JPH05248026A - トップライトのフレーム構造 - Google Patents

トップライトのフレーム構造

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JPH05248026A
JPH05248026A JP8320892A JP8320892A JPH05248026A JP H05248026 A JPH05248026 A JP H05248026A JP 8320892 A JP8320892 A JP 8320892A JP 8320892 A JP8320892 A JP 8320892A JP H05248026 A JPH05248026 A JP H05248026A
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Kaoru Yamada
田 加 保 留 山
Isao Masuda
田 功 増
Naoyuki Seko
古 尚 幸 瀬
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Nihon Kagaku Sangyo Co Ltd
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Nihon Kagaku Sangyo Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】本発明は、アーケード等に使用されるトップラ
イトのフレーム構造であって、内側表面がアーチ形状を
有しかつその外側表面が多角形面を持ったトップライト
のフレーム構造を提供するものである。 【構成】下面に三日月曲面を持った切り欠き12dを有
する複数個の棒状補助縦部材12をアーチ形状に湾曲さ
れたアール構造材11の外周面に取り付け、かつ横棧1
3をこれ等の棒状補助縦部材12の側面に取り付けて構
成したトップライトのフレーム構造である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、エントランス、アーケ
ード等に使用されるトップライトのフレーム構造に係
り、特に全体がアーチ形状を有するトップライトのフレ
ーム構造に関するものである。
【0002】
【従来技術】従来、アーチ状を有するトップライトを構
成する場合には、アール構造とこのアール構造材の側面
に取り付けられた横棧とでフレームを構成し、かつこの
フレーム上に予め湾曲されたガラス板を取り付けるか、
或いは平板状プラスチックパネルをフレームに合わせて
湾曲させながら取り付けて構成していた。処で、前述の
予め湾曲されたガラス板を取り付ける方式は、ガラスの
湾曲成形が困難であるために極めてコスト高になると共
に、特に大型トップライトのガラス板は湾曲加工後の輸
送やフレームへの取付作業が困難であるために、実際に
は実施が困難であった。
【0003】また、一方でプラスチックパネルを湾曲さ
せながら使用する場合には、比較的に構成が簡単である
が、プラスチックパネルは防火上で難点があり、建築物
として許可されない等の問題があった。従って、従来一
般に使用されていたトップライトのフレーム構造は、図
7(A),(B)及び図8(A),(B),(C)に示
す如く複数個の棒状縦部材1を取付金具2を介して順に
連結して多角型アーチ形構造材3を形成し、更にこの多
角型アーチ形構造材3の側面にコ字形取付具5を介して
横棧4を取り付けて構成していた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】然るに、上述の構造を
有する従来のトップライトのフレーム構造は、多角型ア
ーチ形構造材3の内外周面が、多数の棒状縦部材1によ
って多角形状に形成れているので、各棒状縦部材1の外
面に夫々平板状ガラス板(図示せず)を取り付けること
は出来る特徴を持っているが、その反面で各棒状縦部材
1の連結箇所の加工精度が要求され、かつ均一な多角形
体を構成するためには熟練が必要であり、しかも過大な
労力を必要とする問題があった。また、前述のフレーム
構造は連結個所が多く、かつこの連結個所の継ぎ目がフ
レーム構造の内外面に通じているので、漏水や結露の処
理が煩雑である問題があった。更に、上述の従来のフレ
ーム構造の場合には、多角型アーチ形構造材3の多角形
状が内方にそのまま現れるので、意匠上に於いても体裁
が悪い等の問題があった。
【0005】本発明に係るトップライトのフレーム構造
は、前述の従来の問題点に鑑み開発した全く新規な技術
であって、特にアーチ形構造材を簡単な作業でかつ確実
に構成することが出来、更に漏水や結露の処理を容易に
し、しかも意匠上極めて体裁の良いトップライトのフレ
ーム構造を提供するものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明に係るトップライ
トのフレーム構造は、上述の従来の問題点を根本的に改
善した技術であって、その要旨はアーチ形状を有するア
ール構造材と、このアール構造材の外周面に取り付けら
れた複数の棒状補助縦部材と、この棒状補助縦棧部材に
取り付けられた横棧とよりなるトップライトのフレーム
に於いて、前記各棒状補助縦部材の下面がアール構造材
の外周面曲率に合致する三日月曲面を持って切り欠かれ
て構成されていることを特徴としたトップライトのフレ
ーム構造である。
【0007】
【作用】本発明に係るトップライトのフレーム構造は、
上述の如く、アーチ形状を有するアール構造材の外周面
に複数の棒状補助縦部材を取り付けるので、組立作業を
簡単にし、かつ確実に行うことが出来る。前記棒状補助
縦部材の下面はアール構造材の外周面曲率に合致する三
日月曲面を持って切り欠かれているので、この棒状補助
縦部材は、そのままアール構造材の外周面に精度良く密
接して取付固定することが出来る。
【0008】前記各棒状補助縦部材の連結個所の継ぎ目
は、フレーム構造の内側に通じていないので、漏水の処
理が極めて容易である。更に、フレーム構造の内側には
アーチ形状を有するアール構造材で構成されているの
