JPH05247424A - 異方性導電膜用接着剤組成物 - Google Patents

異方性導電膜用接着剤組成物

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JPH05247424A
JPH05247424A JP323892A JP323892A JPH05247424A JP H05247424 A JPH05247424 A JP H05247424A JP 323892 A JP323892 A JP 323892A JP 323892 A JP323892 A JP 323892A JP H05247424 A JPH05247424 A JP H05247424A
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JP
Japan
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styrene
weight
adhesive
parts
sebs
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JP323892A
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Kenji Emori
健二 江森
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3M Co
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Minnesota Mining and Manufacturing Co
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 耐熱性、及び接着力の持続性を共に有する異
方性導電膜用接着剤組成物を提供する。 【構成】 (1)スチレン−ブタジエン−スチレン−ブ
ロック共重合体100重量部、粘着付与剤30〜100
0重量部、及びカルボキシル化スチレン−エチレン−ブ
チレン−スチレン−ブロック共重合体20〜400重量
部を含んで成る接着剤組成物;並びに (2)前記接着剤成分100重量部に対して0.1〜2
0重量部の、粒子サイズ0.1〜50μの導電性粒子;
を含んで成る異方性導電膜用接着剤組成物。この組成物
は、9.0〜9.5の溶解度パラメーター値を有する溶
剤を用いることにより最も効果的に塗布することができ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は異方性導電膜用接着剤組
成物に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、電子部品の小型化に伴い、これら
に用いられる、回路基板は高密度、高精密化されてい
る。これらの、微細回路の接続は、従来の半田やゴムコ
ネクターでは対応が難しく、最近では導電性接着フィル
ムである異方性導電膜による接続が提唱されている。
【0003】異方性導電膜による接続方法は、接続する
回路部材、例えばFPC(FlexiblePrinted Circuit Bo
ard) とITO(Indium Tin Oxide) ガラスの間に異方
性導電膜を設け、加熱加圧手段を講じることにより、上
下回路間の電気的接続を得ると共に、隣接回路間の絶縁
性を保ちつつ、上下の回路を接着固定するものである。
【0004】この異方性導電膜に用いる接着剤として
は、スチレン−ブタジエン−スチレン−ブロック共重合
体(以下、SBSと略記する。)をベースポリマーとし
た系がそのクリープ特性の良好さ、接着力の高さから多
様されている(特開昭62−181379)。クリープ
特性が良好ということは、電気的接続の安定性に優れて
いるということである。しかしながら、SBSは、不飽
和二重結合を有するため、耐熱、耐酸化性に問題があっ
た。酸化を防止するためには多量の酸化防止剤を添加す
ればよいが、多量の添加は同時に接着力を低下させた
り、抵抗値安定性に悪影響を及ぼす傾向があった。
【0005】そこで、不飽和結合を水添したスチレン−
エチレン−ブチレン−スチレン−ブロック共重合体(以
下SEBSと略記する。)の検討も試みられている(特
開昭63−86781)。しかしながら、SEBSをベ
ースポリマーとした系は、耐熱性は良好であるが、接着
力に乏しいという問題があった。さらに、SEBSをベ
ースポリマーとした系は、SBSをベースポリマーとし
た系に比べて、粘着性を得るのが難しく、オイル類を粘
着付与剤と共に用い、凝集力を下げて使用していた。接
着剤に粘着性があると、回路部材の位置合わせを簡単に
行うことができて好ましいが、凝集力の低下は、クリー
プ力や接着力の低下に通ずるので問題となっていた。
【0006】さらに、SEBSの低接着力の改良のため
に、カルボキシル基が導入されたSEBS(以下、C−
SEBSと略記する。)が検討されている(特開平1−
261478)。しかしながら、C−SEBSをベース
ポリマーとした系は、カルボキシル基が親水性であるこ
とより,高湿度下での接着力の低下が著しいという問題
が見られた。そのため、シランカップリング剤等の添加
が試みられているが、アミノシランなどのアミノ基のよ
うに、カルボキシル基との反応性のある官能基をもった
シランカップリング剤は安定剤の面から使えないなどの
制約があった。
