JPH0523946B2 - - Google Patents
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- JPH0523946B2 JPH0523946B2 JP59139118A JP13911884A JPH0523946B2 JP H0523946 B2 JPH0523946 B2 JP H0523946B2 JP 59139118 A JP59139118 A JP 59139118A JP 13911884 A JP13911884 A JP 13911884A JP H0523946 B2 JPH0523946 B2 JP H0523946B2
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- Japan
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- color
- base
- multilayer film
- metal
- substrate
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Links
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Description
【発明の詳細な説明】
産業上の利用分野
本発明は、装飾品として適する干渉色を呈する
多層金属クラツド板に関する。
多層金属クラツド板に関する。
従来の技術
従来より装飾品として、基体上に七宝焼、金属
細工、塗装等の手法を施した物が知られている。
しかし、これらの色調は可視光線の反射及び吸収
により生じているため、単調な発色をしている。
又、基体の色を強調すれば、コート材は無色透明
な物質を使用しなければならない。逆に着色した
コート材を使用すれば基体の色を生かすことがで
きない。
細工、塗装等の手法を施した物が知られている。
しかし、これらの色調は可視光線の反射及び吸収
により生じているため、単調な発色をしている。
又、基体の色を強調すれば、コート材は無色透明
な物質を使用しなければならない。逆に着色した
コート材を使用すれば基体の色を生かすことがで
きない。
発明が解決しようとする問題点
本発明は、上記現状に鑑み、基体の色を生かす
と同時にコート材の色を生かし、深みのある装飾
模様を得んとするものである。
と同時にコート材の色を生かし、深みのある装飾
模様を得んとするものである。
問題点を解決するための手段
本発明は、基体上に任意の色調の干渉色を生じ
る様多層膜を形成した装飾品において、基体をク
ラツドメタルとし、かつ多層膜を誘導体により形
成したことを特徴とする干渉色を呈する多層金属
クラツド板である。
る様多層膜を形成した装飾品において、基体をク
ラツドメタルとし、かつ多層膜を誘導体により形
成したことを特徴とする干渉色を呈する多層金属
クラツド板である。
本発明に用いる基体としては、例えばモネルメ
タル、真鍮、銅等の多数枚を交互に重ねて爆発圧
着した積層クラツド板をスライス切断し、層状縞
模様のある板状体としたものが用いられる。
タル、真鍮、銅等の多数枚を交互に重ねて爆発圧
着した積層クラツド板をスライス切断し、層状縞
模様のある板状体としたものが用いられる。
多層膜を形成する誘電体としては、ZnS、
Ti3O5、ZnSe、TiO2、
Ta2O5、CeO2、ZrO2、PbO、
MgO、SiO、Ti2O3、TiC、
MgF2、SiO2、Al2O3、LaF3、
NdF3、NdF2、PbF2、CaF2などの中から適当に
選んで適用する。
選んで適用する。
多層膜の膜数は、希望の色の反射率によつて決
定し、膜厚はその色によつて決定される。
定し、膜厚はその色によつて決定される。
一般に各単位膜厚が薄くなれば透光性が大とな
つて干渉色が得難く、したがつて、物理膜厚は10
〜500Nｍで、膜数は三層以上が適当である。
つて干渉色が得難く、したがつて、物理膜厚は10
〜500Nｍで、膜数は三層以上が適当である。
又、誘電体として、高屈折率のものと低屈折率
のものとを適宜組合せることにより、より鮮明な
干渉色が得られる。
のものとを適宜組合せることにより、より鮮明な
干渉色が得られる。
多層膜の形成法としては、薄膜形成法として知
られているイオンプレーテイング、スパツタリン
グ、CVD、真空蒸着法など適宜の方法を用いる。
られているイオンプレーテイング、スパツタリン
グ、CVD、真空蒸着法など適宜の方法を用いる。
作 用
多層膜を構成する誘電体層はそれぞれ特有の色
と屈折率をもつているため、干渉色を呈し、又、
一部透過光により基体の模様もこれに重なり、装
飾模様を呈する。
と屈折率をもつているため、干渉色を呈し、又、
一部透過光により基体の模様もこれに重なり、装
飾模様を呈する。
実施例
以下、具体的な実施例について述べる。
実施例 １
２mm厚さのモネルメタル、真鍮、銅を交互に爆
発圧着した16層の積層クラツド板を1.5mm間隔に
スライス切断し、表面に２mm幅の縞模様が16本あ
る。1.5×32×50mmの基体をつくり、この基体の
縦模様板面を鏡面状に研磨し、その表面に、真空
蒸着法によりTiO2、SiO2の光学膜厚がそれぞれ
44nｍになるように膜厚を設定して、TiO2、SiO2
を交互に９層真空蒸着した。
発圧着した16層の積層クラツド板を1.5mm間隔に
スライス切断し、表面に２mm幅の縞模様が16本あ
る。1.5×32×50mmの基体をつくり、この基体の
縦模様板面を鏡面状に研磨し、その表面に、真空
蒸着法によりTiO2、SiO2の光学膜厚がそれぞれ
44nｍになるように膜厚を設定して、TiO2、SiO2
を交互に９層真空蒸着した。
このようにして得られた被膜は反射率97％で、
基体の金属縞模様を生かした青色の干渉色を呈し
て、見る角度により色合が変化した。
基体の金属縞模様を生かした青色の干渉色を呈し
て、見る角度により色合が変化した。
実施例 ２
実施例１と同じ２mm幅の縞模様を有する鏡面状
基体（1.5×32×50mm）表面に真空蒸着法により、
ZrO2、SiO2、を光学膜厚がそれぞれ680nｍにな
るようZrO2とSiO2を交互に11層真空蒸着した。
基体（1.5×32×50mm）表面に真空蒸着法により、
ZrO2、SiO2、を光学膜厚がそれぞれ680nｍにな
るようZrO2とSiO2を交互に11層真空蒸着した。
こうして得られた被膜は反射率95％で銅の赤
色、モネルメタルの白色を生かした基体の金属縞
模様が赤身を呈し、また、見る角度により色合が
変化するものであつた。
色、モネルメタルの白色を生かした基体の金属縞
模様が赤身を呈し、また、見る角度により色合が
変化するものであつた。
発明の効果
本発明によれば、基体模様に多層膜による干渉
色が重なつて、色彩感の優れた装飾体が得られ
る。
色が重なつて、色彩感の優れた装飾体が得られ
る。
Claims (1)
- １ 基体上に任意の色調の干渉色を生じる様多層
膜を形成した装飾品において、基体をクラツドメ
タルとし、かつ多層膜を誘電体により形成したこ
とを特徴とする干渉色を呈する多層金属クラツド
板。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP59139118A JPS6119350A (ja) | 1984-07-06 | 1984-07-06 | 干渉色を呈する多層金属クラツド板 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP59139118A JPS6119350A (ja) | 1984-07-06 | 1984-07-06 | 干渉色を呈する多層金属クラツド板 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6119350A JPS6119350A (ja) | 1986-01-28 |
| JPH0523946B2 true JPH0523946B2 (ja) | 1993-04-06 |
Family
ID=15237914
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP59139118A Granted JPS6119350A (ja) | 1984-07-06 | 1984-07-06 | 干渉色を呈する多層金属クラツド板 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6119350A (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| DE10064616C2 (de) | 2000-12-22 | 2003-02-06 | Ovd Kinegram Ag Zug | Dekorfolie und Verfahren zum Beschriften der Dekorfolie |
-
1984
- 1984-07-06 JP JP59139118A patent/JPS6119350A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6119350A (ja) | 1986-01-28 |
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