JPH0524770B2 - - Google Patents

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Publication number
JPH0524770B2
JPH0524770B2 JP2375185A JP2375185A JPH0524770B2 JP H0524770 B2 JPH0524770 B2 JP H0524770B2 JP 2375185 A JP2375185 A JP 2375185A JP 2375185 A JP2375185 A JP 2375185A JP H0524770 B2 JPH0524770 B2 JP H0524770B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
mill
switch
coffee
circuit
motor
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP2375185A
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English (en)
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JPS61181427A (ja
Inventor
Takayasu Narita
Yoshiro Shimomura
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Tokyo Shibaura Electric Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Tokyo Shibaura Electric Co Ltd filed Critical Tokyo Shibaura Electric Co Ltd
Priority to JP2375185A priority Critical patent/JPS61181427A/ja
Publication of JPS61181427A publication Critical patent/JPS61181427A/ja
Publication of JPH0524770B2 publication Critical patent/JPH0524770B2/ja
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  • Apparatus For Making Beverages (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
[発明の技術分野] 本発明は、モータによつて駆動されるミル機構
を備えて成るコーヒーミルに関する。 [発明の技術的背景とその問題点] 従来より、この種のコーヒーミルにあつては、
機械式或は電子式のタイマによつてミル機構駆動
用のモータの通電時間即ちミル時間を制御するよ
うに構成されている。しかしながら、最適なミル
時間は、そのミル量即ちミル機構内に収納された
コーヒー豆の量及び使用者が望むコーヒー粉の粗
さ度合に応じて異なるものであり、従つて上記従
来構成のコーヒーミルでは、使用者の好みに即し
た最適な粗さ度合のコーヒー粉を得ることが難し
いという問題があつた。しかも、従来構成では、
タイマによるミル時間のセツト操作毎に使用者が
そのセツト時間を考慮しなければならないため、
そのセツト操作が面倒になるばかりかある程度の
熟練を必要とする不具合があつた。 [発明の目的] 本発明は上記事情に鑑みてなされたものであ
り、その目的は、ミル機構によるミル時間を、そ
のミル機構に収納されたコーヒー豆の量並びに使
用者が望むコーヒー粉の粗さ度合に応じた最適な
時間となるように自動的に制御することが可能と
なつて、常に使用者の好みに合つた最適な状態に
ミルしたコーヒー粉を得ることができると共に、
誰にでも熟練を要さずして極めて容易に使用でき
る等の効果を奏するコーヒーミルを提供するにあ
る。 [発明の概要] 本発明は上記目的を達成するために、ミル機構
内にコーヒー豆が収納された状態における当該ミ
ル機構駆動用モータの負荷電流を検出する電流検
