JP2007041275A - 充電システム、蓄電サーバ、及び画像形成装置 - Google Patents

充電システム、蓄電サーバ、及び画像形成装置 Download PDF

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Abstract

【課題】 画像形成装置のサイズを大きくすることなく、また製造コストも向上させることなく、定着部を短時間で定着可能温度まで上昇させることができ、画像形成装置の導入直後から定着部を短時間で定着可能温度まで上昇させることができるようにする。
【解決手段】 蓄電サーバ2に備えられた電気二重層キャパシタを商用電源の電力で充電し、この電気二重層キャパシタの電力を、定着部を定着可能状態に立ち上げる際の補助電力として複合機31,32,33…に供給する。複合機31等では、第1及び第2定着ヒータ駆動回路により、上記電気二重層キャパシタの電力を用いる第1定着ヒータと、商用電源の電力を用いる第2定着ヒータの両ヒータの駆動非駆動が切り換えられて定着部の加熱が行われる。
【選択図】 図1

Description

本発明は、熱によりトナーを記録紙に定着させる目的で、画像形成装置内に設けられている定着部に対して電力を供給する技術に関する。
従来から、コピー機等の画像形成装置では、熱によりトナーを記録紙に定着させる定着部を、短時間で定着可能温度まで上昇させるために、補助電源(キャパシタや二次電池等)が備えられたものが提案されている。このような画像形成装置としては、画像形成装置の初期立ち上げ時等におけるプリント可能状態への移行時に、商用電源(外部電源)及び補助電源の両方を用いて大電流を定着ヒータに流すことによって、立上り時間を短縮するものが提案されている(下記特許文献1参照)。
特開平10−282821号公報
しかし、上記のように補助電源を追加して定着部に電力を供給する機構を採用する場合、画像形成装置に補助電源を設けなくてはならないので、画像形成装置のサイズが大きくなり、また、その分の製造コストも増大する。さらに、このような画像形成装置は、導入直後は補助電源が満充電状態になっているとは限らないため、導入直後からすぐに補助電源による定着部への電力供給を行うことができるとは限らない。
本発明は、上記問題点に鑑みてなされたものであり、画像形成装置のサイズを大きくすることなく、また製造コストも向上させることなく、定着部を短時間で定着可能温度まで上昇させることができ、画像形成装置の導入直後から定着部を短時間で定着可能温度まで上昇させることができるようにすることを目的とする。
請求項1に係る発明は、1以上の画像形成装置と、当該画像形成装置に電力を供給する蓄電サーバとを備える充電システムであって、
前記画像形成装置は、トナーを記録紙へ定着させる定着部を前記蓄電サーバから供給される電力で加熱する第1定着ヒータと、この第1定着ヒータを駆動させるか否かを切り換える第1定着ヒータ駆動手段と、商用電源からの電力で前記定着部を加熱する第2定着ヒータと、この第2定着ヒータを駆動させるか否かを切り換える第2定着ヒータ駆動手段とを有し、
前記蓄電サーバは、前記画像形成装置の定着部に電力を供給する補助電源と、この補助電源に対する商用電源の電力による充電を制御する充電制御手段と、この補助電源から電力を供給する画像形成装置を選択する電力供給先選択手段とを有するものである。
この構成によれば、蓄電サーバでは、補助電源が商用電源の電力で充電され、この補助電源の電力の供給先となる画像形成装置が電力供給先選択手段によって選択され、画像形成装置においては、第1及び第2定着ヒータ駆動手段により、上記補助電源の電力を用いる第1定着ヒータと、商用電源の電力を用いる第2定着ヒータの両ヒータの駆動非駆動が切り換えられて定着部の加熱が行われる。
請求項2に係る発明は、請求項1に記載の充電システムであって、前記蓄電サーバは、前記補助電源及び前記充電制御手段を複数有し、
前記複数の補助電源から、前記画像形成装置に電力を供給する補助電源を選択する電源選択手段を有するものである。
この構成では、蓄電サーバでは、複数の補助電源から、電力供給先選択手段が補助電源を選択して、この選択された補助電源から画像形成装置に電力が供給されるようになっている。
請求項3に係る発明は、請求項2に記載の充電システムであって、前記蓄電サーバは、前記複数の補助電源の中で、前記電源選択手段によって前記画像形成装置に電力を供給する補助電源として選択されていない補助電源に対する前記充電が行われるように、前記充電制御手段に充電制御を行わせる制御手段を備えたものである。
この構成では、蓄電サーバの制御手段が、複数の補助電源の中から、電力供給先選択手段によって画像形成装置に電力を供給する補助電源として選択されていない補助電源に対する充電が行われるように、充電制御手段に充電制御を行わせるので、画像形成装置への電力供給に支障を与えないタイミングで、各補助電源の充電が行われるようになっている。
請求項4に係る発明は、1以上の画像形成装置に電力を供給する蓄電サーバであって、
前記画像形成装置の定着部に電力を供給する補助電源と、
前記補助電源に対する商用電源の電力による充電を制御する充電制御手段と、
