JP4220850B2 - 加熱装置、定着装置および画像形成装置 - Google Patents

加熱装置、定着装置および画像形成装置 Download PDF

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【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、レーザプリンタや複写機などに搭載される加熱装置、定着装置および画像形成装置に関し、より詳細には、定着装置の立上げ時間の短縮、省エネモードからのリカバリー時間の短縮のためのサブヒータへ電流を供給する電気二重層コンデンサへの充電方法などにかかわる加熱装置、定着装置および画像形成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、複写機やレーザプリンタ、ファクシミリ装置などの画像形成装置において、現像された画像を記録紙等の被画像形成材に定着させるために、その内部には定着装置が備えられている。この定着装置の主要部分は未定着のトナーが転写された記録紙を加熱する定着ローラと、当該記録紙を押圧し、挟持して搬送する加圧ローラとで構成される。このような定着装置は、定着ローラの内部に加熱ヒータとしてハロゲンヒータなどを備え、このヒータで定着ローラ内部を加熱し、ローラを所定の温度まで上昇させている。
【0003】
このような熱定着装置を備えた画像形成装置では、省電力効果を高めるとともに、大電力を供給する際の突入電流や急激な電流変化によるノイズを低減し、立ち上がり時間を短縮し、温度が上がりすぎることを防止する通電制御方法を用いた装置が開示されている(たとえば、特許文献1参照)。また、装置の待機時に補助電源である二次電池を充電し、装置のウォームアップ時に主電源の他に二次電池からも電力を供給して立ち上がり時間短縮をはかる装置が開示されている(たとえば、特許文献2参照)。
【0004】
一方、本出願人は、画像形成装置の商用電源入力部に入力電圧・電流検出手段を設け、入力電流もしくは入力電力が閾値以下の場合に閾値との差分で電気二重層コンデンサへの定電流充電を行なう装置を先に提案している。ここでは、補助電源回路のコンデンサへの充電タイミングや充電量についての提案がなされている。具体的には、画像形成装置の商用電源入力部に入力電圧・電流検出手段を設け、入力電流もしくは入力電力が閾値以下の場合に閾値との差分で電気二重層コンデンサへの定電流充電を行なう構成としている。
【0005】
【特許文献1】
特開2002−184554号公報
【特許文献2】
特開平10−282821号公報
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
最近のヒータによる加熱方式は、定着ローラを必要な温度に加熱するまでの時間が長く、またヒータ自体の損失も大きい。現在、地球温暖化などの環境問題がクローズアップされており、効率がよく、立ち上がり時間のはやい定着装置が求められている。
【0007】
しかしながら、上記に示されるような従来の技術にあっては、特許文献1に示された定着装置は、待機時に補助電源である二次電池を充電し、立ち上げ時に主電源装置と二次電池から電力を供給している。この定着装置の欠点として、補助電源に二次電池を使用していること、が挙げられる。
【0008】
二次電池としては一般的にカドニカ電池、鉛蓄電池等があるが、これらの二次電池は充放電を繰り返すと容量の低下を招き、さらに大電流で放電するほど、寿命は短いとされている。一般的に大電流で長寿命といわれているカドニカ電池の場合でも、充放電の繰り返し回数は500〜1000回程度である。仮に画像形成装置へ搭載し、一日あたり20回の充放電を行なったとすると1ヶ月程度で電池寿命となり、交換の手間、電池代等のランニングコストが非常に高価なものとなってしまう。また、鉛蓄電池の場合、硫酸を使用しており、オフィス用機器としては好ましくない。また、二次電池は急速充電ができず、はやいと言われるものでもフル充電には数十分は必要である。
【0009】
一方、特許文献2においては、上記二次電池に代わる補助電源としてコンデンサを使用している。加熱部に主発熱体と補助発熱体を設け、主発熱体には主電源装置から、補助発熱体にはコンデンサを有する補助電源装置から電力を供給し、加熱部の過熱を開始する時に主電源装置と補助電源装置から大容量の電力を供給して加熱部を短時間で所定の温度に立ち上げ、待機時には加熱部に電力を供給しないようにする、ということが開示されているが、補助電源回路のコンデンサへの充電タイミングや充電量についての言及はない。
