JPH0523567U - チユーナのプリント基板実装構造 - Google Patents

チユーナのプリント基板実装構造

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JPH0523567U
JPH0523567U JP7104591U JP7104591U JPH0523567U JP H0523567 U JPH0523567 U JP H0523567U JP 7104591 U JP7104591 U JP 7104591U JP 7104591 U JP7104591 U JP 7104591U JP H0523567 U JPH0523567 U JP H0523567U
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JP
Japan
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hole
circuit board
printed circuit
shield plate
solder
Prior art date
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JP7104591U
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English (en)
Inventor
誠 堀
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Sharp Corp
Original Assignee
Sharp Corp
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Publication date
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  • Shielding Devices Or Components To Electric Or Magnetic Fields (AREA)
  • Structure Of Printed Boards (AREA)
  • Inductance-Capacitance Distribution Constants And Capacitance-Resistance Oscillators (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 製品の信頼性を小型化及び検査効率を改善さ
せ、かつ、修正作業を軽減させることのできるチューナ
ーのプリント基板を提供する。 【構成】 両面プリント基板11上に設けたシールド板
13挿入用のスルーホール穴12の付近のアース用銅箔
パターン17を延長し、電子チップ部品のアース端子ま
で到達させて、従来、基板上に設けていた角穴を廃止し
た。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、テレビチューナー等に用いられるプリント基板実装構造に関するも のである。
【0002】
【従来の技術】
図6,図7はTVチューナーのプリント基板と一体化するチューナー筐体の取 付構造の従来例を示したものである。 この従来例では、プリント基板1に設けた長方形の角穴2にチューナー筐体5 0のシールド板3の突片4を挿入し、ハンダ付けを行なう。この場合、図8に示 す様に、プリント基板1上に配置した電子チップ部品6のアース側端子と突片4 がスルーホール穴8を介して、アース用導電性パターン7a,7b,ハンダ5a ,5bにより導通している。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
前記従来例では、プリント基板1にシールド板取付用の長方形の角穴2を設け るために、このプリント基板1上に設ける電子チップ部品6のアースをとるため のハンダ付け用スルーホール穴8の加工工程とは別に角穴2をあける作業を基板 製造工程に加えなければならない。これは、プリント基板製作に要する時間が増 加することを意味し、且つ穴の増加によってプリント基板1の小型化が制限を受 けることを意味する。金属性の筐体の中に回路部品を実装したPWBを組み込む 構造の電子チューナーでは、この金属性の筐体(金属板によるシールド板を含む )がアース電位である。(図6の4,3,50の部分がアース電位となる) 従って、従来技術において、図8の電子チップ部品6のアースへ接続される電 極はスルーホール穴8を通してアース電位であるシールド板の突片4へ接続され ることになる。 テレビチューナー(VHF,UHF),CATVチューナー,衛星放送チュー ナー等のように周波数が高くなると、スルーホール部インピーダンスが無視でき なくなり、電子チップ部品6が接続されたアースパターン7aは、もはやアース 電位ではなくなり、回路動作の不安定,スプリアスの増加等の原因となる。 次に、角穴2にシールド板3の突片4を挿入して、プリント基板1のB面側か ら、ハンダディッピングを行なうと、ハンダ5bは、図8で示したように、プリ ント基板1のB面側のみに付着し、角穴2と突片4の間に存在する空間9を充分 に上昇せず、プリント基板1のA面側に到達しないので、ハンダ5bのピンホー ル等に起因する。導通不良が発生する可能性があり、ハンダ5bと突片4が電気 的に十分に結合できず、部品6のハンダ付け部5aがシールド板の突片4と十分 接続されず、5aがアース電位に接続されない。 しかも、このハンダ付け部分に外的衝撃が加わると、ハンダ5bとプリント基 板1、もしくは、ハンダ5bと突片4がはく離する可能性もある。このため、従 来の方法では、不良品が大量に発生し良品,不良品の選別と修正作業に時間を浪 費しなければならない。 本考案は、これらの問題を解決し、製品の信頼性と小型化及び検査効率を改善 させ修正作業を削減させることができるチューナーのプリント基板実装構造を提 供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】
