JPH0523765U - 小型モータ - Google Patents

小型モータ

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JPH0523765U
JPH0523765U JP6899991U JP6899991U JPH0523765U JP H0523765 U JPH0523765 U JP H0523765U JP 6899991 U JP6899991 U JP 6899991U JP 6899991 U JP6899991 U JP 6899991U JP H0523765 U JPH0523765 U JP H0523765U
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JP
Japan
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bearing metal
frame
press
hollow cylindrical
rotor shaft
Prior art date
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Pending
Application number
JP6899991U
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English (en)
Inventor
敏明 津崎
法美 内藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Corp
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Panasonic Corp
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Panasonic Corp, Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Panasonic Corp
Priority to JP6899991U priority Critical patent/JPH0523765U/ja
Priority to US07/913,637 priority patent/US5347187A/en
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 部品の加工コストが安く、フレームのセット
取付面に対する回転子軸の垂直度および軸受メタルの真
円度が優れた小型モータを提供することを目的とする。 【構成】 ほぼ椀状に形成されたフレーム1の有底部の
中心部に外方に突出し形成される中空筒状部2を設け、
この中空筒状部2の両端開口より突出するように前記中
空筒状部2に軸受メタル3を嵌合して小型モータを構成
する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、ビデオディスクレコーダ等のディスク駆動源、その他家庭用および 産業機器の各種駆動源に用いられる小型モータに関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、小型モータがコンパクトディスクプレーヤ,ビデオディスクプレーヤの スピンドルモータに代表されるようにダイレクトにディスクを駆動する用途に使 われている。そのため、回転子軸とモータ取付面の垂直度の確保が大きな課題と なっている。また、セットのコスト低下にともない、モータのコスト低減を要望 されている。
【0003】 以下、従来の小型モータについて図4を参照しながら説明する。 図に示すように、内面にマグネット41が設けられるフレーム42に軸受メタ ル43を保持するハウジング44をかしめ固定し、前記軸受メタル43に回動自 在に支持される回転子軸45にはコイル46を巻装したコア47を固定し、回転 子軸45の端部近傍には整流子48を設け、この整流子48に接する刷子49を 配置した底板50にスラスト板51を設け、前記回転子軸45の端部をスラスト 板51で受けるように底板50をフレーム42に取り付けてモータを構成してい た。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
このような従来の小型モータの構成では、ハウジング44をフレーム42にか しめにて固定していたために、フレーム42へのハウジング取付面の平面度精度 が悪いとフレーム42のセット取付面に対する回転子軸45の垂直度が悪く、こ の問題を解決するためにフレーム42のセット取付面をプレス加工後、切削し平 面度を向上させることにより垂直度を確保するという工法をとっているため、プ レス成形後の切削工程が必要なことから部品の加工コストが高いという問題を有 していた。また、ハウジング44をかしめることによりハウジング44の内径の 真円度が悪化し、軸受メタル43の内径真円度が悪化するという問題があった。
【0005】 本考案は上記課題を解決するもので、部品の加工コストが安くフレームのセッ ト取付面に対する回転子軸の垂直度および軸受メタルの真円度が優れた小型モー タを提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本考案の小型モータは上記目的を達成するために、第1の手段はほぼ椀状に形 成されたフレームの有底部の中心部に外方に突出し形成される中空筒状部を設け 、この中空筒状部の両端開口より突出するように前記中空筒状部に軸受メタルを 圧入嵌合して構成する。
【0007】 また、第2の手段はフレームに形成された中空筒状部への軸受メタルの圧入部 分と、前記軸受メタルと回転子軸の摺接部が回転子軸方向に重ちょうしないよう に形成した構成とする。
【0008】
【作用】
本考案の小型モータは上記した第1手段の構成により、軸受メタルが圧入され る中空筒状部の内径と、フレーム天面の垂直度は容易に確保される。また軸受メ タルの外径と内径の平行度も容易に確保されるためにフレーム天面と、軸受メタ ル内面、すなわちフレーム天面と回転子軸の垂直度の確保が可能となる。
【0009】 また、第2手段の構成により、フレームに形成された中空筒状部への軸受メタ ルの圧入部と、軸受メタルと回転子軸の摺接部が回転子軸方向に重ちょうしない ので、軸受メタルをフレームに圧入しても、軸受メタルの内径寸法が変化しない 。したがって安定した軸受メタルの内径真円度を確保できることとなる。
【0010】
【実施例】 (実施例1) 以下、本考案の第1実施例について図1を参照しながら説明する。
【0011】 図に示すように、ほぼ椀状に形成されたフレーム1の有底部のほぼ中心部にプ レス工法により中空筒状部2を外方に突出して形成し、前記中空筒状部2の両端 開口より突出するように軸受メタル3を圧入嵌合する。
【0012】 そして、前記フレーム1の内面にはマグネット4を設け、前記軸受メタル3に 回動自在に支持される回転子軸5には、コイル6を巻装したコア7を固定し、前 記回転子軸5の一端部近傍には整流子8を設け、この整流子8に接する刷子9を 配置した底板10にスラスト板11を設け、前記回転子軸5の端部を回動自在に スラスト板11で受けるように底板10をフレーム1に取り付けてモータを構成 する。
【0013】 上記構成においては、フレーム1の有底部のほぼ中心部が中空筒状にプレス工 法にて絞られ、絞られ形成された中空筒状部2へ軸受メタル3を圧入しているの で、回転子軸5とフレーム1の天面の垂直度を確保することができる。
【0014】 (実施例2) 以下、本考案の第2実施例を図2を参照しながら説明する。なお、第1実施例 と同一部分には同一番号を付けて詳細な説明は省略する。
【0015】 図に示すように、フレーム1に形成された中空筒状部2に圧入嵌合される軸受 メタル21の圧入部22に対応する軸受メタル21の内径部に回転子軸5との間 に隙間が形成される段差部23を設け、軸受メタル21と回転子軸5の摺接部2 4と前記圧入部22が回転子軸方向に重ちょうしないように構成する。
【0016】 上記構成により、フレーム1に形成された中空筒状部2へ軸受メタル21を圧 入しても、軸受メタル21の圧入部22に対応する軸受メタル21の内径には回 転子軸5との間に隙間を形成する段差部23を設けているので、軸受メタル21 の内径が回転子軸5に圧接されることがなく、軸受メタル21の内径と回転子軸 5の摺接部24の寸法が変化しないため、軸受メタル21の安定した内径寸法お よび真円度を確保することができる。
【0017】 (実施例3) 以下、本考案の第3実施例を図3を参照しながら説明する。なお、第1実施例 と同一部分には同一番号を付けて詳細な説明は省略する。
【0018】 図に示すように、フレーム1に形成された中空筒状部2に圧入嵌合される軸受 メタル31の圧入部32以外の外周部に小径となる段差部33を設け、前記圧入 部32に対応する軸受メタル31の内径には回転子軸5との間に隙間を形成する 段差部を設け、フレーム1の中空筒状部2に圧入嵌合される圧入部32と、軸受 メタル31と回転子軸5の摺接部35が回転子軸方向に重ちょうしない構成とす る。
【0019】 上記構成により、フレーム1に形成された中空筒状部2へ軸受メタル31を圧 入しても、軸受メタル31の圧入部32に対応する軸受メタル31の内径には回 転子軸5との間に隙間を形成する段差部23を設けているので、軸受メタル31 の内径が回転子軸5に圧接されることがなく、また、軸受メタル31と回転子軸 5の摺接部35に対応する軸受メタル31の外周部には圧入部32の径より小径 となる段差部33を設けているので、軸受メタル31の圧入時に摺接部35に外 力が加わることがなく、摺接部35の寸法が変化しないため、軸受メタル31の 安定した内径寸法および真円度を確保することができる。
【0020】
【考案の効果】
以上の実施例から明らかなように、本考案によればフレームの有底部の中心部 に、中空筒状部を形成し、この中空筒状部に軸受メタルを圧入することにより、 フレーム天面と回転子軸の垂直度を容易に確保し、軸受メタルとフレームの圧入 部と軸受メタルと回転子軸の摺接部が回転子軸方向に重ちょうしないことにより 、軸受メタルの内径寸法精度も優れた小型モータを提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の第1実施例における小型モータの断面
【図2】同第2実施例における小型モータの軸受部分の
断面図
【図3】同第3実施例における小型モータの軸受部分の
断面図
【図4】従来の小型モータの断面図
【符号の説明】
1 フレーム 2 中空筒状部 3,21,31 軸受メタル 5 回転子軸 22,32 圧入部 23,33,34 段差部 24,35 摺接部

