JPH075240U - リレー駆動回路 - Google Patents

リレー駆動回路

Info

Publication number
JPH075240U
JPH075240U JP3395393U JP3395393U JPH075240U JP H075240 U JPH075240 U JP H075240U JP 3395393 U JP3395393 U JP 3395393U JP 3395393 U JP3395393 U JP 3395393U JP H075240 U JPH075240 U JP H075240U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
voltage
transistor
relay
turned
coil
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP3395393U
Other languages
English (en)
Inventor
義典 高橋
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Zojirushi Corp
Original Assignee
Zojirushi Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Zojirushi Corp filed Critical Zojirushi Corp
Priority to JP3395393U priority Critical patent/JPH075240U/ja
Publication of JPH075240U publication Critical patent/JPH075240U/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Cookers (AREA)
  • Relay Circuits (AREA)
  • Control Of Temperature (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 開放電圧以下に低下した場合であっても確実
にリレーを駆動させて接点を閉成させる。 【構成】 リレー駆動回路では、スイッチSWを入れる
とトランジスタQ2がオン状態となる。これにより、コ
イルに通電されてリレーRLが駆動し、接点は閉成され
る。前記トランジスタQ2のベースとエミッタとは抵抗
Xを介して接続されている。したがって、前記コイル
への印加電圧が開放電圧以下まで低下する場合、開放電
圧に至るまでに、前記抵抗RXでの電圧降下によりトラ
ンジスタQ2が強制的にオフ状態とされる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は電気ポット等の電気機器に利用されるリレー駆動回路に関するもので ある。
【0002】
【従来の技術】
従来、例えば、電気ポットでは、製造コストを低減するためにトランスを省略 した、図3に示すようなリレー駆動回路を採用したものがある。 このようなリレー駆動回路では、ダイオードDsで整流し、ツェナダイオード ZD及びコンデンサCsで平滑化する一方、抵抗Rsで降圧させるようにしてい る。そして、スイッチSWにより第1及び第2トランジスタQ1,Q2を順次オン 状態とし、リレーRLのコイルに感動電圧を越える電圧を印加することにより、 接点を閉成して加熱ヒータHに通電するようにしている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、前記リレー駆動回路では、一旦接点が閉成すれば、消費電力を 低減するために、抵抗Rsによりリレー駆動回路への供給電圧を小さくしている ので、コイルへの印加電圧が感動電圧以下の低い値まで降下している。このため 、煮沸中に瞬停(一時的に停電になること)等により、コイルへの印加電圧が保 持電圧よりも低下して開放電圧に達すると接点が開放されることがある。この場 合、各トランジスタQ1,Q2もオフ状態となればよいが、オン状態を維持してい る間に通電が再開されれば、抵抗Rsでの電圧降下により、コイルへの印加電圧 が感動電圧まで上昇しない(図2中、2点鎖線で示す)。このため、電源が回復 しているにも拘わらず、コイルが励磁せず、接点が閉成しないという問題が発生 する。 本考案は前記問題点に鑑み、開放電圧まで低下した場合であっても確実にリレ ーを駆動させて接点を閉成させることのできるリレー駆動回路を提供することを 目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】
本考案は前記目的を達成するため、トランジスタをオン状態とし、リレーのコ イルに感動電圧を越える電圧を印加することにより、リレーを駆動して接点を閉 成するようにしたリレー駆動回路において、前記トランジスタのベースとエミッ タとを抵抗を介して接続し、該抵抗を、前記印加電圧が低下して開放電圧に至る 前にトランジスタをオフ状態とするものとしたものである。
【0005】
【作用】
前記構成によれば、リレーのコイルへの印加電圧が開放電圧まで降下する場合 、この開放電圧に至る前に、抵抗での電圧降下によってトランジスタは強制的に オフ状態とされる。
【0006】
【実施例】
次に、本考案の実施例について添付図面に従って説明する。 図1は電気ポットのリレー駆動回路を示す。図中、従来例と同一部分について は同一符号を付してその説明を省略する。 RXは抵抗で、第2トランジスタQ2のベースとエミッタとの間に設けられてい る。この抵抗RXは、瞬停時等でリレーRLのコイルへの印加電圧が低下して開 放電圧以下となる前に、第2トランジスタQ2でのベース、エミッタ電圧を閾値 以下に低下させ、この第2トランジスタQ2をオフ状態とするものである。