出器、この電流検出器による検出値が定常状態に
安定したときにこれを定常電流値として記憶する
第1の記憶手段、コーヒー粉の粗さ度合を外部操
作により設定するための設定手段、この設定手段
の設定内容を記憶する第2の記憶手段、並びにこ
れら第1の記憶手段及び第2の記憶手段の記憶内
容に基づいてミル時間を決定する演算手段を夫々
設け、さらにミル運転開始用スイツチの動作に応
じて前記モータの通断電制御用のスイツチ手段を
オンさせてそのモータに通電開始させると共にこ
の後に前記演算手段により決定されたミル時間が
経過したときにそのスイツチ手段をオフさせてモ
ータを断電する制御手段を設ける構成としたもの
であり、これによつて、モータの通電時間即ちミ
ル時間を、ミル機構内に収納されたコーヒー豆の
量と対応関係にある上記モータの負荷電流の大小
並びに使用者が設定したコーヒー粉の粗さ度合に
応じて自動的に変化させるようにしたものであ
る。 [発明の実施例] 以下、本発明をコーヒーメーカーに適用した各
実施例について説明するに、まず第1の実施例に
ついて第1図乃至第4図を参照しながら説明す
る。 コーヒーメーカーの全体構成を示す第2図にお
いて、1はミル室2内にカツタ3を配設して成る
ミル機構たるコーヒー豆粉砕機構、4はこのコー
ヒー豆粉砕機構1を駆動するためのモータで、こ
れに通電されるとカツタ3が高速回転されてミル
室2内に収納されたコーヒー豆が粉砕されてコー
ヒー粉が生成される。5は貯水タンク、6はボト
ル7が載置される加熱盤で、この加熱盤6の下面
にはヒータ8及び加熱パイプ9が添設されてい
る。上記加熱パイプ9は、その一端が給水タンク
5に連通され且つ他端がミル室2の上方部に連通
されており、ヒータ8が通電されて発熱すると、
給水タンク5からの水が加熱パイプ9内にて加熱
されて熱湯が生成されると共にその熱湯が沸騰圧
により上昇されてミル室2内に供給されるもので
あり、斯様にミル室2内に供給された湯はそのミ
ル室2内のコーヒー粉を透過した後にミル室2底
部のフイルタ10を介してボトル7内に滴下さ
れ、これによりコーヒー液が抽出されるようにな
る。尚、11は操作パネル12に配置されたミル
運転開始用スイツチたるスタートスイツチ、13
は同じく操作パネル12に配置されたストツプス
イツチ、14,15,16は操作パネル12に配
置された設定手段たる夫々コーヒー粉の粗さ度合
「細」、「中」、「粗」選択用の選択スイツチである。 第1図には上記コーヒーメーカー内に設けられ
る制御装置の回路構成が示されており、以下これ
について述べる。但し、第2図の回路構成におい
てブロツク的に示す各部分の機能を、必要に応じ
てマイクロコンピユータのプログラムによつて得
るようにしても良いことは勿論である。さて、商
用交流電源17の両端に前記モータ4及びスイツ
チ手段たるモータ駆動スイツチ18が直列に接続
されており、このモータ4の通電路にはその負荷
電流を検出するための電流検出器たる変流器19
が介在されている。また、電源17の両端にはサ
ーモスタツト20、前記ヒータ8、温度ヒユーズ
21及びヒータ駆動スイツチ22の直列回路が接
続されている。23は電源17から降圧トランス
24を介して給電される直流電源回路で、その出
力ラインLa,Lbから以下に述べる各回路部に電
源が与えられるようになつている。 即ち、25はコンデンサ26、抵抗27より成
る微分回路で、これは電源投入毎に初期化用パル
スP0を出力する。28はトランス24の二次側
出力波形を矩形波に整形して電源周波数に同期し
た同期パルスP1を出力する波形整形回路、29
はこの波形整形回路28の出力を分周して例えば
1HzのクロツクパルスP2を発生する分周回路で
ある。前記変流器19の二次側出力は、ダイオー
ド30、コンデンサ31及びサンプリング用抵抗
32を介してA−D変換器33に与えられるよう
になつており、このA−D変換器33からはモー
タ4の負荷電流を示すデジタル値の検出信号Sa
が出力される。34はモータ駆動回路で、これは
「1」信号が入力されたときに前記モータ駆動ス
イツチ18をオンさせ、「0」信号が入力された
ときにそのモータ駆動スイツチ18をオフさせ
る。35はヒータ駆動回路で、これは「1」信号
が入力されたときに前記ヒータ駆動スイツチ22
