JPH0524185A - 描画用エア・ブラシの洗滌装置 - Google Patents
描画用エア・ブラシの洗滌装置Info
- Publication number
- JPH0524185A JPH0524185A JP20744491A JP20744491A JPH0524185A JP H0524185 A JPH0524185 A JP H0524185A JP 20744491 A JP20744491 A JP 20744491A JP 20744491 A JP20744491 A JP 20744491A JP H0524185 A JPH0524185 A JP H0524185A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cap
- air
- cleaning
- jet port
- ink
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Ink Jet (AREA)
- Inking, Control Or Cleaning Of Printing Machines (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 本発明は、描画用エア・ブラシのインク噴射
口および空気噴射口に付着したインクを、噴射口に損傷
を与えることなく、迅速確実に取り除くことができる洗
滌装置を提供する。 【構成】 キャップ１０はゴムのような弾性材料を用い
てラッパ状に形成する。このラッパ状キャップ１０には
その後側に管部１０ａ，１０ｂを一体に設けてある。ラ
ッパ状キャップ１０をエア・ブラシ本体の前面に強く当
て付け、前面から突出しているインク噴射口２および空
気噴射口３を包み込んで洗滌室を形成し、前記空気噴射
口３を利用して、洗滌液を前記キャップの洗滌室に噴出
させ、その噴出による液の対流でインク噴射口２および
空気噴射口３に付着しているインクを取り除く。
口および空気噴射口に付着したインクを、噴射口に損傷
を与えることなく、迅速確実に取り除くことができる洗
滌装置を提供する。 【構成】 キャップ１０はゴムのような弾性材料を用い
てラッパ状に形成する。このラッパ状キャップ１０には
その後側に管部１０ａ，１０ｂを一体に設けてある。ラ
ッパ状キャップ１０をエア・ブラシ本体の前面に強く当
て付け、前面から突出しているインク噴射口２および空
気噴射口３を包み込んで洗滌室を形成し、前記空気噴射
口３を利用して、洗滌液を前記キャップの洗滌室に噴出
させ、その噴出による液の対流でインク噴射口２および
空気噴射口３に付着しているインクを取り除く。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、自動描画装置等に用い
るエア・ブラシの洗滌装置に関する。
るエア・ブラシの洗滌装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】超大型画面を、多数の微細な画素で印刷
するフルカラー画像印刷システムとして開発さた自動描
画装置では、インジェクト型ペンとして、空気噴射によ
り生ずる負圧によって、インク噴射管の噴射口からイン
クを引き出して噴射するエア・ブラシが用いられてい
る。図４に、従来のエア・ブラシのインク噴射部分の構
造を示す。図中、１はエア・ブラシ本体、２はインク噴
射管、３は空気噴射口である。
するフルカラー画像印刷システムとして開発さた自動描
画装置では、インジェクト型ペンとして、空気噴射によ
り生ずる負圧によって、インク噴射管の噴射口からイン
クを引き出して噴射するエア・ブラシが用いられてい
る。図４に、従来のエア・ブラシのインク噴射部分の構
造を示す。図中、１はエア・ブラシ本体、２はインク噴
射管、３は空気噴射口である。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】上記描画用エア・ブラ
シでは、内径が０．２〜０．５mmという極めて細いイン
ク噴射管が使用されているため、インク噴射を止めてい
る際、噴射口近くのインクが固化して目詰り状態となり
やすい。また、図３に示すように、インク噴射口の外周
面や空気噴射口の前面にインク４が付着して硬化し、描
画中にこれが画面を汚すことがある。したがって、綺麗
な画面を製作するには、インク噴射口を定期的に洗滌し
て付着インクを取り除いておく必要がある。
シでは、内径が０．２〜０．５mmという極めて細いイン
ク噴射管が使用されているため、インク噴射を止めてい
る際、噴射口近くのインクが固化して目詰り状態となり
やすい。また、図３に示すように、インク噴射口の外周
面や空気噴射口の前面にインク４が付着して硬化し、描
画中にこれが画面を汚すことがある。したがって、綺麗
な画面を製作するには、インク噴射口を定期的に洗滌し
て付着インクを取り除いておく必要がある。
【０００４】
【発明の目的】本発明は、描画用エア・ブラシのインク
噴射口と空気噴射口に付着したインクを、噴射口に損傷
を与えることなく、迅速確実に取り除くことができる洗
滌装置を提供することを目的とする。
噴射口と空気噴射口に付着したインクを、噴射口に損傷
を与えることなく、迅速確実に取り除くことができる洗
滌装置を提供することを目的とする。
【０００５】
【課題を解決するための手段】本発明は、エア・ブラシ
本体の前面に当て付けることにより、その前面に突出す
