JPH05241387A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

Info

Publication number
JPH05241387A
JPH05241387A JP4078770A JP7877092A JPH05241387A JP H05241387 A JPH05241387 A JP H05241387A JP 4078770 A JP4078770 A JP 4078770A JP 7877092 A JP7877092 A JP 7877092A JP H05241387 A JPH05241387 A JP H05241387A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
charging
image forming
power
heater
discharging
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP4078770A
Other languages
English (en)
Inventor
Atsuyuki Shoji
篤之 庄司
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Canon Inc filed Critical Canon Inc
Priority to JP4078770A priority Critical patent/JPH05241387A/ja
Publication of JPH05241387A publication Critical patent/JPH05241387A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Control Or Security For Electrophotography (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 商用電源に対する負荷を小さく抑えることが
でき、主電源投入から定着動作可能な状態になるまでの
立ち上げ時間を短縮することができる画像形成装置を提
供する。 【構成】 画像形成装置10は定着ローラ8を備え、該
定着ローラ8には主ヒータ101および補助ヒータ10
2が内蔵されている。主ヒータ101にはスイッチング
素子201を介して外部からの商用電源103から電力
が供給され、補助ヒータ102には2次電池104に蓄
積されている電力が充放電回路105およびスイッチン
グ素子203を介して供給される。立ち上げモードで
は、主電源投入時に各スイッチング素子201,203
に接続動作を指示する動作命令が与えられ、かつ充放電
回路105に放電動作を指示する命令が与えられる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電子写真複写装置、静
電情報記録装置などの画像形成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、電子写真複写装置などの画像形
成装置として、原稿画像に対応する潜像を形成し、かつ
該潜像をトナー像として可視像化する画像形成ステーシ
ョンと、画像形成ステーションで形成されたトナー像を
転写材に転写する転写部と、トナー像が転写されている
転写材に該トナー像を永久画像として定着させる定着装
置とを備えるものがある。
【0003】定着装置としては、ヒートローラ方式によ
るものが用いられている。このヒートローラ方式による
定着装置は、加熱ローラと、該加熱ローラに圧接しなが
ら回転し、該加熱ローラと協働して転写材を挟圧搬送す
るためのニップ部を形成する加圧ローラとを備える。
【0004】加熱ローラには、その表面を所定の温度に
まで加熱するためのヒータが内蔵されている。ヒータの
加熱動作は温度制御部で制御される。温度制御部は、温
度検知素子が検知する加熱ローラの表面度に基づきヒー
タへの通電をオン−オフ制御する。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、定着ローラの
表面温度制御がヒータへの通電に対するオン−オフ制御
であることにより、ヒ−タへの電力の供給元である商用
電源に対して負荷の変動が大きくなるから、商用電源の
ブレーカーなどの保護回路の誤動作によって商用電源が
遮断されることがある。
【0006】ヒータの負荷変動に起因する商用電源の電
圧低下、または遮断が発生すると、画像形成装置の周囲
におかれているコンピュータの端末、ワードプロセッサ
ーなどのOA機器への供給電圧の低下、または供給電力
の遮断などが発生し、各OA機器に多大な障害を与える
ことになる。例えば、電圧低下によるOA機器の記憶装
置内のデータの消失などが起こる。よって、商用電源の
許容電流がより小さい一般家庭にレーザービームプリン
タ、複写機などの画像形成装置を普及させることは困難
である。
【0007】ヒータの負荷変動を抑制するために、ヒー