をオンさせ、「0」信号が入力されたときにその
モータ駆動スイツチ22をオフさせる。36〜3
9はR−Sフリツプフロツプ、40〜45はOR
回路、46〜62はAND回路、63はNAND回
路、64〜67はインバータである。68〜80
はトランスフアゲートで、これらはゲート端子に
「1」信号を受けた状態時のみ導通状態を呈する。
81〜83はトリガ回路で、これらは入力信号が
「0」から「1」に立上がつたときに夫々トリガ
パルスP3を出力する。84は遅延回路で、これ
らは入力された信号を若干遅延させて出力する。
85はカウンタで、これはクロツク端子CKにト
ランスフアゲート68を介して入力される前記ク
ロツクパルスP2をカウントすると共に、リセツ
ト端子Rに対する入力が立上がつたときにカウン
ト値が零にリセツトされるように構成されてお
り、そのカウント内容を示す数値信号Snを出力
する。86〜91は比較回路で、入力端子A,B
に対する各入力を比較し、A≧Bの場合に「1」
信号を出力し、A<Bの場合に「0」信号を出力
する。92,93は記憶回路であり、これらはト
リガ端子Tに対する入力が立上がつたときにその
時点における読込み端子Mに対する入力信号を記
憶する。94〜96は乗算回路で、これらは入力
端子X,Yに対する各入力値を乗算し、その乗算
結果を出力端子Zから出力する。97〜114は
定数記憶部で、これらには例えば以下に述べる各
定数が予め記憶されている。即ち、定数記憶部9
7には2(秒)、定数記憶部98には3(秒)、定数
記憶部99には1.0(アンペア)、定数記憶部10
0には1.3(乗算値)、乗数記憶部101には1.2
(乗数値)、定数記憶部102には1.1(乗数値)、
定数記憶部103には20(秒)、定数記憶部104
には13(秒)、定数記憶部105には8(秒)、定数
記憶部106には18(秒)、定数記憶部107には
12(秒)、定数記憶部108には7(秒)、定数記憶
部109には16(秒)、定数記憶部110には11
(秒)、定数記憶部111には6(秒)、定数記憶部
112には14(秒)、定数記憶部113には10
(秒)、定数記憶部114には5(秒)が夫々記憶
されている。そして、本実施例では、ダイオード
30、コンデンサ31、抵抗32、A−D変換器
33及び記憶回路92により第1の記憶手段11
5が構成され、R−Sフリツプフロツプ37〜3
9、OR回路42〜45及びAND回路48によつ
て第2の記憶手段116が構成され、AND回路
49〜62、インバータ65〜67、トランスフ
アゲート69〜80、比較回路89〜91、乗算
回路94〜96及び定数記憶部99〜114によ
り演算手段117が構成され、モータ駆動回路3
4、R−Sフリツプフロツプ36、AND回路4
6、NAND回路63、比較回路87,88及び
定数記憶部98により制御手段118が構成され
ている。尚、スタートスイツチ11、ストツプス
イツチ13及び選択スイツチ14〜16がオンさ
れた各場合には、夫々からスタートパルスP4
ストツプパルスP5及び選択パルスP6,P7,P8
出力される。 続いて、上記構成の作用について第3図のタイ
ムチヤートも参照しながら説明する。尚、この第
3図には、抵抗32の両端電圧Va(モータ4の負
荷電流を示す)、スタートスイツチ11、R−S
フリツプフロツプ36、比較回路86、トリガ回
路82,83、比較回路88,87、NAND回
路63、AND回路46,47、ストツプスイツ
チ13の各出力、ヒータ8の通電期間が夫々の符
号に対応させて示されている。さて、コーヒー液
を抽出する場合には、まずミル室2内に人数分の
コーヒー豆を収納すると共に、貯水タンク5内に
所要量の水を供給する。また、このときに選択ス
イツチ14〜16のうち使用者が望むコーヒー粉
の粗さに対応した選択スイツチをオン操作する。
このとき第2の記憶手段116にあつては、「細」
に対応した選択スイツチ14がオンされた場合
に、これに応じて出力される選択パルスP6によ
つてR−Sフリツプフロツプ37がセツトされ、
その出力端子Qからの「1」信号によつて他のR
−Sフリツプフロツプ38,39がリセツトさ
れ、結果的にコーヒー粉の粗さが「細」に設定さ
れた旨がR−Sフリツプフロツプ37に記憶保持
され、ラインL1のみに「1」信号が出力される。
また、「中」、「粗」に対応した各選択スイツチ1
