JPH052451U - 制御信号出力装置 - Google Patents
制御信号出力装置Info
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- JPH052451U JPH052451U JP5589191U JP5589191U JPH052451U JP H052451 U JPH052451 U JP H052451U JP 5589191 U JP5589191 U JP 5589191U JP 5589191 U JP5589191 U JP 5589191U JP H052451 U JPH052451 U JP H052451U
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 IC化に際して入力ピンの有効利用を図るこ
と。 【構成】 シーク時においてボューム2aにより通常受
信時とは反転された電圧が設定されると、この設定電圧
を一方の入力とし、Sメータ9のSメータ電圧を他方の
入力とする比較器8によって比較結果が出力される。こ
のときSメータ電圧のレベルが設定電圧のレベルを上回
った場合、スイッチ5がオンされることにより、たとえ
ばAM放送局の同調がとられたことを示す制御信号とし
てのSD信号が出力される。したがって、従来の制御信
号出力装置において設けられていた設定電圧印加端子3
とシーク信号入力端子4とを共用化することができるた
め、IC化に際しては1ピン減らすことができる。
と。 【構成】 シーク時においてボューム2aにより通常受
信時とは反転された電圧が設定されると、この設定電圧
を一方の入力とし、Sメータ9のSメータ電圧を他方の
入力とする比較器8によって比較結果が出力される。こ
のときSメータ電圧のレベルが設定電圧のレベルを上回
った場合、スイッチ5がオンされることにより、たとえ
ばAM放送局の同調がとられたことを示す制御信号とし
てのSD信号が出力される。したがって、従来の制御信
号出力装置において設けられていた設定電圧印加端子3
とシーク信号入力端子4とを共用化することができるた
め、IC化に際しては1ピン減らすことができる。
Description
【0001】
本考案は、たとえばAMチューナにおける自動選局の際、シグナルレベルが予 め設定されたレベルを上回った場合に同調がとられたとして自動選局動作を停止 させるための制御信号を出力する制御信号出力装置に関する。
【0002】
たとえばAMチューナにおいては、AM放送局が受信されると450KHZ の IF信号が発生されるため、これを整流して直流成分を取出すことにより、シグ ナルメータによって一応入力レベルに応じた振れが示される。
【0003】 ところで、近年のチューナにおいては、たとえば自動選局を行うことができる 機能が備えられるようになっており、自動選局が指示されると局の探索であるシ ークが開始され、放送局が受信された時点で自動選局動作が停止されるようにな っている。
【0004】 図2は、このような自動選局動作を停止させるための制御信号を出力する制御 信号出力装置の一例を示すもので、450KHZ のIF信号が入力されるIF入 力端子1、ボューム2によって設定された設定電圧が印加される設定電圧印加端 子3、シーク時にHレベルの信号が入力されるシーク信号入力端子4が備えられ ている。
【0005】 IF入力端子1には、所定の条件が満たされたときにオンされるスイッチ5が 接続されている。スイッチ5には、IF入力端子1から取込まれたIF信号を増 幅するためのアンプ6が接続されている。アンプ6には、このアンプ6によって 増幅されたIF信号をSD(局検出)信号として出力するIFカウント出力端子 7が接続されている。
【0006】 設定電圧印加端子3には、比較器8の反転入力端が接続されている。比較器8 の非反転入力端には、たとえば0〜5Vの範囲内で同調信号を出力するSメータ 9が接続されている。
【0007】 シーク信号入力端子4には、比較器10の非反転入力端が接続されている。比 較器10の反転入力端は、アース接地されている。 各比較器8,10の出力側には、乗算器11を介して上記のスイッチ5が接続 されている。
【0008】 そして、自動選局の際のシーク時においては、Sメータ9のSメータ電圧がボ ューム2の設定電圧であるたとえば1Vを上回ったとき、乗算器11を介してス イッチ5をオンすべき信号が出力される。これにより、スイッチ5がオンされる ため、IF入力端子1から取込まれたIF信号がアンプ6によって増幅され、S D信号として出力される。 このSD出力は、たとえば後段の自動選局制御回路(図示省略)に取込まれる と、その自動選局動作が停止されるようになっている。
【0009】
ところで、近年の電子技術の発達に伴い、上述した構成の制御信号出力装置の IC化が望まれている。また、IC化に際しては入力端子(入力ピン)の共用化 等を図ることにより、空いたピンを他の制御信号入力用として用いることができ る等の有効利用が可能となる。
【0010】 したがって、上述した従来の制御信号出力装置においては、その入力端側に設 けられているIF入力端子1、設定電圧印加端子3又はシーク信号入力端子4の いずれかを共用化することにより、上記有効利用が可能となる。
【0011】 本考案は、このような事情に対処してなされたもので、IC化に際して入力ピ ンの有効利用を図ることのできる制御信号出力装置を提供することを目的とする 。
【0012】
本考案は、上記目的を達成するために、シーク時に所定電界レベル以上の受信 があったとき所定の制御信号を出力する制御信号出力装置において、前記シーク 時及び通常受信時に、それぞれ反転したリファレンス電圧を設定するリファレン ス電圧設定手段と、前記リファレンス電圧を一方の入力とし、シグナルレベルを 他方の入力とするとともに、これらの入力の比較結果を出力する比較手段と、
【0013】 この比較手段による比較の結果、前記シグナルレベルが前記リファレンス電圧 を上回った場合に前記所定の制御信号を出力する制御信号出力手段とが具備され ていることを特徴とする。
【0014】
本考案の制御信号出力装置では、シーク時においてリファレンス電圧設定手段 により通常受信時に対して反転した電圧が設定されると、このリファレンス電圧 を一方の入力とし、シグナルレベルを他方の入力とする比較手段によって比較結 果が出力される。このときシグナルレベルがリファレンス電圧を上回った場合、 制御信号出力手段によりたとえばAM放送局の同調のとられたことを示す制御信 号が出力される。