前記補助電源から電力を供給する画像形成装置を選択する電力供給先選択手段と
を備えるものである。
請求項5に係る発明は、1以上の画像形成装置に対して補助的な電力を供給する蓄電サーバから供給される電力で、トナーを記録紙へ定着させる定着部を加熱する第1定着ヒータと、
この第1定着ヒータを駆動させるか否かを切り換える第1定着ヒータ駆動手段と、
外部電源からの電力で前記定着部を加熱する第2定着ヒータと、
この第2定着ヒータを駆動させるか否かを切り換える第2定着ヒータ駆動手段と
を備える画像形成装置である。
請求項1に記載の発明によれば、画像形成装置に補助電源のような蓄電機構を備えることなく、商用電源の電力よりも大きい電力で定着部を加熱できる。そのため、商用電源の電力よりも大きい電力による定着部の加熱を行うために、従来の画像形成装置のサイズを大きくする必要がない。しかも、蓄電機構を設けなくてよいので、画像形成装置の製造コストが増大することもない。また、蓄電サーバは、画像形成装置の稼働不稼動とは無関係に補助電源を充電するので、画像形成装置を新規導入した場合であっても、蓄電サーバの補助電源が充電された状態であれば、導入直後から即座に当該補助電源から画像形成装置の定着部への電力供給を開始して、短時間で定着部を定着可能状態に立ち上げることができる。
請求項2に記載の発明によれば、蓄電サーバの複数の補助電源の中から選択した補助電源から画像形成装置に電力を供給できるので、1つの補助電源がある画像形成装置に対して電力を供給していても、他の補助電源から別の画像形成装置に対して電力を供給することができる。これにより、複数の画像形成装置に対する電力供給を1台の蓄電サーバから円滑に行うことができる。
請求項3に記載の発明によれば、1つの補助電源から画像形成装置に対する電力供給を行いながら、他の補助電源の充電を行うことができるので、画像形成装置への電力供給に支障を与えることなく、これと並行して、画像形成装置に電力を供給していない補助電源に対する充電を円滑に行うことができる。
請求項4に記載の発明によれば、蓄電機構を備えていない画像形成装置の定着部に対して、商用電源の電力よりも大きい電力を供給することができる。
請求項5に記載の発明によれば、画像形成装置に補助電源のような蓄電機構を備えることなく、商用電源の電力よりも大きい電力で定着部を加熱できる。そのため、商用電源の電力よりも大きい電力による定着部の加熱を行うために、従来の画像形成装置のサイズを大きくする必要がない。しかも、蓄電機構を設けなくてよいので、画像形成装置の製造コストが増大することもない。また、蓄電サーバは、画像形成装置の稼働不稼動とは無関係に補助電源を充電するので、画像形成装置を新規導入した場合であっても、蓄電サーバの補助電源が充電された状態であれば、導入直後から即座に当該補助電源から画像形成装置の定着部への電力供給を開始して、短時間で定着部を定着可能状態に立ち上げることができる。
以下、本発明に係る実施形態を図面に基づいて説明する。図1は、本発明に係る充電システムを示すブロック図である。本発明に係る充電システム1は、蓄電サーバ2と、1台以上の複合機31,32,33…等を備える。複合機31,32,33…は蓄電サーバ2から電力供給を受けることが可能に接続されている。
蓄電サーバ2は、複合機31,32,33…に設けられている定着部を短時間で立ち上げるため等の補助電力を複合機31,32,33…に対して供給するものである。複合機31,32,33…は、プリンタ、複写機、ファクシミリ装置、又はこれらの機能を併せ持つ。複合機31,32,33…は、蓄電サーバ2からの電力供給を受けて定着部の定着ヒータを駆動する。なお、本実施形態では、本発明に係る画像形成装置を、上記複合機として説明するが、本発明に係る画像形成装置を複合機のみに限定する趣旨ではない。
複合機31,32,33…から蓄電サーバ2には、電力供給要求信号又は電力供給停止信号が送られる。蓄電サーバ2は、電力供給要求信号又は電力供給停止信号に基づいて、内部の充電機構の充電を制御する。蓄電サーバ2及び複合機31,32,33…には、外部電源(いわゆる商用電源で、電力会社によるAC(交流)電源)5から電力が供給される。
次に、蓄電サーバ2の電力供給機構の回路について説明する。図2は、蓄電サーバ2の電力供給機構の回路イメージを示す図である。蓄電サーバ2は、3つの充電機構21,22,23と、電力供給制御部(電力供給先選択手段、電源選択手段)25を備えている。なお、本実施形態で示す充電機構の数は1以上であればよく、蓄電サーバ2に備えられる充電機構の数を3つに限定する趣旨ではない。
充電機構21,22,23は、それぞれ外部電源5にダイオード20を介して接続されている。なお、ダイオード20は、AC電流をDC電流に整流するものである。これにより、充電機構21,22,23にはDC電流が流れる。また、充電機構21,22,23は、電力供給制御部25に接続されている。この電力供給制御部25は、複合機31,32,33…のいずれかに対して電力を供給する充電機構を充電機構21,22,23から選択する第1スイッチと、充電機構21,22,23のいずれかから電力の供給を受ける複合機を複合機31,32,33…から選択する第2スイッチとを備えている(図略)。電力供給制御部25による上記第1及び第2スイッチの切り換え制御で、充電機構21,22,23のうち、1つの充電機構からの電力が1つの複合機に対して供給されるようになっている。
