JPH05248194A - トンネル覆工用セグメント供給装置 - Google Patents
トンネル覆工用セグメント供給装置Info
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- JPH05248194A JPH05248194A JP4078734A JP7873492A JPH05248194A JP H05248194 A JPH05248194 A JP H05248194A JP 4078734 A JP4078734 A JP 4078734A JP 7873492 A JP7873492 A JP 7873492A JP H05248194 A JPH05248194 A JP H05248194A
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Abstract
きを直してエレクターに送る一連のセグメント供給作業
を自動化する。 【構成】 エレクター3へセグメント9を送るコンベヤ
15を備えたセグメントストック台車16をシールド機
1の後方に配置してシールド機1に牽引させる。セグメ
ント台車10上のセグメント9の位置と向きを直すセン
タリング装置17を、セグメントストック台車16の後
部に配置して、セグメントストック台車16に牽引させ
る。センタリング装置17上で位置と向きが直されたセ
グメント9をコンベヤ15上へ移載するセグメント移載
台車19をセンタリング装置17の後方に配置する。
Description
セグメント組立用エレクターに能率よくセグメントを供
給するためのトンネル覆工用セグメント供給装置に関す
るものである。
る場合、一般に、シールドフレーム前端の刃口でトンネ
ル切羽の切削を行い切羽を保持しつつ後方のジャッキ推
力によってシールドフレームを推進させると共に、シー
ルドフレーム後部でシールドフレームの推進につれて、
円弧状に形成されたセグメントをエレクターにより組み
立てて覆工を完成するようにしている。
合、セグメントをトンネル中心にセットすることが望ま
しいが、トンネル内では、上記セグメントを搬送するセ
グメント台車の他に、資材台車やオペレータ台車、パワ
ーユニット台車等を走行させるために走行レールが複線
化されることがあり、この場合、セグメント台車をトン
ネル中心に沿って走行させることが困難となるため、エ
レクターへのセグメントの供給を能率よく行うことがで
きなくなる問題がある。
図7及び図8により具体的に説明する。1はシールド機
であり、シールドフレーム2内の後部にセグメント組立
用エレクター3が装備されている。上記シールド機1に
よって既に構築済みのトンネル4の底部には、シールド
機1に牽引ワイヤ5を介して後続するように配置された
オペレータ台車6やパワーユニット台車7等を走行させ
るためのレール8と、セグメント9を積載したセグメン
ト台車10を走行させるためのレール11とが枕木12
を介して敷設され、セグメント台車10が、門型の如き
形状をした他の台車6,7等の中をくぐり貫けるように
してレール11上を走行することにより、トンネル4に
対して出入できるようにしてある。又、上記オペレータ
台車6には、エレクター3の位置まで延びるようにした
ホイストビーム13が固定され、該ホイストビーム13
に、オペレータ台車6上の操作で作動されるようにした
ホイスト14が装備されている。したがって、オペレー
タ台車6の前方位置へ搬入させたセグメント台車10上
のセグメント9をホイスト14で吊り、ホイスト14を
ホイストビーム13に沿わせてエレクター3の位置まで
移動させて、セグメント9をエレクター3に受け取らせ
ることによりセグメント9の供給が行われるものであ
る。
く、トンネル4内では、セグメント台車10とシールド
機1に牽引される台車6,7等を走行させる必要上、セ
グメント台車10はトンネル中心Oからずれた位置を、
セグメント9の長手方向を前後方向へ向けて走行しなけ
ればならないため、セグメント9を組立方向に合わせて
トンネル中心Oでエレクター3に受け渡すためには、作
業員がセグメント9を回転操作しなければならず、又、
セグメント9をホイスト14で吊ることから、セグメン
ト9への吊金具の着脱をその都度行う必要があるため、
能率よく作業を進めることができない、という欠点があ
る。
への回転とトンネル中心へのセットを自動的に行えるよ
うにし、エレクターへ能率よくセグメントを供給するこ
とができるようなセグメント供給装置を提供しようとす
るものである。
決するために、トンネル中心から左右方向へずれた位置
を走行するセグメント台車によりシールド機の後方位置
へセグメントを搬入し、該セグメントを上記シールド機
に装備してあるセグメント組立用エレクターにトンネル
中心で組立方向を合わせて受け渡すようにするトンネル
覆工用セグメント供給装置において、上部にトンネル方
向に沿い上記エレクターの位置まで延びるコンベヤを有
して上記シールド機により牽引されるようにしたセグメ
ントストック台車と、旋回及び左右方向へのトラバース
機能を有して上記セグメントストック台車により牽引さ
れるようにしたセンタリング装置と、該センタリング装
置上でセンタリングされたセグメント台車上のセグメン
トを上記セグメントストック台車のコンベヤ上へ移載す
る移載機構を有し且つ上記セグメント台車が走行する位
置を跨ぐような形状として走行可能に設けたセグメント
移載台車とを備えた構成とする。
リング装置へ乗り移らせ、センタリング装置でセグメン
トの位置をトンネル中心に合わせると共に向きを組立方
向に合わせる。位置と向きがセットされたセグメント
は、セグメント移載台車の移載機構によってセグメント
ストック台車のコンベヤ上へ移載され、コンベヤにより
