JPH0523538A - 脱硝制御装置 - Google Patents

脱硝制御装置

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JPH0523538A
JPH0523538A JP3181306A JP18130691A JPH0523538A JP H0523538 A JPH0523538 A JP H0523538A JP 3181306 A JP3181306 A JP 3181306A JP 18130691 A JP18130691 A JP 18130691A JP H0523538 A JPH0523538 A JP H0523538A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 多段燃焼方式の燃焼器をもつ複合サイクル発
電プラントにおいて、排出窒素酸化物が規制値以下とな
る脱硝制御を行ない得るようにすること。 【構成】 起動時排出量予測用関数発生器22、および
停止時排出量予測用関数発生器23と、その関数発生器
からの窒素酸化物排出パターン等により、起動時または
停止時においてガスタービンより排出される窒素酸化物
の排出量を計算し、これを排出窒素酸化物量に先行的に
加える先行NOx演算装置38と、還元物質注入可能か
どうかを判定し、不可能な場合はその注入流量をゼロに
するとともに、脱硝制御を単独制御とする還元物質注入
判定装置41を、個別脱硝制御装置内に設けた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ほぼ同等容量の複数台
のガスタービンと、これらのガスタービンの排ガスに含
まれる熱を利用して発生させられた蒸気により駆動され
る少なくとも1台の蒸気タービンを有する複合発電プラ
ントに係り、特に燃焼生成ガス中の窒素酸化物をこれに
アンモニア等の還元物質を注入することにより除去する
複合サイクル発電プラントの脱硝制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】排熱回収方式の複合発電プラントは大別
して一軸型と多軸型がある。一軸型とはガスタービン、
蒸気タービンおよび発電機が共通軸で結合されている方
式のものであり、多軸型とはガスタービンと蒸気タービ
ンが別々の軸に分離され、各軸に発電機が結合される方
式のものであって、本発明はその両者を対象としてお
り、いずれにしても複数台のガスタービンを有するプラ
ントを対象としている。
【0003】図5は一軸型の複合サイクル発電プラント
の一例を示す構成図であり、コンプレッサ1、ガスター
ビン2、発電機3、および蒸気タービン4が共通軸5を
介して互いに連結されている。上記コンプレッサ1で圧
縮された圧縮空気は燃焼器6に供給され、そこで燃料調
整弁7の開度調節により流量制御されて供給される燃料
と混合して等圧燃焼が行なわれ、高温・高圧の燃焼ガス
が生成される。
【0004】この燃焼ガスはガスタービン2に供給さ
れ、この燃焼ガスによってガスタービン2が駆動され、
このガスタービン2の排ガスは排熱回収ボイラ8に導か
れて蒸気を発生させる。そして上記排熱回収ボイラ8で
熱が回収され低温となったガスは、排ガスとして大気中
に排出される。一方、排熱回収ボイラ8で発生された蒸
気は、蒸気加減弁9を介して蒸気タービン4に導かれ、
これを駆動する。蒸気タービン4で仕事を行なった蒸気
は復水器10に導かれ、ここで復水される。
【0005】ところで、排熱回収ボイラ8から大気中に
排出される排ガス、すなわち燃焼器6の燃焼生成ガス中
には、NO、NO2 など一般にNOxで総称される窒素
酸化物が含まれている。ところが、この窒素酸化物は有
害とされ、その許容値が規制されているため、燃焼生成
ガスに含まれる窒素酸化物を低減除去するため排熱回収
ボイラ8には脱硝装置が設けられている。
【0006】脱硝装置とは燃焼生成ガスにアンモニア等
の還元物質を注入し、窒素酸化物と還元物質を触媒中で
反応させ、無害な窒素と水に還元して除去する装置であ
って、未反応の窒素酸化物はそのまま大気中に排出され
る。しかして、還元剤としてアンモニアを使用する場合
には、その供給量が少なすぎると未反応の窒素酸化物が
