JPH10118398A - ロールアイロナ - Google Patents

ロールアイロナ

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JPH10118398A
JPH10118398A JP27564196A JP27564196A JPH10118398A JP H10118398 A JPH10118398 A JP H10118398A JP 27564196 A JP27564196 A JP 27564196A JP 27564196 A JP27564196 A JP 27564196A JP H10118398 A JPH10118398 A JP H10118398A
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suction belt
belt
washed
rotating roller
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秀俊 石原
Atsushi Ueda
敦士 上田
Atsushi Katayama
敦 片山
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 薄い被洗物であっても皺やスジが入ることな
く、サクションベルトの保守が容易で、駆動力の低下が
無く、製作コストも安い被洗物受け渡し装置を備えたロ
ールアイロナを提供する。 【解決手段】 加熱装置13間又は、加熱装置13と出
ロコンベア33の間の各被洗物通過受け渡し部に設置さ
れ、上面部に多数の小孔を形成したサクションボックス
34,43上面を走行する多孔サクションベルト35
a,35b、サクションボックス34,43内の空気を
排気する排気手段等で構成された吸引ベルトユニット3
1,32と、サクションベルト上の被洗物にエアを吹き
付けるエアノズル44を具備し、被洗物17を回転ロー
ラ11a,11bより吸引ベルトユニット31,32の
サクションベルト35a,35bに吸着して載せるとき
に、回転ローラから被洗物17を確実に剥がし、被洗物
17の端縁の折れ重なりやめくれを防止する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、洗濯し脱水した被
洗物をプレスしながら乾燥させるロールアイロナに関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】洗濯をしたシーツ、テーブルクロス、ピ
ローカバー等の被洗物を脱水した後に、プレスしながら
乾燥させるものとして、ロールアイロナが一般に知られ
ている。図8はそのロールアイロナの構成を示すもので
ある。
【0003】同図に示すように、複数、例えば2組の円
筒状の回転ローラ11a,11bが適宜間隔をあけて並
列に敷設される。この回転ローラ11a,11bは、周
面部がフェルト状のパッド等通気性のある弾性体で構成
され、さらに通気性の小孔が多数形成される。この回転
ローラ11a,11bは駆動モータ12により同一方向
に駆動される。
【0004】回転ローラ11a,11bの下部に、加熱
装置13が設けられる。この加熱装置13は、上記回転
ローラ11a,11bと一定の間隙を持つように曲面で
構成され、その一端に、導入コンベア14が配設され
る。加熱装置13の回転ローラ11a,11bと対向す
る曲面には、それぞれ曲板状の発熱体16a,16bが
埋設されている。回転ローラ11a,11bは、自重あ
るいはエアシリンダ等で、この発熱体16a,16bに
圧接されながら回転する。
【0005】従って、脱水を行った後の、まだ水分を多
量に含んだ被洗物17を上記導入コンベア14上に置く
と、被洗物17が回転ローラ11aと加熱装置13との
間隙に投入され、その後、回転ローラ11a,11bの
回転に伴って、加熱装置13に沿って進み、この際に被
洗物17は、上記発熱体16a,16bに圧接され、乾
燥及びプレスが行われる。
【0006】回転ローラ11a,11bの軸部には、そ
