JPH05242781A - 直流リレー駆動回路 - Google Patents

直流リレー駆動回路

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JPH05242781A
JPH05242781A JP7625792A JP7625792A JPH05242781A JP H05242781 A JPH05242781 A JP H05242781A JP 7625792 A JP7625792 A JP 7625792A JP 7625792 A JP7625792 A JP 7625792A JP H05242781 A JPH05242781 A JP H05242781A
Authority
JP
Japan
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voltage
relay
coil
turned
power supply
Prior art date
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Pending
Application number
JP7625792A
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English (en)
Inventor
Hideyuki Nakai
英之 中井
Shunji Asai
俊次 浅井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sanyo Electric Co Ltd
Original Assignee
Sanyo Electric Co Ltd
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Publication date
Application filed by Sanyo Electric Co Ltd filed Critical Sanyo Electric Co Ltd
Priority to JP7625792A priority Critical patent/JPH05242781A/ja
Publication of JPH05242781A publication Critical patent/JPH05242781A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 直流リレーを通電駆動する際の電力消費を低
減する。 【構成】 通電初期に定格電圧範囲の電圧を直流リレー
2のコイルRLに印加するスイッチ4又はコンデンサC
(初期給電手段)と、直流リレー2がオンに反転した後
にコイルRLの印加電圧を前記定格電圧範囲の電圧より
低い状態維持用の保持電圧範囲の電圧に低減する抵抗R
2(維持給電手段)とを備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、直流リレーを通電駆動
する直流リレー駆動回路に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、種々の電気機器,電子機器等に用
いられる直流リレー駆動回路は図6又は図7に示すよう
に構成される。それらの図面において、1は直流電源、
2は直流リレー、3は通電制御用のスイッチ、RLは直
流リレー2のコイル、R1は限流用の抵抗である。
【0003】そして、図6は直流電源1の出力電圧(以
下電源電圧という)EiがコイルRLの定格電圧範囲の
適当な電圧の場合の構成を示し、スイッチ3をオンする
と、電源電圧EiがそのままコイルRLに印加される。
このとき、直流リレー2は通電駆動されてオンし、コイ
ルRLの印加電圧をER とすると、通電駆動中の電圧E
R はEiに保たれる。
【0004】また、図7は電源電圧EiがコイルRLの
定格電圧範囲より高い場合の構成を示し、スイッチ3を
オンすると、電源電圧Eiは抵抗R1の電圧降下E1
よりコイルRLの定格電圧範囲の適当な電圧に引下げら
れてコイルRLに印加される。この印加により直流リレ
ー2は図6とほぼ同じ条件で通電駆動されてオンし、通
電駆動中の印加電圧ER も図6とほぼ同じになる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】前記図6,図7の従来
の直流リレー駆動回路の場合、直流リレー2の通電駆動
中に、コイルRLに定格電圧範囲の比較的大きな一定電
圧を印加し続けるため、直流リレー2の駆動に伴う消費
電力が比較的大きな一定値に保たれて低減できない問題
点がある。
【0006】本発明は、直流リレーを通電駆動する際の
消費電力を低減するようにした直流リレー駆動回路を提
供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】前記の目的を達成するた
めに、本発明の直流リレー駆動回路においては、通電初
期に定格電圧範囲の電圧を直流リレーのコイルに印加す
