JP2631519B2 - 電位保持回路 - Google Patents

電位保持回路

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JP2631519B2 JP63183693A JP18369388A JP2631519B2 JP 2631519 B2 JP2631519 B2 JP 2631519B2 JP 63183693 A JP63183693 A JP 63183693A JP 18369388 A JP18369388 A JP 18369388A JP 2631519 B2 JP2631519 B2 JP 2631519B2
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Description

【発明の詳細な説明】 発明の要約 IC等の所定点の電位をコンデンサを用いて所定電位に
保持する回路である。電源投入時に,高入力インピーダ
ンスでかつ低出力インピーダンスの回路,たとえば電圧
フォロアを通して上記コンデンサを上記所定電位になる
まで急速に充電し,その後は電圧フォロアを切離し上記
コンデンサと上記所定点とを直接に接続する。
発明の背景 技術分野 この発明はIC等の対象回路の所定点の電位をコンデン
サを用いて所定電位に保持する回路に関する。
従来技術とその問題点 第2図を参照して,ベース接地のトランジスタ回路の
ベース電位を一定に保持する例について説明する。トラ
ンジスタ10のベースには2つの直列接続抵抗11と12とか
らなるバイアス回路が設けられ,これらの抵抗11と12の
接続点がトランジスタ10のベースに接続されている。ま
たベース電位を一定値に保持するためにコンデンサ7が
抵抗12に並列に接続されている。
電源が投入され,抵抗11の一方の端子13に動作電圧V
ccが印加されたとき,抵抗11を通ってコンデンサ7に充
電される。このときのコンデンサ7の充電時間は抵抗11
と抵抗12の並列の値にコンデンサ7の容量を乗じた充電
時定数によって決定される。
他の例として第3図に示すようにIC1の所定端子Pを
所定の一定電位に保持するためにもコンデンサ7が用い
られ,外付きコンデンサ7が端子Pに接続される。コン
デンサ7は電源投入時にIC1内の充電回路を通して充電
される。この場合にもIC1内の充電回路には時定数をも
つ部分があるので,コンデンサ7の充電のためにある程
度の時間がかかる。
一方,低消費電力化のために通常は電源をオフにして
おき,処理が必要な場合にのみ電源を投入する回路があ
る。とくに電池で動作するハンディ・タイプの機器に内
蔵された回路である。このような回路において電源投入
後,直ちに所期の機能を達成することが要求されること
がある。しかしながら,上述したような電位保持回路が
設けられていると,上記のコンデンサに充分に電荷が蓄
積され所定点の電位が安定するまでに一定の時間がかか
り,立上りの短時間化には限界がある。
発明の開示 この発明は,電源投入後ただちにコンデンサを最終目
標の安定電位まで急速に充電することができ,かつその
最終目標電位に保持する電位保持回路を提供することを
目的とする。
この発明による電位保持回路は,高入力インピーダン
スでかつ低出力インピーダンスの充電回路の入力側を対
象回路の所定点に接続し,この充電回路を通してコンデ
ンサを充電することにより,対象回路の所定点に現われ
る所定電位をコンデンサに保持するものであり,充電回
路の出力側を第1のスイッチング回路を介して上記コン
デンサに接続し,充電回路の入力側を第2のスイッチン
グ回路を介して上記コンデンサに接続している。対象回
路の動作電圧投入時に,所定時間帯の間,第1のスイッ
チング回路をオン,第2のスイッチング回路をオフとす
ることにより,充電回路を通してコンデンサを対象回路
の所定点の電位まで充電する。その後,第1のスイッチ
ング回路をオフ,第2のスイッチング回路をオンするこ
とにより,コンデンサの電位を対象回路の所定点の電位
に保持する。
対象回路に動作電圧が投入されると,入力側がその所
定点に接続された充電回路は高入力インピーダンスをも
つから,対象回路の所定点はただちに所定電位になる。
このとき第1のスイッチング回路がオン,第2のスイッ
チング回路がオフとなっているので,充電回路は対象回
路の所定点の所定電位を基準としてこの基準電位に対応
する電位になるまで第1のスイッチング回路を通してコ
ンデンサを充電する。充電回路は低出力インピーダンス
であるからコンデンサへの充電は急速に行われる。この
ようにしてコンデンサが上記の所定電位まで急速に充電
され,対象回路の所定点は所定電位に保たれることにな
