区間で追抜きが可
能であるか、或いはどの区間で追抜かれるかといった競
走者間での順位の情報を、簡単な操作で得ることができ
るという効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係る時間計測装置を示す平
面図である。
【図2】同実施例における表示結果の一例を示す図であ
る。
【図3】同実施例における時間計測装置の構成を示すブ
ロック図である。
【図4】同実施例における時間計測装置を構成するメモ
リの内容の一部を示す図である。
【図5】同実施例の動作を説明するためのフローチャー
トである。
【図6】同実施例の動作を説明するためのフローチャー
トである。
【図7】同実施例の動作を説明するためのフローチャー
トである。
【図8】同実施例の動作の一例を説明するための図であ
る。
【符号の説明】
1 時間計測装置 2 表示部(表示手段) 8 制御部(経過時間計測手段、区間時間計測手段及び
演算手段)

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくとも二つの計測対象の各々に対し
    て測定開始から任意の区間までの時間を計測する経過時
    間計測手段と、 前記各計測対象に対して任意の区間における時間を計測
    する区間時間計測手段と、 前記経過時間計測手段により得られる計測結果と前記区
    間時間計測手段により得られる計測結果とに基づいて前
    記各測定対象間の時間差が逆転する区間を算出する演算
    手段と、 該演算手段による算出結果を表示する表示手段と、 を備えることを特徴とする時間計測装置。
JP8474592A 1992-03-06 1992-03-06 時間計測装置 Pending JPH05249257A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8474592A JPH05249257A (ja) 1992-03-06 1992-03-06 時間計測装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8474592A JPH05249257A (ja) 1992-03-06 1992-03-06 時間計測装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH05249257A true JPH05249257A (ja) 1993-09-28

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ID=13839231

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP8474592A Pending JPH05249257A (ja) 1992-03-06 1992-03-06 時間計測装置

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