JPH05248316A - エンジンの蒸発燃料処理装置 - Google Patents

エンジンの蒸発燃料処理装置

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JPH05248316A
JPH05248316A JP8634592A JP8634592A JPH05248316A JP H05248316 A JPH05248316 A JP H05248316A JP 8634592 A JP8634592 A JP 8634592A JP 8634592 A JP8634592 A JP 8634592A JP H05248316 A JPH05248316 A JP H05248316A
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JP
Japan
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fuel
engine
fuel supply
evaporated fuel
evaporated
Prior art date
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Pending
Application number
JP8634592A
Other languages
English (en)
Inventor
Takashi Hoku
隆 保久
Hideyuki Hisanami
秀行 久波
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mazda Motor Corp
Original Assignee
Mazda Motor Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 キャニスタに吸着された蒸発燃料のパージ促
進及び減速燃料カット時の触媒温度低下の防止を図る。 【構成】 キャニスタ16から吸気通路2に至る第1蒸
発燃料通路14の中途に設けた吸気バージソレノイド1
7および排気通路8に至る第2蒸発燃料通路20に設け
た排気パージソレノイド21の開閉制御が制御装置22
により行なわれる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、エンジンの蒸発燃料処
理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】キャニスタに吸着された蒸発燃料を給油
後に最初にパージする状態のときに、機関への燃料供給
量を低減させる手段を設けることにより、燃料ベーパー
の大気への放出を防止し、空燃比の変動を小さくするよ
うにした技術が開示されている。(特開平1−2116
61号公報参照)
【0003】
【発明が解決しようとする課題】キャニスタに吸着され
た蒸発燃料は、デューティソレノイドにより吸気管内負
圧を利用してエンジンの吸気系のみにパージさせてい
る。そのため、蒸発燃料の発生量の多少によって空燃比
制御に負担がかかり、車の走行性やエンジン性能の悪化
をもたらすという問題があった。本発明は上記問題点に
鑑みてなされたものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、エンジンの運
転状態を検出する運転状態検出手段により、所定の燃料
供給禁止状態が検出された時に燃料の供給禁止を行なう
燃料供給禁止手段と、燃料貯蔵部から発生する蒸発燃料
をエンジンに供給する蒸発燃料供給手段とを備えたエン
ジンにおいて、上記燃料供給手段による燃料の供給禁止
が行なわれる時には、その供給禁止が行なわれない時に
比べて上記蒸発燃料供給手段によるエンジンへの蒸発燃
料の供給量を増大することができる蒸発燃料供給量増大
手段を備えたことを特徴とするエンジンの蒸発燃料処理
装置である。
【0005】
【実施例】以下、本発明の実施例を図に基づいて説明す
る。図1は本発明装置を備えたエンジンの全体概略図、
図2から図4は本発明装置を制御するためのプログラム
をそれぞれ実行するフローチャートである。
【0006】図1において、1はエンジン本体で、その
燃焼室に点火プラグ1aを臨ませている。2は吸気通路
で、先端部にエアクリーナ3とエアフローメータ4と吸
気温センサ5とを設け、また中途部にスロットルバルブ
6を、基端部にインジェクタ7をそれぞれ設けている。
8は排気通路で、中途に触媒コンバータ9とその上流部
にO2 センサ10とを設けている。
【0007】11は燃料タンクで、該タンクからインジ
ェクタ7に至る燃料通路12を連結し、該通路には燃料
ポンプ13が設けられている。また、燃料タンク11と
吸気通路2とを連通する第1蒸発燃料通路14には、チ
ェックバルブCV2ウェイバルブ15、キャニスタ1
6、吸気パージソレノイド17が順に配設されている。
一方、エアクリーナ3と排気通路8とを連通するエアー
通路18には、エアーポンプ19が設けられると共に、
該エアーポンプと第1蒸発燃料通路14とを連通する第
2蒸発燃料通路20が配設され、該通路の中途に排気パ
