JPH05248Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH05248Y2 JPH05248Y2 JP1987139620U JP13962087U JPH05248Y2 JP H05248 Y2 JPH05248 Y2 JP H05248Y2 JP 1987139620 U JP1987139620 U JP 1987139620U JP 13962087 U JP13962087 U JP 13962087U JP H05248 Y2 JPH05248 Y2 JP H05248Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- roll
- vacuum suction
- rotary joint
- shaft
- bearing
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
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Landscapes
- Registering, Tensioning, Guiding Webs, And Rollers Therefor (AREA)
- Joints Allowing Movement (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本考案は主に鉄鋼或いは非鉄金属等の金属スト
リツプの表面に付着する液体を効果的に除去する
真空吸引ロールの駆動側における回転継手に関す
るものである。
リツプの表面に付着する液体を効果的に除去する
真空吸引ロールの駆動側における回転継手に関す
るものである。
(従来の技術)
鋼板表面の水分、薬液、油等の液体を除去する
のに吸水リンガロールのように、ロール表面に極
細繊維の不織布を用い、中空軸に真空吸引を作用
させ、液体を系外にに排出するロールが用いられ
ている。ロールの周速が毎分数十m以下の低速の
ときは特開昭59−110916号公報に見られるように
ロールの駆動をチエーン伝達とすることができ、
ロール両軸端を開放状態にすることが可能になる
ので、一般に使用されているロータリージヨイン
ト等の回転継手を取付けることができる。
のに吸水リンガロールのように、ロール表面に極
細繊維の不織布を用い、中空軸に真空吸引を作用
させ、液体を系外にに排出するロールが用いられ
ている。ロールの周速が毎分数十m以下の低速の
ときは特開昭59−110916号公報に見られるように
ロールの駆動をチエーン伝達とすることができ、
ロール両軸端を開放状態にすることが可能になる
ので、一般に使用されているロータリージヨイン
ト等の回転継手を取付けることができる。
しかし、ロールの周速が毎分数百mのように高
速回転になると、もはや、チエーン伝達等が不可
能となり駆動側の軸端には円筒を嵌合させ、キー
伝達による駆動軸が取付けられるので、通常のロ
ータリージヨイント等の回転継手が取付けできな
くなる。
速回転になると、もはや、チエーン伝達等が不可
能となり駆動側の軸端には円筒を嵌合させ、キー
伝達による駆動軸が取付けられるので、通常のロ
ータリージヨイント等の回転継手が取付けできな
くなる。
(考案が解決しようとする問題点)
本考案の如く真空吸引ロールの回転継手はロー
ル内部の真空状態を維持しつつ駆動系をロールに
伝達しなければならないが、該ロールが高速回転
する際の回転継手は見当たらず、真空吸引ロール
を高速回転することができない問題があつた。
ル内部の真空状態を維持しつつ駆動系をロールに
伝達しなければならないが、該ロールが高速回転
する際の回転継手は見当たらず、真空吸引ロール
を高速回転することができない問題があつた。
(問題点を解決するための手段)
本発明は以上の問題点を解決するためになされ
たもので、その要旨とするところは、高速回転す
る中空円筒状の真空吸引ロールの回転継手におい
て、外筒と内筒の間に軸受を設け、内筒はロール
軸と共に回転し、外筒には真空吸引装置に接続す
る配管をロール軸の円周方向に設けた複数の孔に
指向するように配置し、該配管に接続する継手内
部と軸受間に複数のオイルシールを配置してなる
真空吸引ロールの回転継手である。
たもので、その要旨とするところは、高速回転す
る中空円筒状の真空吸引ロールの回転継手におい
て、外筒と内筒の間に軸受を設け、内筒はロール
軸と共に回転し、外筒には真空吸引装置に接続す
る配管をロール軸の円周方向に設けた複数の孔に
指向するように配置し、該配管に接続する継手内
部と軸受間に複数のオイルシールを配置してなる
真空吸引ロールの回転継手である。
