JPH03202550A - パネル組立材 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 本発明は、パネル相互を嵌め合せて屋根や天井その他の
壁面を構成するためのパネル組立材に関するものであり
、特に水密性、気密性が良くパネル相互を嵌め合せるこ
とができるパネル組立材に間するものである。

「従来の技術」 気密性、水密性良くパネル相互を嵌め合せることかでき
るパネル組立材には、例えば特公昭５３−２０７７０号
公報に開示されたものがある。

前記特許公報に開示されているパネル組立材（壁あるい
は天井のライニング）は、第５図〜第７図のように、図
示しない母屋等に固定される断面０字状のパネル支持材
ｌと、多数のパネル２から構成されている。

パネル支持材ｌは金属板を断面ほぼＵ字状に成形したも
ので、その両側壁上部には所定の間隔で支持突起１０か
形成され、各支持突起１０の基端部には一定方向に向く
横Ｕ字状の保持Ｗ６１１か形威されている。

パネル２は肉薄のアルくニウム合金板等の弾力性を有す
る板を一定形状に成形したもので、長手方向の一側部に
は断面ほぼＳ字状の嵌合部２ｏか形成され、この嵌合部
２ｏの先端部は側方へ向く横Ｕ字状の嵌合溝２１に形成
されており、パネル２の長手方向の他側部には、隣接の
パネル２の嵌合溝２１内に押込まれる断面円弧状に突出
した嵌入部２２か形成されている。

パネル２相互を嵌め合せて例えば屋根を構成するには、
パネル支持材１を母屋等に固定しておき、第５図の右側
からパネル２の嵌合溝２１を支持突起ｌＯの保持部ｌｌ
内に押込み、次のパネル２の嵌入部２２を図の左方向か
ら前記嵌合溝２１内に押込みながら、当該パネル２の嵌
合溝２１を次の支持突起１０の保持部１１内に押込む要
領で順次嵌め合せるようになっている。

「発明か解決しようとする課題」 前記従来のパネル組立材は、横Ｕ字状の嵌合溝２１内に
隣接の円弧状の嵌入部２２が押込まれているので、それ
以前のパネル組立材と比べると嵌合部分の水密性、気密
性か向上しているか、パネル２の側端における横Ｕ字状
の嵌合溝２１の下側壁ａ（第６図）は平たく側方に延び
ているだけでり、成形時に当該下側壁ａの先端縁２１ａ
に寄った部分かＮ４７図のように不規則な凹凸ないし波
状になり、その結果前記下側壁ａと隣接のパネル２の嵌
入部２２との接触部に間部分的に隙間を生じ、水密性な
いし気密性が大きく低下する。

本発明の目的は、前記従来のパネル組立材と基本的には
同様な構造であって、前述の問題を解決した構造のパネ
ル組立材を提供することにある。

「課題を解決するための手段」 本発明に係るパネル組立材は、前述の目的を達成するた
め、上面には所定の間隔で支持突起か形成され、各支持
突起の基端部には一定方向で横Ｕ字状の保持部か形成さ
れたパネル支持材と、長手方向に沿う一側部には、先端
部に側方へ向きかつ前記保持部内に押込まれる断面横Ｕ
字状の嵌合溝を有する断面ほぼＳ字状の嵌合部か形成さ
れ、長手方向に沿う他側部には、隣接のパネルの前記嵌
合溝内に押込み得る断面円弧状ないし横Ｕ字状の嵌入部
が形成された膏性な有する薄肉のパネルとを備え、前記
パネルの嵌合溝の先端縁部を、当該嵌合部を前記保持部
内へ押込んだ状態において前記パネル保持部材の底部方
向へ向く状態に曲げ下げている。

前記パネルの嵌合溝は、入口を内部よりやや狭く形成す
るのが好ましい。

「作用」 本発明に係るパネル組立材は、前述した従来のパネル組
立材とほぼ同様な要領で嵌め合せて簡単に組み立てるこ
とができるほか、パネルにおける断面横Ｕ字状の嵌合溝
の先端縁部は、当該嵌合溝の前記保持部内への押込み状
態においてパネル保持材の底部方向へ向くように曲げ下
げられているので、前記嵌合溝の下側壁は先端縁寄り部
分か強化され、不規則な波形や凹凸になす平滑な面を保
つ。

「実施例」 第１図〜第４図を参照して本発明に係るパネル組立材の
好適な実施例を説明する。

なお、以下の実施例においては、前述の従来の組立材と
同様な部材及び構成部分については同じ符号を使用する
。

ｌはアルミニウム合金押出材その他の金属よりなるパネ
ル支持材で、第４図のように断面ほぼ０字状にれ形成さ
れており、両側壁１３．１３の上部には一定の間隔で同
形状かつ同サイズの支持突起１０か形成されている。

この各支持突起１０の同一方向の側部はほぼＳ字状であ
って、その基端部にはそれぞれ同一側方に向く横Ｕ字状
の保持部１１に形成されており、当該保持部１１の開口
側延長上（は切り欠き部１２か形成されている。

２はアルミニウム合金よりなる肉薄の板で形成されたパ
ネルで、弾力性を有し、その長手方向に沿う一側部には
断面ほぼＳ字状の嵌合部２０が形成され、この嵌合部２
０の下端部分は、側方へ向きかつ前記保持部ｌｌ内（押
込み得るように断面ほぼ横Ｕ字状の嵌合溝２１に形成さ
れており、この嵌合溝２１の先端縁部は長手方向に沿い
下方へ曲げ下げ２３か加工しである。前記嵌合１１２１
の入口は、第２図のように他の部分よりも狭くした状態
に形成するのが好ましい。

