JPH0524773B2 - - Google Patents

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JPH0524773B2
JPH0524773B2 JP2375485A JP2375485A JPH0524773B2 JP H0524773 B2 JPH0524773 B2 JP H0524773B2 JP 2375485 A JP2375485 A JP 2375485A JP 2375485 A JP2375485 A JP 2375485A JP H0524773 B2 JPH0524773 B2 JP H0524773B2
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JP
Japan
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mill
switch
motor
value
circuit
Prior art date
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Application number
JP2375485A
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English (en)
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JPS61181421A (ja
Inventor
Takayasu Narita
Yoshiro Shimomura
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Toshiba Corp
Original Assignee
Tokyo Shibaura Electric Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Tokyo Shibaura Electric Co Ltd filed Critical Tokyo Shibaura Electric Co Ltd
Priority to JP2375485A priority Critical patent/JPS61181421A/ja
Publication of JPS61181421A publication Critical patent/JPS61181421A/ja
Publication of JPH0524773B2 publication Critical patent/JPH0524773B2/ja
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  • Apparatus For Making Beverages (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
[発明の技術分野] 本発明は、モータによつて駆動されるミル機構
を備えて成るコーヒーミルに関する。 [発明の技術的背景とその問題点] 従来より、この種のコーヒーミルにあつては、
機械式或は電子式のタイマによつてミル機構駆動
用のモータの通電時間即ちミル時間を制御するよ
うに構成されている。しかしながら、最適なミル
時間はそのミル量即ちミル機構内に収納されたコ
ーヒー豆の量に応じて異なるものであり、従つて
上記従来構成のコーヒーミルでは、常に最適な状
態にミルしたコーヒー粉を得ることが難しいとい
う問題があつた。しかも、従来構成では、タイマ
によるミル時間のセツト操作毎に使用者がそのセ
ツト時間を考慮しなければならないため、そのセ
ツト操作が面倒になるばかりかある程度の熟練を
必要とする不具合があつた。 [発明の目的] 本発明は上記事情に鑑みてなされたものであ
り、その目的は、ミル機構によるミル時間を、そ
のミル機構に収納されたコーヒー豆の量に応じた
最適な時間となるように自動的に制御することが
可能となつて、常に最適な状態にミルしたコーヒ
ー粉を得ることができると共に、誰にでも熟練を
要さずして極めて容易に使用できる等の効果を奏
