JPH0524774B2 - - Google Patents

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JPH0524774B2
JPH0524774B2 JP2375585A JP2375585A JPH0524774B2 JP H0524774 B2 JPH0524774 B2 JP H0524774B2 JP 2375585 A JP2375585 A JP 2375585A JP 2375585 A JP2375585 A JP 2375585A JP H0524774 B2 JPH0524774 B2 JP H0524774B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
circuit
mill
motor
coffee
signal
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP2375585A
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English (en)
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JPS61181428A (ja
Inventor
Takayasu Narita
Yoshiro Shimomura
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Tokyo Shibaura Electric Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Tokyo Shibaura Electric Co Ltd filed Critical Tokyo Shibaura Electric Co Ltd
Priority to JP2375585A priority Critical patent/JPS61181428A/ja
Publication of JPS61181428A publication Critical patent/JPS61181428A/ja
Publication of JPH0524774B2 publication Critical patent/JPH0524774B2/ja
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  • Apparatus For Making Beverages (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
[発明の技術分野] 本発明は、モータによつて駆動されるミル機構
を備えて成るコーヒーミルに関する。 [発明の技術的背景とその問題点] 従来より、この種のコーヒーミルにあつては、
機械式或は電子式のタイマによつてミル機構駆動
用のモータの通電時間即ちミル時間を制御するよ
うに構成されている。しかしながら、最適なミル
時間はそのミル量即ちミル機構内に収納されたコ
ーヒー豆の量に応じて異なるものであり、従つて
上記従来構成のコーヒーミルでは、常に最適な状
態にミルしたコーヒー粉を得ることが難しいとい
う問題があつた。しかも、従来構成では、タイマ
によるミル時間のセツト操作毎に使用者がそのセ
ツト時間を考慮しなければならないため、そのセ
ツト操作が面倒になるばかりかある程度の熟練を
必要とする不具合があつた。 [発明の目的] 本発明は上記事情に鑑みてなされたものであ
り、その目的は、ミル機構に収納されたコーヒー
豆の量を正確且つ自動的に検出できると共に、斯
様に検出したコーヒー豆の量に基づいてミル機構
によるミル時間を最適な時間となるように自動的
に制御することができ、以て常に最適な状態にミ
ルしたコーヒー粉を得ることができると共に、誰
にでも熟練を要さずして極めて容易に使用できる
等の効果を奏するコーヒーミルを提供するにあ
る。 [発明の概要] 本発明は上記目的を達成するために、モータの
負荷電流を検出する電流検出器、電源投入に応じ
て同期信号を発生する同期手段、前記同期信号が
出力されたときにモータ通断電制御用のスイツチ
手段をオンさせてそのモータを駆動する初期駆動
手段、この初期駆動手段によりモータが駆動され
たときの前記電流検出器による検出値を記憶する
第1の記憶手段、ミル動作における前記電流検出
器の検出値を記憶する第2の記憶手段、前記第1
及び第2の記憶手段の各記憶値に基づいてミル時
間を決定する演算手段を夫々設け、さらにミル運
転開始用スイツチの操作に応じて前記スイツチ手
段をオンさせて前記モータに通電開始させると共
にこの後に前記演算手段により決定されたミル時
間が経過したときにそのスイツチ手段をオフさせ
てモータを断電する制御手段を設ける構成とした
ものであり、これによつて、ミル機構内に収納さ
れたコーヒー豆の量を、これと対応関係にあるミ
ル機構駆動用のモータの負荷電流の大小に応じて
検出すると共に、斯様に検出したコーヒー豆の量
に応じてミル時間を自動的に変化させるようにし
たものである。 [発明の実施例] 以下、本発明をコーヒーメーカーに適用した各