5,16がオンされた各場合に、夫々選択パルス
P7,P8によつてR−Sフリツプフロツプ38或
は39がセツトされてこれらにコーヒー粉の粗さ
が「中」或は「粗」に設定された旨が記憶保持さ
れ、ラインL2若しくはL3に「1」信号が出力さ
れる。尚、電源投入されたときには、R−Sフリ
ツプフロツプ37〜39が全てリセツトされて各
リセツト出力端子から「1」信号が出力される
ため、ND回路48からの「1」信号がインL2
出力されるようになり、従つて選択スイツチ14
〜16が全く操作されなかつた場合には、コーヒ
ー粉の粗さを「中」に設定した状態に自動的に選
択される。そして、この後第3図中の時刻t1にて
スタートスイツチ11をオン操作すると、スター
トパルスP4が出力されるため、R−Sフリツプ
フロツプ37がセツトされてその出力端子Qから
「1」信号が出力される。このため、トランスフ
アゲート68が導通状態を呈すると共に、トリガ
回路81からトリガパルスP3が出力されてカウ
ンタ85がリセツトされるようになり、そのカウ
ンタ85が分周回路29からの1秒毎のクロツク
パルスP2をカウントするようになる。尚、カウ
ンタ85は電源投入されて微分回路25から初期
化用パルスP0が出力されたときにおいてもリセ
ツトされるものであり、このときR−Sフリツプ
フロツプ36も同時にリセツトされるものであ
る。カウンタ85がリセツトされたときには、そ
の出力即ち数値信号Snが零であるから、比較回
路88にあつてはその入力端子A,Bの各入力が
A<B(A=0,B=3(定数記憶部98に記憶さ
れた定数))となつて「0」信号を出力するよう
になる。従つてNAND回路63は「1」信号を
出力しており、AND回路46がこの「1」信号
及びR−Sフリツプフロツプ36からの「1」信
号を受けてモータ駆動回路34に「1」信号を与
えるようになる。従つて、モータ駆動回路34に
よつてモータ駆動スイツチ18がオンされ、これ
に応じてモータ4に通電されてミル機構1が駆動
開始される。この場合、モータ4の負荷電流は第
4図に示すように一旦大きくなつた後に略一定値
に安定するものであり、その負荷電流の定常電流
値は、ミル室2内に収納されたコーヒー豆の量に
応じて大小変化する。そして負荷電流が定常状態
に安定するのは、本願の出願人による実験によれ
ば通電開始後1〜2秒程度経過した時点以降であ
る。 しかして、第1の記憶手段115にあつては、
A−D変換器33から上記モータ4の負荷電流を
示す検出信号Saが出力され、その検出信号Saが
記憶回路92の読込み端子Mに与えられる。一
方、前述のようにカウンタ85のカウント動作が
開始された後において、そのカウンタ85のカウ
ント値が定数記憶部97の記憶値に対応した2
(秒)に達すると(時刻t2)、比較回路86の入力
端子A,Bに対する各入力がA≧Bとなつてその
比較回路86の出力が「1」信号に反転する。す
ると、この時刻t2にてトリガ回路82からトリガ
パルスP3が出力されて記憶回路92のトリガ端
子Tに与えられるため、これに同期してその記憶
回路92が前記A−D変換器33からの検出信号
Saを定常電流値として記憶するようになり、そ
の記憶内容が数値信号Smとして出力される。こ
の場合、前述したように、モータ4の負荷電流は
その通電開始後1〜2秒程度で定常状態に安定す
るものであるから、記憶回路92からの数値信号
Smは上記負荷電流の定常電流値を示すものとな
る。 一方、演算手段117内の乗算回路94,9
5,96にあつては、定数記憶部99の記憶値に
対応した1.0(アンペア)と定数記憶部100,1
01,102の各記憶値1.3,1.2,1.1とを夫々乗
算し、各乗算結果1.3(アンペア),1.2(アンペ
ア),1.1(アンペア)を比較回路89,90,9
1の各入力端子Bに与える。斯かる比較回路8
9,90,91の各入力端子Aには前記記憶回路
92の出力即ちモータの負荷電流の定常電流値を
示す数値信号Smが与えられている。このため、
モータ4の負荷電流の定常電流値が、()1.3ア
ンペア以上、()1.2アンペア以上で1.3アンペ
ア未満、()1.1アンペア以上で1.2アンペア未
満、()1.1アンペア未満の各状態時において、
演算手段117は以下に述べるように機能する。 () Sm≧1.3アンペアの場合……比較回路89,