【0010】
また、定電流充電を行う場合、満充電に近づくにしたがって電気二重層コンデンサの充電電圧が高くなり定電流充電に要する電力は大きくなるため、充電開始時に定電流充電値の演算を行い、その後一定期間定電流充電値の再演算を行わずに定電流充電を続けてしまうと、商用電源から15A(日本の100V商用電源の一般的な電流定格)以上の電流を入力してしまう可能性がある。下記に具体的な例を示す。
【0011】
ここで電気二重層コンデンサの開始時点で以下の条件であったものとし、定電流充電値を演算する。
閾値:14.5A(日本の100V商用電源の一般的な電流定格:15Aから0.5Aのマージンをとった値)
商用電源からの入力電流:10A
商用電源電圧:AC100V
電気二重層コンデンサの充電電圧:DC20V
整流・充電手段の変換効率:80%
定電流充電値=(余剰入力電力×変換効率)/充電電圧
=(100×(14.5−10)×0.8)/20
=18(A)
【0012】
上記の演算結果、18(A)で電気二重層コンデンサへの定電流充電を開始する。定電流充電開始から一定時間経過後に、電気二重層コンデンサへの充電以外で消費する電流(10A)が不変であり、充電電圧が24(V)になったとすると、そのときの商用電源からの入力電流は、
商用電源からの入力電流=充電用途以外の消費電流+((充電電圧×定電流充電値)/変換効率)/商用電源電圧)
=10+((24×18)/0.8)/100)
=15.4(A)
と逆算され、日本の100V商用電源の一般的な定格電流である15(A)を超えてしまう。
【0013】
このように、電気二重層コンデンサへの充電方法を定電流充電としているため、一定期間定電流充電を続けてしまうと、商用電源から15A(日本の100V商用電源の一般的な定格電流)以上の電流を入力してしまう可能性がある(図5参照)。
【0014】
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、補助電源である電気二重層コンデンサへの充電を行なう場合、商用電源からの入力電流を定格電流以下に容易に抑制することを目的とする。
【0015】
【課題を解決するための手段】
上記の目的を達成するために、請求項1にかかる加熱装置にあっては、商用電源から供給される電流により発熱する主発熱体と、直流電源により発熱する補助発熱体と、を有する加熱装置において、前記補助発熱体に対して電力を供給する充放電可能な補助電源と、前記商用電源から供給される電流を整流し、前記補助電源を充電する充電手段と、前記充電手段の充電電流規定値をあらかじめ記憶しておく充電電流記憶手段と、前記商用電源からの入力電流を検出する入力電流検出手段と、前記補助電源の充電電圧を検出する充電電圧検出手段と、前記商用電源の定格電流値と、前記入力電流検出手段による入力電流と、前記商用電源の電圧とに基づいて前記補助電源に充電可能な電力値を演算し、前記補助電源に充電可能な電力値と前記充電電圧検出手段による充電電圧とに基づいて前記補助電源の充電量が定電力となるように充電電流を演算し、この演算された充電電流が前記充電電流記憶手段に記憶してある充電電流規定値よりも大きい場合には、前記充電電流記憶手段に記憶してある充電電流規定値で定電流充電を行えるように前記充電手段を制御し、該演算された充電電流が前記充電電流記憶手段に記憶してある充電電流規定値よりも小さい場合には該演算された充電電流を用いて定電力充電になるように前記充電手段を制御する制御手段と、を備えたものである。
【0016】
この発明によれば、商用電源の定格電流値と、前記入力電流検出手段による入力電流と、商用電源の電圧とに基づいて補助電源に充電可能な電力値を演算し補助電源に充電可能な電力値と充電電圧検出手段による充電電圧とに基づいて補助電源の充電量が定電力となるように充電電流を演算し、この演算された充電電流が充電電流記憶手段に記憶してある充電電流規定値よりも大きい場合には、充電電流記憶手段に記憶してある充電電流規定値に基づいて定電流充電になるように充電手段を制御し、該演算された充電電流が充電電流記憶手段に記憶してある充電電流規定値よりも小さい場合には該演算された充電電流を用いて定電力充電になるように前記充電手段を制御することにより、むやみに大きな電流で充電してしまうことを防ぐことができ、充電手段、充放電切替手段の構成部品に定格電流の低い部品を選択することができ、コストダウンが可能になる。
