JPH05238352A - シートベルトリトラクタ - Google Patents
シートベルトリトラクタInfo
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- JPH05238352A JPH05238352A JP4038244A JP3824492A JPH05238352A JP H05238352 A JPH05238352 A JP H05238352A JP 4038244 A JP4038244 A JP 4038244A JP 3824492 A JP3824492 A JP 3824492A JP H05238352 A JPH05238352 A JP H05238352A
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- JP
- Japan
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- seat belt
- clamp
- piston
- pretensioner
- slack
- Prior art date
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- 238000001514 detection method Methods 0.000 claims description 5
- 238000004804 winding Methods 0.000 abstract description 12
- 239000007789 gas Substances 0.000 description 13
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 239000011261 inert gas Substances 0.000 description 1
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60R—VEHICLES, VEHICLE FITTINGS, OR VEHICLE PARTS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- B60R22/00—Safety belts or body harnesses in vehicles
- B60R22/34—Belt retractors, e.g. reels
- B60R22/36—Belt retractors, e.g. reels self-locking in an emergency
- B60R22/42—Belt retractors, e.g. reels self-locking in an emergency having means for acting directly upon the belt, e.g. by clamping or friction
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60R—VEHICLES, VEHICLE FITTINGS, OR VEHICLE PARTS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- B60R22/00—Safety belts or body harnesses in vehicles
- B60R22/34—Belt retractors, e.g. reels
- B60R22/46—Reels with means to tension the belt in an emergency by forced winding up
- B60R22/4604—Reels with means to tension the belt in an emergency by forced winding up characterised by arrangements in vehicle or relative to seat belt
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Automotive Seat Belt Assembly (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 プリテンショナーによるシートベルトのたる
み巻き取り完了後のシートベルトの引き出しを阻止し
て、乗員の拘束性能の向上を図る。 【構成】 リトラクタ本体1のハウジング2には、ガス
ゼネレータ7の発生ガス圧によりシリンダー部8内のピ
ストン9を移動させ、ワイヤ10を牽引してスプール3
をシートベルト4の巻き取り方向に回転させて、シート
ベルト4のたるみを巻き取るプリテンショナー5を設け
てあると共に、固定クランプ12とローラタイプの可動
クランプ13とでシートベルト4を挾圧して、シートベ