ストックされつつ順送りされてエレクターに供給され
る。
する。
ので、トンネル中心Oから左右方向へずれた位置に敷設
されたレール11上を走行するセグメント台車10によ
りシールド機1の後方位置へセグメント9を搬入し、該
セグメント9を上記シールド機1の後部に装備してある
セグメント組立用エレクター3にトンネル中心Oの位置
で組立方向を合わせて受け渡すようにするトンネル覆工
用セグメント供給装置において、上部にトンネル方向に
沿い上記エレクター3の位置まで延びるコンベヤ15を
有して上記シールド機1により牽引されるようにしたセ
グメントストック台車16と、旋回及び左右方向へのト
ラバース機能を有して上記セグメントストック台車16
により上記レール11上を牽引されるようにしたセンタ
リング装置17と、該センタリング装置17上でセンタ
リングされたセグメント台車10上のセグメント9を上
記セグメントストック台車16のコンベヤ15へ移載す
る移載機構18を有してレール11の外側に敷設された
レール8上を走行するようにしたセグメント移載台車1
9とを備えてなる構成とする。20は連結されたセグメ
ント台車10を搬送するための自走台車を示す。
及び図6に示す如く、シールド機1に牽引されてレール
8上を走行するもので、内部に空のセグメント台車10
を待避させることができるように全体的に門型形状をし
ており、且つ一側部に、シールド機1で必要な所要の設
備ユニット21を搭載してある。又、上部に設けたコン
ベヤ15は、ローラコンベヤであり、後端部に、後方へ
延びてセグメント移載台車19からセグメント9を受け
取れるようにしたセグメントキャリア22を有し、且つ
台車19の後部に、セグメントキャリア22にて受け取
ったセグメント9の後面を押してコンベヤ15上にスト
ックしたセグメント9を前方へ順送りするためのセグメ
ントプッシャー23を備えている。
6に示す如く、両端部を連結材24を介してセグメント
ストック台車16に連結して中間部に位置するレール1
1から8に掛けて載置した左右方向のトラバースレール
25と、該トラバースレール25上に移動自在に載置し
たトラバース台車26と、該トラバース台車26の一側
部とセグメントストック台車16の後端部に後方へ張り
出させた支持ビーム27との間に介装させたトラバース
ジャッキ28と、上記トラバース台車26上に設けたタ
ーンテーブル29と、ターンテーブル29上に固設した
セグメント台車支持レール30と、上記セグメント台車
10がレール11と支持レール30との間で乗り移れる
ようにするためにトラバースレール25に保持させた傾
斜レール31とからなる構成としてある。
す如く、セグメント台車10がくぐり貫けられるように
レール11の上方部分を跨ぐようにした門型形状として
あり、図6にも示す如く、前面部に、横行装置32によ
って左右方向へ移動できるようにした支柱33と、昇降
装置34を介して支柱33上を昇降できるようにしたフ
ォーク35とからなる移載機構18を備えている。
合、図1及び図2に示す如く、セグメント9を積載した
セグメント台車10を複数台連結し、これらセグメント
台車10を自走台車20により押しながらレール11上
を走行させて行き、先頭のセグメント台車10を、図4
に示す如く、レール11上からセンタリング装置17の
傾斜レール31を介して支持レール30上に乗り移らせ
る。先頭のセグメント台車10がセンタリング装置17
の支持レール30上に乗り移ったところで、先頭のセグ
メント台車10の連結を解除し、後続のセグメント台車
10を所要量後退させる。なお、セグメント台車10を
レール11上から支持レール30上に乗り移らす操作は
他の手段を用いてもよい。
グメント台車10を、図5に示す如く、トラバースジャ
ッキ28の作動でトラバース台車16を移動させること
によってトンネル中心Oの位置へセンタリングする。続
いて、トラバース台車16上のターンテーブル29を回
転させることにより、図6に示す如く、セグメント9を
90°変向させて組立方向に合わせる。
センタリング装置17に近接位置させ、且つ移載機構1
8を適宜操作して、図6に示す如く、セグメント台車1
6上の最上段のセグメント9をフォーク35により持ち
上げる。ここで、セグメントストック台車16側よりセ
グメントキャリア22を延ばしてフォーク35上のセグ
メント9を受け取り、セグメントキャリア22を縮めた
後、セグメントプッシャー23の操作でセグメントキャ
リア22上のセグメント9の後面を前方へ押すようにす
る。同様な操作で、セグメント台車10のすべてのセグ
メント9をコンベヤ15上に移載させることにより、セ
グメント9はコンベヤ15上にストックされると共に、
順送りされてエレクター3へ供給される。この際、エレ
クター3へ供給されるセグメント9は、センタリング装
置17により、位置がトンネル中心Oに合わされ、向き
が組立方向に合わされているので、エレクター3では能
率よく作業を進めることができる。
ント台車10は元の位置(当初乗り移った位置)へ戻っ
た後、後続のセグメント台車10に押されることによ
り、あるいは、他の手段の操作により前方へ移動させ、
セグメントストック台車16内に待避させておくように
し、同様にして待避させられた後続の空のセグメント台
車10と次々に連結し、すべてのセグメント9の供給が
終了した後、自走台車20によってトンネル4外へ搬出
させるようにする。上記センタリング装置17は、シー
ルド機1の掘進に伴ってセグメントストック台車16に
より逐時牽引移動させられるものであるため、セグメン
トストック台車16との間の位置関係はトンネル4の構
築が完了するまで維持される。
るものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内にお
いて種々変更を加え得ることは勿論である。