【0017】
また、請求項2にかかる加熱装置にあっては、商用電源から供給される電流により発熱する主発熱体と、直流電源により発熱する補助発熱体と、を有し、所定の定着温度に制御される定着装置において、前記補助発熱体に対して電力を供給する充放電可能な補助電源と、前記商用電源から供給される電流を整流し、前記補助電源を充電する充電手段と、前記充電手段の充電電流規定値をあらかじめ記憶しておく充電電流記憶手段と、前記商用電源からの入力電流を検出する入力電流検出手段と、前記補助電源の充電電圧を検出する充電電圧検出手段と、前記商用電源の定格電流値と、前記入力電流検出手段による入力電流と、前記商用電源の電圧とに基づいて前記補助電源に充電可能な電力値を演算し、前記補助電源に充電可能な電力値と前記充電電圧検出手段による充電電圧とに基づいて前記補助電源の充電量が定電力となるように充電電流を演算し、この演算された充電電流が前記充電電流記憶手段に記憶してある充電電流規定値よりも大きい場合には、前記充電電流記憶手段に記憶してある充電電流規定値で定電流充電を行えるように前記充電手段を制御し、該演算された充電電流が前記充電電流記憶手段に記憶してある充電電流規定値よりも小さい場合には該演算された充電電流を用いて定電力充電になるように前記充電手段を制御する制御手段と、を備えたものである。
【0018】
この発明によれば、商用電源の定格電流値と、入力電流検出手段による入力電流と、商用電源の電圧とに基づいて補助電源に充電可能な電力値を演算し補助電源に充電可能な電力値と充電電圧検出手段による充電電圧とに基づいて補助電源の充電量が定電力となるように充電電流を演算し、この演算された充電電流が充電電流記憶手段に記憶してある充電電流規定値よりも大きい場合には、充電電流記憶手段に記憶してある充電電流規定値に基づいて定電流充電になるように充電手段を制御し、該演算された充電電流が充電電流記憶手段に記憶してある充電電流規定値よりも小さい場合には該演算された充電電流を用いて定電力充電になるように前記充電手段を制御することにより、むやみに大きな電流で充電してしまうことを防ぐことができ、充電手段、充放電切替手段の構成部品に定格電流の低い部品を選択することができ、コストダウンが可能となる。よって、商用電源からの入力電流を定格電流以下に抑制することが可能になる。
【0023】
また、請求項にかかる画像形成装置にあっては、請求項1に記載の加熱装置、もしくは請求項2に記載の定着装置を用いて、現像された画像を記録紙等の被画像形成部材に定着させるものである。
【0024】
この発明によれば、請求項に記載の加熱装置、もしくは請求項2に記載の定着装置を画像形成装置に搭載することにより、補助電源への充電量を定格電流を超えない範囲とすることが可能になる。
【0025】
【発明の実施の形態】
以下、本発明にかかる加熱装置、定着装置および画像形成装置の好適な実施の形態について添付図面を参照し、詳細に説明する。なお、本発明はこの実施の形態に限定されるものではない。
【0026】
本発明は、補助電源である電気二重層コンデンサへの充電量が定電力となるように演算し、商用電源からの入力電流を定格電流以下に制限するものである。また、電気二重層コンデンサの充電電圧値に応じて充電量の決定を定電力・定電流で切り替え、充電電圧の低い領域でむやみに大きな電流で充電することを回避するものである。以下、具体的に説明する。
【0027】
まず、画像形成装置の詳細な構成について説明する。図1は、本発明の実施の形態にかかる画像形成装置であるデジタル複写機の構成を示す説明図であり、大きくは、スキャナ部1とプリンタ部2とにより構成される。
【0028】
スキャナ部1は、コンタクトガラス3、光源4、第1ミラー5、第2ミラー7と第3ミラー8とを有する第2キャリッジ6、ステッピングモータ9、第4ミラー10、レンズ11、CCDイメージセンサ12を備えている。
【0029】
プリンタ部2は、画像再生系(作像系)ならびに給紙系などを備えている。感光体ドラム15、帯電チャージャ16、イレーザー17、現像ユニット18、転写チャージャ19、分離チャージャ20、分離爪21、クリーニングユニット22、レーザ書込みユニット35などの作像系を備えている。
【0030】
