JPH05238642A - ウエブ用の断裁兼折り装置 - Google Patents

ウエブ用の断裁兼折り装置

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JPH05238642A
JPH05238642A JP4220305A JP22030592A JPH05238642A JP H05238642 A JPH05238642 A JP H05238642A JP 4220305 A JP4220305 A JP 4220305A JP 22030592 A JP22030592 A JP 22030592A JP H05238642 A JPH05238642 A JP H05238642A
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cylinder
gears
cutting
gear
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Jean Claude Marmin
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B65CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
    • B65HHANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL, e.g. SHEETS, WEBS, CABLES
    • B65H45/00Folding thin material
    • B65H45/12Folding articles or webs with application of pressure to define or form crease lines
    • B65H45/16Rotary folders
    • B65H45/162Rotary folders with folding jaw cylinders
    • B65H45/168Rotary folders with folding jaw cylinders having changeable mode of operation

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  • Folding Of Thin Sheet-Like Materials, Special Discharging Devices, And Others (AREA)
  • Rotary Presses (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 折り形式の変更が、セレクタスイッチの回動
以外、一切の人手の介入なしに完全自動式に実施できる
断裁兼折り装置を提供する。 【構成】 一方では、渡し胴6の2つの独立部分の駆動
歯車52,57が、他方では折り胴12の2つの独立部
分の駆動歯車66,65が解離可能な継手を介して相互
接続された互いに同軸的な各歯車対59,58;68,
67を介して互いに接続されている。この継手の解離に
より、各関連の胴6:12の部材対間の角距離が変更で
き、それによって装置の配置を第2平行折りか、デルタ
折りいずれかを実施できるように変更することができ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、印刷分野、特に書籍の
オフセット印刷の分野で現在使用されている型式の、印
刷されたウエブを断裁し、折りたたむ装置、すなわち汎
用折り装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】この型式の折り装置は、連続的なウエブ
を、種々の折り形式に従って折りたたまれた複数冊の書
籍に変換することができる。
【0003】これらの折り装置は、通常、次のような折
りを行うことができる:すなわち、第1折り又はシリン
ダ折り、すなわちタブロイド折りや、内側にポイントホ
ールが開けられる第2折りが可能であり、この第2折り
は、第2平行折り又はデルタ折りにすることができる、
更に、前記の種々の折りは、一般には、3角板と呼ばれ
る部材を介して縦方向に既に2つ折りにされ、紙幅縁部
に平行な折り目を有するウエブに対して行われる。前記
3角板は、折り装置の入口に配置され、ウエブが連続的
に折られるようにされている。これは、印刷分野の専門
家には周知のことである。
【0004】この型式の汎用折り装置は、使用者の選択
に従って第2平行折りが、又はデルタ折りを行うことが
できなければならない。したがって、装置が2つの異な
る構成を有し、各胴の部材の編成も異なるものにし、こ
れらの部材が2つの隣接胴の間をウエブが通過する間に
互いに協働せねばならない。
【0005】第2平行折り、又はデルタ折りを行う目的
で、装置の配置を変更する場合の、公知折り装置の限界
及び欠点を理解しやすくするため、まず、図1と図2を
参考にして、これらの第2の折り目を形成する方法を想
起し、次いで汎用型の従来の折り装置の構成を述べてお
く。この折り装置は、これらの第2の折りの1つを行う
ことができ、順に紙裁ち胴、渡し胴、折り胴、第2折り
用の胴を有している。更に、図3を参考にして第2平行
折りを実施できる第1の構成を説明し、図4を参考にし
て、デルタ折りを実施できる第2の構成を説明する。
【0006】図1は、第1のシリンダ折りと第二の平行
折りを実施された一部の刷本の折り目形成の段階を順に
示した図である。図1のa)に示した1部の紙Eは、ウ
エブが折り装置の紙裁ち胴と渡し胴との間を通過して、
断裁されて得られたものである。この裁たれた紙は断裁
長さCを有している。紙Eは、点によって表わされてい
る線rを有している。これらの線rは、折り装置の渡し
胴が保持するスパーの穴に対応している。紙Eは単一の
ウエブ又は既に3角板により折りたたまれた2重ウエブ
から成っている。2重ウエブの場合は、縦縁の1つが前
記3角板により折られた折り目に相応する。図1のb)
では、紙Eは、折り装置の渡し胴と折り胴との間を通過
することにより、全長の中央でC/2の長さに折られて
いる。図1のc)では、紙Eが、もう一度真中で折られ
て、C/4の長さになっている。この折りは、折り装置
の折り胴と第2折り用の胴との間で行われる。この第2
折りは、“第2平行折り”と呼ばれる。序でながら、穴
rは折り終えた紙の内側に位置している。
【0007】図2は、図1の紙Eと等しい切断長さCを
有する紙Eからデルタ折りが形成される段階を示したも
のである。図2のa)で示した紙Eは、紙裁ち胴と渡し
