JPH05236241A - 通信速度設定機能を備えたファクシミリ装置 - Google Patents

通信速度設定機能を備えたファクシミリ装置

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JPH05236241A
JPH05236241A JP4030500A JP3050092A JPH05236241A JP H05236241 A JPH05236241 A JP H05236241A JP 4030500 A JP4030500 A JP 4030500A JP 3050092 A JP3050092 A JP 3050092A JP H05236241 A JPH05236241 A JP H05236241A
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JP
Japan
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communication speed
modem training
training
speed setting
switch
Prior art date
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Pending
Application number
JP4030500A
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English (en)
Inventor
Tetsuya Kuwabara
哲也 桑原
Hidekazu Morimoto
英一 森本
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Murata Machinery Ltd
Original Assignee
Murata Machinery Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ファクシミリ装置において、画像信号の送受
信に最適とされる通信速度を決定するためのモデムトレ
ーニングが、短時間のうちに行えるようにする。 【構成】 キー操作部10に対して通信速度設定スイッ
チ9を設けるようにした。この通信速度設定スイッチ9
は、モデムトレーニングが開始される場合の通信速度
を、所望するところに応じて入力設定することができる
ものである。そして、入力する通信速度としては、発呼
先(被呼側)の電話回線に生じているノイズの発生事情
に基づき、経験則等により知得している最適なもの(エ
ラーが生じない範囲で最速の通信速度)を選ぶようにす
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、最適な通信速度を決定
するためのモデムトレーニングが、短時間のうちに行え
るようにしたファクシミリ装置の改良に関する。
【0002】
【従来の技術】ファクシミリ装置同士で画像データを送
受信するに際しては、その所要時間の短縮化を図るため
に、通信速度を可及的に高速化することが望まれてい
る。しかし、電話回線のノイズにより通信エラーが発生
することは防止しなければならないため、ファクシミリ
装置相互間では、通信の開始に先立って最適な通信速度
を探し出すためのモデムトレーニングが行われるように
なっている。このようなモデムトレーニングは、ノイズ
の発生事情が異なる国際間での通信の場合などに特に重
要とされている。
【0003】図7は、モデムトレーニングの一例を示す
信号シーケンスである。まず、発呼側からのCNG信号
と被呼側からのCED信号との交信によりお互いがファ
クシミリ装置であることが認識され、次にNSF,CS
I,DISの各信号が発呼側へ返送されて受信機能に応
じた送信条件が設定される。この後、モデムトレーニン
グの本旨とされるトレーニングチェックが、予め発呼側
に設定登録された通信速度(例えば、9600,720
0,4800,…bps)毎に進められてゆく。そして
トレーニングに成功した時点でモデムトレーニングは終
了され、このときの通信速度に基づいて発呼側より画像
データの伝送が実行される。
【0004】ところが、それぞれのトレーニングチェッ
クでは、トレーニングに必要な条件などを設定するため
のDCS信号が発呼側から被呼側へといちいち送信さ
れ、続いてトレーニングチェックを行った後、その結果
(FTT信号又はGFR信号)が被呼側から発呼側へ返
送されるといった手順を踏んでいた。従来のモデムトレ
ーニングでは、このようなトレーニングチェックがトレ
ーニングに成功するまで繰り返されるのであるから、ト
レーニングの回数が増えれば増えるほど、モデムトレー
ニング全体としての所要時間も長大化し、結局、実際に
画像データを送信するまでの間に、無駄な時間を費やし
てしまっていた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記事情に鑑みて提案
される本発明は、最適な通信速度を迅速に決定できるよ
うにすることで、モデムトレーニング自体に要する時間
をも短縮できるようにしたファクシミリ装置を提供する
ことを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に提案される請求項1に記載の本発明は、モデムトレー
ニング通信速度設定スイッチと、モデムトレーニングを
実行させる信号処理部とを有し、上記通信速度設定スイ
ッチを操作した後、送信スイッチを操作したときには、
上記信号処理部は上記通信速度設定スイッチによって入
力設定された通信速度からモデムトレーニングを開始実
行させる構成とされている。
【0007】また、請求項2に記載の本発明は、国際電
話の国コード毎にモデムトレーニング開始速度を登録さ