で、フレーム構造の内方は完全なアール形状を持って形
成されており、意匠上に於いて極めて体裁が良い。
【0009】
【実施例】図により、本発明に係るトップライトのフレ
ーム構造について説明すると、図1は本発明のフレーム
構造の要部を示す斜視図、図2は図1の構成部品の説明
図、図3は組立状態を示す要部の斜視図、図4はアール
構造材に棒状補助縦部材と屋根板とを取り付けた状態の
断面図、図5は横棧に屋根板と取り付けた状態の断面
図、図6はアール構造材に棒状補助縦部材を取り付ける
状態の全体側面図である。
【0010】図1乃至図6に於いて、11はアルミニウ
ム製のアール構造材であって、全体がアーチ状に湾曲さ
れている。このアール構造材11は特に図4に明らかな
如く、角筒体11aの上面両側に夫々突条11bが起立
され、かつ上部両側に夫々結露受けリブ11cが突設さ
れて形成されている。12は棒状補助縦部材であって、
全体が直線棒状に形成されている。この棒状補助縦部材
12は特に図4に示す如く、下向コ字筒体12aの上面
中央にビスホール突条12bが起立され、かつこの上面
両側に夫々パッキン溝12cが設けられている。更に前
記棒状補助縦部材12の下向コ字筒体12aの下面は、
特に図2に明らかな如く、前記アール構造材11の外周
面曲率に合致した三日月曲面を持った切り欠き12dが
設けられている。
【0011】13は横棧であって、特に図5に明らかな
如く、偏平角筒体13aの上面中央にビスホール突条1
3bが起立され、かつその上面両側にパッキン溝13c
が設けられ、更に下部両側に結露受けリブ13dが突設
されて形成されている。前記アール構造材11に棒状補
助縦部材12を取付固定するに当たっては、図1及び図
4に示す如く、棒状補助縦部材12をアール構造材11
の外周面に持って来て、その下向コ字筒体12aの両下
端縁を夫々アール構造材11の突状11bの外側に当接
し、これ等をネジ14で連結することによって棒状補助
部材12をアール構造材11に取付固定することが出来
る。
【0012】また、棒状補助縦部材12の接続場所に横
棧13を取付け固定するに当たっては、図1及び図5に
示す如く、コ字形取付金具15を使用し、このコ字形取
付金具15の両袖部を横棧13の偏平角筒体13aの内
側面に当接し、これ等をネジ14で連結することによっ
て、取付固定することが出来る。上述の如く、アール構
造材11と棒状補助縦部材12と及び横棧13とで構成
されたトップライトのフレーム構造に、屋根材16を取
り付けるに当たっては、図4及び図5に示すように取付
固定することが出来る。
【0013】即ち、棒状補助縦部材12と横棧13との
パッキン溝12c,13cにパッキン17を取り付け、
その上に屋根材16を載置し、更に図1に示すような押
縁18を利用して押縁18で屋根材16を押え、この押
縁18の中央凹部18aをネジ14を介して棒状補助縦
部材12と横棧13とのビスホール12b,13bに取
り付けることによって、押縁18で屋根材16を安定し
て取付固定することが出来る。図中19は断熱材、20
はシール材である。
【0014】
【発明の効果】本発明に係るトップライトのフレーム構
造は、上述の如き構造と作用とを有するので、アーチ形
状のアール構造材と下面に三日月面状の切り欠きを有す
る棒状補助縦部材とによってアーチ形状を有すると共に
平板状の屋根材をそのまま取付固定し得るフレームを簡
単に、かつ精度良く構成することが出来る。また、これ
等のフレームには棒状補助縦部材の連結個所の継ぎ目が
フレームの内側迄通じていないので、漏水の心配がな
い。更に、フレーム構造の内側は継ぎ目のないアール構
造材で構成されているので、意匠上に於いても極めて美
しい等の作用効果を有するものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のフレーム構造の要部を示す斜視図であ
る。
【図2】図1の構成部品の説明図である。
【図3】組立状態を示す要部の斜視図である。
【図4】アール構造材に棒状補助縦部材と屋根板とを取
り付けた状態の断面図である。
【図5】横棧に屋根板を取り付けた状態の断面図であ
る。
【図6】アール構造材に棒状補助縦部材を取り付けた状
態の全体側面図である。
【図7(A),(B)】従来例のフレーム構造を示す全
体の説明図である。
【図8(A),(B),(C)】図7のフレーム構造の
要部の拡大図である。
【符号の説明】
1 棒状縦部材 2 取付金具 3 多角型アーチ形構造材 11 アール構造材 11a 角筒体 11b 突条 11c 結露受けリブ 12 棒状補助縦部材 12a 下向コ字筒体 12b ビスホール突条 12c パッキン溝 12d 切り欠き 13 横棧 13a 偏平角筒体 13b ビスホール突条 13c パッキン溝 13d 結露受けリブ 14 ネジ 15 コ字形取付金具 16 屋根材 17 パッキン 18 押縁 18a 中央凹部 19 断熱材 20 シール材

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】アーチ形状を有するアール構造材と、この
    アール構造材の外周面に取り付けられた複数の棒状補助
    縦部材と、この棒状補助縦棧部材に取り付けられた横棧
    とよりなるトップライトのフレームに於いて、前記各棒
    状補助縦部材の下面がアール構造材の外周面曲率に合致
    する三日月曲面を持って切り欠かれて構成されているこ
    とを特徴としたトップライトのフレーム構造。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US20200109552A1 (en) * 2018-10-08 2020-04-09 Jack M. Tucker Fortified radial arch structure
KR102225506B1 (ko) * 2020-08-28 2021-03-10 주식회사 씨티엔텍 캐노피용 패널고정장치 및 이를 이용하여 제작된 캐노피

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