る。
この後,第1のスイッチング回路がオフ,第2のスイ
ッチング回路がオンとなるので,対象回路の所定点は第
2のスイッチング回路を通して上記コンデンサに接続さ
れる。これにより対象回路の所定点の電位がコンデンサ
によって所定電位に保持されることになる。
実施例の説明 第1図はこの発明による電位保持回路の実施例を示す
回路図である。
対象回路としてのIC1の端子Pに電圧フォロワ2の入
力側が接続されている。電圧フォロワ2の出力側は第1
の電子スイッチ(たとえばスイッチング・トランジス
タ)3を介してコンデンサ7の一方の端子(+側電極の
端子)と接続されている。コンデンサ7の他方の端子は
接地されている。IC1および電圧フォロワ2には動作電
圧Vccがそれぞれ与えられる。
さらにIC1の端子Pとコンデンサ7の上記一方の端子
との間に第2の電子スイッチ4が接続されている。
第1の端子スイッチ3は制御端子6に入力する所定パ
ルス幅をもつ制御信号Sによってオン,オフ制御され,
第2の電子スイッチ4は制御信号Sをインバータ5によ
って反転した信号によりオン,オフ制御される。
電源を投入して所定電圧VccがIC1および電圧フォロワ
2にそれぞれ印加されると同時に,制御端子6に所定の
パルス幅をもつ制御信号Sが入力する。IC1の端子Pに
接続された負荷は高入力インピーダンスの電圧フォロワ
2のみであるから,この端子Pは電源投入後ただちに所
定電位Vpに達する。また制御端子6から与えられる制御
信号Sによって第1の電子スイッチ3はオフとなり,第
2の電子スイッチ4はオフとなる。電圧フォロワ2は低
出力インピーダンスなので,オンとなっている電子スイ
ッチ3を介してコンデンサ7をIC1の端子Pの電位Vp
等しい電位になるまで急速に充電する。
この後,制御信号Sが立下がると第1の電子スイッチ
3はオフとなり,第2の電子スイッチ4はオンとなる。
このため電圧フォロワ2とコンデンサ7とは切離され,I
C1の端子Pは電子スイッチ4を介してコンデンサ7に接
続される。したがって,IC1の端子Pはコンデンサ7によ
って所定電位Vpに保たれることになる。
一般にIC1の所定端子Pには動作電圧Vccよりも低い所
定電圧が現われ,この端子Pを所定電圧に保持すること
が要求される。端子Pの電圧はICの仕様,ばらつき等に
より異なることが多い。第1図の回路では,電圧フォロ
ワ2は端子Pの電位Vpを基準として,この基準電位に対
応する(等しい)電位となるようにコンデンサ7を充電
しているので,たとえ端子Pの電位VpがICにより異なっ
ていても,そのICに適した電圧にコンデンサ7が充電さ
れることになり,この回路は汎用性をもっている。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明による電位保持回路の実施例を示す回
路図である。 第2図および第3図は従来の電位保持回路を示す回路図
である。 1……IC, 2……電圧フォロワ, 3,4……電子スイッチ, 5……インバータ, 6……制御信号入力端子, 7……コンデンサ, P……ICの所定端子, S……制御信号。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】高入力インピーダンスでかつ低出力インピ
    ーダンスの充電回路の入力側を対象回路の所定点に接続
    し,この充電回路を通してコンデンサを充電することに
    より,上記対象回路の所定点に現われる所定電位を上記
    コンデンサに保持する電位保持回路において, 上記充電回路の出力側を第1のスイッチング回路を介し
    て上記コンデンサに接続し,上記充電回路の入力側を第
    2のスイッチング回路を介して上記コンデンサに接続
    し, 上記対象回路の動作電圧投入時に,所定時間帯の間,上
    記第1のスイッチング回路をオン,上記第2のスイッチ
    ング回路をオフとすることにより,上記充電回路を通し
    て上記コンデンサを上記対象回路の所定点の電位まで充
    電し,その後,上記第1のスイッチング回路をオフ,上
    記第2のスイッチング回路をオンすることにより,上記
    コンデンサの電位を上記対象回路の所定点の電位に保持
    することを特徴とする電位保持回路。
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JPS58109899U (ja) * 1982-01-19 1983-07-26 パイオニア株式会社 サンプルホ−ルド回路
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