JPH0524636A - コンベア装置 - Google Patents

コンベア装置

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JPH0524636A
JPH0524636A JP18488991A JP18488991A JPH0524636A JP H0524636 A JPH0524636 A JP H0524636A JP 18488991 A JP18488991 A JP 18488991A JP 18488991 A JP18488991 A JP 18488991A JP H0524636 A JPH0524636 A JP H0524636A
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crankshaft
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Zenji Saito
善次 斉藤
Katsuo Hanada
勝夫 花田
Saburo Ashihara
三郎 芦原
Kazuo Mukai
一雄 向
Kazuyoshi Taniyasu
数義 谷保
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】コンベア上を搬送されてくるワークを次段のコ
ンベアにおけるワークの空き状態により送給し、所定の
数量毎にコンベア上に保持するコンベア装置を提供す
る。 【構成】フレーム20に支承されたコンベア12a、1
2b、12cに複数の検出手段16a、16b、16c
とストッパ機構18a、18b、18cを配設する。検
出手段16a乃至16cは支点を基に揺動するガイド板
と近接スイッチを含み、ストッパ機構18a乃至18c
はアクチュエータと第1リンク機構に連結した第1係止
爪と第2リンク機構54に連結した第2係止爪を含む。
次段のコンベア12a乃至12c上にクランクシャフト
14の空きが生じると、アクチュエータの駆動作用下に
第1係止爪が下降してクランクシャフト14を一個搬送
するとともに、第2係止爪が上昇し、次なるクランクシ
ャフト14を停止させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、コンベア上を搬送され
てくるワークを検出手段で検出し、所定の数量毎にコン
ベア上に保持し、且つ下流側のコンベアで搬送されるワ
ークが所定の数に到達していない時に、保持されたワー
クを次段のコンベアへと送給するストッパ機構を備える
コンベア装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来から比較的重量のあるワークを所定
の場所に連続して搬送する場合にコンベアが広汎に用い
られている。そこで、コンベアの所定位置からワークを
搬出装置等で取り出した後、次なるワークが同時に供給
されるのを阻止するために、コンベアの搬出部分にスト
ッパ機構を設け、次なるワークを押圧することによって
コンベア上に一旦保持させようとするコンベア装置に関
する技術的思想が知られている(特開昭63−2352
02号参照)。
【0003】この従来技術に係るコンベア装置は、コン
ベアの所定位置の上方にシリンダを配設し、上下方向に
指向して変位する前記シリンダのロッドにストッパを連
結し、該ストッパの先端に押圧板と縮設されたコイルス
プリングを配設するように構成している。
【0004】このような構成からなるコンベア装置にお
いて、コンベアの所定位置からワークが搬出装置によっ
て取り出されると、該搬出装置に連動するシリンダが作
動してロッドを下降させ、次なるワークをコンベアの所
定位置でコンベアに一旦保持させている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、この従
来技術に係るコンベア装置では、コンベア上を搬送され
てくるワーク、特に、比較的重量を有するワークや複雑
な接触形状面を有するワーク等では、コンベアに押圧さ
れ一旦保持しているワークの後に続く多数のワークが常
に移動しているコンベアによって互いに衝突し合い、次
なるワークが前のワークに乗り上げ、その結果、搬送中
のワークの所定の姿勢が崩れる。この結果、次なる搬出
