JPH05245557A - 位置決め方法 - Google Patents

位置決め方法

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Publication number
JPH05245557A
JPH05245557A JP7852191A JP7852191A JPH05245557A JP H05245557 A JPH05245557 A JP H05245557A JP 7852191 A JP7852191 A JP 7852191A JP 7852191 A JP7852191 A JP 7852191A JP H05245557 A JPH05245557 A JP H05245557A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
positioning
pin
pilot hole
hole
positioning pin
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP7852191A
Other languages
English (en)
Inventor
Ryosuke Maruyama
亮介 丸山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Electric Works Co Ltd
Original Assignee
Matsushita Electric Works Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Works Ltd filed Critical Matsushita Electric Works Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 パイロット穴と位置決めピンの位置ずれが大
きい場合や部材の板厚が薄い場合であっても、部材を傷
つけることなく自動で位置決めすること。 【構成】 基準位置に対して固定された位置決めピン5
と位置決めしようとする部材4にパイロット穴11を有
し、そのパイロット穴11と位置決めピン5を用いて部
材4を位置決めする方法において、位置決め方向に軽く
動くピン6を有し、ピン6を部材4のパイロット穴11
の位置にならうよう挿入する第1動作後、位置決めピン
5でピン6と部材4を移動させる第2動作で位置決めを
行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、打ち抜き加工、印刷、
同時成形における位置決め方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、部材を位置決めする場合、基準位
置に対し位置決めされたピンを部材のパイロット穴に挿
入することにより、部材の位置決めを行っていた。この
方法では、位置決め前の部材のパイロット穴と位置決め
ピンの位置ずれが大きい場合、位置決めピンが挿入でき
なかったり、パイロット穴周辺の部材を傷つけることが
あった。このことは、部材の板厚が薄い場合も同様であ
った。
【0003】これを防止するために、特開昭60−23
4728号の方法が知られている。すなわち、この従来
技術は、先ずパンチにより長尺条の所定位置にパイロッ
ト穴を形成し、次にこの穴を光により検出してそこにピ
ンを挿入し、長尺条を固定するというものである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、前記の従来の
方法では、位置決めの確認は行うが、その修正を行うこ
とはできなかった。また、修正のために機械を止める必
要があった。
【0005】本発明は、上記事由に鑑みてなされたもの
で、その目的とするところは、パイロット穴と位置決め
ピンの位置ずれが大きい場合や部材の板厚が薄い場合で
あっても、部材を傷つけることなく自動で位置決めする
方法を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に、本発明は、基準位置に対して固定された位置決めピ
ンと位置決めしようとする部材にパイロット穴を有し、
そのパイロット穴と位置決めピンを用いて部材を位置決
めする方法において、位置決め方向に軽く動くピンを有
し、ピンを部材のパイロット穴位置にならうよう挿入す
る第1動作後、位置決めピンでピンと部材を移動させる
第2動作で位置決めを行うことを特徴とする。
【0007】また、部材が位置決め方向に軽く動く機構
を有し、この機構を用いて位置決めピンを部材の穴に挿
入することにより位置決めを行うことを特徴とする。
【0008】
【作用】前記構成により、本発明によれば、部材のパイ
ロット穴と位置決めピンの位置ずれが大きい場合や部材
の板厚が薄い場合でも、位置決め方向に軽く動くピンに
より、ピンを部材のパイロット穴位置にならうよう挿入
した後、この位置決めピンでピンと部材を移動させるこ
とにより、部材を傷つけることなく自動で位置決めする
ことが可能である。
【0009】また、本発明によれば、部材が位置決め方
向に軽く動く機構を用いて位置決めピンを部材の穴に挿
入することにより、部材を傷つけることなく自動的に位
置決めすることができる。
【0010】
【実施例】以下、図面に基づき本発明の実施例を説明す
る。図1において、1は上型、2は下型、3は押さえ、
5は位置決めピンであって金型パターンに対して所定の
位置に固定されている。4は位置決めしようとする部材
であり、パイロット穴11を有する。浮動ピン6は、押
さえ7、ボール8、スプリング9、スプリング10によ
りボール軸受されており、水平方向に軽く動く機構とな
っている。
【0011】そして、図2(a)のように、外部駆動機
構12(例えばプレス)により上型1が下降すると、浮
動ピン6も同時に下降し、そのテーパ部がパイロット穴
11の端面に当たり、その反力により浮動ピン6は水平
移動する。さらに下降すると、図2(b)のように、ピ
ンは下型逃げ部12の底面に当たる。さらに下降する
と、図2(c)のように、固定ピン5が浮動ピン6の穴
に挿入される。この挿入に伴って浮動ピン6と部材4は
水平に動き、金型パターンに対して所定の位置に位置決
めされる。
【0012】図3は金型パターンとの位置決めを、位置
決めピンを用いる代わりに下型に位置決め穴14を設け
た例である。この場合、図4(a)〜(c)のように、
浮動ピン6が部材のパイロット穴11位置にならって挿
入された後、位置決め用穴14に挿入されることにより
位置決めが行われる。
【0013】図5は、部材31が位置決め方向に軽く動
く機構を用いた方法の実施例であり、図6はその機構か
らベース・金型部・部材を除いた浮動部の斜視図であ
る。ベース25と浮動ベース24の間はボール軸受であ
り、浮動ベース24はXY方向に軽く動く構造となって
いる。浮動ベース24の上に、部材の一方を把持する固
定部21とテンションを与えるテンション負荷部22が
設けられている。テンション負荷部22は、浮動ベース
24と直動ガイド27で接続されており、テンション用
シリンダー23により部材31にテンションをかけるこ
とができる。また、上型28には位置決めピン29を有
している。
【0014】上型28が外部駆動機構33によって下降
し、位置決めピン29がパイロット穴32に挿入される
際、位置ずれがある場合、部材31はピン29からの反
力で位置ずれを修正する方向に移動し、位置決めピン2
9は部材31を傷つけることなくパイロット穴32に挿
入され、部材31の位置決めをすることができる。ここ
で、両実施例とも軸受をボール軸受としているが、エア
ー軸受や磁気軸受を用いることにより、更に軽く動く機
構にすることができる。
【0015】
【発明の効果】以上説明した通り、本発明は、基準位置
に対して固定された位置決めピンと位置決めしようとす
る部材にパイロット穴を有し、そのパイロット穴と位置
決めピンを用いて部材を位置決めする方法において、位
置決め方向に軽く動くピンを有し、ピンを部材のパイロ
ット穴位置にならうよう挿入する第1動作後、位置決め
ピンでピンと部材を移動させる第2動作で位置決めを行
うことにより、また、部材が位置決め方向に軽く動く機
構を有し、この機構を用いて位置決めピンを部材の穴に
挿入することにより位置決めを行うことにより、部材を
傷つけることなく自動で位置決めを行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明方法を実施するための位置決め装置の構
成を示す図である。
【図2】(a)〜(c)は位置決めピンがパイロット穴
に挿入される工程を示す図である。
【図3】他の実施例における位置決め装置の構成を示す
図である。
【図4】(a)〜(c)は浮動ピンが位置決め穴に挿入
される工程を示す図である。
【図5】位置決め部材を位置決め方向に移動させる機構
を示す図である。
【図6】図5の機構からベース・金型部等を除いた浮動
部の斜視図を示す図である。
【符号の説明】
1,28 上型 2,30 下型 4,31 部材 5,29 位置決めピン 6 浮動ピン 11,32 パイロット穴 12,33 外部駆動機構 14 位置決め穴 21 固定部 22 テンション負荷部 24 浮動ベース 25 ベース