即ち、本考案は通板速度100〜1000mpmの鋼板
表面の液体除去に用いられる真空吸引ロールにお
いて、駆動伝達は従来の軸端にキーを嵌合せし
め、伝達する方法を用い、且つ回転中の中空軸内
部を大気圧以下の真空圧に保持するもので、複数
の軸受とオイルシールを配列させることにより、
シール面の発熱防止のための潤滑剤保持と真空圧
を可能とするものである。
表面の液体除去に用いられる真空吸引ロールにお
いて、駆動伝達は従来の軸端にキーを嵌合せし
め、伝達する方法を用い、且つ回転中の中空軸内
部を大気圧以下の真空圧に保持するもので、複数
の軸受とオイルシールを配列させることにより、
シール面の発熱防止のための潤滑剤保持と真空圧
を可能とするものである。
(実施例)
次に本考案の実施例について、詳細に説明す
る。第1図は本考案の真空吸引ロールの回転継手
を示す説明図であつて、真空吸引ロールの駆動側
軸部22において、ロール端部14は駆動側のカ
ツプリング15とキー溝16により連結され、駆
動系が該ロールに伝達される。そして、ロール鉄
芯1の軸芯は中空軸11になつており、真空ポン
プ等の吸引装置につながる配管2と回転継手3で
連結されている。
る。第1図は本考案の真空吸引ロールの回転継手
を示す説明図であつて、真空吸引ロールの駆動側
軸部22において、ロール端部14は駆動側のカ
ツプリング15とキー溝16により連結され、駆
動系が該ロールに伝達される。そして、ロール鉄
芯1の軸芯は中空軸11になつており、真空ポン
プ等の吸引装置につながる配管2と回転継手3で
連結されている。
該配管2はロール軸18の回りに設けられ、該
ロール軸18には円周方向に複数の穴17(例え
ば4個)が設けられ、該穴17を介して吸引さ
れ、鉄芯内部の中空軸11を真空圧に保持するも
のである。従つて、真空圧を保持するためには配
管2に接続する継手内部をシールすることが必須
となる。回転継手3の内部には配管2に接続する
継手内部10と軸受5の間にオイルシール6を設
け、ロール内部と外部とのシールを行うものであ
る。
ロール軸18には円周方向に複数の穴17(例え
ば4個)が設けられ、該穴17を介して吸引さ
れ、鉄芯内部の中空軸11を真空圧に保持するも
のである。従つて、真空圧を保持するためには配
管2に接続する継手内部をシールすることが必須
となる。回転継手3の内部には配管2に接続する
継手内部10と軸受5の間にオイルシール6を設
け、ロール内部と外部とのシールを行うものであ
る。
従つて、本考案の回転継手3は軸と共に回転す
る内筒4と回転しない外筒7の間に軸受5とオイ
ルシール6及びOリング8から構成されており、
複数に並んだオイルシール6の間にグリースをニ
ツプル9から封入し、オイルシールリツプ面の発
熱防止の潤滑を行い、中空軸11及び継手内部1
0を真空に保持するものである。
る内筒4と回転しない外筒7の間に軸受5とオイ
ルシール6及びOリング8から構成されており、
複数に並んだオイルシール6の間にグリースをニ
ツプル9から封入し、オイルシールリツプ面の発
熱防止の潤滑を行い、中空軸11及び継手内部1
0を真空に保持するものである。
オイルシール6は継手内部10を挟んで複数配
置し、具体的には第2図の如く負圧側と大気側に
オイルシール6を設け、その間にグリースを封入
し、内筒4との間をシールするものである。
置し、具体的には第2図の如く負圧側と大気側に
オイルシール6を設け、その間にグリースを封入
し、内筒4との間をシールするものである。
又、シールリツプ面からの摩耗を防ぎ、メンテ
ナンス性を考慮して、内筒4には表面をCrメツ
キするなどして平滑にしている。
ナンス性を考慮して、内筒4には表面をCrメツ
キするなどして平滑にしている。
内筒4とロール軸18との隙間のシールの為に
Oリング8、外筒7とオイルシールセツトリング
13との隙間のシールの為にOリング12等を取
りつけ、各隙間からの洩れを防止する。
Oリング8、外筒7とオイルシールセツトリング
13との隙間のシールの為にOリング12等を取
りつけ、各隙間からの洩れを防止する。
次に本考案の真空吸引ロールの回転継手を用い
た操業例を示すと、板厚0.2〜0.4mm、板幅が700
〜1300mmの冷延コイルラインで通板速度400〜
550mpmで真空吸引ロールを用い、駆動軸側の回
転継手を第1図に示すような機構とし、2列のオ
イルシールを第2図のように配列し、グリースを
充填したとき、グリースが溜り易いようにした。
また、オイルシール6のゴム材質は一般的に最も
耐熱性のあるフツ素ゴムを用いた。その結果、真
空圧−300〜−400mmHgを1年間保持し、充分耐
久性が得られることを確認した。なお、本考案は
通板速度100〜1000mpmで優れた特性を発揮した