工程において搬出作業の遂行が妨げられるという問題が
ある。また、先のワークを押圧しているワークが後続の
ワークによって強く押圧されてストッパ機構を損壊させ
るという問題がある。
【0006】本発明は、この種の問題を解決するために
なされたものであり、コンベアの所定個所にワークの存
在を検出する検出手段と、この検出手段の信号を受けて
係止爪が作動するストッパ機構を配設することにより、
コンベアに所定数量だけワークをストックさせてワーク
相互の干渉を阻止し且つコンベアに対する過重量が与え
られることを回避し、併せてストッパ機構に対して過剰
な負担を回避させることを可能とするコンベア装置を提
供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】前記の目的を達成するた
めに、本発明は、ワークを搬送するために連設された複
数のコンベアと、前記夫々のコンベア上にあって所定数
のワークの存在の有無を検出する第1の検出手段と、前
記夫々のコンベアの所定位置に配設され、次なるコンベ
ア上に所定数のワークが存在するか否かを検出する第2
の検出手段と、前記第1と第2検出手段の信号により付
勢並びに滅勢されてワークをコンベア上で停止させ且つ
搬送を開始するストッパ機構と、からなることを特徴と
する。
【0008】
【作用】本発明に係るコンベア装置では、コンベア上を
搬送されるワークが所定数量連続してコンベア上にスト
ックされると、第1検出手段がその状態を検出して信号
をストッパ機構に送る。次いで、ストッパ機構が作動し
てワークを一旦停止させ、すなわち、連続して搬送され
てくるワークをストッパ機構でストックする。次段のコ
ンベアに空きが生じ、ストック状態が解消されたことを
第2検出手段で検出すると、ストッパ機構を作動させて
保持していたワークを次なるコンベアに搬送する。従っ
て、コンベアの所定場所に配設されたストッパ機構毎に
コンベア上でのワークを所定数量ストックすることがで
き、ワーク相互の干渉が阻止される。また、ストック量
を事前に設定することができ、コンベア並びにストッパ
機構に過剰な負荷を与えない。
【0009】
【実施例】本発明に係るコンベア装置について好適な実
施例を挙げ、添付の図面を参照しながら以下詳細に説明
する。
【0010】図1乃至図6において、参照符号10は、
本実施例に係るコンベア装置を示す。このコンベア装置
10は、連設されて複数段にわたり設けられ、ワーク、
例えば、クランクシャフト14を搬送するコンベア12
a、12b、12cと、このコンベア12a乃至12c
上の所定位置に配設された検出手段16a、16b、1
6cと、前記コンベア12a乃至12cの側部に配設さ
れたストッパ機構18a、18b、18cから基本的に
構成される。
【0011】この場合、床から上方へと延在する複数の
フレーム20が立設され、このフレーム20間に橋架さ
れた梁上に2本のレール22a、22bが設置されてい
る。このレール22a、22b上に、コンベアチェーン
30が配設される。このコンベアチェーン30は、複数
のチェーン部位24を連結する連結板26a、26b
と、この連結板26a、26bの両外側に連結ピン28
a、28bを介して取り付けられるアタッチメント27
a、27bとを有し、特に、アタッチメント27a、2
7bの上部に耐磨耗性処理が施されている(図6参
照)。コンベアチェーン30は夫々のフレーム20に支
承され、且つ連設されて所定長さのコンベア12a乃至
12cを形成している。このコンベア12a乃至12c
に対しクランクシャフト14を投入する第1のステーシ
ョン32と、該クランクシャフト14のストック状態を
検出し、且つ一旦保持する第2、第3のステーション3
4、36、およびクランクシャフト14を搬出する第4
のステーション38が設けられている。
【0012】コンベア12a乃至12cの搬入端(図1
において左側)にクランクシャフト14を投入するため
の搬入移載装置40が配設され、また、搬出端にコンベ
ア12a乃至12c上のクランクシャフト14を一個ず
つ取り出すための搬出移載装置42が配設されている。
搬入移載装置40および搬出移載装置42はクランクシ
ャフト14を載置するリフター40a、42aを含み、