るインク噴射口および空気噴射口全体を包み込んで洗滌
室を形成するキャップと、前記キャップの洗滌室に洗滌
液を供給する手段と、キャップ内の洗滌液を排出する手
段とから成ることを要旨としている。
本体の前面に当て付けることにより、その前面に突出す
るインク噴射口および空気噴射口全体を包み込んで洗滌
室を形成するキャップと、前記キャップの洗滌室に洗滌
液を供給する手段と、キャップ内の洗滌液を排出する手
段とから成ることを要旨としている。
【０００６】
【作用】上記構成によれば、キャップをエア・ブラシ本
体前面に当て付け、洗滌液をキャップ内に噴射供給する
ことで、キャップ内に対流が生じ、この対流作用によ
り、インク噴射口および空気噴射口に付着しているイン
クは取り除かれる。
体前面に当て付け、洗滌液をキャップ内に噴射供給する
ことで、キャップ内に対流が生じ、この対流作用によ
り、インク噴射口および空気噴射口に付着しているイン
クは取り除かれる。
【０００７】
【実施例】図１および図２に、本発明の一実施例を示
す。同図において、１０はラッパ状に形成された洗滌用
キャップである。このキャップ１０の材料は、エア・ブ
ラシ本体１の前面に当て付けた際の密着性を良くし、か
つ耐溶剤性を考えてシリコンゴムが使用される。キャッ
プ１０の後側にはキャップ内に洗滌液を供給するための
管部１０ａが設けられ、また、その管部１０ａには、そ
の中途部位に洗滌液排出用管部１０ｂが分岐して設けら
れている。管部１０ａ，１０ｂは、図示の例では、ラッ
パ状キャップ１０と一体に成形されているが、別部材と
して相互に連結したものであってもよい。１１はエア・
シリンダ、１１ａ，１１ｂはシリンダ制御用配管であ
り、前記洗滌用キャップ１０をその管部１０ａで支持
し、前進後退させる駆動部である。１２は洗滌液供給管
であり、前記シリンダ１１を通し、前記キャップ１０の
後側管部１０ａに連結されている。
す。同図において、１０はラッパ状に形成された洗滌用
キャップである。このキャップ１０の材料は、エア・ブ
ラシ本体１の前面に当て付けた際の密着性を良くし、か
つ耐溶剤性を考えてシリコンゴムが使用される。キャッ
プ１０の後側にはキャップ内に洗滌液を供給するための
管部１０ａが設けられ、また、その管部１０ａには、そ
の中途部位に洗滌液排出用管部１０ｂが分岐して設けら
れている。管部１０ａ，１０ｂは、図示の例では、ラッ
パ状キャップ１０と一体に成形されているが、別部材と
して相互に連結したものであってもよい。１１はエア・
シリンダ、１１ａ，１１ｂはシリンダ制御用配管であ
り、前記洗滌用キャップ１０をその管部１０ａで支持
し、前進後退させる駆動部である。１２は洗滌液供給管
であり、前記シリンダ１１を通し、前記キャップ１０の
後側管部１０ａに連結されている。
【０００８】１３はエア・ブラシユニットで、これは多
数のエア・ブラシ本体を並列に配設したもので、この場
合には、各エア・ブラシ本体に対応するように、前記洗
滌用キャップを含む洗滌機構も並列に配置される。
数のエア・ブラシ本体を並列に配設したもので、この場
合には、各エア・ブラシ本体に対応するように、前記洗
滌用キャップを含む洗滌機構も並列に配置される。
【０００９】上記洗滌機構は、画面に向けてインクを噴
射しながら横移動するエア・ブラシユニット１３の移動
路の一端側に据え付けられ、洗滌が必要とされるとき、
エア・ブラシユニット１３は洗滌機構と対向する位置に
おかれる。
射しながら横移動するエア・ブラシユニット１３の移動
路の一端側に据え付けられ、洗滌が必要とされるとき、
エア・ブラシユニット１３は洗滌機構と対向する位置に
おかれる。
【００１０】洗滌するときは、まず、エア・シリンダ１
１の操作により、洗滌キャップ１０を前進させてエア・
ブラシ本体１の前面に強く当て付け、洗滌液が漏れない
ように密着させる。このあと洗滌液を供給管１２を経て
キャップ１０内に噴出させる。噴出された洗滌液はキャ
ップ内で対流するので、この液対流によりインク噴射口
２、空気噴射口３に付着していた硬化状のインクは取り
除かれる。洗滌終了後の洗滌液は、分岐管部１０ｂを経
て真空ポンプ（図示してない）により強制排出させる。
１の操作により、洗滌キャップ１０を前進させてエア・
ブラシ本体１の前面に強く当て付け、洗滌液が漏れない
ように密着させる。このあと洗滌液を供給管１２を経て
キャップ１０内に噴出させる。噴出された洗滌液はキャ
ップ内で対流するので、この液対流によりインク噴射口
２、空気噴射口３に付着していた硬化状のインクは取り
除かれる。洗滌終了後の洗滌液は、分岐管部１０ｂを経
て真空ポンプ（図示してない）により強制排出させる。
【００１１】図３に、本発明の他の実施例を示す。この
実施例は、エア・ブラシ本体１の空気噴射口３を利用
し、切換弁（図示してない）の操作で洗滌液を空気噴射
口３からキャップ内に噴出させ、洗滌後の洗滌液を管部
１０ｂから強制排出するように構成したものである。
実施例は、エア・ブラシ本体１の空気噴射口３を利用
し、切換弁（図示してない）の操作で洗滌液を空気噴射
口３からキャップ内に噴出させ、洗滌後の洗滌液を管部
１０ｂから強制排出するように構成したものである。
【００１２】
【発明の効果】以上に述べたように、本発明によれば、
描画用エア・ブラシのインク噴射口および空気噴射口に
付着して硬化インクを、噴射口に損傷を与えることな
く、迅速確実に取り除くことができる洗滌装置が得られ
る。特に、本発明の洗滌装置の使用によれば、並列に配
