JPS62189024A - コ−ヒ−抽出器 - Google Patents

コ−ヒ−抽出器

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JPS62189024A
JPS62189024A JP61031408A JP3140886A JPS62189024A JP S62189024 A JPS62189024 A JP S62189024A JP 61031408 A JP61031408 A JP 61031408A JP 3140886 A JP3140886 A JP 3140886A JP S62189024 A JPS62189024 A JP S62189024A
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JP
Japan
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time
output
signal
circuit
temperature
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JP61031408A
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Inventor
成田 隆保
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [発明の技術分野] 本発明は、貯水タンクから供給される水を加熱パイプ内
で熱湯化すると共に、その熱1(llを沸+168圧に
より押し上げてコーヒー粉が収納されたドリップケース
内に滴下することによりコーヒー液を抽出するようにし
たコーヒー抽出器、特には、ドリップケース内に給湯開
始した後にその給湯動作を所定時間たけ中断してコーヒ
ー粉の湿潤を行なうようにしたコーヒー抽出器に関する
[発明の技術的背景とその問題点] コーヒー抽出器の一例として、従来より、基端側が貯水
タンクの底部に連通され[Lつ先端側がドリップケース
の上方に位置された加熱パイプを設けると共に、この加
熱パイプの途中部位にその内部の水を加熱するためのヒ
ータを添設する構成としたものが供されている。斯様な
コーヒー抽出器によりコーヒー族を抽出する場合には、
ドリップケース内にコーヒー粉を収納し且つ貯水タンク
内に水を供給した状態にて、ヒータに通電するものであ
る。このようにしてヒータに通電されると、貯水タンク
から加熱パイプ内に流入する水がここで熱湯化されると
共に、その熱湯が沸1111圧により押し上げられて加
熱パイプの先端側からドリップケース内に滴下されると
いう動作が反復されることにより、最終的に貯水タンク
内の水か全てドリップケース内に滴下供給されるもので
ある。そして、斯様にドリップケース内に供給された熱
湯は、コーヒー粉中を通過する過程でこれからコーヒー
エキスを抽出しながらドリップケース下)jの容器内に
落下貯留されるものであり、以てコーヒー液の抽出が行
なわれる。
ところで、このようなドリップ動作を行なう際には、給
湯開始当用においてコーヒー粉をIn!潤させるという
所謂むらし動作を行なうことか美味しいコーヒー液を得
るための条件の一つとされている。このため、従来のコ
ーヒー抽出器では、ヒータに通電開始してから一定時間
が経過したときにそのヒータを所定時間だけ断電させる
構成とし、以て給湯開始後にその給湯動作を」二記所定
時間だけ中断させ、斯かる中断期間にコーヒー粉の湿潤
を行なうことが行なわれている。しかして、上記のよう
なむらし動作を行なう場合、コーヒー粉の湿潤用に供さ
れる湯量が不足したり或はこの逆に過大となったときに
は、その湿潤による効果が半減されてしまうものであり
、上記コーヒー粉の湿潤に供される湯量が適当な量であ
ったときに初めて美味しいコーヒー液が得られるもので
ある。
一方、前記従来のコーヒー抽出器では、ヒータに通電開
始されてから一定時間が軽層したときにそのヒータを断
電させ、その断電までの間にドリップケース内に供給さ
れた湯によってコーヒー粉の/!n!潤を行なう構成に
なされている関係1−、ヒータに通電開始されてから給
湯開始されるまでの時間の長短に応じてドリップケース
内に1」(給される湯量が相違してくるという事情があ
る。ところが、に記ヒータに通電開始されてから給湯開
始されるまでの時間は、実際には、貯水タンク内の水の
温度、加熱パイプ及びこれに接した部分のm期温度。
電源電圧、ヒータの定格出力のばらつき等の要因によっ
て変化するものであり、従って前記従来のコーヒー抽出
器ではコーヒー粉の湿潤に供される湯量が一定しないと
いう問題点があり、このため常に最適な湿潤効果を得る
ことができず、むらし動作を行なっていながら必ずしも
美味しいコーヒー液を抽出できるものとは言えないもの
であった。
[発明の目的] 本発明は上記事情に鑑みてなされたものであり、その目
的は、ドリップケースに対する給湯開始当初においてそ
のドリップケース内のコーヒー粉を、貯水タンク内の水
の温度の如何或は熱湯生成相ヒータの定格のばらつき、
電源電圧の変動の如何等に拘らずいつでも最適温の湯に
よって湿潤することができ、以て常に美味しいコーヒー
液を得ることができるコーヒー抽出器を提供するにある
[発明の概要コ 本発明は」二足目的を達成するために、貯水タンクから
供給される水を加熱パイプ内で一141陽化すると共に
、その熱湯を沸+1r&圧により押しIげてドリップケ
ース内に滴下するようにした所謂ドリップ式のコーヒー
抽出器において、前記加熱パイプの温度変化状態に基づ
いてドリップケースに対する給湯開始時点を検出して、
このように検出した給湯開始時点から第1の設定時間が
経過したときにヒータを断電して給湯動作を終了させる
と共に、貯水タンク内の水の温度を前記ヒータに通電開
始されてから給湯開始されるまでの時間に基づいて間接
的に検出して、その検出温度が低い状態時ほど上記第1
の設定時間が長くなるように制御する11■成としたも
のであり、これにより給ンIW開始当初においてコーヒ
ー粉の湿潤に供される4 Hが貯水タンク内の水の温度
等に関係なく略一定となるようにしたものである。
[発明の実施例コ 以下、本発明の一実施例について図面を参照しながら説
明する。
第2図にはミル機能及びドリップ機能を備えたコーヒー
メーカーの全体構成が示されている。この第2図におい
て、1はミルケース兼用のドリップケース2内にカッタ
3を配設して成るミル機構、4はこのミル機構1を駆動
するためのモータで、これに通電されるとカッタ3が高