ルト4の引き出し方向の移動をロックするクランプ機構
11を設けてある。そして、前記ピストン9と可動クラ
ンプ13のローラシャフト13dとに亘ってクランプ作
動ワイヤ16を連結してある。
み巻き取り完了後のシートベルトの引き出しを阻止し
て、乗員の拘束性能の向上を図る。 【構成】 リトラクタ本体1のハウジング2には、ガス
ゼネレータ7の発生ガス圧によりシリンダー部8内のピ
ストン9を移動させ、ワイヤ10を牽引してスプール3
をシートベルト4の巻き取り方向に回転させて、シート
ベルト4のたるみを巻き取るプリテンショナー5を設け
てあると共に、固定クランプ12とローラタイプの可動
クランプ13とでシートベルト4を挾圧して、シートベ
ルト4の引き出し方向の移動をロックするクランプ機構
11を設けてある。そして、前記ピストン9と可動クラ
ンプ13のローラシャフト13dとに亘ってクランプ作
動ワイヤ16を連結してある。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は自動車等の車両に用いら
れるシートベルトリトラクタ、とりわけ、車両の衝突時
に乗員の衣服その他によるシートベルトのたるみを瞬時
に巻き取って、乗員の拘束性能を向上させるプリテンシ
ョナーを備えたシートベルトリトラクタに関する。
れるシートベルトリトラクタ、とりわけ、車両の衝突時
に乗員の衣服その他によるシートベルトのたるみを瞬時
に巻き取って、乗員の拘束性能を向上させるプリテンシ
ョナーを備えたシートベルトリトラクタに関する。
【0002】
【従来の技術】図4,5は従来のシートベルトリトラク
タの構造を示すもので、リトラクタ本体1のハウジング
2にはプリテンショナー5が取付けられている。このプ
リテンショナー5は衝突センサ6の検出作用にもとづい
て着火作動して、不活性ガスを発生させるガスゼネレー
タ7と、このガスゼネレータ7内の発生ガス圧を受けて
ピストン9を作動させるシリンダー部8と、ピストン9
に連結され、該ピストン9の作動により牽引されてスプ
ール3をシートベルト4の巻き取り方向に回転させるワ
イヤ10とを備えている。
タの構造を示すもので、リトラクタ本体1のハウジング
2にはプリテンショナー5が取付けられている。このプ
リテンショナー5は衝突センサ6の検出作用にもとづい
て着火作動して、不活性ガスを発生させるガスゼネレー
タ7と、このガスゼネレータ7内の発生ガス圧を受けて
ピストン9を作動させるシリンダー部8と、ピストン9
に連結され、該ピストン9の作動により牽引されてスプ
ール3をシートベルト4の巻き取り方向に回転させるワ
イヤ10とを備えている。
【0003】また、ハウジング2にはクランプ機構11
を設けて、衝突時における乗員の慣性移動によるシート
ベルト4のスプール3での巻き締まりに起因する該シー
トベルト4の引き出しを阻止するようにしてある。この
クランプ機構11はハウジング2に固定された波形状の
係止面を有する固定クランプ12と、ハウジング2に揺
動自在に軸支された可動クランプ、例えば、この例では
ローラタイプの可動クランプ13とを備えている。ロー
ラ13aはハウジング2に支軸13cにより回動自在に
取付けられたブラケット13bの自由端にローラシャフ
ト13dを介して装着され、このローラシャフト13d
端はハウジング2に設けられた弧状のガイド孔15に挿
通してある。前記シートベルト4はこのローラ13aに
掛架してあって、衝突時にプリテンショナー5によるシ
ートベルト4の巻き取りが完了し、かつ、図外の緊急ロ
ック機構によるスプール3のシートベルト引き出し方向
の回転がロックされた後に、乗員の慣性移動によりシー
トベルト4が牽引されて引き出されると、このシートベ
ルト4の牽引力を受けて可動クランプ13がヘルパース
プリング14のばね力に抗して固定クランプ12側に押
動され、これら固定クランプ12と可動クランプ13と
でシートベルト14を挾圧して、該シートベルト4の引
き出し方向の移動をロックし、スプール3でのシートベ
ルト4の巻き締まりを回避して、該シートベルト4の引
き出しを阻止するようにしてある。この類似構造は、例
えば1988年版 BMW REPAIR MANUA
L 5シリーズ,7シリーズに示されている。
を設けて、衝突時における乗員の慣性移動によるシート
ベルト4のスプール3での巻き締まりに起因する該シー
トベルト4の引き出しを阻止するようにしてある。この
クランプ機構11はハウジング2に固定された波形状の
係止面を有する固定クランプ12と、ハウジング2に揺
動自在に軸支された可動クランプ、例えば、この例では
ローラタイプの可動クランプ13とを備えている。ロー
ラ13aはハウジング2に支軸13cにより回動自在に
取付けられたブラケット13bの自由端にローラシャフ
ト13dを介して装着され、このローラシャフト13d
端はハウジング2に設けられた弧状のガイド孔15に挿
通してある。前記シートベルト4はこのローラ13aに
掛架してあって、衝突時にプリテンショナー5によるシ
ートベルト4の巻き取りが完了し、かつ、図外の緊急ロ