【0007】また、C−SEBSはSEBSと同様に、
凝集力を下げずに粘着性を得るのが難しく、抵抗値安定
性に問題があった。更に、SBSとSEBSの混合を試
みたが、相容性に乏しく、経時的に相分離が生じた。さ
らに溶液中でポリマーを混合する場合に沈殿が生ずるな
どの問題が見られた。また、SBSとC−SEBSの混
合においても、単に、それぞれの良溶媒であるトルエン
を用いて混合しても、同様にポリマーが沈殿する問題が
見られた。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】従って本発明は、SB
SとC−SEBSとを基礎とし、上記種々の問題点が解
決された異方性導電接着剤組成物を提供するものであ
る。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明者は上記の問題を
鋭意検討した結果、SBSとC−SEBSとを基礎とし
た接着剤成分の組成比及び単電性粒子の大きさと含有量
を特定するとともに、SBSとC−SEBSを混合する
際の溶剤として、溶解度パラメーター(SP)値9.0
−9.5の極性の溶剤を用いれば、溶剤状態でのポリマ
ーの沈殿を防げることを見出した。本発明はこの知見に
基き、優れた耐熱性と耐湿性を有し、適当な粘着性を持
った、異方性導電膜を提供するものである。
【0010】従って本発明は、 (1)スチレン−ブタジエン−スチレン−ブロック共重
合体100重量部、粘着付与剤30〜1000重量部、
及びカルボキシル化スチレン−エチレン−ブチレン−ス
チレン−ブロック共重合体20〜400重量部を含んで
成る接着剤組成物;並びに (2)前記接着剤成分100重量部に対して0.1〜2
0重量部の、粒子サイズ0.1〜50μの導電性粒子;
を含んで成る異方性導電膜用接着剤組成物を提供する。
【0011】本発明はまた、9.0〜9.5の溶解度パ
ラメーター値(SP値)を有する溶剤を含んで成る上記
の組成物を提供する。
【0012】
【具体的な説明】本発明に用いられるSBSは、市販の
ものの中から選ぶことができるが、例えば、タフプレン
A(旭化成)、ソルプレンT411(旭化成)、アサプ
レンT430(旭化成)、カリフレックスTR1101
(シエル化学)、カリフレックスTR1102(シエル
化学)等が挙げられ、数平均分子量5−30万の範囲の
ものが好ましい。数平均分子量が5万未満では、耐熱
性、耐クリープ性に劣り、接着力に乏しいなど問題があ
り、数平均分子量が30万を越えると、熱圧着時に高温
を要し、液晶などのディスプレイ装置に悪影響を及ぼす
おそれがあるからである。
【0013】また、SBSのS成分(スチレン重合体ブ
ロック)の含有率としては、10−50重量%が好まし
い。S成分の含有率が50%を超えると、耐寒性が悪く
なったり、接着力が低下したりするからであり、含有率
10%未満では耐熱性に劣ったり、耐クリープ性がとぼ
しくなったりするからである。
【0014】C−SEBSは、分子鎖中に少なくとも一
個のカルボキシル基を持ったSEBSと定義することが
できる。これも、市販のものの中から選ぶことができ、
例えば、タフテックM1911(旭化成)、タフテック
M1913(旭化成)、タフテックM1943(旭化
成)、クレイトンFG1901X(シエル化学)等が挙
げられ、数平均分子量としては、1−20万の範囲のも
のが好ましい。数平均分子量が1万未満では耐熱性、耐
クリープ性に劣り、数平均分子量が20万を越えると、
SBSとの相溶性が悪くなるからである。また、SBS
と同じ理由でS成分の含有率は10−50重量%が好ま
しい。
【0015】C−SEBSの添加量をSBS100重量
部に対して、20−400重量部と規定するのは、20
重量部未満では、耐酸化性の向上に顕著な効果が見られ
ないからであり、400重量部をこえると、耐湿性に劣
ったり、粘着性の発現が乏しくなるなどの問題が生じる
からである。粘着付与剤としては、公知のものの中か
ら、単独あるいは、複数選ぶことができ、例えば、テル
ペン樹脂、テルペンフェノール樹脂、クマロン樹脂、ロ
ジンエステル樹脂、芳香族系石油樹脂、炭化水素樹脂等
が挙げられる。
【0016】粘着付与剤の添加量を30−1000重量
部と規定するのは、30重量部未満では、接着力が低下
し、適当な粘着性が得られないからである。また、添加
量が1000重量部をこえると、凝集力やクリープ力が
低下するからである。導電粒子としてはNi,Fe,A
u,Ag,Cr,Co,Al,Pb,Sn,Zu,Pt
などの金属単体、合金、金属酸化物、カーボン、グラフ
ァイトなどの導電物質、あるいはガラス等の無機物やプ
ラスチック等の表面に導電層を設けた導電物質も適用可
能である。また、形状としても、球状、突起状、偏平
状、針状などの粒子を、単粒子あるいは凝集粒子として
用いてもよい。これらも市販品を用いることができ、例
えばファインパールAU−105(住友化学)、T12
3(インコ社)、T255(インコ社)、SF−PbS
n6040(日本アトマイズ)等が挙げられる。
【0017】導電粒子の平均粒径としては、0.1−5
0μが好ましい。0.1μ未満では接続する部材間の導
通が得られにくく、50μをこえると隣接導体間でショ
ートが発生するおそれがあるからである。また、導電粒
子の添加量としては、絶縁性接着剤100重量部に対し
て、0.1−20重量部が好ましい。平均粒径と同様に
添加量が0.1未満では、導通が得られにくく、20重
