JP2006292659A - 計器 - Google Patents

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Kazuhiro Nakamura
一弘 中村
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Kanto Jidosha Kogyo KK
Toyota Motor East Japan Inc
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Kanto Jidosha Kogyo KK
Kanto Auto Works Ltd
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Abstract

【課題】 自動車内の運転者が、一瞥しただけで自動車の走行スピードを把握することのできるスピードメータを提案する。
【解決手段】 ケーシング2内に配置された駆動ギア4の回転中心CL1から離れた位置に、指針10を回動可能に、かつその指針10の長手方向に摺動可能に支持する支時手段11を設けると共に、指針10の先端領域を、枢ピン20を介して、駆動ギア4に相対回転可能に連結し、駆動ギア4の回転に伴って、指針10が、その回動中心CL2から指針10の先端23までの距離を変化させながら回動するように構成する。
【選択図】 図4

Description

本発明は、スピードメータ、タコメータ、温度計又は湿度計などとして構成される計器に関するものである。
この種の計器は、従来より、多くの分野において広く利用されている(例えば、特許文献1参照)。従来の計器は、その計測対象の状態を、数値や目盛を指針で指示することにより表示している。例えば、自動車のスピードメータの場合には、自動車の走行スピードに応じて指針が回動し、その指針が指し示した数値によって、運転者に自動車の走行スピードを認識させている。このように運転者は自動車の走行中に指針を目視するので、運転者が計器を一瞥しただけで、自動車の状態を把握できるように、計器の視認性を高めることが好ましい。これは、自動車以外の計器にも言えることである。
特開2003−14508号公報
本発明の目的は、従来よりも一層視認性を高めることのできる計器を提供することにある。
本発明は、上記目的を達成するため、ケーシングと、該ケーシング内に回転可能に配置された駆動ギアと、該駆動ギアを回転駆動するモータと、前記ケーシング内に配置された指針と、該指針を、前記駆動ギアの回転中心から離れた位置で、前記ケーシングに対して回動可能に、かつ該指針の長手方向に摺動可能に支持する支持手段とを具備し、前記指針は、前記駆動ギアに対して、該駆動ギアの回転中心以外の位置において相対回転可能に連結され、該駆動ギアの回転に伴って、前記指針が、その回動中心から当該指針の先端までの距離を変化させながら回動するように構成されている計器を提案する(請求項1)。
また、上記請求項1に記載の計器において、数値が記入された文字板を有し、前記指針が小さな値の数値を指し示したときよりも、大きな値の数値を指し示したときの方が、指針の回動中心から当該指針の先端までの距離が大きくなるように、指針と文字板が配置されていると有利である(請求項2)。
さらに、上記請求項2に記載の計器において、前記文字板に記入された各数値の間の間隔が、大きな数値になるに従って大きくなるように、各数値が文字板に記入されていると有利である(請求項3)。
また、上記請求項1乃至3のいずれかに記載の計器において、前記支持手段を遮蔽する目隠し板を有していると有利である(請求項4)。
本発明によれば、指針の回動に伴って、その回動中心から先端までの距離が変化するので、計器の視認性を従来よりも高めることができる。
以下、自動車のスピードメータとして構成された計器の具体例を図面に従って詳細に説明する。
図1乃至図3は、この計器の正面図であり、図4乃至図6は、後述する透明ガラスと文字板とを取り外し、目隠し板を仮想線で表わして、計器の内部を明らかにした正面図である。また、図7は透明ガラス、文字板及び目隠し板を取り付けた状態での図4におけるVII−VII線断面図である。