上記の目的を達成するため本考案のプリント基板実装構造は、 スルーホール穴と該スルーホール穴を介して一方の面から他方の面につながる アース用の導電性パターンとを有するプリント基板と、 前記プリント基板の一方の面に装着されアース用端子が前記導電性パターンに 接続された電子回路部品と、 前記プリント基板の一方の面に装着され突片が前記スルーホール穴に挿通され たシールド板と、 前記シールド板と前記導電性パターンを接続するハンダと、 から成っている。
【0005】
【作用】 このような構成によると、プリント基板の1つのスルーホール穴を介してシー ルド板が取り付けられ、且つこの穴を通じて設けた導電性パターンと、プリント 基板とシールド板をハンダ付けする際にスルーホール穴に充てんされたハンダに よって電子回路部品のアースが結合される。
【0006】
【実施例】
本考案の実施例を図1〜5を参照しながら説明する。プリント基板11には、 チューナ筐体50のシールド板13を取り付けるためのスルーホール穴12を設 け、そのスルーホール穴12の付近に導電性パターン17を形成している。この スルーホール穴12に、シールド板13の突片14を挿入し、プリント基板11 のB面側から、ハンダディッピングを行なうとハンダ15bが突片14とスルー ホール穴12の間に存在する空間に流入上昇しさらにA面側のスルーホールの導 電性パターン17をハンダ15bが覆う。 図4は、TVチューナーの局部発振回路図であり、図5はシールド板13や図 4に示す電子チップ部品を実装したプリント基板の平面図を示す。図5上のシー ルド板ハンダ付け用スルーホール12にシールド板13の突片14を挿入し、ハ ンダディッピングを行なってある。 図3は、図5上のシールド板13と電子チップ部品を配置したプリント基板1 1の断面図を示している。 ここでは図4に示したTVチューナーの局部発振回路図中に設けてある、チッ プ部品としてのバイパスコンデンサC1,C4,及び可変容量ダイオードD1の アース側電極に関して図2の実装構造が適用されている。
【0007】
【考案の効果】
以上説明したように本発明によれば、電子回路部品のアースをプリント基板に 一方の面から他方の面に通してとるためのスルーホール穴がシールド板取り付け 用穴に兼用されることからプリント基板に設ける穴数が削減され、プリント基板 の小型化が可能になる。また、回路上アースへ接続される部品がアース電位であ るシールド板にスルーホールを介して接続する必要がないので、アースのインピ ーダンスを十分下げることが可能となり、高周波動作の安定,不要輻射の低減に 効果を上げることが可能となる。さらに、スルーホール穴に挿通したシールド板 を例えばプリント基板の他方の面からハンダを施したとき、そのハンダがスルー ホール穴を通して一方の面にも及び、確実なハンダ付けが実現される。
【提出日】平成4年10月23日
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】考案の詳細な説明
【補正方法】変更
【補正内容】 【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、テレビチューナー等に用いられるプリント基板実装構造に関するも のである。
【0002】
【従来の技術】
図6,図7はTVチューナーのプリント基板と一体化するチューナー筐体の取 付構造の従来例を示したものである。 この従来例では、プリント基板1に設けた長方形の角穴2にチューナー筐体5 0のシールド板3の突片4を挿入し、ハンダ付けを行なう。この場合、図8に示 す様に、プリント基板1上に配置した電子チップ部品6のアース側端子と突片4 がスルーホール穴8を介して、アース用導電性パターン7a,7b,ハンダ5a ,5bにより導通している。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
前記従来例では、プリント基板1にシールド板取付用の長方形の角穴2を設け るために、このプリント基板1上に設ける電子チップ部品6のアースをとるため のハンダ付け用スルーホール穴8の加工工程とは別に角穴2をあける作業を基板 製造工程に加えなければならない。これは、プリント基板製作に要する時間が増 加することを意味し、且つ穴の増加によってプリント基板1の小型化が制限を受 けることを意味する。金属性の筐体の中に回路部品を実装したPWBを組み込む 構造の電子チューナーでは、この金属性の筐体(金属板によるシールド板を含む )がアース電位である。(図6の4,3,50の部分がアース電位となる) 従って、従来技術において、図8の電子チップ部品6のアースへ接続される電 極はスルーホール穴8を通してアース電位であるシールド板の突片4へ接続され ることになる。 テレビチューナー(VHF,UHF),CATVチューナー,衛星放送チュー ナー等のように周波数が高くなると、スルーホール部インピーダンスが無視でき なくなり、電子チップ部品6が接続されたアースパターン7aは、もはやアース 電位ではなくなり、回路動作の不安定,スプリアスの増加等の原因となる。 次に、角穴2にシールド板3の突片4を挿入して、プリント基板1のB面側か ら、ハンダディッピングを行なうと、ハンダ5bは、図8で示したように、プリ ント基板1のB面側のみに付着し、角穴2と突片4の間に存在する空間9を充分 に上昇せず、プリント基板1のA面側に到達しないので、ハンダ5bのピンホー ル等に起因する。導通不良が発生する可能性があり、ハンダ5bと突片4が電気 的に十分に結合できず、部品6のハンダ付け部5aがシールド板の突片4と十分 接続されず、5aがアース電位に接続されない。 しかも、このハンダ付け部分に外的衝撃が加わると、ハンダ5bとプリント基 板1、もしくは、ハンダ5bと突片4がはく離する可能性もある。このため、従 来の方法では、不良品が大量に発生し良品,不良品の選別と修正作業に時間を浪 費しなければならない。 本考案は、これらの問題を解決し、製品の信頼性と小型化及び検査効率を改善 させ修正作業を削減させることができるチューナーのプリント基板実装構造を提 供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】 上記の目的を達成するため本考案のプリント基板実装構造は、 スルーホール穴と該スルーホール穴を介して一方の面から他方の面につながる アース用の導電性パターンとを有するプリント基板と、 前記プリント基板の一方の面に装着されアース用端子が前記導電性パターンに 接続された電子回路部品と、 前記プリント基板の一方の面に装着され突片が前記スルーホール穴に挿通され たシールド板と、 前記シールド板と前記導電性パターンを接続するハンダと、 から成っている。