また、このプリンタ部2は、上段給紙カセット26および手差し給紙台27と、下段給紙カセット29との2系統の給紙系を有している。上段給紙カセット26および手差し給紙台27にセットされた記録紙は、給紙ローラ28によって給紙される。下段給紙カセット29内の記録紙は、給紙ローラ30によって給紙される。
【0031】
また、レーザ書込みユニット35は、LDユニット、fθレンズ、ポリゴンスキャナ、ミラーなどを有している。
【0032】
また、図1において、符号23は搬送ベルト、符号24は定着器、符号25は定着ローラ、符号26は加圧ローラ、符号27はサーミスタなどの温度測定デバイス、符号28はメインモータ、符号29は排紙トレイ、符号31はレジストローラである。
【0033】
つぎに、以上のように構成されたデジタル複写機において、まず、スキャナ部1について説明する。スキャナ部1におけるコンタクトガラス3の所定位置にセットされた原稿は、光源4によって照射され、その反射光は第1ミラー5から第2ミラー7、第3ミラー8、第4ミラー10、レンズ11を介してCCDイメージセンサ12の受光面に結像される。光源4および第1ミラー5は、コンタクトガラス3の下面をコンタクトガラス3と平行に副走査方向に移動する第1キャリッジに搭載され、この第1キャリッジによる反射光はステッピングモータ9により駆動される。ステッピングモータ9はシーケンス制御部(不図示)に実装されたドライバによって相励磁信号が供給される。
【0034】
シーケンス制御部のCPUはステッピングモータのドライバに対して制御クロックを出力し、ドライバから出力される相励磁信号を切りかえる。第2キャリッジ6は、上記第1キャリッジに連動して1/2の速度で副走査方向に移動する。主走査方向のスキャンは、CCDイメージセンサ12の走査によって行われ、前述のような光学系が移動することで原稿全体が光学走査されるようになっている。
【0035】
つぎに、プリンタ部2について説明する。レーザー書込みユニット35は、上述したように、LDユニット、fθレンズならびにミラーを備えている。LDユニットの内部には、レーザー光源であるレーザーダイオード(LD)が設けられている。ポリゴンスキャナは電気モータによって高速で回転するポリゴンミラーが設けられている。ポリゴンスキャナの回転制御は書き込み制御板に実装された書き込み制御ASICによって行われ、書き込み制御ASICは、回転制御クロックの周波数を変化させることでポリゴンスキャナのポリゴンミラーを任意の回転数で回転させることが可能である。レーザー書込みユニット35から出力されるレーザ光は、画像再生系の感光体ドラム15に照射される。
【0036】
つぎに、このプリンタ部2における画像再生(作像)プロセスを簡単に説明する。このプロセスは、公知の電子写真プロセスにしたがって実行される。まず、感光体ドラム15の表面は、帯電チャージャー16によって一様に高電位に帯電される。続いて、その周囲にレーザー光が照射されると、照射された部分は電位が下がる。レーザー光は、記録再生の黒/白に応じてON/OFF制御されるので、レーザー光の照射によって、感光体ドラム15の表面に記録画像に対応する電位分布、すなわち静電潜像が形成される。
【0037】
静電潜像が形成された部分が現像ユニット18を通ると、その電位の高低に応じてトナーが付着し、静電潜像が可視化されたトナー像となる。また、トナー像が形成された部分に、所定のタイミングで記録紙が、後述するカセットから送り込まれ、トナー像に重なる。このトナー像は転写チャージャー19の放電によって記録紙に転写処理される。その後、この記録紙は、分離チャージャー19の放電ならびに分離爪20の電気的および機械的な作用によって、感光体ドラム15から分離される。
【0038】
分離された記録紙は、搬送ベルト23によって搬送され、ヒータを内蔵した定着ローラ25によって加熱定着された後、排紙トレー29に排紙される。また、この実施の形態では、図1に示すように、プリンタ部2は給紙系を2系統有している。上段給紙カセット26および手差し給紙台27にセットされた記録紙は、給紙ローラ28によって給紙される。下段給紙カセット29内の記録紙は、給紙ローラ30によって給紙される。
【0039】
そして、いずれかの給紙ローラから給紙された記録紙は、レジストローラ31に当接した状態で一旦停止し、画像形成(画像再生)プロセスの進行に同期したタイミングで感光体ドラム15に送り込まれる。
【0040】