【0007】 なお、図中、THは収容された水の沸騰状態を検出するためのサーミスタ、C OMP1,2はそれぞれ第1及び第2コンパレータ、R3〜R13は抵抗、D2,D 3 はダイオード、Q3,Q4はそれぞれ第3及び第4トランジスタ、C1はコンデン サである。前記第4トランジスタQ4はサーミスタTHの抵抗値が約2kΩ以下 ではオン状態を維持するように設定されている。ところで、この2kΩは約−1 5℃に相当するため、実際にはサーミスタTHが断線したときにのみ、第4トラ ンジスタQ4がオフ状態となり、リレーRL等が動作しないようになっている。
【0008】 前記構成のリレー駆動回路の動作について説明する。 すなわち、スイッチSWをオン状態とすると、第1トランジスタQ1ではベー ス、エミッタ電圧が0.6V以上となるのでオン状態となり、第2トランジスタ Q2ではベース、エミッタ電圧が上昇するのでオン状態となる。これにより、リ レーRLのコイルへの印加電圧が感動電圧を越える値まで昇圧され、接点が閉成 されて加熱ヒータHに通電される。一方、前記両トランジスタQ1,Q2は、スイ ッチSWが開放されてもオン状態を維持し、前記コイルに通電される。これによ り、抵抗Rsで電圧降下することになり、図2に示すように、前記コイルへの印 加電圧が感動電圧以下の低い電圧値まで低下する。
【0009】 加熱途中であれば、サーミスタTHでの電気抵抗が大きいので、第2コンパレ ータCOMP2の(−)入力端子に比べて(+)入力端子に印加される電圧値が 大きくなる。したがって、第2コンパレータCOMP2の出力端子にはHigh が出力される。
【0010】 こうして第2コンパレータCOMP2の出力端子にHighが出力されると、 ダイオードD2を介してコンデンサC1に充電されるとともに、第1コンパレータ COMP1の出力端子にはHighが出力される。したがって、第3トランジス タQ3はベース、エミッタ電圧が同電位となってオフ状態を維持し、前記各トラ ンジスタQ1,Q2はオン状態を維持する。
【0011】 ここで、収容した水が沸騰してサーミスタTHの抵抗が小さくなると、第2コ ンパレータCOMP2では(+)入力端子に比べて(−)入力端子での電圧が大 きくなり、第2コンパレータCOMP2の出力端子にはLowが出力される。こ れに伴い、第1コンパレータCOMP1の各入力端子への印加電圧が逆転し、出 力端子にはLowが出力される。したがって、第3トランジスタQ3ではベース 、エミッタ電圧が大きくなってオン状態となるので、第1トランジスタQ1では ベース、エミッタ電圧が同電位となってオフ状態となる。これにより、第2トラ ンジスタQ2はオフ状態となり、リレーRLのコイルへの通電が停止されて接点 が開放するので、加熱ヒータHへの通電が遮断される。
【0012】 ところで、前記加熱ヒータHによる加熱途中で瞬停等により印加電圧が低下す る場合、開放電圧以上で電源が復帰すれば、接点が閉成したままであるので、そ のまま加熱ヒータHによる加熱が再開される(図2中点線で示す)。
【0013】 また、開放電圧以下まで電圧が低下した場合、リレーRLは消磁して接点を開 放するが、開放電圧に達する前に抵抗RXでの電圧降下により、第2トランジス タQ2ではベース、エミッタ電圧が降下してオフ状態となり、コレクタ電流は遮 断される。
【0014】 したがって、従来のように、第2トランジスタQ2がオフ状態となる前に電源 が復帰してリレーRLのコイルへの印加電圧が感動電圧まで上昇しないといった 不具合の発生が防止されることになる。そして、電源が復帰して通電が再開され れば、第2トランジスタQ2ではベース、エミッタ電圧が上昇することによりオ ン状態に復帰し、リレーRLのコイルでの電圧が上昇して励磁することにより接 点を閉成することができる(図2中1点鎖線で示す)。
【0015】 このように、リレーRLのコイルへの印加電圧が開放電圧まで低下する前に強 制的に第2トランジスタQ2を強制的にオフ状態とするようにしたので、従来の ようにリレーRLのコイルへの通電が維持されて感動電圧まで上昇しないといっ た不具合を防止できる。
【0016】
【考案の効果】
以上の説明から明らかなように、本考案に係るリレー駆動回路によれば、開放 電圧以下まで電圧降下した場合、抵抗により前記開放電圧まで低下する前にトラ ンジスタを強制的にオフ状態とするようにしたので、接点が開放しているにも拘 わらず、トランジスタがオン状態で電源電圧が復帰したとしても、従来のように 、リレーへの通電が感動電圧まで上昇しないといった不具合が発生せず、確実に リレーを駆動させて接点を閉成することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本実施例に係るリレー駆動回路を示す電気回
路図である。
【図2】 時間とコイルへの印加電圧との関係を示すグ
ラフである。
【図3】 従来例に係るリレー駆動回路を示す電気回路
図である。
【符号の説明】
SW…スイッチ、RX…抵抗、Q2…第2トランジスタ、
RL…リレー。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 トランジスタをオン状態とし、リレーの
    コイルに感動電圧を越える電圧を印加することにより、
    リレーを駆動して接点を閉成するようにしたリレー駆動
    回路において、 前記トランジスタのベースとエミッタとを抵抗を介して
    接続し、該抵抗を、前記印加電圧が低下して開放電圧に
    至る前にトランジスタをオフ状態とするものとしたこと
    を特徴とするリレー駆動回路。
JP3395393U 1993-06-23 1993-06-23 リレー駆動回路 Pending JPH075240U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3395393U JPH075240U (ja) 1993-06-23 1993-06-23 リレー駆動回路