胴の間をウエブが通過して得られたものである。図2の
b)では、紙Eは、図1の紙Eと同じく平行折りされる
が、第1折りは、渡し胴と、折り胴の間を通過すること
で、紙Eの全長の3分の1のところがC/3の長さにわ
たって折られる。紙Eは、したがって2C/3の長さと
なる。この折りを行うには、既に見たように、渡し胴の
配置を変えて、図1に従って実施された第1折りの場合
の配置と異なる配置にせねばならない。折り胴の配置
も、したがって、後述するように変えねばならない。図
2のc)では、紙Eは、第2折りが、再びC/3長さで
内方へ向かって行われる。この第2折りはデルタ折りと
呼ばれ、紙EはC/3の長さとなる。このデルタ折り
は、折り装置の折り胴と第2折り用の胴との間を、カッ
トされたウエブが通過することで行われるので、これら
の胴は、図1の第2平行折りの場合の配置とは異なる配
置にしなければならない。
【0008】次に図3を参考にして、公知型式の汎用折
り装置を説明する。
【0009】22に示した折り装置は、3角板1を有
し、連続的に走行するウエブ4の縦折りが3角板のとこ
ろで行われる。この3角板は、本発明の枠内では決して
不可欠なものではないことを指摘しておく。エラストマ
ーを張られ、互いに押圧し合っている2対の引張りロー
ラ2,2′及び3,3′は、ウエブ4を折り装置内へ引
入れる。
【0010】ウエブ4は、続いて紙裁ち胴5と渡し胴6
とから成る、第1の胴対の間を通過する。紙裁ち胴5
は、その母線の1つに沿って配置されたのこ刃7を有し
ている。こののこ刃7は、渡し胴6の周縁に形成された
ゴム製の刃受け(たとえば刃受け8)と協働する。紙裁
ち胴5は、有利には紙のカットに等しいレイアウトを有
するようにし、この結果、この胴の完全1回転は前述の
長さCに相当する。
【0011】渡し胴6は、紙のカットの2倍又は3倍に
等しいレイアウトを有するようにするのが有利である
(図3の場合は3倍)。渡し胴6は、スパーバーを有し
ており、このバーのスパーが、胴から突出している短い
針の形式に構成されており、配属された刃受けの直ぐ後
方でウエブに突通される。紙のカットの3倍に等しいレ
イアウトを有するこの特殊例の場合、渡し胴6には3個
のスパーバー9,9′,9″と、3個の配属刃受け8,
8′,8″とが備えられている。したがって、紙裁ち胴
5と渡し胴6との間を通過するウエブ4は、刃受け8,
8′,8″のいずれかに突通されるのこ刃7により断裁
される。これによって得られる分断された紙は、配属ス
パー9,9′,9″により渡し胴に残される。
【0012】渡し胴6は、その周面の、各紙の長さの1
/2に相当する位置にブレード(たとえば符号10)を
も有しているので、各紙を、折り胴12により保持され
た配属のジョー(たとえば符号11)内へ導入する。図
示のレイアウトの場合、渡し胴6は3個の折りブレード
10,10′,10″を有している。これらのブレード
は、スパーバー9,9′,9″同様に渡し胴6の周面に
等しく分配配置されている。渡し胴6には、したがっ
て、スパーバー対と折りブレード対とが備えられてお
り、これら各部材対が、この場合、120°旋回の結
果、先行する部材対の位置に来る。図3に示した位置で
は、渡し胴6の各部材対間の角距離はC/2に相当し、
角度にすると60°の角度である。
【0013】折り胴12は、渡し胴6との間をウエブが
通過する時に、渡し胴6内の折りブレードと協働する第
1折り用のジョーと、第2折り用の胴16である次の胴
に設けられた折りブレードと協働する第2折り用のジョ
ーとを有している。この場合、渡し胴6に対して採用さ
れたレイアウトでは、言うまでもなく、折り胴12上の
3個の第1折り用のジョー11,11′,11″が備え
られている。部分断面図から分かるように、これらジョ
ーのそれぞれは定置部分13により形成され、この定置
部分は、折り胴と不動に結合されている。また、この定
置部分に対しては、“テークアップ・ブレード”と呼ば
れる振動ブレードが設けられている。また、3個の第2
折りジョー15,15′,15″が備えられ、有利には
既述の第1折りジョーと等しい構造を有している。折り
胴12は、したがって、第1折りジョー対と第2折りジ
ョー対とを有している。これらの各部材対の角距離は、
C/4に相応する間隔であり、つまり、この特殊例の場
合は30°の角度である。
【0014】第2折り用の胴16は、折り胴12の近く
に折り胴12と平行に配置され、折り胴12と共働し、
複数組のくわえ爪(たとえば符号17)を有している。
くわえ爪は、折り胴12の第1折りジョーと協働する。
すなわち、1個のジョーが折り胴12と第2折り用の胴
16との間のセンターラインを通過すると、このジョー
が開く一方、第2折り用の胴16の対応くわえ爪が閉
じ、既に一度折られた紙をくわえる。第2折りを行うた
め、第2折り用の胴16も折りブレード(たとえば符号
18のブレード)を有している。これらのブレードは、
折り胴12の第2折りジョーと、これら2部材が折り胴
12のセンターラインを通過するさいに協働し、他方、
配属くわえ爪が開くことにより紙の第1折りの折り目を
解放する。この特殊例の場合、第2折り用胴16は、折
り胴12のジョー11,11′,11″と協働する2組
のくわえ爪17,17′を有している。この折り胴12
も2個の折りブレード18,18′を有している。これ
らのブレードは、くわえ爪17,17′の後方に、符号
C/4で示された、レイアウトの1/4に等しい角距離
だけ、つまりこの例では45°だけ、くわえ爪に対して
ずらされて配置されている。
【0015】このように紙裁ち胴5/渡し胴6の対は、
複数の紙を裁って、それらを渡し胴6に巻付けることが
できる。渡し胴6で紙はヘッドのところをスパー9,
9′,9″により止められる。渡し胴6/折り胴12の
対は、続いて紙の第1折りを行って、この折られた紙を
第1折り胴の第1折りジョー11,11′,11″内に
保持することができる。次いで第2折り工程が行われ
る。すなわち、紙(第1折り済みの)のヘッドが、作業
サイクルの開始時に折り胴12の配属第1折りジョー内
に捉えられ、第2折り用の胴16の関連くわえ爪が、紙
がセンターラインを通過するさいに紙をくわえる。引続
き回転を続け、胴16の配属ブレードが紙を折り胴12
の第2折りジョー内へ係合させる。このジョーは、これ
ら2つの部材がセンターラインを通過する間に閉じる一
方、前記くわえ爪は開いて、紙の第1折り目を解放す
る。このサイクルの終了時、紙には、互いに平行、かつ
ウエブ走行方向に対して直角方向の2つの折り目が形成
され、紙は、その第2の折り目を介して折り胴12の配
属第2折りジョーにくわえられる。
【0016】折り胴12内に形成されたみぞ内へ突込ま