タの消費電力を低減する方法、ヒータへの電流を連続的
に制御することによってヒータの動作を制御する方法な
どが行われているが、ヒータの消費電力を低減させる
と、加熱ローラの表面温度を定着温度に立ち上げるまで
の立ち上げ時間が長くなり、ユーザーの利便性が損なわ
れる。また、ヒータへの供給電流を連続的に制御するヒ
ータの動作制御では、定着ローラの表面温度が所定の温
度以上であるとき、負荷の変動幅は小さく抑えられる
が、立ち上げ時、立ち上げ時間を短くするためにヒータ
の最大消費電力が商用電源の負荷として掛かり、商用電
源の電圧低下が発生することがある。
【0008】本発明の目的は、商用電源に対する負荷を
小さく抑えることができ、主電源投入から定着動作可能
な状態になるまでの立ち上げ時間を短縮することができ
る画像形成装置を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、上記目
的は、感光ドラムなどの潜像担持体上に原稿画像に対応
する像を形成し、該像を転写材上に転写し、加熱源で上
記転写材上の像を加熱することによって該像を該転写材
上に定着させる画像形成装置において、充電が繰り返し
可能な2次電池と、該2次電池の蓄積電力を上記加熱源
に放出する放電動作および該2次電池へ外部からの電力
を蓄積する充電動作を行う充放電部と、該充放電部の放
電動作および充電動作を制御する制御部とを備え、上記
制御部は、主電源投入時に上記充放電部に放電動作命令
を与え、上記充放電部の放電動作によって上記2次電池
から放出される電力が上記加熱源の補助電力として用い
られることにより達成される。
【0010】
【作用】本発明の画像形成装置では、上記充放電部の放
電動作によって上記2次電池から放出される電力が上記
加熱源の補助電力として用いられる。
【0011】主電源投入直後、上記加熱源には主電源か
らの電力および上記2次電池からの電力が上記充放電部
を介して供給される。上記加熱源に対する電力量は増
し、主電源投入時から定着動作可能な状態になるまでの
立ち上げ時間が短くなる。上記加熱源への供給電力に上
記2次電池からの電力が含まれていることによって、主
電源に対する負荷、すなわち商用電源に対する負荷が小
さく抑えられる。
【0012】
【実施例】以下に、本発明の実施例について図面を参照
しながら説明する。
【0013】図1は本発明の画像形成装置の一実施例を
示す構成図、図2は図1の画像形成装置の主要部を示す
ブロック図、図3は図1の画像形装置に用いられている
ヒータの消費電力の時間遷移を示す図である。
【0014】画像形成装置10は、図1に示すように、
転写材Pを収容する給紙カセット1を備える。給紙カセ
ット1内の転写材Pは給紙ローラ2でレジストローラ3
に向けて送られ、レジストローラ3は感光ドラム4の画
像形成動作とのタイミングを取りながら転写材Pを感光
ドラム4に向けて搬送する。
【0015】感光ドラム4上には、原稿画像に対応する
潜像が形成され、該潜像は現像装置5で可視像化され
る。感光ドラム4上の可視像は転写帯電器6で転写材P
上に転写される。
【0016】現像剤像が転写されている転写材Pは定着
装置7に向けて送られる。定着装置7において、転写材
P上の現像剤像は転写材P上に永久画像として定着され
る。
【0017】定着装置7は、現像剤像が転写されている
転写材Pを加熱するための定着ローラ8と、定着ローラ
8に回転可能に圧接されている加圧ローラ9とを備え、
定着ローラ8と加圧ローラ9とは互いに協働して転写材
Pを挟圧搬送するニップ部を形成する。
【0018】定着ローラ8には、図1および図2に示す
ように、その表面を所定の温度にまで加熱するための主
ヒータ101および補助ヒータ102が内蔵されてい
る。
【0019】主ヒータ101には、図2に示すように、
スイッチング素子201を介して外部からの商用電源1
03から電力が供給される。スイッチング素子201は
主ヒータ101への供給電力の断続動作を行う。
【0020】これに対し、補助ヒータ102には、2次
電池104に蓄積されている電力が充放電回路105お
よびスイッチング素子203を介して供給される。2次
電池104は装置本体に内蔵されている。なお、寿命が
短い2次電池を使用するとき、2次電池の交換のために
2次電池を取り外し可能に装置本体に取り付けることが
好ましい。
【0021】充放電回路105は、2次電池104に蓄
積されている電力を放出する放電動作を行い、かつ2次
電池104に電力を蓄積する充電動作を行う。充放電回
路105の放電動作時、2次電池104に蓄積されてい
る電力は充放電回路105に放出され、充放電回路10
5からスイッチング素子203を介して補助ヒータ10
2へ直流電力が供給される。充放電回路105の充電動
作時、商用電源103からの交流電力を変換することに
よって得られる直流電力がスイッチング素子202を介
して充放電回路105に供給され、2次電池104の充
電が行われる。スイッチング素子202,203は断続
動作をする。