このリフター40a、42aは夫々制御装置に連結した
駆動源の付勢作用下に上下方向に指向して変位可能であ
るとともに、装置自体が図示しないレール上に沿って左
右方向に移動可能に構成されている。
【0013】前記フレーム20の所定個所(図1では第
1乃至第3ステーション)にブラケットを介して検出手
段16a乃至16cが配設されている。この検出手段1
6a乃至16cはセンサ、例えば、近接スイッチ44
と、端部近傍に設けられた支点46に支承されて上下方
向へと揺動するくの字型を呈するガイド板48を含み、
このガイド板48の揺動範囲内に近接スイッチ44が取
着されている(図2参照)。この近接スイッチ44は、
ガイド板48がクランクシャフト14に当接して上方に
指向して変位した時に付勢され、その信号を図示しない
制御機器に送る。この信号を受けて第1ステーション3
2では搬入移載装置40を作動させ、また、第2、第3
ステーション34、36ではストッパ機構18a乃至1
8cを夫々作動させる。
【0014】第2乃至第4ステーション34、36、3
8におけるコンベア12a乃至12cの側部に、ストッ
パ機構18a乃至18cが配設されている。このストッ
パ機構18a乃至18cはアクチュエータ50と、該ア
クチュエータ50により変位する第1リンク機構52、
第2リンク機構54と、該第1、第2リンク機構52、
54に固定されクランクシャフト14を保持する第1係
止爪56a、56b、第2係止爪58a、58bを含
む。図4に示すように、アクチュエータ50の一端はフ
レーム枠60に固定されたブラケット62に軸64を介
して回動自在に係着され、このアクチュエータ50のロ
ッド50aの先端に軸66を介して回動自在なシャフト
68が係着されている。このシャフト68には軸70
a、70bが2個所設けられ、第1軸70aに第1アー
ム74aと、第1ガイド76aが係着される。第1アー
ム74aの一端はフレーム枠60に固定された第1ピン
72aに係着し、一方、第1ガイド76aの一端に軸7
8aを介して回動自在な第1カム80aが係着されてい
る。
【0015】この第1カム80aはフレーム枠60に配
設した図示しない軸受を介して第1カムシャフト82a
と連結している(図3参照)。この第1カムシャフト8
2aの略中央位置に先端が鉤状に曲がった2本の第1係
止爪56a、56bが取着されている。
【0016】これらシャフト68、第1アーム74a、
第1ガイド76aおよび第1カム80aで第1リンク機
構52を構成している。さらに第1カム80aの外側に
取着した軸84に2本のガイド棒86a、86bが所定
距離離間して固定されている。ガイド棒86aは第1係
止爪56a、56bが下限の位置に至った際に水平にな
るように設定され、ガイド棒86bは第1係止爪56
a、56bが上限の位置に至った際に水平になるように
設定されている。前記夫々のガイド棒86a、86bが
水平状態に至った際に、それを検出する爪開閉確認近接
スイッチ88a、88bがフレーム枠60に固着したブ
ラケット90に配設されている。
【0017】また、前記シャフト68の第2軸70bに
第2アーム74bと、第2ガイド76bが係着され、第
2アーム74bはフレーム枠60に固定された第2ピン
72bに回動自在に軸支されている。第2ガイド76b
の一端に軸78bを介して回動自在な第2カム80bが
係着され、この第2カム80bは第2カムシャフト82
bに連結している(図3参照)。この第2カムシャフト
82bの両端の所定位置に先端が鉤状に曲がった2本の
第2係止爪58a、58bが取着されている。これらシ
ャフト68、第2アーム74b、第2ガイド76bおよ
び第2カム80bで第2リンク機構54を構成してい
る。
【0018】これら第1リンク機構52と第2リンク機
構54は、アクチュエータ50の駆動作用下に第1係止
爪56a、56bと第2係止爪58a、58bを交互に
コンベア12a乃至12cを構成するベルト面から突出
させる。すなわち、第1係止爪56a、56bが上昇し
てクランクシャフト14を保持すると、第2係止爪58
a、58bが下降する。一方、第1係止爪56a、56
bが下降してクランクシャフト14を次段のコンベアに
搬送させると、直ちに第2係止爪58a、58bが上昇
して次なるクランクシャフト14を停止させ、連続して