実施例について説明するに、まず第1の実施例に
ついて第1図乃至第4図を参照しながら説明す
る。 コーヒーメーカーの全体構成を示す第2図にお
いて、1はミル室2内にカツタ3を配設して成る
ミル機構たるコーヒー豆粉砕機構、4はこのコー
ヒー豆粉砕機構1を駆動するためのモータで、こ
れに通電されるとカツタ3が高速回転されてミル
室2内に収納されたコーヒー豆が粉砕されてコー
ヒー粉が生成される。5は貯水タンク、6はボト
ル7が載置される加熱盤で、この加熱盤6の下面
にはヒータ8及び加熱パイプ9が添設されてい
る。上記加熱パイプ9は、その一端が給水タンク
5に連通され且つ他端がミル室2の上方部に連通
されており、ヒータ8が通電されて発熱すると、
給水タンク5からの水が加熱パイプ9内にて加熱
されて熱湯が生成されると共にその熱湯が沸騰圧
により上昇されてミル室2内に供給されるもので
あり、斯様にミル室2内に供給された湯はそのミ
ル室2内のコーヒー粉を透過した後にミル室2底
部のフイルタ10を介してボトル7内に滴下さ
れ、これによりコーヒー液が抽出されるように
る。尚、11は操作パネル12に配置されたミル
運転開始用スイツチたるスタートスイツチ、13
は同じく操作パネル12に配置されたストツプス
イツチである。 第1図には上記コーヒーメーカー内に設けられ
る制御装置の回路構成が示されており、以下これ
について述べる。但し、第1図の回路構成におい
てブロツク的に示す各部分の機能を、必要に応じ
てマイクロコンピユータのプログラムによつて得
るようにしても良いことは勿論である。さて、商
用交流電源14の両端に前記モータ4及びスイツ
チ手段たるモータ駆動スイツチ15が直列に接続
されており、このモータ4の通電路にはその負荷
電流を検出するための電流検出器たる変流器16
が介在されている。また、電源14の両端にはサ
ーモスタツト17、前記ヒータ8、温度ヒユーズ
18及びヒータ駆動スイツチ19の直列回路が接
続されている。20は電源14から降圧トランス
21を介して給電される直流電源回路で、その出
力ラインLa,Lbから以下に述べる各回路部に電
源が与えられるようになつている。即ち、22は
コンデンサ23、抵抗24より成る同期手段たる
微分回路で、これは電源投入毎に同期パルスP0
を出力する。25はトランス21の二次側出力波
形を矩形波に整形して電源周波数に同期した基準
パルスP1を出力する波形整形回路、26はこの
波形整形回路25の出力を分周して例えば1Hzの
クロツクパルスP2を発生する分周回路である。
前記変流器16の二次側出力は、ダイオード2
7、コンデンサ28、サンプリング用抵抗29及
びA−D変換器30より成る電流検出回路31に
与えられるようになつており、この電流検出回路
31からはモータ4の負荷電流を示すデジタル値
の検出信号Saが出力される。32はモータ駆動
回路で、これは「1」信号が入力されたときに前
記モータ駆動スイツチ15をオンさせ、「0」信
号が入力されたときにそのモータ駆動スイツチ1
5をオフさせる。33はヒータ駆動回路で、これ
は「1」信号が入力されたときに前記ヒータ駆動
スイツチ19をオンさせ、「0」信号が入力され
たときにそのモータ駆動スイツチ19をオフさせ
る。34,35はR−Sフリツプフロツプ、36
〜40はOR回路、41〜44はAND回路、45
はNAND回路、46〜49はインバータである。
50〜55はトランスフアゲートで、これらはゲ
ート端子に「1」信号を受けた状態時のみ導通状
態を呈する。56〜61はトリガ回路で、これら
は入力信号が「0」から「1」に立上がつたとき
に夫々トリガパルスP3を出力する。62〜64
は遅延回路で、これらは入力された信号を若干遅
延させて出力する。65,66はカウンタで、こ
れらはクロツク端子CKに夫々トランスフアゲー
ト50,51を介して入力される前記クロツクパ
ルスP2をカウントすると共に、リセツト端子R
に対する入力が立上がつたときにカウント値が零
にリセツトされるように構成されており、各カウ
ント内容を示す数値信号Sc,Sdを出力する。6
7〜73は比較回路で、入力端子A,Bに対する
各入力を比較し、A≧Bの場合に「1」信号を出
力し、A<Bの場合に「0」信号を出力する。7
4〜80は記憶回路であり、これらはトリガ端子
Tに対する入力が立上がつたときにその時点にお
ける読込み端子Mに対する入力信号を記憶する。
この場合、特に記憶回路74〜77はリセツト端
子Rを有し、そのリセツト端子Rに対する入力が
立上がつたときに記憶内容を初期化するように構
成され、他の記憶回路78〜80は次のトリガ入
力があるまで記憶内容を保持するように構成され
ている。81,82は前記比較回路67〜73と
は異なる機能の比較回路で、これらはトリガ端子
Tに対する入力が立上がつたときに入力端子I1
I2に対する入力値を比較し、大きい方の入力値を
記憶すると共に各記憶内容を数値信号So,Smと
して出力し、またリセツト端子Rに対する入力が
立上がつたときに記憶内容を初期化する。83〜
85は乗算回路で、これらは入力端子X,Yに対
する各入力値を乗算し、その乗算結果を出力端子
Zから出力する。86〜95は定数記憶部で、こ
れらには例えば以下に述べる各定数が予め記憶さ