れぞれ排気用のダクト18a,18bが設けられ、被洗
物17が乾燥する際に発する水蒸気は、ローラ11a,
11b外周面を透過して回転ローラ内部に吸い込まれ、
ダクト18a,18bを通って排気される。
【0007】被洗物17が回転ローラ11a,11bに
巻き付くことを防止するために、以前は、回転ローラ1
1a,11bと被洗物17との間に、被洗物17の通過
路を規制するエンドレステープが配置されたものが採用
されていた。このエンドレステープは回転ローラの幅に
対して十数本必要であり、各テープの張力を加減するそ
れぞれのテンションプーリが備えられ、回転ローラの回
転に従って周回する構成である。
【0008】しかしながら上記のようなロールアイロナ
にあっては、被洗物が常にテープに押さえられた状態で
乾燥、プレスされるため、被洗物にテープの跡がついて
しまい、仕上がりの品質が低いものとなってしまう。こ
の傾向は、特に被洗物かテーブルクロスや敷布などのよ
うな生地の厚い物の場合に顕著に表れる。また、テープ
は、エアシリンダ等を備えた回転ローラにより発熱体に
圧接されて150℃〜250℃に加熱されつつ摺動され
るため、数時間から数日間使用すると切断してしまう。
【0009】このようなときには、その都度ロールアイ
ロナ本体の運転を中断し、テープを新たに交換しなけれ
ばならず、その間の被洗物の乾燥及びプレス作業は停止
しなければならなかった。これらの欠点を解消するた
め、被洗物の通過路を規制するものとして、テープを用
いる代わりに、図8及び図9に示すように、回転ローラ
11aと回転ローラ11bの間に吸引ベルトユニット5
1が設けられたものがある(特願平6‐243770
号)。
【0010】吸引ベルトユニット51は、図9に示すよ
うに、リネン17を回転ローラ11aより受け取り、次
の回転ローラ11bに受け渡すものである。即ち、吸引
ベルトユニット51においては、断面が半円形状のボッ
クス55が設けられると共にその表面には多数のパンチ
ング孔55aが形成され、その上面に通気性のある材質
又は多数のパンチング孔が明けてある吸引ベルト59a
を走行させる。
【0011】ボックス55の下部の多数の軸支え板55
cは、4本の細長軸58を支える。細長軸58によって
多数の小ローラ57が回転自在に支えられる。吸引ベル
トユニット51の上面を走行する吸引ベルト59aは、
駆動モータ12によりプーリ27、Vベルト64a、減
速機61aを経て駆動プーリ63aによって駆動され、
回転ローラ11aの周速度と略同じ速度で回動走行す
る。62aは駆動プーリ63aの軸を支える軸受けユニ
ットである。
【0012】また、回転ローラ11bのリネン17の出
口と導出コンベア33の間にも、吸引ベルトユニット5
1と同様な構造の吸引ベルトユニット52が置かれ、こ
のユニット52の吸引ベルト59bも、駆動モータ12
によりVベルト64b、減速機61bを経て回される駆
動プーリ63bに駆動され、回転ローラ11bの周速度
と略同じ速度で回動走行し、導出コンベア33にリネン
17を受け渡す。53a,53bは、各吸引ベルトユニ
ット51,52からエアを吸い出す吸気管であり、図示
略の吸引用ブロワーにつながれている。
【0013】従って、吸引ベルト59aは駆動プーリ6
3aによって駆動され、小ローラ57に導かれて半円形
状のボックス55の上面を通り、ここで半円形状のボッ
クス55から図示略の吸引ブロアにより吸引した状態
で、吸引ベルト59aをリネン17の送り方向に回転さ
せる。第1回転ローラ11aの出口部と半円形状ボック
ス55は、各々を形成する円周がほぼ接するように位置
している。
【0014】そのため、第1回転ローラ11aにてアイ
ロン掛けされたリネン17は、ここから排出されると
き、吸引ベルト59aの有するエアの吸引力により、ロ
ール11aから剥離され、ベルト59aによって第2回
転ローラ11bへ送られ、第2回転ローラ11bの出口
においても同様の構成の吸引ベルト59bによりリネン
17が導出コンベア33に受け渡され、次の折り畳み機
などへの工程に送られる。
【0015】