速同転される。
従って、ドリップケース2内にコーヒー位が収納された
状態でモータ4に通電されると、そのコーヒーσがカッ
タ3により粉砕されてコーヒー粉が生成されるというミ
ル動作が行なわれる。そして、斯様なドリップケース2
の底部にはコーヒー粉(及びコーヒー豆)の落下を阻止
するためのフィルタ5が設けられている。また、ドリッ
プケース2の上面開口部には多数の注湯孔6aを釘した
拡散板6が着脱可能に装着されていると共に、この拡散
板6の上方には給湯口体7が水平方向へ回動可能に設置
されている。
8はコーヒー抽出用に供される水が供給される貯水タン
ク、9はボトル10が載置される加熱盤で、この加熱盤
9の下面にはシーズヒータ11及び例えば金属製の加熱
パイプ12が添設されている。この場合、第3図に示す
ように、1記ンーズヒータ11は円弧状に形成されて加
熱盤9のド面周縁部に配置されており°、また、1−記
加熱パイプ12はシーズヒータ11の内周に添うように
配置された円弧状部13を有する。そして、加熱パイプ
12は、基端側か前記貯水タンク8内にその底部におい
て図示しない逆止弁を介して連通されていると共に、先
端側が前記給湯口体7に連通されており、シーズヒータ
11が通電されて発熱すると、貯水タンク8から加熱パ
イプ12内に流入する水がその加熱パイプ12内(特に
は円弧状部13内)において加熱されて熱湯が生成され
ると共に、その熱湯が沸騰圧により押し」二げられて給
湯口体7から拡散板6の拡散孔6aを介してドリップケ
ース2内に滴下供給されるものである。そして、斯様に
ドリップケース2内に供給された熱湯は、そのドリップ
ケース2内のコーヒー粉中を通過する過程でこれからコ
ーヒーエキスを抽出した後にフィルタ5を介してボトル
10内に落下貯留され、これによりコーヒー液が抽出さ
れる。
さて、加熱パイプ12には、例えばサーミスタより成る
温度検出手段としての温度センサ14が夫々添設されて
いる。この場合、上記温度センサ14は、加熱パイプ1
2の円弧状部13における前記貯水タンク8側寄りの位
置に設けられており、従ってこの温度センサ14によっ
て加熱パイプ12の熱湯生成部分の温度を検出すること
ができる。
尚、15は操作パネルで、これにはスタートスイッチ1
6.ストップスイッチ17及び抽出するコーヒー液の量
(1力ツプ分乃至5力ツプ分)に応じて選択的にオン操
作される選択スイッチ18〜22が設けられている。
第1図には上記コーヒーメーカー内に設けられるミル及
びドリップ制御回路の構成か示されており、以下これに
ついて述べる。但し、第1図の回路構成においてブロッ
ク的に示す各部分の機能を、必要に応じてマイクロコン
ピュータのプログラムによって得るようにしても良いこ
とは勿論である。
商用交流電源23の両端には、前記モータ4及びリレー
スイッチ24が直列に接続されていると共に、前記シー
ズヒータ11及びトライアック25か直列に接続されて
いる。26は商用交流電源23から降圧トランス27を
介して給電される定電圧電源回路で、その出力ラインL
a、Lbから以下に述べる各回路部に電源が与えられる
ようになっている。
即ち、28は波形整形回路で、これは降LI−1−ラン
ス27の二次側出力波形を矩形波に整形して電源周波数
に同期した同期パルスPsを出力し、その出力をパルス
発生回路29に与える。このパルス発生回路29は、三
相分の出力端子φ1.φ2゜φ3を有し、人力された同
期パルスPsに基づいて各出力端子φ1.φ2.φ3か
ら互に位相が120度ずつ異なったIHzのクロックパ
ルスP1゜P2.P3 (第5図参照)を出力する。
31は前記温度センサ14の検知出力をデジタル値に変
換するA−D変換回路で、その変換値を温度信号S1と
して出力する。32はモータ駆動口’JRで、これは「
1」信号が人力されたときに前記リレースイッチ24を
オンさせてモータ4に通電させ、rOJ信号が入力され
たときにそのリレースイッチ24をオフさせる。33は
ヒータ駆動回路で、これは「1」信号が入力されたとき
に前3己トライアツク25をオンさせてシーズヒータ1
1に通゛心させ、rOJ信号が入力されたときにそのト
ライアック25をオフさせる。34及び35はR−Sフ
リップフロップ、36〜38はOR回路、39〜61は
AND回路、62〜65はインバータである。66〜8
6はトランスファゲートで、これらはゲート端子に「1
」信号を受けた状態時のみ導通状態を呈して信号の通過
を、1′I容する。
87〜91はl・リガ回路で、これらは入力信号がrO
Jから「1」に立上がったときに夫々トリガパルスpt
を出力する。
92〜95は時間測定用のカウンタで、これらはクロッ
ク端子CKに与えられる前記クロックパルスP1を計時
要素とし、そのカウント内容を夫々数値信号s2.s3
.S、、S5として出力すると共に、クリア端子CLに
対する入力が立上がったときにカウント内容を初期化す
るように構成されている。96〜100は記憶回路で、
これらのうち記憶回路96〜99は、対応するトランス
ファゲート66.67.69.70が導通されて新たな
データが入力される毎にそのデータを順次更新記憶する
ように構成されており、特にこの場合、記憶回路99の
記憶内容は本発明でいう第1の設定時間に対応する。ま
た、記憶11D+路100は、クリア端子CLに対する
入力が立上がったときに記憶内容を初期化すると共に、
プリセット端子PRに対する入力が立上がったときにそ
の時点における入力端子lに対する入力数値を記憶する
ように構成されており、その記憶内容を出力端子Qから
数値信号S6として出力する。101〜108は比較回
路で、入力端子A、Bに対する各人力を比較し、A>B
の場合に「1」信号を出力し、A≦Bの場合に「0」信
号を出力する。109は減算回路で、これは入力端子C
に対する入力数値から入力端子りに対する入力数値を減
算し、その減算結果を夫々数値信号S7として出力する
。111は定数乗算回路で、これは前記記憶回路100
からの°数値信号S6に所定の定数例えば「o、5Jを
乗算し、その乗算結果を数値信号S8として出力する。
ここで、スタートスイッチ16及びストップスイッチ1
7かオンされた各場合には「1」信号より成るスタート
パルスPa及びストップパルスPbか夫々出力されるよ
うになっており、また、前記選択スイッチ18〜22が
オンされた場合には夫々から同じく「1」信号より成る
選択パルスPCが出力されるようになっている。そして
、112は選択スイッチ18〜22からの各選択パルス
Pcを入力端子11〜I5に受けるように設けられた抽
出量設定n路で、上記選択パルスPcが入力されたとき