するコーヒーミルを提供するにある。 [発明の概要] 本発明は上記目的を達成するために、ミル機構
内にコーヒー豆が収納された状態における当該ミ
ル機構駆動用モータの負荷電流を検出する電流検
出器、及びこの電流検出器による検出値が定常状
態に安定したときにこれを定常電流値として記憶
する記憶手段、並びにこの記憶手段の記憶値に基
づいてミル時間を決定する演算手段を夫々設け、
さらにミル運転開始用スイツチの操作に応じて前
記モータの通断電制御用のスイツチ手段をオンさ
せてそのモータに通電開始させると共にこの後に
前記演算手段により決定されたミル時間が経過し
たときにそのスイツチ手段をオフさせてモータを
断電する制御手段を設ける構成としたものであ
り、これによつて、モータの通電時間即ちミル時
間を、ミル機構内に収納されたコーヒー豆の量と
対応関係にある上記モータの負荷電流の大小に応
じて自動的に変化させるようにしたものである。 [発明の実施例] 以下、本発明をコーヒーメーカーに適用した各
実施例について説明するに、まず第1の実施例に
ついて第1図乃至第4図を参照しながら説明す
る。 コーヒーメーカーの全体構成を示す第2図にお
いて、1はミル室2内にカツタ3を配設して成る
ミル機構たるコーヒー豆粉砕機構、4はこのコー
ヒー豆粉砕機構1を駆動するためのモータで、こ
れに通電されるとカツタ3が高速回転されてミル
室2内に収納されたコーヒー豆が粉砕されてコー
ヒー粉が生成される。5は貯水タンク、6はボト
ル7が載置される加熱盤で、この加熱盤6の下面
にはヒータ8及び加熱パイプ9が添設されてい
る。上記加熱パイプ9は、その一端が給水タンク
5に連通され且つ他端がミル室2の上方部に連通
されており、ヒータ8が通電されて発熱すると、
給水タンク5からの水が加熱パイプ9内にて加熱
されて熱湯が生成されると共にその熱湯が沸騰圧
により上昇されてミル室2内に供給されるもので
あり、斯様にミル室2内に供給された湯はそのミ
ル室2内のコーヒー粉を透過した後にミル室2底
部のフイルタ10を介してボトル7内に滴下さ
れ、これによりコーヒー液が抽出されるように
る。尚、11は操作パネル12に配置されたミル
運転開始用スイツチたるスタートスイツチ、13
は同じく操作パネル12に配置されたストツプス
イツチである。 第1図には上記コーヒーメーカー内に設けられ
る制御装置の回路構成が示されており、以下これ
について述べる。但し、第2図の回路構成におい
てブロツク的に示す各部分の機能を、必要に応じ
てマイクロコンピユータのプログラムによつて得
るようにしても良いことは勿論である。さて、商
用交流電源14の両端に前記モータ4及びスイツ
チ手段たるモータ駆動スイツチ15が直列に接続
されており、このモータ4の通電路にはその負荷
電流を検出するための電流検出器たる変流器16
が介在されている。また、電源14の両端にはサ
ーモスタツト17、前記ヒータ8、温度ヒユーズ
18及びヒータ駆動スイツチ19の直列回路が接
続されている。20は電源14から降圧トランス
21を介して給電される直流電源回路で、その出
力ラインLa,Lbから以下に述べる各回路部に電
源が与えられるようになつている。 即ち、22はコンデンサ23、抵抗24より成
る微分回路で、これは電源投入毎に初期化用パル
スP0を出力する。25はトランス21の二次側
出力波形を矩形波に整形して電源周波数に同期し
た同期パルスP1を出力する波形整形回路、26
はこの波形整形回路25の出力を分周して例えば
1HzのクロツクパルスP2を発生する分周回路で
ある。前記変流器16の二次側出力は、ダイオー
ド27、コンデンサ28及びサンプリング用抵抗
29を介してA−D変換器30に与えられるよう
になつており、このA−D変換器30からはモー
タ4の負荷電流を示すデジタル値の検出信号Sa
が出力される。31はモータ駆動回路で、これは
「1」信号が入力されたときに前記モータ駆動ス
イツチ15をオンさせ、「0」信号が入力された
ときにそのモータ駆動スイツチ15をオフさせ
る。32はヒータ駆動回路で、これは「1」信号
が入力されたときに前記ヒータ駆動スイツチ19
をオンさせ、「0」信号が入力されたときにその
モータ駆動スイツチ19をオフさせる。33はR