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】ほぼ椀状に形成されたフレームの有底部の
    中心部に外方に突出し形成される中空筒状部を設け、こ
    の中空筒状部の両端開口より突出するように前記中空筒
    状部に軸受メタルを圧入嵌合した小型モータ。
  2. 【請求項2】フレームに形成された中空筒状部への軸受
    メタルの圧入部分と、前記軸受メタルと回転子軸の摺接
    部が回転子軸方向に重ちょうしないように形成した請求
    項1記載の小型モータ。
JP6899991U 1991-08-29 1991-08-29 小型モータ Pending JPH0523765U (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6899991U JPH0523765U (ja) 1991-08-29 1991-08-29 小型モータ
US07/913,637 US5347187A (en) 1991-08-29 1992-07-16 Miniature electric motor

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6899991U JPH0523765U (ja) 1991-08-29 1991-08-29 小型モータ

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0523765U true JPH0523765U (ja) 1993-03-26

Family

ID=13389872

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP6899991U Pending JPH0523765U (ja) 1991-08-29 1991-08-29 小型モータ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0523765U (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009189109A (ja) * 2008-02-05 2009-08-20 Panasonic Corp ブラシレスモータ

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS63220738A (ja) * 1987-03-09 1988-09-14 Canon Inc モ−タの片持軸受構造

Patent Citations (1)

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