増えることになり、また多すぎると未反応のアンモニア
が排出されることになる。また、プロセスが触媒での窒
素酸化物とアンモニアの化学反応であるため、制御の応
答性が必ずしもよくない等の特性もある。
【0007】このように、燃焼生成ガス中の窒素酸化物
の量に見合った量の還元物質が適切なタイミングで供給
されない場合には種々の不都合が生じるので、還元物質
の供給量と供給タイミングを制御するための装置として
脱硝制御装置が必要となり、その脱硝制御装置として
は、一般にガスタービンの起動,停止時にその排出NO
xが変動することから、これをプラント全体として規制
値以下に抑えるようにするものが提案されている。
【0008】図6及び図7は、上記従来の脱硝制御装置
の構成を示す系統図であって、3台のガスタービン(3
つのガスタービン系統)を有するものを想定している。
【0009】図6に示すように、脱硝制御装置は大きく
統括脱硝制御装置11と個別脱硝制御装置12に分かれ
ており、個別脱硝制御装置12は、各ガスタービンの排
ガス系統中に配置された排熱回収ボイラに設けられてい
る脱硝装置を対象として、各々に脱硝制御を行なう第
1,第2,および第3の個別脱硝制御装置12A,12
B,12Cから構成されている。これらの個別脱硝制御
装置12A,12B,12Cは、ともに同一内部構成を
持っており、図7に示すように構成されている。
【0010】ところで、統括脱硝制御装置11と個別脱
硝制御装置12A,12B,12Cとはそれぞれ切替器
13A,13B,13Cを介して接続されており、切替
器13A,13B,13Cは、対象となるガスタービン
系統が定期点検時などにプラント全体に対する制御(統
括制御)から切り離すためのものであり、この場合切り
離された個別脱硝制御装置(図6においては個別脱硝制
御装置12C)は単独に脱硝装置の制御を行なう(以下
単独制御という)。
【0011】各個別脱硝制御装置12A,12B,12
Cには、図7に示すように、それぞれのガスタービン系
統出口排ガスに含まれる窒素酸化物の濃度を検出するN
Ox濃度検出装置14と、同排ガスの流量を検出する排
ガス流量検出装置15と、脱硝装置に注入された還元物
質(例えばアンモニア)の流量を検出する還元物質流量
検出装置16が設けられている。NOx濃度検出装置1
4からの信号と排ガス流量検出装置15からの信号は乗
算器17で乗算され、ガスタービン系統の個別窒素酸化
物流量信号aを出力する。
【0012】各ガスタービン系統からの個別窒素酸化物
流量信号a1 ,a2 ,a3 はそれぞれ切替器13A,1
3B,13Cを介して統括脱硝制御装置11の加算器1
8に入力されるようにしてある。切替器では単独制御さ
れているガスタービン系統の信号(図6ではa3 )だけ
が統括脱硝制御装置11側に入力されるようにしてあ
り、加算器18では上記a1 ,a2 ,a3 の総和(図6
ではa3 )を求め、総窒素酸化物排出流量信号bを加算
器19に出力する。つまり、単独制御されているガスタ
ービン系統が排出する窒素酸化物流量だけが、統括脱硝
制御装置11側に入力される。
【0013】一方、統括脱硝制御装置11にはプラント
全体の窒素酸化物排出流量を設定する設定器20が設け
られており、その設定器20により設定されたプラント
全体の窒素酸化物排出流量設定値信号cが加算器21に
入力される。
【0014】また、ガスタービン起動時の窒素酸化物排
出パターン及びガスタービン停止時の窒素酸化物排出パ
ターンがそれぞれ起動時排出量予測用関数発生器22、
及び停止時排出量予測用関数発生器23に記憶せしめら
れており、プラント内の起動/停止信号dにより起動ま
たは停止を判定する起動/停止補正演算装置24によっ
て、起動の場合は起動時排出量予測用関数発生器22よ
り、停止の場合は停止時排出量予測用関数発生器23よ
り、起動または停止するガスタービン系統により増加す
る窒素酸化物排出流量予測信号eが加算器21に入力さ
れる。
【0015】しかして、加算器21では前記排出流量設
定値信号cと窒素酸化物排出流量予測信号eが突き合わ
され、その偏差信号が加算器19に入力される。すなわ
ち、起動または停止するガスタービン系統相当分の排出
窒素酸化物流量の増加を予め予測し、排出流量設定値信