れている。即ち、定数記憶部86には2(秒)、定
数記憶部87には1.3(乗数値)、定数記憶部88
には1.2(乗数値)、定数記憶部89には1.1(乗数
値)、定数記憶部90には13(秒)、定数記憶部9
1には12(秒)、定数記憶部92には11(秒)、定数
記憶部93には10(秒)、定数記憶部94には2
(秒)、定数記憶部95には3(秒)が夫々記憶さ
れている。そして、本実施例では、モータ駆動回
路32、R−Sフリツプフロツプ34、OR回路
38,39、トランスフアゲート50、トリガ回
路57,58、遅延回路63、カウンタ65、比
較回路67及び定数記憶部86によつて初期駆動
手段96が構成され、記憶回路74,75,78
及び比較回路81により第1の記憶手段97が構
成され、記憶回路76,77,79及び比較回路
82により第2の記憶手段98が構成され、
AND回路43,44、インバータ47〜49、
トランスフアゲート52〜55、比較回路68〜
70、記憶回路80、乗算回路83〜85、定数
記憶部87〜93により演算手段99が構成さ
れ、モータ駆動回路32、R−Sフリツプフロツ
プ35、OR回路38、AND回路41、NAND
回路45、比較回路72,73、定数記憶部95
により制御手段100が構成されている。尚、ス
タートスイツチ11及びストツプスイツチ13が
オンされた各場合には、夫々からスタートパルス
P4及びストツプパルスP5が出力される。 続いて、上記構成の作用について第3図のタイ
ムチヤートも参照しながら説明する。尚、この第
3図には、電流検出回路31内の抵抗29の両端
電圧Va(モータ4の負荷電流を示す)、微分回路
22、R−Sフリツプフロツプ34のセツト出力
端子Q、トリガ回路58の各出力、比較回路8
1,82からの各数値信号So,Sm、記憶回路7
9,78からの数値信号S′m,S′o、AND回路4
3、スタートスイツチ11、R−Sフリツプフロ
ツプ35、比較回路71、トリガ回路60,6
1、比較回路73,72、NAND回路45、OR
回路38、AND回路42、ストツプスイツチ1
3の各出力、ヒータ8の通電期間が夫々の符号に
対応させて示されている。 さて、コーヒー液を抽出する場合には、まず、
ミル室2内にコーヒー豆を収納する前に電源を投
入する(第3図中時刻t3)。すると、直流電源回
路20が駆動されて微分回路22から同期パルス
P0が出力され、この同期パルスP0によつてR−
Sフリツプフロツプ35、カウンタ66、記憶回
路74〜77、比較回路81,82がリセツト或
は初期化されると共に、R−Sフリツプフロツプ
34がセツトされてそのセツト出力端子Qから
「1」信号が出力される。このため、上記「1」
信号をOR回路38を介して受けたモータ駆動回
路32がモータ駆動スイツチ15をオンさせてモ
ータ4を通電駆動させるようになる。この場合、
モータ4の負荷電流は第4図に示すように一旦大
きくなつた後に略一定値に安定するものであり、
その負荷電流の最大値は、ミル室2内に収納され
たコーヒー豆の量に応じて大小変化する。そして
負荷電流の最大値が現われるのは、本願の出願人
による実験によれば通電開始後0.1〜0.2秒の時期
であり、略一定値に落着くまでに1〜2秒程度要
する。また、負荷電流の安定時における電流値も
コーヒー豆の量に応じて大小する。しかして、電
流検出回路31からは上記モータ4の負荷電流を
示す検出信号Saが出力され、第1の記憶手段9
7はその検出信号Saを記憶回路74の読込み端
子Mに受ける。この記憶回路74のトリガ端子T
には、トリガ回路56から波形整形回路25の出
力即ち基準パルスP1に同期して出力されるトリ
ガパルスP3が与えられるため、記憶回路74は
電源周波数に同期した周期で上記検出信号Saを
順次新たに記憶する。このとき比較回路81のト
リガ端子Tには、上記トリガパルスP3が遅延回
路62によつて遅延されて与えられるため、その
比較回路81はこの時点で記憶回路74の上記記
憶内容と記憶回路75の記憶内容とを比較し、大
きい方の値に対応した数値信号Soを記憶回路7
5の読込み端子Mに与えるようになる。記憶回路
75は斯様に入力される数値信号Soをトリガ回
路56からのトリガパルスP3に同期して順次新
たに記憶するものであり、比較回路81の記憶内
容は検出信号Saのレベル値が上昇している間の
み順次増加する。従つて結果的に、比較回路81
の記憶内容(数値信号So)は、検出信号Saひい
てはモータ4の負荷電流の最大値を示すものとな
る。 一方、前述のようにR−Sフリツプフロツプ3
4から「1」信号が出力された時刻t0において
は、トリガ回路57からトリガパルスP3が出力
されてカウンタ65がリセツトされ、同時にトラ
ンスフアゲート50が導通状態を呈する。よつて
カウンタ65は、分周回路26からの1秒周期の
クロツクパルスP2のカウント動作を開始し、こ
の後に定数記憶部86に記憶された2秒が経過し
た時刻t1に至ると、比較回路の入力端子A,Bの
各入力がA≧B(A=2(数値信号Sc)、B=2
(定数記憶部86に記憶された定数))の関係にな
つてその比較回路67から「1」信号が出力され
るため、トリガ回路58からトリガパルスP3
出力される。すると、そのトリガパルスP3をト