る初期給電手段と、直流リレーがオンに反転した後にコ
イルの印加電圧を定格電圧範囲の電圧より低い状態維持
用の保持電圧範囲の電圧に低減する維持給電手段とを備
える。
【0008】
【作用】前記のように構成された本発明の直流リレー駆
動回路の場合、スイッチのオン等により直流リレーの通
電駆動が始まる通電初期は、初期給電手段により従来と
同様、定格電圧範囲の適当な電圧を直流リレーのコイル
に印加し、直流リレーを確実にオンする。
【0009】そして、直流リレーがオンすると、維持給
電手段によりコイルの印加電圧を保持電圧範囲の電圧に
低減してオン状態を維持する。そのため、直流リレーが
オンした後はそのコイルの印加電圧が定格電圧範囲の電
圧より下がり、消費電力が減少する。
【0010】
【実施例】実施例について、図1ないし図5を参照して
説明する。 (1実施例)まず、1実施例について、図1ないし図4
を参照して説明する。図1は図6と同様、直流電源1の
電源電圧Eiが直流リレー2のコイルRLの定格範囲内
の適当な電圧の場合の構成を示す。
【0011】そして、図6の従来構成と異なる点は、直
流電源1とコイルRLとの間に、初期給電手段を形成す
る常閉のスイッチ4と維持給電手段を形成する限流用の
抵抗R2との並列回路を挿入した点である。ところで、
直流リレー2等の直流リレーの電圧特性は図2に示すよ
うになる。
【0012】同図において、V1はオン(動作状態)か
らオフ(不動作状態)に反転して復旧する復帰電圧(開
放電圧)、V2はオン状態(動作状態)を維持する下限
電圧としての保持電圧、V3はオフからオンに反転する
下限電圧としての動作電圧(感動電圧)、V4,V5,
V6は使用基準となる定格電圧範囲Aの最小電圧,中心
電圧,最大電圧である。また、図中のBはオン状態維持
用の保持電圧範囲である。
【0013】そして、コイルRL等の直流リレーのコイ
ルの印加電圧を0から徐々に上昇すると、図2の実線
に示すように動作電圧V3に達したときに直流リレーが
オンする。なお、動作電圧V3は保証された電圧でな
く、印加電圧が定格範囲内の電圧に上昇したときに直流
リレーが確実にオンする。
【0014】一方、オン状態の直流リレーのコイルの印
加電圧を徐々に低下すると、図2の実線に示すように
復帰電圧V1に達したときに直流リレーがオフする。な
お、実際には保持電圧V2が復帰電圧V1のばらつきの
上限となり、直流リレーは復帰電圧V1より高い電圧で
オフすることもあるが、印加電圧が復帰電圧V1に低下
すると確実にオフする。
【0015】そして、図2からも明らかなように直流リ
レーはオンする電圧(V3〜V5)とオフする電圧(V
2以下)とが異なり、定格電圧範囲Aの電圧で一度オン
すると、印加電圧を保持電圧範囲Bの電圧に低減しても
オンし続ける。
【0016】そこで、図1の場合はスイッチ3をオンし
て直流リレー2を通電駆動する際、つぎに説明するよう
にコイルRLの印加電圧ER を可変する。すなわち、ス
イッチ3がオンした直後の通電初期は、スイッチ4のオ
ンにより図6の場合と同様、電源電圧Eiをそのままコ
イルRLに印加し、印加電圧ERを定格電圧範囲Aの適
当な電圧にして直流リレー2を確実にオンする。
【0017】そして、直流リレー2がオンに反転する
と、タイマ制御等でスイッチ4をオフし、以降は、抵抗
R2の電圧降下E2 により印加電圧ER を保持電圧範囲
Bの電圧(Ei−E2 )に低減する。そのため、直流リ
レー2は一度オンすると、スイッチ3がオフして印加電
圧ER が消失するまで従来より低い電圧でオン状態に維
持され、この間の消費電力が減少する。
【0018】つぎに、消費電力の具体的な低減効果につ
いて説明する。まず、直流リレー2をV5=12Vの1
2V用のリレーとし、コイルRLの直流抵抗値を240
Ωとする。
【0019】また、電源電圧Ei=12Vとし、抵抗R
2の電圧降下E2 により印加電圧ER を保持電圧範囲B
の電圧=6Vに低減するため、抵抗R2の抵抗値を24
0Ωにする。この場合、スイッチ4がオンに保持される
通電初期は図1が図3の等価回路で示され、コイルRL
を流れる消費電流Iが、12V/240Ω=50mAに
なる。
【0020】つぎに、直流リレー2が一度オンしてスイ
ッチ4がオフすると、図1が図4の等価回路で示され、
コイルRLを流れる消費電流Iは6V/240Ω=25
mAに減少する。したがって、直流電源1からみた駆動
回路の消費電力は、通電初期には12V×50mA=6
00mWになるが、その後、12V×25mA=300
mWに半減する。
【0021】(他の実施例)つぎに、他の実施例につい
て、図5を参照して説明する。図5において、図1と異
なる点は初期給電手段をコンデンサCにより形成し、図
1のスイッチ4を省いてコンデンサCをコイルRL,ス
イッチ3の直列回路に並列に設けた点である。そして、
コンデンサCはスイッチ3のオフ時に電源電圧Eiによ
り充電される。
【0022】つぎに、スイッチ3をオンすると、コンデ
ンサCの端子間電圧(充電電圧)がコイルRLに印加さ
