JPS5933102Y2 - 自動販売機の再販防止回路 - Google Patents

自動販売機の再販防止回路

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Publication number
JPS5933102Y2
JPS5933102Y2 JP14230179U JP14230179U JPS5933102Y2 JP S5933102 Y2 JPS5933102 Y2 JP S5933102Y2 JP 14230179 U JP14230179 U JP 14230179U JP 14230179 U JP14230179 U JP 14230179U JP S5933102 Y2 JPS5933102 Y2 JP S5933102Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
thermoswitch
water
state
temperature
heater
Prior art date
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Expired
Application number
JP14230179U
Other languages
English (en)
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JPS5660174U (ja
Inventor
利男 内山
Original Assignee
株式会社フジソク
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Filing date
Publication date
Application filed by 株式会社フジソク filed Critical 株式会社フジソク
Priority to JP14230179U priority Critical patent/JPS5933102Y2/ja
Publication of JPS5660174U publication Critical patent/JPS5660174U/ja
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案は例えば飲料等の自動販売機の再販防止回路に
関する。
周知のように、例えばコーヒー等のホットドリンクを販
売する自動販売機においては、その湯温常時規定温度以
上に保持されることが食品衛生上必要である。
このような自動販売機において、一旦湯温か規定温度以
下に下がった場合は直ち(こ販売を停止し、規定温度以
下となった湯による再販を防止することが必要である。
上記湯温の低下は例えば停電や断水時等に生ずるもので
あり、停電、断水が復旧した状態において自動的に販売
状態とならないような対策を施す必要がある。
これには種々の構成が考えられるが、リレーや電子回路
を使用した場合、停電や断水状態を記憶する必要があり
、構成簡単で安価に実施することが困難である。
また、既存の自動販売機に対して上記対策を施す場合は
、これを容易に行ない得ることが重要である。
この考案は上記事情に基づいてなされたもので、電源と
直列に規定温度以下でオフ状態を呈するサーモスイッチ
を設け、このサーモスイッチと並列にオン状態が手動に
て設定されるセットスイッチを設けることにより、構成
簡単で、且つ安価に再販防止を行なうことが可能であり
、しかも既存の自動販売機に容易に装着可能な自動販売
機の再販防止回路を提供しようとするものである。
以下、この考案の一実施例について図面を参照して説明
する。
第1図において11.12は電源端子であり、この電源
端子11,12にはヒータ13、第1のサーモスイッチ
、即ち自動密度調節サーモスイッチ14、第2のサーモ
スイッチ、即ち再販防止サーモスイッチ15、水量検知
スイッチ16が直列接続されている。
前記再販防止サーモスイッチ15にはオン状態が手動に
て設定されるセットスイッチ17が並列接続されている
また、再販防止サーモスイッチ15の水量検知スイッチ
16との接続部と前記電源端子12との間には前記セッ
トスイッチ17と連動されるセットスイッチ18、第3
のサーモスイッチ、即ち販売制御サーモスイッチ19、
商品販売回路20の直列回路が並列接続されている。
さらに、前記自動温度調整サーモスイッチ14とヒータ
13の直列回路にはランプ21が並列接続されている。
前記サーモスイッチ19はヒータ13によって加熱され
る図示せぬ湯沸器内の水温に応じてオンオフ制御される
ものである。
即ち、このサーモスイッチ19は第2図に示すT2(約
70°C)以下においてオフ状態となリ、T3(約75
℃)以上においてオン状態となる。
そして、オン状態において前記商品販売回路20が販売
待機状態とされ、図示せぬ販売表示や硬貨選別装置が動
作状態とされる。
また、前記サーモスイッチ14は前記湯沸器内の湯を高
温状態に保持制御するものであり、第2図に示すT4@
I9o℃)以下においてオン状態となり、T、(約95
℃)以上においてオフ状態となるものである。
また、この考案の要部である再販防止サーモスイッチ1
5は第2図に示すT1(約68℃)以上においてオン状
態となり、To(規定温度例えば約63℃)以下におい
てオフ状態となるものである。
さらに、前記水量検知スイッチ16は前記湯沸器に冷水
を供給する図示せぬ例えば貯水タンクの水量を検知する
ものであり、水量が所定以上の場合オン状態を呈するも
のである。
尚、上記ヒータ13、サーモスイッチ14,19、水量
検知スイッチ16、商品販売回路20は周知の構成であ
る。
上記構成において、通常は前記サーモスイッチ15.1
9がオン状態にあり、サーモスイッチ14は湯沸器内の
湯温に応じて第2図t1〜t2に示す如くオンオフ制御
が行なわれ、前記商品販売回路20は前述した如く販売
待機状態とされる。
この状態において飲料が販売されるとその量に応じて冷
水が供給されるため湯沸器内の湯温はt3に示す如<T
4以下に低下するが、ヒータ13、サーモスイッチ14
の働きによりt4に示す如く直ちに所定の温度に復帰さ
