JPH05242567A - サーボリファレンス設定装置 - Google Patents

サーボリファレンス設定装置

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JPH05242567A
JPH05242567A JP4043865A JP4386592A JPH05242567A JP H05242567 A JPH05242567 A JP H05242567A JP 4043865 A JP4043865 A JP 4043865A JP 4386592 A JP4386592 A JP 4386592A JP H05242567 A JPH05242567 A JP H05242567A
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servo
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Junichiro Tabuchi
潤一郎 田渕
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Abstract

(57)【要約】 【構成】 スイッチ16または20をオンすると、カメ
ラ回路18の電源がオンする。1〜2秒経過してカメラ
回路18の電源が安定すると、水晶発振子22を基にし
てカメラ回路18で作成された垂直同期信号Vsync の周
期をマイコン12で計測する。この計測した周期に応じ
てドラムサーボリファレンス周期およびキャプスタンサ
ーボリファレンス周期を補正し、水晶発振子と同等の精
度に保つ。 【効果】 サーボ・シスコン用マイコン12に使用する
発振子として、水晶発振子ではなく安価なセラミック発
振子などを用いることができるので、高精度のサーボを
低コストで実現できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明はサーボリファレンス設
定装置に関し、特にたとえばソフトウェアサーボを使用
するVTRなどに用いられる、サーボリファレンス設定
装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、ソフトウェアサーボ用のマイ
コンによって、ドラムサーボおよびキャプスタンサーボ
が行われ、ドラムサーボでのドラム回転数およびキャプ
スタンサーボでのキャプスタン回転数すなわちテープ速
度は、マイコンの発振子の周波数で決定されていた。そ
して、従来では、上述のドラム回転数およびテープ速度
を正規の値にすべく非常に高い精度が要求されるため、
その発振子として水晶発振子(精度±0.01%)のみ
が使用されていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、水晶発振子
は、セラミック発振子,RC発振子およびLC発振子な
どと比べてコストが高くなるため、装置自体が高くなっ
てしまうという問題点があった。それゆえに、この発明
の主たる目的は、低コストでサーボ回路を構成できる、
サーボリファレンス設定装置を提供することである。
【0004】
【課題を解決するための手段】この発明は、マイクロコ
ンピュータによってドラムサーボリファレンス周期およ
びキャプスタンサーボリファレンス周期の少なくとも一
方を計算するサーボリファレンス設定装置において、映
像信号回路から発生する同期信号の周期を計測し、それ
に基づいてドラムサーボリファレンス周期およびキャプ
スタンサーボリファレンス周期の少なくとも一方を補正
するようにしたことを特徴とする、サーボリファレンス
設定装置である。
【0005】
【作用】映像信号回路において水晶発振子によって垂直
同期信号(Vsync という)を作成し、この垂直同期信号
Vsync 周期をマイクロコンピュータ(単に「マイコン」
という)で計測する。その計測値に基づいて、マイコン
の発振子(たとえばセラミック発振子)によって計算さ
れたドラムサーボリファレンス周期およびキャプスタン
サーボリファレンス周期を補正して、ドラム回転数およ
びキャプスタン回転数を水晶発振子の精度に保持する。
【0006】
【発明の効果】この発明によれば、マイコンの発振子と
して水晶発振子を用いなくても、ドラム回転数およびキ
ャプスタン回転数を水晶発振子の精度に保持することが
できるので、高精度のサーボを低コストで実現すること
ができる。この発明の上述の目的,その他の目的,特徴
および利点は、図面を参照して行う以下の実施例の詳細
な説明から一層明らかとなろう。
【0007】
【実施例】図1を参照して、この実施例のサーボリファ
レンス設定装置10は、たとえばカメラ一体型VTRに
内蔵される。サーボリファレンス設定装置10はサーボ
・シスコン用マイコン12を含み、マイコン12にはた
とえば精度±0.5%のセラミック発振子14が使用さ
れる。マイコン12では、セラミック発振子14の発振
周波数を基にして、ドラムサーボリファレンス周期およ
びキャプスタンサーボリファレンス周期を計算する。
【0008】マイコン12には、VTR回路(図示せ
ず)用の電源スイッチ16およびカメラ回路18用の電
源スイッチ20が接続される。電源スイッチ16または
20オンされれば、マイコン12からカメラ回路18に
オンすべき信号が与えられ、カメラ回路18がオンす
る。マイコン12は、カメラ回路18およびVTR回路
のそれぞれの電源のオン/オフをコントロールする。カ
メラ回路18では、精度がたとえば±0.01%の水晶
発振子22が使用される。水晶発振子22を基にして作
成した垂直同期信号Vsync を、録画モード時のドラム位
相基準として使用する。カメラ回路18で作られた垂直
同期信号Vsync の周期をマイコン12が計測し、その計
測値に基づいてサーボリファレンス周期を補正する。
