JPS59110916A - 水分吸着ロ−ル - Google Patents
水分吸着ロ−ルInfo
- Publication number
- JPS59110916A JPS59110916A JP21905582A JP21905582A JPS59110916A JP S59110916 A JPS59110916 A JP S59110916A JP 21905582 A JP21905582 A JP 21905582A JP 21905582 A JP21905582 A JP 21905582A JP S59110916 A JPS59110916 A JP S59110916A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- roll
- hollow
- core roll
- strip
- metal strip
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B21—MECHANICAL METAL-WORKING WITHOUT ESSENTIALLY REMOVING MATERIAL; PUNCHING METAL
- B21B—ROLLING OF METAL
- B21B45/00—Devices for surface or other treatment of work, specially combined with or arranged in, or specially adapted for use in connection with, metal-rolling mills
- B21B45/02—Devices for surface or other treatment of work, specially combined with or arranged in, or specially adapted for use in connection with, metal-rolling mills for lubricating, cooling, or cleaning
- B21B45/0203—Cooling
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Drying Of Solid Materials (AREA)
- Rolls And Other Rotary Bodies (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、主に鉄鋼或いは非鉄金属等の金属ストリップ
の表面に付着する水分を効果的に除去させるための水分
張着ロールに関するものである。
の表面に付着する水分を効果的に除去させるための水分
張着ロールに関するものである。
例えば連続焼鈍した後水冷処理した金属ストリップの表
面には水分が付着しており、これを連続ライン上で除去
させるため、従来では第1図に示したようにこの金属ス
トリップaを一対のリンガ−ロールb、b間にパスさせ
ていた。しかし、この手段は比較的厚肉のストリップ(
約0.3mM厚以上)にのみ適用できるものであって、
薄肉のストリップについては前記リンガ−ロール間をパ
スするときにストリップ表面にシワが発生したり、或い
はストリップが蛇行したりしてストリップの品質不良を
生じさせるおそれがあるため、リンガ−ロールの圧下刃
を小さくせざるを得す、これに伴なう水切り不足を補な
うため同図中に示したように前記リンガ−ロールb、b
の後続ラインにドライヤーCを設置し該ドライヤーの温
風によって水分の除去を図っている。しかし、この場合
にもドライヤーの風圧によりストリップがバタついて表
面にスリ疵を生じさせたり、或いは温風によるストリッ
プの熱歪み、変形、温風乾燥によるストリップ表面の斑
点模様の発生等を招来したりして、結局において、薄物
の金属ストリップの水切りまで完全に行なえないのが実
情であった。
面には水分が付着しており、これを連続ライン上で除去
させるため、従来では第1図に示したようにこの金属ス
トリップaを一対のリンガ−ロールb、b間にパスさせ
ていた。しかし、この手段は比較的厚肉のストリップ(
約0.3mM厚以上)にのみ適用できるものであって、
薄肉のストリップについては前記リンガ−ロール間をパ
スするときにストリップ表面にシワが発生したり、或い
はストリップが蛇行したりしてストリップの品質不良を
生じさせるおそれがあるため、リンガ−ロールの圧下刃
を小さくせざるを得す、これに伴なう水切り不足を補な
うため同図中に示したように前記リンガ−ロールb、b