充電機構21,22,23について説明する。充電機構21,22,23は同じ構成であるので充電機構21を例に説明する。充電機構21は、バッテリ充電制御回路(充電制御手段)211、リチウムイオン電池(補助電源)212、スイッチングレギュレータ213、電気二重層キャパシタ(補助電源)214、及びリレースイッチ215を備えている。
バッテリ充電制御回路211は、外部電源5からの電力をリチウムイオン電池212に供給するか否かを切り換えることにより、リチウムイオン電池212を充電するか否かを切り換えるスイッチである。リレースイッチ215をリチウムイオン電池212を充電する側に接続を切り換え、かつ、バッテリ充電制御回路211によって外部電源5からの電力がリチウムイオン電池212に供給されるようにすることで、リチウムイオン電池212が充電される。
リチウムイオン電池212は、電気二重層キャパシタ214を充電するために、電気二重層キャパシタ214に電力を供給する充電式の電源である。リチウムイオン電池212は、放電末期までの電圧の低下が小さいという特徴を有する。リチウムイオン電池212の充電時間は例えば10分である。
スイッチングレギュレータ213は、リチウムイオン電池212から入力される電圧を平滑化して、安定した直流電圧を電気二重層キャパシタ214に出力する電源安定化装置である。
電気二重層キャパシタ214は、複合機31等に備えられる第1定着ヒータ(後述)を駆動するための補助電源として機能する。電気二重層キャパシタ214は、大電流での充放電が可能である。電気二重層キャパシタ214は、充放電の繰り返し寿命が比較的長いが(例えば数十万回のオーダー)、電荷を放出すると電力(電圧)が急速に低下するという特徴を有する。電気二重層キャパシタ214の充電時間は例えば数十秒である。
リレースイッチ215は、リチウムイオン電池212を、(1)当該リチウムイオン電池212が放電する電力で電気二重層キャパシタ214を充電するように回路を接続するか、(2)外部電源5を電力供給源としてリチウムイオン電池212を充電するように回路を接続するか(上述)を切り換えるスイッチである。
すなわち、充電機構21では、ダイオード20からの電流は、バッテリ充電制御回路211を介してリチウムイオン電池212に供給され、バッテリ充電制御回路211とリチウムイオン電池212との間に、リレースイッチ215が備えられているため、このリレースイッチ215により、 (1)リチウムイオン電池212を電気二重層キャパシタ214に電力を供給して、リチウムイオン電池212の電力で電気二重層キャパシタ214を充電する接続とするか、(2)リチウムイオン電池212をバッテリ充電制御回路211側に接続して外部電源5からの電力でリチウムイオン電池212が充電される接続とするか、が切り換えられる。
電気二重層キャパシタ214は、スイッチングレギュレータ213に接続されており、リチウムイオン電池212からの電力で充電される。また、電気二重層キャパシタ214は、電力供給制御部25にも接続され、電気二重層キャパシタ214の電力を、電力供給制御部25を介して、複合機31,32,33のいずれかに供給するようになっている。
このような構成によれば、リチウムイオン電池212からの電力で、電気二重層キャパシタ214を満充電状態に保っておくことができるので、電荷の放出により電気二重層キャパシタ214の電圧が下がって複合機に供給する電力が低下するという不具合が生じない。また、リチウムイオン電池212は、電気二重層キャパシタ214の充電用として機能し、複合機への電力供給用電源としては機能しないため、大電流で放電することはなく、従って、大電流で充放電を繰り返すことがないので、リチウムイオン電池212の寿命を長く保つことができる。
次に、複合機31,32,33…の回路について説明する。なお、複合機31,32,33…は同様の構成であるので、以下には、複合機31を例にして説明する。図3は、複合機31の電力供給機構の回路イメージを示す図であり、特に、定着ヒータへの電力供給機構部分を示したものである。複合機31には、第1定着ヒータ311及び第2定着ヒータ312からなる定着ヒータ300と、第1定着ヒータ駆動回路(第1定着ヒータ駆動手段)313と、第2定着ヒータ駆動回路(第2定着ヒータ駆動手段)314とが備えられている。
第1定着ヒータ311及び第2定着ヒータ312は、定着ローラを加熱するためのヒータであり、本実施形態では、ハロゲンヒータからなる。第1定着ヒータ311は、例えば1300〜1800WのDC(直流)ヒータで、第2定着ヒータ312は、例えば1200WのAC(交流)ヒータである。第1定着ヒータ311は、大電流を流して急速に加熱するために消費電力の大きいものを用いている。第1定着ヒータ311及び第2定着ヒータ312は隣接して設置されている。