には、その選択パルスPcが与えられた入力端子■1〜
I5に対応する出力端子Q1〜Q5から「1」信号を出
力した状態をラッチするように構成されている。
113は前ia ミル機構1によるミル動作時間を決定
するための定数を記憶して成る定数記憶部で、この場合
」−記定数は、実際にはミルに洪されるコーヒー豆の瓜
に応じた値を選択できるように図示しない外部操作手段
により適宜に変更設定できるようになっているが、この
実施例では説明の便宜上例えば12(秒)なる定数が記
憶されているものとする。114は前記加熱パイプ12
内の乾燥運転(これについては後述する)を終了させる
ために必要な定数を記憶して成る定数記憶部で、これに
は加熱パイプ12が空炊き状態を呈して内部の水分がほ
とんど蒸発したときにおける前記温度センサ14による
検出)、■度に対応した例えば150 (℃)なる定数
が記憶されている。115〜117は所定の演算処理用
時間値に対応した定数を記憶−して成る定数記憶部で、
例えば、定数記憶部115には本発明でいう第2の設定
ill、、間に対応した例えば60(秒)が記憶され、
定数記憶部116には60(秒)、定数記憶部117に
は50(秒)の各定数が記憶されている。また、118
は初期値たる例えば10(秒)を記憶した定数記憶部で
ある。119〜133は前記記憶回路99に第1の設定
時間として与えられる所定の定数を記憶して成る定数記
憶部で、これらには例えば第1図中に示したような10
(秒)から100(秒)までの範囲内の各定数が記憶さ
れている。
尚、」1記したAND回路45.インIく一タ64゜6
5、比較回路107.10111及び定数記憶部116
.117によって、計測時間ランク分は回路134か構
成されるものであり、これには3本の出力用ラインL、
、L2.L3が設けられている。
また、トランスフアゲ−1−66,67,68,トリガ
回路88.記憶回路96,97,100.比較回路10
3,104及び定数乗算回路111によって本発明でい
う変化点検出手段149が構成され、ヒータ駆動回路3
3及びAND回路44によって本発明でいうヒータ制御
手段136が構成されている。そして、OR回路37.
AND回路42、インバータ63.トリガ回路89.カ
ウンタ94.記憶回路99及び比較回路1()5によっ
て本発明でいう第1の計時手段137が構成され、AN
D回路43.カウンタ95.比較回路106及び定数記
憶部115によって本発明でいう第2の計時手段138
が構成され、R−Sフリップフロップ35.1−ランス
フアゲ−)69,1−リガ回路90.カウンタ93及び
記憶回路98によって本発明でいう第3の計時手段13
9が構成されている。さらに、140は本発明でいう時
間制御手段であり、この時間制御手段140は、1−記
計測時間うンク分は回路134.AND回路46〜61
、I・ランスファゲート70〜86.、!−リガ回路9
1及び定数記憶部118〜133により構成されている
続いて、上記構成の作用について第4図乃至第6図も参
照しながら説明する。尚、第41図のタイミングチャー
トには、温度センサ14による検出温度TX(加熱パイ
プ12における熱湯生成部分の温度に相当) 、R−S
フリップフロップ34のセット出力端子Qからの出力、
比較回路102の出力、AND回路40.41の出力、
記憶回路100の出ノj端子Qからの出力、R−Sフリ
ップフロップ35のセット出力端子Qからの出力、比較
回路105,106の出力、インバータ63の出力、A
ND回路44の出力、の各変化状1虎が夫々の符号に対
応させて示されている。また、第5図のタイミングチャ
ートには、パルス発生回路29からのクロックパルスP
1.P2.P3の各出力タイミングが示され、第6図の
温度特性曲線図には、第4図にも示した温度センサ14
にょる検出温度TXの変化状態が貯水タンク8内の水の
温度TCをパラメータとして3種顕示されている。
さて、コーヒー液を抽出する場合には、まずドリップケ
ース2内に抽出しようとするコーヒー液量に相当したカ
ップ数(人数)分のコーヒー豆を収納すると共に、貯水
タンク8内に所要はの水を供給する。また、このときに
は、選択スイッチ18乃至22のうち上記抽出カップ数
に対応したものをオン操作するものであり、「1カツプ
」に対応した選択スイッチ18がオンされた場合には、
抽出量設定回路112の出力端子Q1から「1」信号が
出力されるため、この「1」信号を一力の入力端子に受
けたAND回路47〜49が他方の入力端子に対する入
力信号(ラインL1.L2゜L3の出力)の通過を許容
するようになる。また、「2カツプ」乃至「5カツプ」
に夫々対応した選択スイッチ19乃至22がオンされた
各場合には、抽出量設定回路112の出力端子Q2乃至
Q5から「1」餉号が夫々出力されるため、AND回路
50〜52.53〜55.56〜58.59〜61の各
グループが他方の入力端子に対する人力信号(ラインL
1.L2.L3の出力)の通過を選択的に許容するよう
になる。
この後第4図中の時刻(1において、スタートスイッチ
16をオン操作すると、これに応じて出力されるスター
トパルスPaによって、R−Sフリップフロップ34が
セットされると共に、R−Sフリップフロップ35がリ
セットされ、さらにカウンタ94.95及び記憶回路1
00が初期化される。従って、比較回路106にあって
は、その入力端子A、Bに対する各入力がA<B(A−
0、B−60(定数記憶部115に記す、C−された定
数))Bの関係となって「0」信号を111力するよう
になる。また、このときにはスタートパルスPaをゲー
ト端子に受けたトランスファゲート70が導通状態を呈
するため、定数記憶部118に記憶された明期値「10
(秒)」が記憶回路99に第1の設定時間として記憶さ
れ、その記憶値が比較回路105の入力端子Bに与えら
れる。従って比較回路105にあっても、その入力端子
A、  Bに対する各入力がA<Bの関係となって「O
」信号を出力するようになる。上記のようにR−Sフリ
ップフロップ34がセットされてそのセット出力端子Q
から「1」信号が出力されると、この「1」信号を受け
たトリガ回路87からトリガパルスptが出力され、そ
のトリガパルスP(によってカウンタ92のカランI・
内容が初期化される。
このようにカウンタ92が初期化された状態では、その
出力即ち数値信号S2が零であるから、比較回路102
にあっては入力端子A、Bの各入力がA<B (A−0
,B−12(定数記憶部113に記憶された定数))と
なって「0」信号を出力するようになり、結果的にAN
D回路40の一方の入力端子に対してインバータ62に