れる1組のストリッパ19によって、2度折りされた紙
を引出し、ゆっくりと回転する星形車又はスパイダ20
のほうへ向けるようにすることができる。星形車又はス
パイダ20は、紙をコンベアベルト又は受取りベルト2
1上に貯留する。ベルト上でこれらの紙は魚のうろこ状
に重ねられる。このやり方は当業者には周知のことであ
る。
【0017】第2平行折りを必要とするときには、した
がって、いま説明した断裁兼折り装置は次のような配置
を有している。すなわち、渡し胴、折り胴、第2折りの
折り胴それぞれの部材対が、それぞれC/2、C/4、
C/4に相当する角距離、すなわちそれぞれ60°、3
0°、45°の角度を有するようにされている。
【0018】デルタ折りを必要とする場合には、この配
置、すなわち3つの胴の各部材対間の角距離を変更せね
ばならない。図4は、変更した配置を示したものであ
る。部材対間の角距離は、それぞれC/3、C/3、C
/3であり、この特定例の場合、これらの角距離は、そ
れぞれ40°、40°、60°に相応する。
【0019】3つの胴の各部材対の角距離は、それゆ
え、一方の配置から、第2折り又はデルタ折りが可能と
なるように、他方の配置に変更するために、大きくされ
ている。事実、渡し胴6の場合、スパーバーと折りブレ
ードの各対間の各距離は、C/2からC/3へ、つまり
60°から40°へ、この特定例の場合には、変更せね
ばならない。これは20°の移動に相当する。また、折
り胴12の場合は、第1折りジョーと第2折りジョーの
各対の角距離は、この特定例の場合、C/4からC/3
へ、角度にすれば、30°から40°へ変更せねばなら
ない。すなわち10°の相違である。最後に、第2折り
用の折り胴16の場合は、くわえ爪と折りブレードとの
各対間の角距離はC/4からC/3へ、角度にすれば4
5°から60°へ変更を要し、その差は15°である。
【0020】前記の角度変更は、したがって大きく(1
0°〜20°)、いずれにしても、各胴が、互いに可動
の2つの独立部分から成り、各駆動歯車を備えている場
合、これらの胴に可能な角運動よりも、はるかに大であ
る。実際には、2つの独立部分から成る構成形式は、各
駆動歯車間の僅かの角度をずらす(数度だけ)ことによ
って“突出長さ”を調節するために採用されることが多
い。それらの駆動歯車は、更に、互いに2個ずつ連結さ
れることで、2つの隣接胴間をウエブが通過する間に、
互いに協働する部材間の一致を維持するようにされてい
る。突出長さの調節のためには、その場合、単一の2重
はす歯ピニオンを用いることが知られている。このピニ
オンが、断裁兼折り装置の正常運転時に関連の胴の各歯
車対により駆動される。このピニオンの一方の部分が歯
車の1つと噛合い、他方の部分が他方の歯車と噛合って
いる。すなわち、操作者は、この2重はす歯ピニオンの
僅かの軸方向並進運動を生じさせ、ピニオンの軸は関連
の胴の軸と平行のままであり、それにより配属歯車対間
に所望方向で僅かの角度変更を生ぜしめることができ
る。しかしながら、このような角度の相対調節は、僅か
な程度の変更に以外は利用されないことを、はっきりと
理解せねばならない。
【0021】したがって、突出長さのこうした調節技術
は、実際上、10°〜20°の前述の値の角度変更には
使用できない。この値の角度変更を達成するには、突出
長さ調節用に用いられるよりも10〜20倍長い並進運
動を行なう能力が、2重はす歯ピニオンになければなら
ないことになる。この解決策は理論的には可能だとして
も、実際には採用されたことがない。汎用折り装置の横
幅が可なり長くなるからである。
【0022】このことによって、公知折り装置の場合、
関連する胴の種々の部材グループの取外しが手で行なわ
れ、それにより配置変更の目的のために、部材が再調節
される理由が説明される。こうした操作は、言うまでも
なく厄介であり、種々の工具が必要であり、折り装置の
休止時間が比較的長くなる。事実、操作員は、渡し胴の
スパーバーに対し折りブレードを再調節するには、渡し
胴の第1折り用の折りブレードをすべて除去せねばなら
ず、また、折り胴の、第1折りジョーに対する第2折り
ジョーの再調節や、第2折用の胴の、くわえ爪に対する
第2折り用のブレードの再調節のさいにも、それぞれ第
2折りジョーや第2折りブレードは、すべて取外さねば
ならない。この取外し作業を、直接各胴のところで手で
行ない、再び部材を他の位置に適合させねばならないこ
とは、言うまでもなく著しい欠点である。もちろん、折
り胴の第1折りジョーは、渡し胴の折りブレードと精確
に向い合ったままでなければならないし、2つの胴のセ
ンタラインを配属折りブレードの通過後、第2平行折り
の場合の1/2カットの代りに1/3カットが、渡し胴のスパ
ーの開放により生じるようにする必要がある。
【0023】第2平行折りまたはデルタ折りを行なう目
的で汎用折り装置の配置を変更するための別の解決策
も、提案されている。この場合には、1つ以上のデルタ
折り専用の胴や第2平行折り専用の胴が用いられる。こ
れによって部材の取外しや再適合の個々の作業は解消さ
れるが、専用の胴の交換を行なうための直接作業が未だ
存在している。この作業は、手で行なわれ、比較的長い
装置の休止時間をともなう。また、この種の専用の胴を
用いるための固有の追加費用も必要である。
【0024】更に別の解決策では、関連の胴の種々の部
分を、例えば英語では“harmonicdrive
s”(調和駆動装置)と呼ばれるような復合駆動装置に
よって回転させるようになっている。
【0025】以上の解決策は、いずれも、実現が困難で
あったり、装置内部へ手で介入しなければならなかった
り、費用や手間がかかったりするものばかりである。
【0026】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、刷り
本のウエブを裁断し折りたたむ装置を、折り形式の変更
が、セレクタスイッチの回動以外の一切の人間の介入な
しに、完全自動式に実施できるように、構成することに
ある。
【0027】本発明の別の目的は、種々の折りが行なわ
れる位置を大幅に変更することによって連続的な折り作
業を行なうことができるように、装置を構成することに
ある。
【0028】更に、本発明の別の目的は、装置の運動チ
ェーンを構成するすべての歯車が密に接触するように
し、かつ装置の加速又は減速のさいに歯車のバックラッ
シが除去されないよう防止することにある。
【0029】
【課題を解決するための手段】具体的に言えば、この印
刷されたウエブの断裁兼折り装置は、順に紙裁ち胴、ス
パーバーと折りブレードの対を備えた渡し胴、第1折り
ジョーと第2折りジョーの対を備えた折り胴、くわえ爪
と折りブレードの対を備えた第2折りの胴を有してい