定着器24には、定着ローラ25の表面温度を計測する温度測定デバイス27が備えられている。温度測定デバイスは定着ローラ25の表面に接触するよう設置されておいる。図示しないが、この温度測定デバイスからの電圧をシーケンス制御板に実装されたCPUのAD変換部に入力することでソフトウェアが定着ローラ25の表面温度を認識することが可能となる。
【0041】
図2は、本発明の実施の形態にかかる画像形成装置の要部構成を示すブロック図である。図において、符号100は図1に示したように構成される画像形成装置、符号101はこの画像形成装置100を統括的に制御する制御・駆動部、符号102は不揮発メモリ、符号103は後述するように電気二重層コンデンサへの充電量を演算する充電量演算部、符号104はスキャナ野操作駆動を行なうスキャナモータ(図1のステッピングモータ9に該当する)、符号105は本装置の感光体などの全体的な駆動を行なうメインモータ(図1のメインモータ28に該当する)、符号106は現像装置のローラなどを駆動する現像モータ、符号107は給紙ローラなどに対する駆動伝達を行なう給紙クラッチ、符号108は装置機内の温度上昇の抑制や発生ガスを希釈するための冷却ファンである。
【0042】
また、符号110は商用電源、符号111は入力電流検出部、符号112は電源部、符号113は商用電源からの電流を整流し、補助電源に充電を行なう整流・充電回路、符号114は補助電源に対する充電の切替を行なう」充放電切替部、符号115は補助電源の充電電圧を検出する電圧検出部、符号116は補助電源としての電気二重層コンデンサ、符号117は加熱部、符号118はAC電力によって定着ローラを加熱するメインヒータ、符号119はDC電源により定着ローラを加熱するサブヒータ、符号120は定着ローラの表面温度を検知するサーミスタなどの素子を用いた温度センサである。
【0043】
すなわち、上記画像形成装置100の定着部24は、定着ローラ表面が短時間で所定温度になるように芯金部分の厚みを薄くし、その中にメインヒータ118とサブヒータ119を内蔵させ、昇温時間の短縮化を図った、いわゆるツインヒータ方式のヒートロール構造となっている。
【0044】
つぎに、図2において各入出力信号などについて説明する。入力電流検出部111は商用電源110の入力電流を検出し、その入力電流データを制御・駆動部101にフィードバックする。電圧検出部115は電気二重層コンデンサ116の充電電圧を検出し、充電電圧データとして充電量演算部103に供給する。充電量演算部103は充電量を演算し、その演算結果にしたがって整流・充電回路113に充電量指示値を送る。制御・駆動部101は充放電切替部114に対して充放電切替制御信号を送り、充放電切替部114による切り替えを制御する。
【0045】
また、温度ヒータ120は定着ローラの表面温度を検知し、温度データとして制御・駆動部101にフィードバックする。制御・駆動部101はメインヒータ118のスイッチング素子にメインヒータ制御信号を送り、メインヒータ118のオン/オフの制御を行なう。なお、定着ローラの表面温度が、たとえば定着時には180℃になるように制御し、省エネモード時にはこれより低い温度に制御する。
【0046】
電源部112は5V,24V,38Vといった電源電圧を生成し、制御・駆動部101に供給する。制御・駆動部101はスキャナモータ104、メインモータ105、現像モータ106、給紙クラッチ107、冷却ファン108それぞれに所定のタイミングで駆動信号を送ると共に、所定の駆動電圧を供給する。
【0047】
電気二重層コンデンサ116は、大電流での急速充電が可能で、数秒〜数十秒の時間で充電が完了されるという利点を有している。電気二重層コンデンサ116に蓄えらた電気エネルギーを、低電力、スリープなどの省エネモードからのリカバー時に、駆動・制御部101から充放電切替部114への充放電切替制御信号にしたがってサブヒータ119に給電するようにし、リカバー時間を大きく短縮するものである。
【0048】
また、画像形成装置100の電源投入時には、電気二重層コンデンサ116に蓄えられた電気エネルギーがある場合は、先に述べたリカバリー時と同様に、駆動・制御部101から充放電切替部114への充放電切替制御信号にしたがってサブヒータ119に給電するようにし、立ち上がり時間を大きく短縮するものである。サブヒータ119への給電は、省エネモード時、立ち上がり時それぞれにおいて単独でも併用でのいずれであってもよい。