−Sフリツプフロツプ、34,35はOR回路、
36〜39はAND回路、40はNAND回路、4
1〜44はインバータである。45〜49はトラ
ンスフアゲートで、これらはゲート端子に「1」
信号を受けた状態時のみ導通状態を呈する。50
〜52はトリガ回路で、これらは入力信号が
「0」信号から「1」に立上がつたときに夫々ト
リガパルスP3を出力する。53は遅延回路で、
これらは入力された信号を若干遅延させて出力す
る。54はカウンタで、これはクロツク端子CK
にトランスフアゲート45を介して入力される前
記クロツクパルスP2をカウントすると共に、リ
セツト端子Rに対する入力が立上がつたときにカ
ウント値が零にリセツトされるように構成されて
おり、そのカウント内容を示す数値信号Snを出
力する。55〜60は比較回路で、入力端子A,
Bに対する各入力を比較し、A≧Bの場合に
「1」信号を出力し、A<Bの場合に「0」信号
を出力する。61,62は記憶回路であり、これ
らはトリガ端子Tに対する入力が立上がつたとき
にその時点における読込み端子Mに対する入力信
号を記憶する。63〜65は乗算回路で、これら
は入力端子X,Yに対する各入力値を乗算し、そ
の乗算結果を出力端子Zから出力する。66〜7
5は定数記憶部で、これらには例えば以下に述べ
る各定数が予め記憶されている。即ち、定数記憶
部66には2(秒)、定数記憶部67には3(秒)、
定数記憶部68には1.0(アンペア)、定数記憶部
69には1.3(乗算値)、定数記憶部70には1.2
(乗数値)、定数記憶部71には1.1(乗数値)、定
数記憶部72には13(秒)、定数記憶部73には12
(秒)、定数記憶部74には11(秒)、定数記憶部7
5には10(秒)が夫々記憶されている。そして、
本実施例では、ダイオード27、コンデンサ2
8、抵抗29、A−D変換器30及び記憶回路6
1によつて記憶手段76が構成され、AND回路
38,39、インバータ42〜44、トランスフ
アゲート46〜49、比較回路58〜60、乗算
回路63〜65、定数記憶部68〜75により演
算手段77が構成され、モータ駆動回路31、R
−Sフリツプフロツプ33、AND回路36、
NAND回路40、比較回路56,57、定数記
憶部67により制御手段78が構成されている。
尚、スタートスイツチ11及びストツプスイツチ
13がオンされた各場合には、夫々からスタート
パルスP4及びストツプパルスP5が出力される。 続いて、上記構成の作用について第3図のタイ
ムチヤートも参照しながら説明する。尚、この第
3図には、抵抗29の両端電圧Va(モータ4の負
荷電流を示す)、スタートスイツチ11、R−S
フリツプフロツプ33、比較回路55、トリガ回
路51,52、比較回路57,56、NAND回
路40、AND回路36,37、ストツプスイツ
チ13の各出力、ヒータ8の通電期間が夫々の符
号に対応させて示されている。さて、コーヒー液
を抽出する場合には、まずミル室2内に人数分の
コーヒー豆を収納すると共に、貯水タンク5内に
所要量の水を供給する。そして、この後第3図中
の時刻t1にてスタートスイツチ11をオン操作す
ると、スタートパルスP4が出力されるため、R
−Sフリツプフロツプ33がセツトされてその出
力端子Qから「1」信号が出力される。このた
め、トランスフアゲート45が導通状態を呈する
と共に、トリガ回路50からトリガパルスP3
出力されてカウンタ54がリセツトされるように
なり、そのカウンタ54が分周回路26からの1
秒毎のクロツクパルスP2をカウントするように
なる。尚、カウンタ54は電源投入されて微分回
路22から初期化用パルスP0が出力されたとき
においてもリセツトされるものであり、このとき
R−Sフリツプフロツプ33も同時にリセツトさ
れる。カウンタ54がリセツトされたときには、
その出力即ち数値信号Snが零であるから、比較
回路57にあつてはその入力端子A,Bの各入力
がA<B(A=0,B=3(定数記憶部67に記憶
された定数))となつて「0」信号を出力するよ
うになる。従つてNAND回路40は「1」信号
を出力しており、AND回路36がこの「1」信
号及びR−Sフリツプフロツプ33からの「1」