クランクシャフト14が次段のコンベアに搬送されるこ
とを阻止する。なお、前記第1係止爪56a、56bと
第2係止爪58a、58bの間に、搬送されてくるクラ
ンクシャフト14の存在を検出するワーク確認用近接ス
イッチ92が取着されている。
【0019】次に、上記のように構成される本実施例に
係るコンベア装置10についてその作用を説明する。
【0020】クランクシャフト14を載置した搬入移載
装置40がコンベア12a乃至12cの搬入場所に移動
され、第1ステーション32に配設した検出手段16a
乃至16cがコンベア12a乃至12c上にクランクシ
ャフト14がないことを検出して搬入移載装置40に信
号を送ると、リフター40aを介してクランクシャフト
14を上方に指向して移送する。レール22a、22b
上を回動しているコンベアチェーン30に搬入移載装置
40からクランクシャフト14が投入されて第2ステー
ション34に指向して搬送される。
【0021】第2ステーション34に配設したストッパ
機構18a乃至18cにおいて、第1係止爪56a、5
6bはコンベア12a乃至12cのベルト面から上昇し
て突出した状態に、一方、第2係止爪58a、58bは
下降した状態にあり、搬送されてきたクランクシャフト
14は、突出している第1爪56a、56bに当接して
一旦保持されるとともに、ワーク確認用近接スイッチ9
2が付勢されてクランクシャフト14の存在を検出す
る。また、ガイド棒86bも第1リンク機構52の変位
に伴って爪開閉確認近接スイッチ88bに近接し、爪開
閉確認近接スイッチ88bを付勢させる。一方、検出手
段16a乃至16cのガイド板48はクランクシャフト
14に当接していないので、自重により鉛直方向に移動
し、近接スイッチ44から離間している。
【0022】次に、この近接スイッチ44が滅勢状態
で、且つワーク確認用近接スイッチ92および爪開閉確
認近接スイッチ88bが夫々付勢されている状態になる
と、その信号は図示しない制御装置に送られる。この結
果、ストッパ機構18a乃至18cのアクチュエータ5
0の駆動作用下にシャフト68が、図5において、左側
に変位する。これによって、第1リンク機構52が変位
して第1係止爪56a、56bをコンベア12a乃至1
2cを構成するベルト面の下方に下降させるとともに、
第2リンク機構54が変位して第2係止爪58a、58
bを上昇させて前記ベルト面から突出させる。従って、
クランクシャフト14は、第1係止爪56a、56bの
保持状態から解除されて第3ステーション36に指向し
て搬送されるとともに、次なるクランクシャフト14は
第2係止爪58a、58bに当接して一旦停止される。
このように、クランクシャフト14は次段のコンベア1
2a乃至12cへ必ず一個ずつ搬送され、連続して搬送
されることはない。
【0023】第1係止爪56a、56bから開放された
クランクシャフト14は、検出手段16a乃至16cの
ガイド板48に当接し、該ガイド板48を支点46を中
心に上方に指向して変位させる。該ガイド板48の変位
によって近接スイッチ44を付勢させるとともに、ワー
ク確認用近接スイッチ92が滅勢する。次に、第1係止
爪56a、56bが下降している状態を爪開閉確認近接
スイッチ88aが検出すると、アクチュエータ50の駆
動作用下に第1リンク機構52が変位して、第1係止爪
56a、56bを上昇させてコンベア12a乃至12c
のベルト面から突出するとともに、第2係止爪58a、
58bを下降させる。この第2係止爪58a、58bに
停止されていた次なるクランクシャフト14は、下流側
のコンベア12a乃至12cに空きができたことを確認
して搬送を開始し、第1係止爪56a、56bに当接し
て、このクランクシャフト14は一旦保持される。
【0024】次に、第2ステーション34と同じ作用が
行われる第3ステーション36を経て第4ステーション
38に至ったクランクシャフト14は、ストッパ機構1
8a乃至18cの第1係止爪56a、56bに当接して
一旦保持される。搬出場所に配設した近接スイッチ94
がクランクシャフト14がないことを検出すると、アク
チュエータ50の駆動作用下にクランクシャフト14を
保持していた第1係止爪56a、56bが下降し、クラ
ンクシャフト14を搬出場所に指向して搬送させるとと