【0049】
ところで、国際的な省エネ規格である、国際エネルギースターでは、複写機の場合(20∠CPM(一分間あたりの複写出力枚数)≦44)、コピー終了後から待機モード15分、その後、低電力モード45分と規定されている。複写機の省エネ法では、立ち上がり時間が30秒以下の場合、低電力モードへの移行時間を15分以下に設定してもよいとの特例が、社団法人ビジネス機械・情報システム産業協会発行の省エネ法ガイドラインで許容されている。
【0050】
この実施の形態により30秒以内の立ち上がり時間は容易となるので、コピー動作終了後の待機時間を、たとえば1分間と設定可能となる。この実施の形態にて、立ち上がり時、電気二重層コンデンサからサブヒータへ給電し、800W30秒、コピー時1500W2分、待機時間1分間(待機時充電あり1500W30秒、待機時充電なし180W30秒)、低電力モード80W56分30秒とすると、エネルギー消費効率は146Wh/hとなり2006年基準を大幅にクリアする。
(800×0.5)+(1500×2)+(1500×0.5)+(180×0.5)+(80×56.5)/600
【0051】
また、低電力モードからのリカバリー時にもサブヒータへの給電ができ、リカバリー時間が短縮可能となることにより、低電力モードからのリカバリー時間規定30秒に対して、低電力モードの電力を小さくなるよう、低電力モード時の定着部の設定温度をさらに下げることが可能となり、エネルギー消費効率の低減のみならず、国際エネルギースターの低電力モード電力低減もはかれ、省エネに貢献できるようになる。立ち上がり時間30秒が達成できない場合でも15分間の低電力モードの電力を低減できるので、エネルギー消費効率を改善できる。これらを組み合わせ、立ち上がり時間の短縮と、リカバリー時間短縮とを併用すれば、さらに省エネ効果を得ることができる。
【0052】
このようにすることで、たとえば、最大電流を15Aとしてこれを超えないような動作を行うことが可能となるものである。さらに、入力電流の変動が少なくなることにより、商用電源の電圧変動が改善され商用電源の品質が改善される。具体的には、入力電流の急変に伴い、電圧が変動し、照明のちらつきや周辺電子機器の誤動作といった不具合の発生を抑えることができる。電気二重層コンデンサは、二次電池や通常の電解コンデンサと違って、繰り返しの寿命劣化がないといわれている。したがって、画像形成装置のように電源オン時に、画像形成動作、待機、省エネモード(低電力、スリープ)の各モードや電源オンオフを繰り返しても寿命を気にせず使用することが可能である。
【0053】
さて、以上のように構成された画像形成装置100において、まず、入力電流検出部111で検出した商用電源110からの入力電流、商用電源電圧検出手段(不図示)で検出するか、もしくはあらかじめ規定値として定められ不揮発メモリ102に記憶された商用電源電圧、および入力電流閾値から電気二重層コンデンサ116の充電に使用できる電力を算出する。日本の100V商用電源の一般的な電流定格は15Aであるが、電気二重層コンデンサ116の充電以外の用途での負荷変動、たとえば図2のスキャナモータ104、メインモータ105などがオンしたことによる負荷変動を考慮して若干のマージンをとり、ここでは入力電流閾値を14.5Aとして説明する。
【0054】
また、整流・充電回路113では商用電源110から入力された交流電源を整流・平滑して直流電源に変換するが、この直流電源への変換に際してある程度のロスが生じる。ここではロスを20%、すなわち変換効率は80%であるものとする。
【0055】
ここで、入力電流検出部111が検出した入力電流データが10Aであったとすると、条件は以下の通りとなり、
閾値:14.5A(日本の100V商用電源の一般的な電流定格:15Aから0.5Aのマージンをとった値)
商用電源110からの入力電流:10A
商用電源電圧:AC100V
整流・充電回路113の変換効率:80%
電気二重層コンデンサ116の充電に使用できる電力は
=(14.5−10)×10×0.8
=360W
となる。
【0056】
つぎに、電気二重層コンデンサ116の充電に使用できる電力が360W固定として電気二重層コンデンサ116の充電電流値を決定する。充電開始時の電気二重層コンデンサ116の充電電圧がDC20Vであるとすると以下のようになり、18(A)を充電電流値として充電を開始する。