る。前記の各胴は、互いに独立した2つの瓦合せ状部分
から成り、それぞれ駆動歯車を有し、これらの異なる歯
車が、部材間の一致を維持するために互いに2個ずつ連
結されており、部材は、ウエブが2つの隣接する胴の間
を通過する間に互いに協働せねばならない。この装置の
特徴は、次の点にある。すなわち、一方では渡し胴の2
つの独立部分の駆動歯車が、他方では折り胴の2つの独
立部分の駆動歯車が、それぞれ互いに同軸的な各歯車対
を介して接続され、かつ解離可能な継手を介して互いに
連結され、各対の歯車の継手が解離可能であることによ
って、配属の起動手段により関連の胴の部材対間の角距
離を変更することができ、それによってまた第2平行折
り又はデルタ折りを実施するように、装置の配置を変更
することができる点にある。
【0030】有利には、各歯車対間の解離可能の継手
は、支承部によって制限された2つの固定位置を有する
配属の爪により実現される。この爪は、前記装置の配置
の一方又は他方の配置に対応している。
【0031】したがって、有利には各爪が、配属の空気
式または液圧式のジャッキ及び配属のリンケージによっ
て制御される。
【0032】爪の形式を有する解離可能の継手の別の型
式の場合、継手が、配属の磁気式爪クラッチとして構成
され、このクラッチが、断続的に接続される。
【0033】本発明の別の有利な特徴によれば、渡し胴
と折り胴との2つの独立部分に組付けられた駆動歯車
と、各歯車対の歯車とは、はす歯であり、同一軸に取付
けられた2個の歯車は、一方の歯車は左ねじれであり、
他方の歯車は右ねじれである。また、前記各歯車対の各
歯車は、その回転軸に沿って、短い距離にわたって全体
並進運動により可動であり、それによって関連調節手段
に作用することにより相応の折り目の“突出長さ”を変
えることができる。
【0034】更に、各胴の部材対間の角距離を変更させ
ることのできる起動手段が、逆転ねじ/ナット・システ
ムを有し、このシステムのねじが一方の歯車を、このシ
ステムのナットが他方の歯車を保持している。また、配
属のジャッキが、これらの2つの同心的な歯車を互いに
接近又は離間させ、それによって、所望の配置に応じて
一方の方向又は他方の方向でそれら歯車の間にトルクを
発生させることができる。前記歯車の一方の歯車は、渡
し胴の中央部に結合された歯車に接続され、他方の歯車
は、第2折り胴の外側部分に結合された歯車に接続され
ていることにより、閉じられたループが形成される。特
に、逆転ねじ/ナット・システムの同心的な歯車を、各
胴の歯車へ接続するには、装置のフレームに支承された
中間歯車を介して接続する。
【0035】したがって、有利には、逆転ねじ/ナット
・システムのねじは、引張力を受けるようにすることが
でき、それによって、装置の連続作動の間に付加的なバ
ックラッシ補償機能を発揮する。特に、この引張力は、
逆転ねじ/ナット・システムと接続されたジャッキ、又
は装置フレームに支えられた圧縮ばねによって造出され
る。
【0036】更に、別の型式によれば、部材対間の角距
離を変更できる起動手段は、折り装置の駆動手段から成
っており、この駆動手段が、所望の配置に応じて一方の
方向又は他の方向へゆっくりした運動で起動され、この
場合、第2折りの胴は不動にされる。
【0037】
【実施例】本発明の、このほかの特徴および利点を添付
図面の図5〜図12に示した一実施例について説明す
る:図5は、スパーバーと折りブレードの対を備えた渡
し胴6の構造を示した図である。この図には、1本のス
パーバー9と1個の折りブレード10だけが示されてい
る。同型式の部材(スパーバー又は折りブレード)の3
個ずつの相対変位を可能にするために、互いに対して可
動で、各駆動歯車を備えた2つの瓦合せ状の独立部分が
用いられている。これは、“突出長さ”調節のため公知
の装置に既に採用されている技術に従ったものである。
この構成により、渡し胴6に関しては、3個のスパーバ
ー9,9′,9″に対して3個の折りブレードを相対移
動させることができる。
【0038】内側の胴は、渡し胴6の軸51に溶接され
たフランジ50,50′から成り、これらのフランジ
は、更に、120°で溶接された3個の縦方向の複数プ
レート(そのうちの1個だけが符号53で示されてい
る)を介して互いに結合され、それにより渡し胴の周縁
の部分を形成している。スパーバー、たとえば、この図
のバー9は、前記フランジ50,50′に支承され、回
転する。胴の他方の部分は、前記の胴部分の軸51上に
回転可能に取付けられた2個のフランジ54,54′か
ら成っている。これらのフランジは、3個の縦方向プレ
ートを介して結合されている。この図には、符号55で
示したプレートのみが見える。複数の折りブレードは、
ブレード10のみが示されているが、前記別の胴部分に
取付けられている。フランジ54は、軸方向で外方へ管
状の延長部56が延び、フランジ自体は、軸51上に回
転可能に取付けられている。渡し胴6の端部には、軸5
1の端部にキー結合された歯車52と、前記管状延長部
56にキー結合された歯車57が見られる。歯車52
は、スパーバーを保持する胴部分を直接に駆動するのに
対し、歯車57は、折りブレードを保持する胴部分を直
接に駆動する。駆動歯車52,57は、渡し胴6の2つ
の独立部分に取付けられており、有利には、はす歯型式
である。一方の歯車は左ねじれ、他方の歯車は右ねじれ
である。理由は、あとで図7のところで説明する。
【0039】折り胴12も、同じように造られており、
図5の構造と全く類似の構造に従って、相対的に可動
な、それぞれ駆動歯車を備えた瓦合せ状の2つの独立部
分から成っている。この場合には、第1折り用のジョー
11,11′,11″が内胴により保持され、第2折り
用のジョー15,15′,15″が外胴によって保持さ
れる。同じように、第2折り用の胴16も、互いに可動
な、瓦合せ状の2つの独立部分から成っている。しか
し、既に見たように、この胴16は、2つの対称的配列
しか可能ではなく、従って2個のくわえ軸17,17′
が内胴により保持され、2個の折りブレード18,1
8′が外胴により保持されている。
【0040】以上のような訳で、渡し胴6の特定構造を
示した図5は、折り胴12及び第2折りの胴16の構造
の説明にも役立つものである。図7に見られる各駆動歯
車は、折り胴12用の歯車65,66と、第2折りの胴
16用の歯車74,75とである。
【0041】次に、第2平行折り、又はデルタ折りを実
施する際の、装置の配置変更を行なう手段を、図6〜図
10について説明する。
【0042】図7は、関連装置の配置図であり、図6の
ラインA,B,C,D,M,L,Kの順序に対応してい
る。図7により、装置の種々の胴、胴の接続歯車、付随
