JPH0523727Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0523727Y2
JPH0523727Y2 JP1987098937U JP9893787U JPH0523727Y2 JP H0523727 Y2 JPH0523727 Y2 JP H0523727Y2 JP 1987098937 U JP1987098937 U JP 1987098937U JP 9893787 U JP9893787 U JP 9893787U JP H0523727 Y2 JPH0523727 Y2 JP H0523727Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
outer cylinder
door
mounting bracket
switch
spring
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP1987098937U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS644778U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP1987098937U priority Critical patent/JPH0523727Y2/ja
Publication of JPS644778U publication Critical patent/JPS644778U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0523727Y2 publication Critical patent/JPH0523727Y2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Push-Button Switches (AREA)
  • Springs (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は扉等開閉器に関する。
[従来の技術] 第1〜2図に示される扉は観音開き式の扉であ
る。左扉51も右扉52も、ともに二重折れ扉で
あり、それぞれ外側扉53,55と内側扉54,
56を有している。各外側扉53,55はヒンジ
57,58により外壁59,60に回転自在に取
りつけられている。また各内側扉54,56はヒ
ンジ61,62により前記各外側扉53,55に
回転自在に取りつけられている。なお、第2図は
理解容易のため、その縦方向および横方向の縮小
倍率をたがいに違えている。
従来、叙上のごとき観音扉において開けた状態
と閉じた状態に扉をしつかりと拘束する開閉器は
存在しておらない。
[考案が解決しようとする問題点] 本考案は、叙上の事情に鑑み観音式扉を開閉し
た状態にしつかり保持することができる開閉器を
提供することを目的とする。
[問題点を解決するための手段] 本考案の扉等開閉器は、その基端部に取付金具
を有する長尺の外筒と、該外筒の先端部側から外
筒内に、その基端部から伸縮自在に挿入され、か
つその先端部に取付金具を有する長尺の内挿部材
と、内挿部材を外筒内の任意の位置で移動不能に
拘束するロツク機構とが設けられ、前記外筒基端
部の取付金具がその一部と外筒基端部とのあいだ
にコイルスプリングを介在させたうえで外筒の長
手方法に移動可能にされるか、または内挿部材先
端部の取付金具がその一部と内挿部材の先端部と
のあいだにコイルスプリングを介在させたうえで
内挿部材の長手方向に移動可能にされることによ
り、前記両取付金具同士がたがいに離れる方向に
移動させられるときに前記コイルスプリングが圧
縮されるようにされている。
なお本考案の扉等開閉器は、窓、ドアー、その
他の扉の類であつて、観音開き式のもの一般に適
用することができる。
[作用] 本考案では、扉を開けたときコイルスプリング
の伸長方向の弾発力により、扉等開閉器が扉をほ
ぼその面に平行な方向に引くため、扉が勝手に締
まらない。また閉じた状態においてもコイルスプ
リングの伸長方向の弾発力により、扉等開閉器が
扉をほぼその面に平行な方向に引くため、扉が勝
手に開らくことがない。
[実施例] つぎに本考案の実施例を説明する。
第1図は本考案の開閉器と観音式扉を示す正面
図、第2図は扉を開らいた状態の説明図、第3〜
5図は本考案の一実施例にかかわる開閉器の平面
図、側面図および底面図、第6〜7図は外筒の平
面図および部分斜視図、第8〜9図は内挿部材の
平面図および部分斜視図、第10図は同開閉器の
ロツク機構を示す要部斜視図、第11〜14図は
開閉器の作動説明図である。
第1〜2図において、1は開閉器、2は窓、3
は上枠である。
開閉器1は第3〜5図に示されるように長尺の
外筒5、長尺の内挿部材6を有しており、取付金
具7,8で上枠3と扉51,52に取りつけるよ
うになつている。なお取付金具7,8は取付ける
べき扉51,52や上枠3に合わせて、任意の形
状のものを用いることができる。
前記外筒5を第6〜7図に基づき説明する。こ
の外筒5は、長手方向の大部分にわたつて断面が
幅広い〓字状に形成されている。外筒5の両サイ
ドの側壁11は長手方向に真直ぐに延びており、
該側壁11の上縁11aはわずかに内側へ延出し
ている。前記上縁11aの端縁には、基端部(図
中左側)から先端部(図中右端)近傍に至る範囲
で連続する凹凸形状の第1係合部41が形成され
ている。また外筒の先端部11cには1カ所の凹
部で形成される第2係合部42が形成されてい
る。なお、該先端部11cの端部には突出片11
bが形成されている。この外筒5は鉄、ステンレ
ス鋼、アルミニウムなどの金属により、プレス加
工により形成するのが、充分な強度を維持し、低
コストで製造するのに好ましい。
外筒5の基端部にはコイルスプリング(以下、
単にスプリングという)30が取りつけられてい
る。31は基端部底面に固定された立壁であり、
これには孔が形成されており、案内棒32が通さ
れている。該案内棒32の先端にはストツパ33
が形成され、基端にはスライダ34が固定されて
いる。このスライダ34は基端部の枠内を長手方
向にスライドしうるようになつている。35はス
プリング30上に被せた箱状のケースであり、ス
プリング30の延び縮みの動きをガイドする。ス
ライダ34にはピン36が形成されており、これ
をかしめて取付金具7が取りつけられる。前記ス
ライダ34は、第6図に示されるように矢印a方
向に押されると、スプリング30を圧縮しつつ矢
印a方向へ移動する。
前記内挿部材6を第8〜9図に基づき説明す
る。内挿部材6は外筒5と同程度の長尺部材であ
り、前記外筒5の内部に伸縮自在に挿入しうる断
面形状と寸法を有している。図示の内挿部材6の
断面は幅広い〓状となつており、外筒5と同様に
鉄、ステンレス鋼、アルミニウムなどの金属によ
りプレス加工して製作するのが、充分な強度と低
コストを実現するうえに好ましい。
前記内挿部材6の一端近傍には板バネ9からな
る第1係合部材と板バネ10からなる第2係合部
材が取りつけられている。前記板バネ9は、取付
部9aと係合部9bからなり、取付部9aは断面
U字状となつていて、リベツト9cにより内挿部