ージソレノイド21が設けられている。
【0008】22は制御装置で、エアフローメータ4か
らは吸入空気量信号、吸気温センサ5からは吸気温信
号、O2 センサ10からは空燃比信号或はエンジン回転
数信号等を入力し、一方これら入力信号に基づいてイン
ジェクタ7に燃料噴射信号や、吸気パージソレノイド1
7及び排気パージソレノイド21に弁の開閉を行なわせ
る信号等をそれぞれ出力する。
【0009】以下、図2から図4に示すフローチャート
を用いて上記制御装置22で実行する制御を説明する。
【0010】図2は本発明の第1実施例を示すフローチ
ャートである。ステップS1で各種の入力信号を読み込
んだ後、ステップS2ではエンジンの運転状態が図5の
グラフのハッチングで示す範囲のパージ領域であるか否
か即ちパージ実行条件成立の可否が判断され、その結果
YESであればステップS3に進む。
【0011】ステップS3では減速時の燃料カットを行
なうか否かが判断され、YESの場合は次のステップS
4に進む。ステップS4では吸気パージソレノイド17
を開弁するように、また次のステップS5で排気パージ
Dutyが設定値Aになるようにそれぞれ制御される。
そして、次のステップS6で排気パージソレノイド21
に対し出力され、設定値Aに従う開弁が行われて蒸発燃
料が排気通路8に供給される。
【0012】一方、ステップS2でNOと判断された場
合即ち図5の上記パージ領域以外のアイドル回転域およ
び所定回転数以上の回転域の場合はステップS7に進
む。ステップS7では吸気パージソレノイド17の閉弁
および次のステップS8では排気パージソレノイド21
の閉弁の制御が行なわれる。従って、上記両ソレノイド
17,21に対して出力されない。
【0013】次に、ステップS3でNOを判断された場
合はステップS9に進み、ここでは吸気パージDuty
の制御が行なわれ、次のステップS10で排気パージソ
レノイド21の閉弁制御が行なわれる。そして、次のス
テップS11で吸気パージソレノイド17に出力され開
弁されて、蒸発燃料が吸気通路2に供給される。
【0014】図3は本発明の第2実施例を示すフローチ
ャートである。本実施例は上記第1実施例と制御は殆ど
同様であり、次に説明する部分のみ異なる。即ち、ステ
ップS5の次のステップS12で、O2 センサ10の出
力が0.45(V)より大きいか否かが判断される。こ
れは図6のグラフで示されるように、O2 センサ出力が
0.45(V)で空燃比の指標λ=1であり、従って
0.45(V)大きいと空燃比はリッチとなるので結局
空燃比がリッチであるか否かの判定を意味する。
【0015】このステップS12でYESと判断される
とステップ13に進み、ここでは空燃比がリッチの状態
からλ=1の状態になるように数値αだけマイナスする
制御が行なわれる。一方ステップS12でNOと判断さ
れた場合は、ステップS14に進み空燃比が逆にαだけ
プラスされる制御が行われる。つまり、第2実施例は第
1実施例に上記のような空燃比制御が付加されたのみで
ある。
【0016】次に、図4のフローチャートにより減速時
燃料カットにおける点火プラグ1aの点火時期制御につ
いて説明する。ステップS1で各種入力信号の読み込み
が行なわれた後、ステップS2に進み、ここで減速時燃
料カットの有無が判断され、YESの場合即ちインジェ
クタ7からの燃料噴射がカットされている場合はステッ
プS15に進む。
【0017】ステップS15では点火プラグ1aの点火
がカットされる。一方ステップS2でNOと判断された
場合即ち燃料噴射がなされている場合はステップS16
に進み、運転状態に応じた点火時期が設定される。そし
てステップS17に進み、点火が実行される。
【0018】上記のように、キャニスタ16から吸気通
路2に至る第1蒸発燃料通路14の他に、排気通路8に
至る第2蒸発燃料通路20が設けられると共に、吸気パ
ージソレノイド17および排気パージソレノイド21の
開閉制御が行われて、蒸発燃料が燃料カット時のみ排気
系の触媒の上流部にパージされる。
【0019】
【発明の効果】本発明によれば、非燃料カット時におけ
る排気系に設けた触媒の過熱防止および燃料カット時に
おける触媒温度の低下防止が図られると共に、蒸発燃料
の処理が効果的に行なわれる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るエンジンの蒸発燃料処理装置を備
えたエンジンの全体概略図である。
【図2】本発明の第1実施例における制御を示すフロー
チャートである。
【図3】本発明の第2実施例における制御を示すフロー
チャートである。
【図4】減速時燃料カットの場合の点火時期制御のフロ
ーチャートである。
【図5】エンジンの運転状態においてパージ領域を示す
グラフである。
【図6】O2 センサの出力と空燃比の関係を示すグラフ
である。
【符号の説明】
1a 点火プラグ 4 エアフローメータ 5 吸気温センサ 7 インジェクタ 9 触媒コンバータ 10 O2 センサ 11 燃料タンク 14 第1蒸発燃料通路 16 キャニスタ 17 吸気パージソレノイド 18 エアー通路 20 第2蒸発燃料通路 21 排気パージソレノイド 22 制御装置