90,91から夫々「1」信号が出力され、こ
のためAND回路49,50、インバータ67
の各出力が全て「0」信号となり、このときに
はAND回路51〜53が比較回路89からの
「1」信号を受けて信号の通過を許容した状態
を呈する。従つて、選択スイツチ14がオンさ
れてラインL1に「1」信号が出力された状態
では、トランスフアゲート69のみが導通して
定数記憶部103の記憶内容(20(秒))が記憶
回路93の読込み端子Mに与えられ、また選択
スイツチ15,16がオンされた各状態時には
夫々トランスフアゲート70或は71のみが導
通されて定数記憶部104,105の各記憶内
容(13(秒)或は8(秒))が記憶回路93の読
込み端子Mに与えられる。 () 1.3アンペア>Sm≧1.2アンペアの場合……
比較回路89から「0」信号、比較回路90,
91から「1」信号が出力され、このため
AND回路49のみから「1」信号が出力され、
AND回路54〜56がその「1」信号を受け
て信号の通過を許容した状態を呈する。従つ
て、選択スイツチ14がオンされてラインL1
に「1」信号が出力された状態では、トランス
フアゲート72のみが導通して定数記憶部10
6の記憶内容(18(秒))が記憶回路93の読込
み端子Mに与えられ、また選択スイツチ15,
16がオンされた各状態時には夫々トランスフ
アゲート73或は74のみが導通されて定数記
憶部107,108の各記憶内容(12(秒)或
は7(秒))が記憶回路93の読込み端子Mに与
えられる。 () 1.2アンペア>Sm≧1.1アンペアの場合……
比較回路89,90から「0」信号、比較回路
91から「1」信号が出力され、このため
AND回路50のみから「1」信号が出力され、
AND回路57〜59がその「1」信号を受け
て信号の通過を許容した状態を呈する。従つ
て、選択スイツチ14がオンされてラインL1
に「1」信号が出力された状態では、トランス
フアゲート75のみが導通して定数記憶部10
9の記憶内容(16(秒))が記憶回路93の読込
み端子Mに与えられ、また選択スイツチ15,
16がオンされた各状態時には夫々トランスフ
アゲート76或は77のみが導通されて定数記
憶部110,111の各記憶内容(11(秒)或
は6(秒))が記憶回路93の読込み端子Mに与
えられる。 () 1.1アンペア>Smの場合……比較例回路8
9〜91の全てから「0」信号が出力されるた
めインバータ67のみから「1」信号が出力さ
れ、AND回路60〜62がその「1」信号を
受けて信号の通過を許容した状態を呈する。従
つて、選択スイツチ14がオンされてライン
L1に「1」信号が出力された状態では、トラ
ンスフアゲート78のみが導通して定数記憶部
112の記憶内容(14(秒))が記憶回路93の
読込み端子Mに与えられ、また選択スイツチ1
5,16がオンされた各状態時には夫々トラン
スフアゲート79或は80のみが導通されて定
数記憶部113,114の各記憶内容(10(秒)
或は5(秒))が記憶回路93の読込み端子Mに
与えられる。 そして、前述のように比較回路86から「1」
信号が出力された時刻t2から若干遅れた時刻t3
おいて、トリガ回路83が比較回路86からの
「1」信号を遅延回路84を介して受けてトリガ
パルスP3を出力するため、前記記憶回路93は
このトリガパルスP3を受けてその読込み端子M
に対する上述の如き入力(定数記憶部103〜1
14の各記憶内容のいずれか1つ)を記憶し、そ
の記憶内容をミル時間を示す時間信号Stとして出
力して比較回路87に与える。従つて、比較回路
87は、カウンタ85からの数値信号Sn即ちモ
ータ4に通電開始されてからのミル動作の継続時
間と、時間信号St即ちミル室2内のコーヒー豆の
量並びに選択スイツチ14〜16のオン状態によ
つて決定されたミル時間Tとを比較し、ミル動作
の継続時間が上記ミル時間Tに達した時刻t5にお
いて「1」信号を出力する。このとき、比較回路
88は既に時刻t4にてA≧Bの入力関係にあつて
「1」信号を出力しており、結果的にNAND回路
63の両入力端子に「1」信号が与えられてこれ
の出力が「0」信号に反転するため、AND回路
46が「0」信号を出力するようになつてモータ
駆動回路34がモータ駆動スイツチ18をオフさ