置された多数のエア・ブラシを、１回の洗滌操作で洗滌
処理できるから、描画作業の能率向上に大きく寄与でき
る。
描画用エア・ブラシのインク噴射口および空気噴射口に
付着して硬化インクを、噴射口に損傷を与えることな
く、迅速確実に取り除くことができる洗滌装置が得られ
る。特に、本発明の洗滌装置の使用によれば、並列に配
置された多数のエア・ブラシを、１回の洗滌操作で洗滌
処理できるから、描画作業の能率向上に大きく寄与でき
る。
【図１】本発明の一実施例を示す描画用エア・ブラシの
洗滌装置の側面図である。
洗滌装置の側面図である。
【図２】洗滌装置要部の拡大断面図である。
【図３】本発明の他の実施例を示す洗滌装置要部の断面
図である。
図である。
【図４】インク噴射口のインク付着状態を示す断面図で
ある。
ある。
１ エア・ブラシ本体 ２ インク噴射口 ３ 空気噴射口 ４ 付着インク １０ 洗滌キャップ １０ａ，１０ｂ 管部 １１ エア・シリンダ １２ 洗滌液供給管 １３ エア・ブラシユニット
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 【請求項１】 エア・ブラシ本体の前面に当て付けるこ
とにより、その前面に突出するインク噴射口および空気
噴射口全体を包み込んで洗滌室を形成するキャップと、
前記キャップの洗滌室に洗滌液を供給する手段と、キャ
ップ内の洗滌液を排出する手段とから成ることを特徴と
する描画用エア・ブラシの洗滌装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP20744491A JPH0524185A (ja) | 1991-07-24 | 1991-07-24 | 描画用エア・ブラシの洗滌装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP20744491A JPH0524185A (ja) | 1991-07-24 | 1991-07-24 | 描画用エア・ブラシの洗滌装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0524185A true JPH0524185A (ja) | 1993-02-02 |
Family
ID=16539873
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP20744491A Pending JPH0524185A (ja) | 1991-07-24 | 1991-07-24 | 描画用エア・ブラシの洗滌装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0524185A (ja) |
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2001314226A (ja) * | 2000-05-02 | 2001-11-13 | Plenty:Kk | ネールアート施術方法及びその装置 |
| US7117788B2 (en) * | 2004-02-27 | 2006-10-10 | Goss International Americas, Inc. | Spray device |
| KR100835574B1 (ko) * | 2007-05-09 | 2008-06-05 | 박재정 | 금속 팔레트의 제조 장치 |
| JP2016016655A (ja) * | 2014-07-11 | 2016-02-01 | セイコーエプソン株式会社 | 液体噴射装置、２流体噴射装置及び２流体噴射装置の制御方法 |
| US10639901B1 (en) | 2014-07-08 | 2020-05-05 | Seiko Epson Corporation | Maintenance method of liquid ejecting apparatus |
-
1991
- 1991-07-24 JP JP20744491A patent/JPH0524185A/ja active Pending
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2001314226A (ja) * | 2000-05-02 | 2001-11-13 | Plenty:Kk | ネールアート施術方法及びその装置 |
| US7117788B2 (en) * | 2004-02-27 | 2006-10-10 | Goss International Americas, Inc. | Spray device |
| KR100835574B1 (ko) * | 2007-05-09 | 2008-06-05 | 박재정 | 금속 팔레트의 제조 장치 |
| US10639901B1 (en) | 2014-07-08 | 2020-05-05 | Seiko Epson Corporation | Maintenance method of liquid ejecting apparatus |
| JP2016016655A (ja) * | 2014-07-11 | 2016-02-01 | セイコーエプソン株式会社 | 液体噴射装置、２流体噴射装置及び２流体噴射装置の制御方法 |
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