パネル２の長手方向に沿う他側部には、前記嵌合溝２１
内に嵌め込み得るような断面円弧状ないしＵ字状の嵌入
部２２が形成されている。

前記パネル２は、用途に応じて表面にカラーコーティン
グないし模様をプリントし、あるいは嵌合部２０を除く
裏面に適当な肉厚の断熱材を定着させてもよい。

パネル支持材１の素材が鉄であるときは、全面に防食コ
ーティングを施す。

前記実施例のパネル組立材は、パネル支持材ｌをねじ等
により母屋材その他の下地材に適当な間隔で平行に固定
し、この支持材１の支持突起１゜の部分で以下の要領に
よりパネル２相互を嵌め合せながら組み立てる。

第１図の状態においてはパネル支持材１の右端部より作
業を始め、第２図のように；ｅｍのパネル２の嵌合溝２
Ｌを支持突起１０の横Ｕ字状の保持部１１内へ押込み１
次いで、次の（第２図左側の）パネル２の嵌入部２２を
右側のパネル２の嵌合＠２１内に押込みながら、当該パ
ネル２の嵌合溝２１を次の（図示されていない左の）支
持突起ｌＯの保持部ｌｌ内へ押込み、以下同様な要領で
順次施工する。

前述のように、右側のパネル２の嵌合＊２１内に左側の
パネル２の嵌入部２２を押込んで嵌め合せた状態では、
第１＜のように嵌入部２２の押込みにより当該嵌合溝２
１の入口はやや広がり、当萌祇合溝２１の先端縁部の曲
げ下げ２３の部分は、パネル支持材ｌに形成された切り
欠き部１２内に案内された状態になる。

前記実施例においては、パネル２に３ける嵌合溝２１の
先端縁部にはパネル保持材１の底部方向への曲げ下げ２
３か加工されているので、この部分が加工硬化により強
化され、成形時の変形や成形後値の物体か接触すること
による変形を生ぜず、前記嵌合ｆｉＩＩ２１の下側壁ａ
　（Ｍ２図）は平滑な状態を保ち、従来のパネル組立材
よりパネル２相互の嵌合部分の水密性ないし気密性がは
るかに向上する。

また、パネル２の嵌合＊２１は入口が快くなるようにカ
ロエされているので、隣接のパネル２の嵌入部２２を前
記嵌合溝２１内に押込むと、当該嵌合＠２１の弾性か作
用して、嵌合強度が増すとともに両者の嵌合部分の水密
性ないし気密性はさらに向上する。

例えば、パネル２における嵌合溝２１の入口を第２図の
状態よりさらに狭く形成しておき、第３図のように嵌合
溝２１内に隣接のパネル２の嵌入部２２を押込んだとき
、当該嵌合ｙｊ１２１の先端部がやや先上り傾斜した状
態を保つように構成してもよい。

また、パネル２の用途によっては、その上面は化粧効果
を上げるため適当な凹凸に形成してもよく、例えば￥１
図二点ｍｍ２°で示すように、その上面を嵌合部２０の
側から嵌入部２２の方向へ下り傾斜する状態に形成しで
もよい、これを例えば屋根に適用するときは、パネル２
を流れ方向に沿うように施工するか、あるいは、同図右
側から左側に下り傾斜するよう施工する。

「発明の効果」 本発明に係るパネル組立材は、パネルにおける側方に向
く嵌合溝の下側壁の先端寄り部分が凹凸ないし波状にな
りに＜＜、直線状かつ平滑な状態を保つので、パネル相
互の嵌合部分の水密性ないし気密性かはるかに向上する
。

また、前記部分が変形しないことにより良好な外観を保
ち、商品Ｍｉ値を低下させることもないつ

【図面の簡単な説明】

ＷＩＩ１図は本発明に係るパネル組立材の施工状態に石
ける部分断面図、第２図は施工途中における部分拡大断
面図、第３図は他の実施例を示す施工状態の部分断面図
、第４図は第１図の矢印Ａ−Ａに沿うパネル支持材の断
面図、第５図は従来のパネル組立材の施工状態における
部分断面図、第６図はそのパネルの端面図、第７図は第
６図のバネルを同ＩＡの矢印Ｂ方向から見たときの部分
拡大側面］゛４である。 主要［４生得号の説明 ｌ・・・・パネル支持材　ｌＯ・・・支持突起１１・・
・保持部　　　　１２・・切り欠き部２・・・・パネル
　　　　２０・・・嵌合部２１・・・嵌合溝　　　　２
２・・・嵌入部２３・・・曲げ下げ ａ・・・・嵌合溝２１の下側壁

Claims (2)

【特許請求の範囲】
1. （１）、上面には所定の間隔で支持突起が形成され、各
   支持突起の基端部には一定方向で横Ｕ字状の保持部が形
   成されたパネル支持材と、長手方向に沿う一側部には、
   先端部に側方へ向きかつ前記保持部内に押込み得る断面
   横Ｕ字状の嵌合溝を有する断面ほぼＳ字状の嵌合部が形
   成され、長手方向に沿う他側部には、隣接のパネルの前
   記嵌合溝内に押込み得る断面円弧状ないし横Ｕ字状の嵌
   入部が形成された弾性を有する薄肉のパネルとを備え、
   前記パネルの嵌合溝の先端縁部は、当該嵌合溝を前記保
   持部内に押込んだ状態において前記パネル支持材の底部
   方向へ向く状態に曲げ下げられていることを特徴とする
   パネル組立材。
2. （２）、前記パネルの嵌合溝は、入口が内部よりやや狭
   く形成されている請求項１に記載のパネル組立材。