れる。
このような状態において例えば停電が発生するとヒータ
13に電力が供給されなくなり、また、断水においても
水量検知スイッチ16がオフ状態となりヒータ13の通
電が断たれる。
すると、湯温は第2図t4〜t5に示す如く除々に低下
し、サーモスイッチ19.15が順次オフ状態とされ、
湯温か規定温度以下となる。
しかして、この状態より停電あるいは断水状態が復旧さ
れた場合、サーモスイッチ14、水量検知スイッチ16
がオン状態ではあるものの、再販防止サーモスイッチ1
5がオフ状態であるため、ヒータ13の通電が断たれた
状態に保持されている。
したがって、商品販売回路20はオフ状態のままであり
、再販が防止される。
上記状態より、自動販売機を待機状態に復旧させるには
例えば先ず湯沸器内の湯を新規なものとした後、セット
スイッチ17.18を手動にてオフ状態とすることによ
ってなされる。
即ち、セットスイッチ17.18をオン状態とすると、
ヒータ13が通電され、湯温は第2図t。
−tlに示す如く除々に上昇して行く、そして、規定温
度T1(こ到達すると再販防止サーモスイッチ15がオ
ン状態となり、湯温がT3に到達すると販売制御サーモ
スイッチ19がオン状態となって、前述した如く商品販
売回路20が待機状態とされる。
尚、前記セットスイッチ17は再販防止サーモスイッチ
15がオン状態となったらオフ状態とされるものであり
、この再販防止サーモスイッチ15のオンタイミングは
セットスイッチ17をオフ状態とした場合の前記ランプ
21の点滅状態を目視することによって行なわれる。
また、セットスイッチ18はセットスイッチ17がオン
状態である場合商品販売回路20をオフ状態に保持し、
再販防止サーモスイッチ15がオン状態となったにもか
つ)わらず、セットスイッチ17がオン状態であること
を報知するためのものである。
換言すれば、取扱者の操作ミスを防止するものである。
上記構成によれば周知の構成にサーモスイッチ15およ
びセットスイッチ17.18を設けることにより、停電
時や断水時においで湯温が一度規定温度以下に低下した
場合は、停電や断水が復旧された状態においても、セッ
トスイッチ17.18が手動にてオン状態とされ、所定
時間経過しなければ自動的に販売待機状態とならないよ
うにされている。
この構成は極めて簡単で安価であり、しかも、既存の自
動販売機に容易に装着することが可能であるため、極め
て有利である。
尚、この考案は上記実施例に限定されるものではなく前
記セットスイッチ17を例えばゼンマイ式のタイマー接
点とし、このタイマーを前記再販防止サーモスイッチ1
5のオンタイミングより若干長めに手動にてセットする
ようにすれば、前記実施例の如く取扱者がセットスイッ
チをオフ状態とすることが不要となりさらに便利である
また、この場合前記セットスイッチ18、ランプ21は
省略可能である。
さらに、前記タイマーとしては自動的にリセットされな
ければモータ式タイマーを用いてもよい。
以上詳述したようにこの考案によれば電源と直列に規定
温度以下でオフ状態を呈するサーモヌイツチを設け、こ
のサーモスイッチと並列にオン状態が手動で設定される
セットスイッチを設けることにより、構成簡単で、且つ
安価に再販防止を行なうことが可能であり、しかも既存
の自動販売機に容易に装着可能な自動販売機の再販防止
回路を提供できる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案に係る自動販売機の再販防止回路の一
実施例を示す回路構成図、第2図は第1図の動作を説明
するために示す図である。 lL12・・・・・・電源端子、13・・・・・・ヒー
タ、14・・・・・中動温度調整サーモスイッチ、15
・・・・・・再販防止サーモスイッチ、17・・・・・
・セットスイッチ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 電源が供給され湯を沸かすヒータと、このヒータに直列
    接続され湯温を所定温度に保持する第1のサーモスイッ
    チと、このサーモスイッチに直列接続され前記湯温か規
    定温度以下に低下した場合オフ状態となる第2のサーモ
    スイッチと、このサーモスイッチに並列接続されオン状
    態が手動にて設定されて前記ヒータに電源を供給するセ
    ットスイッチと、前記第2のサーモスイッチがオフ状態
    となる前にそれより少し高い温度でオフ状態となり一時
    的に販売中止とする第3のサーモスイッチとを具備して
    戊る自動販売機の再販防止回路。
JP14230179U 1979-10-15 1979-10-15 自動販売機の再販防止回路 Expired JPS5933102Y2 (ja)

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JP14230179U JPS5933102Y2 (ja) 1979-10-15 1979-10-15 自動販売機の再販防止回路

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Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5660174U JPS5660174U (ja) 1981-05-22
JPS5933102Y2 true JPS5933102Y2 (ja) 1984-09-14

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ID=29373586

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JP14230179U Expired JPS5933102Y2 (ja) 1979-10-15 1979-10-15 自動販売機の再販防止回路

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JPS5660174U (ja) 1981-05-22

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