の後続ラインにドライヤーCを設置し該ドライヤーの温
風によって水分の除去を図っている。しかし、この場合
にもドライヤーの風圧によりストリップがバタついて表
面にスリ疵を生じさせたり、或いは温風によるストリッ
プの熱歪み、変形、温風乾燥によるストリップ表面の斑
点模様の発生等を招来したりして、結局において、薄物
の金属ストリップの水切りまで完全に行なえないのが実
情であった。
本発明は上記事情に鑑み、金属ストリップの表面なキズ
つけることなく、その表面に付着する水分の完全除去を
達成せんとするもので、この目的達成の為、回転自在に
軸支された゛中空円筒状のコアロールに多数の貫通する
小孔を穿設すると共に、該コアロールの外表面を繊維材
により被い、該コアロールの中空内部を真空又は減圧状
態に保持し得るように該コアロールを真空ポンプに接続
してなる金属ストリップの水分吸着ロールを提供するも
のである。
つけることなく、その表面に付着する水分の完全除去を
達成せんとするもので、この目的達成の為、回転自在に
軸支された゛中空円筒状のコアロールに多数の貫通する
小孔を穿設すると共に、該コアロールの外表面を繊維材
により被い、該コアロールの中空内部を真空又は減圧状
態に保持し得るように該コアロールを真空ポンプに接続
してなる金属ストリップの水分吸着ロールを提供するも
のである。
以下に本発明の一実施例を第2図乃至第1図に基いて説
明する1図において、lは中空円筒状のコアロールで、
該コアロールの一端に回転軸2を一体なるように嵌合す
ると共に、該コアロール1の他端には中空筒状の回転軸
3を同じく一体なるように嵌合し、該回転軸3内の中空
部4とコアロール1内の中空部5とを連通させる。そし
て、両回転軸2,3を適宜間隔を隔てて配設した一対の
軸受6,6に夫々軸承させることにより、コアロール1
を該両軸受間に回転自在に軸支する。しかして、コアロ
ールlの周囲に多数の貫通する小孔7.7・・・・を穿
設すると共に、その外表面を不織布のような柔軟な繊維
材8により被う、即ち、コアロール1の外側面にキー9
をボルト10.10・・・・により固定し、該キーを繊
維材8に内側から係合させると共に、該コアロール1の
両端部外周に形成した螺子溝11.11にナツトν、1
1!を螺合し、該ナツトを締付けることによってワッシ
ャ13,13、押圧リング14.14を介して繊維材8
を両側から圧締させ、コアロール1の回転時に繊維材8
が抜落ちることなくコアロール1と一体に回転するよう
にする。一方、前記回転軸3の他端には回転を伝達しな
い継手15を介してホース16を接続し、該ホースに真
空ポンプ17を接続する。該真空ポンプは水蒸気などを
多量に含む気体でも支障なく吸引排気できる、いわゆる
水封式真空ポンプを使用する。
明する1図において、lは中空円筒状のコアロールで、
該コアロールの一端に回転軸2を一体なるように嵌合す
ると共に、該コアロール1の他端には中空筒状の回転軸
3を同じく一体なるように嵌合し、該回転軸3内の中空
部4とコアロール1内の中空部5とを連通させる。そし
て、両回転軸2,3を適宜間隔を隔てて配設した一対の
軸受6,6に夫々軸承させることにより、コアロール1
を該両軸受間に回転自在に軸支する。しかして、コアロ
ールlの周囲に多数の貫通する小孔7.7・・・・を穿
設すると共に、その外表面を不織布のような柔軟な繊維
材8により被う、即ち、コアロール1の外側面にキー9
をボルト10.10・・・・により固定し、該キーを繊
維材8に内側から係合させると共に、該コアロール1の
両端部外周に形成した螺子溝11.11にナツトν、1
1!を螺合し、該ナツトを締付けることによってワッシ
ャ13,13、押圧リング14.14を介して繊維材8
を両側から圧締させ、コアロール1の回転時に繊維材8
が抜落ちることなくコアロール1と一体に回転するよう
にする。一方、前記回転軸3の他端には回転を伝達しな
い継手15を介してホース16を接続し、該ホースに真
空ポンプ17を接続する。該真空ポンプは水蒸気などを
多量に含む気体でも支障なく吸引排気できる、いわゆる
水封式真空ポンプを使用する。
18は回転軸3に固着された鎖車で、該鎖車は図示しな
い伝導チェノを介して動力源に連繋され、その駆動によ
り回転軸3が回転動されるようにしている。
い伝導チェノを介して動力源に連繋され、その駆動によ
り回転軸3が回転動されるようにしている。
このようにして構成される本発明の吸着ロールは、第7
図に示されるように位置を違えて金属ストリップaの上
面及び下面に夫々接触させて配設される。同図において
、19.19は金属ストリップaの両面に相対して設け