ック機構によるスプール3のシートベルト引き出し方向
の回転がロックされた後に、乗員の慣性移動によりシー
トベルト4が牽引されて引き出されると、このシートベ
ルト4の牽引力を受けて可動クランプ13がヘルパース
プリング14のばね力に抗して固定クランプ12側に押
動され、これら固定クランプ12と可動クランプ13と
でシートベルト14を挾圧して、該シートベルト4の引
き出し方向の移動をロックし、スプール3でのシートベ
ルト4の巻き締まりを回避して、該シートベルト4の引
き出しを阻止するようにしてある。この類似構造は、例
えば1988年版 BMW REPAIR MANUA
L 5シリーズ,7シリーズに示されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】プリテンショナー5に
より、衝突時にシートベルト4のたるみを瞬時に巻き取
るようにしてあっても、クランプ機構11は前述のよう
に、シートベルト4の引き出し作用を利用してクランプ
作動する構造であるため、クランプ機構11が作動する
間にシートベルト4が20〜30m/m程度引き出され
てしまう。
より、衝突時にシートベルト4のたるみを瞬時に巻き取
るようにしてあっても、クランプ機構11は前述のよう
に、シートベルト4の引き出し作用を利用してクランプ
作動する構造であるため、クランプ機構11が作動する
間にシートベルト4が20〜30m/m程度引き出され
てしまう。
【0005】そこで、本発明はプリテンショナーによる
シートベルトの巻き取り完了後に、シートベルトの引き
出しを確実に阻止して、乗員の拘束性能を一段と向上し
て安全性を高めることができるシートベルトリトラクタ
を提供するものである。
シートベルトの巻き取り完了後に、シートベルトの引き
出しを確実に阻止して、乗員の拘束性能を一段と向上し
て安全性を高めることができるシートベルトリトラクタ
を提供するものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】衝突センサの検出作用に
もとづいてガスゼネレータを作動させ、ガスゼネレータ
の発生ガス圧によりシリンダー部内のピストンを移動さ
せて、該ピストンに連結したワイヤを牽引することによ
りスプールを回転してシートベルトのたるみを巻き取る
プリテンショナーを備えると共に、固定クランプに対し
て可動クランプを押圧させて、これら固定クランプと可
動クランプとでシートベルトを挾圧して、該シートベル
トの引き出し方向の移動をロックするクランプ機構を備
えた構造において、前記プリテンショナーのピストン
に、該ピストンの移動により可動クランプを固定クラン
プに向けて押圧作動させるクランプ作動ワイヤを連結し
てある。
もとづいてガスゼネレータを作動させ、ガスゼネレータ
の発生ガス圧によりシリンダー部内のピストンを移動さ
せて、該ピストンに連結したワイヤを牽引することによ
りスプールを回転してシートベルトのたるみを巻き取る
プリテンショナーを備えると共に、固定クランプに対し
て可動クランプを押圧させて、これら固定クランプと可
動クランプとでシートベルトを挾圧して、該シートベル
トの引き出し方向の移動をロックするクランプ機構を備
えた構造において、前記プリテンショナーのピストン
に、該ピストンの移動により可動クランプを固定クラン
プに向けて押圧作動させるクランプ作動ワイヤを連結し
てある。
【0007】
【作用】衝突センサの検出作用によりプリテンショナー
のガスゼネレータが作動すると、このガスゼネレータの
発生ガス圧により該プリテンショナーのシリンダー部内
のピストンが移動してワイヤを牽引し、スプールをシー
トベルト巻き取り方向に回転してシートベルトのたるみ
を瞬時に巻き取る。これと同時に、前記ピストンの移動
によりクランプ作動ワイヤが牽引されてクランプ機構の
可動クランプを瞬時に固定クランプ側に押動させ、可動
クランプと固定クランプとでシートベルトを挾圧して、
該シートベルトの引き出し方向の移動をロックする。
のガスゼネレータが作動すると、このガスゼネレータの
発生ガス圧により該プリテンショナーのシリンダー部内
のピストンが移動してワイヤを牽引し、スプールをシー
トベルト巻き取り方向に回転してシートベルトのたるみ
を瞬時に巻き取る。これと同時に、前記ピストンの移動
によりクランプ作動ワイヤが牽引されてクランプ機構の
可動クランプを瞬時に固定クランプ側に押動させ、可動
クランプと固定クランプとでシートベルトを挾圧して、
該シートベルトの引き出し方向の移動をロックする。
【0008】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面と共に前記従来
の構成と同一部分に同一符号を付して詳述する。
の構成と同一部分に同一符号を付して詳述する。
【0009】図1,2において、リトラクタ本体1のハ
ウジング2には、衝突センサ6の検出作用にもとづいて
作動するガスゼネレータ7,該ガスゼネレータ7の発生
ガス圧により作動するピストン9を内蔵したシリンダー