【発明が解決しようとする課題】従来のロールアイロナ
では、薄い被洗物を処理するとき、回転ロールからサク
ションボックスユニットのサクションベルトに乗り移る
際に、サクションベルト上でリネンがめくれることがあ
り、被洗物の條や皺となって、被洗物の仕上がり品質の
低下となる場合があった。
【0016】また、エンドレスのサクションベルトが傷
んだり、切断したりしたとき、サクションベルトの駆動
プーリがサクションベルトの内側に設置されているた
め、サクションボックスが移動できず、サクションベル
ト交換が困難であった。さらに、サクションベルトの継
ぎ目にレーシングを使用した場合には、このレーシング
と駆動プーリとの間でスリップして駆動力が減少し、サ
クションベルトをサクションボックス上を滑らせて駆動
するための充分な駆動力が得られず、サクションベルト
が止まることがあった。また、継ぎ目のレーシングが駆
動プーリとの接触で削られて比較的短期間に破断する虞
れがあった、
【0017】本発明は、前記従来の欠点を解消しようと
するもので、薄い被洗物であっても皺やスジが入ること
なく、サクションベルトの保守が容易で、駆動力の低下
が無く、製作コストも安い被洗物受け渡し装置を備えた
ロールアイロナを提供しようとするものである。
【0018】
【課題を解決するための手段】斯かる目的を達成する本
発明の請求項1に係るロールアイロナは、発熱媒体を収
納した曲面を有する複数の加熱装置と、この加熱装置の
曲面に被洗物を圧接しながら回転送りする回転ローラと
を有するロールアイロナにおいて、前記加熱装置間又
は、これに加え加熱装置と出口コンベア間の各被洗物通
過受け渡し部に設置され、上面部に多数の小孔を形成し
たサクションボックス、同サクションボックス上面を前
記回転ローラの周速と略同速度で走行する多孔サクショ
ンベルト、サクションボックス内の空気を排気する排気
手段等で構成された吸引ベルトユニットと、各回転ロー
ラからの被洗物通過受け渡し部上部に設けられ吸引ベル
トユニットへの乗り移り部のロール面の接線方向及び、
又はこれに加え、サクションベルト上の被洗物送り方向
との両方向にエアを吹き付けるエアノズルを具備し、前
記被洗物を回転ローラより前記吸引ベルトユニットのサ
クションベルトに吸着して載せるときに、回転ローラか
ら被洗物を確実に剥がし、被洗物の端縁の折れ重なりや
めくれを防止するようにしたことを特徴とする。
【0019】上記目的を達成する本発明の請求項2に係
るロールアイロナは、請求項1において、前記吸引ベル
トユニットは、外部の固定部材に固設されている軸に回
転可能に軸支され前記サクションボックスを両側で固設
するアームと、前記サクションボックスと固定部材の間
にピンジョイントにより取付けられたアクチュエータ
と、前記サクションボックスの下側に位置を固定して置
かれサクションベルトを外面において駆動する駆動プー
リとによりなり、アクチュエータ作動により、吸引ベル
トユニットを前記駆動プーリから適当な距離に離すこと
により、点検、ベルト交換作業を容易としたことを特徴
とする。
【0020】上記目的を達成する本発明の請求項3に係
るロールアイロナは、請求項2において、前記サクショ
ンベルトの継ぎ目を熱接着性の織り布により熱接着して
エンドレス形状としたことを特徴とする。
【0021】上記目的を達成する本発明の請求項4に係
るロールアイロナは、請求項1乃至3において、前記サ
クションボックス上面の曲面の形状を半円筒状に形成し
てなることを特徴とする。
【0022】上記目的を達成する本発明の請求項5に係
るロールアイロナは、請求項1乃至4において、前記ボ
ックスの上面に形成される小孔の分布を、入口側を密、
出口側を疎に形成してなることを特徴とする。
【0023】
【発明の実施の形態】本発明は、洗濯し脱水した被洗物
をプレスしながら乾燥させるロールアイロナの回転ロー
ル間、回転ロールと排出コンベア間の被洗物受け波し部
に設置された吸引ベルトユニットの改良に関し、受け渡
し部の上部に設けられた被洗物の表面のめくれ防止のた
めのエアノズルと、傷んだサクションベルトの交換を容