せる。このため、モータ4が断電されてミル動作
が終了される。そして、これを同時にAND回路
47の両入力端子に「1」信号が与えられるた
め、そのAND回路47からの「1」信号を受け
たヒータ駆動回路35がヒータ駆動スイツチ22
をオンさせ、これに応じてヒータ8に通電されて
ドリツプ動作が開始される。斯かるドリツプ動作
が終了した後には、加熱盤6の温度が上昇してサ
ーモスタツト20がオフし、これ以降はヒータ8
がそのサーモスタツト20により制御されるとい
う保温動作が行なわれる。 尚、この後に時刻t6にてストツプスイツチ13
がオン操作されると、これからストツプパルス
P5が出力されてR−Sフリツプフロツプ36及
びカウンタ85がリセツトされるため、特にR−
Sフリツプフロツプ36のリセツトに応じて
AND回路47の出力が「0」信号に反転してヒ
ータ駆動回路35がヒータ駆動スイツチ22をオ
フさせるようになり、以て前記保温動作が停止さ
れるようになる。 ところで、ミル室2内に収納されたコーヒー豆
を、選択スイツチ14〜16に対応した「細」、
「中」、「粗」の各状態まで粉砕するのに要する時
間Ta,Tb,Tcとそのコーヒー豆の量Xとの関
係、並びにコーヒー豆の量Xとモータ4の負荷電
流の定常電流値ILとの関係は、本実施例のコーヒ
ー豆粉砕機構1による場合、次表のような状態と
なる。
【表】 しかして、本実施例では、ミル室2内に収納さ
れたコーヒー豆の量(ひいてはモータ4の負荷電
流の定常電流値)に対して上表に応じたミル時間
が得られるように、演算手段117内の各定数記
憶部99〜114の記憶値を設定したから、その
演算手段117により決定されるミル時間Tは、
使用者が選択スイツチ14〜16により選択した
コーヒー粉の粗さ並びにミル室2内に収納された
コーヒー豆の量に応じた最適なものとなり、従つ
て常に使用者の好みに合つた状態にミルしたコー
ヒー粉を得ることができ、しかも、上記ミル時間
Tはスタートスイツチ11を操作するだけで自動
的に決定されるものであるから、全く初めて使用
する者であつても熟練を要さずして極めて容易に
使用することができる。また、選択スイツチ14
〜16により設定されるコーヒー粉の粗さ度合
は、一旦設定すれば第2の記憶手段116に記憶
保持されたままになるから、その設定操作を頻繁
に行なう必要がなくなる。 尚、定数記憶部97〜114に記憶する定数
は、ミル機構1の性能或はモータ4の特性に合せ
て決定されるものであり、従つて各定数記憶部9
7〜114の記憶定数は上記実施例に限定されな
いことは勿論であり、収納されるコーヒー豆の量
のランクを細分化してさらに多くの定数を記憶す
る定数記憶部を増設するようにしても良い。ま
た、きめの細い制御を行なうためにカウンタ85
のカウントアツプ周期を早めても良く、さらにミ
ル運転開始用スイツチとしてタイムスイツチを設
け、このタイムスイツチの動作に応じてスタート
パルスP4を発生させる機構としても良い。 次に本発明の第2の実施例について第5図及び
第6図を参照しながら説明する。 即ち、この実施例は、モータ4の個々の特性が
ばらつく場合に有効な手段を提供しようとするも
のであり、以下前記第1の実施例と異なる部分の
み説明する。119は補助スイツチたるチエツク
スイツチで、これは操作パネル12(第2図参
照)にスタートスイツチ11、ストツプスイツチ
13及び選択スイツチ14〜16と並んで配置さ
れ、オンされたときにチエツクパルスP9を出力
する。120,121はR−Sフリツプフロツ
プ、122〜124はOR回路、125〜127
はトランスフアゲート、128,129はトリガ
回路、130は遅延回路である。また、131は
前記第1の実施例におけるカウンタ85と同様構
成のカウンタ、132は同比較回路86〜91と
同様構成の比較回路、133は同記憶回路92,
93と同様構成の記憶回路、134は定数記憶部
で、これには定数2(秒)が記憶されている。そ
して本実施例では、ダイオード30、コンデンサ
31、抵抗32及び記憶回路92,133により
第1の記憶手段135が構成され、R−Sフリツ
プフロツプ121、OR回路124、AND回路4
9〜62、インバータ65〜67、トランスフア
ゲート69〜80、125〜127、トリガ回路
128,129、遅延回路130、カウンタ13
