JPH0523478Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0523478Y2
JPH0523478Y2 JP1988112190U JP11219088U JPH0523478Y2 JP H0523478 Y2 JPH0523478 Y2 JP H0523478Y2 JP 1988112190 U JP1988112190 U JP 1988112190U JP 11219088 U JP11219088 U JP 11219088U JP H0523478 Y2 JPH0523478 Y2 JP H0523478Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
chopstick
chopstick bag
chopsticks
bag
rest
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP1988112190U
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0234448U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP1988112190U priority Critical patent/JPH0523478Y2/ja
Publication of JPH0234448U publication Critical patent/JPH0234448U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0523478Y2 publication Critical patent/JPH0523478Y2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Table Equipment (AREA)
  • Bag Frames (AREA)
  • Packaging Of Annular Or Rod-Shaped Articles, Wearing Apparel, Cassettes, Or The Like (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、割り箸等を挿入するための箸袋に関
する。
〔従来の技術〕
一般にレストラン、割烹において出される箸
は、箸袋に挿入保持されており、利用者は該箸を
箸袋から取り出して用いるようにしている。ま
た、これらのレストラン、割烹のうち、特に高級
店においては、別に箸置きを卓上に用意すること
があり、飲食中の利用者は該箸置きに箸の先端部
を乗せ卓上に置くようにしている。また、箸の利
用者によつては、箸袋1を第7図に示すように折
り畳み、酒を飲む合い間に、また飲食中に箸袋に
より箸置きを作る者もある。この場合も利用者は
箸2の先端部を該箸袋1上に乗せるようにしてい
る。
〔考案が解決しようとする問題点〕
このようなレストラン、割烹等のうち、箸置き
を卓上に用意するところでは、箸置きの管理に手
間がかかるという不便がある。すなわち、箸置き
は比較的他の飲食器に比べて小さく、洗い場で洗
う場合に洗いにくく、かつ洗い桶の中で見失う等
の不具合がある。また箸置きは一般に陶磁器製で
あるため、ウエイター、ウエイトレスが食器とと
もに運ぶ際に破損したり、かける不具合もある。
したがつて、フアミリーレストラン等において
は、このようなコストを考えて一般に箸置きを用
いないところが多い。
これに対し、箸置きを出さないレストラン、割
烹等においてはどうしても高級感を出せないとい
う欠点があり、また利用者が第7図に示すように
箸袋1で箸置きを作つた場合に、飲食中に箸2の
先端が箸袋1から脱落する場合がある。すなわ
ち、前記陶磁器製の箸置きにあつては、凹部が存
在するため、箸の先端が脱落は予防できるが、第
7図に示す箸袋1にあつてはそれができない不具
合がある。また、利用者にいちいち第7図に示す
箸置きを作らせたり、また箸置きを全く提供しな
いことは、いくらサービス提供者側のコストを削
減できるとは云え、利用者にサービス不足の印象
を与えることにもなりかねない。また第7図に示
す箸置きの形成は意外に面倒であり、多くの利用
者はこのようなものを作らず飲食する場合が多
い。
本考案は、このような従来の不具合に着目して
なされたものであり、簡単かつ低コストで、さら
に箸の先端部が容易に脱落することのない箸置き
を形成可能な、箸袋を提供することを目的とす
る。
〔問題点を解決するための手段〕
上記目的を達成するために、本考案は、長尺状
で長手方向一端部側に箸を挿入する開口部を備え
た箸袋本体と、箸袋本体を長手方向略中心で2つ
折り可能となるよう箸袋本体に形成される折り線
とを備え、折り線の位置で折り畳んだ箸袋本体に
より箸置きを形成可能とする箸袋であつて、箸袋
本体の長手方向他端部側で、箸袋本体の長手方向
に対する交差方向の中心を基準とする左右各位置
にそれぞれ形成される舌片と、折り線の位置で、
長手方向他端部側が下側になるよう2つ折りにさ
れた箸袋本体の上記各舌片を保持可能とし、各舌
片を箸袋本体の一端部側表面に突出可能とする切
込みとを備え、2つ折りにされた箸置本体の一端
部側表面の切込みから突出される各舌片間で箸を
保持自在とする箸置きを形成可能とした箸袋とす
る。
〔作用〕
本考案によれば、折り線の位置で箸袋本体を長
