JPH05248148A - タイト材 - Google Patents

タイト材

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Publication number
JPH05248148A
JPH05248148A JP4548292A JP4548292A JPH05248148A JP H05248148 A JPH05248148 A JP H05248148A JP 4548292 A JP4548292 A JP 4548292A JP 4548292 A JP4548292 A JP 4548292A JP H05248148 A JPH05248148 A JP H05248148A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
door
door frame
tight material
sliding door
projection
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP4548292A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoshinori Sato
佳規 佐藤
Hiroko Doi
寛子 土井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sekisui Chemical Co Ltd
Original Assignee
Sekisui Chemical Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sekisui Chemical Co Ltd filed Critical Sekisui Chemical Co Ltd
Priority to JP4548292A priority Critical patent/JPH05248148A/ja
Publication of JPH05248148A publication Critical patent/JPH05248148A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【目的】 浴室の出入り口等に用いられ、戸枠に沿って
開閉される引き戸の戸枠との当接面に取り付けられるタ
イト材であって、戸当り面に凹凸等があっても引き戸と
戸枠との間の水密性を保持することができるタイト材を
提供する。 【構成】 浴室の出入り口の壁2にビス5によって固定
された戸枠3と、この戸枠3に沿って開閉が可能な引き
戸4の端面との間に、戸枠3の戸当り面3a側に湾曲し
た凸部1aとこの凸部の両側において戸枠3側に突き出
した突出部1bとからなるタイト材1を、引き戸4の上
下方向における全長にわたって設ける。これにより、戸
枠3を取り付けるビス5が斜めにねじ込まれ、頭の一部
が戸当り面3aより突き出ていても、このビス5の頭に
当接する凸部1aが弾性変形し、突出部1bと戸当り面
3aとの圧接が維持され、水密性の低下が防止される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、浴室の出入り口などに
用いられ、戸枠に沿って開閉される引き戸の戸枠との当
接面に取り付けられるタイト材に係り、特に引き戸と戸
枠との間の水密性を保持するタイト材に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、浴室の出入り口等水密性が要
求されるところの建具に用いられるタイト材として、例
えば、実公昭63−20796号公報に記載されている
ようなものが知られている。
【0003】図3は、引き戸に取り付けられたタイト材
とこれが当接する戸枠との構造を示す概略図であり、居
室の壁2の開口部に戸枠3が複数のビス5によって取り
付けられている。この戸枠3には、戸枠に沿って開閉が
可能な引き戸4が建て込まれており、引き戸4は閉じた
状態で端部が戸枠3の戸当り面3aに当接するようにな
っている。タイト材11はこの引き戸4の端部に、上下
方向における全長にわたって設けられている。このタイ
ト材11は弾性的な変形が可能な材料からなり、戸当り
面3aの方向に張り出すように湾曲した凸面を有してい
る。
【0004】このようなタイト材11を有する引き戸4
は、閉じた状態とすると上記凸状のタイト材11が戸枠
3の戸当り面3aと当接し、当接圧によって凸状部が弾
性変形して引き戸4と戸枠3との間の気密性および水密
性を保持するようになっている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、戸枠を
壁に固定するビス5はちょうど戸当り面3aに設けられ
ていることが多く、上記のような従来のタイト材11で
は、このビス5が施行不良により斜めにねじ込まれてい
たり、ビス5の頭が戸当り面より突き出していたりする
場合には図3(b)に示すようにビス5の頭に凸状のタ
イト材が当接し、戸当り面3aとタイト材11との間に
間隙が生じて水密性が失われるという問題点がある。
【0006】本発明はこのような問題点に鑑みてなされ
たものであり、戸枠の戸当り面に凹凸等があっても、引
き戸と戸枠との間の水密性を保持することができるタイ
ト材を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記問題点を解決するた
めに、請求項1に係る発明は、引き戸の戸枠と当接する
端部に取り付けられ、弾性的に変形が可能なタイト材に
おいて、湾曲した凸面を当接する戸枠側に有する凸部
と、この凸部の両側において当接する戸枠側に突き出し
た突出部とを長手方向に連続した形状で備えるものとす
る。
【0008】また、請求項2に係る発明は上記請求項1
に記載のタイト材において、上記凸部が湾曲した薄板状
部材で形成されるものとする。
【0009】この様な技術的手段において上記タイト材
は、例えばEPDMゴムからなるものとすることがで
き、その他、容易に弾性変形が可能で適当な硬度を有す
る材料を適宜選択することができる。
【0010】また、上記タイト材の凸部先端と突出部の
先端とが戸枠の戸当り面とほぼ平行に位置するように、
上記凸部及び突出部の高さを設定するのが望ましい。
【0011】
【作用】請求項1に記載の発明に係るタイト材によれ
ば、湾曲した凸面を戸当り面側に有する凸部と、この凸
部の両側に戸当り面に向かって突き出した突出部とを有
しているので、引き戸の端面に上下方向に連続してこの
タイト材を設けると、引き戸を閉めた際に、突出部およ
び凸部が弾性的に変形し、それぞれの先端部が戸当り面
と当接して水密性が保持される。また、戸枠を固定する
ビスが戸当り面にあり、引き戸を閉めたときに突き出し
ているビスの頭が上記凸部に当接することがあって、凸
部が弾性的に変形し、凸部の両側にある突出部が戸枠の
戸当り面に当接し、圧接される。このため、戸当り面と
凸部との間に間隙を生じた場合にも両側の突出部によっ
て水密性が保持される。
【0012】また請求項2に記載の発明に係るタイト材
によれば、上記請求項1に記載の構成を有するととも
に、凸部が湾曲した薄板状の部材からなり、凸面の内側
に中空部を有しているので、極めて容易に変形が可能と
することができ、戸当り面の凹凸を吸収して、突出部を
戸当り面に密着させることができ、水密性が向上する。
【0013】
【実施例】以下本発明の実施例を図面を用いて説明す
る。
【0014】図1は本発明の一実施例であるタイト材の
構成を示す概略斜視図および平面図である。
【0015】このタイト材1は、EPDMゴム等の柔軟
な弾性部材からなり、浴室の出入り口の壁2に複数のビ
ス5によって固定された戸枠3と、この戸枠3に沿って
走行し開閉が可能な引き戸4との間に介在するように、
引き戸4の端面に取り付けられるものである。また、こ
のタイト材1は引き戸4の上下方向における全長にわた
って連続して設けられ、この範囲で等断面を有する部材
であり、当接される戸枠3側に湾曲した凸面を有する凸
部1aと、この凸部1aの両側において戸枠3側に突き
出すように形成された突出部1bとを有している。この
凸部1aの先端と突出部1bの先端とは戸枠3の戸当り
面3aとほぼ平行に位置するように形成されている。
【0016】このようなタイト材1を用いると、引き戸
4を閉じた状態で、上記凸部1aと突出部1bとが戸枠
3の戸当り面3aに当接し弾性的に変形して圧接される
ので、引き戸4と戸枠3との間の水密性を保持すること
ができる。
【0017】また、図2に示すように戸枠3を取り付け
るビス5の頭の一部が戸当り面3aより突き出ていて
も、このビス5の頭に当接する凸部1aが容易に弾性変
形し、突出部1bと戸当り面3aとの圧接が維持され
る。したがってタイト材1と戸当り面3aとにすき間を
生じることがなく水密性の低下が防止される。
【0018】また、上記タイト材1は従来品と同じ材料
で形状のみを変更したものであり、他の部分の変更はな
く工場における生産性を維持して、ほとんどコストの増
大もなく水密性を向上することが可能となる。
【0019】
【発明の効果】以上説明したように本発明のタイト材で
は、戸枠の戸当り面と当接する湾曲した凸面を有する凸
部と、この凸部の両端に戸当り面に向って突出された突
出部とを有しているので、引き戸の戸枠と当接する端面
にこのタイト材を設けることによって、引き戸を閉じた
際にタイト材の凸部および突出部が戸当り面に圧接さ
れ、戸当り面にビス頭の突出等凹凸があっても引き戸と
戸枠との間の水密性を保持することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例であるタイト材の構成を示す
概略斜視図および平面図である。
【図2】上記実施例のタイト材の作用を示す平面図であ
る。
【図3】従来のタイト材を用いた引き戸および戸枠を示
す概略斜視図および平面図である。
【符号の説明】
1 タイト材 2 壁 3 戸枠 4 引き戸 5 ビス 1a 凸部 1b 突出部 3a 戸当り面