第1定着ヒータ駆動回路313は、蓄電サーバ2の充電機構21,22,23のいずれかに備えられる電気二重層キャパシタ214からの電力で第1定着ヒータ311を駆動するか否かを制御するものである。すなわち、第1定着ヒータ駆動回路313は、電気二重層キャパシタ214からの電力で第1定着ヒータ311を加熱するか否かを切り換えるスイッチとして機能する。当該スイッチをオンにすると第1定着ヒータ311が駆動され、当該スイッチをオフにすると第1定着ヒータ311が停止される。
第2定着ヒータ駆動回路314は、外部電源5を電力供給源として第2定着ヒータ312を駆動するか否か、すなわち、第2定着ヒータ312を加熱させるか否かを切り換えるスイッチとして機能する。当該スイッチをオンにすると第2定着ヒータ312が駆動され、当該スイッチをオフにすると第2定着ヒータ312が停止される。
次に、蓄電サーバ2及び複合機31の各部の制御について説明する。図4は、複合機31の内部構成を示すブロック図であり、特に、定着ヒータへの電力供給機構部分を示したものである。図5は、蓄電サーバ2の内部構成を示すブロック図であり、特に複合機の定着部への電力供給機構部分を中心とした機能構成図である。なお、図5では、太線は電力供給方向を示し、細線は指示信号(制御信号)を示す。図6は、複合機31の各状態種別(プラグイン状態、初期立ち上げ状態、プリント状態、レディ状態、スリープ状態、及び急速立ち上げ状態)及び、各状態から他の状態に遷移する契機となるイベントの種別とを示す状態遷移情報である。
複合機31について説明する。複合機31は電源制御回路316、メインスイッチ317、記録部318、指示受付部319、タイマ320、定着ローラ温度センサ321、制御部310、第1定着ヒータ311、第1定着ヒータ駆動回路313、第2定着ヒータ312、及び第2定着ヒータ駆動回路314を備える。
電源制御回路316は、複合機31を起動させる主電源スイッチであるメインスイッチ317のオン又はオフに応じて、外部電源5(図1)からの電力を装置各部に供給するか否かを制御するものである。
記録部318は、記録紙にトナー画像を記録するものであり、複合機31では、例えばコピー機能、プリンタ機能、ファクシミリ受信機能が実行される際にプリント指示を受けて動作する。記録部318は、スキャナ部3181、画像形成部3182及び定着部3183を備える。
スキャナ部3181は、原稿照射ランプ及びCCD等からなり、コピーの対象となる原稿上に記載されている画像を読み取るものである。画像形成部3182は、例えば、感光体ドラム、帯電装置、露光装置及び転写装置等からなり、電子写真方式で記録紙に画像を形成する機構である。
定着部3183は、熱ローラ及び加圧ローラからなる定着ローラ(図示省略)を備え、感光体ドラムでトナー画像が転写された記録紙を熱ローラ及び加圧ローラでニップし、熱及び圧力によりトナー画像を記録紙に定着させるものである。
指示受付部319は、ユーザ等からの複合機31に対する各種動作実行指示を受け付けるものであり、例えば、コピー機能、プリンタ機能、ファクシミリ受信機能の実行指示等を受け付けるものである。指示受付部319において、コピー機能実行指示は、当該複合機31の操作パネル(図示省略)からユーザにより当該複合機31に入力される。プリンタ機能実行指示は、ネットワーク等により複合機31に接続された例えばPC(パーソナルコンピュータ)から当該複合機31に送信される。ファクシミリ受信実行指示は、公衆回線等により複合機31に接続されたファクシミリ送信装置から当該複合機31に送信される。なお、プリント指示とは、記録部318の動作により記録紙に画像を記録させる動作の実行指示であり、コピー機能、プリンタ機能、ファクシミリ受信機能等の実行指示の中に含まれる。
タイマ320は、状態判別部3103から指示を受けた時点からの経過時間や現在時刻を計時するものである。定着ローラ温度センサ321は、定着ローラの温度を計測して、定着ローラ温度制御部3102に出力するものである。
制御部310は、複合機31全体の動作を制御するもので、プログラムを実行するCPU(中央処理装置)、前記プログラムを格納するROM(リードオンリーメモリ)、前記プログラム実行時の一時的な記憶領域として用いられるRAM(ランダムアクセスメモリ)等から構成される。制御部(制御手段)310は、動作制御部3101、定着ローラ温度制御部3102、状態判別部3103及びスイッチ制御部3104を備える。
動作制御部3101は、複合機31各部の動作制御を司るものであり、指示受付部319で受け付けられるコピー機能やプリント機能等の実行指示に基づいて、記録部318等の動作を制御する。
状態判別部3103は、当該複合機31の現在の状態が、初期立ち上げ状態、プリント状態、レディ状態、スリープ状態、及プラグイン状態、及び急速立ち上げ状態のいずれにあるかを判別するものである。状態判別部3103は、電源制御回路316から送出されてくるメインスイッチ317のオン又はオフ状態や、指示受付部319からプリント指示が所定時間入力されないこと等に基づいて、複合機31が上記いずれの状態であるかを判別する。
初期立ち上げ状態は、複合機31に電源が投入された時点から(メインスイッチ317がオンとされてから)、定着ローラの温度が定着可能な所定の第1の温度範囲(例えば、180℃前後)に至るまでの状態である。