易にする機構と、滑り防止取り付け容易なサクションベ
ルトの構成において実施される。
【0024】
【実施例】本発明の実施例を、加熱装置と回転ローラが
2組備えられたものについて、図面に基づいて説明す
る。図1はロールアイロナの全体の構成を示す側面図、
図2は図1の回転ローラ間の受け渡し用吸引ベルトユニ
ットの詳細断面図、図3は図1の回転ローラと導出コン
ベア間の受け渡し用吸引ベルトユニットの詳細断面図、
図4は図2の吸引ベルトユニットの構造を示す斜視図で
ある。
【0025】また、図5は図2のエアノズルをC矢印方
向から見た平面図、図6は図1のロールアイロナの吸引
ベルトユニット移動機構を示す側面図、図7は図1のロ
ールアイロナのサクションベルトの結合部を示す側面図
である。同図に示すように、間隔をあけて直列に設置さ
れた回転ローラ11a,11bは、周面部がフェルト状
のパッド等通気性のある弾性体で構成され、さらに通気
性の小孔が多数形成される。この回転ローラ11a,1
1bは駆動モータ12により、幾つかの伝動機構を経て
同一方向に駆動される。
【0026】回転ローラ11a,11bの下部に、加熱
装置13が設けられる。この加熱装置13は、上記回転
ローラ11a,11bと一定の間隙を持つように回転ロ
ーラ11a,11bの形状に対応した曲面で構成される
ものである。回転ローラ11a,11bの前後に回転ロ
ーラ11a,11bの軸部と略同じ高さで、導入コンベ
ア14と排出コンベア33がそれぞれ配設される。加熱
装置13の回転ローラ11a,11bと対向する曲面に
は、それぞれ曲板状の発熱体16a,16bが埋設され
ている。
【0027】回転ローラ11a,11bは、自重で(あ
るいはエアシリンダ等で)この発熱体16a,16bに
圧接されながら回転する。従って、脱水を行った後の、
まだ水分を多量に含んだ被洗物17を、導入コンベア1
4上に置くと、被洗物17は回転ローラ11aと加熱装
置13との間隙に投入され、その後、回転ローラ11a
〜11bの回転に伴って、加熱装置13に沿って進む。
この際に被洗物17は、上記発熱体16a,16bに圧
接され、乾燥及びプレスが行われる。
【0028】また、回転ローラ11a,11bの軸部に
は、それぞれ排気用のダクト18a,18bが設けら
れ、被洗物17が乾燥する際に発する水蒸気は、ローラ
11a,11bの外周面を透過して回転ローラ内部に吸
い込まれ、ダクト18a,18bを通って排気される。
図1において被洗物であるリネン17が導入コンベア1
4から排出コンベア33まで送られる送行工程について
説明すると、導入コンベア14によって送り込まれた被
洗物17は、回転ローラ11aによって加熱装置16a
の加熱面上を加圧されなから送られる。
【0029】駆動モータ12はプーリ27、Vベルト2
9a、プーリ28aを介して回転ローラ11aを支える
1対のアーム25aの軸26aを駆動回転する。回転ロ
ーラ11aは、図1中2点鎖線で示した11a’のよう
に、軸26aを中心軸として上下に回動可能であり、回
転ロール11a自身の重量、あるいは、負荷用シリンダ
により、走行中のリネン17を加圧することができる。
【0030】アーム25aは減速装置を内蔵し(減速装
置を内蔵するのは片側のアーム25aのみでよい)、軸
26aの回転を減速して回転ローラ11aに伝達し、回
転ローラ11aに適当な周速度(リネン17送り速度)
を与えるようにしてある。この回転ローラの支え方、駆
動方式は第2回転ローラ11bにおいても全く同様であ
るので、各部品の付番のaの代わりにbを置き替えれば
説明される。
【0031】本実施例では、更に、回転ローラ11aと
11bの間に吸引ベルトユニット31が設けられる。吸
引ベルトユニット31は、図2に示すように、被洗物1
7を回転ローラ11aより受け取り、次の回転ローラ1
1bに受け渡すものである。即ち、吸引ベルトユニット
31においては、断面が半円形状で中空なサクションボ
ックス34が設けられると共にその表面に多数のパンチ
ング孔34aが形成され、その上面に通気性のある材質
又は多数のパンチング孔が明けてある多数のサクション
