JPH0524169Y2 - - Google Patents

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JPH0524169Y2
JPH0524169Y2 JP8720087U JP8720087U JPH0524169Y2 JP H0524169 Y2 JPH0524169 Y2 JP H0524169Y2 JP 8720087 U JP8720087 U JP 8720087U JP 8720087 U JP8720087 U JP 8720087U JP H0524169 Y2 JPH0524169 Y2 JP H0524169Y2
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drive shaft
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Description

【考案の詳細な説明】 〔考案の利用分野〕 本考案は、複数の計器が配置される複合計器に
おいて、それら複数計器の指針軸があたかも同一
位置に配置されているかのように見せることがで
きる偏心型複合計器に関するものである。
〔考案の背景〕
従来の複合計器としては、第5図及び第6図に
示す如き構造のものがある。例えば第5図に示す
従来例は、速度計、タコメータ等の第1の計器1
と、燃料計、温度計等の第2の計器2とを並設し
たものであるが、かかる複合計器にあつては、い
ずれも夫々のムーブメント3及び4の中心部に、
指針5及び6の指針軸7及び8が位置されている
ことから、それら第1の計器1と、第2の計器2
とを並設させたときに、それら計器1,2のムー
ブメント3,4の大きさに影響されて、両計器の
指針軸間Xが大となつて、双方の計器1,2によ
る指示量を表示するための表示板(目盛板)が大
きくなりがちであつた。また第6図に示す従来例
では第2の計器2における指針6の指示向きを変
えたものであるが、この従来例においても双方計
器1,2の指針軸7及び8の間隔Xを縮めること
ができず、表示板を小型化できたものの、表示板
の目盛配置が制約され、見易い目盛配置が得られ
ないといつた問題点があつた。
〔考案の目的〕
本考案はこのような従来の問題点に着目してな
されたもので複合計器における一方の計器の指針
軸を、その計器の駆動軸より偏心せしめると共
に、その指針軸の支点を指針の回動と共に変位さ
せることができるようにして、双方計器の指針軸
があたかも同一軸線位置にあるかのように見せる
ことができると共に、表示板の小型化を可能なら
しめ、さらには指示の視認性を高めることもでき
る偏心型複合計器を提供することを目的とするも
のである。
〔考案の実施例〕
以下に本考案を第1図乃至第4図に示す実施例
に基いて詳細に説明する。
この複合計器は、車速、エンジン回転数等を表
示する交差コイル式の第1の計器11と、燃料表
示、水温表示等を行なう交差コイル式の第2の計
器12とを有するものであるが、その第1の計器
11の構造は、そのムーブメント15の中央部か
ら支出される駆動軸13に、指針14が取付けら
れている周知構造のものである。
ところが、第2の計器12の構造にあつては下
記の如き特長がある。即ちこの第2の計器12
は、そのムーブメント16の外側両端部に設けら
れている両支柱部17の上端間に跨つて、取付ね
じ18を介して取付けられており、さらにそのム
ーブメント16の中央部から支出される駆動軸1
9と略直角方向に延びるブラケツト20が設けら
れており、このブラケツト20の先端部には、上
記駆動軸19と平行に取付けられたギヤ支持ピン
21が設けられている。前記の駆動軸19には円
形歯車22が取付けられると共に、この円形歯車
22に噛合される略半円形の半円歯車23は、上
記のギヤ支持ピン21によつて回動可能に支持さ
れているものである。上記円形歯車22及び半円
歯車23との偏心位置には、上記の駆動軸19と
平行して上方へ支出される係合ピン24及び指針
軸25が設けられている。26は、その指針軸2
5によつて回転可能に支持されている指針であつ
て、この指針26には一体の折返し腕27が設け
られており、さらにこの折返し腕27には長溝2
8が形成され、この長溝28に上記の係合ピン2
4が遊嵌されている。29は指針26による指示
値を表示するための目盛板であり、30は指針1
4による指示値を表示するための目盛板であつ
て、この目盛板30には、上記の目盛板29を透
視する窓31が形成されている。
以上が本実施例の構成であるが、次にその作用
について述べると、第2の計器12における指針
26は、その駆動軸19に取付けられている円形