リガ端子Tに受けた記憶回路78が比較回路81
からの前記数値信号Soを記憶してこれを数値信
号S′oとして出力するようになり、これと同時に
上記トリガパルスP3をリセツト入力端子Rに受
けたR−Sフリツプフロツプ34がリセツトされ
るため、モータ駆動回路32に「0」信号が与え
られてモータ駆動スイツチ15がオフされ、以て
ミル機構1が駆動停止される。この場合、前述し
たように、モータ4の負荷電流はその通電開始後
1〜2秒程度で一定値に落着くものであるから、
上述のように記憶回路78が記憶した数値信号
S′oは、ミル室2内にコーヒー豆が収納されてい
ない状態での上記モータ4の負荷電流の最大値を
示すものとなる。 この後、ミル室2内に人数分のコーヒー豆を収
納すると共に、貯水タンク5内に所要量の水を供
給し、第3図中の時刻t2にてスタートスイツチ1
1をオン操作すると、スタートパルスP4が出力
され、これに応じて記憶回路76,77及び比較
回路82の記憶内容が初期化されると共に、R−
Sフリツプフロツプ35がセツトされてその出力
端子Qから「1」信号が出力される。このため、
トランスフアゲート51が導通状態を呈すると共
に、トリガ回路59からトリガパルスP3が出力
されてカウンタ66がリセツトされるようにな
り、そのカウンタ66が分周回路26からのクロ
ツクパルスP2をカウントするようになる。上述
のようにカウンタ66がリセツトされたときに
は、その出力即ち数値信号Sdが零であるから、
比較回路73にあつてはその入力端子A,Bの各
入力がA<B(A=0,B=3(定数記憶部95に
記憶された定数))となつて「0」信号を出力す
るようになる。従つてNAND回路45は「1」
信号を出力しており、AND回路41がこの「1」
信号及びR−Sフリツプフロツプ35からの
「1」信号を受けてモータ駆動回路32に「1」
信号を与えるようになる。従つて、モータ駆動回
路32によつてモータ駆動スイツチ15がオンさ
れ、これに応じてモータ4に通電されてミル機構
1によるコーヒー豆のミル動作が開始され、この
場合にも、モータ4の負荷電流は第4図に示すよ
うに一旦大きくなつた後に略一定値に安定するも
のである。 そして、斯様にミル動作が開始されると、電流
検出回路31から上記モータ4の負荷電流を示す
検出信号Saが出力され、第2の記憶手段98は、
その検出信号Saに基づいて前記第1の記憶手段
と同様にモータ4の負荷電流の最大値を比較回路
82に数値信号Smとして記憶するようになる。
この後カウンタ66のカウント値が定数記憶部9
4の記憶値に対応した2(秒)に対応した値に達
すると(時刻t3)、比較回路71の入力端子A,
Bに対する各入力がA≧Bとなつてその比較回路
71の出力が「1」信号に反転する。すると、こ
の時刻t3にてトリガ回路60からトリガパルスP3
が出力されて記憶回路79のトリガ端子Tに与え
られるため、その記憶回路79が前記比較回路8
2からの数値信号Smを記憶するようになり、そ
の記憶内容が数値信号S′mとして出力される。こ
の場合にも、モータ4の負荷電流はその通電開始
後1〜2秒程度で一定値に落着くものであるか
ら、記憶回路79からの数値信号S′mは、ミル室
2内にコーヒー豆が収納された状態でのモータ4
の負荷電流の最大値を示すものとなる。 一方、演算手段99内の乗算回路83,84,
85にあつては、記憶回路78からの数値信号
S′o(ミル室2内にコーヒー豆が収納されていない
状態でのモータ4の負荷電流の最大値)と定数記
憶部87,88,89の各記憶値1.3,1.2,1.1と
を夫々乗算し、各乗算結果を比較回路68,6
9,70の各入力端子Bに与える。斯かる比較回
路68,69,70の各入力端子Aには記憶回路
79からの数値信号S′m(ミル室2内にコーヒー
豆が収納された状態でのモータ4の負荷電流の最
大値)が与えられている。このため、S′m≧
1.3S′oの関係にあるときは、比較回路68,6
9,70から夫々「1」信号が出力されて、
AND回路43,44、インバータ49の各出力
が全て「0」信号となり、このときにはトランス
フアゲート52のみが比較回路68からの「1」
信号をゲート端子に受けて導通状態を呈し、従つ
て定数記憶部90の記憶内容(13(秒))が記憶回
路80の読込み端子Mに与えられる。また、
1.3S′o>S′m≧1.2S′oの関係にあるときには、比
較回路68から「0」信号、比較回路69,70
から「1」信号が出力され、このためトランスフ
アゲート53のみがそのゲート端子にAND回路
43からの「1」信号を受けて導通状態を呈し、
従つて定数記憶部91の記憶内容(12(秒))が記
憶回路80の読込み端子Mに与えられる。同様
に、1.2S′o≧S′m>1.1S′oの関係にあるときには、
比較回路68,69から「0」信号、比較回路7
0から「1」信号が出力され、このためトランス
フアゲート54のみが導通されて定数記憶部92
の記憶内容(11秒))が記憶回路80の読込み端
子Mに与えられ、1.1S′o>S′mの関係にあるとき
には、比較回路68,69,70からの各出力が
全て「0」信号になり、このためトランスフアゲ
ート55のみが導通されて定数記憶部93の記憶
内容(10(秒))が記憶回路80の読込み端子Mに