られたエアーナイフで、該エアーナイフには圧搾空気を
吹出させるためのスリットが金属ストリップaとの対向
面側に開設されている。そして、表面に水分が付着した
金属ストリップaをデフレクタロール加により方向転換
してエアーナイフ19.19間に導き、該エアーナイフ
から吹出される空気によってストリップ表面の大粒の水
滴を吹飛ばした後、吸着ロールRd 。
図に示されるように位置を違えて金属ストリップaの上
面及び下面に夫々接触させて配設される。同図において
、19.19は金属ストリップaの両面に相対して設け
られたエアーナイフで、該エアーナイフには圧搾空気を
吹出させるためのスリットが金属ストリップaとの対向
面側に開設されている。そして、表面に水分が付着した
金属ストリップaをデフレクタロール加により方向転換
してエアーナイフ19.19間に導き、該エアーナイフ
から吹出される空気によってストリップ表面の大粒の水
滴を吹飛ばした後、吸着ロールRd 。
Ruに導くようにしている。そこでは、該再吸着ロール
Rd、Ruの繊維材8がストリップ表面に接触して、さ
らに水分が該繊維材8により吸着される。そして、コア
ロール1の中空部6が真空ポンプ17により真空又は減
圧状態に保持されているために繊維材8に吸着された水
分は滞留することなく小孔7.7・・・・を介して該中
空部5に吸引される。このようにして、金属ストリップ
aの下面に付着する水分は吸着ロールRdに、より、ま
た、上面に付着する水分は吸着ロールRuによって夫々
除去される。
Rd、Ruの繊維材8がストリップ表面に接触して、さ
らに水分が該繊維材8により吸着される。そして、コア
ロール1の中空部6が真空ポンプ17により真空又は減
圧状態に保持されているために繊維材8に吸着された水
分は滞留することなく小孔7.7・・・・を介して該中
空部5に吸引される。このようにして、金属ストリップ
aの下面に付着する水分は吸着ロールRdに、より、ま
た、上面に付着する水分は吸着ロールRuによって夫々
除去される。
このように本発明の吸着ロールは、コアロール1の周囲
を被った繊維材8を金属ストリップaに接触させて真空
ポンプ17の吸引力によってストリップ表面の水分を吸
引除去せしめるものであって、従来のようにリンガ−ロ
ールの挟圧力によって水分除去するものではないから、
薄肉の金属ストリップであってもストリップ表面にシワ
を生じさせたり、ストリップを蛇行させるようなことは
ない。
を被った繊維材8を金属ストリップaに接触させて真空
ポンプ17の吸引力によってストリップ表面の水分を吸
引除去せしめるものであって、従来のようにリンガ−ロ
ールの挟圧力によって水分除去するものではないから、
薄肉の金属ストリップであってもストリップ表面にシワ
を生じさせたり、ストリップを蛇行させるようなことは
ない。
また、ドライヤーによる温風乾燥を行なう必要性がない
くらいまで水分を除去されるので従来のドライヤー乾燥
で生じていたスリ疵、或いは、熱歪み、変形9斑点模様
等が生じることもない。
くらいまで水分を除去されるので従来のドライヤー乾燥
で生じていたスリ疵、或いは、熱歪み、変形9斑点模様
等が生じることもない。
以上実施例について説明したように本発明に係る吸着ロ
ールは、金属ストリップの表面に付着する水分を該スト
リップの品質を損なうことなく除去し得るものであるか
ら、金属ストリップの薄肉化に容易に対応できる。また
、構造的にも簡単であって、ストリップの処理ラインへ
の据付けも容易に行なえ、しかも従来のドライヤーのよ
うに熱源を必要としないので、イニシャルコスト、ラン
ニングコストの低減化、省エネルギー化にも寄与で診る
等産業上極めて有益である。
ールは、金属ストリップの表面に付着する水分を該スト
リップの品質を損なうことなく除去し得るものであるか
ら、金属ストリップの薄肉化に容易に対応できる。また
、構造的にも簡単であって、ストリップの処理ラインへ
の据付けも容易に行なえ、しかも従来のドライヤーのよ
うに熱源を必要としないので、イニシャルコスト、ラン
ニングコストの低減化、省エネルギー化にも寄与で診る
等産業上極めて有益である。
第1図は従来装置の概略図、第2図乃至第を図は本発明
の一実施例を示したもので、第2図は縦断面図、第3図
は第2図のX−X線断面矢示図。 第グ図は使用状態を示した概略図である。 1・・・・コアロール、7.7・・・・小孔0g・・・
・繊維材、17・・・・真空ポンプ。 特許出願人 大同特殊鋼株式会社 第3図 第4図
の一実施例を示したもので、第2図は縦断面図、第3図
