JPH05246450A - 蓋体の係脱構造 - Google Patents

蓋体の係脱構造

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JPH05246450A
JPH05246450A JP4044184A JP4418492A JPH05246450A JP H05246450 A JPH05246450 A JP H05246450A JP 4044184 A JP4044184 A JP 4044184A JP 4418492 A JP4418492 A JP 4418492A JP H05246450 A JPH05246450 A JP H05246450A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
lid
guide surfaces
housing
opening
box body
Prior art date
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Pending
Application number
JP4044184A
Other languages
English (en)
Inventor
Osamu Koizumi
治 小泉
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Sony Corp filed Critical Sony Corp
Priority to JP4044184A priority Critical patent/JPH05246450A/ja
Publication of JPH05246450A publication Critical patent/JPH05246450A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【目的】 筐体に対する蓋体の係止操作の簡素化を図
る。 【構成】 一方側に開口する筐体12と、この筐体12
の開口部を開閉する蓋体13とを備え、この蓋体13と
筐体12との間に各々が互いに係止可能な突子24,2
5と係止孔16,17および係止突起20,21を設
け、このうち突子24,25を、各々が互いに反対方向
に傾斜する2つの案内面24a・24b,25a・25
bを有する突子によって形成し、これら突子24,25
の両案内面24a・24b,25a・25bのうち開方
向側の案内面24a,24bを閉方向側の案内面25
a,25bより急な勾配をもつ傾斜面で形成した。この
ため、筐体12に対する蓋体13の係止力を高くしつ
つ、閉蓋に要する操作力を低くすることができるから、
突子24,25と係止孔16,17および係止突起2
0,21の係止操作を円滑に行うことができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えばテープカセット
を収納するケースに使用して好適な蓋体の係脱構造に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】例えばパーソナルコンピュータ等の外部
記録用手段として用いられるテープカセットは、保管・
運搬時に合成樹脂からなるケース内に収納される。
【0003】従来、この種のケースには、図6に示すよ
うに一方側に開口する筐体1と、この筐体1の開口部を
開閉する箱状の蓋体2とを備えたものが採用されてい
る。
【0004】このように構成されたケースにおける蓋体
2の係脱は、係止部3に対して突子4を係脱することに
より行われる。ここで、係止部3は係止突起3aおよび
係止孔3bを有し筐体1の側壁に設けられており、一方
突子4は各々が互いに反対方向に傾斜する2つの案内面
4a,4bを有し蓋体2の側壁に設けられている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、従来の蓋体
の係脱構造は、蓋体2が開放して筐体1内の収納部品A
(図示せず)が落下しないように、係止突起3aの突出
高さa1,底辺b1および突子4の突出高さa2,底辺b2
が比較的大きい寸法に設定されているため、開蓋に要す
る操作力すなわち筐体1に対する蓋体2の係止力が高い
が、閉蓋に要する操作力(係止操作力)も高いものであ
った。
【0006】この場合、突子4の案内面各傾斜角度が略
同一の角度に設定されており、このため閉蓋に要する操
作力と筐体1に対する蓋体2の係止力が略同一になる。
【0007】この結果、係止突起3aと突子4の係止操
作を円滑に行うことができず、筐体1に対する蓋体2の
係止操作を困難なものにするという問題があった。
【0008】本発明はこのような事情に鑑みてなされた
もので、突子と係止部の係止操作を円滑に行うことがで
き、もって筐体に対する蓋体の係止操作を簡素化するこ
とができる蓋体の係脱構造を提供するものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明に係る蓋体の係脱
構造は、一方側に開口する筐体と、この筐体の開口部を
開閉する箱状の蓋体とを備え、この蓋体の側壁と前記筐
体の側壁との間に各々が互いに係止可能な突子と係止部
を設け、このうち突子を、各々が互いに反対方向に傾斜
する2つの案内面を有する突子によって形成し、この突
子の両案内面のうち開方向側の案内面を閉方向側の案内
面より側壁に対して急な勾配をもつ傾斜面で形成したも
のである。
【0010】
【作用】本発明においては、緩急2つの勾配をもつ案内
面によって筐体に対する蓋体の係止力を高くしつつ、閉
蓋に要する操作力を低くすることができる。
【0011】
【実施例】以下、本発明の構成等を図に示す実施例によ
って詳細に説明する。
【0012】図1および図2は本発明に係る蓋体の係脱
構造の全体と要部を示す断面図、図3は同じく本発明に
おける蓋体の係脱構造の開放状態を示す斜視図、図4
(A)および(B)は本発明における蓋体の係脱構造の
筐体一部を示す斜視図と断面図である。
【0013】同図において、符号11で示すものはテー
プカセット収納用のケースで、一方に開口する筐体12
と、この筐体12の開口部12aを開閉する箱状の蓋体
13とからなり、全体が例えばポリプロピレン等の合成
樹脂によって形成されている。
【0014】このケース11の筐体12は、テープカセ