【0022】充放電回路105の動作および各スイッチ
ング素子201,202,203の断続動作は、制御部
106で制御される。制御部106は、定着ローラ8の
表面温度を監視しながら充放電回路105および各スイ
ッチング素子201,202,203に対する動作命令
を生成する。
【0023】定着ローラ8の表面温度を予め設定されて
いる定着温度の上限値THにまで上昇させる立ち上げモ
ードでは、主電源投入時に各スイッチング素子201,
203に接続動作を指示する動作命令が与えられ、かつ
充放電回路105に放電動作を指示する命令が与えられ
る。定着ローラ8の表面温度が上限値THに到達する
と、各スイッチング素子201,203に遮断動作を指
示する動作命令が与えられ、かつ充放電回路105に放
電動作の停止を指示する命令が与えられる。なお、立ち
上げモードにおいて、スイッチング素子202は遮断動
作状態に保持されている。
【0024】定着ローラ8の表面温度を定着温度の上限
値THと下限値TLとの間に保持する定着モードでは、定
着ローラ8の表面温度が定着温度の上限値THに到達す
ると、スイッチング素子201に遮断動作を指示する動
作命令が与えられ、かつ充放電回路105に充電動作の
開始を指示する命令が与えられる。定着ローラ8の表面
温度が下限値TLにまで低下すると、スイッチング素子
201には、接続動作を指示する動作命令が与えれ、充
放電回路105には充電動作の停止を指示する動作命令
が与えられる。なお、定着モードにおいて、スイッチン
グ素子203は遮断状態に保持されている。
【0025】次に、画像形成の画像形成時における定着
ローラの表面温度の制御動作について説明する。
【0026】画像形成装置を稼働するとき、まず、主電
源が投入され、定着ローラ8の表面温度を上限値TH
まで上昇させる立ち上げモードが開始される。制御部1
06は、各スイッチング素子201,203に接続動作
を指示する動作命令を与え、かつ充放電回路105に放
電動作を指示する動作命令を与える。
【0027】スイッチング素子201の接続動作に伴い
主ヒータ101には商用電源103から電力が供給され
る。スイッチング素子203の接続動作および充放電回
路105の放電動作に伴い補助ヒータ102には2次電
池104に蓄積されている電力が供給される。主ヒータ
101の加熱動作および補助ヒータ102の加熱動作
は、定着ローラ8の表面温度が上限値THに到達するま
で続行される。
【0028】定着ローラ表面温度が上限値THに到達す
ると、スイッチング素子201には遮断動作を指示する
動作命令が与えれ、主ヒータ101の加熱動作は停止さ
れる。スイッチング素子201の遮断動作直後、スイッ
チング素子203には遮断動作を指示する動作命令が与
えられるとともに、充放電回路105には放電動作の停
止を指示する動作命令が与えられ、補助ヒータ102の
加熱動作は停止される。
【0029】立ち上げモード時に主ヒータ101および
補助ヒータ102で定着ローラ表面の加熱が行われるか
ら、定着ローラ8の表面に与えられる熱量が大きくな
り、定着ローラ8の表面温度を定着可能温度に立ち上げ
るまでの立ち上げ時間を短縮することができる。また、
主ヒータ101の消費電力量および補助ヒータ102の
消費電力量の合計が立ち上げ時の定着ローラ8の加熱に
対する消費電力量であるから、該消費電力量は大きくな
るが、主ヒータ101で消費される電力量、すなわち主
ヒータ101への供給電力量は従来の画像形成装置にお
けるヒータの消費電力量より小さくなり、主ヒータ10
1へ電力を供給する商用電源103に対する負荷を軽減
することができる。
【0030】立ち上げモード終了後、モードは定着モー
ドに移行される。立ち上げモードにおけるスイッチング
素子201の遮断動作後、スイッチング素子202には
接続動作を指示する動作命令が与えられ、充放電回路1
05には充電動作を指示する動作命令が与えられる。ス
イッチング素子202の接続動作に伴い、商用電源10
3からの交流電力を変換することによって得られる直流
電力が充放電回路105に与えられ、充放電回路105
は上記直流電力を2次電池104に蓄積する。
【0031】定着ローラ8の表面温度が下限値TLにま
で低下すると、スイッチング素子201には接続動作を
指示する動作命令が与えれ、主ヒータ101の加熱動作
が開始される。スイッチング素子201への遮断動作命
令とともに、充放電回路105には充電動作の停止を指
示する動作命令が与えられ、2次電池104の充電が停
止される。
【0032】次に、画像形成装置10における定着ロー
ラ8に対する加熱動作制御と従来の画像形成装置におけ
る定着ローラに対する加熱動作制御とを比較し、上述の
効果の確認を行う。
【0033】なお、この比較に用いられている従来の画
像形成装置は、定着ローラ8の熱容量と同じ熱容量を有
する定着ローラを備え、該定着ローラには外部の商用電
源から供給電力を受ける1つのヒータが内蔵されてい
る。
【0034】図3を参照するに、従来の画像形成装置に