ベルト35aを走行させる。
【0032】サクションボックス34の下部には、サク
ションベルト35aが嵌入できる間隔を空けて設置され
た多数の軸支え板34b,34cが設けてあり、2本の
軸によりサクションベルト35aの幅に見合う長さの多
数の(ベルトをガイドする)小ローラ41が回転自在に
支えられる。また、軸支え板34bに固設された軸39
回りに回転可能に支えられたテンションアーム38の先
端に、テンションローラ37が軸支され、このテンショ
ンローラ37が圧縮ばねにより付勢されて、各サクショ
ンベル卜35a毎に適当なベルトテンションを付与す
る。
【0033】吸引ベルトユニット31の上面を走行する
サクションベルト35aは、駆動モータ12によりプー
リ27、Vベルト64a、プーリ65aを経て駆動され
る減速機61a,その減速機61aの出力軸に取付けら
れたプーリ66aとVベルト63a及びプーリ67aと
により駆動される駆動プーリ36aによって、図2に示
したように、外周側を駆動される。サクションベルト3
5aは、回転ローラ11aの周速度と略同じ速度で走行
し、回転ローラ11bの周速度もサクションベルト35
aと略同じ速度に調整される。
【0034】サクションボックス34の上面の半円筒部
のパンチング孔34aの分布状態を図4に示す。回転ロ
ーラ11a側の区分Aで示した範囲はパンチング孔34
aは密に分布し、区分Bで示した範囲は疎となってい
る。すなわち、サクションベルト35aが区分A上を通
過するときは、サクションベルト35aは被洗物17に
対して強い吸引力を発揮して被洗物17を回転ローラ1
1aの周面より剥ぎ取り、区分Bにおいてはリネン17
を軽く保持する程度の吸引力を呈して、吸引ベルト35
aと半円形状のサクションボックス35との摺動摩擦抵
抗を減らし、かつ、被洗物17の回転ローラ11bへの
受け渡しを容易にする。
【0035】また、半円形状ボックス34の出口部に接
する第2回転ローラ11bの入口部は、固定発熱体16
bの端部を開いて、第2ローラ11bの入口部が若干広
く空くようにしてあるため、被洗物17が第2ローラ1
1bの入り口部に入り易くなっている。
【0036】また、回転ローラ11bの被洗物17の出
口と排出コンベア33の間にも、吸引ベルトユニット3
1と同様な構造の吸引ベルトユニット32が置かれ、こ
のユニット32のサクションベルト35bも、駆動モー
タ12によりVベルト64b、プーリ65bにより回さ
れる減速機61b、その減速機61bの出力軸に取付け
られたプーリ66bとVベルト63b及びプーリ67b
とにより駆動される駆動プーリ36bによって、図3に
示したように、外周側を駆動され、回転ローラ11bの
周速度と略同じ速度で回動走行し、排出コンベア33に
被洗物17を受け渡す。
【0037】吸引ベルトユニット32の構成は、サクシ
ョンボックス43の形状は異なっているが、構成と機能
は前述の吸引ベルトユニット31の構成機能と同じであ
るので説明は省略する。但し、吸引ベルトユニット32
の場合、被洗物17の受け渡し先は排出コンベア33と
なっているので、サクションベルト35bは後流側を真
っすぐに伸ばして、先端を排出コンベア33に被せた形
状を採っている。
【0038】第2回転ローラ11bから出口コンベヤ3
3への被洗物17の受け波し用の吸引ベルトユニット3
2のサクションボックス43も図3に示したように、サ
クションボックス34に準じた構造である。上述の各回
転ローラ11a,11bの周速度及びサクションベルト
35a,35bの送り速度は、被洗物17を受け渡すと
きに、被洗物17に皺が寄らぬように、また滑り過ぎな
いように相対速度を微妙に加減することが重要で、その
ため前述の各々のVベルトプーリは要所に図示略の可変
速プーリを利用している。
【0039】53a,53bは、各サクションボックス
34、43のエア取り出し口34d、43dからエアを
吸い出す吸気管であり、図示略の吸引用ブロワにつなが
れている。
【0040】上述のように、各回転ローラ11a,11
bの周速度及びサクションベルト35a,35bの送り