材6の底面に固定されている。係合部9bは取付
部9aから延びた細板状のバネ板からなり、その
先端部が円筒状に巻かれており、その内部には頭
付きのピン9dが下方から挿入されている。この
ピン9dはロツク時に力が加わつても係合部9d
の円筒がつぶれないようにする働らきを奏する。
該係合部9bは内挿部材6の両側の切欠き部13
に臨んでおり、前記外筒5の上縁11aに形成せ
られた第1係合部41に弾力的に係合するように
なつている。すなわち、板バネ9は外力が加わる
と内側に撓められ波状の側壁11の第1係合部4
1の山を乗り越えうるようになつている。
前記板バネ10は、取付部10a、係合部10
bおよび先端部10cからなり、取付部10aは
断面U字状となつており板バネ9の取付部9aと
ともにリベツト9cで内挿部材6の底面に固定さ
れている。板バネ10の係合部10bは円弧状に
曲げられており、外筒5の第2係合部42に弾発
的に嵌り込んで係合するようになつている。先端
部10cは係合部10bが撓められたとき、たが
いに当接するようになつており、やや撓められた
状態で、それ以上撓めようとする力に対して大き
い抗力を生ずるようになつている。しかして板バ
ネ10の係合部10bが第2係合部42に係合し
たとき、容易に係合が外れず、しかし手で窓を持
ち動かせば通常の力で係合を外しうるような係合
力を生じる。また手で窓をもつて開放すると最大
に窓が開ききつたところで自動的に係合部10b
が第2係合部42にパチンと係合する。
内挿部材6は外筒5に深く挿入したり、引き出
したりして自由に長さを調整することができる。
内挿部材6を外筒5内で長手方向に動かすとき
は、板バネ9は外筒5の第1係合部41の1つ1
つの凹凸に係合、離脱を繰りかえしながら動かさ
れることなる。内挿部材6を引き出した状態では
第2係合部42に板バネ10の係合部10bが係
合する。板バネ10は比較的強い剛性を有してい
るのでいつたん係合すると撓わまず、少々の力を
かけても窓は閉じることなく開いたまま保たれ
る。
第10図には第1係合部のロツク機構が示され
ている。このロツク機構は、板バネ9の外筒5内
での任意の位置での係合をロツクしたり解除する
ものであり、内挿部材6と外筒5に被せた角筒状
のつまみ部材15との間に設けられている。
第10図に示されているように、前記内挿部材
6の先端部には、内挿部材6の底板6aを切り欠
いて斜め上方に折り曲げた第1ストツパ16と、
そのストツパ16よりやや内側に底板6aを上方
に隆起させて形成した第2ストツパ17とが設け
られている。前記つまみ部材15には箱体の表面
にロツク方向を示す矢印18が形成されており、
箱体の内面にはクサビ19が形成されている。ク
サビ19は前記板バネ9の2枚の係合部9bの間
に挿入されて、係合部9bが内側に撓まないよう
にするものである。クサビ19の後方には連結片
20で連結された凸部21が一体に形成されてい
る。なおクサビ19や凸部21を有するつまみ部
材15は合成樹脂またはアルミニウムダイガスト
などで一体に成形するのが好ましい。
ロツクを解除している状態においては、凸部2
1は第1ストツパ16と第2ストツパ17との間
にあり、クサビ19は板バネ9に当接しない。し
たがつて、板バネ9は自由に撓められるので、内
挿部材6は外筒5内を自由に伸縮しうる。なお、
つまみ部材15は凸部21が第1ストツパ16に
当接するため内挿部材6から外れることはない。
前記状態から、つまみ部材15をその表面に形
成せられている矢印18方向へ指で動かすとロツ
ク状態となしうる。つまみ部材15が動かされる
とき、連結片20が撓められて凸部21が第2ス
トツパ17を乗り越えて図示の状態に拘束され
る。このときクサビ19が板バネ9の2枚の係合
部9bの間に嵌り、板バネ9は撓められなくなる
ので、係合部9bが外筒6の側壁11の凹41部
に係合した状態が保持される。したがつて、この
状態では、内挿部材6は外筒5に対し自由に伸縮
することは不可能となる。
このようにして本考案の開閉器1はその長さを
自由に調整することができるので、どのような大
きさの扉にも取りつけることができる。
つぎに叙上のごとき開閉器1の作用を第11〜
14図を参照しながら説明する。第11図に示さ
れた扉51を閉じた状態では、扉51と開閉器1
とは平行に位置し、開閉器1がその内挿部材の取
付金具8の方向に引かれているため、スプリング
30が圧縮される。そのため、その反力、すなわ
ちスプリング30の伸長力によつて内・外側扉5
3,54がたがいに押しつけられ、勝手に開くこ
とがない。
第12〜13図には扉51を開いたり閉じたり
する途中の状態が示されている。開閉器1は自由
にその外筒の取付金具7方向に移動しうるため、
スプリングの伸長力が減少し、扉51の開閉を妨
げることはまつたくない。
第14図には扉51を開いた状態が示されてい
る。この状態でスプリング30は少し押し縮めら
れ、その反力で内側扉54がほぼその面に平行に
開閉器1側へ軽く引かれているため、勝手に閉じ
ることがない。
[考案の効果] 本考案においては、扉を開けきつた状態と、閉
じた状態とに確実に保持することができ、また開
閉操作が非常に簡単である。しかも、外筒と内挿
部材との拘束位置を変えることにより、開閉器の
長さを調節しうるため、広い範囲の大きさの扉に
適用しうる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の開閉器、観音式扉を示す正面
図、第2図は扉を開らいた状態の説明図、第3〜
5図は本考案の一実施例にかかわる開閉器の平面
図、側面図および底面図、第6〜7図は外筒の平
面図および部分斜視図、第8〜9図は内挿部材の
平面図および部分斜視図、第10図は同開閉器の
ロツク機構を示す要部斜視図、第11〜14図は
開閉器の作動説明図である。 図面の主要符号、1……窓開閉器、5……外
筒、6……内挿部材、30……スプリング。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. その基端部に取付金具を有する長尺の外筒と、
    該外筒の先端部側から外筒内に、その基端部から
    伸縮自在に挿入され、かつその先端部に取付金具
    を有する長尺の内挿部材と、内挿部材を外筒内の
    任意の位置で移動不能に拘束するロツク機構とが
    設けられ、前記外筒基端部の取付金具がその一部
    と外筒基端部とのあいだにコイルスプリングを介
    在させたうえで外筒の長手方法に移動可能にされ
    るか、または内挿部材先端部の取付金具がその一
    部と内挿部材の先端部とのあいだにコイルスプリ
    ングを介在させたうえで内挿部材の長手方向に移
    動可能にされることにより、前記両取付金具同士
    がたがいに離れる方向に移動させるときに前記コ
    イルスプリングが圧縮されるように構成されてな
    る扉等開閉器。
JP1987098937U 1987-06-27 1987-06-27 Expired - Lifetime JPH0523727Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1987098937U JPH0523727Y2 (ja) 1987-06-27 1987-06-27