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3395393U JPH075240U (ja) 1993-06-23 1993-06-23 リレー駆動回路

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH075240U true JPH075240U (ja) 1995-01-24

Family

ID=12400864

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP3395393U Pending JPH075240U (ja) 1993-06-23 1993-06-23 リレー駆動回路

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH075240U (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003503638A (ja) * 1999-06-30 2003-01-28 ヴァレオ エキプマン エレクトリク モトゥール 自動車のスタータのコンタクタを漸進的に移動させる方法及び装置
WO2016035474A1 (ja) * 2014-09-03 2016-03-10 株式会社日立産機システム 電磁接触器、パワーコンディショナ

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS54146671A (en) * 1978-05-09 1979-11-16 Matsushita Electric Ind Co Ltd Voltage drop detecting circuit
JPH04312729A (ja) * 1991-04-11 1992-11-04 Matsushita Electric Ind Co Ltd リレー駆動回路

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS54146671A (en) * 1978-05-09 1979-11-16 Matsushita Electric Ind Co Ltd Voltage drop detecting circuit
JPH04312729A (ja) * 1991-04-11 1992-11-04 Matsushita Electric Ind Co Ltd リレー駆動回路

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003503638A (ja) * 1999-06-30 2003-01-28 ヴァレオ エキプマン エレクトリク モトゥール 自動車のスタータのコンタクタを漸進的に移動させる方法及び装置
WO2016035474A1 (ja) * 2014-09-03 2016-03-10 株式会社日立産機システム 電磁接触器、パワーコンディショナ
JP2016054032A (ja) * 2014-09-03 2016-04-14 株式会社日立産機システム 電磁接触器、パワーコンディショナ

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4923864B2 (ja) スイッチング電源装置
JPH075240U (ja) リレー駆動回路
JP2861246B2 (ja) スイッチング電源装置
JPH07261860A (ja) 電源回路
JP2626147B2 (ja) 電磁石装置の駆動装置
JP2712369B2 (ja) 直流電源装置
JPH0740289Y2 (ja) オフデレータイマ
JPH0470872B2 (ja)
JPH071863Y2 (ja) タイマ装置
JPH0510520Y2 (ja)
JP3346786B2 (ja) 電源投入制御用スイッチング回路および電源投入制御方法
JPH0465042A (ja) リレー駆動回路
JP2629585B2 (ja) 突入電流抑制回路
JP2876172B2 (ja) スイッチ回路
JPH087461Y2 (ja) 負荷制御回路
JPH0270271A (ja) 自励インバータの起動回路
KR870001301Y1 (ko) 전원전압절환회로
JPH066625Y2 (ja) 負荷駆動回路
JPH03855Y2 (ja)
JPH03111917A (ja) 電圧切換回路
JP2540953Y2 (ja) 交流負荷の電力制御回路
JPH0333015Y2 (ja)
JP2551135B2 (ja) オフデレータイマ
JP2005176512A (ja) スイッチング電源及びその制御方法
JPH09285700A (ja) 電気アイロン