与えられる。そして、前述のように比較回路71
から「1」信号が出力された時刻t3から若干遅れ
た時刻t4において、トリガ回路61が比較回路7
1からの「1」信号を遅延回路64を介して受け
てトリガパルスP3を出力するため、前記記憶回
路80はこのトリガパルスP3を受けてその読込
み端子Mに対する上述の如き入力(定数記憶部9
0〜93の各記憶内容のいずれか1つ)を記憶
し、その記憶内容をミル時間を示す時間信号Stと
して出力して比較回路72に与える。従つて、比
較回路72は、カウンタ66からの数値信号Sd
即ちモータ4に通電開始されてからのミル動作の
継続時間と、時間信号St即ちミル室2内のコーヒ
ー豆の量によつて決定されたミル時間Tとを比較
し、ミル動作の継続時間が上記ミル時間Tに達し
た時刻t6において「1」信号を出力する。このと
き、比較回路73は既に時刻t5にてA≧Bの入力
関係にあつて「1」信号を出力しており、結果的
にNAND回路45の両入力端子に「1」信号が
与えられてこれの出力が「0」信号に反転するた
め、AND回路41が「0」信号を出力するよう
になつてモータ駆動回路32がモータ駆動スイツ
チ15をオフさせる。このため、モータ4が断電
されてミル動作が終了される。そして、これと同
時にAND回路42の両入力端子に「1」信号が
与えられるため、そのAND回路42からの「1」
信号を受けたヒータ駆動回路33がヒータ駆動ス
イツチ19をオンさせ、これに応じてヒータ8に
通電されてドリツプ動作が開始される。斯かるド
リツプ動作が終了した後には、加熱盤6の温度が
上昇してサーモスタツト17がオフし、これ以降
はヒータ8がそのサーモスタツト17により制御
されるという保温動作が行なわれる。 尚、この後に時刻t7にてストツプスイツチ13
がオン操作されると、これからストツプパルス
P5が出力されてR−Sフリツプフロツプ35、
カウンタ66、記憶回路76,77、比較回路8
2がリセツト或は初期化されるため、特にR−S
フリツプフロツプ35のリセツトに応じてAND
回路42の出力が「0」信号に反転してヒータ駆
動回路33がヒータ駆動スイツチ19をオフさせ
るようになり、以て前記保温動作が停止されるよ
うになる。 ところで、ミル室2内に収納されたコーヒー豆
を一定の状態まで粉砕するのに要するミル時間と
そのコーヒー豆の量との関係、並びにコーヒー豆
の量とミル動作時におけるモータ4の負荷電流の
最大値(S′m)との関係は、本実施例のコーヒー
豆粉砕機構1による場合、次に示す(a)表のような
状態となる。
【表】 しかして、本実施例では、ミル室2内に収納さ
れたコーヒー豆の量(ひいてはモータ4の負荷電
流の最大値)に対して上記(a)表に応じたミル時間
が得られるように、演算手段99内の各定数記憶
部87〜93の記憶値を設定したから、その演算
手段99により決定されるミル時間Tは、ミル室
2内に収納されたコーヒー豆の量に応じた最適な
ものとなり、従つて常に最適な状態にミルしたコ
ーヒー粉を得ることができ、しかも、上記ミル時
間Tはスタートスイツチ11を操作するだけで自
動的に決定されるものであるから、全く初めて使
用する者であつても熟練を要さずして極めて容易
に使用することができる。また、上記ミル時間T
は、ミル室2内にコーヒー豆が収納されていない
状態でのモータ4の負荷電流の最大値を基準とし
て決定されるから、モータ4の特性がばらつく場
合或は使用場所での電源事情が悪くて電源4の電
圧値が変動する場合でも、コーヒー豆を常に一定
の状態にミルすることができるものである。さら
に、ミル時間の決定要素となる数値信号Soは記
憶回路78に記憶されたままであるから、一旦電
源を投入した後には何度でも正確なミル動作を行
なうことができる。 尚、定数記憶部87〜93に記憶する定数は、
ミル機構1の性能或はモータ4の特性に合せて決
定されるものであり、従つて各定数記憶部87〜
93の記憶定数は上記実施例に限定されないこと
は勿論であり、収納されるコーヒー豆の量のラン
クを細分化してさらに多くの定数を記憶する定数
記憶部を増設するようにしても良い。また、きめ
の細かい制を行なうためにカウンタ65,66の
カウントアツプ周期を早めても良い。 次に本発明の第2の実施例について第5図を参
照しながら説明する。 即ち、この実施例は、ミル時間の決定要素とし
て使用者が望むコーヒー粉の粗さ度合をも含めよ
うとするものであり、以下前記第1の実施例と異
なる部分のみ説明する。即ち、101〜103は
設定手段たる選択スイツチで、これらは操作パネ
ル12(第2図参照)にスタートスイツチ11、
ストツプスイツチ13と並んで配置され、オンさ
れたときに夫々選択パルスP5〜P8を出力する。
104〜106はR−Sフリツプフロツプ、10
7〜110はOR回路、111〜123はAND回
路、124〜135はトランスフアゲート、13
6〜147は定数記憶部で、これら定数記憶部1
36〜147には例えば以下に述べる各定数が記
憶されている。即ち、定数記憶部136には20
(秒)、定数記憶部137には13(秒)、定数記憶部
138には8(秒)、定数記憶部139には18
(秒)、定数記憶部140には12(秒)、定数記憶部
141には7(秒)、定数記憶部142には16