より反転された「1」信号が与えられる。このAND回
路40の他方の入力端子には、前記R−Sフリップフロ
ップ34のセラ!・出力端子Qからの「1」信号が与え
られているため、AND回路40から「1」信号が出力
されるようになり、この「1」信号がモータ駆動回路3
2に与えられる。すると、モータ駆動回路32によりリ
レースイッチ24がオンされ、これに応じてモータ4に
通電されてミル機(Iη1が駆動され、以てドリップケ
ース2内に収納されたコーヒー豆の粉砕が開始される。
また、スタートスイッチ16がオンされたときには、R
−Sフリップフロップ34からの「1」信号を一方の入
力端子に受けたAND回路39が他h°の入力端子に対
する入力信号(即ちIHzのクロックパルスP1)の通
過を許容するようになるため、カウンタ92が初期化状
態から1秒毎にカウントアツプするようになり、従って
カウンタ92のカウント内容(数値信号S2)は、スタ
ートスイッチ16がオンされてからの経過時間、即ちミ
ル動作の継続時間を示すようになる。そして、スタート
スイッチ16かオンされた時刻t1から13秒経過した
時刻t2に至ると、比較回路102の入力端子A、Bに
対する各人力がA>Bとなるため、その比較回路102
から「1」信号が111力される。
すると、AND回路40の出力が「0」信号に反転する
ため、モータ駆動回路32によってリレースイッチ24
がオフされるようになり、これによりモータ4が断電さ
れてミル動作が終了される。
また、このときにはAND回路41の両入力端子に対し
て、R−Sフリップフロップ34からの「1」信号及び
比較回路102からの「1」信号が与えられるため、そ
のAND回路41が[1」信号を出力するようになる。
要するに、スタートスイッチ16がオンされたときには
、定数記憶部113に記憶された定数(この定数は、前
にも述べたように実際には外部操作手段により設定変更
できる)に対応した時間(実際には」−2記憶定数より
1秒だけ長くなる)のミル動作が実行されるものであり
、時刻t2にてAND回路41から出力される「1」信
号は、ミル動作が終了したことを示す信号に+11当す
るようになる。
尚、ミル動作中においてストツブスインチ17かオンさ
れたときには、そのオンにより出力されるストップパル
スpbによってR−Sフリップフロップ34がリセット
されるため、これに応じてAND回路40の出力かrO
J信号に反転してモ−タ駆動回路32がリレースイッチ
24をオフさせるようになり、結果的にミル動作か途中
で停止される。
しかして、時刻t2以降はドリップ動作が実行されるも
のである。即ち、時刻t2にてAND回路41から「1
」信号が出力されると、その「1」信号がヒータ制御手
段136内のAND回路44の一方の入力端子に与えら
れる。このとき、上シ己AND回路44の他方の入力端
子に対しては、前記比較回路105からの「0」信号が
インバータ63により「1」信号に反転されてりえられ
るため、そのAND回路44から「1」信号が出力され
。すると、上記「1」信号を受けたヒータ駆動回路33
がトライアック25を連続的にオンさせるため、シーズ
ヒータ11が定格出力で通電発熱されるようになる。こ
のようにシーズヒータ11が通電発熱されると、貯水タ
ンク8から加熱パイプ12内に流入する水がその円弧状
部13にて加熱されて熱湯化されると共に、その熱LI
、rが沸騰圧により押し1−げられて給湯口体7からト
リップケース2内に滴下供給されるようになり、以てド
リップ動作か行なわれる。このような時刻t2において
シーズヒータ11に通電開始されたときには、その時刻
t2にてAND回路44から出力される「1」信号を受
けたトリガ回路90がトリガパルスptを出力するよう
になるため、クロックパルスP1を常時においてカウン
トした状態にあるカウンタ93が初期化されるようにな
る。従って、これ以降におけるカウンタ93のカウント
内容(数値信号S3)はシーズヒータ11に通電開始さ
れた時刻t2からの経過時間を示すようになる。
しかして、トランスファゲート66は、パルス発生回路
29から1秒周期で出力されるクロックパルスP2をゲ
ート端子に受けるようになっており、従って1秒毎に導
通状態を呈してA−D変換回路31から出力される温度
信号si  (温度センサ14による検出温度TXに対
応)を通過させる。
このため記憶回路96には、1秒経過する毎に新たな検
出温度TXが順次更新記憶される。また、トランスファ
ゲート67は、パルス発生回路29から前記クロックパ
ルスP2より時間τ(第5図参照)だけ遅れて出力され
る1秒周期のクロックパルスPlをゲート端子に受ける
ようになっており、従って1秒毎に導通状態を呈して記
憶回路96に記憶された検出温度TXを通過させる。こ
のため、次段の記憶回路97にも検出温度TXが記憶回
路96より時間τずつ遅れて順次更新記憶される。この
結果、クロックパルスP2及び21間の遅れ時間τに対
応した期間においては、記憶回路96.97に記憶され
た各検出温度′1゛Xのサンプリング時間に1秒の時間
差がある。そして、減算回路109においては、入力端
子Cに対する入力(記f、a回路96からの検出温度T
XIから入力端子りに対する入力(記憶回路97からの
検出温度TX)を減算し、その減算結果を数値信号S7
として出力する。従って、クロックパルスP2及び21
間の遅れ時間τに対応した)す1間に出力される数値信
号S7は、1秒間での検出温度TXの−1−昇1直に対
応するものであり、この数値信号S7は比較回路103
の入力端子A、比較回路i04の入力端子B及び記憶回
路100の入力端子1に与えられる。
上記記憶回路100は、前記時刻t1にて初期化されて
いるため当初においては数値零を記憶した状態にあり、
その記憶数値に対応した数値信号S6が出力端子Qから
比較回路103の入力端子Bに与えられる。このとき、
シーズヒータ11に通電開始された時刻t2以降におい
ては検出温度TXが」二昇されるから、比較回路103
の入力端子A、Bに対する各入力か必ずA>Bの関係と
なり、このためその比較回路103から「1」信号が出
力される。すると、上2 r I J (、: ’=:
!を受けたトリガ回路88がトリガパルスPtを出力し
てこれを記憶回路100のプリセット端子PRに与える
ため、記憶回路100はその時点のVi値倍信号S7新
たに記憶す゛るようになる。そして、これ以降において
も検出温度TXが上昇している期間中は、」二連と同様
にトリガ回路88からトリガパルスPtか出力されて、
記憶回路100において新たな数値信号STの記憶動作