プリント状態とは、複合機31がプリント動作を行っている間の状態(印刷(複写等を含む)を受け付けてから完了するまでの間の状態)である。プリント状態においては、定着ローラの温度は上記第1の温度範囲内に保たれる。
レディ状態は、プリント指示の入力を待機し、プリント指示があれば即座に定着ローラを上記第1の温度範囲まで上昇させることができる状態のことである。このレディ状態は、定着ローラの温度が、上記第1の温度範囲内よりも低い第2の温度範囲(例えば、90℃前後)とされる。
また、スリープ状態は、省電力化のために第1定着ヒータ311及び第2定着ヒータ312をオフにした状態であり、一定時間プリント指示が入力されない場合に、レディ状態からスリープ状態に移行するようになっている。
プラグイン状態とは、電源プラグが外部電源5のコンセントに差し込まれている状態であるが、メインスイッチ317がオフとなっている状態をいう。
急速立ち上げ状態は、スリープ状態のときにプリント指示を受け付けた場合に、この受付時点から定着ローラの温度が定着可能な上記第1の温度範囲に立ち上がる状態をいう。
状態判別部3103は、図6に示す状態遷移情報を予め記憶しており、現在の状態(遷移元状態)、及び発生したイベントから次に遷移する状態(遷移先状態)を判別する。状態判別部3103は、電源制御回路316から送出されてくるメインスイッチ317のオン又はオフ状態や、指示受付部319からプリント指示が所定時間入力されないこと等に基づいて、複合機31が上記いずれの状態であるかを判別する。状態判別部3103は、判別した現在の状態、及び次に遷移する状態を示す情報をスイッチ制御部3104に送出する。
定着ローラ温度制御部3102は、プリント状態において、定着ローラの温度が上記第1の温度範囲内となるように、定着ローラ温度センサ321が検出する温度値に基づいて、第1定着ヒータ駆動回路313及び第2定着ヒータ駆動回路314を駆動制御し、第1定着ヒータ311及び第2定着ヒータ312のオンオフを制御するものである。また、定着ローラ温度制御部3102は、レディ状態において、定着ローラの温度が所定の第2の温度範囲内にあるように第2定着ヒータ312のオンオフを制御するものである。これら定着ローラ温度制御部3102による各制御は、スイッチ制御部3104を介して行われる。
スイッチ制御部3104は、状態判別部3103によって判別された現在の複合機31の各状態毎に、或いは、定着ローラ温度制御部3102からの指示に基づいて、第1定着ヒータ駆動回路313及び第2定着ヒータ駆動回路314の切り換えを制御する。また、スイッチ制御部3104は、蓄電サーバ2の制御部26に対して、電力供給要求信号又は電力供給停止信号を送信する。
蓄電サーバ2について説明する。蓄電サーバ2には、制御部26が備えられている。この制御部26は、複合機31,32,33…のスイッチ制御部3104から送信されてくる電力供給要求信号又は電力供給停止信号に基づいて、電力供給制御部25、リレースイッチ215及びバッテリ充電制御回路211の動作を制御し、充電機構21,22,23におけるリチウムイオン電池212及び電気二重層キャパシタ214を充電するか否か、複合機に対して電気二重層キャパシタ214の電力を供給するか否かを切り換える。なお、以下の説明では、バッテリ充電制御回路211による電力供給制御は、電力を供給する場合をオン、電力を供給しない場合をオフとして示す場合がある。
例えば、制御部26に対して、ある複合機のスイッチ制御部3104から、電力供給要求信号が送られてくると、制御部26は、充電機構21,22,23の中から、他の複合機への電力供給に使用されていない充電機構を検出し、電力供給制御部25の第1スイッチを切り換えて、当該検出した充電機構を複合機側に接続する。また、制御部26に対して、ある複合機のスイッチ制御部3104から、電力供給停止要求が送られてくると、制御部26は、電力供給制御部25の第2スイッチを切り換え、それまで充電機構側に接続していた当該複合機を充電機構側とは非接続とし、それまで電力供給を行っていた充電機構からの電力供給を停止させる。
また、制御部26は、充電機構が複合機に対して電力供給を行っていない場合には、当該充電機構のリレースイッチ215をバッテリ充電制御回路211側に接続し、バッテリ充電制御回路211をオンとして、リチウムイオン電池212が外部電源5の電力で充電されるように制御する。また、制御部26は、複合機に対して電力供給を行う充電機構は、リレースイッチ215を電気二重層キャパシタ214側に接続し、バッテリ充電制御回路211をオフとし、電気二重層キャパシタ214から電気供給制御部25を介して複合機31,32,33…のいずれかに電気二重層キャパシタ214の電力が供給されるように制御する。
図7は、複合機31の各状態における第1定着ヒータ駆動回路313及び第2定着ヒータ駆動回路314の状態と、蓄電サーバ2に電力供給要求信号を送信するか否かとを示す図である。