(秒)、定数記憶部143には11(秒)、定数記憶部
144には6(秒)、定数記憶部145には14
(秒)、定数記憶部146には10(秒)、定数記憶部
147には5(秒)が夫々記憶されている。そし
て、本実施例では、R−Sフリツプフロツプ10
4〜106、OR回路10〜110及びAND回路
111によつて第3の記憶手段148が構成さ
れ、AND回路43,44、112〜123、イ
ンバータ47〜49、比較回路68〜70、記憶
回路80、乗算回路83〜85、トランスフアゲ
ート124〜135及び定数記憶部87〜89、
136〜147及び上記第3の記憶手段148に
より演算手段149が構成されている。 続いて、上記構成の作用について説明する。こ
の実施例の場合、電源投入し且つコーヒー豆及び
水を収納した後において、スタートスイツチ11
をオン操作する以前の段階で、選択スイツチ10
1〜103のうち使用者が望むコーヒー粉の粗さ
に対応した選択スイツチをオン操作する。このと
き第3の記憶手段148にあつては、「細」に対
応した選択スイツチ101がオンされた場合に、
これに応じて出力される選択パルスP6によつて
R−Sフリツプフロツプ104がセツトされ、そ
の出力端子Qからの「1」信号によつて他のR−
Sフリツプフロツプ105,106がリセツトさ
れ、結果的にコーヒー粉の粗さが「細」に設定さ
れた旨がR−Sフリツプフロツプ104に記憶さ
れ、ラインL1のみに「1」信号が出力される。
また、「中」、「粗」に対応した各選択スイツチ1
02,103がオンされた各場合に、夫々選択パ
ルスP7,P8によつてR−Sフリツプフロツプ1
05或は106がセツトされてこれらにコーヒー
粉の粗さが「中」或は「粗」に設定された旨が記
憶され、ラインL2若しくはL3に「1」信号が出
力される。尚、電源投入されたときには、R−S
フリツプフロツプ104〜106が全てリセツト
されて各リセツト出力端子から「1」信号が出
力されるため、AND回路111からの「1」信
号がラインL2に出力されるようになり、従つて
選択スイツチ101〜103が全く操作されなか
つた場合には、コーヒー粉の粗さを「中」に設定
した状態に自動的に選択される。そして、この後
にスタートスイツチ11がオン操作され、以て前
記第1の実施例と同様に記憶回路79から数値信
号S′mが出力されると、演算手段149は、上記
数値信号S′m並びに電源投入に応じて前記第1の
実施例と同様に記憶回路78から出力される数値
信号S′oに基づいて以下のように動作する。 () S′m≧1.3S′oの場合……比較回路68から
の「1」信号によつてAND回路112〜11
4が信号の通過を許容した状態を呈する。従つ
て、選択スイツチ101がオンされてライン
L1に「1」信号が出力された状態では、トラ
ンスフアゲート124のみが導通して定数記憶
部136の記憶内容(20(秒))が記憶回路80
の読込み端子Mに与えられ、また選択スイツチ
102,103がオンされた各状態時には夫々
トランスフアゲート125或は126のみが導
通されて定数記憶部137,138の各記憶内
容(13(秒)或は8(秒)が記憶回路80の読込
み端子Mに与えられる。 () 1.3S′o>S′m≧1.2S′oの場合……AND回路
43からの「1」信号によつてAND回路11
5〜117が信号の通過を許容した状態を呈す
る。従つて、選択スイツチ101がオンされて
ラインL1に「1」信号が出力された状態では、
トランスフアゲート127のみが導通して定数
記憶部139の記憶内容(18(秒))が記憶回路
80の読込み端子Mに与えられ、また選択スイ
ツチ102,103がオンされた各状態時には
夫々トランスフアゲート128或は129のみ
が導通されて定数記憶部140,141の各記
憶内容(12(秒)或は7(秒))が記憶回路80
の読込み端子Mに与えられる。 () 1.2S′o>S′m≧1.1S′oの場合……AND回路
44から「1」信号が出力されてAND回路1
18〜120が信号の通過を許容した状態を呈
する。従つて、選択スイツチ101がオンされ
てラインL1に「1」信号が出力された状態で
は、トランスフアゲート130のみが導通して
定数記憶部142の記憶内容(16(秒))が記憶
回路80の読込み端子Mに与えられ、また選択
スイツチ102,103がオンされた各状態時
には夫々トランスフアゲート131或は132
のみが導通されて定数記憶部143,144の
各記憶内容(11(秒)或は6(秒))が記憶回路
80の読込み端子Mに与えられる。 () 1.1S′o>S′mの場合……インバータ49か
ら「1」信号が出力されてAND回路121〜
123が信号の通過を許容した状態を呈する。
従つて、選択スイツチ101がオンされてライ
ンL1に「1」信号が出力された状態では、ト
ランスフアゲート133のみが導通して定数記
憶部145の記憶内容(14(秒))が記憶回路8
0の読込み端子Mに与えられ、また選択スイツ
チ102,103がオンされた各状態時には
夫々トランスフアゲート134或は135のみ
が導通されて定数記憶部146,147の各記
憶内容(10(秒)或は5(秒))が記憶回路80
の読込み端子Mに与えられる。 そして、前記第1の実施例と同様に、トリガ回