号cと突き合わせることによりガスタービンが起動また
は停止する系統の排出窒素酸化物量の増加分を補償す
る。
【0016】前記加算器19では前述の単独制御されて
いるガスタービン系統の総窒素酸化物排出流量信号bと
加算器21からの偏差信号の突き合わせが行なわれ、そ
の偏差信号が総排出流量目標値信号fとして除算器25
に入力される。すなわち、単独制御中のガスタービン系
統による窒素酸化物の増減分がここで補償される。
【0017】以上により、プラント全体の窒素酸化物排
出流量設定値信号cと、起動停止中のガスタービン系統
より排出される窒素酸化物流量予測信号eと、単独制御
されているガスタービン系統から排出される総窒素酸化
物排出流量信号bを突き合わせることにより、統括制御
されているガスタービン系統が排出し得る窒素酸化物流
量、すなわち総排出流量目標値信号fが求められる。
【0018】前記除算器25には、脱硝制御が統括制御
されているガスタービン系統を算出する統括脱硝制御中
系統数演算装置26から、統括脱硝制御中系統数信号g
も入力され、そこで前記総排出流量目標値信号fが統括
脱硝制御中系統数信号gで除算され、統括制御中の一系
統あたりの排出流量目標値信号hが求められ、上下限制
限器27、各切替器13A,13B,13Cを介して各
個別脱硝制御装置12A,12B,12Cへ出力され
る。
【0019】各個別脱硝制御装置12A,12B,12
Cの各切替器13A,13B,13Cでは、各ガスター
ビン系統の脱硝制御が統括制御である場合は、上記排出
流量目標値信号hを個別排出流量目標値信号jと個別脱
硝制御装置12A,12B,12Cに入力される。
【0020】また、各切替器13A,13B,13Cに
はそれぞれ個別設定器28A,28B,28Cが接続さ
れており、各ガスタービン系統の脱硝制御が単独制御の
場合には、切替器13A,13B,13Cの切替により
(図6の13C参照)、上記個別設定器28A,28
B,28Cにより設定された窒素酸化物の各個別排出流
量設定値信号i1 ,i2 ,i3 が個別排出流量目標値信
号jとして個別脱硝制御装置に入力される。
【0021】図7は、各個別脱硝制御装置12A,12
B,12Cの概略構成を示す系統図であって、上記個別
排出流量目標値信号jは上下限制限器29を介して加算
器30に加えられるようになっている。
【0022】加算器30では前記乗算器17からの個別
窒素酸化物流量信号aと個別排出流量目標値信号jの突
き合わせが行なわれ、その偏差信号がPI演算器31に
入力される。PI演算器31ではこの偏差信号により還
元物質注入目標値信号kが求められ、加算器32に入力
される。
【0023】加算器32では還元物質注入目標値信号k
と還元物質流量検出装置16からの出力信号との突き合
わせが行なわれ、その偏差信号がPI演算器33に入力
され、PI演算器33ではこの偏差信号がゼロとなるよ
うに還元物質注入流量調節器34へ操作量信号を出力
し、その操作量信号によって還元物質注入流量調節器3
4で還元物質流量が調節される。
【0024】しかして、前述の如く運転中の全てのガス
タービン系統の脱硝制御が統括制御されている場合は、
設定器20で設定されたプラント全体の窒素酸化物排出
流量設定値が運転中のガスタービン系統に均等に振り分
けられ、各系統の統括脱硝制御装置11が個別排出流量
目標値と、NOx濃度検出装置14と排ガス流量検出装
置15から求められる窒素酸化物の排出流量が一致する
ように還元物質流量が制御される。
【0025】また、あるガスタービン系統が起動または
停止する際には、起動時排出量予測用関数発生器22、
停止時排出量予測用関数発生器23、起動/停止補正演
算装置24、加算器21により、その窒素酸化物増加分
が、また脱硝制御が単独制御されている場合は(図6の
例では第3の系統)、NOx濃度検出装置14と排ガス
流量検出装置15から求められる窒素酸化物の排出量が
加算器18、加算器19によりその総排出流量目標値信
号fに補償され、脱硝制御が統括制御されている系統の
目標値即ち個別排出流量目標値信号jが減少する。
【0026】つまり、起動・停止中、または脱硝制御が
個別制御されているガスタービン系統の排出窒素酸化物