【0005】
【作用】
このような構成によると、プリント基板の1つのスルーホール穴を介してシー ルド板が取り付けられ、且つこの穴を通じて設けた導電性パターンと、プリント 基板とシールド板をハンダ付けする際にスルーホール穴に充てんされたハンダに よって電子回路部品のアースが結合される。
【0006】
【実施例】
本考案の実施例を図1〜5を参照しながら説明する。プリント基板11には、 チューナ筐体50のシールド板13を取り付けるためのスルーホール穴12を設 け、そのスルーホール穴12の付近に導電性パターン17を形成している。この スルーホール穴12に、シールド板13の突片14を挿入し、プリント基板11 のB面側から、ハンダディッピングを行なうとハンダ15bが突片14とスルー ホール穴12の間に存在する空間に流入上昇しさらにA面側のスルーホールの導 電性パターン17をハンダ15bが覆う。 図4は、TVチューナーの局部発振回路図であり、図5はシールド板13や図 4に示す電子チップ部品を実装したプリント基板の平面図を示す。図5上のシー ルド板ハンダ付け用スルーホール12にシールド板13の突片14を挿入し、ハ ンダディッピングを行なってある。 図3は、図5上のシールド板13と電子チップ部品を配置したプリント基板1 1の断面図を示している。 ここでは図4に示したTVチューナーの局部発振回路図中に設けてある、チッ プ部品としてのバイパスコンデンサC1,C4,及び可変容量ダイオードD1の アース側電極に関して図2の実装構造が適用されている。
【0007】
【考案の効果】
以上説明したように本発明によれば、電子回路部品のアースをプリント基板に 一方の面から他方の面に通してとるためのスルーホール穴がシールド板取り付け 用穴に兼用されることからプリント基板に設ける穴数が削減され、プリント基板 の小型化が可能になる。また、回路上アースへ接続される部品がアース電位であ るシールド板にスルーホールを介して接続する必要がないので、アースのインピ ーダンスを十分下げることが可能となり、高周波動作の安定,不要輻射の低減に 効果を上げることが可能となる。さらに、スルーホール穴に挿通したシールド板 を例えばプリント基板の他方の面からハンダを施したとき、そのハンダがスルー ホール穴を通して一方の面にも及び、確実なハンダ付けが実現される。
【図面の簡単な説明】
【図1】 ハンダ付け前の本考案の部品実装構造を示す
斜視図。
【図2】 ハンダ付け後の本考案の部品実装構造を示す
斜視図。
【図3】 図5のX−X’線断面図。
【図4】 本考案を実施したテレビチューナーの回路
図。
【図5】 本考案を実施した部品実装済のテレビチュー
ナーの平面図。
【図6】 ハンダ付け前の従来の部品実装構造を示す斜
視図。
【図7】 ハンダ付け後の従来の部品実装構造を示す斜
視図。
【図8】 従来の部品実装構造のプリント基板の断面
図。
【符号の説明】
1 プリント基板 2 角穴 3 シールド板 4 シールド板の突片 5a,5b ハンダ 6 電子チップ部品 7a,7b アース用導電性パターン 8 スルーホール穴 9 4,2の間に生じる空間 11 プリント基板 12 スルーホール穴 13 シールド板 14 シールド板の突片 15a,15b ハンダ 16 電子チップ部品 17 アース用導電性パターン 18 14,12の間に生じる空間 50 チューナー筐体
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成4年10月23日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】実用新案登録請求の範囲
【補正方法】変更
【補正内容】
【実用新案登録請求の範囲】

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 スルーホール穴と該スルーホール穴を介
    して一方の面から他方の面につながるアース用の導電性
    パターンとを有するプリント基板と、 前記プリント基板の一方の面に装着されアース用端子が
    前記導電性パターンに接続された電子回路部品と、 前記プリント基板の一方の面に装着され突片が前記スル
    ーホール穴に挿通されたシールド板と、 前記シールド板と前記導電性パターンを接続するハンダ
    と、 から成るチューナのプリント基板実装構造。
JP7104591U 1991-08-08 1991-08-08 チユーナのプリント基板実装構造 Pending JPH0523567U (ja)

Priority Applications (1)

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JP7104591U JPH0523567U (ja) 1991-08-08 1991-08-08 チユーナのプリント基板実装構造

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JP7104591U JPH0523567U (ja) 1991-08-08 1991-08-08 チユーナのプリント基板実装構造

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009059620A (ja) * 2007-08-31 2009-03-19 Panasonic Electric Works Co Ltd コネクタ

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5127856B1 (ja) * 1969-01-08 1976-08-16

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5127856B1 (ja) * 1969-01-08 1976-08-16

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009059620A (ja) * 2007-08-31 2009-03-19 Panasonic Electric Works Co Ltd コネクタ

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