部8,該ピストン9に連結され、ピストン9の作動によ
り牽引されてスプール3をシートベルト4の巻き取り方
向に回転するワイヤ10を備えたプリテンショナー5を
設けてある点、および固定クランプ12と可動クランプ
13とでシートベルト4を挾圧して、該シートベルト4
の引き出し方向の移動をロックするクランプ機構11を
設けてある点、等の基本的構造は前記従来と同様であ
る。
ウジング2には、衝突センサ6の検出作用にもとづいて
作動するガスゼネレータ7,該ガスゼネレータ7の発生
ガス圧により作動するピストン9を内蔵したシリンダー
部8,該ピストン9に連結され、ピストン9の作動によ
り牽引されてスプール3をシートベルト4の巻き取り方
向に回転するワイヤ10を備えたプリテンショナー5を
設けてある点、および固定クランプ12と可動クランプ
13とでシートベルト4を挾圧して、該シートベルト4
の引き出し方向の移動をロックするクランプ機構11を
設けてある点、等の基本的構造は前記従来と同様であ
る。
【0010】本実施例にあってはクランプ機構11の可
動クランプ13として、前記従来と同様に支軸13cを
支点として回動自在なブラケット13bと、ブラケット
13bの自由端にローラシャフト13dを介して取付け
られ、該ローラシャフト13d端をハウジング2に設け
た弧状のガイド孔15に挿通して、このガイド孔15に
沿って揺動されるローラ13aとからなるローラタイプ
のものを用いており、このローラ13aにシートベルト
4を掛架してある。
動クランプ13として、前記従来と同様に支軸13cを
支点として回動自在なブラケット13bと、ブラケット
13bの自由端にローラシャフト13dを介して取付け
られ、該ローラシャフト13d端をハウジング2に設け
た弧状のガイド孔15に挿通して、このガイド孔15に
沿って揺動されるローラ13aとからなるローラタイプ
のものを用いており、このローラ13aにシートベルト
4を掛架してある。
【0011】そして、前記プリテンショナー5のピスト
ン9とローラシャフト13dとに亘ってクランプ作動ワ
イヤ16を連結して、該ピストン9の移動によりクラン
プ作動ワイヤ16を牽引し、ローラ13aを固定クラン
プ12に向けて押圧作動させるようにしてある。
ン9とローラシャフト13dとに亘ってクランプ作動ワ
イヤ16を連結して、該ピストン9の移動によりクラン
プ作動ワイヤ16を牽引し、ローラ13aを固定クラン
プ12に向けて押圧作動させるようにしてある。
【0012】以上の実施例構造によれば、車両の衝突時
に衝突センサ6が感知作動して、プリテンショナー5の
ガスゼネレータ7が作動することにより、該プリテンシ
ョナー5のシリンダー部8内のピストン9が移動してワ
イヤ10を牽引し、スプール3をシートベルト巻き取り
方向に回転して、シートベルト4のたるみを瞬時に巻き
取る。
に衝突センサ6が感知作動して、プリテンショナー5の
ガスゼネレータ7が作動することにより、該プリテンシ
ョナー5のシリンダー部8内のピストン9が移動してワ
イヤ10を牽引し、スプール3をシートベルト巻き取り
方向に回転して、シートベルト4のたるみを瞬時に巻き
取る。
【0013】このプリテンショナー5の作動と同時に、
前記ピストン9の移動によりクランプ作動ワイヤ16が
牽引されて、クランプ機構11の可動クランプ13、即
ち、ローラ13aがヘルパースプリング14のばね力に
抗して固定クランプ12に向けて直ちに押動され、これ
らローラ13aと固定クランプ12とでシートベルト4
を挾圧して、該シートベルト4の引き出し方向の移動を
ロックする。
前記ピストン9の移動によりクランプ作動ワイヤ16が
牽引されて、クランプ機構11の可動クランプ13、即
ち、ローラ13aがヘルパースプリング14のばね力に
抗して固定クランプ12に向けて直ちに押動され、これ
らローラ13aと固定クランプ12とでシートベルト4
を挾圧して、該シートベルト4の引き出し方向の移動を
ロックする。
【0014】図3は前述の作動のタイムチャートを示
し、ステップ100で衝突センサ6が検出作動すると、
ステップ101でプリテンショナー5が直ちに作動し、
ステップ102でシートベルト4のたるみの巻き取りが
完了すると、ステップ103で図外の緊急ロック機構の
作動によりスプール3のベルト引き出し方向の回転がロ
ックされるのと同時に、ステップ104でクランプ機構
11が作動して、シートベルト4の引き出し方向の移動
をロックする。
し、ステップ100で衝突センサ6が検出作動すると、
ステップ101でプリテンショナー5が直ちに作動し、
ステップ102でシートベルト4のたるみの巻き取りが
完了すると、ステップ103で図外の緊急ロック機構の
作動によりスプール3のベルト引き出し方向の回転がロ
ックされるのと同時に、ステップ104でクランプ機構
11が作動して、シートベルト4の引き出し方向の移動
をロックする。
【0015】従って、プリテンショナー5によるシート
ベルト4のたるみ巻き取り完了後に、クランプ機構11
によりシートベルト4の引き出しを確実にロックでき