量部をこえると、隣接導体間でショートが発生しやすく
なるからである。
【0018】本発明に於て、成膜する際の溶剤をSB
S,C−SEBSの良溶剤でSP値が9.0−9.5に
規定するのは、良溶剤でなければ、プロセス上問題を生
じ、良溶剤であってもSP値が9.0未満では、ポリマ
ーが相分離し、沈殿するからであり、SP値が9.5を
こえると、SBS,C−SEBSの貧溶媒となり、問題
となるからである。SBS,C−SEBSの良溶剤でS
P値が9.0−9.5の溶剤としては、O−キシレン、
THF、トリクロロエチレン、トルエン/THF=1/
1、トルエン/MIBK=1/1などがある。更に、溶
剤種に関しては、粘度、溶解速度、乾燥速度などプロセ
ス上の問題を加味して選択することができる。
【0019】なお、本発明には、本発明の主旨に反しな
い範囲で、充填剤、軟化剤、硬化剤、硬化促進剤、酸化
防止剤、カップリング剤などを使用することができる。
【0020】
【実施例】次に、実施例により本発明をさらに具体的に
説明する。実験例1.溶剤種の検討 SBS、及びC−SEBSを溶剤に溶解、混合させ、ポ
リマーの溶解性、沈殿性を検討した。
【0021】(1)ポリマーの溶解性 SBS,C−SEBSを20%の濃度になるよう、溶剤
と混合し、溶解性を判断した。 ○ SBS,C−SEBSとも溶解させる △ SBS,C−SEBSどちらか一方を溶解させる × SBS,C−SEBSとも溶解させない (2)ポリマーの沈殿性 上記溶液を1/1の比率で混合し、更に、粘着付与剤と
してYSレジンPx1150(安原油脂工業製)をSB
SとC−SEBSの混合物100重量部に対して、10
0重量部添加した後、室温に24時間放置し、ポリマー
の沈殿性及び混合溶液の透明性を検討した。
【0022】○ 混合溶液透明、ポリマーの沈殿なし △ 混合溶液不透明、ポリマーの沈殿なし × ポリマーの沈殿あり この結果を表1に示す。
【0023】
【表1】
【0024】この結果、本発明において使用する溶剤と
しては、SP値が9〜9.5のものが好ましいことが明
らかとなった。実施例1〜20 接着剤溶液の調製及び異方導電性膜の作成 溶剤として、トルエン/THF=1/1を用い、溶剤4
00重量部に対して、SBS100重量部を溶解させS
BS溶液とした。また、同様に、C−SEBS溶液を作
成し、SBS溶液とC−SEBS溶液とを比率をかえて
混合した。それに粘着付与剤と導電粒子を添加量を変え
て添加した後、スクリューミキサーで約10分間攪拌
し、導電性接着剤溶液とした。
【0025】そしてそれを、ナイフコーターでセパレー
ター(シリコン処理50μポリエステルフィルム)上に
塗布し、オーブン中、温度120℃で3分間乾燥させ、
接着剤厚み約25uの導電性接着フィルムとした。な
お、使用したSBSはタフプレンA(旭化成製)、ソル
プレンT411(旭化成製)、クレイトン1184(シ
ェル化学製)C−SEBSはタフテックM1913,M
1911,M1943,M1953(旭化成製)、クレ
イトンFG1901X(シェル化学製)であった。その
分子量及びスチレン(S)とブタジエン及びブチレン・
エチレン(B)との比を表2に示す。また、使用した粘
着付与剤はテルペンフェノールのYSポリスターT11
5(安原油脂工業製)、β−ピネンのYSレジンPx1
150(安原油脂工業製)、水添テルペン樹脂のクリア
ロンP115(安原油脂工業製)、導電粒子は平均粒径
10μのファインパールAu−10S(住友化学製)、
一次平均粒径が0.01μで二次平均粒径が0.05−
5μのNi凝集粒子A及び一次平均粒径が1.0μで二
次平均粒径が5−80μのNi凝集粒子Bであった。ま
た、Ni凝集粒子の平均粒径はボールミル法によりコン
トロールし、画像処理装置SPICCA2(日本アビオ
ニクス製)により測定を行った。
【0026】
【表2】
【0027】評価及び測定方法 上記で作成した異方導電性膜を用い、酸化劣化による外
観評価、粘着性測定、抵抗値測定、接着力測定、クリー
プ力測定、ショート測定を行なった。
【0028】(1)外観評価 温度80,100,120℃のオーブン中に1000時
間放置して、接着剤部分の変色具合、しなやかさより、
酸化劣化の度合いを判断した。 ◎ 変色せず/フィルムはフレキシブル ○ 若干変色/フィルムはフレキシブル △ 少々赤褐色に変色/フィルムに若干クラックが生じ
る × 赤褐色に変色/フィルムにクラックが生じ、もろく
なる (2)粘着性評価 フィンガータック及びFPCの保持性から、導電性接着
フィルムの粘着性を評価した。
【0029】フィンガータック 指で接着剤表面のベタツキを感覚的に判断した。 ○ ベタツキあり △ 少々ベタツキあり × ベタツキなし FPCの保持性 ガラスの上に接着剤フィルムをはり、その上からFPC
(35u Cu/50uポリイミドフィルム、ピッチ
0.4mm、長さ3cm、幅1cm)を指で押し付け、ガラス
を傾けたり、振ったりして、FPCが落ちるかどうか検
討した。
【0030】○ ガラスを傾けても、ガラスをふっても
FPCは落ちない △ ガラスを傾けてもFPCは落ちないが、ガラスをふ
るとFPCが落ちる × ガラスを傾けるとFPCは落ちる (3)抵抗値測定 被着体として、上記FPCとITOガラス(30ohm /
□)を用い、被着体の間に導電性接着剤フィルムを挟
み、熱圧着機(住友3M製、J3ボンダー)で、温度1
80℃、圧力30kg/cm2 、時間15秒、圧着面積0.