速度は、被洗物17の皺や滑りを防ぐために、速度を微
妙に加減するようにしているが、さらに、被洗物17の
受け渡しを確実にし、めくれや皺が寄ることを防ぐため
に、回転ローラ11a,11bからの被洗物17の受け
渡し部上部にエアノズル44を設けている。
【0041】エアノズル44は吸引ベルトユニット3
1,32への乗り移り部の回転ローラ11a,11bの
円筒面の接線方向へエアを吹き出すノズル44aと、図
5に示したように、サクションベルト上の被洗物送り方
向に斜めに吹き出すノズル44cとの両2種類を備えて
いる。44bはノズル44aから吹き出すエアを適当な
方向に導く導風板である。ノズル44aより吹き出すエ
アは回転ローラ11a,11bより被洗物17を確実に
剥がして、吸引ベルトユニット31、32のサクション
ベルト35a,35bに載せる。
【0042】また、ノズル44cはサクションベルト3
5a,35bに載っている枚洗物17の端縁の折れ重な
り、めくれ、皺等を吹き均して平らにする。吸引ベルト
ユニット31,32は、図6に示す移動(昇降)機構に
より、図中二点鎖線で示すように移動することができ
る。即ち、外部の固定部材にアーム軸49が固設され、
このアーム軸49にアーム48a,48bが回転可能に
軸支されている。吸引ベルトユニット31,32の主体
であるサクションボックス34,43は、このアーム4
8a,48bに両側で固設されている。
【0043】図2に示すように、サクションボックス3
4に取付けられた支持部材45aにおいて、エアシリン
ダ47の作動ロッドがピンジョイントにより結合されて
いる。同様に、図3に示すように、サクションボックス
43はこれに取付けられた支持部材45bにおいて、エ
アシリンダ47の作動ロッドがピンジョイントにより結
合されている。
【0044】両エアシリンダ47の他端は固定部材とピ
ンジョイントにより結合されているので、エアシリンダ
47を作動させることにより、図6の2点鎖線で示した
ように、吸引ベルトユニット31,32を回転ローラ1
1aと11bの間と、回転ローラ11bと排出コンベア
33の間の位置から上方に移動させることができる。こ
のエアシリンダ47に代えて油圧シリンダ、あるいは、
モータにより駆動される親ねじとこれに螺合するナット
との組合わせによるアクチュエータでもよい。
【0045】前述したように、サクションベルト35
a,35bを駆動する駆動プーリ36a,36bは、サ
クションボックス34,43の下側に位置を固定して置
かれベルトを外周面において接触駆動しているので、エ
アシリンダ47の作動により、吸引ベルトユニット3
1,32を上方に移動すれば、サクションベルト35
a,35bを駆動プーリ36a,36bから充分な距離
に離すことができ、点検、ベルト交換作業を容易とする
ことができる。
【0046】サクションベルト35a,35bの継ぎ目
の構成の1例を図7に示す。従来のようにサクションベ
ルトの継ぎ目にレーシングを使用せず、この継ぎ目を熱
接着性の織り布である熱シール布71により熱接着した
ものである。例えば、熱シール布71として、アラミド
繊維とテフロンの交織したものを用い、超音波によりテ
フロンを溶融させアラミド繊維同士を接着させることが
できる。従って、本実施例では、レーシングのときのよ
うな駆動プーリ36a,36bとの間でスリップを生じ
ることなく、また、駆動力が減少する心配は無い。この
ような継ぎ目の熱シール布71は駆動プーリ36a,3
6bとの接触で削られることがないので、サクションベ
ルト35a,35b破断の虞れなく、ベルト表面全体で
均一な駆動力で安定した走行が得られ、長時間の運転が
可能である。
【0047】上記構成を有する本実施例のロールアイロ
ナにおいては、次のような作用効果を奏し、被洗物17
をプレスしながら乾燥させることができる。先ず、第1
回転ローラ11aにてアイロン掛けされた被洗物17
は、ここから排出されるとき、エアノズル44のノズル
44aより吹き出すエアは、回転ローラ11a,11b
より被洗物17を確実に剥がして、半円形状のサクショ