用セグメント供給装置によれば、トンネル中心から左右
方向にずれた位置を走行させて搬入したセグメント台車
上のセグメントを、センタリング装置でトンネル中心に
位置と向きを合わせ、移載台車でコンベヤに受け渡し、
コンベヤでストックしつつ順送りしてエレクターに供給
できるようにしたので、セグメント供給に係わる一連の
作業の自動化を図ることができると共に、エレクターに
よるトンネル覆工作業を能率よく行わせることができ
る、という優れた効果を発揮する。
一実施例を示す全体の概要側面図である。
ある。
概要図である。
Claims (1)
- 【請求項1】 トンネル中心から左右方向へずれた位置
を走行するセグメント台車によりシールド機の後方位置
へセグメントを搬入し、該セグメントを上記シールド機
に装備してあるセグメント組立用エレクターにトンネル
中心で組立方向を合わせて受け渡すようにするトンネル
覆工用セグメント供給装置において、上部にトンネル方
向に沿い上記エレクターの位置まで延びるコンベヤを有
して上記シールド機により牽引されるようにしたセグメ
ントストック台車と、旋回及び左右方向へのトラバース
機能を有して上記セグメントストック台車により牽引さ
れるようにしたセンタリング装置と、該センタリング装
置上でセンタリングされたセグメント台車上のセグメン
トを上記セグメントストック台車のコンベヤ上へ移載す
る移載機構を有し且つ上記セグメント台車が走行する位
置を跨ぐような形状として走行可能に設けたセグメント
移載台車とを備えた構成を有することを特徴とするトン
ネル覆工用セグメント供給装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4078734A JP3063045B2 (ja) | 1992-03-02 | 1992-03-02 | トンネル覆工用セグメント供給装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4078734A JP3063045B2 (ja) | 1992-03-02 | 1992-03-02 | トンネル覆工用セグメント供給装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05248194A true JPH05248194A (ja) | 1993-09-24 |
JP3063045B2 JP3063045B2 (ja) | 2000-07-12 |
Family
ID=13670118
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4078734A Expired - Fee Related JP3063045B2 (ja) | 1992-03-02 | 1992-03-02 | トンネル覆工用セグメント供給装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3063045B2 (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH06117199A (ja) * | 1992-10-09 | 1994-04-26 | Yoshiji Matsumoto | シールド掘進機の後続台車および後続設備 |
JPH07279597A (ja) * | 1994-04-07 | 1995-10-27 | Toda Constr Co Ltd | セグメント搬入システム |
JP2012162904A (ja) * | 2011-02-07 | 2012-08-30 | Kizai Corp | 搬送台車装置 |
CN104890679A (zh) * | 2015-05-27 | 2015-09-09 | 天津亨通利铁道工程机械配件有限公司 | 复合隧道运输系统及运输方法 |
CN111779513A (zh) * | 2020-08-25 | 2020-10-16 | 中国铁建大桥工程局集团有限公司 | 一种用于地铁盾构隧道施工的管片输送装置 |
-
1992
- 1992-03-02 JP JP4078734A patent/JP3063045B2/ja not_active Expired - Fee Related
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH06117199A (ja) * | 1992-10-09 | 1994-04-26 | Yoshiji Matsumoto | シールド掘進機の後続台車および後続設備 |
JPH07279597A (ja) * | 1994-04-07 | 1995-10-27 | Toda Constr Co Ltd | セグメント搬入システム |
JP2012162904A (ja) * | 2011-02-07 | 2012-08-30 | Kizai Corp | 搬送台車装置 |
CN104890679A (zh) * | 2015-05-27 | 2015-09-09 | 天津亨通利铁道工程机械配件有限公司 | 复合隧道运输系统及运输方法 |
CN111779513A (zh) * | 2020-08-25 | 2020-10-16 | 中国铁建大桥工程局集团有限公司 | 一种用于地铁盾构隧道施工的管片输送装置 |
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Publication number | Publication date |
---|---|
JP3063045B2 (ja) | 2000-07-12 |
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