JPH05237510A - 多段圧延機 - Google Patents
多段圧延機Info
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- JPH05237510A JPH05237510A JP3778992A JP3778992A JPH05237510A JP H05237510 A JPH05237510 A JP H05237510A JP 3778992 A JP3778992 A JP 3778992A JP 3778992 A JP3778992 A JP 3778992A JP H05237510 A JPH05237510 A JP H05237510A
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Landscapes
- Reduction Rolling/Reduction Stand/Operation Of Reduction Machine (AREA)
Abstract
間ロールの曲げ剛性を低下させ、圧延材に対する形状制
御を容易にした多段圧延機を提供するものである。 【構成】 圧延材を両面から挟圧する1対のワークロー
ルと、ワークロールの外方に配置されロール表面形状を
軸方向に沿って調整可能な複数個のバックアップロール
と、ワークロールとバックアップロールの間に配置され
バックアップロールの加圧力をワークロールに伝達する
複数個の中間ロールと具えた多段圧延機において、中間
ロールを複数個の中空分割ロールと同分割ロールの中心
を貫通して同分割ロールを一体的に緊締する中間ロール
軸とにより構成し同中間ロールの曲げ剛性を低減した多
段圧延機。
Description
薄く且つ均一に圧延する多段圧延機に関する。
4について説明する。図2は、20段圧延機のロール配
列を示し、1は圧延材、2は圧延材1を圧延するワーク
ロール、3は第1中間ロール、4は第2中間駆動ロー
ル、5は第2中間アイドルロール、6はバックアップロ
ールを示す。
延材1の巾方向断面の厚さむらや伸びむら等による形状
(断面形状或いは圧延材の平坦度)不良を修正しながら
圧延する必要があり、このため、バックアップロール
(圧延荷重支持ロール)6の支持形状を変え、中間ロー
ルを介してワークロール2の巾方向のロール形状を変化
させ、ワークロール2から圧延材1にかける圧延圧力を
圧延材巾方向で部分的に調整して圧延材の形状制御を行
っている。
面を示し、7は軸方向に分割されたバックアップリング
(ベアリング)6aを保持するベアリング軸、8はベア
リング軸7を支えるサドルであり、バックアップロール
6における分割バックアップベアリング6aの方線(半
径)方向の移動を、第2中間駆動ロール4、第2中間ア
イドルロール5及び第1中間ロール3を介してワークロ
ール2に伝え、ワークロール2の軸方向の形状を変化さ
せることにより、圧延材1に対する形状制御を行なう。
アリング6aの一部又は複数部を、方線方向に移動させ
て、ベアリング軸7,第2中間駆動ロール4,第2中間
アイドルロール5,第1中間ロール3及びワークロール
2を部分的に曲げようとする場合、従来の20段圧延機
(他の多段圧延機も同様)では、第2中間駆動ロール
4、第2中間アイドルロール5,第1中間ロール3がソ
リッド状(軸方向に一体構造)であり、特に第2中間駆
動ロール4及び第2中間アイドルロール5は、他のロー
ルに比し直径が大きいため、他のロールを曲げるより非
常に大きな力を要し局部的には曲げられにくい。
のような問題点がある。第2中間駆動ロール4,第2中
間アイドルロール5,第1中間ロール3等が軸方向に一
体構造であるため、バックアップロール6の軸方向に沿
ったロール表面の形状変化を、これ等の中間ロールを介
してワークロール2に伝えて圧延材の形状制御を行う際
に、これ等の中間ロールを撓ませるために非常に大きな
力を必要とする。
アップベアリング6aをΔh移動させた場合、ワークロ
ール2を同じように撓ませるにはベアリング軸7及び各
中間ロールの全てを曲げるため、非常に大きい力Pが必
要となる。特に、第2中間駆動ロール4及び第2中間ア
イドルロール5は大径のため、曲げ剛性が大きい。
中間ロールの曲げ剛性を低下させ、圧延材に対する形状
制御を容易にした多段圧延機を提供することを目的とす
るものである。
軸方向に沿って調整可能なバックアップロールと、圧延
材に直接当接するワークロールとの間に配設され、バッ
クアップロールの加圧力をワークロールに伝える中間ロ
ールを、軸方向に分割された分割ロール構造とし、中間
ロールの軸方向の剛性を減少させる。
バックアップロールからの比較的小さな加圧力により、
圧延材の平坦度、巾方向の断面形状等の形状制御を効率
よく行うことができる。
する。本発明による多段圧延機の全体構成は図2に示し
た従来装置と同様であり、バックアップロール(圧延荷
重支持ロール)6の構成及び作用は図3,4に示した従
来装置と同様であるが、本発明においては、中間ロール
3,4,5に、特に第2中間駆動ロール4及び第2中間
アイドルロールに、図1に示すような軸方向に分割され
た構造のロールを使用する。
は中間ロール軸,11は中空分割ロール9を軸方向に連
続的(又は断続的)に締付固定するナット,12は分割
ロール9と中間ロール軸10の回転方向の動きを固定す
るためのキーであり、各分割ロール9の長さl′は、サ
ドル8(図3参照)の間隔lに対応し、同一長さ又は1
/2,1/3等の長さとし、分割部で中間ロール軸10
が容易に曲がるようにすることにより、バックアップロ