ンボックス34の上面のサクションベルト35aに移し
替え、サクションベルト35aの有するエアの吸引力に
より、被洗物17を吸着したまま送り、第2回転ローラ
11bと加熱装置13へ送られる。
【0048】次に、半円形状ボックス34の出口部にお
いては、第2回転ローラ11bの入口部の方が若千開い
た形で位置しているため、被洗物17は容易に第2回転
ローラ11b側へ供給され、再度アイロン掛けすること
が出来る。第2回転ローラ11b及び加熱装置13の出
口においても同様の構成の吸引ベルトユニット32によ
り被洗物17が排出コンベア33に受け渡される。ノズ
ル44cはサクションベルト35a,35bに載って送
られている被洗物17の先端縁の折れ重なり、めくれ、
皺等を吹き均して平らにする。
【0049】なお、吸引ベルト35aは、図4において
は複数本で構成されているが、これに代えて回転ローラ
の全幅に対応した1本で対応することもできる。この場
合には軸支え板のガイド部は両端部の2箇所となる。ま
た、回転ローラ及び加熱装置の個数は、3個以上の場合
も同様に適用可能である。サクションベルト35a,3
5bが傷んだり切断したりしたときには、ロールアイロ
ナの運転を停止し、エアシリンダ47を作動させ、吸引
ベルトユニット31,32を上方に移動して、サクショ
ンベルト35a,35bの点検、ベルト交換作業が容易
にできる。ロールアイロナ運転中はエアシリンダのピス
トン、ロッドを逆作動し、サクションボックスを固定す
る。
【0050】サクションベルト35a,35bを交換す
るときは、その接着形態の1例を図7に示すように、必
要な長さに切断したベルトの端部を、熱シール布71を
被せ、超音波等により熱接着する。このように、ベルト
の継ぎ目にレーシングを使用しないので、従来のレーシ
ングのときのような、駆動プーリとの間でスリップを生
じることなく、駆動力が減少することも無い。また、こ
のような継ぎ目に熱シール布71のような織り布を使え
ば駆動プーリとの接触で削られることなく、サクション
ベルト35a,35bの破断の虞れはなくなり、駆動プ
ーリ36a,36bの摩擦伝動の変動が少なく、長時間
の運転が可能となる。
【0051】
【発明の効果】以上、実施例に基づいて具体的に説明し
たように本発明では、各回転ローラからの被洗物受け渡
し部の上部に設けられたエアノズルにより、ロール面の
接線方向にエアを吹き出して、被洗物を回転ローラ出口
部全面から確実に剥離させ、被洗物の受け渡し部の吸引
ベルトユニッ卜の半円形状のボックスの吸引孔は、入口
側で密に、出口側で疎に、即ち吸引ベルトが回転ローラ
に接する部分が特に強い吸引力を持つように分布されて
いるので被洗物は確実にサクションユニットに乗り移
り、前記エアノズルは被洗物送り方向と被洗物を広げる
方向を合成した斜め方向に吹き出して、被洗物をサクシ
ョンボックスの吸引孔の疎に分布しているサクションベ
ルト上において広げるので、薄い被洗物においてもめく
れることが無いので皺やスジが入ることなく、高品質に
アイロン仕上げされる。
【0052】また、エンドレスのサクションベルトが傷
んだり切断したりしたときには、サクションベルトの駆
動プーリがサクションベルトの外周側に段置されている
ため、サクションボックスの移動機構を簡単に設置で
き、サクションベルトの交換を容易としている。さら
に、サクションベルトの継ぎ目にレーシングを使用せ
ず、この継ぎ目を熱接着性の織り布により熱接着してあ
るので、前記レーシングのときのような、駆動プーリと
の間でスリップを生じることなく、駆動力が減少する心
配は無い。また、このような継ぎ目の織り布は駆動プー
リとの接触で削られることがないのでベルト破断の虞れ
なく、ベルト表面全体で均一な駆動力で安定した走行が
得られ、長時間の運転が可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係るロールアイロナの全体
の構成を示す側面図である。
【図2】図1の回転ローラ間の受け渡し用吸引ベルトユ
ニットの詳細断面図である。
【図3】図1の回転ローラと導出コンベア間の受け渡し