信号を受けてモータ駆動回路31に「1」信号を
与えるようになる。従つて、モータ駆動回路31
によつてモータ駆動スイツチ15がオンされ、こ
れに応じてモータ4に通電されてミル機構1が駆
動開始される。この場合、モータ4の負荷電流は
第4図に示すように一旦大きくなつた後に略一定
値の定常状態に安定するものであり、その負荷電
流の定常電流値は、ミル室2内に収納されたコー
ヒー豆の量に応じて大小変化する。そして負荷電
流が定常状態に安定するのは、本願の出願人によ
る実験によれば通電開始後に1〜2秒程度経過し
た時点以降である。 しかして、記憶手段76にあつては、A−D変
換器30から上記モータ4の負荷電流を示す検出
信号Saが出力され、その検出信号Saが記憶回路
65の読込み端子Mに与えられる。一方、前述の
ようにカウンタ54のカウント動作が開始された
後において、そのカウンタ54のカウント値が定
数記憶部66の記憶値に対応した2(秒)に対応
した値に達すると(時刻t2)、比較回路55の入
力端子A,Bに対する各入力がA≧Bとなつてそ
の比較回路59の出力が「1」信号に反転する。
すると、この時刻t2にてトリガ回路51からトリ
ガパルスP3が出力されて記憶回路61のトリガ
端子Tに与えられるため、これに同期してその記
憶回路61が前記A−D変換器30からの検出信
号Saが定常電流値として記憶するようになり、
その記憶内容が数値信号Smとして出力される。
この場合、前述したように、モータ4の負荷電流
はその通電開始後1〜2秒程度で定常状態に安定
するものであるから、記憶回路61からの数値信
号Smは上記負荷電流の定常電流値を示すものと
なる。 一方、演算手段77内の乗算回路63,64,
65にあつては、定数記憶部68の記憶値に対応
した1.0(アンペア)と定数記憶部69,70,7
1の各記憶値1.3,1.2,1.1とを夫々乗算し、各乗
算結果1.3(アンペア)、1.2(アンペア)、1.1(アン
ペア)を比較回路58,59,60の各入力端子
Bに与える。斯かる比較回路58,59,60の
各入力端子Aには前記記憶回路61の出力即ちモ
ータ4の負荷電流の定常電流値を示す数値信号
Smが与えられている。このため、モータ4の負
荷電流の定常電流値が1.3アンペア以上のときは、
比較回路58,59,60から夫々「1」信号が
出力され、このためAND回路38,39、イン
バータ44の各出力が全て「0」信号となり、こ
のときにはトランスフアゲート46のみが比較回
路58からの「1」信号をゲート端子に受けて導
通状態を呈し、従つて定数記憶部72の記憶内容
(13(秒))が記憶回路62の読込み端子Mに与え
られる。また、上記定常電流値が1.3アンペア未
満で且つ1.2アンペア以上のときには、比較回路
58から「0」信号、比較回路59,60から
「1」信号が出力され、このためトランスフアゲ
ート47のみがそのゲート端子にAND回路38
からの「1」信号を受けて導通状態を呈し、従つ
て定数記憶部73の記憶内容(12(秒))が記憶回
路62の読込み端子Mに与えられる。同様に、モ
ータ4の定常電流値が1.2アンペア未満で且つ1.1
アンペア以上のときには、比較回路58,59か
ら「0」信号、比較回路60から「1」信号が出
力され、このためトランスフアゲート48のみが
導通されて定数記憶部74の記憶内容(11秒))
が記憶回路62の読込み端子Mに与えられ、上記
定常電流値が1.1アンペア未満のときには、比較
回路58,59,60からの各出力が全て「0」
信号になり、このためトランスフアゲート49の
みが導通されて定数記憶部75の記憶内容(10
(秒))が記憶回路62の読込み端子Mに与えられ
る。そして、前述のように比較回路54から
「1」信号が出力された時刻t2から若干遅れた時
刻t3において、トリガ回路52が比較回路54か
らの「1」信号を遅延回路53を介して受けてト
リガパルスP3を出力するため、前記記憶回路6
2はこのトリガパルスP3を受けてその読込み端
子Mに対する上述の如き入力(定数記憶部72〜
75の各記憶内容のいずれか1つ)を記憶し、そ
の記憶内容をミル時間を示す時間信号Stとして出
力して比較回路56に与える。従つて、比較回路