せるメモリを有した通信速度登録手段と、海外の発呼先
を指定して送信スイッチが操作されたときには、着信し
た発呼先に対するモデムトレーニングを上記通信速度登
録手段に登録された開始速度から実行させる信号処理部
とを有した構成とされている。
【0008】
【作用】請求項1に記載の本発明に係るファクシミリ装
置では、操作者が、発呼先に基づいて経験則等により知
得している最適な通信速度を、通信速度設定スイッチを
操作して入力する。そして、その後送信スイッチを操作
することにより、入力設定された通信速度から、信号処
理部によって発呼先ファクシミリ装置との間でモデムト
レーニングが開始されるようになる。
【0009】一方、請求項2に記載の本発明に係るファ
クシミリ装置では、発呼先を指定する場合の電話番号に
含まれている国コードから、通信速度登録手段のメモリ
に予め格納されている通信速度(発呼先に基づいて経験
則等により知得した最適な通信速度)が読み出され、そ
の後送信スイッチが操作されれば、この読み出された所
定の通信速度から、信号処理部によって相手先ファクシ
ミリ装置との間でモデムトレーニングが開始されるよう
になる。
【0010】
【実施例】以下に、図面を参照して本発明の実施例を説
明する。図1は、請求項1に記載の本発明に係るファク
シミリ装置のハード構成を示すブロック図である。ま
ず、このファクシミリ装置の基本構成について概説する
と、CPU等で構成された信号処理部8を中心として、
画像メモリ4,プロトコル信号検出部5,モデム6,プ
ロトコル信号生成部7,キー操作部10,読取走査部1
1,表示部12,印字出力部13及び回線制御部3が単
一的又は複合的に接続され、電話回線Lを介して他のフ
ァクシミリ装置(不図示)との送受信ができるように構
成されている。また、他のファクシミリ装置や電話機
(不図示)との通話を可能とするために通話回路2やハ
ンドセット1が接続されている。そして、このファクシ
ミリ装置では、前記キー操作部10に、通信速度設定ス
イッチ9が設けられた構成となっている。
【0011】図2は、上記通信速度設定スイッチ9にお
ける第1の実施例を示す図である。この実施例では、通
信速度設定スイッチ9が6個の選択スイッチ9a〜9f
より構成され、各選択スイッチ9a〜9fは、その配置
順の上から14400,12000,9600,720
0,4800,2400bpsの各通信速度を指定でき
るものとなっている。前記信号処理部8では、この通信
速度設定スイッチ9(選択スイッチ9a〜9fのうちい
ずれか一つ)の操作を受けて、モデムトレーニングの開
始時における通信速度を、操作された選択スイッチ(例
えば9d)の通信速度に設定するようになっている。こ
のように通信速度設定スイッチ9よって指定される通信
速度(例えば7200bps)は、液晶表示器等で構成
された表示部12によって操作者へ報知するようにして
おくと、その後の確認ができて便利である。
【0012】このような構成のファクシミリ装置を発呼
側として、海外等に設置された発呼先(被呼側)のファ
クシミリ装置へ画像データを伝送する際の手順を、図3
に示すフローチャートに基づいて説明する。 まず、ファクシミリ装置の原稿台(不図示)へ原稿を
セットする。次に操作者は、通信速度設定スイッチ9
(図2参照)における各選択スイッチ9a〜9fの中か
ら、発呼先に基づいて経験則等により知得している最適
な通信速度(例えば7200bps)を指定するもの
(9d)を選び、これを操作する。これにより、信号処
理部8(図1参照)では、その後行われるモデムトレー
ニングを7200bpsから開始させる旨の通信速度入
力がなされ、この通信速度がRAMに格納される(ステ
ップ100〜102参照)。 次に、操作者は、キー操作部10(図1参照)として
構成されているテンキー,短縮ダイヤルキー,ワンタッ
チダイヤルキー等(いずれも不図示)を操作して、発呼
先を指定入力する。そして送信スイッチを操作する(ス
テップ104〜107参照)。ところで、この送信スイ
ッチは、図2中に符号14で示す如くそれ自体が独自に
存在するものであってもよいし、上記した発呼先指定用
のキー操作部10の操作後に、自動的にスイッチング動
作するような内蔵型のものであってもよい。 このようにして、発呼先のファクシミリ装置に対して
発呼,着信及び相互がファクシミリ装置である旨の認識
並びに送信条件の設定までが取り交わされる(ステップ
108〜112参照)と、いよいよ、モデムトレーニン
グが開始される(ステップ113参照)。勿論、このモ
デムトレーニングは、上記の如くして既にRAMに格納
された通信速度(7200bps)から開始されるもの
であり、トレーニングに成功後、その成功に基づいた通
信速度で画像データの伝送が開始される。
【0013】このように、モデムトレーニングにおいて
は、トレーニングに成功する確率の高い通信速度からい
きなりモデムトレーニングを開始するものであり、最速
の通信速度(例えば14400bps)から順次トレー
ニングチェックを行ってゆく場合に比して、時間短縮が
図られるものである。
【0014】ところで、前記通信速度設定スイッチ9
は、図2で示したような複数の選択スイッチ9a〜9f
により構成されたものの他、図4に示す第2の実施例を
用いることも可能である。この実施例では、通信速度設
定スイッチ9がモード切替えを行うための1個のスイッ
チにより構成されている。従ってこの通信速度設定スイ
ッチ9を操作すると、表示部12では、モデムトレーニ
ングを開始する場合の通信速度を尋ねる表示が表れ、操
作者は、キー操作部10の構成として用いられているテ
ンキーによって、所望する通信速度(例えば7200b
ps)を打ち込むものである。更にまた、テンキーは、
通信速度そのものを打ち込むものとする他、各通信速度
(14400,12000,9600,7200,48
00,2400bps等)を指標する選択肢番号を打ち