おける定着ローラの表面温度変化と時間との関係は温度
曲線aで表され、本画像形成装置における定着ローラ8
の表面温度変化と時間との関係は温度曲線bで表され
る。
【0035】従来の画像形成装置のヒータの商用電源に
対する負荷電力は破線Aで表され、本画像形成装置の主
ヒータ101の商用電源103に対する負荷電力は一点
鎖線Bで表される。
【0036】立ち上げ時に、本画像形成装置の2次電池
104から補助ヒータ102へ供給される電力は図中の
領域C(斜線部)で示される部分である。
【0037】定着モード中に、2次電池104の再充電
に使用される電力は図中の領域D(斜線部)で示される
部分であり、再充電に要する時間tsは次の(1)式で
表される。
【0038】 ts=(tk−tk-1)+(tk-2−tk-3)・・・ +(t2−t1) (1) 図3から明らかなように、画像形成装置10の定着ロー
ラ8の加熱に対する供給電力には2次電池104から補
助ヒータ102への供給電力が含まれていることによ
り、画像形成装置10の定着ローラ8の加熱に対する供
給電力は従来の画像形成装置の定着ローラの加熱に対す
る供給電力より大きくなるから、定着ローラ8の表面温
度の上昇速度が増し、立ち上げ時間が短縮される。
【0039】また、商用電源103から主ヒータ101
への供給電力は従来の画像形成装置の定着ローラの加熱
に対する供給電力より小さく、商用電源103に対する
負荷が軽減される。
【0040】次に、他の画像形成装置について図4およ
び図5を参照しながら説明する。図4は本発明の画像形
成装置の他の実施例の主要部を示すブロック図、図5は
図4の画像形成装置の定着ローラの表面温度および定着
ローラの表面温度の加熱に要する電力の時間的変化を示
す図である。
【0041】他の画像形成装置30は、図4に示すよう
に、定着ローラ8を備え、該定着ローラ8には、その表
面を所定の温度にまで加熱するためのヒータ301が内
蔵されている。
【0042】ヒータ301には、商用電源103からの
交流電力を変換することによって得られる直流電力およ
び2次電池304からの直流電力が各スイッチング素子
401,402,403,404,405の断続動作に
応じて供給される。2次電池304は、Ni−Cd電池
からなる。
【0043】商用電源103からヒータ301へ電力が
供給されるとき、商用電源103からの交流電力は直流
電力に変換され、該直流電力はスイッチング素子40
1,403を介して供給される。スイッチング素子40
1,403は接続動作をし、他のスイッチング素子40
2,404,405は遮断動作をする。
【0044】2次電池304からの電力の放出および2
次電池304への電力の蓄積は充放電回路105を介し
て行われる。充放電回路105は、その放電動作と、2
次電池304に電力を蓄積する充電動作とを行う。充放
電回路105の放電動作時、2次電池304に蓄積され
ている電力は充放電回路105に放出され、充放電回路
105からスイッチング素子401,405を介してヒ
ータ301へ直流電力が供給される。スイッチング素子
401,405は接続動作をし、他のスイッチング素子
402,403,404は遮断動作をする。
【0045】充放電回路105の充電動作時、商用電源
103からの交流電力を変換することによって得られる
直流電力がスイッチング素子402を介して充放電回路
105に供給され、2次電池304の充電が行われる。
スイッチング素子402は接続動作をし、他のスイッチ
ング素子401,403,404,405は遮断動作を
する。
【0046】充放電回路105の動作および各スイッチ
ング素子401,402,403,404,405の断
続動作は、制御部306で制御される。制御部306
は、定着ローラ300の表面温度を監視しながら充放電
回路105および各スイッチング素子401,402,
403,404,405に対する動作命令を生成する。
【0047】次に、画像形成時における定着ローラ8の
加熱制御動作について図5を参照しながら説明する。な
お、図5中の温度曲線cは画像形成装置30における定
着ローラ8の表面温度変化と時間との関係を示す。図5
中の領域E1,E2,E3(斜線部)は、2次電池30
4からヒータ301へ供給される電力を示す。図5中の
領域F1,F2,F3は、商用電源103からヒータ3
01へ供給される電力を示す。
【0048】画像形成装置30を稼働するとき、まず、
主電源が投入され、定着ローラ8の表面温度を上限値T
Hにまで上昇させる立ち上げモードが開始される。スイ
ッチング素子401,402の接続動作および充放電回
路105の放電動作が行われ、ヒータ301には商用電
源103からの電力(図5中の領域F1)および2次電
池304からの電力(図5中の領域E1)が供給され
る。ヒータ301の加熱動作は、定着ローラ8の表面温
度が上限値THに到達するまで続行される。
【0049】定着ローラ表面温度が上限値THに到達す
ると、各スイッチング素子401,402の遮断動作に
伴いヒータ301への電力供給は停止され、ヒータ30