【0057】
充電電流値=電気二重層コンデンサの充電に使用できる電力/充電電圧
=360/20
= 18(A)
【0058】
充電を開始すると充電電圧はDC20Vから徐々に上昇していくが、本発明では定電力充電となるように制御するため、充電電圧の上昇に合わせて充電電流値を小さくしていく。これを実現するために、電気二重層コンデンサ116の充電電圧を定期的にサンプリングし、その都度充電電流値を再計算する。たとえば、充電開始からある時間経過したときに充電電圧が20.5Vになっていたら、以下のように充電電流値を再計算し、充電電流値を18(A)から17.561(A)に変更する。
【0059】
充電電流値=電気二重層コンデンサの充電に使用できる電力/充電電圧
=360/20.5
= 17.561(A)
【0060】
このように、電気二重層コンデンサ116への充電量が定電力となるように充電量を決定することにより、商用電源110からの入力電流を定格電流以下に容易に制限できるようになる。
【0061】
この画像形成装置では常に定電力充電しているため、充電電圧が0(V)に近い領域では充電電流がむやみに大電流となってしまう(図3参照)。電子部品には一般的に定格電流が規定されており、定格電流を超えて使用するとその部品の破損を招くおそれがある。定格電流の大きな部品を使用すれば部品の破損は防ぐことができるが、定格電流に応じて部品コストも高くなるのが一般的であり、このような充電方法はコストアップを招来させることになる。
【0062】
そこで、上記不具合を回避するためにこの実施の形態における画像形成装置では、制御・駆動部101内に不揮発メモリ102を有し、不揮発メモリ102に記憶される規定値を境に、定電流充電と定電力充電とを切り換えている。
【0063】
具体的に、定電流充電と定電力充電との切り換えの境となる規定値が40(A)であるものとして説明する。まず定電力充電を行なうものとして充電電流値を算出し、つぎに算出された充電電流値が40(A)以上であるかどうかを判定する。40(A)以上であった場合には算出結果によらず40(A)で定電流充電を行い、40(A)未満であった場合には算出結果をそのまま用いて定電充電を行うようにする(図4参照)。
【0064】
このように制御することにより、むやみに大きな電流で充電してしまうことを防ぐことができ、充電手段、充放電切替手段の構成部品に定格電流の低い部品を選択することができ、コストダウンが可能となる。
【0065】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明にかかる加熱装置(請求項1)によれば、商用電源の定格電流値と、前記入力電流検出手段による入力電流と、商用電源の電圧とに基づいて補助電源に充電可能な電力値を演算し、補助電源に充電可能な電力値と充電電圧検出手段による充電電圧とに基づいて補助電源の充電量が定電力となるように充電電流を演算し、この演算された充電電流が充電電流記憶手段に記憶してある充電電流規定値よりも大きい場合には、充電電流記憶手段に記憶してある充電電流規定値に基づいて定電流充電になるように充電手段を制御し、該演算された充電電流が充電電流記憶手段に記憶してある充電電流規定値よりも小さい場合には該演算された充電電流を用いて定電力充電になるように前記充電手段を制御することにより、むやみに大きな電流で充電してしまうことを防ぐことができ、充電手段、充放電切替手段の構成部品に定格電流の低い部品を選択することができ、コストダウンが可能となる。よって、商用電源からの入力電流を定格電流以下に抑制することができる。
【0068】
また、本発明にかかる定着装置(請求項)によれば、商用電源の定格電流値と、前記入力電流検出手段による入力電流と、商用電源の電圧とに基づいて補助電源に充電可能な電力値を演算し、補助電源に充電可能な電力値と充電電圧検出手段による充電電圧とに基づいて補助電源の充電量が定電力となるように充電電流を演算し、この演算された充電電流が充電電流記憶手段に記憶してある充電電流規定値よりも大きい場合には、充電電流記憶手段に記憶してある充電電流規定値に基づいて定電流充電になるように充電手段を制御し、該演算された充電電流が充電電流記憶手段に記憶してある充電電流規定値よりも小さい場合には該演算された充電電流を用いて定電力充電になるように前記充電手段を制御することにより、むやみに大きな電流で充電してしまうことを防ぐことができ、充電手段、充放電切替手段の構成部品に定格電流の低い部品を選択することができ、コストダウンが可能となる。よって、商用電源からの入力電流を定格電流以下に容易に抑制することができる。