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基準位置に対して固定された位置決めピ
    ンと位置決めしようとする部材にパイロット穴を有し、
    そのパイロット穴と位置決めピンを用いて部材を位置決
    めする方法において、位置決め方向に軽く動くピンを有
    し、ピンを部材のパイロット穴位置にならうよう挿入す
    る第1動作後、位置決めピンでピンと部材を移動させる
    第2動作で位置決めを行うことを特徴とする位置決め方
    法。
  2. 【請求項2】 基準位置に対して固定された位置決めピ
    ンと位置決めしようとする部材にパイロット穴を有し、
    そのパイロット穴と位置決めピンを用いて部材を位置決
    めする方法において、部材が位置決め方向に軽く動く機
    構を有し、この機構を用いて位置決めピンを部材の穴に
    挿入することにより位置決めを行うことを特徴とする位
    置決め方法。
JP7852191A 1991-03-18 1991-03-18 位置決め方法 Pending JPH05245557A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20190098316A (ko) * 2018-02-13 2019-08-22 임춘식 프레스 파일럿 공급 장치
JP2021053693A (ja) * 2019-10-02 2021-04-08 トヨタ紡織株式会社 ワークの位置決め機構
JP2021074760A (ja) * 2019-11-12 2021-05-20 トヨタ紡織株式会社 プレス装置及びプレス成形品の製造方法

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JP2021053693A (ja) * 2019-10-02 2021-04-08 トヨタ紡織株式会社 ワークの位置決め機構
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