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1987098937U JPH0523727Y2 (ja) 1987-06-27 1987-06-27

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS644778U JPS644778U (ja) 1989-01-12
JPH0523727Y2 true JPH0523727Y2 (ja) 1993-06-17

Family

ID=31325638

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1987098937U Expired - Lifetime JPH0523727Y2 (ja) 1987-06-27 1987-06-27

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0523727Y2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4892635B1 (ja) * 2011-05-12 2012-03-07 株式会社ベスト ドアストッパ

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4920984U (ja) * 1972-05-22 1974-02-22

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5881264U (ja) * 1981-11-30 1983-06-01 中央発條株式会社 開窓付勢用伸縮ステー

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4920984U (ja) * 1972-05-22 1974-02-22

Also Published As

Publication number Publication date
JPS644778U (ja) 1989-01-12

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH031964Y2 (ja)
JPH0523727Y2 (ja)
JPH0519483Y2 (ja)
JPH057404Y2 (ja)
JPH0522606Y2 (ja)
JPH057402Y2 (ja)
JPH057403Y2 (ja)
JP2520670Y2 (ja) スライドドアのチェック機構
JPH0454294Y2 (ja)
JPH0519482Y2 (ja)
JPH057401Y2 (ja)
JPH057405Y2 (ja)
JPH0640821Y2 (ja) 扉等開閉器
JPH027182Y2 (ja)
KR0130499Y1 (ko) 2중 걸어맞춤형 패스너 장치
JPS597494Y2 (ja) 扉,蓋の閉止具
KR970003226B1 (ko) 걸쇠장치
JP2656999B2 (ja) 突放しばねを備えた改良型反動掛合動作式ラッチ
JPH0531177Y2 (ja)
JPH057400Y2 (ja)
JP2556916Y2 (ja) 扉の係止鎖錠装置
JPH0237991Y2 (ja)
JPS5817887Y2 (ja) 換気用小窓のロツク装置
JP4210441B2 (ja) 窓等開閉器
JP2008006884A (ja) アシストグリップ