【0069】
また、本発明にかかる画像形成装置(請求項)によれば、請求項1に記載の加熱装置、もしくは請求項2に記載の定着装置を画像形成装置に搭載することにより、補助電源への充電量を定格電流を超えない範囲に容易に制限可能な画像形成装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態にかかる画像形成装置であるデジタル複写機の構成を示す説明図である。
【図2】本発明の実施の形態にかかる画像形成装置の要部構成を示すブロック図である。
【図3】本発明の実施の形態にかかる定電力充電の様子を示すグラフである。
【図4】本発明の実施の形態にかかる定電力充電と定電流充電の切り替えの様子を示すグラフである。
【図5】従来における定電流充電の様子を示すグラフである。
【符号の説明】
24 定着部
100 画像形成装置
101 制御・駆動部
102 不揮発メモリ
103 充電量演算部
110 商用電源
111 入力電流検出部
113 整流・充電回路
114 充放電切替部
115 電圧検出部
116 電気二重層コンデンサ
117 加熱部
118 メインヒータ
119 サブヒータ

Claims (3)

  1. 商用電源から供給される電流により発熱する主発熱体と、直流電源により発熱する補助発熱体と、を有する加熱装置において、
    前記補助発熱体に対して電力を供給する充放電可能な補助電源と、
    前記商用電源から供給される電流を整流し、前記補助電源を充電する充電手段と、
    前記充電手段の充電電流規定値をあらかじめ記憶しておく充電電流記憶手段と、
    前記商用電源からの入力電流を検出する入力電流検出手段と、
    前記補助電源の充電電圧を検出する充電電圧検出手段と、
    前記商用電源の定格電流値と、前記入力電流検出手段による入力電流と、前記商用電源の電圧とに基づいて前記補助電源に充電可能な電力値を演算し、前記補助電源に充電可能な電力値と前記充電電圧検出手段による充電電圧とに基づいて前記補助電源の充電量が定電力となるように充電電流を演算し、この演算された充電電流が前記充電電流記憶手段に記憶してある充電電流規定値よりも大きい場合には、前記充電電流記憶手段に記憶してある充電電流規定値で定電流充電を行えるように前記充電手段を制御し、該演算された充電電流が前記充電電流記憶手段に記憶してある充電電流規定値よりも小さい場合には該演算された充電電流を用いて定電力充電になるように前記充電手段を制御する制御手段と、
    を備えたことを特徴とする加熱装置。
  2. 商用電源から供給される電流により発熱する主発熱体と、直流電源により発熱する補助発熱体と、を有し、所定の定着温度に制御される定着装置において、
    前記補助発熱体に対して電力を供給する充放電可能な補助電源と、
    前記商用電源から供給される電流を整流し、前記補助電源を充電する充電手段と、
    前記充電手段の充電電流規定値をあらかじめ記憶しておく充電電流記憶手段と、
    前記商用電源からの入力電流を検出する入力電流検出手段と、
    前記補助電源の充電電圧を検出する充電電圧検出手段と、
    前記商用電源の定格電流値と、前記入力電流検出手段による入力電流と、前記商用電源の電圧とに基づいて前記補助電源に充電可能な電力値を演算し、前記補助電源に充電可能な電力値と前記充電電圧検出手段による充電電圧とに基づいて前記補助電源の充電量が定電力となるように充電電流を演算し、この演算された充電電流が前記充電電流記憶手段に記憶してある充電電流規定値よりも大きい場合には、前記充電電流記憶手段に記憶してある充電電流規定値で定電流充電を行えるように前記充電手段を制御し、該演算された充電電流が前記充電電流記憶手段に記憶してある充電電流規定値よりも小さい場合には該演算された充電電流を用いて定電力充電になるように前記充電手段を制御する制御手段と、
    を備えたことを特徴とする定着装置。
  3. 請求項1に記載の加熱装置、もしくは請求項2に記載の定着装置を用いて、現像された画像を記録紙等の被画像形成部材に定着させることを特徴とする画像形成装置。
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