56は、カウンタ54からの数値信号Sn即ちモ
ータ4に通電開始されてからのミル動作の継続時
間と、時間信号St即ちミル室2内のコーヒー豆の
量によつて決定されたミル時間Tとを比較し、ミ
ル動作の継続時間が上記ミル時間Tに達した時刻
t5において「1」信号を出力する。このとき、比
較回路57は既に時刻t4にてA≧Bの入力関係に
あつて「1」信号を出力しており、結果的に
NAND回路40の両入力端子に「1」信号が与
えられてこれの出力が「0」信号に反転するた
め、AND回路36が「0」信号を出力するよう
になつてモータ駆動回路31がモータ駆動スイツ
チ15をオフさせる。このため、モータ4が断電
されてミル動作が終了される。そして、これと同
時にAND回路37の両入力端子に「1」信号が
与えられるため、そのAND回路37からの「1」
信号を受けたヒータ駆動回路32がヒータ駆動ス
イツチ19をオンさせ、これに応じてヒータ8に
通電されてドリツプ動作が開始される。斯かるド
リツプ動作が終了した後には、加熱盤6の温度が
上昇してサーモスタツト17がオフし、これ以降
はヒータ8がそのサーモスタツト17により制御
されるという保温動作が行なわれる。 尚、この後に時刻t6にてストツプスイツチ13
がオン操作されると、これからストツプパルス
P5が出力されてR−Sフリツプフロツプ33及
びカウンタ54がリセツトされるため、特にR−
Sフリツプフロツプ33のリセツトに応じて
AND回路37の出力が「0」信号に反転してヒ
ータ駆動回路32がヒータ駆動スイツチ19をオ
フさせるようになり、以て前記保温動作が停止さ
れるようになる。 ところで、ミル室2内に収納されたコーヒー豆
を一定の状態まで粉砕するのに要する時間とその
コーヒー豆の量との関係、並びにコーヒー豆の量
とモータ4の負荷電流の定常電流値との関係は、
本実施例のコーヒー豆粉砕機構1による場合、次
表のような状態となる。
【表】 しかして、本実施例では、ミル室2内に収納さ
れたコーヒー豆の量(ひいてはモータ4の負荷電
流の定常電流値)に対して上表に応じたミル時間
が得られるように、演算手段77内の各定数記憶
部72〜75の記憶値を設定したから、その演算
手段77により決定されるミル時間Tは、ミル室
2内に収納されたコーヒー豆の量に応じた最適な
ものとなり、従つて常に最適な状態にミルしたコ
ーヒー粉を得ることができ、しかも、上記ミル時
間Tはスタートスイツチ11を操作するだけで自
動的に決定されるものであるから、全く初めて使
用する者であつても熟練を要さずして極めて容易
に使用することができる。 尚、定数記憶部66〜75に記憶する定数は、
ミル機構1の性能或はモータ4の特性に合せて決
定されるものであり、従つて各定数記憶部66〜
75の記憶定数は上記実施例に限定されないこと
は勿論であり、収納されるコーヒー豆の量のラン
クを細分化してさらに多くの定数を記憶する定数
記憶部を増設するようにしても良い。また、きめ
の細かい制御を行なうためにカウンタ54のカウ
ントアツプ周期を早めても良く、さらにミル運転
開始用スイツチとしてタイムスイツチを設け、こ
のタイムスイツチの動作に応じてスタートパルス
P4を発生させる構成としても良い。 次に本発明の第2の実施例について第5図及び
第6図を参照しながら説明する。 即ち、この実施例は、モータ4の個々の特性が
ばらつく場合に有効な手段を提供しようとするも
のであり、以下前記第1の実施例と異なる部分の
み説明する。79は補助スイツチたるチエツクス
イツチで、これは操作パネル12(第2図参照)
にスタートスイツチ11、ストツプスイツチ13
と並んで配置され、オンされたときにチエツクパ
ルスP6を出力する。80,81はR−Sフリツ
プフロツプ、82〜84はOR回路、85〜87
はトランスフアゲート、88,89はトリガ回
路、90は遅延回路である。また、91は前記第
1の実施例におけるカウンタ54と同様構成のカ
ウンタ、92は同比較回路55〜60と同様構成
の比較回路、93は前記第1の実施例における記
憶回路61,62と同様構成の記憶回路、94は
定数記憶部で、これには定数2(秒)が記憶され
ている。そして本実施例では、ダイオード27、