複合機31の各状態に対応する第1定着ヒータ制御回路313及び第2定着ヒータ駆動回路314の切換制御、蓄電サーバ2に対する電力供給要求信号又は電力供給停止信号のいずれかの送信制御は、スイッチ制御部3104によって行われる。複合機31の各状態に対応する第1定着ヒータ制御回路313及び第2定着ヒータ駆動回路314の状態と、蓄電サーバ2に電力供給要求信号を送信するか否かは、スイッチ制御部3104が自ら記憶しておいてもよいし、図略の記憶部に記憶させておき、スイッチ制御部3104が必要に応じて読み出すものとしてもよい。
初期立ち上げ状態及び急速立ち上げ状態においては、第1定着ヒータ制御回路313がオンとされ、第1定着ヒータ制御回路313により第1定着ヒータ311が駆動され、また、第2定着ヒータ駆動回路314もオンとされ、第2定着ヒータ駆動回路314により第2定着ヒータ312が駆動される状態とされる。この場合、上述したように、第1定着ヒータ311は、蓄電サーバ2から供給される電力で駆動され、第2定着ヒータ312は、外部電源5から供給される電力で駆動される。また、電力供給要求信号が蓄電サーバ2に対して送信される。
また、レディ状態においては、第1定着ヒータ制御回路313がオフとされ、第1定着ヒータ311非駆動とされ、また、第2定着ヒータ駆動回路314がオンとされ、第2定着ヒータ312は駆動される状態とされる。また、電力供給停止信号が蓄電サーバ2に対して送信される。
スリープ状態及びプラグイン状態では、第1定着ヒータ制御回路313がオフとされ、第1定着ヒータ311非駆動とされ、また、第2定着ヒータ駆動回路314もオフとされ、第2定着ヒータ312は非駆動の状態とされる。電力供給停止信号が蓄電サーバ2に対して送信される。
プリント状態においては、定着ローラ温度センサ321からスイッチ制御部3104に入力される定着ローラの温度値に基づいて、第1定着ヒータ制御回路313により第1定着ヒータ311駆動又は非駆動が切り換えられ、定着ローラの温度が上記第1の温度範囲に保たれる。第2定着ヒータ駆動回路314はオンとされ、第2定着ヒータ312は駆動される状態とされる。また、電力供給要求信号が蓄電サーバ2に対して送信される。
次に、充電システム1における、蓄電サーバ2による電力供給制御と、複合機31等における定着ヒータ駆動制御時の処理とについて説明する。図8乃至図10は、充電システム1における、蓄電サーバ2による電力供給制御と、複合機31等における定着ヒータ駆動制御時の処理とを示すフローチャートである。以下には、複合機31,32,33…のいずれかによる処理を、複合機31を例にして説明する。
複合機31は、その電源プラグがコンセントに装着され、電源制御回路316から状態判別部3103に当該状態を示す信号が送出されると、状態判別部3103が複合機31がプラグイン状態であると判別し、スイッチ制御部3104は、第1定着ヒータ制御回路313に第1定着ヒータ311を非駆動とさせ、第2定着ヒータ駆動回路314には第2定着ヒータ312を非駆動とさせる(S1)。さらに、スイッチ制御部3104は、蓄電サーバ2に対して電源供給停止信号を送信する(S2)。
蓄電サーバ2では、制御部26が上記電源供給停止信号を複合機31から受信すると(SS1)、制御部26が、電力供給制御部25の第2スイッチを切り換えて、当該複合機31が充電機構21,22,23側(以下、単に充電機構側という)から非接続の状態とする。そして、制御部26は、リレースイッチ215を切り換えて、リチウムイオン電池212をバッテリ充電制御回路211側に接続し、バッテリ充電制御回路211をオンにして、外部電源5からの電力でリチウムイオン電池212を充電させる(SS2)。
そして、複合機31のメインスイッチ317(主電源スイッチ)が、オンとされたことを電源制御回路316が検知すると(S3でYES)、電源制御回路316はメインスイッチ317がオン状態となったことを示す信号を状態判別部3103に送出する。状態判別部3103は、これをもって、複合機31の状態が初期立ち上げ状態であると判別し、この装置状態を示す信号をスイッチ制御部3104に送出する。スイッチ制御部3104は、電力供給要求信号を蓄電サーバ2に対して送信する(S4)。続いて、スイッチ制御部3104は、第1定着ヒータ制御回路313をオンとして第1定着ヒータ311を駆動し、第2定着ヒータ駆動回路314もオンとして第2定着ヒータ312を駆動する(S5)。
蓄電サーバ2では、制御部26が上記電源供給要求信号を複合機31から受信すると(SS3)、制御部26は、この時点で他の複合機に対して電力供給を行っていない充電機構を検出し(SS4)、電力供給制御部25の第1スイッチを切り換えて、当該検出された充電機構を複合機側に接続し、第2スイッチを切り換えて当該複合機31を充電機構側に接続する(SS5)。そして、制御部26は、リレースイッチ215をリチウムイオン電池212を放電させる側(電気二重層キャパシタ214を充電する側)に切り換え、バッテリ充電制御回路211をオフとする(SS6)。これにより、上記検出された充電機構の電気二重層キャパシタ214の電力が、上記電力供給要求指示を送信してきた複合機に供給される。
このように切換制御を行った場合、第2定着ヒータ312に加えて、蓄電サーバ2からの電力供給により第1定着ヒータ311も駆動される。この状態は、定着ローラ温度制御部3102及びスイッチ制御部3104により、定着ローラ温度センサ321から得られる定着ローラの温度が、上述の第1の温度範囲に達したと検出されるまで継続される(S6)。