れる。このとき、コンデンサCの容量設定に基づき、通
電初期の印加電圧ER が図1の場合と同様、定格電圧範
囲Aの適当な電圧になり、この電圧により直流リレー2
が確実にオンする。
【0023】そして、直流リレー2がオンすると、コン
デンサCの放電に伴なって印加電圧ER が低下し、印加
電圧ER は図1の場合と同様、電源電圧Eiを抵抗R2
の電圧降下E2 により低減した保持電圧範囲Bの電圧
(Ei−E2 )に下がる。したがって、図5の場合も図
1の場合と同様の効果が得られる。
【0024】ところで、スイッチ3,4の構成,制御手
法等は前記両実施例に限定されるものではない。また、
直流電源1は交流電源をダイオード,コンデンサにより
整流,平滑して形成してもよく、また、この整流,平滑
した出力を安定化電源回路により安定化して形成しても
よく、さらに、電池電源であってもよい。そして、初期
給電手段,維持給電手段等の構成が両実施例に限定され
ないのは勿論である。
【0025】
【発明の効果】本発明は、以上説明したように構成され
ているため、以下に記載する効果を奏する。直流リレー
2の通電駆動が始まる通電初期は、初期給電手段(スイ
ッチ4,コンデンサC)により従来と同様、定格電圧範
囲の適当な電圧を直流リレー2のコイルRLに印加して
このリレー2を確実にオンし、オンした後は維持給電手
段(抵抗R2)によりコイルRLの印加電圧を保持電圧
範囲の電圧に低減してオン状態を維持するため、直流リ
レー2がオン状態を維持する間の消費電力を従来より大
幅に減少することができ、直流リレーを用いる種々の電
気機器,電子機器等の省電力化に寄与し、とくに直流リ
レーを多数使用する機器に対しては著しい効果を奏す
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の直流リレー駆動回路の1実施例の結線
図である。
【図2】直流リレーの電圧特性の説明図である。
【図3】図1の通電初期の等価回路図である。
【図4】図1のオン反転後の等価回路図である。
【図5】本発明の他の実施例の結線図である。
【図6】従来回路の1例の結線図である。
【図7】従来回路の他の例の結線図である。
【符号の説明】
1 直流電源 2 直流リレー 4 初期給電手段を形成するスイッチ RL コイル R2 維持給電手段を形成する抵抗 C 初期給電手段を形成するコンデンサ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 通電初期に定格電圧範囲の電圧を直流リ
    レーのコイルに印加する初期給電手段と、 前記直流リレーがオンに反転した後に前記コイルの印加
    電圧を前記定格電圧範囲の電圧より低い状態維持用の保
    持電圧範囲の電圧に低減する維持給電手段とを備えたこ
    とを特徴とする直流リレー駆動回路。
JP7625792A 1992-02-26 1992-02-26 直流リレー駆動回路 Pending JPH05242781A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7625792A JPH05242781A (ja) 1992-02-26 1992-02-26 直流リレー駆動回路

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JP7625792A JPH05242781A (ja) 1992-02-26 1992-02-26 直流リレー駆動回路

Publications (1)

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JPH05242781A true JPH05242781A (ja) 1993-09-21

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ID=13600161

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JP7625792A Pending JPH05242781A (ja) 1992-02-26 1992-02-26 直流リレー駆動回路

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JP (1) JPH05242781A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4899017A (en) * 1987-07-27 1990-02-06 Mobil Oil Corporation Process for the selective separation of para-xylene from C8 aromatic mixtures

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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