流量相当分を統括制御されているガスタービン系統の排
出流量目標値から減算し、制御することによりプラント
全体として窒素酸化物排出量が規制値以下とされる。
【0027】ところで、近年、自然環境破壊への関心が
高まりつつあり、窒素酸化物に対する規制値も低下する
傾向がある。そこで、図5の燃焼器6に関し、その排出
窒素酸化物が従来型の燃焼器より少ない、いわゆる低N
Ox型燃焼器が開発されつつある。
【0028】低NOx型燃焼器はその燃焼方式により分
類され、代表的なものとしては、多段燃焼方式、触媒燃
焼方式が上げられ、実用の面から言えば、多段燃焼方式
の燃焼器が有望視されている。多段燃焼方式のメカニズ
ムは、燃焼器の長手方向に順次燃料を分割して供給し、
火炎温度を低下させることにより窒素酸化物の生成を抑
えるものであり、その排出窒素酸化物特性の一例を図8
に示す。
【0029】図8から解る様に、排出窒素酸化物は燃料
を順次切り替える毎にピークがあり、そのピーク値は従
来型の燃焼器のそれより高くなり規制値以上となること
がある。また最終的には従来型の燃焼器の排出窒素酸化
物量より低い値となるが、やはり窒素酸化物の規制値以
下とするためには、脱硝装置が必要となる。
【0030】
【発明が解決しようとする課題】この様な多段燃焼方式
の低NOx燃焼器をガスタービンに用いた場合、従来の
脱硝制御装置では最も排出窒素酸化物が急激に変化する
起動停止時に、該当するガスタービン系統の脱硝制御
は、その制御応答のおくれから制御不能となり、またそ
のピーク値は従来の燃焼器のそれより大きいため、結果
として統括制御されている個別脱硝制御装置12の個別
排出流量目標値信号jを下げることになり排出窒素酸化
物を規制値以下にできないおそれがあった。
【0031】また、先に述べた様に自然環境破壊への関
心が高まりつつあり、現在の窒素酸化物に対する規制が
厳しくなった場合、例えば現在の一時間平均値に対する
規制が、瞬時値に対する規制となった場合、従来の技術
では規制値を満足できないおそれがある。
【0032】本発明はこのような点に鑑み、多段燃焼方
式の燃焼器を持つガスタービンにより構成される複合サ
イクル発電プラントにおいて、排出窒素酸化物が規制値
以下となる脱硝制御を行い得る脱硝制御装置を提供する
ことを目的とする。
【0033】また、本発明は、将来排出窒素酸化物に対
する規制値が環境破壊の観点から低下または、一時間平
均値に対する規制から瞬時値に対する規制に変わったと
しても、その規制値以下にプラント排出窒素酸化物を抑
えることができる脱硝制御装置を提供することを目的と
する。
【0034】
【課題を解決するための手段】第1の発明は、ガスター
ビン起動時の窒素酸化物排出パターンを予め記憶してお
く起動時排出量予測用関数発生器と、ガスタービン停止
時の窒素酸化物排出パターンを予め記憶しておく停止時
排出量予測用関数発生器と、スケジュール演算装置から
入力される各系統の起動または停止時刻と予め記憶され
ている脱硝装置の制御応答遅れ時間、及び上記起動時排
出量予測用関数発生器或いは停止時排出量予測用関数発
生器からの窒素酸化物排出パターンによって、起動また
は停止時においてガスタービンより排出される窒素酸化
物の排出量を計算し、これを排熱回収ボイラ排出ガス中
の窒素酸化物の濃度と排出ガス流量から求めた排出窒素
酸化物量に先行的に加える先行NOx演算装置と、脱硝
装置の触媒層温度と予め記憶している還元物質注入限界
温度との差によって還元物質を注入可能かどうかを判定
し、可能な場合には還元物質注入目標値信号を制御演算
結果とし、不可能な場合は還元物質注入流量をゼロとす
るとともに、該当するガスタービン系統の脱硝制御を統
括脱硝制御側から単独制御とする還元物質注入判定装置
とを、各ガスタービン系統毎の個別脱硝制御装置内に設
けたことを特徴とする。
【0035】また、第2の発明は、起動時排出量予測用
関数発生器或いは停止時排出量予測用関数発生器からそ
の窒素酸化物排出パターンを入力し、系統の負荷または
それに相当する量、負荷目標値、負荷変化率、及び負荷
変化中先行NOxタイミング演算装置から入力されるタ
イミングにより先行的に加える窒素酸化物の流量を計算
する負荷変更中先行NOx演算装置と、起動停止中は先