1の加熱動作は停止される。
【0050】立ち上げモード時、ヒータ301には電力
が商用電源103および2次電池304から供給される
から、定着ローラ8の表面に与えられる熱量が大きくな
り、定着ローラ8の表面温度を定着可能温度に立ち上げ
るまでの立ち上げ時間を短縮することができる。また、
ヒータ301への供給電力には、2次電池からの供給電
力が含まれているから、商用電源103から供給される
電力は小さくなり、商用電源103に対する負荷を軽減
することができる。
【0051】立ち上げモード終了後、モードは定着モー
ドに移行される。定着モードでは、定着ローラ8の表面
温度が定着温度の上限値THと下限値TLとの間に保持さ
れ、ヒータ301への電力の供給源が2次電池304の
蓄積電力量に応じて選択される。
【0052】2次電池304の蓄積電力が放電可能な程
度に残存しているとき、各スイッチング素子403,4
04の遮断動作が行われ、ヒータ301への電力の供給
源として2次電池304が選択される。2次電池304
からヒータ301への電力の供給およびその停止はスイ
ッチング素子401の断続動作によって制御され、スイ
ッチング素子401の断続動作は定着ローラ8の表面温
度から決定される。
【0053】例えば、定着ローラ8の表面温度が上限値
Hに到達すると、立ち上げモード終了後、スイッチン
グ素子401の遮断動作が行われるとともに充放電回路
105には放電動作の停止を指示する動作命令が与えら
れ、2次電池304からヒータ301への電力供給が停
止される。定着ローラ8の表面温度が下限値TLにまで
低下すると、スイッチング素子401の接続動作および
充放電回路105の放電動作が行われ、2次電池104
からヒータ301への電力(領域E2または領域E3)
の供給が開始される。ヒータ301への電力供給開始に
伴い定着ローラ8の表面温度は上昇し始める。
【0054】2次電池304の蓄積電力が完全に放出さ
れると、ヒータ301への電力の供給源として商用電源
103が選択される。商用電源103からヒータ301
への電力(領域F2または領域F3)の供給およびその
停止はスイッチング素子403の断続動作によって制御
され、スイッチング素子403の断続動作は定着ローラ
8の表面温度から決定される。
【0055】商用電源103からヒータ301への電力
供給が停止されているとき、商用電源103からの電力
はスイッチング素子403,402を介して充放電回路
105に与えられ、充放電回路105の充電動作によっ
て2次電池304に電力が蓄積される。
【0056】なお、本実施例では、2次電池304の蓄
積電力を完全に放出した後に、2次電池304に対する
充電が行われているが、2次電池304の一部の電力を
放出する毎に充電を行う方法を採ることもできる。
【0057】
【発明の効果】以上に説明したように、本発明の画像形
成装置によれば、商用電源に対する負荷を小さく抑える
ことができ、主電源投入から定着動作可能な状態になる
までの立ち上げ時間を短縮することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の画像形成装置の一実施例を示す構成図
である。
【図2】図1の画像形成装置の主要部を示すブロック図
である。
【図3】図1の画像形成装置の定着ローラの表面温度お
よび定着ローラの表面温度の加熱に要する電力の時間的
変化を示す図である。
【図4】本発明の画像形成装置の他の実施例の主要部を
示すブロック図である。
【図5】図4の画像形成装置の定着ローラの表面温度お
よび定着ローラの表面温度の加熱に要する電力の時間的
変化を示す図である。
【符号の説明】
4 感光ドラム 5 現像装置 6 転写帯電器 7 定着装置 8 定着ローラ 10,30 画像形成装置 101 主ヒータ 102 補助ヒータ 103 商用電源 104,304 2次電池 105 充放電回路 106,306 制御部 301 ヒータ P 転写材

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 感光ドラムなどの潜像担持体上に原稿画
    像に対応する像を形成し、該像を転写材上に転写し、加
    熱源で上記転写材上の像を加熱することによって該像を
    該転写材上に定着させる画像形成装置において、充電が
    繰り返し可能な2次電池と、該2次電池の蓄積電力を上
    記加熱源に放出する放電動作および該2次電池へ外部か
    らの電力を蓄積する充電動作を行う充放電部と、該充放
    電部の放電動作および充電動作を制御する制御部とを備
    え、上記制御部は、主電源投入時に上記充放電部に放電
    動作命令を与え、上記充放電部の放電動作によって上記
    2次電池から放出される電力が上記加熱源の補助電力と
    して用いられることを特徴とする画像形成装置。
  2. 【請求項2】 2次電池に蓄積するための電力が主電源
    への供給電力と独立に充放電部に供給され、主電源遮断
    時に上記充放電部はそれに供給される電力を上記2次電