【0009】そして、マイコン12からドライバ24お
よび26へそれぞれサーボ信号が与えられ、キャプスタ
ンモータ28および30が制御される。そして、キャプ
スタンモータ28およびドラムモータ30から出力され
るFG信号が、それぞれ増幅器32および34によって
増幅された後、FGパルスとしてマイコン12に入力さ
れる。
【0010】マイコン12の動作において、図2に示す
ように、まずステップS1において電源スイッチ16ま
たは20がオンされているか否かを判断する。電源スイ
ッチ16または20がオンされていれば、ステップS3
においてカメラ回路18の電源およびVTR回路の電源
の両方をオンする。ステップS5においてカメラ回路1
8の電源が十分に安定したか否かを判断し、略1〜2秒
経過してカメラ回路18の電源が安定すればステップS
7に進む。ステップS7では、カメラ回路18の映像信
号回路から発生した垂直同期信号Vsync の周期TV をマ
イコン12によって計測する。垂直同期信号Vsync の周
期TV は、カメラ回路18の水晶発振子22を基にして
作成されたものである。すなわち、カメラ回路18によ
って作成される映像信号は、水晶発振子22が発する4
×fSC(サブキャリア)の周波数のパルスを基準として
作成され、したがって垂直同期信号Vsync の周期TV
精度は水晶発振子22と等しくなる。したがって、垂直
同期信号Vsync の周期TVを計測し、その計測値を利用
することにより、以下のようにドラムサーボリファレン
ス周期およびキャプスタンサーボリファレンス周期を補
正できる。
【0011】まず、ステップS9において、数1または
数2によりドラムサーボリファレンス周期を補正する。
【0012】
【数1】
【0013】
【数2】
【0014】なお、ドラムサーボのサンプリング周波数
は垂直同期信号Vsync の整数倍となるのが普通であるの
で、その周期TV を1/n倍した値をリファレンス周期
としてもよい。したがって、ステップS9において数2
によってもドラムサーボリファレンス周期を補正でき
る。そして、ステップS11において数3によりキャプ
スタンサーボリファレンス周期を補正する。
【0015】
【数3】
【0016】次いで、ステップS13においてカメラ録
画モードであるか否かを判断し、カメラ録画モードであ
ればステップS15においてイニシャル処理を施した後
にこのルーチンを終了する。一方、ステップS13にお
いてカメラ録画モードでなく再生モードであれば、すな
わちステップS1における電源スイッチのオンが電源ス
イッチ20ではなく電源スイッチ16であった場合に
は、マイコン12からカメラ回路18にオフすべき信号
を出力しカメラ回路18の電源をオフする。そして、ス
テップS15においてイニシャル処理を施した後このル
ーチンを終了する。
【0017】なお、上述の実施例においてマイコン12
に使用される発振子としてセラミック発振子14を使用
したが、これに限定されず、RC発振子やLC発振子な
どを使用してもよい。また、マイコン12によって計測
される信号としては、垂直同期信号Vsync に限定されず
複合同期信号でもよく、この場合にはその複合同期信号
から得られる周期によってサーボリファレンス周期を補
正する。
【0018】また、この実施例によれば、ハードウェア
を追加する必要もないので、コストの増加は殆どない。
さらに、電源スイッチ20ではなく電源スイッチ16が
オンされた場合でも、カメラ回路18の電源が1〜2秒
間オンされることになるが、この場合カメラ画像をミュ
ートにしておけば何ら弊害は生じない。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例を示すブロック図である。
【図2】図1の実施例の動作を示すフロー図である。
【符号の説明】
10 …サーボリファレンス設定装置 12 …マイコン 14 …セラミック発振子 18 …カメラ回路 22 …水晶発振子 28 …キャプスタンモータ 30 …ドラムモータ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】マイクロコンピュータによってドラムサー
    ボリファレンス周期およびキャプスタンサーボリファレ
    ンス周期の少なくとも一方を計算するサーボリファレン
    ス設定装置において、 映像信号回路から発生する同期信号の周期を計測し、そ
    れに基づいて前記ドラムサーボリファレンス周期および
    前記キャプスタンサーボリファレンス周期の少なくとも
    一方を補正するようにしたことを特徴とする、サーボリ
    ファレンス設定装置。
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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS541008A (en) * 1977-06-03 1979-01-06 Efu Tei Giken Kk Vtr system
JPH01238485A (ja) * 1988-03-17 1989-09-22 Matsushita Electric Ind Co Ltd 位相比較器及び記録再生装置

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS541008A (en) * 1977-06-03 1979-01-06 Efu Tei Giken Kk Vtr system
JPH01238485A (ja) * 1988-03-17 1989-09-22 Matsushita Electric Ind Co Ltd 位相比較器及び記録再生装置

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