これらの図に示す計器1は、自動車の車室前部に配置されたインストルメントパネル(図示せず)に固定されたケーシング2と、そのケーシング2の開口に固定配置された透明ガラス3とを有している。図4乃至図7に示すように、ケーシング2内には駆動ギア4が配置され、この駆動ギア4の中心部に固定された回転軸5は、ケーシング2の底壁6に軸受を介して回転可能に支持されている。このように、駆動ギア4は、回転軸5の中心軸線を回転中心CL1として回転可能にケーシング2内に配置されている。
また、ケーシング2内にはモータ7が固定配置され、その出力軸に固定された出力ギア8は上述の駆動ギア4に噛み合っている。モータ7が作動すると、その回転が出力ギア8を介して駆動ギア4に伝えられる。このように、ケーシング2内には、駆動ギア4を回転駆動するモータ7が配置されているのである。
さらに、図1乃至図3及び図7に示すように、ケーシング2内には文字板9が固定配置され、文字板9の表面には、自動車のスピード(km/h)を示す数値が記入されている。これらの数値は、透明ガラス3を通して、図示していない運転者によって視認される。
さらに、ケーシング2内には指針10が配置され、この指針10は、次に説明する支持手段11に支持されている。図4乃至図8に示すように、支持手段11は、支持軸12とキャップ13とを有し、支持軸12は、駆動ギア4の回転中心CL1から、図7に符号Lで示す距離だけ離れた位置において、ケーシング2の底壁6に軸受を介して回転可能に支持されている。図7から判るように、前述の文字板9と駆動ギア4は、指針10とケーシング2の底壁6との間に位置しており、支持軸12は、文字板9に形成された孔14と、駆動ギア4に形成された円弧状の切欠15(図4乃至図6も参照)を貫通して、指針10の側から底壁6の側に延びている。
また、図8及び図9に示すように、指針10は、下方に向けて開口したほぼコの字形の横断面形状を有しており、かかる指針10が、支持軸12の上部中央部に突設された突部16に摺動可能に嵌合している。さらに、キャップ13には、一対の係止ピン17が突設され、これらの係止ピン17が支持軸12に形成された係止孔18にそれぞれ嵌合し、その係止ピン17と係止孔18とが互いに摩擦係合することによって、キャップ13が支持軸12に着脱可能に固定されている。このとき、キャップ13に形成された溝19が指針10に、相対的に摺動可能に嵌合している。
上述した構成により、指針10は、ケーシング2に対して、図8に矢印Aで示すように回動可能に、かつ同図に矢印Bで示すように、指針自身の長手方向に摺動可能に組み付けられる。支持手段11は、駆動ギア4の回転中心CL1から離れた位置で、指針10を、ケーシング2に対して回動可能に、かつその指針10の長手方向に移動可能に支持しているのである。このときの指針10の回動中心CL2は、支持軸12の中心軸線に一致し、駆動ギア4の回転中心CL1と、指針10の回動中心CL2の間の距離は図7に示したLとなる。
さらに、指針10の先端領域には、枢ピン20が突設され、その枢ピン20は、文字板9に形成された切欠24(図1乃至図3)を貫通し、回転中心CL1以外の駆動ギア4の部分に形成された孔21に相対回転可能に嵌合している。指針10が、駆動ギア4に対して、その駆動ギア4の回転中心CL1以外の位置において相対回転可能に連結されているのである。図1乃至図3から判るように、切欠24は、駆動ギア4の回転中心CL1のまわりに円弧状に延びている。
また、図1乃至図3及び図7に明示し、かつ図4乃至図6に二点鎖線で示すように、ケーシング2内には、前述の支持手段11を遮蔽する目隠し板22が設けられ、この目隠し板22は、指針10よりも計器1を目視する運転者の側に位置している。
自動車が停止しているとき、指針10は、図1及び図4に示した初期位置を占め、その先端23が文字板9上の「0」の数値を指している。自動車が走行し始めると、モータ7が自動車の走行スピードに対応した角度だけ回転し、その回転が出力ギア8を介して駆動ギア4に伝えられる。これにより、駆動ギア4は、自動車の走行スピードに対応した角度だけ図4における時計方向に回転する。その際、駆動ギア4が、図4に示した位置から図5に示した位置まで回転するとき、駆動ギア4に形成された孔21に嵌合した枢ピン20が、駆動ギア4と共に、その回転中心CL1のまわりに回転するので、指針10は、支持手段11の支持軸12及びキャップ13と共に、その回動中心CL2のまわりに時計方向に回動する。しかも両中心CL1,CL2は互いに離間しているので、指針10は、支持手段11の支持軸12及びキャップ13に対して、その指針10の長手方向に移動し、指針10の回動中心CL2からその指針10の先端23までの距離が大きくなる。このようにして指針10が図5に示した位置まで回動したとき、指針10は、図2に示したように、文字板9上の「120」の数値を指している。