もに、第2係止爪58a、58bが上昇して次なるクラ
ンクシャフト14を停止させる。一方、搬送されてきた
クランクシャフト14は、待機している搬出移載装置4
2のリフター42aに移載されて所定の場所に移動す
る。
【0025】なお、第4ステーション38にクランクシ
ャフト14が存在し、近接スイッチ94が付勢されてク
ランクシャフト14の検出を続行している間は、第1係
止爪56a、56bによってクランクシャフト14を保
持している。
【0026】搬出移載装置42が停止して、第4ステー
ション38の第1係止爪56a、56bが継続してクラ
ンクシャフト14を保持すると、連続して搬送されてく
る複数のクランクシャフト14が互いに当接しながら、
第3ステーション36と第4ステーション38の間のコ
ンベア12a乃至12c上に連続して所定数量ストック
される。すると、第3ステーション36における検出手
段16a乃至16cのガイド板48は、搬送不可能とな
ったクランクシャフト14に当接して上方に変位された
ままの状態になる。これにより、クランクシャフト14
の存在を近接スイッチ44が検出し、その信号によって
第1係止爪56a、56bの上昇が継続される。従っ
て、第3ステーション36の第1係止爪56a、56b
によって保持されたクランクシャフト14は、第2ステ
ーション34から搬送されてくる次なるクランクシャフ
ト14と当接し、次々とクランクシャフト14を第2、
第3ステーション34、36間のコンベア12a乃至1
2c上にストックしていく。しかしながら、第3ステー
ション36と第4ステーション38との間に連続してス
トックされたクランクシャフト14には、第1係止爪5
6a、56bの作用によって押圧力が加わることがな
く、ストッパ機構18a乃至18cの損壊を回避するこ
とができる。
【0027】さらに、第2ステーション34と第3ステ
ーション36との間にクランクシャフト14が連続して
所定数量ストックされた状態になると、クランクシャフ
ト14の存在を近接スイッチ44が検出し、その信号に
よって、第2ステーション34におけるストッパ機構1
8a乃至18cの第1係止爪56a、56bの上昇状態
が継続する。この結果、第2、第3ステーション34、
36間にストックされたクランクシャフト14は、搬送
されてくるクランクシャフト14による押圧力の影響を
受けることがない。
【0028】搬出移載装置42が稼働して、第4ステー
ション38におけるコンベア12a乃至12c上のクラ
ンクシャフト14が搬出されると、第1係止爪56a、
56bが下降してクランクシャフト14を搬出側に搬送
させるとともに、第2係止爪58a、58bが上昇し
て、次なるクランクシャフト14を一旦停止させる。ワ
ーク確認用近接スイッチ92が滅勢され、且つ第1係止
爪56a、56bが下降している状態を爪開閉確認近接
スイッチ88aが検出すると、第1係止爪56a、56
bが上昇するとともに、第2係止爪58a、58bが下
降し、次なるクランクシャフト14が搬送されて第1係
止爪56a、56bに当接する。すると、第3ステーシ
ョン36のガイド板48が下方に変位して近接スイッチ
44が滅勢され、且つワーク確認用近接スイッチ92の
検出で第1係止爪56a、56bが下降し、第2、第3
ステーション34、36間のクランクシャフト14を一
個ずつ次段のコンベア12a乃至12cに搬送させる。
【0029】このように、コンベア12a乃至12c上
のクランクシャフト14が一個搬出されて次段のコンベ
アに空きが生じると、夫々のステーション34、36、
38のストッパ機構18a乃至18cにより保持してい
たクランクシャフト14を一個ずつ次なるコンベアに指
向して移動させ、夫々のステーション34、36、38
の延在距離内にストックされるクランクシャフト14の
最大数量を一定にする。
【0030】
【発明の効果】本発明に係るコンベア装置によれば、以
下の効果が得られる。
【0031】コンベア上を搬送されるワークが連続して
コンベア上に留まり、その状態を検出手段が検出する
と、この検出手段の信号を受けてストッパ機構がワーク
を一旦保持する。これにより、コンベアの所定場所に配
設されたストッパ機構の間隔毎にワークを保持すること
ができ、ストッパ機構間でのワークの相互の干渉を阻止