1、比較回路89〜91,132、乗算回路94
〜96及び定数記憶部103〜114,134に
より演算手段136が構成され、モータ駆動回路
35,R−Sフリツプフロツプ37,127、
OR回路131、AND回路48、NAND回路6
5、比較回路91,92及び定数記憶部105に
より制御手段137が構成されている。 上記構成において、ミル室2内にコーヒー豆を
収納する前の状態において、第6図のタイムチヤ
ート中時刻t0にてチエツクスイツチ119をオン
操作すると、チエツクパルスP9が出力され、こ
れに応じてR−Sフリツプフロツプ120がセツ
トされてその出力端子Qから「1」信号が出力さ
れる。すると、上記「1」信号をOR回路123
を介して受けたモータ駆動回路34がモータ駆動
スイツチ18をオンさせてモータ4を通電駆動さ
せるようになる。また、前述のようにR−Sフリ
ツプフロツプ120から「1」信号が出力された
時刻t0においては、トリガ回路128からのトリ
ガパルスP3によつてカウンタ131がリセツト
され、同時にトランスフアゲート125が導通状
態を呈する。このためカウンタ131は、チエツ
クスイツチ119のオン操作時刻t0からカウント
動作を開始し、この後に定数記憶部134に記憶
された2秒が経過した時刻t′0に至ると、比較回
路132から「1」信号が出力されてトリガ回路
129からトリガパルスP3が出力される。する
と、そのトリガパルスP3をトリガ端子Tに受け
た記憶回路133がA−D変換器33からの検出
信号Saを補助値たる数値信号Soとして記憶し、
これと同時に上記トリガパルスP3をOR回路12
2を介して受けたR−Sフリツプフロツプ120
がリセツトされるため、モータ駆動回路34に
「0」信号が与えられてモータ駆動スイツチ18
がオフされ、以てミル機構1の駆動が停止され
る。またこの時刻t′0においてトリガ回路129
からのトリガパルスP3によりR−Sフリツプフ
ロツプ121がセツトされ、その出力端子Qから
の「1」信号によつてトランスフアゲート126
が導通状態を呈する。従つて、記憶回路133か
らの数値信号Soが、乗算回路94〜96の入力
端子Yに対し定数記憶部99からの出力(1.0(ア
ンペア)を示す定数)に代えて与えられるように
なる。そして、この後ミル室2内にコーヒー豆が
収納され且つこの状態でスタートスイツチ11が
オン操作されると、演算手段136は上記数値信
号So(即ちモータ4の特性に応じた値)にてミル
時間を決定するものであり、モータ4が斯様に決
定されたミル時間だけ制御手段137により駆動
され、これ以降は前記第1の実施例と同様の動作
が行なわれる。尚、チエツクスイツチ119がオ
ン操作されなかつたときには、R−Sフリツプフ
ロツプ120がセツトされずにその出力端子か
ら「1」信号が出力されてトランスフアゲート1
27が導通状態を呈するため、演算手段136
は、スタートスイツチ11がオン操作されたとき
に定数記憶部99の記憶値に基づいて前記第1の
実施例と同様にミル時間の決定を行なう。また、
R−Sフリツプフロツプ120,121、カウン
タ131は、電源投入されて微分回路25から初
期化用パルスP0が出力されたときにもリセツト
されるものである。 上記した本実施例によれば、ミル室2内にコー
ヒー豆が収納されていない状態におけるモータ4
の負荷電流の定常電流値に基づいて演算手段11
7によるミル時間の演算内容を補正するように構
成されているから、モータ4の特性がばらつくよ
うな場合或は使用場所での電源事情が悪くて電源
4の電圧値が変動する場合でも、コーヒー豆を常
に一定の状態にミルすることができるものであ
る。しかも、ミル時間の決定要素となる数値信号
Soは記憶回路92に記憶されたままであるから、
一旦チエツクスイツチ119によるモータ4の無
負荷電流のチエツクを行なえば、何度でも正確な
ミル動作を行なうことができる。 尚、上記各実施例では、第1の記憶手段11
5,135にてモータ4の定常電流値を検出する
場合に、定数記憶部97或は134の記憶値に対
応した時間が経過した時点で記憶する構成とした
が、これに限らずモータ4の負荷電流が低下した
後にこれが略一定値に安定したと分かつた時点で
記憶する構成としても良い等、公知の定常電流値