歯車22の偏心位置に突設される係合ピン24
と、その円形歯車22に噛合される半円歯車22
上の偏心位置に突設される指針軸25の2点で支
持されていることから、駆動軸19の駆動に伴な
つて動作する指針26の動きは、第4図に示す如
く、駆動軸19の回転に伴ない回動する双方の歯
車22,23の動きで係合ピン24と指針軸25
が円弧状に変位し、その結果指針26は第4図の
鎖線で示すように動作する。この指針26の動作
は、仮想中心点Pを中心として描ける回動軌跡上
を移動することとなるので、この仮想中心点P
が、第1の計器11の駆動軸13上に位置される
ように、その第1の計器11及び第2の計器を組
合せることにより、第1図に示す如く、第1の計
器11の指針14を支持する指針軸13と、第2
の計器12の指針26を支持する指針軸25が、
あたかも同軸(同心)に位置されているかのよう
に見せることができる。従つて第1の計器11の
円形目盛板30の一部に第2の計器12の目盛板
29を表示する窓31を形成することができるの
で、その目盛板30の大きさを広めることなく複
合計器の表示が行なえ、さらには造形的にも見や
すい複合計器が提供できる効果がある。
〔考案の概要〕
以上のように本考案は、ムーブメント15によ
り駆動される指針14を有する第1の計器11
と、略中央に計器駆動軸19を有する計器本体1
6から該計器駆動軸19と略直角方向に延びるブ
ラケツト20、該ブラケツト20の端部に枢着さ
れた第1のギヤ23、該第1のギヤ23における
偏心位置に枢支されかつ前記計器本体16に向け
て延びる腕27が形成された指針26、前記計器
駆動軸19に固着され前記第1のギヤ23に噛合
する第2のギヤ22、及び該第2のギヤ22の偏
心位置と前記腕27との双方に設けられた係合手
段24,28を備えた第2の計器12とから成
り、該第2の計器における前記第1のギヤ23を
前記第1の計器の指針軸13に接近配置せしめた
ことを特徴とする偏心型複合計器である。
〔考案の効果〕
従つてこの複合計器によれば、その一方の計器
の指針26の指針軸25が他方の計器の指針軸1
3と同心に位置されているかのように双方の計器
を組合せ配置させることができるので、その結果
他方の計器の円形目盛板の一部に一方の計器の目
盛板を表示させることができ、その円形目盛板の
大きさを広めることなく複合計器の表示が行な
え、さらには造形的にも見やすい複合計器が提供
できるといつた効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案よりなる複合計器の実施例を示
した正面図、第2図はその構成説明図、第3図は
一方の計器の要部を示した斜視図、第4図は指針
の動作説明図、第5図及び第6図は従来例の説明
図である。 11……第1の計器、12……第2の計器、1
3……駆動軸、14……指針、15……ムーブメ
ント、16……ムーブメント、17……支柱部、
18……取付ねじ、19……駆動軸、20……ブ
ラケツト、21……ギヤ支持ピン、22……円形
歯車、23……半円歯車、24……係合ピン、2
5……指針軸、26……指針、27……折返し
腕、28……長溝、29……目盛板、30……目
盛板、31……窓。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. ムーブメント15により駆動される指針14を
    有する第1の計器11と、略中央に計器駆動軸1
    9を有する計器本体16から該計器駆動軸19と
    略直角方向に延びるブラケツト20、該ブラケツ
    ト20の端部に枢着された第1のギヤ23、該第
    1のギヤ23における偏心位置に枢支されかつ前
    記計器本体16に向けて延びる腕27が形成され
    た指針26、前記計器駆動軸19に固着され前記
    第1のギヤ23に噛合する第2のギヤ22、及び
    該第2のギヤ22の偏心位置と前記腕27との双
    方に設けられた係合手段24,28を備えた第2
    の計器12とから成り、該第2の計器における前
    記第1のギヤ23を前記第1の計器の指針軸13
    に接近配置せしめたことを特徴とする偏心型複合
    計器。
JP8720087U 1987-06-05 1987-06-05 Expired - Lifetime JPH0524169Y2 (ja)

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JPS63195219U JPS63195219U (ja) 1988-12-15
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