し且つストッパ機構の損壊を回避することができる。し
かも、夫々のコンベア上に載置されるワークの数が等し
くなるため、一部のコンベアだけに負荷が過重となる不
都合を回避できる。
【0032】また、アクチュエータの駆動作用下にリン
ク機構を回動させて係止爪をコンベアのベルト面から突
出させてワークを保持するので、ワークが一個ずつ係止
爪に保持され、搬送中のワークの姿勢を一定にすること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るコンベア装置の概略正面図であ
る。
【図2】コンベア装置の検出手段とストッパ機構の一部
拡大図である。
【図3】コンベア装置のストッパ機構の一部拡大した平
面図である。
【図4】コンベア装置におけるストッパ機構において第
1係止爪がワークを保持した状態を示す動作説明図であ
る。
【図5】コンベア装置におけるストッパ機構において第
2係止爪がワークを停止させた状態を示す動作説明図で
ある。
【図6】コンベア装置で使用されるコンベアチェーンの
斜視説明図である。
【符号の説明】
10…コンベア装置 12a〜12c…コンベア 14…クランクシャフト 16a〜16c…検出手段 18a〜18c…ストッパ機構 30…コンベアチェーン 44…近接スイッチ 48…ガイド板 50…アクチュエータ 52…第1リンク機構 54…第2リンク機構 56a、56b…第1係止爪 58a、58b…第2係止爪 86a、86b…ガイド棒 88a、88b…爪開閉確認近接スイッチ 92…ワーク確認用近接スイッチ 94…近接スイッチ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 向 一雄 石川県松任市橋爪町751−10 (72)発明者 谷保 数義 石川県石川郡野々市町野代3丁目95

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ワークを搬送するために連設された複数の
    コンベアと、 前記夫々のコンベア上にあって所定数のワークの存在の
    有無を検出する第1の検出手段と、 前記夫々のコンベアの所定位置に配設され、次なるコン
    ベア上に所定数のワークが存在するか否かを検出する第
    2の検出手段と、 前記第1と第2検出手段の信号により付勢並びに滅勢さ
    れてワークをコンベア上で停止させ且つ搬送を開始する
    ストッパ機構と、 からなることを特徴とするコンベア装置。
  2. 【請求項2】請求項1記載のコンベア装置において、ス
    トッパ機構は、アクチュエータと、該アクチュエータに
    連結されたリンク機構と、該リンク機構に係着された係
    止爪とを含み、アクチュエータの駆動作用下にリンク機
    構を回動させて係止爪をコンベアのベルト面から突出し
    てワークの停止を行うことを特徴とするコンベア装置。
  3. 【請求項3】請求項1または2記載のコンベア装置にお
    いて、第1検出手段は支点を基に揺動するガイド板と該
    ガイド板の揺動位置に配設されたセンサとを含み、コン
    ベア上のワークと当接するガイド板が上方へ指向して変
    位し、センサがワークを検出すると、前記係止爪をコン
    ベアのベルト面から突出させることを特徴とするコンベ
    ア装置。
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Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5531059A (en) * 1978-10-18 1980-03-05 Toyo Soda Mfg Co Ltd Preparation of alkali metal p-styrenesulfonate
JPS60171919A (ja) * 1984-02-14 1985-09-05 Ishida Scales Mfg Co Ltd 計数計量の供給方法及び装置
JPS6327319A (ja) * 1986-07-15 1988-02-05 Topy Ind Ltd 形鋼荷姿形成装置

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