路61からトリガパルスP3が出力されると、前
記記憶回路80はこのトリガパルスP3を受けて
読込み端子Mに対する上述の如き入力(定数記憶
部136〜147の各記憶内容のいずれか1つ)
を記憶し、その記憶内容をミル時間を示す時間信
号Stとして出力して比較回路72に与える。 ところで、ミル室2内に収納されたコーヒー豆
を、選択スイツチ101〜103に対応した
「細」、「中」、「粗」の各状態まで粉砕するのに要
する時間Ta,Tb,Tcとそのコーヒー豆の量X
との関係、並びにコーヒー豆の量Xとミル動作時
におけるモータ4の負荷電流の最大値(S′m)と
の関係は、本実施例のコーヒー豆粉砕機構1によ
る場合、次に示す(b)表のような状態となる。
【表】 しかして、本実施例では、ミル室2内に収納さ
れたコーヒー豆の量(ひいてはモータ4の負荷電
流の最大値)に対して上記(b)表に応じたミル時間
が得られるように、演算手段148内の各定数記
憶部136〜147の記憶値を設定したから、そ
の演算手段149により決定されるミル時間T
は、ミル室2内に収納されたコーヒー豆の量は勿
論のこと、使用者が選択スイツチ101〜103
により選択したコーヒー粉の粗さも加味して決定
されるものであり、従つて常に使用者の好みに合
つた状態にミルしたコーヒー粉を得ることができ
る。また、選択スイツチ101〜103により設
定されるコーヒー粉の粗さ度合は、一旦設定すれ
ば第3の記憶手段148に記憶保持されたままに
なるから、同程度の粗さ度合を希望する場合には
その設定操作を頻繁に行なうことが必要がなくな
る。 尚、上記した第1及び第2の各実施例では、モ
ータ4の負荷電流の最大値を第1の記憶手段97
及び第2の記憶手段98によつて検出し、その検
出値に基づいてミル時間Tを決定する構成とした
が、コーヒー豆の量とモータ4の負荷電流が定常
状態に安定したときの定常電流値との間にも前記
(a),(b)表と同様の関係があるから、斯様な定常電
流値に基づいてミル時間Tを決定するようにして
も良い、即ち、第6図及び第7図にはモータ4の
負荷電流が定常状態に安定したときの値に基づい
てミル時間Tを決定するように構成した本発明の
第3及び第4の各実施例が示されており、以下こ
れらについて前記第1及び第2の各実施例と異な
る部分についてのみ述べる。 即ち、第6図に示した本発明の第3の実施例
は、第1の実施例における第1の記憶手段97に
代えて第1の記憶手段151を設けると共に、同
第2の記憶手段98に代えて第2の記憶手段15
2を設けた点が相違するものであつて、他の部分
はこの第1の実施例と類似した機能を有する。こ
の場合、第1の記憶手段151は電流検出回路3
1及び記憶回路78により構成され、且つ第2の
記憶手段152は電流検出回路31及び記憶回路
79によつて構成されており、これに関連して第
1図に示された第1の実施例の構成中からOR回
路36、トリガ回路56、遅延回路62、記憶回
路74〜77及び比較回路81,82が除去され
ている。 また、第7図に示した本発明の第4の実施例
は、第2の実施例における第1の記憶手段97に
代えて第1の記憶手段151を設けると共に、同
第2の記憶手段98に代えて第2の記憶手段15
2を設けた点が相違するものであつて、他の部分
はこの第1の実施例と類似した機能を有する。こ
の場合、第1の記憶手段151は電流検出回路3
1及び記憶回路78により構成され、且つ第2の
記憶手段152は電流検出回路31及び記憶回路
79によつて構成されており、これに関連して第
5図に示された第2の実施例の構成中からOR回
路36、トリガ回路56、遅延回路62、記憶回
路74〜77及び比較回路81,82が除去され
ている。 上記第3及び第4の各実施例(第8図に各部波
形を示す)にあつては、モータ4の駆動時におい
て、その負荷電流を示す検出信号Saが記憶回路
78,79の読込み端子Mに与えられる。そし
て、記憶回路78にあつては、ミル室2内にコー
ヒー豆が収納されていない状態でモータ4が駆動
開始してから2秒経過したときに、トリガ回路5
8からのトリガパルスP3をトリガ端子Tに受け
て前記検出信号Saを定常電流値として記憶し、
その記憶内容を数値信号S′oとして出力する。ま
た、記憶回路79にあつては、ミル室2内にコー
ヒー豆が収納された状態でモータ4が駆動開始し
てから2秒経過したとき(即ちミル動作が開始さ
れてから2秒経過したとき)に、トリガ回路60
からのトリガパルスP3をトリガ端子Tに受けて
前記検出信号Saを定常電流値として記憶し、そ
の記憶内容を数値信号S′mとして出力する。 従つて、第3及び第4の各実施例においても、
演算手段99或は148が、上記数値信号S′o,
S′m(第4の実施例にあつては第3の記憶回路1
49の記憶内容も加味される)に基づいてミル時
間Tを決定するものであり、結果的に前記第1及
び第2の実施例と同様の効果を奏するものであ
る。 尚、上記第1乃至第4の各実施例では、第1、
第2の記憶手段97,98或は151,152に
てモータ4の負荷電流の最大値若しくは定常電流
値を検出する各場合に、定数記憶部86,94の
記憶値に対応した時間が経過した時点で記憶する
構成としたが、これに限らずモータ4の負荷電流
が最大値と分かつた時点或はその負荷電流が低下