が、100mpm以下の低速時においても支障なく使
用することが出来た。
た操業例を示すと、板厚0.2〜0.4mm、板幅が700
〜1300mmの冷延コイルラインで通板速度400〜
550mpmで真空吸引ロールを用い、駆動軸側の回
転継手を第1図に示すような機構とし、2列のオ
イルシールを第2図のように配列し、グリースを
充填したとき、グリースが溜り易いようにした。
また、オイルシール6のゴム材質は一般的に最も
耐熱性のあるフツ素ゴムを用いた。その結果、真
空圧−300〜−400mmHgを1年間保持し、充分耐
久性が得られることを確認した。なお、本考案は
通板速度100〜1000mpmで優れた特性を発揮した
が、100mpm以下の低速時においても支障なく使
用することが出来た。
(考案の効果)
本考案によれば真空吸引ロールを用いて、且つ
高速回転する回転継手が得られるもので耐久性も
充分得られ、その効果は極めて大きいものであ
る。
高速回転する回転継手が得られるもので耐久性も
充分得られ、その効果は極めて大きいものであ
る。
第1図は本考案の真空吸引ロールの回転継手を
示す説明図、第2図は本考案の回転継手に用いる
オイルシールの1例を示す説明図である。 2……配管、3……回転継手、5……軸受、6
……オイルシール、7……外筒、11……中空
軸、20……真空吸引ロール、22……駆動側軸
部。
示す説明図、第2図は本考案の回転継手に用いる
オイルシールの1例を示す説明図である。 2……配管、3……回転継手、5……軸受、6
……オイルシール、7……外筒、11……中空
軸、20……真空吸引ロール、22……駆動側軸
部。
Claims (1)
- 高速回転する中空円筒状の真空吸引ロールの回
転継手において、外筒と内筒の間に軸受を設け、
内筒はロール軸と共に回転し、外筒には真空吸引
装置に接続する配管をロール軸の円周方向に設け
た複数の孔に指向するように配置し、該配管に接
続する継手内部と軸受間に複数のオイルシールを
配置してなる真空吸引ロールの回転継手。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1987139620U JPH05248Y2 (ja) | 1987-09-11 | 1987-09-11 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1987139620U JPH05248Y2 (ja) | 1987-09-11 | 1987-09-11 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6443284U JPS6443284U (ja) | 1989-03-15 |
JPH05248Y2 true JPH05248Y2 (ja) | 1993-01-06 |
Family
ID=31403043
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1987139620U Expired - Lifetime JPH05248Y2 (ja) | 1987-09-11 | 1987-09-11 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH05248Y2 (ja) |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS59110916A (ja) * | 1982-12-13 | 1984-06-27 | Daido Steel Co Ltd | 水分吸着ロ−ル |
JPS6231209A (ja) * | 1985-08-02 | 1987-02-10 | Toyo Commun Equip Co Ltd | 電力増幅装置 |
-
1987
- 1987-09-11 JP JP1987139620U patent/JPH05248Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS59110916A (ja) * | 1982-12-13 | 1984-06-27 | Daido Steel Co Ltd | 水分吸着ロ−ル |
JPS6231209A (ja) * | 1985-08-02 | 1987-02-10 | Toyo Commun Equip Co Ltd | 電力増幅装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6443284U (ja) | 1989-03-15 |
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