が繰返されるものである。つまり、記憶回路100は、
今現と1:、の記憶値より大きな数値信号S7が入力さ
れたときのみ、当該数値信号S7を新たに記憶するもの
であり、結果的に記憶回路100から出力される数値信
号S6は、その出力時点までにおける検出温度TXの1
秒間における最大上昇値に対応するようになる。
斯かる記憶回路100からの数値信号S6は、定数乗算
回路111によってrO,5Jが乗算されて数値信号S
6に変換され、この数値信号S8が前記比較回路104
の入力端子Aにjiえられる。
上記比較回路104の出力はトランスファゲート68を
通過するようになっているが、このトランスファゲート
68のゲート端子には、+iif 記パルス発生回路2
9からクロックパルスP2及び21間の遅れ時間τに対
応した期間において1秒周期で出力されるクロックパル
スP3  (第5図参照)が与えられるようになってい
る。従って、比較回路104の比較動作は、クロックパ
ルスP3によりトランスファゲート68が導通状態を呈
した期間、つまり減算回路109から出力される数値信
号S6が1秒間における検出〆1m度TXの−l’、 
’rI’ fii’fに対応している期間のみ有効化さ
れる。そして、このように比較回路104の比較動作が
9効化されている期間において、数値信号S、及び8日
がSfl>87の関係となったとき、換言すれば、第4
図中時刻t3において加熱パイプ12内で沸騰圧による
熱湯の押し上げ(給湯)が開始され、以て検出温度TX
の変化率(温度上昇勾配)が鈍化し、これにより今現在
の検出温度TXの1秒間における温度上昇値が記憶回路
100に記憶された検出温度TXの1秒間における最大
上昇値の1/2以下となったときには、上記比較回路1
04が「1」信号より成る変化率鈍化信号Soを出力す
るものである。このようにして、変化点検出j一段13
5は、温度センサ14による検出温度TXの変化率が鈍
化する時点(給湯が開始される時点)を検出して変化率
鈍化信号Soを出力するものであり、要するに、変化率
鈍化信号Soは、ドリップケース2に対する給湯が開始
された時点を示すものである。そして、このときには前
述したようにトランスファゲート68が導通状態を呈し
ているから、−り記変化率鈍化信号S。はそのトランス
ファゲートセット入力端子Sに与えられ、これによりR
−Sフリップフロップ35がセットされる。尚、第4図
では、検出温度TXの変化率が時刻t3にて負になって
いるが、これは温度センサ14の取付は位置に関係する
ものであり、その温度センサ14が加熱パイプ12の円
弧状部13の中央寄りに位置されるときには、貯水タン
ク8内の水の?AA度TCによる影響が減少して上記温
度上yI+勾配の時刻t3における変化度合が小さくな
るので、これに合せて定数乗算回路111での定数を.
設定している。
さて、上記のように時刻t3において変化率鈍化信号S
。の出力に応じてR−Sフリップフロップ35がセット
されたときには、そのR−Sフリップフロップ35から
の「1」信号をAND回路42及びトリガ回路89に受
ける第1の計時手段137、上記トリガ回路89からの
トリガパルスptをトランスファゲート69に受ける第
3の計時手段139、上記「1」信号をAND回路46
に受ける時間制御手段140が以下のように機能する。
まず、時間制御手段140にあっては、時刻t、にて変
化率鈍化信号Soが出力されてR−Sフリップフロップ
35がセットされると、AND回路46の両入力端子に
対して、AND回路41からの「1」信号及びR−Sフ
リップフロップ35のセット出力端子Qからの「1」信
号かり.えられるため、そのAND回路46の出力が「
1」信号に反転してそれまでしゃ断状態にあったトラン
スフアゲ−1・71が導通状態に切換えられる。これに
より、定数記憶部119〜133に記憶された各定数の
うちの一つか、第1の計時手段137内の記憶回路99
に対し第1の設定時間として選択的に入力されるもので
あり、その選択動作の具体的内容については後述する。
また、第1の計時手段137にあっては、AND回路4
2がクロックパルスP1の通過を許容するため、そのク
ロックパルスP1かカウンタ94のクロック端子CKに
与えられるようになり、また、これと同時にトリガ回路
89からのトリガパルスptがカウンタ94のクリア端
子CLに与えられるため、結果的にそのカウンタ94の
カウント内容(数値信号Sa)はドリップケース2内に
給湯開始されてからの経過時間に対応するようになる。
そして、この後に記憶回路99に記憶された第1の設定
時間が経過した時刻ta  (実際には第1の設定時間
よりさらに1秒経過した時刻)に至ると、比較回路10
5の入力端子A、Bの各入力がA>Bの関係になって、
これから「1」信号より成る第1のタイミング信号St
1か出力される。
すると、この第1のタイミング信号Stlかインバータ
63によりrOJ信号に反転されてヒータ制御手段13
6内のAND回路44に与えられるようになり、このと
きには前述したように第2の計時手段138内の比較回
路106が「0」信号を出力しているため、そのAND
回路44の出力が「0」信号に反転するようになる。従
って、この「0」信号を受けたヒータ駆動回路33によ
ってシーズヒータ11が1折電される。このようにして
、第1のタイミング信号Stlが出力された時点におい
てシーズヒータ11に対する通電が停止されるものであ
り、これによりドリップケース2に対し給湯開始された
時点から記憶回路99に記憶された第1の設定時間が経
過した時刻t4においてその給湯動作が停止されて、ド
リップケース2内のコーヒー粉の湿潤(即ちむらし動作
)が?1なわれる。従って、ドリップケース2内に給湯
開始された時刻t3からその給湯が終了される時刻t4
までの所要時間、即ちコーヒー粉の湿潤のための給湯継
続時間は、常に第1の設定時間に対応するようになるも
のである。
一方、第3の計時手段139にあっては、変化率鈍化信
号S、の出力に応じて前述のようにトリガ回路89から
トリガパルスPtが出力されると、そのトリガパルスP
tによってトランスファゲート69が導通状態を呈する
。するとカウンタ93からの数値信号S3 (前に述べ
たようにシーズヒータ11に通電開始されてからの経過
時間に相当)がトランスファゲート69を通過して記憶
回路98に記憶される。このようにして第3の計時手段
139は、シーズヒータ11に通電11(1姶された時
刻t2から変化率鈍化信号Soが出力される時刻t3 
 (給湯開始される時点)までの時間を計測して、その
計測結果を記憶回路98に時間信号SXとして記憶する