行NOx演算装置からの先行窒素酸化物排出量を、また
負荷変化中は上記負荷変更中先行NOx演算装置からの
先行窒素酸化物排出量に切り替える切替器とを有するこ
とを特徴とする。
【0036】さらに第3の発明は、触媒層温度と排熱回
収ボイラ排出ガス流量とから還元物質の注入流量を制御
する際の目標値信号を演算する演算器のゲインを、排出
ガスの温度と流量の変化に起因する脱硝装置の性能特性
の変化を補正するように計算し、そのゲインの自動的調
整を行ない、還元物質の注入が不可能な場合は上記ゲイ
ンをゼロとし、当該ガスタービン系統の脱硝制御を統括
脱硝制御側から単独制御とするゲイン演算装置を有する
ことを特徴とする。
【0037】
【作用】各ガスタービン系統毎にガスタービン起動停止
時の排出窒素酸化物の急激な変化を予め予測し、これに
脱硝装置の制御遅れを加味し、結果として最適なタイミ
ングで還元物質を先行注入することによりガスタービン
起動停止時の排出窒素酸化物を規制値以下とし、またガ
スタービン起動停止時に触媒層温度が還元物質注入限界
に満たない場合は、還元物質の注入量をゼロとすること
により未反応還元物質の排出を防ぎ、更に該当するガス
タービン系統の脱硝制御を単独制御とすることにより、
該当ガスタービン系統の排出窒素酸化物を他の統括制御
されている系統で分担し、プラント全体として規制値を
満足することができる。
【0038】
【実施例】以下、図1及び図2を参照して本発明の実施
例について説明する。なお、図中図6,図7と同一部分
には同一符号を付しその詳細な説明は省略する。
【0039】図2に示すように、脱硝制御装置は大きく
統括脱硝制御装置11と個別脱硝制御装置12に分かれ
ており、個別脱硝制御装置12は、各ガスタービンの排
ガス系統中に配置された排熱回収ボイラに設けられてい
る脱硝装置を対象として、各々に脱硝制御を行なう第
1,第2おび第3の個別脱硝制御装置12A,12B,
12Cから構成されている。これらの個別脱硝制御装置
12A,12B,12Cは、ともに同一内部構成をもっ
ている。
【0040】統括脱硝制御装置11にはプラント全体の
窒素酸化物排出流量を設定する設定器20が設けられて
おり、その設定器20により設定されたプラント全体の
窒素酸化物排出流量設定値信号が加算器19に入力され
る。
【0041】上記加算器19では単独制御されているガ
スタービン系統の総窒素酸化物排出流量信号bと上記設
定値信号の突き合わせが行なわれ、その偏差信号が除算
器25に入力され統括制御中の一系統あたりの排出流量
目標値信号hが求められ、上下限制限器27、各切替器
13A,13B,13Cを介して各個別脱硝制御装置1
2A,12B,12Cへ出力される。
【0042】図1において各個別脱硝制御装置12A,
12B,12Cには排熱回収ボイラ出口排ガスに含まれ
る窒素酸化物の濃度を検出するNOx濃度検出装置14
と、同排ガスの流量を検出する排ガス流量検出装置15
があり、その出力は乗算器17に入力され、ここで乗算
され、個別排出窒素酸化物流量信号1がバイアス演算装
置39に入力される。
【0043】また、各ガスタービン系統ごとの起動停止
スケジュールがスケジュール演算装置35でプラント全
体の運用から計算され、その起動または停止時刻が先行
NOxタイミング演算装置36へ出力され、また、その
起動モードが先行NOx演算装置38へ出力される。ま
た、各個別脱硝制御装置12A,12B,12Cのスケ
ジュール演算装置35a,35b,35c(図示してい
ない)は相互に連結または同一の計算機等で実現されて
いて、互いに起動、停止スケジュールが重ならない様に
なっている。
【0044】スケジュール演算装置35からの入力、す
なわち起動または停止の時刻から、予め記憶されている
脱硝装置の制御応答遅れ時間分早めた時刻が先行NOx
タイミング演算装置36により求められ、先行NOxタ
イミング信号として先行NOx演算装置38に出力され
る。
【0045】先行NOx演算装置38では、起動の場合
は起動時排出量予測用関数発生装置22よりガスタービ
ンの窒素酸化物排出パターンを、また停止の場合は停止
時排出量予測用関数発生装置23より、ガスタービンの
窒素酸化物排出パターンが入力され、前述の先行NOx