的に種々の軸のカムを断面図で示したものである。
【0043】図7には、のこ刃7を有する紙裁ち胴5、
渡し胴6が見られ、その内側部分はスパーバー(バー
9)を、また外側部分は折りブレード(ブレード10)
を保持している。更に、折り胴12が見られ、その内側
部分が第1折りジョー(ジョー11)を、また外側部分
が第2折りジョー(ジョー15)を有している。最後に
第2折りの胴16が見られ、その内側部分はくわえ爪
(くわえ爪17)を、その外側部分は折りブレード(ブ
レード18)を保持している。図7は、また、前記の各
胴と関連する種々の歯車の集合体をも示しており、これ
らの歯車は、左ねじれ(符号D)、又は右ねじれ(符号
D)を有している。歯車76は、紙裁ち胴5の軸にキー
結合されている。同軸的な歯車52,57は、渡し胴6
の2つの部分と接続され、歯車66,65は折り胴12
の2つの部分と、また、歯車74,75は第2折りの胴
16の2つの部分と、それぞれ接続されている。
【0044】本発明の重要な側面によれば、一方では渡
し胴6の2つの独立部分の駆動歯車52,57が、他方
では折り胴12の2つの独立部分の駆動歯車66,65
が、それぞれ、解離可能な継手を介して相互接続された
互いに同軸的な各歯車対59,58;68,67を介し
て互いに接続されている。
【0045】正常運転時には、各歯車対59,58及び
68,67は、回転という点から見ると一体の集合体を
形成しており、対応する継手は、その場合、接続位置に
在る。この例の場合、全体としての折り装置への運動の
インプットは、ピニオン77により行なわれる。ピニオ
ン77は、その運動をカルダン伝動部78から受けてい
る。このカルダン伝動部78は、全体としての折り装置
を印刷機と印刷機を駆動する伝動モータに接続してい
る。ピニオン77は、渡し胴6の内側部分へ接続される
歯車52と噛合っている。歯車52は、一方では歯車7
6を、したがって紙裁ち胴5を駆動し、他方では歯車対
59,58を駆動している(したがって一体のブロック
を形成している)。歯車対59,58自体は渡し胴6の
歯車57を駆動している。運動の接続は、したがって、
歯車66、(噛合った)歯車対68,67、折り胴12
の駆動を受持つ歯車65、最後に第2折り用の胴16の
歯車74及び75によって順次行なわれる。
【0046】各歯車対59,58又は68,67の歯車
の継手の解離により、関連の胴(渡し胴6又は折り胴1
2)の部材対間の角距離を配属の起動手段を介して変化
させ、それにより、第2平行折り又はデルタ折りに装置
の配置を変えることができる。
【0047】容易に理解できることだが、各歯車対5
9,58及び68,67の歯車の継手の解離により、実
際に、渡し胴6又は折り胴12のそれぞれの歯車対5
2,57又は66,65の間の接続を一時的に解くこと
ができる。そうすることにより、装置の配置変更のため
に、3つの関係する胴のそれぞれの関連部材対を完全に
角度調節することができる。
【0048】言うまでもなく、各歯車対59,58又は
68,67の間の解離可能の継手を得るためには、種々
の手段が考えられる。たとえば、磁気式の爪クラッチを
配属し、このクラッチが間欠的に接続されるようにす
る。図に示されているのは、歯車対59,58用の爪6
0と歯車対68,67用の爪69により構成された解離
可能の継手である。各爪は、2つの支承部により制限さ
れた2つの固定位置を有し、これらの位置が、装置の所
望の2つの配置に対応している。したがって、各歯車対
59,58又は68,67が実際の折り調節部材を構成
している。爪60,69は、操作ホイールを介して手で
制御するか、もしくは空気式又は液圧式ジャッキ、電磁
石、その他の制御手段のいずれかを介して制御できる。
図示の特定例の場合は、図7に示されたジャッキによる
制御手段が用いられている。このジャッキは、爪60用
の複動ジャッキ61及び付属のリンケージと、爪69用
の複動ジャッキ70及び付属のリンケージ72とを有し
ている。
【0049】爪12より構成されたこれらの解離可能の
継手の構造は、図10から、よりよく知ることができよ
う。図10は、渡し胴6と接続された歯車対59,58
に配属される手段を示したものである。折り胴12と接
続された歯車対68,67にも、同じ手段が配属されて
いる。図10には、折り装置のフレームに取付けられた
軸163が示されており、この軸163には、ころ軸受
103を介してスリーブ102が回転可能に取り付けら
れている。スリーブ102には、回転ロック手段を備え
た歯車58が取付けられている。これに対し、歯車59
は、回転可能にスリーブ102に取付けられている。青
胴リング104とストップリング105とはそれぞれス
リーブ102上での歯車59の回転と並進運動の防止と
を保証している。付属のキー114を介してスリーブ1
02上に自由にキー結合しているカラー101は、爪6
0の可動部材を構成している。このカラー101は、付
属のばね115の作用を受ける複数のプランジャピスト
ン107を有している。これらのピストンの自由端部
は、スリーブ102の上方部分に固定されたワッシャ1
06に支えられている。カラー101は、したがって2
つの位置を占めることができる。すなわち、爪の係止位
置に相応する下方位値(図で見て)と、爪の解離位置に
対応し、支承ワッシャ106に支えられる上方位置(図
で見て)とである。空気式のジャッキ61と付属のリン
クレバー62とにより、これら2つの軸方向位置の一方
と他方の間でのカラーの移動が保証される。図10に示
した係止位置は、図8でも見ることができる。図8で
は、フィンガ108が、カラー101の下方へ突出し、
歯車59のノッチ109又はノッチ110へ突入する
(図ではノッチ109へ係合している)。各ノッチは、
カラー101と歯車59の間の、したがって歯車58と
歯車59の間の相対角度位置の一方又は他方に、言いか
えると、第2平行折り又はデルタ折りを実施する各位値
に相当する。ジャッキ61が起動され、爪60による継
手が解離されると、カラー101はワッシャ106に押
当てられ、フィンガ108がノッチ109から解放され
る。この結果、フィンガ108は、ノッチ109と11
0との間の中間表面111を通過する一方で、同時に図
9に見られるように、歯車59の周縁面112より低い
位置にとどまっている。したがって、カラー101のフ
ィンガ108の角運動は、2つのノッチ109,110
と一致する2つの支承終位置により制限される。爪が解
離されるさいの、一方のノッチから他方のノッチへの移
動は、後述する配属起動手段によって行なわれる。
【0050】図10は、更に、紙の“突出長さ”の微調
整に相当する付加調節用の部材を示している。ねじ端部
63を有する軸163には、調節ホイール64がねじ付