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】引き戸の戸枠と当接する端部に取り付けら
    れ、弾性的に変形が可能なタイト材において、 湾曲した凸面を当接する戸枠側に有する凸部と、 この凸部の両側において当接する戸枠側に突き出した突
    出部とを長手方向に連続した形状で備えることを特徴と
    するタイト材。
  2. 【請求項2】上記凸部が湾曲した薄板状部材で形成され
    ていることを特徴とする請求項1に記載のタイト材。
JP4548292A 1992-03-03 1992-03-03 タイト材 Pending JPH05248148A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4548292A JPH05248148A (ja) 1992-03-03 1992-03-03 タイト材

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JP4548292A JPH05248148A (ja) 1992-03-03 1992-03-03 タイト材

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Publication Number Publication Date
JPH05248148A true JPH05248148A (ja) 1993-09-24

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ID=12720622

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JP4548292A Pending JPH05248148A (ja) 1992-03-03 1992-03-03 タイト材

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JP (1) JPH05248148A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US9410728B2 (en) 2013-02-01 2016-08-09 Lg Electronics Inc. Chiller system and control method thereof

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US9410728B2 (en) 2013-02-01 2016-08-09 Lg Electronics Inc. Chiller system and control method thereof
US9587867B2 (en) 2013-02-01 2017-03-07 Lg Electronics Inc. Chiller system and control method thereof

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