JPH0524577B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0524577B2 JPH0524577B2 JP26572984A JP26572984A JPH0524577B2 JP H0524577 B2 JPH0524577 B2 JP H0524577B2 JP 26572984 A JP26572984 A JP 26572984A JP 26572984 A JP26572984 A JP 26572984A JP H0524577 B2 JPH0524577 B2 JP H0524577B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- recording current
- switch
- potential
- heads
- recording
- Prior art date
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- Expired - Lifetime
Links
- 239000003990 capacitor Substances 0.000 claims description 17
- 230000003321 amplification Effects 0.000 claims description 8
- 238000003199 nucleic acid amplification method Methods 0.000 claims description 8
- 230000008878 coupling Effects 0.000 description 12
- 238000010168 coupling process Methods 0.000 description 12
- 238000005859 coupling reaction Methods 0.000 description 12
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 6
- 230000001052 transient effect Effects 0.000 description 6
- 238000007599 discharging Methods 0.000 description 3
- 230000007423 decrease Effects 0.000 description 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 238000000034 method Methods 0.000 description 2
Landscapes
- Recording Or Reproducing By Magnetic Means (AREA)
- Television Signal Processing For Recording (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
産業上の利用分野
本発明は、複数の回転ヘツドを用いた磁気記録
再生装置(以下VTRと略す)の記録電流増幅器
に関するもので、特に記録電流増幅回路からの記
録電流を複数のヘツドに時分割で流すための、切
換スイツチの構成に特徴を有するものである。
再生装置(以下VTRと略す)の記録電流増幅器
に関するもので、特に記録電流増幅回路からの記
録電流を複数のヘツドに時分割で流すための、切
換スイツチの構成に特徴を有するものである。
従来の技術
VTRにおける記録電流増幅器としては、定電
流回路が通常使用される。それはビデオヘツドが
摩耗し、インピーダンスが減少した時でも一定の
記録電流を流すためである。この記録電流増幅回
路からの記録電流を複数のヘツドに流す時、例え
ば2ヘツド180°巻きの場合は、特に記録電流をス
イツチングしなくても、両方のヘツドに記録電流
を並列に供給するだけで、必要な記録パターンが
得られる。しかし、1つのヘツドと他のもう1つ
のヘツドの相互の取りつけ角よりも、テープの巻
きつけ角の方が大きい場合には、先のヘツドで記
録したトラツクを、後のヘツドで消してしまう事
が発生する。このような場合各ヘツドをスイツチ
ングし、必要なヘツドのみに記録電流を時分割で
流さなければならない。
流回路が通常使用される。それはビデオヘツドが
摩耗し、インピーダンスが減少した時でも一定の
記録電流を流すためである。この記録電流増幅回
路からの記録電流を複数のヘツドに流す時、例え
ば2ヘツド180°巻きの場合は、特に記録電流をス
イツチングしなくても、両方のヘツドに記録電流
を並列に供給するだけで、必要な記録パターンが
得られる。しかし、1つのヘツドと他のもう1つ
のヘツドの相互の取りつけ角よりも、テープの巻
きつけ角の方が大きい場合には、先のヘツドで記
録したトラツクを、後のヘツドで消してしまう事
が発生する。このような場合各ヘツドをスイツチ
ングし、必要なヘツドのみに記録電流を時分割で
流さなければならない。
記録電流を切換える高速スイツチには、ONし
てないヘツドを直流的にアースに落とすDC(直
流)スイツチ方式と、ONしていないヘツドをコ
ンデンサーを通して交流的にアースに落とすAC
(交流)スイツチ方式の2種類の方式がある。
てないヘツドを直流的にアースに落とすDC(直
流)スイツチ方式と、ONしていないヘツドをコ
ンデンサーを通して交流的にアースに落とすAC
(交流)スイツチ方式の2種類の方式がある。