て、乗員の拘束性能を一段と向上することができるので
ある。
ベルト4のたるみ巻き取り完了後に、クランプ機構11
によりシートベルト4の引き出しを確実にロックでき
て、乗員の拘束性能を一段と向上することができるので
ある。
【0016】因みに、従来の構造にあっては、前記図3
のタイムチャート図において、ステップ103で緊急ロ
ック機構が作動した後に、シートベルト4が乗員の慣性
移動で引き出されることによってクランプ機構11が作
動するようになるため、プリテンショナー5の作動後、
クランプ機構11が作動するまでの間にシートベルト4
が引き出されてしまう。
のタイムチャート図において、ステップ103で緊急ロ
ック機構が作動した後に、シートベルト4が乗員の慣性
移動で引き出されることによってクランプ機構11が作
動するようになるため、プリテンショナー5の作動後、
クランプ機構11が作動するまでの間にシートベルト4
が引き出されてしまう。
【0017】なお、前記実施例ではクランプ機構11の
可動クランプ13としてローラタイプのものを示した
が、この他、図示は省略したが先端に固定クランプ12
と同様に波形状の係止面を持ち、支軸によりハウジング
2に回動自在に装着されるアームタイプのものを用いる
ことができる。
可動クランプ13としてローラタイプのものを示した
が、この他、図示は省略したが先端に固定クランプ12
と同様に波形状の係止面を持ち、支軸によりハウジング
2に回動自在に装着されるアームタイプのものを用いる
ことができる。
【0018】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、プリテン
ショナーによるシートベルトのたるみ巻き取りと同時
に、該プリテンショナーのピストン動力を有効利用し
て、クランプ作動ワイヤを牽引してクランプ機構の可動
クランプを固定クランプ側に直ちに押動させ、シートベ
ルトの引き出し方向の移動をロックすることができるた
め、シートベルトのたるみ巻き取り完了後のシートベル
トの引き出しを確実に阻止して、乗員の拘束性能を一段
と向上でき、安全性を高めることができるという実用上
多大な効果を有する。
ショナーによるシートベルトのたるみ巻き取りと同時
に、該プリテンショナーのピストン動力を有効利用し
て、クランプ作動ワイヤを牽引してクランプ機構の可動
クランプを固定クランプ側に直ちに押動させ、シートベ
ルトの引き出し方向の移動をロックすることができるた
め、シートベルトのたるみ巻き取り完了後のシートベル
トの引き出しを確実に阻止して、乗員の拘束性能を一段
と向上でき、安全性を高めることができるという実用上
多大な効果を有する。
【図1】本発明の一実施例を示す一部破断側面図。
【図2】同実施例の作動状態を示す一部破断側面図。
【図3】同実施例の作動のタイムチャート図。
【図4】従来の構造を示す側面図。
【図5】可動クランプの一例を示す斜視図。
1…リトラクタ本体、2…ハウジング、3…スプール、
4…シートベルト、5…プリテンショナー、6…衝突セ
ンサ、7…ガスゼネレータ、8…シリンダー部、9…ピ
ストン、10…ワイヤ、11…クランプ機構、12…固
定クランプ、13…可動クランプ、16…クランプ作動
ワイヤ。
4…シートベルト、5…プリテンショナー、6…衝突セ
ンサ、7…ガスゼネレータ、8…シリンダー部、9…ピ
ストン、10…ワイヤ、11…クランプ機構、12…固
定クランプ、13…可動クランプ、16…クランプ作動
ワイヤ。
Claims (1)
- 【請求項1】 衝突センサの検出作用にもとづいてガス
ゼネレータを作動させ、ガスゼネレータの発生ガス圧に
よりシリンダー部内のピストンを移動させて、該ピスト
ンに連結したワイヤを牽引することによりスプールを回
転してシートベルトのたるみを巻き取るプリテンショナ
ーを備えると共に、固定クランプに対して可動クランプ
を押圧させて、これら固定クランプと可動クランプとで
シートベルトを挾圧して、該シートベルトの引き出し方
向の移動をロックするクランプ機構を備えた構造におい
て、前記プリテンショナーのピストンに、該ピストンの
移動により可動クランプを固定クランプに向けて押圧作
動させるクランプ作動ワイヤを連結したことを特徴とす
るシートベルトリトラクタ。
Priority Applications (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4038244A JPH05238352A (ja) | 1992-02-26 | 1992-02-26 | シートベルトリトラクタ |
US08/019,482 US5326043A (en) | 1992-02-26 | 1993-02-19 | Seat belt retractor |
DE4305848A DE4305848A1 (ja) | 1992-02-26 | 1993-02-25 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4038244A JPH05238352A (ja) | 1992-02-26 | 1992-02-26 | シートベルトリトラクタ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05238352A true JPH05238352A (ja) | 1993-09-17 |