けられ、この調節ホイール64の軸方向位置はロック用
の対応ナット113により決められる。アンギュラコン
タクト玉軸受100がホイール64とスリーブ102と
の間に配置され、この玉軸受の外レースはワッシャ10
6とスリーブ102との間に固定され、他方、内レース
はホイール64と一体に構成されている。
【0051】突出長さの微調整用のこの部材は、次のよ
うに操作される:対応ナット113が解放されて、ホイ
ール64が、一方又は他方の方向に回転可能になると、
ホイール64の回転によりスリーブ102と、スリーブ
に結合された歯車58,59との軸方向移動が可能にな
る。これらの歯車58と59は、逆方向のはす歯(歯車
58は左ねじれ、歯車59は右ねじれ)なので、胴の軸
に対するスリーブのこの軸方向移動は、ギヤホイール5
2と57との間に相対回転運動を生じさせ、その結果ま
た渡し動6の折りブレードとスパーバーとの間に相対運
動を生じさせる。ホイール64の回転は、手、もしくは
遠隔調節可能な付属モータを介して行なうことができ
る。第1折りの突出長さを調節する部材は、図10を参
照して渡し胴6に即して説明したが、この部材を折り胴
12にも再び用いるのが有利である。構成も等しく、操
作形式も等しくてよい。この部材により、折り胴12区
域での第2折りの突出長さを調節する。図7に示したホ
イール73は、既述のホイール64と類似している。こ
の場合、ホイール73の回転により、2個のはす歯歯車
68,67の軸方向移動が可能になり、歯車66と65
との間の相対回転運動が可能になる。言いかえると、実
際に、折り胴12の第1折りジョーと第2折りジョーと
の間の相対運動が可能になる。
【0052】突出長さのそうした調整のために生じる一
方又は他方の歯車対59,58又は68,67の全体並
進運動は、ごく短い距離、すなわち数ミリメータにとど
まる。これにより、関連歯車が動作する角距離は僅かの
程度にすぎず、相応の折り目の突出長さを変更する目的
が、配属の調節ホイールに作用を与えることにより達せ
られる。したがって、このことは、装置の配置変更の
間、各胴の動作中の歯車に伝えられる大きな角移動とは
何の関係もない。
【0053】次に、各胴6,12,16のいずれかの部
材対間の角距離を変更できる起動手段の構造を説明す
る。
【0054】図7に示した有利な実施例によれば、これ
らの起動手段は、逆転ねじ/ナット・システム80を有
しており、このシステムのねじが一方の歯車87を、ま
たそのナットが他方の歯車86を保持している。配属さ
れたジャッキ90により、これら2個の同心的歯車8
7,86を互いに接近又は離間させることができ、それ
によって所望の配置に従って一方又は他方の方向で歯車
87,86間にトルクを生ぜしめ、前記歯車の一方86
が、渡し胴6の中央部分に接続された歯車52に接続さ
れ、他方の歯車87は、第2折りの胴16の外側部分に
接続された歯車75に接続され、それによって閉じられ
たループが形成される。図7で分かるように、歯車52
と75に対する逆転ねじ/ナット・システムの接続は、
この場合、装置のフレームに回転可能に取付けられた中
間歯車81,79を介して行なわれる。歯車79は、第
2折り用の胴16の歯車75と接続され、歯車81は、
渡し胴6の歯車52と接続されている。歯車52は、図
7に破線200で示した接続部と噛合っている。逆転ね
じ/ナット・システム80の精確な構造は、図11か
ら、よりよく理解できる。次に、図11を説明する。
【0055】このシステム80は、とりわけ、所望の第
2折りを実施するため、装置の配置を変更するトルク発
生器として構成され、2つの軸受82,83を介して装
置のフレームに回転可能に取付けられた中空軸95を有
している。この軸95は、システム80のねじを形成
し、一定長さにわたってハイピッチのら旋傾斜路84を
形成している。このら旋傾斜路上には、システム80の
ナットを形成する青銅ナット85がねじはめられてい
る。歯車87は、軸95の他端にキー結合され、歯車8
6は、歯車87と同心的に、ナット85と固定結合され
ている。軸95上でナット85を接近させたり、遠ざけ
たりすることにより歯車86と87の相対回転が生ぜし
められ、これにより一方又は他方の方向にトルクが発生
し、その結果、2つの爪の一方又は他方の爪の区域で噛
合いループが開いたのち、このループの一方の部分がル
ープの他方の部分に対して回転する。
【0056】図11に見られるように、この運動は、更
に遠くまで、もしくは近くまで、たとえば、軸95内部
を軸95と同心的に通る中心ロッド88を介して行なう
ことができる。この中心ロッド88は、一端が玉軸受8
9に受容され、ナット85と歯車86とから成る集合体
に結合され、他端が起動ジャッキ90のロッドに結合さ
れている。ジャッキ90のシリンダは折り装置のフレー
ムに結合されている。
【0057】したがって、ジャッキ90がロッド88に
引張力を作用させると、ロッド88は玉軸受89を介し
て歯車86に作用する。歯車86はロツド上をスライド
する。図11に示したように、歯車86が左ねじれで、
ら旋傾斜路84が右ねじれであれば、効果は加算され、
歯車86の縦方向スライド値は歯車86と87との間の
トルク発生値と合致することになる。このトルクの強度
と方向は、それぞれジャッキ90により発生する力と力
の作用方向(矢印91の方向又は反対方向)によって決
まる。
【0058】ジャッキ90が矢印91方向にシステム8
0を押圧すると、装置の負荷モーメントに、噛合いルー
プで発生したトルクが加わることになる。したがって装
置の運転中にジャッキ90を起動することにより力を付
加することが可能である。この力の作用により、歯車ト
レーンの駆動方向でのバックラッシが解消される。した
がって、逆転ねじ/ナット・システム80のねじ95
は、永久引張力を受けるようにすることができ、それに
よって装置の連続運転中に付加的なバックラッシ除去を
行なうことができる。この引張力は、いま説明したよう
に、逆転ねじ/ナット・システム80のジャッキ90を
介して造出できるか、また、他の手段、たとえば、装置
のフレームに支えられた圧縮ばね(図示せず)によって
発生させることもできる。その場合には、ジャッキ90
は、第2平行折り又はデルタ折りを実施する装置配置の
変更用にのみ利用する。
【0059】前記逆転ねじ/ナット・システム80の別
の形式の場合、別の起動手段を用いて、渡し胴6又は折
り胴12の部材対間の角距離を変更することもできる。
これら別の起動手段は、たとえば折り装置の駆動手段7
7,78から成るようにすることができる。これらの駆
動手段は、その場合、所望の配置に応じて一方又は他方
の方向にスローモーションで起動される。その場合、第