2mm2 の条件で熱圧着した。そして、温度60℃、相対
湿度95%RH、1000時間のエージングの前後で、マ
ルチメーターを用い、抵抗値を測定した。
【0031】◎ 抵抗値変化 10 Ohm未満 ○ 抵抗値変化 50 Ohm未満 △ 抵抗値変化 100 Ohm未満 × 抵抗値変化 100 Ohm以上 (4)接着力測定 抵抗値測定と同一サンプルを、温度60℃、相対湿度9
5%RH、1000時間のエージングの前後で、テンシロ
ンを用い、90°ピール力(引っ張りスピード50mm/
min.)を測定した。
【0032】◎ 接着力1000g/cm以上 ○ 接着力 500g/cm以上 △ 接着力 300g/cm以上 × 接着力 300g/cm未満 (5)クリープ力測定 抵抗値測定と同一サンプルを用い、接着剤に対して、剪
断方向に力が加わるように、FPCに500gのおもり
をぶらさげ、80℃オーブン中でおもりが落下するまで
の時間を測定した。
【0033】◎ 保持時間 24時間以上 ○ 保持時間 12時間以上 △ 保持時間 1時間以上 × 保持時間 1時間未満 (6)ショート測定 被着体として、FPC(18μ Cu/25μ ポリイ
ミドフィルム、ピッチ0.2mm、長さ3cm、幅4cm)と
ガラス(非導電)を用い、非着体の間に導電性接着剤フ
ィルムを挟み、熱圧着機(住友3M製、J3ボンダー)
で、温度180℃、圧力30kg/cm2 、時間15秒、圧
着面積4cm2 (隣接導体数400端子)の条件で熱圧着
した。そして、隣接導体間の抵抗を測定し、ショートの
有り無しを判断した。
【0034】○ ショート 無し × ショート 有り 結果を表3に示す。
【0035】
【表3】 比較例1−9 実施例1−20と同様にし、但し本発明の組成の範囲外
の組成を用いて比較例を実施した。結果を表4に示す。
【0036】
【表4】
【0037】
【効果】以上表3〜4の結果から明らかな通り、本発明
の異方性導電性接着剤組成物は、耐熱性及び接着力持続
性の要件を同時にそなえている。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 (1)数平均分子量5〜30万のスチレ
    ン−ブタジエン−スチレン−ブロック共重合体100重
    量部,粘着付与剤30〜1000重量部、及びカルボキ
    シル化スチレン−エチレン−ブチレン−スチレン−ブロ
    ック共重合体20〜400重量部を含んで成る接着剤組
    成物;並びに (2)前記接着剤成分100重量部に対して0.1〜2
    0重量部の、粒子サイズ0.1〜50μの導電性粒子;
    を含んで成る異方性導電膜用接着剤組成物。
  2. 【請求項2】 さらに、9.0〜9.5の溶解度パラメ
    ーター値を有する溶剤を含んで成る、請求項1に記載の
    組成物。
  3. 【請求項3】 スチレン−ブタジエン−スチレン−ブロ
    ック共重合体中のスチレン重合体ブロックの含有率が1
    0〜50重量%である、請求項1〜2のいずれか1項に
    記載の組成物。
  4. 【請求項4】 カルボキシル化スチレン−エチレン−ブ
    チレン−スチレン−ブロック共重合体の数平均分子量が
    1〜20万である、請求項1又は2に記載の組成物。
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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5703162A (en) * 1994-05-05 1997-12-30 H. B. Fuller Licensing & Financing, Inc. Branched copolymer pressure sensitive hot melt adhesive
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