込むものとして用いることも可能である。
【0015】図5は、請求項2に記載の本発明に係るフ
ァクシミリ装置のハード構成を示すブロック図である。
このファクシミリ装置において、前記したファクシミリ
装置(図1参照)と最も異なるところは、キー操作部1
0と信号処理部8との間に、通信速度登録手段15が介
設されている点にある。この通信速度登録手段15は、
通信速度登録スイッチ16とメモリ17とを有した構成
となっている。このメモリ17には、発呼先の電話番号
に付される国コード別に、14400,12000,9
600,7200,4800,2400bps等の各通
信速度が予め入力されている。即ち、発呼先が例えばイ
ギリス国内に設置されたファクシミリ装置であったとす
ると、その電話番号には頭に、イギリスの国コード「4
4」が付されている。そこで、信号処理部8がこの国コ
ードを判別した場合には、イギリスに対して最適となる
通信速度(経験則等により知得している最適な通信速
度、例えば4800bps)を、モデムトレーニングの
開始時の通信速度とするものである。前記通信速度登録
スイッチ16は、メモリ17に対して国コードと通信速
度との組み合わせを入力する場合に、モード切替えのた
め用いるためのものである。
【0016】このような構成のファクシミリ装置を発呼
側として、海外等に設置された発呼先(被呼側)のファ
クシミリ装置へ画像データを伝送する際の手順を、図6
に示すフローチャートに基づいて説明する。 まず、ファクシミリ装置の原稿台(不図示)へ原稿を
セットする。次に操作者は、キー操作部10(図5参
照)として構成されているテンキー,短縮ダイヤルキ
ー,ワンタッチダイヤルキー等(いずれも不図示)を操
作して、発呼先を指定入力する。勿論、この頭部分に
は、特定の国コードが付されている(ステップ200〜
201参照)。 信号処理部8(図5参照)では、上記した国コードの
存在を判別し、これに応じた最適な通信速度(例えば4
800bps)により、その後行われるモデムトレーニ
ングを開始させる旨の通信速度入力がなされ、そしてこ
の通信速度がRAMに格納される(ステップ202〜2
04参照)。 次に、操作者は送信スイッチを操作し、以下、前記と
同様に、発呼先ファクシミリ装置に対する発呼,着信及
び相互がファクシミリ装置である旨の認識並びに送信条
件の設定,モデムトレーニングの開始及び終了,画像デ
ータの伝送開始が、順番に行われるものである(ステッ
プ206〜213参照)。
【0017】
【発明の効果】以上の説明から理解されるように、請求
項1に記載の本発明に係るファクシミリ装置によれば、
通信速度設定スイッチを操作することにより、発呼先
(被呼側)の電話回線におけるノイズの発生事情に応じ
て、その最適とされる通信速度から、モデムトレーニン
グが開始されるものである。すなわち、当初から無駄と
分かっているトレーニングを省いてモデムトレーニング
を行うものであるから、このモデムトレーニング自体に
要する時間が大幅に短縮されることとなる。また、請求
項2に記載の本発明に係るファクシミリ装置によれば、
発呼先(被呼側)の電話番号を普通に指定入力するだけ
で、この中に含まれている国コードにより、その発呼先
に最適な通信速度からモデムトレーニングが開始される
ものである。すなわち、上記したような通信速度設定ス
イッチをわざわざ操作する必要すら生じないのであるか
ら、手間が省ける分に相当して一層の時間短縮が図られ
ると共に、頗る便利となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】請求項1に記載の本発明に係るファクシミリ装
置のハード構成を示すブロック図である。
【図2】通信速度設定スイッチにおける第1の実施例を
示す図である。
【図3】請求項1に記載の本発明に係るファクシミリ装
置を発呼側とした場合の動作を示すフローチャートであ
る。
【図4】通信速度設定スイッチにおける第2の実施例を
示す図である。
【図5】請求項2に記載の本発明に係るファクシミリ装
置のハード構成を示すブロック図である。
【図6】請求項2に記載の本発明に係るファクシミリ装
置を発呼側とした場合の動作を示すフローチャートであ
る。
【図7】モデムトレーニングの一例を示す信号シーケン
スである。
【符号の説明】
8…信号処理部 9…通信速度設定スイッチ 10…キー操作部 14…送信スイッチ 15…通信速度登録手段 17…メモリ

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】モデムトレーニング通信速度設定スイッチ
    と、モデムトレーニングを実行させる信号処理部とを有
    し、上記通信速度設定スイッチを操作した後、送信スイ
    ッチを操作したときには、上記信号処理部は上記通信速
    度設定スイッチによって入力設定された通信速度からモ
    デムトレーニングを開始実行させる構成とした通信速度
    設定機能を備えたファクシミリ装置。
  2. 【請求項2】国際電話の国コード毎にモデムトレーニン
    グ開始速度を登録させるメモリを有した通信速度登録手
    段と、海外の発呼先を指定して送信スイッチが操作され
    たときには、着信した発呼先に対するモデムトレーニン
    グを上記通信速度登録手段に登録された開始速度から実
    行させる信号処理部とを有した構成とされた通信速度設
    定機能を備えたファクシミリ装置。
JP4030500A 1992-02-18 1992-02-18 通信速度設定機能を備えたファクシミリ装置 Pending JPH05236241A (ja)

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A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20000229