2折り用の胴16は、配属のブレーキ(図示せず)によ
り不動にされる。第2折り用の胴16が不動にされ、一
方又は他方の爪60又は69が解離装置に置かれれば、
装置の、一方又は他方の方向での回転によって解離され
た爪と接続されている胴に対し所望の相対回転運動を達
成することができる。しかしながら、この形式は、はじ
めの形式に比較すると、効果は劣る。装置の連続運転時
の付加的なバックラッシ補償機能の利点が失われるから
である。
【0060】バックラッシ補償の可能性を有する閉ルー
プについての既述の説明は、図6の略示図を参照すれ
ば、よく理解できよう。この図は、問題の種々の歯車
や、折り装置の引張りローラ2,2′及び3,3′を駆
動するためのピニオン・チェーンを示したものである。
加えて、図12の部分的に断面して示した斜視図も参考
になる。
【0061】第2平行折りモードからデルタ折りモード
へ折り装置の配置を変更する操作の諸段階を次に想起し
ておこう。
【0062】既述の逆転ねじ/ナット・システム80を
用いて操作順序を以下で説明する: −システム80のジャッキ90のブリーディングにより
配属支承部(ノッチ)に対する爪の支承力を弛める。
【0063】−複動ジャッキ61を起動することにより
第1折りの折り調節の爪を解離する。
【0064】−システム80のジャッキ90を矢印91
の反対方向に起動する:この場合、渡し胴6の2つの部
分が適正な方向に回転し、各折りブレードを同一部材対
の配属スパーの方へ移動させることができる。これが、
爪60のカラーの回転の結果として行なわれる。
【0065】−ジャッキ90を改めてブリードし、干渉
するトルクなしに爪60を(新たなノッチに)正しく係
合させ得るようにする。
【0066】−ジャッキ61を介して爪60を係合させ
る。
【0067】−配属ジャッキ70を介して爪69を解離
する。
【0068】−システム80のジャッキ90を矢印91
の方向に起動することにより、爪69のカラーを新しい
位置へ回転させ、その結果、折り胴12の2つの部分を
適正方向に回転させる。
【0069】−ジャッキ90の新たにブリードし、干渉
トルクなしに爪69を正しく係合できるようにする。
【0070】−配属ジャッキ70を介して爪69を係合
させる。
【0071】−システム80のジャッキ90を新たにブ
リードし、矢印91の方向でバックラッシを除去する。
【0072】以上の操作を終えると、第2折り用の胴1
6の2つの部分は、自動的に所望配置となる。これは、
折り胴12の歯車66と65に、配属歯車74と75が
噛合う結果である。
【0073】各胴6,12,16は、そのときには既に
デルタ折りを行なう準備配置になっている。しかしなが
ら、この操作を完了させるには、渡し胴6のスパーバー
と第2折り用の胴16のくわえ爪とに作用するカムの位
置を修正せねばならない。事実、第1折りの形成中にス
パーのレリース位置を修正するのが好ましいが、この修
正は、図7に示されているように、ジャック92を介し
て配属カム91を回転させた結果として行なわれる。同
じように、くわえ爪のレリース位置は、配属カム94を
介して複式カム93の部分が移動する結果として修正さ
れる(この後の例では、複式カムによって、固定係合が
可能になるが、可変位置のレリースはマスクを有するカ
ムに対応する)。異なるスパー、ジョー、くわえ爪の開
閉運動が、実際、フレームと一体の、関連の胴と同心的
なカムにより制御される。これらのカムは、レバーを介
して異なる軸に結合されたローラを、折り装置の場合に
通例の従来の形式で制御する。更に、スパーやくわえ爪
のレリース位置のそうした調節は、当業者には周知のこ
とであるから、これ以上の詳しくは説明する必要はな
い。
【0074】装置の配置をデルタ折りから第2平行折り
へ変更せねばならない場合には、以上に説明した操作を
逆の順序で行なえば十分である。
【0075】すべての操作は、電気機械式の逐次遂行手
段、又は種々の関連ソレノイド弁及び自動制御部品を介
して、逐次順に行なうことができる。
【0076】既述のように、バックラッシ補償手段の組
付けも含めて、実施される配置変更により、同期化の問
題は、すべて事実上解決することができる。これらの操
作を手動式に行なったとすれば、種々問題が生じること
だろう。実際、種々の歯車間の多くのバックラッシを考
えても、また従来の折り装置での、手動による除去及び
再適合の操作には、各胴の協力部材のそれぞれ正しい位
置に関連した角度変更を行なうリスクが絡むことを考え
ても、そうした操作が折りブレード又は折りジョーの損
傷の原因となることがないとはいえない。こうした欠点
が、いまや完全に除去されたのである。これは、完全な
同期化が可能になったためであり、しかもこの同期化
は、付加的な調節又はチェック操作を行なう必要なしに
達成されるのである。
【0077】本発明は、以上に説明した実施例に限定さ
れるものではなく、既述の手段と同等の手段や本発明の
重要な特徴を有する他のあらゆる構成をも含むものであ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】刷本の第1折りから第2平行折りの順序を示た
図。
【図2】刷本のデルタ折りの順序を示した図。
【図3】公知の汎用折り装置を、第2平行折り時の配置
で示した図。
【図4】公知の汎用折り装置を、デルタ折り時の配置で
示した図。
【図5】本発明の−実施例の渡し胴の構造形式を示す軸
方向の斜視部分断面図。渡し胴は、瓦合せ状の2つの、
互いに可動の独立部分から成り、それぞれ駆動歯車を有
している。この構成は、折り胴及び第2折り用の胴にも
同じように採用されている。これら3つの胴の構造は本
発明の折り装置のそれと合致している。
【図6】図3及び図4に関連して説明した、折り装置の
歯車のうちのいくつかを略示した立面図。
【図7】本発明による折り装置のレイアウト図で、符号
A,B,C,D,M,L,Kの順序は、図6に示したラ
インに相応している。
【図8】本発明による折り装置の解離可能の継手の部分
図。この特定実施例では爪として構成されている。爪は
係止位置にある。
【図9】図8同様の継手の図で、爪が配置変更時の、解
離された中間位置に在るところを示した図。
【図10】渡し胴と接続された歯車対59,58と関連
する手段を示した部分断面図。
【図11】逆転ねじ/ナット・システムの構造を示した
部分断面図。
【図12】図7の実施例について、問題の種々の歯車に
より形成される閉ループを示した斜視部分断面図。
【符号の説明】