    池に蓄積する充電動作を行うこととする請求項1に記載
    の画像形成装置。
  3. 【請求項3】 2次電池が装置本体に着脱可能であるこ
    ととする請求項1に記載の画像形成装置。
JP4078770A 1992-03-02 1992-03-02 画像形成装置 Pending JPH05241387A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4078770A JPH05241387A (ja) 1992-03-02 1992-03-02 画像形成装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4078770A JPH05241387A (ja) 1992-03-02 1992-03-02 画像形成装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH05241387A true JPH05241387A (ja) 1993-09-21

Family

ID=13671143

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP4078770A Pending JPH05241387A (ja) 1992-03-02 1992-03-02 画像形成装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH05241387A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006337541A (ja) * 2005-05-31 2006-12-14 Kyocera Mita Corp 画像形成装置
JP2006337584A (ja) * 2005-05-31 2006-12-14 Kyocera Mita Corp 画像形成装置
JP2007124670A (ja) * 2006-11-06 2007-05-17 Ricoh Co Ltd 画像形成装置

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006337541A (ja) * 2005-05-31 2006-12-14 Kyocera Mita Corp 画像形成装置
JP2006337584A (ja) * 2005-05-31 2006-12-14 Kyocera Mita Corp 画像形成装置
JP2007124670A (ja) * 2006-11-06 2007-05-17 Ricoh Co Ltd 画像形成装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4578178B2 (ja) 画像形成装置
US7212759B2 (en) Heating device, fixing device and image forming apparatus
JP4578179B2 (ja) 定着装置、及び画像形成装置
JP2002184554A (ja) 加熱装置とそれを使用した定着装置及び画像形成装置
JP2006078771A (ja) 定着装置、及び画像形成装置
JP2006078608A (ja) 定着装置、及び画像形成装置
JP2006078708A (ja) 定着装置の電力供給制御方法、定着装置、及び画像形成装置
JP5984514B2 (ja) 電源装置およびそれを備えた画像形成装置
JP5582119B2 (ja) 画像形成装置
JP4494762B2 (ja) 画像形成装置とその画像形成装置の補助電源給電方法
JP2001066926A (ja) 画像形成装置
JP5445326B2 (ja) 画像形成装置
JP2002014574A (ja) 画像形成装置
JPS5895766A (ja) 感光体の加熱方法
JPH05241387A (ja) 画像形成装置
JP2004117468A (ja) 画像形成装置
JP5116355B2 (ja) 定着装置、定着装置を有する画像形成装置、及び定着装置における加熱方法
US7881632B2 (en) Image forming apparatus for controlling fixing operation with auxiliary power source
JP5039441B2 (ja) 画像形成装置および画像形成方法
US20070097577A1 (en) Electric power supplying apparatus and image forming apparatus
JP4220850B2 (ja) 加熱装置、定着装置および画像形成装置
JP7119629B2 (ja) 電源装置、電源装置の制御方法、画像形成装置
JP2005181778A (ja) 画像形成装置
JP2007041275A (ja) 充電システム、蓄電サーバ、及び画像形成装置
JP5434108B2 (ja) 画像形成装置