した後にこれが略一定値に安定したと分かつた時
点で記憶する構成としても良い等、公知の最大値
検出手段、定常電流値検出手段を用いても良いこ
とは勿論である。 その他、本発明は上記し且つ図面に示した各実
施例に限定されるものではなく、例えばコーヒー
ミル単体に適用しても良い等その要旨を逸脱しな
い範囲で種々変形して実施できるものである。 [発明の効果] 本発明によれば以上の説明によつて明らかなよ
うに、ミル機構をモータによつて駆動するように
したコーヒーミルにおいて、ミル機構に収納され
たコーヒー豆の量を正確且つ自動的に検出できる
と共に、斯様に検出したコーヒー豆の量に基づい
てミル機構によるミル時間を最適な時間となるよ
うに自動的に制御することができ、以て常に最適
な状態にミルしたコーヒー粉を得ることができる
と共に、誰にでも熟練を要さずして極めて容易に
使用できるという優れた効果を奏するものであ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図乃至第4図は本発明の第1の実施例を示
すもので、第1図はブロツク図、第2図はコーヒ
ーメーカー全体を一部破断して示す側面図、第3
図は作用説明用のタイムチヤート、第4図はモー
タの負荷電流の時間変化特性図である。また第5
図、第6図及び第7図は夫々本発明の第2、第3
及び第4の各実施例を示す第1図相当図、第8図
は上記第3及び第4の各実施例に係わる第3図相
当図である。 図中、1はミル機構、2はミル室、4はモー
タ、11はスタートスイツチ(ミル運転開始用ス
イツチ)、13はストツプスイツチ、18はモー
タ駆動用スイツチ(スイツチ手段)、19は変流
器(電流検出器)、22は微分回路(同期手段)、
96は初期駆動手段、97,151は第1の記憶
手段、98,152は第2の記憶手段、99,1
49は演算手段、100は制御手段、101〜1
03は選択スイツチ(設定手段)、148は第3
の記憶手段を示す。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 ミル機構を駆動するためのモータと、このモ
    ータを通断電制御するためのスイツチ手段と、前
    記モータの負荷電流を検出する電流検出器と、電
    源投入に応じて同期信号を発生する同期手段と、
    前記同期信号が出力されたときに前記スイツチ手
    段をオンさせて前記モータを駆動する初期駆動手
    段と、この初期駆動手段により前記モータが駆動
    されたときの前記電流検出器による検出値を記憶
    する第1の記憶手段と、ミル動作時における前記
    電流検出器による検出値を記憶する第2の記憶手
    段と、これら第1及び第2の記憶手段の各記憶値
    の比較に基づいてミル時間を決定する演算手段
    と、ミル運転開始用スイツチの操作に応じて前記
    スイツチ手段をオンさせて前記モータに通電開始
    させると共にこの後に前記演算手段により決定さ
    れたミル時間が経過したときにそのスイツチ手段
    をオフさせてモータを断電する制御手段とを備え
    たことを特徴とするコーヒーミル。 2 初期駆動手段は、スイツチ手段をオンさせた
    後に所定時間が経過したときにそのスイツチ手段
    を自動的にオフさせるように構成されていること
    を特徴とする特許請求の範囲第1項に記載のコー
    ヒーミル。 3 第1及び第2の記憶手段は電流検出器による
    検出値の最大値を記憶するように構成されている
    ことを特徴とする特許請求の範囲第1項に記載の
    コーヒーミル。 4 第1及び第2の記憶手段は電流検出器による
    検出値が定常状態に安定したときにこれを定常電
    流値として記憶するように構成されていることを
    特徴とする特許請求の範囲第1項に記載のコーヒ
    ーミル。 5 演算手段は、コーヒー粉の粗さ度合を外部操
    作により設定するための設定手段からの出力も加
    味してミル時間を決定するように構成されている
    ことを特徴とする特許請求の範囲第1項に記載の
    コーヒーミル。 6 演算手段は、コーヒー粉の粗さ度合を外部操
    作により設定するための設定手段及びこの設定手
    段の設定内容を記憶する第3の記憶手段を含んで
    成ると共に上記第3の記憶手段の記憶内容も加味
    してミル時間を決定するように構成され、且つ前
    記第3の記憶手段は、設定手段の設定内容を一旦
    記憶したときに次にその設定手段が操作されるま
    で記憶内容を保持するように構成されていること
    を特徴とする特許請求の範囲第1項に記載のコー
    ヒーミル。 7 第3の記憶手段は、電源投入に応じてコーヒ
    ー粉の所定の粗さ度合を自動的に記憶するように
    構成されていることを特徴とする特許請求の範囲
    第6項に記載のコーヒーミル。
JP2375585A 1985-02-08 1985-02-08 コ−ヒ−ミル Granted JPS61181428A (ja)

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