は第2図のX−X線断面矢示図。 第グ図は使用状態を示した概略図である。 1・・・・コアロール、7.7・・・・小孔0g・・・
・繊維材、17・・・・真空ポンプ。 特許出願人 大同特殊鋼株式会社 第3図 第4図
Claims (1)
- 回転自在に軸支された中^状のコアロールに多数の貫通
する小孔を穿設すると共に、該コアロールの外表面を繊
維材により被い、該コアロールの中空内部を真空又は減
圧状態に保持し得るように該コアロールを真空ポンプに
接続してなることを特徴とする金属ストリップの水分吸
着ロール。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP21905582A JPS59110916A (ja) | 1982-12-13 | 1982-12-13 | 水分吸着ロ−ル |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP21905582A JPS59110916A (ja) | 1982-12-13 | 1982-12-13 | 水分吸着ロ−ル |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS59110916A true JPS59110916A (ja) | 1984-06-27 |
Family
ID=16729553
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP21905582A Pending JPS59110916A (ja) | 1982-12-13 | 1982-12-13 | 水分吸着ロ−ル |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS59110916A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6443284U (ja) * | 1987-09-11 | 1989-03-15 | ||
US5038469A (en) * | 1989-08-22 | 1991-08-13 | Masuda Seisakusho Co., Ltd. | Method of making a porous roll assembly |
KR100767406B1 (ko) * | 2001-09-17 | 2007-10-16 | 주식회사 포스코 | 팽창형 링거 롤 및 그 연마장치 |
Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4927014A (ja) * | 1972-05-23 | 1974-03-11 | ||
JPS5517633B2 (ja) * | 1975-04-30 | 1980-05-13 | ||
JPH078269U (ja) * | 1993-07-07 | 1995-02-03 | 大倉工業株式会社 | 電子レンジ対応型包装袋及びそれを用いた包装体 |
-
1982
- 1982-12-13 JP JP21905582A patent/JPS59110916A/ja active Pending
Patent Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4927014A (ja) * | 1972-05-23 | 1974-03-11 | ||
JPS5517633B2 (ja) * | 1975-04-30 | 1980-05-13 | ||
JPH078269U (ja) * | 1993-07-07 | 1995-02-03 | 大倉工業株式会社 | 電子レンジ対応型包装袋及びそれを用いた包装体 |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6443284U (ja) * | 1987-09-11 | 1989-03-15 | ||
JPH05248Y2 (ja) * | 1987-09-11 | 1993-01-06 | ||
US5038469A (en) * | 1989-08-22 | 1991-08-13 | Masuda Seisakusho Co., Ltd. | Method of making a porous roll assembly |
KR100767406B1 (ko) * | 2001-09-17 | 2007-10-16 | 주식회사 포스코 | 팽창형 링거 롤 및 그 연마장치 |
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