ットAを後方側に位置規制する立ち上がり壁14aを有
する側面視L字状の基部14と、この基部14に一体に
設けられテープカセットAの一部が臨む平面視コ字状の
壁部15とによって形成されている。
【0015】この筐体12の壁部15は、前後方向の各
高さが互いに大小異なる段状の2つの側壁15a,15
bと、これら両側壁15a,15bに前方部に連設され
ケース幅方向に延在する前方壁15cとによって形成さ
れている。このうち、両側壁15a,15bには前記筐
体12の内外に開口する係止孔16,17が設けられて
いる。そして、前方壁15cは壁厚が前記筐体12の開
口に向かって小さくなる内面18を有する傾斜壁によっ
て形成されており、この傾斜壁の内面18の幅方向中央
部にはテープカセットAを前方側に位置規制する立ち上
がり面19aを有するリブ19が一体に設けられてい
る。
【0016】20および21は前後方向に延在する係止
突起で、前記各係止孔16,17の開口上縁に一体に設
けられており、全体が各々が互いに反対方向に傾斜する
2つの案内面20a・20b,21a・21bを有する
断面視二等辺三角形状の突子によって形成されている。
【0017】一方、ケース11の蓋体13は、前記筐体
12が閉蓋状態においてその内部に収納空間22を有す
る断面視コ字状のカバーによって形成されており、前記
基部14の立ち上がり壁14aに連結部23を介して回
動自在に枢支されている。この蓋体13の両側壁13
a,13bには、前記各係止孔16,17と前記各係止
突起20,21に係止可能な突子24,25が一体に設
けられている。
【0018】これら各突子24,25には各々が互いに
反対方向に傾斜する2つの案内面24a・24b,25
a・25bが設けられており、これら両案内面24a・
24b,25a・25bのうち開方向側の案内面24
a,25aが閉方向側の案内面24b,25bより前記
側壁13a,13bに対して急な勾配をもつ傾斜面で形
成されている。このうち、開方向側の案内面24a,2
5aは、各勾配が互いに大小異なる案内面g1,g2によ
って形成されている。
【0019】このような蓋体の係脱構造においては、緩
急2つの勾配をもつ案内面24a・24b,25a・2
5bによって筐体12に対する蓋体13の係止力を高く
しつつ、閉蓋に要する操作力を低くすることができるか
ら、係止孔16,17および係止突起20,21と突子
24,25の係止操作を円滑に行うことができる。
【0020】なお、本実施例においては、ケース11の
材料としてポリプロピレンである場合を示したが、本発
明はこれに限定されず、他の材料を使用しても何等差し
支えない。
【0021】また、本発明における突子24,25の案
内面傾斜角度は、特に限定されるものではなく、例えば
図5に示すような傾斜角度に設定してもよく、ケース材
料等に応じて適宜変更することができる。
【0022】この他、本発明においては、前述した実施
例に限定されることなく、本発明の技術思想に基づいて
各種の有効な変形,変更が可能である。
【0023】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、一
方側に開口する筐体と、この筐体の開口部を開閉する箱
状の蓋体とを備え、この蓋体の側壁と前記筐体の側壁と
の間に各々が互いに係止可能な突子と係止部を設け、こ
のうち突子を、各々が互いに反対方向に傾斜する2つの
案内面を有する突子によって形成し、この突子の両案内
面のうち開方向側の案内面を閉方向側の案内面より側壁
に対して急な勾配をもつ傾斜面で形成したので、筐体に
対する蓋体の係止力を高くしつつ、閉蓋に要する操作力
を低くすることができる。
【0024】したがって、突子と係止部の係止操作を円
滑に行うことができるから、筐体に対する蓋体の係止操
作を簡素化することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る蓋体の係脱構造の全体を示す断面
図。
【図2】同じく本発明における蓋体の係脱構造の要部を
示す断面図。
【図3】本発明における蓋体の係脱構造の開放状態を示
す斜視図。
【図4】(A)および(B)は本発明における蓋体の係
脱構造の筐体一部を示す斜視図と断面図。
【図5】他の実施例を示す断面図。
【図6】従来における蓋体の係脱構造を示す断面図。
【符号の説明】
11…ケース、12…筐体、13…蓋体、16,17…
係止孔、20,21…係止突起、24…突子、24a,
24b…案内面、25…突子、25a,25b…案内
面。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一方側に開口する筐体と、この筐体の開
    口部を開閉する箱状の蓋体とを備え、この蓋体の側壁と
    前記筐体の側壁との間に各々が互いに係止可能な突子と
    係止部を設け、このうち突子を、各々が互いに反対方向
    に傾斜する2つの案内面を有する突子によって形成し、
    この突子の両案内面のうち開方向側の案内面を閉方向側
    の案内面より前記側壁に対して急な勾配をもつ傾斜面で
    形成したことを特徴とする蓋体の係脱構造。
JP4044184A 1992-03-02 1992-03-02 蓋体の係脱構造 Pending JPH05246450A (ja)

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JP4044184A JPH05246450A (ja) 1992-03-02 1992-03-02 蓋体の係脱構造

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010013179A (ja) * 2008-06-05 2010-01-21 Panasonic Corp 蓋付き容器
US8667833B2 (en) 2007-10-29 2014-03-11 Panasonic Corporation Analysis device, and analysis apparatus and method using the same
JP2015063198A (ja) * 2013-09-25 2015-04-09 株式会社タチエス 車両用シート

Cited By (5)

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