タイミング信号よりその時刻になると、窒素酸化物排出
流量予測信号eをスケジュール演算装置35からの起動
モード信号と負荷入力手段37からの負荷信号により求
め、バイアス演算装置39に出力する。
【0046】バイアス演算装置39では、乗算器17か
らの個別排出窒素酸化物流量信号1に、先行NOx演算
装置38からの窒素酸化物排出流量予測信号eをバイア
スとして加え、各個別窒素酸化物流量信号a1 ,a2
3 が形成される。各個別窒素酸化物流量信号a1 ,a
2 ,a3 は加算器30及び、各切替器13A,13B,
13Cを介し統括脱硝制御装置11側の加算器18に入
力されている。
【0047】すなわち、ガスタービン起動停止時の排出
窒素酸化物の急激な変化を、脱硝装置の制御応答遅れを
考慮して先行的に個別排出窒素酸化物流量信号1に加算
することにより、起動停止時でも還元物質流量を制御す
ることができるようにしてある。
【0048】切替器13では単独制御されているガスタ
ービン系統の信号(本図の例ではa3が該当する)だけ
が統括脱硝制御装置11側に入力される様にしてあり、
加算器18では各個別窒素酸化物流量信号a1 ,a2
3 の総和を求め総窒素酸化物排出流量信号bを加算器
19に出力する。すなわち、単独制御されているガスタ
ービン系統が排出する窒素酸化物流量だけが、統括脱硝
制御装置11側に入力され、設定装置20で設定された
窒素酸化物排出流量設定値より減算される様にしてあ
る。
【0049】また、ガスタービンの起動及び停止時に
は、触媒層の温度が低く、還元反応が十分に行われず、
未反応還元物質が多く排出される。このため還元物質の
注入限界温度が存在する。(この温度以上であれば還元
物質を注入し、以下であれば注入しない。)このため、
予め記憶されている注入限界温度と触媒層温度検出手段
40からの触媒層温度入力とが還元物質注入判定装置4
1で比較され、還元物質が注入可能かどうかの判定が行
なわれる。そして注入可能であれば切替器42を操作
し、PI演算器31出力を還元物質注入目標値信号kと
して、加算器32に出力する。また不可能で有れば切替
器42を操作し、還元物質注入目標値信号kをゼロとし
て還元物質注入流量をゼロとする(図2では注入可能な
状態を示す)。また切替器13を操作し(図示していな
い)、該当するガスタービン系統の脱硝制御を単独制御
とする。
【0050】すなわち、触媒層温度が還元物質の注入限
界温度以上であれば、還元物質流量を一連の制御演算結
果により、加算器30の出力となる様な制御が行われ、
注入不可能であれば、還元物質流量をゼロとすることに
より未反応還元物質の排出を防ぎ、更にそのガスタービ
ン系統の脱硝制御を単独制御にすることにより、排出さ
れる窒素酸化物流量の増加分を他の統括制御されている
ガスタービン系統に分担させることができる。
【0051】尚、上記例では還元物質注入判定装置41
への入力を触媒層温度検出装置40からの脱硝装置触媒
層温度としたが、間接的に触媒層の温度を代表するも
の、例えば脱硝装置入口のガスタービン排出ガス温度、
負荷入力装置37からの負荷信号入力及びスケジュール
演算装置35からの起動モード入力から計算しても良
い。
【0052】しかして、ガスタービン起動停止時の排出
窒素酸化物の急激な変化を脱硝装置の制御応答遅れを考
慮し、先行的に個別排出窒素酸化物流量信号1に加算す
ることにより、起動停止時でも還元物質流量を制御する
ことができ、また、触媒層温度が還元物質の注入限界温
度以上であれば、還元物質流量を一連の制御演算結果に
より、加算器30の出力となる様に制御が行われ、注入
不可能であれば、還元物質流量をゼロとすることにより
未反応還元物質の排出を防ぎ、更に該当するガスタービ
ン系統の脱硝制御を単独制御にすることにより、排出さ
れる窒素酸化物流量の増加分を他の統括制御されている
ガスタービン系統に分担させることができる。 〔他の実施例〕図3に他の実施例を示す。
【0053】多段燃焼方式の燃焼器の中には負荷変化時
にもその排出窒素酸化物が急激に変化するものがある。
そのため、図3の実施例では、個別脱硝制御装置12内
に、負荷変化が開始される時刻を入力するための負荷変
化開始時刻入力装置43と、負荷変化中先行NOxタイ