定着ローラ温度センサ321により定着ローラの温度が第1の温度範囲に達したことが検出されると(S6でYES)、状態判別部3103は、指示受付部319からプリント指示を受け付けたことを示す信号が入力されたかを判断する(S7)。指示受付部319からプリント指示を受け付けたことを示す信号が入力された場合(S7でYES)、状態判別部3103は、複合機31の状態がプリント状態であると判断し、この装置状態を示す信号をスイッチ制御部3104に送出する。スイッチ制御部3104は、電力供給要求信号を蓄電サーバ2に対して送信する(S8)。この場合、蓄電サーバ2は、上述したSS3乃至SS6の処理を行う。
複合機31は、スイッチ制御部3104が、第2定着ヒータ駆動回路314に第2定着ヒータ312を駆動させる状態を維持するが、一方、第1定着ヒータ制御回路313には、定着ローラ温度センサ321から送られてくる温度値に基づいて、定着ローラの温度が上記第1の温度範囲を保つように、適時第1定着ヒータ311の駆動/非駆動を切り換えさせる(S9)。プリント時には、定着ローラへの通紙状況により、第2定着ヒータ312による記録紙への加熱だけでは、定着ローラの熱が記録紙に奪われて定着ローラの温度が低下することがあるため、かかる温度低下を回避して、定着ローラの温度を一定に保つためである。動作制御部3101は、記録部318に記録動作を実行させる(S10)。
上記記録部318の記録動作により、プリントが終了すると(S11でYES)、状態判別部3103は、複合機31の状態がレディ状態になったと判別して、この装置状態を示す信号をスイッチ制御部3104に送出する。スイッチ制御部3104は、第2定着ヒータ駆動回路314をオンとして第2定着ヒータ312を駆動状態としておくが、第1定着ヒータ制御回路313はオフとして、第1定着ヒータ311を駆動停止状態とする(S12)。さらに、スイッチ制御部3104は、蓄電サーバ2に対して電源供給停止信号を送信する(S13)。この場合、蓄電サーバ2は、上記SS1及びSS2の説明箇所で述べた一連の処理を行う。
なお、上記S7で指示受付部319からプリント指示を受け付けたことを示す信号が状態判別部3103に入力されない場合も(S7でNO)、状態判別部3103は、複合機31の状態がレディ状態になったと判別して、この装置状態をスイッチ制御部3104に送出し、S12及びS13の処理を行う。
状態判別部3103は、複合機31の状態を上記レディ状態と判別した場合、上記S12及びS13の処理を行うと共に、レディ状態と判別した時点からの時間経過の計測をタイマ320に開始させる(S14)。このタイマ320による経過時間計測中に、指示受付部319でプリント指示を受け付けた場合は(S15でYES)、動作制御部3101は、処理をS8に戻す。
プリント指示が指示受付部319に受け付けられることなく(S15でNO)、タイマ320により所定時間(例えば、1分)が経過したことが計測された場合は(S16でYES)、状態判別部3103は、複合機31の状態がスリープ状態になったと判別して、この装置状態を示す信号をスイッチ制御部3104に送出する。スイッチ制御部3104は、第1定着ヒータ制御回路313をオフとして第1定着ヒータ311を駆動停止状態とし、第2定着ヒータ駆動回路314もオフとして第2定着ヒータ312も停止状態にする(S17)。このように第1定着ヒータ311及び第2定着ヒータ312の両方を停止状態にすることによって、消費電力を低減した状態で更なるプリント指示に待機する。また、スイッチ制御部3104は、蓄電サーバ2に対して電源供給停止信号を送信する(S18)。この場合、蓄電サーバ2は、上記SS1及びSS2の説明箇所で述べた一連の処理を行う。
複合機31では、上記スリープ状態のときに、指示受付部319にプリント指示が受け付けられ、状態判別部3103に、当該プリント指示を受け付けたことを示す信号が指示受付部319から入力されると(S19でYES)、状態判別部3103は、複合機31の状態が急速立ち上げ状態であると判断し、この装置状態を示す信号をスイッチ制御部3104に送出する。この急速立ち上げ状態の場合、スイッチ制御部3104が、電力供給要求信号を蓄電サーバ2に対して送信し(S20)、第1定着ヒータ制御回路313をオンとして第1定着ヒータ311が駆動され、第2定着ヒータ駆動回路314もオンとして第2定着ヒータ312が駆動される状態とする(S21)。この場合、蓄電サーバ2は、上述したSS3乃至SS6の処理を行う。
この後、定着ローラ温度センサ321により、定着ローラの温度が、上述の第1の温度範囲に達したと検出されると(S22でYES)、処理はS8に戻り、S8乃至S22の処理が繰り返される。なお、S4乃至S22の処理のいずれかの時点でメインスイッチ317がオフになったことが検出されると、処理はS1に戻される。
なお、本発明は、上記実施形態のものに限定されるものではなく、更に以下に述べる態様を採用することができる。上記図2では、電気二重層キャパシタ214が、リチウムイオン電池212の電力で充電される構成のものを示したが、本発明はこの構成に限定されるものではなく、例えば、充電機構が、電気二重層キャパシタ214又はリチウムイオン電池212のいずれかのみを備える構成等を採用してもよい。