4 ウエブ 5 紙裁ち胴 6 渡し胴 7 のこ刃 12 折り胴 16 第2折り用の胴 17,17′,17″ くわえ爪 18,18′,18″ 折りブレード 19 ストリッパ 20 星形ホイール 50,50′ フランジ 52,57 歯車 54,54′ フランジ 55 プレート 59,58と68,67 歯車対 70 複動ジャッキ 77 ピニオン 78 カルダン伝動部 79,81 中間歯車 80 逆転ねじ/ナット・システム 82,83 軸受 86,87 ギヤ 90 ジャッキ 102 スリーブ 103 ころ軸受 107 プランジャピストン 108 フィンガ 109,110 ノッチ

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 印刷済みウエブの断裁兼折り装置であっ
    て、順次に紙裁ち胴(5)、スパーバー対と折りブレー
    ドとを備えた渡し胴(6)、第1折りジョー対と第2折
    りジョー対とを備えた折り胴(12)、くわえ爪対と折
    りブレード対とを備えた第2折り用の胴(16)を有
    し、前記各胴が、2つの相互に可動な、それぞれ駆動歯
    車を備えた瓦合わせ状の独立部分から成り、これらの駆
    動歯車が、2つの隣接する胴の間をウエブが通過する間
    に互いに協働する必要のある部材間の一致を維持するた
    め互いに2個ずつ連結されている形式のものにおいて、
    一方では渡し胴(6)の2つの独立部分の駆動歯車(5
    2,57)が、他方では折り胴(12)の2つの独立部
    分の駆動歯車(66,65)が、解離可能の継手を介し
    て相互に連結された、相互に同軸的な各歯車対(59,
    58;68,67)を介して互いに接続されており、各
    歯車対の歯車の継手を解離することにより、関連する胴
    (6;12)の部材対間の角距離を配属起動手段(7
    9,80,81,86又は78,77)によって変化さ
    せることが可能であり、そうすることにより第2平行折
    り又はデルタ折りを行うための装置の配置が変更される
    ことを特徴とするウエブの断裁兼折り装置。
  2. 【請求項2】 各歯車対(59,58;68,67)の
    間の解離可能の継手が、配属された爪(60;69)に
    より形成され、これらの爪が、前記装置の2つの配置の
    いずれかに対応する、支承部により制限された2つの定
    位置を有することを特徴とする、請求項1記載の断裁兼
    折り装置。
  3. 【請求項3】 各爪(60;69)が、配属の空気式又
    は液圧式ジャッキ(61;70)と配属のリンケージ
    (62;72)とにより制御されることを特徴とする、
    請求項2記載の断裁兼折り装置。
  4. 【請求項4】 各爪(60;69)が、配属の操作ホイ
    ールを介して手動式に、又は、電磁石等の配属部材を介
    して自動式に制御されることを特徴とする、請求項2記
    載の断裁兼折り装置。
  5. 【請求項5】 各歯車対(59,58;68,67)の
    間の解離可能の継手が、配属の磁気式爪クラッチにより
    得られ、この爪クラッチが間欠的に接続されることを特
    徴とする、請求項1記載の断裁兼折り装置。
  6. 【請求項6】 渡し胴(6)と折り胴(12)の2つの
    独立部分に取付けられた駆動歯車(52,57;66,
    65)と、配属の各歯車対(59,58;68,67)
    とが、はす歯であり、同一の軸上に取付けられた2個の
    歯車は、一方が左ねじれを、他方が右ねじれを有してお
    り、前記各歯車対(59,58;68,67)は、その
    回転軸に沿って、短い距離にわたって全体的な並進運動
    により可動であり、その結果、配属の調節手段(64;
    73)への作用により、対応する折り目の“突出長さ”
    を変化させることができることを特徴とする、請求項1
    から5までのいずれか1項に記載の断裁兼折り装置。
  7. 【請求項7】 起動手段により、渡し胴(6)、折り胴
    (12)、第2折り用の胴(16)のいずれかの部材対
    間の角距離を変更することが可能であり、この起動手段
    が、逆転ねじ/ナット・システム(80)を有してお
    り、このシステムのねじ(95)が一方の歯車(87)
    を保持し、ナット(85)が他方の歯車(86)を保持
    しており、更にまた、配属のジャッキ(90)により2
    個の同心的なこれらの歯車(87,86)を互いに接近
    又は離間させて、所望の配置に従って、それらの歯車間
    に一方の方向又は他の方向でトルクを発生させることが
    可能であり、前記歯車の一方の歯車(86)が、渡し胴
    (6)の中央部に結合された歯車(52)と接続され、
    これに対して、他方の歯車(87)は第2折り用の胴
    (16)の外側部分に結合された歯車(75)と接続さ
    れ、閉じたループを形成することを特徴とする、請求項
    1から5までのいずれか1項に記載の断裁兼折り装置。
  8. 【請求項8】 各胴(6;12)の歯車(52;75)
    への、逆転ねじ/ナット・システム(80)の同心的な
    歯車(86;87)の接続が、装置のフレームのところ
    に回転可能に取付けられた中間歯車(81;79)を介
    して行われることを特徴とする、請求項7記載の断裁兼
    折り装置。
  9. 【請求項9】 逆転ねじ/ナット・システム(80)の
    ねじ(95)が、引張力を受けることにより、装置の連
    続運転中に付加的なバックラッシ除去機能を発揮するこ
    とを特徴とする、請求項7又は8記載の断裁兼折り装
    置。
  10. 【請求項10】 前記引張力が、逆転ねじ/ナット・シ
    ステム(80)と接続されたジャッキ(90)を介して
    発生せしめられることを特徴とする、請求項9記載の断
    裁兼折り装置。
  11. 【請求項11】 前記引張力が、装置のフレームに支え
    られている圧縮ばねにより発生せしめられることを特徴
    とする、請求項9記載の断裁兼折り装置。
  12. 【請求項12】 起動手段が、渡し胴(9)、折り胴
    (12)、第2折り用の胴(16)のいずれかの部材対
    間の角距離を変化させることが可能であり、この起動手
    段が、折り装置(77,78)の駆動手段から成り、こ
    れらの駆動手段が起動されて、所望の配置に従って一方
    の方向又は他方の方向へゆっくり移動するようにされて
    おり、更に第2折り用の胴(16)が、その場合に不動
    であるようにされていることを特徴とする、請求項1か
    ら6までのいずれか1項に記載の断裁兼折り装置。
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