ACスイツチ方式では、記録電流の電力を十分
アースに落し切れないのと、ビデオヘツドの他端
が再生時のヘツドアンプの入力部に接続されてい
るため、この方式を使用する事は困難である。一
方、DCスイツチでは信号は十分に落とせるが、
記録電流増幅回路と、ビデオヘツドの間のカツプ
リングコンデンサの一端が、スイツチOFFの時
には、アースに落ちる。
アースに落し切れないのと、ビデオヘツドの他端
が再生時のヘツドアンプの入力部に接続されてい
るため、この方式を使用する事は困難である。一
方、DCスイツチでは信号は十分に落とせるが、
記録電流増幅回路と、ビデオヘツドの間のカツプ
リングコンデンサの一端が、スイツチOFFの時
には、アースに落ちる。
この時の直流分の変化が非常に大きいため、ス
イツチの切換え時に充放電電流がスパイク状に流
れ、トランジエントノイズを発生する。これは画
像では、スイツチの切換え位置にヤブレの横筋と
なつて再生される。
イツチの切換え時に充放電電流がスパイク状に流
れ、トランジエントノイズを発生する。これは画
像では、スイツチの切換え位置にヤブレの横筋と
なつて再生される。
第3図に従来のDCスイツチを使用した記録電
流増幅器のブロツク図を示す。
流増幅器のブロツク図を示す。
1は記録電流増幅回路であり、通常定電流回路
で構成されている。この記録電流増幅回路1の出
力は直流電位を持つた記録電流であり、その出力
を複数のヘツドに供給する。2は他のヘツドに記
録電流を供給する線である。3のDCスイツチは
4の制御信号によつて、ON/OFFされる。
で構成されている。この記録電流増幅回路1の出
力は直流電位を持つた記録電流であり、その出力
を複数のヘツドに供給する。2は他のヘツドに記
録電流を供給する線である。3のDCスイツチは
4の制御信号によつて、ON/OFFされる。
ONの時は記録電流を5のカツプリングコンデ
ンサを通してロータリートランス6に供給してい
る。記録電流はロータリートランス6を通してヘ
ツド7に供給される。OFFの時はスイツチ3が
切換り、カツプリングコンデンサ5の一端を8の
アースに落し記録電流を流さないようにする。供
給線2の先にも前記と同様の回路があり、制御信
号によつて記録電流増幅回路1からの記録電流を
時分割で切換えて他のヘツドに供給している。
ンサを通してロータリートランス6に供給してい
る。記録電流はロータリートランス6を通してヘ
ツド7に供給される。OFFの時はスイツチ3が
切換り、カツプリングコンデンサ5の一端を8の
アースに落し記録電流を流さないようにする。供
給線2の先にも前記と同様の回路があり、制御信
号によつて記録電流増幅回路1からの記録電流を
時分割で切換えて他のヘツドに供給している。
第2図は従来の回路の具体的な構成例である。
1の記録電流増幅回路の出力の記録電流の直流
分でのスイツチの3を構成するトランジスタQ1
を動作させている。今、制御信号4がHiの時ト
ランジスタQ2がONし、トランジスタQ1のベース
電位を下げてトランジスタQ1をONさせ、エミツ
ターの記録電流をカツプリングコンデンサ5を通
して、ヘツド7に供給する。なお抵抗R1,R2は
トランジスタQ1のバイアス抵抗である。
分でのスイツチの3を構成するトランジスタQ1
を動作させている。今、制御信号4がHiの時ト
ランジスタQ2がONし、トランジスタQ1のベース
電位を下げてトランジスタQ1をONさせ、エミツ
ターの記録電流をカツプリングコンデンサ5を通
して、ヘツド7に供給する。なお抵抗R1,R2は
トランジスタQ1のバイアス抵抗である。
4の制御信号がLOWになつた瞬間のカツプリ
ングコンデンサ5にたまつていた直流電位は、ト
ランジスタQ1のコレクタから抵抗R2、トランジ
スタQ2を通じて放電し、トランジスタQ1のコレ
クタの電位が下がる。次に4の制御信号がHiに
なつた時には、カツプリングコンデンサ5の充電
電流がスパイク状に流れ、トランジエントノイズ
を発生する。
ングコンデンサ5にたまつていた直流電位は、ト
ランジスタQ1のコレクタから抵抗R2、トランジ
スタQ2を通じて放電し、トランジスタQ1のコレ
クタの電位が下がる。次に4の制御信号がHiに
なつた時には、カツプリングコンデンサ5の充電
電流がスパイク状に流れ、トランジエントノイズ
を発生する。
12は記録電流増幅器の電源である。
発明が解決しようとする問題点
前述のように、従来構成では、スイツチ切換時
に、充放電電流がスパイク状に流れ、トランジエ
ントノイズを発生する。これは画像では、スイツ
チの切換え位置に“ヤブレ”の横筋となつて現わ
れる。
に、充放電電流がスパイク状に流れ、トランジエ
ントノイズを発生する。これは画像では、スイツ
チの切換え位置に“ヤブレ”の横筋となつて現わ
れる。
問題点を解決するための手段
上述の問題点を解決するために、本発明では、
1つの記録電流増幅回路からの直流電位を持つた
記録電流を、複数のヘツドにDCスイツチを用い
て供給する場合の、DCスイツチのOFF時のカツ
プリングコンデンサに、前記記録電流の直流電位
と同等の直流電位を与えることを特徴とする。
1つの記録電流増幅回路からの直流電位を持つた
記録電流を、複数のヘツドにDCスイツチを用い
て供給する場合の、DCスイツチのOFF時のカツ
プリングコンデンサに、前記記録電流の直流電位
と同等の直流電位を与えることを特徴とする。
作 用
上記構成によれば、カツプリングコンデンサに
加わる直流電圧の変化を減らすことが出来、その
ためにDCスイツチOFF時にカツプリングコンデ