ものである。
ところで、本実施例のような給湯$1.%成を採用した
コーヒーメーカーにおいては、貯水タンク8からの水を
加熱パイプ12内において順次熱湯化している関係上、
貯水タンク8内の水の温jtの高低に応じてその水が熱
湯化されるまでの時間が大きく変化することになる。即
ち、第6図には、シーズヒータ11を一定出力で連続発
熱さけた状態における加熱パイプ12のシj71W生成
部分の温+t c温度センサ14による検出、Yμ1T
X)の時間変化状態が、貯水タンク8内の水のC311
度TCをパラメータ(35°C,20’C,5°C)と
して示されている。
この第6図において、時間軸の81点、b1点。
01点は生成された熱湯の沸騰圧による押し」二げが始
まった時点(給湯が開始された時点)に対応し、検出温
度TXは、」二記時点までは比較的急激に−1−昇する
と共に、この後には若干低下して一定値に落着くように
なる。また、第6図において、時間軸の82点、b2点
+C2点は貯水タンク8内の水がほとんど熱湯化されて
加熱パイプ12内の温度か急上昇し始める時点(給湯が
略終了された時点)に対応し、温度軸のA点、8点、0
点は前記a1点、bI点、C1点に対応した検出温度T
Xを示すものである。
この第6図から明らかなように、シーズヒータ11に通
電開始されてから給湯が始まるまでの時間ΔEは、貯水
タンク8内の水の温jX l’ Cに応じて長短変化す
るものである。要するに、ドリップ動作時においてシー
ズヒータ11の出力が一定であった場合には、貯水タン
ク8内に(jl、給される水の九度TCの相違に伴って
、単位時間当りの給湯邑か大小変化し、これに起因して
コーヒー粉の〆iII潤に供される湯量か変化する現象
が発生する。また、上記給湯開始から給湯終了までの時
間ΔEと貯水タンク8内の水の温度TCとの間には、水
温TCか低いときほど時間ΔEが長くなるという一定の
相関関係があるから、その時間ΔE(即ち前述したよう
に第3の計時手段139において記憶された時間信号S
Xに相当)に基づいて水温TCを間接的に検出すること
ができる。そして、この場合、美味しいコーヒーlfk
を抽出するには、コーヒー粉の湿潤に供される湯量が適
温であることが望ましいものであるが、シーズヒータ1
1の出力を一定にしたままドリップ動作を実行したので
は、上述の現象によって美味しいコーヒー液が得られな
くなる問題点か石:起される。さらに、コーヒー液の抽
出2か大小異なる場合においては、その抽出量(コーヒ
ー粉の量)に応じてコーヒー粉の湿潤に供される湯量が
変化することが望ましいものであるが、このような場合
においてもシーズヒータ11゛を一定出力で発熱させる
構成としたのでは、コーヒー粉の湿潤に供される湯量に
過不足を生ずることかあって」二連と同様の問題点か惹
起されることになる。尚、第6図において、給湯期間(
al −+32 、b1〜b2 、C1〜c2の各期間
)中における検出温度TXが水温TCに応じて相違する
のは、温度センサ14が加熱パイプ12の円弧状部13
における貯水タンク8寄りの位置に設けられていて、そ
の貯水タンク8内の水ンM T Cの影響を受は易くな
っているためである。
そして、本実施例では、上述のような問題点を以下に述
べるようにして解決している。ものであり、要は、コー
ヒー粉湿潤用の給湯期間(T3〜ta)の所要時間が、
貯水タンク8内の水の温度TC及びコーヒー液の抽出量
に応じて自動的に変更設定されるようにしたものである
即ち、前述したように、抽出カップ数に対応した選択ス
イッチ18〜2゛2の何れかかオンされたときには、各
オン状態に応じてAND回路47〜49.50〜52.
53〜55.56〜58.59〜61の1iIれかのグ
ループがラインLL、L2゜L3の出力(計1(I11
時間ランク分は回路134からの出力)の通過を許容し
た状態にある。従って、1力ツプ分のコーヒー液を抽出
する場合には、記憶回路99に記憶される第1の設定時
間として、定数記憶部119〜121のグループに記憶
された各定数の何れか一つが選択的に使用されることに
なり、同様に、2力ツプ分乃至5力ツプ分のコーヒー液
を抽出する各場合には、記憶回路99に記憶される第1
の設定時間として、定数記憶部122〜124.125
〜127,128〜130゜131〜133のグループ
に夫々記憶された各定数の何れか一つが選択的に使用さ
れることになる。
そして、上記定数記憶部119〜133の各グループか
らの定数の選択は、第3の計時手段139からの時間信
号SX(前述したように貯水タンク8内の水の温度TC
に対応)を受ける=1側時間ランク分は回路134の出
力に基づいて次のように行なわれる。
即ち、前記時刻t3において記憶回路98に記憶された
時間信号SXは、貯水タンク8内の水の温度TCか低い
ときほど長くなる性質を醒するものであるが、この時間
信号SXは比較回路107゜108の各入力端子Bに対
して比較人力として与えられる。この場合、上記時間信
号SXにより示される時間値が60秒以上の状態(即ち
水温TCが比較的低い状態)では、比較回路107にお
いて入力端子A、Bの各入力がA≦B(Aには定数記憶
部116に記憶された定数「60」が与えられている)
となってrOJ信号が出力されるとJlに、比較回路1
0gにおいても入力端子A、Bの各入力かA<B(Aに
は定数記憶部117に記憶された定数「50」が与えら
れている)となって「0」信号が出力されるようになり
、従ってラインL1.L2.L3のうちラインL1のみ
に「1」信号が出力される。また、時間信号SXにより
示される時間値が60秒未満で口つ50秒以]−の状態
(水温TCが中程度の状態)では、比較回路107から
「1」信号が出力されると共に、比較回路108から「
0」信号が出力されるため、ラインL2のみに「1」信
号が出力される上うになる。
さらに、時間信号SXにより示される時間1直が50秒
未満の状態(水温TCが比較的+L5い状態)では、比
較回路107及び108の双方から「1」信号が出力さ
れるため、ラインL3のみに「1」信号が出力されるよ
うになる。
従って、時間信号SXが、Sx≧60秒の関係にあると
きには、ラインL1からAND回路47゜50.53,
56.59に「1」信号が与えられるため、抽出量設定
回路112からの出力状態に応じてに記AND回路47
,50,53.56゜59の何れか一つから「1」信号
が出力されて、トランスフアゲ−1−72,75,78
,81,84のうち当該AND回路に対応したものが導
通状態を呈する。また、60秒>SX≧50秒の関係に
あるときには、ラインL2からAND回路48゜51.