また、上記実施形態においては、充電機構21,22,23及び第1定着ヒータ311にはDC電流が流れ、第2定着ヒータ312にはAC電流が流れるように構成されているが、本発明は、各定着ヒータに流される電流にACを用いるかDCを用いるかに限定されるものではない。
また、上記各実施形態では、補助電源として、電気二重層キャパシタ214及びリチウムイオン電池212を用いているが、電気二重層キャパシタ214又はリチウムイオン電池212は一例に過ぎず、他のものを用いても構わない。
また、上記図1乃至図10に示した構成及び処理は、本発明の単なる一実施形態に過ぎず、本発明の構成及び処理をこれらに限定するものではない。
本発明に係る充電システムを示すブロック図である。 蓄電サーバの電力供給機構の回路イメージを示す図である。 複合機の電力供給機構の回路イメージを示す図であり、特に、定着ヒータへの電力供給機構部分を示したものである。 複合機の内部構成を示すブロック図であり、特に、定着ヒータへの電力供給機構部分を示したものである。 蓄電サーバの内部構成を示すブロック図であり、特に複合機の定着部への電力供給機構部分を中心とした機能構成図である。 複合機の各状態種別(プラグイン状態、初期立ち上げ状態、プリント状態、レディ状態、スリープ状態、及び急速立ち上げ状態)及び、各状態から他の状態に遷移する契機となるイベントの種別とを示す状態遷移情報である。 複合機の各状態における第1定着ヒータ駆動回路及び第2定着ヒータ駆動回路の状態と、蓄電サーバに電力供給要求信号を送信するか否かとを示す図である。 充電システムにおける、蓄電サーバによる電力供給制御と、複合機における定着ヒータ駆動制御時の処理とを示すフローチャートである。 充電システムにおける、蓄電サーバによる電力供給制御と、複合機における定着ヒータ駆動制御時の処理とを示すフローチャートである。 充電システムにおける、蓄電サーバによる電力供給制御と、複合機における定着ヒータ駆動制御時の処理とを示すフローチャートである。
符号の説明
1 充電システム
2 蓄電サーバ
5 外部電源
20 ダイオード
21,22,23 充電機構
211 バッテリ充電制御回路
212 リチウムイオン電池
213 スイッチングレギュレータ
214 電気二重層キャパシタ
215 リレースイッチ
25 電気供給制御部
26 制御部
31,32,33 複合機
310 制御部
3101 動作制御部
3102 定着ローラ温度制御部
3103 状態判別部
3104 スイッチ制御部
300 定着ヒータ
311 第1定着ヒータ
312 第2定着ヒータ
313 第1定着ヒータ制御回路
314 第2定着ヒータ駆動回路
316 電源制御回路
317 メインスイッチ
3183 定着部

Claims (5)

  1. 1以上の画像形成装置と、当該画像形成装置に電力を供給する蓄電サーバとを備える充電システムであって、
    前記画像形成装置は、トナーを記録紙へ定着させる定着部を前記蓄電サーバから供給される電力で加熱する第1定着ヒータと、この第1定着ヒータを駆動させるか否かを切り換える第1定着ヒータ駆動手段と、商用電源からの電力で前記定着部を加熱する第2定着ヒータと、この第2定着ヒータを駆動させるか否かを切り換える第2定着ヒータ駆動手段とを有し、
    前記蓄電サーバは、前記画像形成装置の定着部に電力を供給する補助電源と、この補助電源に対する商用電源の電力による充電を制御する充電制御手段と、この補助電源から電力を供給する画像形成装置を選択する電力供給先選択手段とを有する充電システム。
  2. 前記蓄電サーバは、前記補助電源及び前記充電制御手段を複数有し、
    前記複数の補助電源から、前記画像形成装置に電力を供給する補助電源を選択する電源選択手段を有する請求項1に記載の充電システム。
  3. 前記蓄電サーバは、前記複数の補助電源の中で、前記電源選択手段によって前記画像形成装置に電力を供給する補助電源として選択されていない補助電源に対する前記充電が行われるように、前記充電制御手段に充電制御を行わせる制御手段を備えた請求項2に記載の充電システム。
  4. 1以上の画像形成装置に電力を供給する蓄電サーバであって、
    前記画像形成装置の定着部に電力を供給する補助電源と、
    前記補助電源に対する商用電源の電力による充電を制御する充電制御手段と、
    前記補助電源から電力を供給する画像形成装置を選択する電力供給先選択手段と
    を備える蓄電サーバ。
  5. 1以上の画像形成装置に対して補助的な電力を供給する蓄電サーバから供給される電力で、トナーを記録紙へ定着させる定着部を加熱する第1定着ヒータと、
    この第1定着ヒータを駆動させるか否かを切り換える第1定着ヒータ駆動手段と、
    外部電源からの電力で前記定着部を加熱する第2定着ヒータと、
    この第2定着ヒータを駆動させるか否かを切り換える第2定着ヒータ駆動手段と
    を備える画像形成装置。
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