検出手段を用いても良いことは勿論である。 その他、本発明は上記し且つ図面に示した各実
施例に限定されるものではなく、例えばコーヒー
ミル単体に適用しても良い等その要旨を逸脱しな
い範囲で種々変形して実施できるものである。 [発明の効果] 本発明によれば以上の説明によつて明らかなよ
うに、ミル機構をモータによつて駆動するように
したコーヒーミルにおいて、ミル機構によるミル
時間を、そのミル機構に収納されたコーヒー豆の
量並びに使用者が望むコーヒー粉の粗さ度合に応
じた最適な時間となるように自動的に制御するこ
とができ、以て常に使用者の好みに合つた最適な
状態にミルしたコーヒー粉を得ることができると
共に、誰にでも熟練を要さずして極めて容易に使
用できるという優れた効果を奏するものである。
【図面の簡単な説明】
第1図乃至第4図は本発明の第1の実施例を示
すもので、第1図はブロツク図、第2図はコーヒ
ーメーカー全体を一部破断して示す側面図、第3
図は作用説明用のタイムチヤート、第4図はモー
タの負荷電流の時間変化特性図である。また第5
図及び第6図は本発明の第2の実施例を示す夫々
第1図及び第3図相当図である。 図中、1はミル機構、2はミル室、4はモー
タ、11はスタートスイツチ(ミル運転開始用ス
イツチ)、13はストツプスイツチ、14〜16
は選択スイツチ(設定手段)、18はモータ駆動
用スイツチ(スイツチ手段)、19は変流器(電
流検出器)、115,135は第1の記憶手段、
116は第2の記憶手段、117,136は演算
手段、118,137は制御手段、119はチエ
ツクスイツチ(補助スイツチ)を示す。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 ミル機構を駆動するためのモータと、このモ
    ータを通断電制御するためのスイツチ手段と、前
    記ミル機構内にコーヒー豆が収納された状態にお
    ける前記モータの負荷電流を検出する電流検出器
    と、この電流検出器による検出値が定常状態に安
    定したときにこれを定常電流値として記憶する第
    1の記憶手段と、コーヒー粉の粗さ度合を外部操
    作により設定するための設定手段と、この設定手
    段の設定内容を記憶する第2の記憶手段と、前記
    第1の記憶手段及び第2の記憶手段の記憶内容に
    基づいてミル時間を決定する演算手段と、ミル運
    転開始用スイツチの動作に応じて前記スイツチ手
    段をオンさせて前記モータに通電開始させると共
    にこの後に前記演算手段により決定されたミル時
    間が経過したときにそのスイツチ手段をオフさせ
    てモータを断電する制御手段とを備えたことを特
    徴とするコーヒーミル。 2 第1の記憶手段は、補助スイツチの操作に応
    じてミル機構内にコーヒー豆が収納されていない
    状態時での電流検出器による検出値の定常電流値
    も補助値として記憶するように設けられ、演算手
    段はその補助記憶値に基づいてミル時間の演算内
    容を補正するように構成されていることを特徴と
    する特許請求の範囲第1項に記載のコーヒーミ
    ル。 3 制御手段は、補助スイツチの操作に応じてス
    イツチ手段をオンさせると共に、この後記憶手段
    が補助記憶値を記憶したときにそのスイツチ手段
    をオフさせるように構成されていることを特徴と
    する特許請求の範囲第2項記載のコーヒーミル。 4 第1の記憶手段は、一旦記憶した補助値を次
    に補助スイツチが操作されるまで保持するように
    構成されていることを特徴とする特許請求の範囲
    第2項に記載のコーヒーミル。 5 第2の記憶手段は、設定手段の設定内容を一
    旦記憶したときに次にその設定手段が操作される
    まで記憶内容を保持するように構成されているこ
    とを特徴とする特許請求の範囲第1項に記載のコ
    ーヒーミル。 6 第2の記憶手段は、電源投入に応じてコーヒ
    ー粉の所定の粗さ度合を自動的に記憶するように
    構成されていることを特徴とする特許請求の範囲
    第1項に記載のコーヒーミル。
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