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 エンジンの運転状態を検出する運転状態
    検出手段により、所定の燃料供給禁止状態が検出された
    時に燃料の供給禁止を行なう燃料供給禁止手段と、燃料
    貯蔵部から発生する蒸発燃料をエンジンに供給する蒸発
    燃料供給手段とを備えたエンジンにおいて、上記燃料供
    給禁止手段による燃料の供給禁止が行なわれる時には、
    その供給禁止が行なわれない時に比べて上記蒸発燃料供
    給手段によるエンジンへの蒸発燃料の供給量を増大する
    ことができる蒸発燃料供給量増大手段を備えたことを特
    徴とするエンジンの蒸発燃料処理装置。
  2. 【請求項2】 蒸発燃料供給量増大手段により蒸発燃料
    供給が増大される際、蒸発燃料供給手段による燃料貯蔵
    部からの蒸発燃料供給を、エンジン排気系の触媒取付部
    上流側に蒸発燃料を流入させて行なうことを特徴とする
    請求項1記載のエンジンの蒸発燃料処理装置。
  3. 【請求項3】 燃料供給禁止手段により燃料の供給禁止
    がなされる時には、蒸発燃料供給手段による燃料貯蔵部
    からの蒸発燃料の供給をエンジンの排気系の触媒取付部
    上流側に対して行なう一方、上記燃料の供給禁止がなさ
    れない時には、上記蒸発燃料の供給をエンジンの吸気系
    に対して行なうようにする蒸発燃料供給切換手段が備え
    られた請求項1記載のエンジンの蒸発燃料処理装置。
  4. 【請求項4】 燃料供給禁止手段による燃料の供給禁止
    がエンジンの減速時に行なわれることを特徴とする請求
    項1ないし3記載のエンジンの蒸発燃料処理装置。
  5. 【請求項5】 蒸発燃料供給量増大手段によりエンジン
    に供給される蒸発燃料が増大される時、燃焼室内の燃料
    点火を禁止する燃料点火禁止手段を備えた請求項1記載
    のエンジンの蒸発燃料処理装置。
JP8634592A 1992-03-09 1992-03-09 エンジンの蒸発燃料処理装置 Pending JPH05248316A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US20200182169A1 (en) * 2018-12-07 2020-06-11 Hyundai Motor Company Method of Controlling Purge of Fuel Evaporation Gas

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US20200182169A1 (en) * 2018-12-07 2020-06-11 Hyundai Motor Company Method of Controlling Purge of Fuel Evaporation Gas
US10914250B2 (en) * 2018-12-07 2021-02-09 Hyundai Motor Company Method of controlling purge of fuel evaporation gas

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