ール6の表面の形状変化を有効にワークロール2に伝え
ることができる。
ロールを曲げるよりも、小径の直径dの軸を曲げるほう
が曲げる力は小さくてよい。例えばd/D2D又はD2I=
1/2〜3/4とした場合に、曲げ剛性は約(1/2)
4 〜(3/4)4 =1/16〜1/3.16となる。こ
れは第2中間ロール4,5単独での曲げ剛性の減少であ
るが、実機に於いては、他のロールも曲げる必要があ
る。上述したロール直径比及び曲げ剛性の比較を表1に
示す。
るには、バックアップロール6の方線方向移動を、他の
中間ロールを介してワークロールに伝える。従来の方式
では実施例で比較すると、曲げ剛性は近似的に、0.3
3+1+0.11+0.013=1.453となる。一
方、本発明の如く、中間ロール4,5を中空分割ロール
9と軸10の組合せロールにすると、曲げ剛性は近似的
に、0.33+0.0625+0.11+0.013=
0.5155(d=1/2×D2D又はD2Iの場合)又
は、0.33+0.316+0.11+0.013=
0.769(d=3/4×D2D又はD2Iの場合)とな
り、従来に比し、ロール全体の曲げ剛性は0.515/
1.453=1/2.8〜0.769/1.453=1
/1.89となるので、曲げるための力も減り、各ロー
ル間のロール偏平を少なくし容易に効果的に圧延材の形
状制御を行なうことが出来る。
場合につき述べたが他の多段圧延機でロールクラウン調
整機構又はロールベンダー付12段圧延機等々にも適用
可能である。
面から挟圧する1対のワークロールと、前記ワークロー
ルの外方に配置されロール表面形状を軸方向に沿って調
整可能な複数個のバックアップロールと、前記ワークロ
ールとバックアップロールの間に配置されバックアップ
ロールの加圧力をワークロールに伝達する複数個の中間
ロールとを具えた多段圧延機において、前記中間ロール
を複数個の中空分割ロールと同分割ロールの中心を貫通
して同中空分割ロールを一体的に緊締する中間ロール軸
とにより構成し同中間ロールの曲げ剛性を低減したこと
により、次の効果を有する。
プロール(圧延荷重支持ロール)の形状調整に必要な加
圧力が小さくなる。各ロール間接触部の変形(ロール偏
平)を小さく抑えることができ、バックアップロールに
加えた変位が有効にワークロールに伝えられ、容易且つ
効果的に圧延材巾方向断面の形状制御を行うことができ
る。
断面図である。
である。
Claims (1)
- 【請求項1】 圧延材を両面から挟圧する1対のワーク
ロールと、前記ワークロールの外方に配置されロール表
面形状を軸方向に沿って調整可能な複数個のバックアッ
プロールと、前記ワークロールとバックアップロールの
間に配置されバックアップロールの加圧力をワークロー
ルに伝達する複数個の中間ロールとを具えた多段圧延機
において、前記中間ロールを複数個の中空分割ロールと
同分割ロールの中心を貫通して同分割ロールを一体的に
緊締する中間ロール軸とにより構成し同中間ロールの曲
げ剛性を低減したことを特徴とする多段圧延機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3778992A JPH0767565B2 (ja) | 1992-02-25 | 1992-02-25 | 多段圧延機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3778992A JPH0767565B2 (ja) | 1992-02-25 | 1992-02-25 | 多段圧延機 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05237510A true JPH05237510A (ja) | 1993-09-17 |
JPH0767565B2 JPH0767565B2 (ja) | 1995-07-26 |
Family
ID=12507263
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3778992A Expired - Lifetime JPH0767565B2 (ja) | 1992-02-25 | 1992-02-25 | 多段圧延機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0767565B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH11108254A (ja) * | 1997-10-02 | 1999-04-20 | Kubota Corp | 管の挿口の外周へのリングの位置決めローラ |
-
1992
- 1992-02-25 JP JP3778992A patent/JPH0767565B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH11108254A (ja) * | 1997-10-02 | 1999-04-20 | Kubota Corp | 管の挿口の外周へのリングの位置決めローラ |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0767565B2 (ja) | 1995-07-26 |
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Legal Events
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