コンデンサ28、抵抗29、A−D変換器30、
記憶回路61,93により記憶手段95が構成さ
れ、R−Sフリツプフロツプ81、OR回路8
4、AND回路38,39、インバータ42〜4
4、トランスフアゲート46〜49、85〜8
7、トリガ回路88,89、遅延回路90、カウ
ンタ91、比較回路58〜60,92、乗算回路
63〜65、定数記憶部68〜75,94により
演算手段96が構成され、モータ駆動回路31、
R−Sフリツプフロツプ33,80、OR回路8
3、AND回路36、NAND回路40、比較回路
56,57、定数記憶部67により制御手段97
が構成されている。 上記構成において、ミル室2内にコーヒー豆を
収納する前の状態において、第6図のタイムチヤ
ート中時刻t0にてチエツクスイツチ79をオン操
作すると、チエツクパルスP6が出力され、これ
に応じてR−Sフリツプフロツプ80がセツトさ
れてその出力端子Qから「1」信号が出力され
る。すると、上記「1」信号をOR回路83を介
して受けたモータ駆動回路31がモータ駆動スイ
ツチ15をオンさせてモータ4を通電駆動させる
ようになる。また、前述のようにR−Sフリツプ
フロツプ80から「1」信号が出力された時刻t0
においては、トリガ回路88からのトリガパルス
P3によつてカウンタ91がリセツトされ、同時
にトランスフアゲート85が導通状態を呈する。
このためカウンタ91は、チエツクスイツチ79
のオン操作時刻t0からカウント動作を開始し、こ
の後に定数記憶部94に記憶された2秒が経過し
た時刻t′0に至ると、比較回路92から「1」信
号が出力されてトリガ回路89からトリガパルス
P3が出力される。すると、そのトリガパルスP3
をトリガ端子Tに受けた記憶回路93がA−D変
換器30からの検出信号Saを補助たる数値信号
Soとして記憶し、これと同時に上記トリガパル
スP3をOR回路82を介して受けたR−Sフリツ
プフロツプ80がリセツトされるため、モータ駆
動回路31に「0」信号が与えられてモータ駆動
スイツチ15がオフされ、以てミル機構1が駆動
停止される。また、時刻t′0においてトリガ回路
89からのトリガパルスP3によりR−Sフリツ
プフロツプ81がセツトされ、その出力端子Qか
らの「1」信号によつてトランスフアゲート86
が導通状態を呈する。従つて、記憶回路93から
の数値信号Soが、乗算回路63〜65の入力端
子Yに対し定数記憶部68からの出力に代えて与
えられるようになる。そして、この後ミル室2内
にコーヒー豆が収納され且つこの状態でスタート
スイツチ11がオン操作されると、演算手段96
は上記数値信号So(即ちモータ4の特性に応じた
値)にてミル時間を決定するものであり、モータ
4が斯様に決定されたミル時間だけ制御手段97
により駆動され、これ以降は前記第1の実施例と
同様の動作が行なわれる。尚、チエツクスイツチ
79がオン操作されなかつたときには、R−Sフ
リツプフロツプ81がセツトされずにそのリセツ
ト出力端子から「1」信号が出力されてトラン
スフアゲート87が導通状態を呈するため、演算
手段96は、スタートスイツチ11がオン操作さ
れたときに定数記憶部68の記憶値に基づいて前
記第1の実施例と同様にミル時間の決定を行な
う。また、R−Sフリツプフロツプ80,81、
カウンタ91は、電源投入されて微分回路22か
ら初期化用パルスP0が出力されたときにもリセ
ツトされるものである。 上記した本実施例によれば、ミル室2内にコー
ヒー豆が収納されていない状態におけるモータ4
の負荷電流の定常電流値に基づいて演算手段96
によるミル時間の演算内容を補正するように構成
されているから、モータ4の特性がばらつくよう
な場合或は使用場所での電源事情が悪くて電源4
の電圧値が変動する場合でも、コーヒー豆を常に
一定の状態にミルすることができるものである。
しかも、ミル時間の決定要素となる数値信号So
は記憶回路93に記憶されたままであるから、一
旦チエツクスイツチ79によるモータ4の無負荷
電流のチエツクを行なえば、何度でも正確なミル
動作を行なうことができる。 尚、上記各実施例では、記憶手段61,93に
てモータ4の定常電流値を検出する場合に、定数
記憶部66或は94の記憶値に対応した時間が経