ミング演算装置44と、負荷変化の目標値を入力するた
めの負荷目標値入力装置45と、負荷変化率を入力する
ための負荷変化開始時刻入力装置43の各入力手段が設
けられている。
【0054】負荷変化中先行NOxタイミング演算装置
44は負荷変化開始時刻入力手段43からの入力、すな
わち負荷変化の開始時刻より、予め記憶されている脱硝
装置の制御反応遅れ時間分早めた時刻を求め、負荷変化
中先行NOxタイミング信号として負荷変更中先行NO
x演算装置47に出力する。そして、その負荷変更中先
行NOx演算装置47では、起動の場合は起動時排出量
予測用関数発生器22よりガスタービンの窒素酸化物排
出パターンを、また停止の場合は停止時排出量予測用関
数発生器23より、ガスタービンの窒素酸化物排出パタ
ーンを入力し、前述の負荷変化中先行NOxタイミング
信号よりその時刻になると、負荷変化中窒素酸化物排出
流量予測信号を、負荷目標値入力装置45からの負荷目
標値と、負荷変化率入力装置46からの負荷変化率と、
負荷入力装置37からの入力より求め切替器48へ出力
する。そして切替器48では、負荷変化中であれば負荷
変更中先行NOx演算装置47からの出力を、起動停止
中であれば先行NOx演算装置38からの出力を(図3
では起動停止中の状態を示す)バイアス演算装置39へ
出力する。
【0055】すなわち、負荷変化時にもその排出窒素酸
化物が急激に変化する多段燃焼方式の燃焼器を用いたガ
スタービンにより構成される複合サイクル発電プラント
においても、排出窒素酸化物が規制値以下となる脱硝制
御を行うことができる脱硝制御装置を得ることができ
る。
【0056】更に、図4に第二の他の実施例を示す。
【0057】ガスタービンの起動停止時または負荷変化
時において、その排出ガスの窒素酸化物の変化に伴い排
出ガスの流量と温度が急激に変化することが知られてい
る。一方、脱硝装置(触媒)の脱硝性能特性は処理する
ガスの流量、温度に大きく依存する。そのため、脱硝制
御側からいえば制御対象となる脱硝装置の特性が変化す
ることになるため、安定した制御ができなくなり結果と
してプラント排出窒素酸化物が規定値を守れなくなるお
それがある。
【0058】そこで、図4の実施例では個別脱硝制御装
置12内に、前記排ガス流量検出装置15からの流量信
号と触媒層温度検出装置40からの温度信号を入力し、
流量と温度が計画点より変化したことにより生じる脱硝
性能特性を補正する様に計算し、PI演算器31のゲイ
ンを自動的に調整するゲイン演算装置49が備えられて
いる。
【0059】また、ゲイン演算装置49は予め前記還元
物質の注入限界温度を記憶しており還元物質注入判定装
置41と同様の判定を行い、還元物質が注入不可能であ
ればゲインをゼロとしてPI演算器31に出力を行い、
また切替器13を操作して(図示していない)、該当す
るガスタービン系統を単独制御に切り替える機能を有し
ている。
【0060】以上より、ガスタービンの起動停止または
負荷変化時の排出ガスの流量及び温度の変化による脱硝
性能特性の変化を補正する様にPI演算器31のゲイン
を自動的に調整することにより、より安定した制御を行
う脱硝制御装置を得ることができる。
【0061】
【発明の効果】本発明によれば、起動停止時の排出窒素
酸化物の変動が急激なガスタービン、例えば多段燃焼方
式の燃焼器を持つガスタービンにより構成される複合サ
イクル発電プラントにおいても、排出窒素酸化物が規制
値以下となる脱硝制御を行うことができる脱硝制御装置
を得ることができ、また、将来排出窒素酸化物に対する
規制値が環境破壊の観点から低下または、一時間平均値
に対する規制から瞬時値に対する規制に変わったとして
も、その規制値以下にプラント排出窒素酸化物を抑える
ことができる。
【0062】また、負荷変化時にもその排出窒素酸化物
が急激に変化する多段燃焼方式の燃焼器を用いたガスタ
ービンにより構成される複合サイクル発電プラントにお
いても、排出窒素酸化物が規制値以下となる脱硝制御を
行うことができる。
【0063】更に、ガスタービンの起動停止または負荷
変化時に、排出ガスの流量及び温度の変化に起因する制
御対象となる脱硝装置の性能特性の変化にもかかわらず