54,57.60に「1」信号か与えられるため、抽出
量設定回路112からの出力状態に応じて上記AND回
路48.51.54,57゜60の何れか一つから「1
」信号が出力されて、トランスファゲート73.7B、
79,82.85のうち当該AND回路に対応したもの
が導通状態を呈する。さらに、50秒〉SXの関係にあ
るときには、ラインL3からAND回路、+9.52゜
55.58.61に「1」信号が与・えられるため、抽
出量設定回路112からの出力状態に応じて上記AND
回路49,52,55,58.61の何れか一つから「
1」信号か出力されて、トランスフアゲ−1−74,7
7,80,83,86のうち当該AND回路に対応した
ものが導通状態を呈する。
以上のようにして、抽出量設定回路112により選択さ
れた抽出カップ数並びに時間信号SXにより示される時
間値の長短(ひいては貯水タンク8内の水の温度TCの
高低)に応じて、トランスファゲート72〜86のうち
の何れかが導通状態を呈するものであり、これにより定
数記憶部119〜133の何れかに記憶された定数が、
前述のように時刻t3において導通した状態にあるトラ
ンスファゲート71を介して記憶回路99に第1の設定
時間として与えられる。そして、第1の計時手段137
にあっては、上述のように記憶された第1の設定時間が
経過した時刻t4に第1のタイミング信号Stlを出力
するものであり、これによりヒータ制御手段136がシ
ーズヒータ11を断電させるようになる。以上のように
、コーヒー粉の湿潤用の給湯期間(t3〜tm)が、貯
水タンク8内の水の温度TCを示す時間信号SX及び抽
出コーヒー液量に応じて変化されるようになる。この場
合、各定数記憶部119〜133の記憶定数としては、
その記憶定数に応じた期間シーズヒータ11が定格出力
で発熱されたときにおいて、時刻t3〜t4の期間での
給湯量が、貯水タンク8内の水の温度TC及び抽出コー
ヒー液量と無関係に最適値となるような値が予め記憶さ
れている。即ち、上記各記憶定数としては、第3の計時
手段139による計測時間が長い状態時ほど、換言すれ
ば時間信号SXにより示される貯水タンク8内の水の温
度TCが低い状態時ほど第1の設定時間が長くなり、1
つ抽出コーヒー液量が多いときほど第1の設定時間が長
くなるような値か記憶されており、これによって時刻t
3〜t4の期間の所要時間が貯水タンク8内の水のli
’4度TC及び抽出コーヒー液量に応じて変動するよう
になっている。このように定数記憶部119〜133の
各記憶定数が設定された結果、コーヒー粉の湿潤に供さ
れる湯量が、貯水タンク8内の水の温度TC及び抽出コ
ーヒー液量の如何に拘らず常に最適な量となる。
一方、前記時刻t4において第1のタイミング信号St
1が出力されたときには、第2の計時手段138か機能
する。即ち、第2の4時手段138にあっては、」二紀
第1のタイミング信号St1を受けたAND回路43が
クロックパルスP1の通過を1;′1容するようになり
、カウンタ95がカウント動作を開始する。このカウン
タ95は時刻t3においてトリガ回路89からのトリガ
パルスPtによって初期化されており、従ってそのカウ
ント内容(数値信号Ss)は、シーズヒータ11が断電
されてからの経過時間、換言すればトリップケース2に
対する給湯動作の中断時間に対応する。
そして、この後に定数記憶部115に記憶された第2の
設定時間(60秒)が経過した114r刻t5に至ると
、比較回路106の入力端子A、Bの各人力がA>Bの
関係になって、これから「1」信号より成る第2のタイ
ミング信号st2が出力される。すると、その第2のタ
イミング信号st2がAND回路44に与えられるため
、そのAND回路44の出力が「1」信号に反転し、こ
れに応じてヒータ駆動回路33によってシーズヒータ1
1に再通電されるようになり、以てドリップ動作が再開
される。このように、ヒータ制御手段136は、第2の
タイミング信号st2が出力されるまでの期間(ta〜
t5)、シーズヒータ11を断電状態に保持するもので
ある。
この後に、ドリップ動作の進行に応じて貯水タンク8内
の水が消費されて加熱パイプ12内に流入する水がほと
んど無くなると、温度センサ14による検出温度TXが
急激に上アするようになる。
そして、時刻tBにおいて、温度信号Slにより示され
る検出温度TXが定数記憶部114に記憶された乾燥運
転終了用の温度150°Cを越えるようになると、比較
回路101の各入力端7’A、  Bに対する各人力が
A>Bの関係になって、これから「1」信号か出力され
る。すると、R−Sフリップフロップ34がリセットさ
れてAND回路41の出力がrOJ信号に反転すると共
に、これに応じてそれまで「1」信号を出力していたA
ND回路44の出力も「0」信号に反転するため、ヒー
タ駆動回路33によってシーズヒ=り11が断電され、
以てドリップ終了される。
尚、ドリップ動作中において、ストップスイッチ17が
オンされたときには、そのオンに応じて出力されるスト
ップパルスpbによってR−Sフリップフロップ34が
リセットされてAND回路44の出力が「0」信号に反
転するため、ヒータ駆動回路33によりシーズヒータ1
1か断電され、以てドリップ動作が途中停止される。
上記した本実施例によれば、ドリップケース2内のコー
ヒー粉の湿潤に供されるW :、iiが、貯水タンク8
内の水温並びにコーヒー液の抽出1uの如FJに拘らず
最適な量となるものであり、従って常に最適な湿潤効果
を期待できて美味しいコーヒー液を得ることができる。
また、上記実施例では、シーズヒータ11に通電開始さ
れてから給l易が開始されるまでの時間(時間信号SX
)に基づいて、貯水タンク8の水温TCを間接的に検出