ンサに記録電流の直流電位と同等の直流電位を与
えることにより、カツプリングコンデンサの充放
電を最少にし、トランジエントノイズの発生をお
さえんとするものである。
加わる直流電圧の変化を減らすことが出来、その
ためにDCスイツチOFF時にカツプリングコンデ
ンサに記録電流の直流電位と同等の直流電位を与
えることにより、カツプリングコンデンサの充放
電を最少にし、トランジエントノイズの発生をお
さえんとするものである。
実施例
第1図に本発明の記録電流増幅回路の1実施例
の構成図を示す。
の構成図を示す。
第3図の構成と異なる点は、DCスイツチ3の
OFF側がアース8ではなく13の直流電位13
に接続されている点にある。
OFF側がアース8ではなく13の直流電位13
に接続されている点にある。
第2図が本発明の実際の回路の一例である。第
2図の第4図と異なる点は、抵抗R3が追加にな
つており、スイツチがOFFの時、トランジスタ
Q1のコレクタを抵抗R1,R3を通して電源12に
接続し、OFFの期間にトランジスタQ1のコレク
タの電位が下らないようにしている。これにより
次にスイツチがONした時にも、トランジスタQ1
の直流電位はそれほど変化せず、カツプリングコ
ンデンサC1の充電電流もほとんど流れずにすむ。
これにより、トランジエントノイズの発生をおさ
えたDCスイツチを使用した記録電流増幅器を構
成できる。
2図の第4図と異なる点は、抵抗R3が追加にな
つており、スイツチがOFFの時、トランジスタ
Q1のコレクタを抵抗R1,R3を通して電源12に
接続し、OFFの期間にトランジスタQ1のコレク
タの電位が下らないようにしている。これにより
次にスイツチがONした時にも、トランジスタQ1
の直流電位はそれほど変化せず、カツプリングコ
ンデンサC1の充電電流もほとんど流れずにすむ。
これにより、トランジエントノイズの発生をおさ
えたDCスイツチを使用した記録電流増幅器を構
成できる。
発明の効果
以上のように本発明によれば、スイツチが遮断
状態になつてもコンデンサの電位が大きく下らな
いため、次にスイツチが導通状態になつても、コ
ンデンサに充電電流が大きく流れることもなく、
トランジエントノイズの発生は軽減されるもので
ある。
状態になつてもコンデンサの電位が大きく下らな
いため、次にスイツチが導通状態になつても、コ
ンデンサに充電電流が大きく流れることもなく、
トランジエントノイズの発生は軽減されるもので
ある。
第1図は本発明の記録電流増幅器の1実施例の
概要を示す図、第2図は同要部の具体的な電気回
路図、第3図は従来の記録電流増幅器の概要を示
す図、第4図は同要部の具体的な電気回路図であ
る。 1……記録電流増幅回路、3……DCスイツチ、
4……制御信号、5……カツプリングコンデン
サ、6……ロータリートランス、7……磁気ヘツ
ド、13……直流電位
概要を示す図、第2図は同要部の具体的な電気回
路図、第3図は従来の記録電流増幅器の概要を示
す図、第4図は同要部の具体的な電気回路図であ
る。 1……記録電流増幅回路、3……DCスイツチ、
4……制御信号、5……カツプリングコンデン
サ、6……ロータリートランス、7……磁気ヘツ
ド、13……直流電位
Claims (1)
- 1 1つの記録電流増幅回路からの直流電位を持
つた記録電流を、複数のヘツドにスイツチおよび
コンデンサを介して供給するよう構成するととも
に、前記スイツチの遮断時に前記コンデンサに前
記記録電流の直流電位と同等の直流電位を与える
ことを特徴とする記録電流増幅器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP26572984A JPS61144750A (ja) | 1984-12-17 | 1984-12-17 | 記録電流増幅器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP26572984A JPS61144750A (ja) | 1984-12-17 | 1984-12-17 | 記録電流増幅器 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS61144750A JPS61144750A (ja) | 1986-07-02 |
JPH0524577B2 true JPH0524577B2 (ja) | 1993-04-08 |
Family
ID=17421183
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP26572984A Granted JPS61144750A (ja) | 1984-12-17 | 1984-12-17 | 記録電流増幅器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS61144750A (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6231004A (ja) * | 1985-08-02 | 1987-02-10 | Canon Inc | 磁気記録再生装置 |
-
1984
- 1984-12-17 JP JP26572984A patent/JPS61144750A/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS61144750A (ja) | 1986-07-02 |
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