安定した制御を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明における個別脱硝制御装置の構成を示す
系統図。
【図2】本発明の脱硝制御装置の全体構成を示す系統
図。
【図3】本発明の他の実施例を示す図。
【図4】本発明のさらに他の実施例を示す図。
【図5】一軸型の複合サイクル発電プラントの一例を示
す構成図。
【図6】従来の脱硝制御装置の概略構成を示す系統図。
【図7】図6の個別脱硝制御装置の構成を示す系統図。
【図8】多段燃焼方式の燃焼器排出窒素酸化物特性の一
例を示す図。
【符号の説明】
11 統括脱硝制御装置 12 個別脱硝制御装置 13A 切替器 13B 切替器 13C 切替器 14 NOx濃度検出装置 15 排ガス流量検出装置 16 還元物質流量検出装置 20 設定器 22 起動時排出量予測用関数発生器 23 停止時排水量予測用関数発生器 34 還元物質注入流量調節器 35 スケジュール演算装置 36 先行NOxタイミング演算装置 37 負荷入力装置 38 先行NOx演算装置 39 バイアス演算装置 40 触媒層温度検出装置 41 還元物質注入判定装置 42 切替器 43 負荷変化開始時刻入力装置 47 負荷変化中先行NOx演算装置 49 ゲイン演算装置

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】複合サイクル発電プラントの脱硝制御装置
    において、ガスタービン起動時の窒素酸化物排出パター
    ンを予め記憶しておく起動時排出量予測用関数発生器
    と、ガスタービン停止時の窒素酸化物排出パターンを予
    め記憶しておく停止時排出量予測用関数発生器と、スケ
    ジュール演算装置から入力される各系統の起動または停
    止時刻と予め記憶されている脱硝装置の制御応答遅れ時
    間、及び上記起動時排出量予測用関数発生器或いは停止
    時排出量予測用関数発生器からの窒素酸化物排出パター
    ンによって、起動または停止時においてガスタービンよ
    り排出される窒素酸化物の排出量を計算し、これを排熱
    回収ボイラ排出ガス中の窒素酸化物の濃度と排出ガス流
    量から求めた排出窒素酸化物量に先行的に加える先行N
    Ox演算装置と、脱硝装置の触媒層温度と予め記憶して
    いる還元物質注入限界温度との差によって還元物質を注
    入可能かどうかを判定し、可能な場合には還元物質注入
    目標値信号を制御演算結果とし、不可能な場合は還元物
    質注入流量をゼロとするとともに、該当するガスタービ
    ン系統の脱硝制御を統括脱硝制御側から単独制御とする
    還元物質注入判定装置とを、各ガスタービン系統毎の個
    別脱硝制御装置内に設けたことを特徴とする脱硝制御装
    置。
  2. 【請求項2】起動時排出量予測用関数発生器或いは停止
    時排出量予測用関数発生器からその窒素酸化物排出パタ
    ーンを入力し、系統の負荷またはそれに相当する量、負
    荷目標値、負荷変化率、及び負荷変化中先行NOxタイ
    ミング演算装置から入力されるタイミングにより先行的
    に加える窒素酸化物の流量を計算する負荷変更中先行N
    Ox演算装置と、起動停止中は先行NOx演算装置から
    の先行窒素酸化物排出量を、また負荷変化中は上記負荷
    変更中先行NOx演算装置からの先行窒素酸化物排出量
    に切り替える切替器とを有することを特徴とする、請求
    項1記載の脱硝制御装置。
  3. 【請求項3】触媒層温度と排熱回収ボイラ排出ガス流量
    とから還元物質の注入流量を制御する際の目標値信号を
    演算する演算器のゲインを、排出ガスの温度と流量の変
    化に起因する脱硝装置の性能特性の変化を補正するよう
    に計算し、そのゲインの自動的調整を行ない、還元物質
    の注入が不可能な場合は上記ゲインをゼロとし、当該ガ
    スタービン系統の脱硝制御を統括脱硝制御側から単独制
    御とするゲイン演算装置を有することを特徴とする、請
    求項2記載の脱硝制御装置。
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