用吸引ベルトユニットの詳細断面図である。
【図4】図2の吸引ベルトユニットの構造を示す斜視図
である。
【図5】図1のエアノズルをC矢印方向から見た平面図
である。
【図6】図1のロールアイロナの吸引ベルトユニット移
動機構を示す側面図である。
【図7】図1のロールアイロナのサクションベルトの結
合部を示す側面図である。
【図8】従来のロールアイロナの一例の構成を示す側面
図である。
【図9】従来のロールアイロナの吸引ベルトユニットの
構造を示す断面図である。
【符号の説明】
11a,11b 回転ローラ 12 駆動モータ 13 加熱装置 16a,16b 発熱体 17 被洗物 18a,18b ダクト 31,32 吸引ベルトユニット 34 サクションボックス 34a パンチング孔 35a,35b サクションベルト 36a,36b 駆動プーリ 37 テンションローラ 41 小ローラ 43 サクションボックス 43a パンチング孔 44 エアノズル 47 エアシリンダ 48 アーム 49 アーム軸 53a,53b 吸気管 61a,61b 減速機 71 熱シール布

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 発熱媒体を収納した曲面を有する複数の
    加熱装置と、この加熱装置の曲面に被洗物を圧接しなが
    ら回転送りする回転ローラとを有するロールアイロナに
    おいて、前記加熱装置間又は、これに加え加熱装置と出
    口コンベア間の各被洗物通過受け渡し部に設置され、上
    面部に多数の小孔を形成したサクションボックス、同サ
    クションボックス上面を前記回転ローラの周速と略同速
    度で走行する多孔サクションベルト、サクションボック
    ス内の空気を排気する排気手段等で構成された吸引ベル
    トユニットと、各回転ローラからの被洗物通過受け渡し
    部上部に設けられ吸引ベルトユニットへの乗り移り部の
    ロール面の接線方向及び、又はこれに加え、サクション
    ベルト上の被洗物送り方向との両方向にエアを吹き付け
    るエアノズルを具備し、前記被洗物を回転ローラより前
    記吸引ベルトユニットのサクションベルトに吸着して載
    せるときに、回転ローラから被洗物を確実に剥がし、被
    洗物の端縁の折れ重なりやめくれを防止するようにした
    ことを特徴とするロールアイロナ。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のロールアイロナにおい
    て、前記吸引ベルトユニットは、外部の固定部材に固設
    されている軸に回転可能に軸支され前記サクションボッ
    クスを両側で固設するアームと、前記サクションボック
    スと固定部材の間にピンジョイントにより取付けられた
    アクチュエータと、前記サクションボックスの下側に位
    置を固定して置かれサクションベルトを外面において駆
    動する駆動プーリとによりなり、アクチュエータ作動に
    より、吸引ベルトユニットを前記駆動プーリから適当な
    距離に離すことにより、点検、ベルト交換作業を容易と
    したことを特徴とするロールアイロナ。
  3. 【請求項3】 請求項2記載のロールアイロナにおい
    て、前記サクションベルトの継ぎ目を熱接着性の織り布
    により熱接着してエンドレス形状としたことを特徴とす
    るロールアイロナ。
  4. 【請求項4】 請求項1,2又は3記載のロールアイロ
    ナにおいて、前記サクションボックス上面の曲面の形状
    を半円筒状に形成してなることを特徴とするロールアイ
    ロナ。
  5. 【請求項5】 請求項1,2,3又は4記載のロールア
    イロナにおいて、前記ボックスの上面に形成される小孔
    の分布を、入口側を密、出口側を疎に形成してなること
    を特徴とするロールアイロナ。
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