するようにしているから、例えば電源電圧が低かったり
或はシーズヒータ11の定格出力が低いノJ゛向へばら
ついたりしたとき等に、その水温TCが低めに検出され
て第1の設定時間ひいてはコーヒー粉湿潤のための給湯
所要時間が長くなるように制御されることになり、結果
的に、電源電圧が変動したり、或はシーズヒータ11の
定格がばらついたりしても安定した制御を行なうことが
できる。さらに、本実施例によれば、加熱パイプ12の
熱湯生成部分の温度を検出するように設けた1個の1m
度センサ14を利用して、貯水タンク8内の水1m T
 Cをも間接的に検出する構成としたから、全体の(1
“4造を簡単することができる。
尚、上記実施例では、第3の計時手段139による31
測時間を計測時間ランク分は回路134により3段階に
ランク分けするようにしたが、さらに多段にランク分け
しても良く、抽出量設定回路112も5段階の設定に限
らないものである。また、−に記名実施例では温度セン
サ14を加熱パイプ12の円弧状部13における貯水タ
ンク8寄りの位置に設ける構成としたが、必ずしもこの
ような位置に設ける・必要はないものである。但し、1
゛。
記構成を採用した場合には、’IFA度センサ14の検
出温度TXに対して貯水タンク8内の水?M T Cの
影響が及び易いので、第4図中の時刻t3  (変化率
鈍化信号Soが出力されてR−Sフリップフロップ35
がセットされるタイミング)における」二足検出温度T
Xの変化度合が大きくなり、結果的に変化率鈍化信号S
oの出力タイミングがili V(f、になる同点があ
る。さらに、定数記憶部113〜133の記憶定数は、
上記各実施例に限定されるものでないことは勿論である
その他、本発明は上記し且つ図面に示した実施例に限定
されるものではなく、例えば変化点検出手段として他の
手段を採用しても良い等、その要旨を逸脱しない範囲で
種々変形して実施することができるものである。
[発明の効果] 本発明によれば以上の説明によって明らかなように、貯
水タンクから供給される水を加熱パイプ内で熱湯化する
と共に、その熱湯を沸騰圧により押しにげてコーヒー扮
が収納されたドリップケース内に滴下することによりコ
ーヒーTtkを抽出するようにしたコーヒー抽出器にお
いて、ドリップケースに対する給湯開始当初においてそ
のドリップケース内のコーヒー扮を、貯水タンク内の水
の温度の如何或は熱湯生成用ヒータの定格のばらつき。
電源電圧の変動の如何等に拘らずいつでも最適量の湯に
よって湿潤することができて、常に美味しいコーヒー液
を得ることができるものである。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明の÷→→実施例を示すものであり、第1図
は電気的構成のブロック図、第2図はコーヒー抽出器を
一部破断して示す側面図、第3図はコーヒー抽出器の底
面図、第4図及び第5図は作用説明用のタイミングチャ
ート、第6図は同じく作用説明用の〆兄度変化特性図で
ある。 図中、1はミル機構、2はドリップケース、7は給湯口
体、8は貯水タンク、11はシーズヒータ、12は加熱
パイプ、14は温度センサ(温度検出手段)、16はス
タートスイッチ、17はストップスイッチ、18〜22
は選択スイッチ、112は抽出量設定回路、134は計
測時間ランク分は回路、135は変化点検出手段、13
6はヒータ制御手段、137は第1の計時丁段、138
は第2の=1“時手段、139は第3の51時り段、1
40は時間制御手段を示す。 出願人  株式会社  東   芝 第 2 図 第 3 図 第 4 図 第 5 図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、貯水タンクからの水が流入する加熱パイプと、この
    加熱パイプ内の水を熱湯化することによりその熱湯を沸
    騰圧により押し上げてコーヒー粉が収納されるドリップ
    ケース内に供給するヒータと、このヒータの出力をその
    通電開始当初において一定値に保持する保持手段と、前
    記加熱パイプの温度を検出するように設けられた温度検
    出手段と、この温度検出手段による検出温度の変化率が
    鈍化する時点を検出して変化率鈍化信号を出力する変化
    点検出手段と、前記変化率鈍化信号が出力されてから第
    1の設定時間が経過したときに第1のタイミング信号を
    出力する第1の計時手段と、前記第1のタイミング信号
    が出力されてから第2の設定時間が経過したときに第2
    のタイミング信号を出力する第2の計時手段と、前記ヒ
    ータに通電開始されてから前記変化率鈍化信号が出力さ
    れるまでの時間を計測する第3の計時手段と、前記第1
    のタイミング信号が出力されたときに前記ヒータを断電
    すると共にその断電状態を前記第2のタイミング信号が
    出力されるまで保持するヒータ制御手段と、前記第3の
    計時手段による計測時間が長い状態時ほど前記第1の設
    定時間が長くなるように制御する時間制御手段とを備え
    たことを特徴とするコーヒー抽出器。 2、時間制御手段は、コーヒー液の抽出量が多い状態時
    ほど第1の設定時間が長くなるように制御する構成であ
    ることを特徴とする特許請求の範囲第1項に記載のコー
    ヒー抽出器。 3、温度検出手段は、加熱パイプにおける貯水タンク寄
    りの位置の温度を検出するように構成されていることを
    特徴とする特許請求の範囲第1項または第2項に記載の
    コーヒー抽出器。
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