全く同様に、自動車の走行スピードがさらに高まり、駆動ギア4が図5に示した位置から図6に示した位置まで回転するときも、指針10は、その回動中心CL2のまわりを時計方向に回動し、その回動中心CL2から先端23までの距離がさらに大きくなる。指針10が図6に示した位置まで回動したとき、指針10は、図3に示したように文字板9上の「180」の数値を指し示している。
自動車が減速すれば、モータ7は逆転し、駆動ギア4が図6における反時計方向に回転して、指針10は上述したところと全く逆の動作を行い、自動車が停止したとき、指針10は図1及び図4に示した初期位置に戻る。
上述のように、本例の計器1は、駆動ギア4の回転に伴って、指針10が、その回動中心CL2から当該指針10の先端23までの距離を変化させながら回動する。このため、運転者が計器1を目視した際、運転者には、自動車の走行スピードに応じて、指針10の長さが変化して見えるので、計器1に対する視認性が高められる。これにより、運転者が計器1を一瞥しただけで、自動車の走行スピードを把握することができる。
特に、図示した例では、指針10が文字板9上の小さな値の数値を指し示したときよりも、大きな値の数値を指し示したときの方が、指針10の回動中心CL2から、その指針10の先端23までの距離が大きくなるように、指針10と文字板9が配置されているので、運転者は、指針10の長さが長くなったことにより自動車の走行スピードが高まっていることを即座に認識でき、その視認性をより一層効果的に高めることができる。
しかも、図1乃至図3から明らかなように、文字板9に記入された各数値の間の間隔が、大きな数値になるに従って大きくなるように、各数値が文字板9に記入されている。このため、運転者は、自動車のスピードが高まったことを、より一層明確に認識することができる。
さらに、本例の計器1においては、前述の支持手段を遮蔽する目隠し板22が設けられているので、図1乃至図3からも判るように、運転者は指針10を明瞭に目視することができる。
本発明は、自動車の車室内に配置される計器に限らず、他の各種形態の計器にも広く適用できるものである。
計器の正面図である。 指針が図1の状態から回動したときの計器を示す正面図である。 指針がさらに回動したときの計器を示す正面図である。 指針が図1に示した初期位置にあるときの計器の内部の様子を示す正面図である。 指針が図2に示した位置にあるときの計器の内部の様子を示す正面図である。 指針が図3に示した位置にあるときの計器の内部の様子を示す正面図である。 透明ガラス、目隠し板及び文字板が取付けられた状態で、図4のVII−VII線に沿って切断した断面図である。 指針と支持手段と駆動ギアの関係を示す分解斜視図である。 指針が支持手段のキャップと支持軸に組み付いた状態での断面図である。
符号の説明
1 計器
2 ケーシング
4 駆動ギア
7 モータ
9 文字板
10 指針
11 支持手段
22 目隠し板
23 先端
CL1 回転中心
CL2 回動中心

Claims (4)

  1. ケーシングと、該ケーシング内に回転可能に配置された駆動ギアと、該駆動ギアを回転駆動するモータと、前記ケーシング内に配置された指針と、該指針を、前記駆動ギアの回転中心から離れた位置で、前記ケーシングに対して回動可能に、かつ該指針の長手方向に移動可能に支持する支持手段とを具備し、前記指針は、前記駆動ギアに対して、該駆動ギアの回転中心以外の位置において相対回転可能に連結され、該駆動ギアの回転に伴って、前記指針が、その回動中心から当該指針の先端までの距離を変化させながら回動するように構成されている計器。
  2. 数値が記入された文字板を有し、前記指針が小さな値の数値を指し示したときよりも、大きな値の数値を指し示したときの方が、指針の回動中心から当該指針の先端までの距離が大きくなるように、指針と文字板が配置されている請求項1に記載の計器。
  3. 前記文字板に記入された各数値の間の間隔が、大きな数値になるに従って大きくなるように、各数値が文字板に記入されている請求項2に記載の計器。
  4. 前記支持手段を遮蔽する目隠し板を有する請求項1乃至3のいずれかに記載の計器。
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