Family
ID=12519898
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4038244A Pending JPH05238352A (ja) | 1992-02-26 | 1992-02-26 | シートベルトリトラクタ |
Country Status (3)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US5326043A (ja) |
JP (1) | JPH05238352A (ja) |
DE (1) | DE4305848A1 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR20030088954A (ko) * | 2002-05-15 | 2003-11-21 | 기아자동차주식회사 | 버스 안전 벨트 감김 구조 |
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US6087928A (en) * | 1995-10-31 | 2000-07-11 | Breed Automotive Technology, Inc. | Predictive impact sensing system for vehicular safety restraint systems |
US6135380A (en) * | 1999-04-07 | 2000-10-24 | Trw Vehicle Safety Systems Inc. | Seat belt webbing pretensioner |
DE10052688A1 (de) * | 2000-10-24 | 2002-05-23 | Takata Europa Vehicle Safety T | Sicherheitsgurtvorrichtung |
US20030090150A1 (en) * | 2001-11-09 | 2003-05-15 | Min Su Woo | Braking device for vehicles |
KR102585755B1 (ko) * | 2018-10-12 | 2023-10-10 | 현대자동차주식회사 | 차량용 시트 벨트 안전 장치 |
Family Cites Families (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
IN160515B (ja) * | 1982-11-20 | 1987-07-18 | Britax Kolb Gmbh & Co | |
DE3432451A1 (de) * | 1984-09-04 | 1986-05-28 | Autoflug GmbH & Co Fahrzeugtechnik, 2084 Rellingen | Sicherheitsgurtanordnung |
DE3739356A1 (de) * | 1987-11-20 | 1989-06-01 | Audi Ag | Sicherheitsgurtsystem in kraftfahrzeugen |
JPH0325053A (ja) * | 1989-06-23 | 1991-02-01 | Takata Kk | プリテンショナー装置 |
JP2512931Y2 (ja) * | 1990-11-30 | 1996-10-02 | 株式会社東海理化電機製作所 | プリロ―ド装置 |
-
1992
- 1992-02-26 JP JP4038244A patent/JPH05238352A/ja active Pending
-
1993
- 1993-02-19 US US08/019,482 patent/US5326043A/en not_active Expired - Fee Related
- 1993-02-25 DE DE4305848A patent/DE4305848A1/de not_active Withdrawn
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR20030088954A (ko) * | 2002-05-15 | 2003-11-21 | 기아자동차주식회사 | 버스 안전 벨트 감김 구조 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
US5326043A (en) | 1994-07-05 |
DE4305848A1 (ja) | 1993-09-02 |
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