過した時点で記憶する構成としたが、これに限ら
ずモータ4の負荷電流が低下した後にこれが略一
定値に安定したと分かつた時点で記憶する構成と
しても良い等、公知の定常電流値検出手段を用い
ても良いことは勿論である。 その他、本発明は上記し且つ図面に示した各実
施例に限定されるものではなく、例えばコーヒー
ミル単体に適用しても良い等その要旨を逸脱しな
い範囲で種々変形して実施できるものである。 [発明の効果] 本発明によれば以上の説明によつて明らかなよ
うに、ミル機構をモータによつて駆動するように
したコーヒーミルにおいて、ミル機構によるミル
時間を、そのミル機構に収納されたコーヒー豆の
量に応じた最適な時間となるように自動的に制御
することができ、以て常に最適な状態にミルした
コーヒー粉を得ることができると共に、誰にでも
熟練を要さずして極めて容易に使用できるという
優れた効果を奏するものである。
【図面の簡単な説明】
第1図乃至第4図は本発明の第1の実施例を示
すもので、第1図はブロツク図、第2図はコーヒ
ーメーカー全体を一部破断して示す側面図、第3
図は作用説明用のタイムチヤート、第4図はモー
タの負荷電流の時間変化特性図である。また第5
図及び第6図は本発明の第2の実施例を示す夫々
第1図及び第3図相当図である。 図中、1はミル機構、2はミル室、4はモー
タ、11はスタートスイツチ(ミル運転開始用ス
イツチ)、13はストツプスイツチ、15はモー
タ駆動用スイツチ(スイツチ手段)、16は変流
器(電流検出器)、76,95は記憶手段、77,
96は演算手段、78,97は制御手段、79は
チエツクスイツチ(補助スイツチ)を示す。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 ミル機構を駆動するためのモータと、このモ
    ータを通断電制御するためのスイツチ手段と、前
    記ミル機構内にコーヒー豆が収納された状態にお
    ける前記モータの負荷電流を検出する電流検出器
    と、この電流検出器による検出値が定常状態に安
    定したときにこれを定常電流値として記憶する記
    憶手段と、この記憶手段の記憶値に基づいてミル
    時間を決定する演算手段と、ミル運転開始用スイ
    ツチの操作に応じて前記スイツチ手段をオンさせ
    て前記モータに通電開始させると共にこの後に前
    記演算手段により決定されたミル時間が経過した
    ときにそのスイツチ手段をオフさせてモータを断
    電する制御手段とを備えたことを特徴とするコー
    ヒーミル。 2 記憶手段は、補助スイツチの操作に応じてミ
    ル機構内にコーヒー豆が収納されていない状態で
    の電流検出器による検出値の定常電流値も補助値
    として記憶するように設けられ、演算手段はその
    補助記憶値に基づいてミル時間の演算内容を補正
    するように構成されていることを特徴とする特許
    請求の範囲第1項に記載のコーヒーミル。 3 制御手段は、補助スイツチの操作に応じてス
    イツチ手段をオンさせると共に、この後記憶手段
    が補助記憶値を記憶したときにそのスイツチ手段
    をオフさせるように構成されていることを特徴と
    する特許請求の範囲第2項記載のコーヒーミル。 4 記憶手段は、一旦記憶した補助値を次に補助
    スイツチが操作されるまで保持するように構成さ
    れていることを特徴とする特許請求の範囲第2項
    に記載のコーヒーミル。
JP2375485A 1985-02-08 1985-02-08 コ−ヒ−ミル Granted JPS61181421A (ja)

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JPH0669424B2 (ja) * 1985-11-28 1994-09-07 松下電器産業株式会社 コ−ヒ−沸し器
JPH0667353B2 (ja) * 1985-11-28 1994-08-31 松下電器産業株式会社 コ−ヒ−沸し器

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