【0015】 したがって、従来の制御信号出力装置において設けられていた設定電圧印加端 子3とシーク信号入力端子4とを共用化することができる。 ちなみに、上記の制御信号は、たとえば自動選局を行うことができる機能を有 したAMチューナにおいて、その自動選局動作を停止させるため等に用いられる ものである。
【0016】
以下、本考案の実施例の詳細を図面に基づいて説明する。なお、以下に説明す る図において、図2と共通する部分には同一符号を付し重複する説明を省略する 。 図1は、本考案の制御信号出力装置の一実施例を示すものである。
【0017】 同図に示すように、制御信号出力装置には、IF入力端子1、ボューム2aに よって設定された設定電圧が印加される設定電圧印加端子3が備えられている。 ここで、ボューム2aによる設定電圧は、シーク時及び通常受信時において、そ の正負が反転されるようになっている。
【0018】 IF入力端子1とSD出力端子7との間には、スイッチ5及びアンプ6が介在 されている。 設定電圧印加端子3には、比較器8の反転入力端が接続されている。比較器8 の非反転入力端には、たとえば0〜5Vの範囲内で同調信号を出力するSメータ 9が接続されている。
【0019】 このような構成の制御信号出力装置は、次のような動作を行う。なお、以下の 説明におけるボューム2aの設定電圧は、たとえば1Vとされている。 まず、自動選局の際のシーク時においては、入力信号レベルが高まるに伴って 、Sメータ9のSメータ電圧が高められる。そして、Sメータ9のSメータ電圧 がボューム2aの設定電圧である1Vを上回ると、比較器8により設定電圧とS メータ電圧との差が出力される。
【0020】 これにより、IF入力端子1から取込まれたIF信号がアンプ6によって増幅 され、SD信号として出力されるため、上述したように、後段の自動選局制御回 路(図示省略)に取込まれると、自動選局動作が停止される。
【0021】 ちなみに、通常受信時にあっては、ボューム2aの設定電圧が反転されること により、Sメータ9のSメータ電圧がボューム2aの設定電圧である7Vを上回 らないため、スイッチ5は常時オフの状態とされる。
【0022】 このように、本実施例においては、シーク時においてボューム2aにより通常 受信時とは反転された電圧が設定されると、この設定電圧を一方の入力とし、S メータ9のSメータ電圧を他方の入力とする比較器8によって比較結果が出力さ れる。このときSメータ電圧のレベルが設定電圧のレベルを上回った場合、スイ ッチ5がオンされることにより、たとえばAM放送局の同調がとられたことを示 す制御信号としてのSD信号が出力される。
【0023】 この出力されたSD信号によって、たとえば自動選局を行うことができる機能 を有したAMチューナにおいては、その自動選局動作を停止させる。 したがって、従来の制御信号出力装置において設けられていた設定電圧印加端 子3とシーク信号入力端子4とを共用化することができるため、IC化に際して は1ピン減らすことができる。
【0024】
以上説明したように、本考案の制御信号出力装置によれば、シーク時において リファレンス電圧設定手段により通常受信時に対して反転した電圧が設定される と、このリファレンス電圧を一方の入力とし、シグナルレベルを他方の入力とす る比較手段によって比較結果が出力される。このときシグナルレベルがリファレ ンス電圧を上回った場合、制御信号出力手段によりたとえばAM放送局の同調の とられたことを示す制御信号が出力される。 したがって、従来の制御信号出力装置において設けられていた設定電圧印加端 子3とシーク信号入力端子4とを共用化することができるため、IC化に際して 入力ピンの有効利用を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の制御信号出力装置の一実施例を示す図
である。
である。
【図2】従来の制御信号出力装置の一例を示す図であ
る。
る。
1 IF入力端子 2a ボューム 3 設定電圧印加端子 5 スイッチ 6 アンプ 7 SD出力端子 8 比較器 9 Sメータ
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 【請求項1】 シーク時に所定電界レベル以上の受信が
あったとき所定の制御信号を出力する制御信号出力装置
において、前記シーク時及び通常受信時に、それぞれ反
転したリファレンス電圧を設定するリファレンス電圧設
定手段と、前記リファレンス電圧を一方の入力とし、シ
グナルレベルを他方の入力とするとともに、これらの入
力の比較結果を出力する比較手段と、この比較手段によ
る比較の結果、前記シグナルレベルが前記リファレンス
電圧を上回った場合に前記所定の制御信号を出力する制
御信号出力手段とが具備されていることを特徴とする制
御信号出力装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5589191U JP2551455Y2 (ja) | 1991-06-20 | 1991-06-20 | 制御信号出力装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5589191U JP2551455Y2 (ja) | 1991-06-20 | 1991-06-20 | 制御信号出力装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH052451U true JPH052451U (ja) | 1993-01-14 |
JP2551455Y2 JP2551455Y2 (ja) | 1997-10-22 |
Family
ID=13011738
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5589191U Expired - Lifetime JP2551455Y2 (ja) | 1991-06-20 | 1991-06-20 | 制御信号出力装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2551455Y2 (ja) |
-
1991
- 1991-06-20 JP JP5589191U patent/JP2551455Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2551455Y2 (ja) | 1997-10-22 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
EXPY | Cancellation because of completion of term |