手方向他端部側が下側になるよう2つ折りにし、
さらに各舌片をそれぞれ対応する切込みに挿入す
ることで、箸袋本体により簡単かつ迅速に箸置き
を形成することが可能となる。すなわち、こうし
て折り曲げ、形成された箸置きは、箸袋に立体感
を持たせることができ、また箸袋本体の表面側に
各舌片が突出し、これらの舌片間で箸の先端部を
脱落することなく保持することが可能となる。
〔実施例〕
以下、本考案の実施例を図面を参照して説明す
る。
第1図は本考案の一実施例に係り、箸袋により
箸置きを形成した状態を示す斜視図、第2図は箸
袋に箸を挿入した状態を示す斜視図、第3図〜第
5図はそれぞれ箸袋の製作工程を示す斜視図、第
6図は箸袋を折り畳んで箸置きを形成する過程を
示す斜視図である。
この箸袋は、第2図に示すように矢印X方向に
長尺状をなす紙製の箸袋本体10からなり、箸袋
本体10の長手方向(矢印X方向)一端部側に
は、箸11(割り箸)を挿入する開口部12が備
えられる。箸袋本体10の長手方向(矢印X方
向)略中心位置には、箸袋本体10の他端部が、
矢印A(第2図参照)のように下側になるよう箸
袋本体10を2つ折り可能とする折り線13が形
成される。折り線13は箸袋本体10の表面に線
を表示して形成してもよく、またこのような表示
を行うことなく紙製の箸袋本体10を折り線形成
位置で折つた状態で圧力を加え、形成してもよ
い。
箸袋本体10の長手方向(矢印X方向)他端部
は下側に折り返され(第2図参照)、開口部12
より挿入された箸11の先端部が該折り返し部分
Pに当るようにしている。この箸袋本体10の折
り返し部分は、第4図に示すようにV字状にカツ
トされ、長手方向(X方向)に対する交差方向
(Y方向)の中心を基準とする左右位置にそれぞ
れ舌片14Aおよび14Bが形成されるようにし
ている。箸袋本体10のうち、長手方向(X方
向)の一端部側には、交差方向(Y方向)の中心
を基準とした左右位置にそれぞれ切込み15Aお
よび15Bが形成される。
箸袋本体10は第6図に示すように他端部側が
下側になるよう2つ折りにし、この状態で舌片1
4Aを切込み15Aに、また舌片14Bを切込み
15Bに挿入することで第1図に示すように箸置
きが形成可能となる。すなわち、箸袋本体10の
他端部側を折り返し部分Pで折曲げ、各舌片14
A,14Bを対応する切込み15A,15Bに挿
入し、保持させることにより、箸袋本体10を立
体的な三角形とすることができる。またこの状態
で対応する切込み15A,15Bに挿入された各
舌片14A,14Bは、各切込み15A,15B
部分から箸袋本体10の一端部側表面に突出可能
となる。こうして突出された各舌片14A,14
B間で第1図に示すよう箸11の先端部を保持自
在とすることができ、箸袋により箸袋置きが組立
形成可能となる。
次に、実施例に係る箸袋の形成過程を第3図〜
第5図に基づき説明する。先ず第3図に示すよう
に箸袋本体10を形成するための長方形の紙を矢
印B,Cに示すように順次折込む。次に、折込ま
れた箸袋本体10の他端部側部分を第4図に示す
ようにV字状に切除する。次いで箸袋本体10の
長手方向(X方向)中心に折り線13を形成し、
さらに他端部に折り返し部分Pを形成し、矢印D
方向(第4図参照)に折り返す。また、箸袋本体
10の一端側の2点鎖線(第4図参照)に示す位
置をカツター等で切除し、切込み15A,15B
を形成する。このようにして、第5図に示すよう
に箸置きを形成自在とする箸袋ができることとな
る。
次に、上記実施例の作用を説明する。
上記実施例に係る箸袋によれば、飲食前あるい
は酒を飲んでいる合い間に箸袋本体10を折り、
各舌片14A,14Bを対応する切込み15A,
15Bに挿入・保持させるという簡単な操作で箸
置きを形成することが可能となる。しかも、形成
された箸置きは突出する各舌片14A,14B間
で箸を脱落することなく保持することができ、取
扱い性に優れ、高級感がある。したがつて、陶磁
器製の箸置きを出さなくても、本考案に係る箸袋
を出せば十分足り、例えば陶磁器製の箸置きの不
具合である洗浄の必要性、持ち運びの際の注意等
に気使うことがない。また、箸置きを作る形成過
程の面白さから、従来(第7図の箸置き等)に比
べて利用者にサービス不足の印象を与えることが
ない。さらに、上記実施例に係る箸袋は、紙材等
にカツトまたは折り線等を施すことにより簡単に
形成され、製作コストも少なくて済む。これによ
り簡単かつ低コストで、さらに箸の先端部が容易
に脱落することのない箸置きを形成可能な、箸袋
を提供することが可能となる。なお、上記実施例
においては、舌片14A,14Bを箸袋本体10
の他端部側をV字状にカツトして形成している
が、U字状あるいは山形にカツトして形成するこ
ととしてもよい。また箸袋本体10の表面にレス
トランの店名や意匠を施してもよく、また裏面に
箸置きの作成順序を説明する説明書、図面を英文
や日本文で表示することとしてもよい。
〔考案の効果〕
以上のように、本考案によれば、簡単かつ低コ
ストで、さらに箸の先端部が容易に脱落すること
のない箸置きを形成可能な、箸袋を提供すること
ができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の第1実施例に係り、箸袋によ
り箸置きを形成した状態を示す斜視図、第2図は
箸袋に箸を挿入した状態を示す斜視図、第3図〜
第5図はそれぞれ箸袋の製作工程を示す斜視図、
第6図は箸袋を折り畳んで箸置きを形成する過程
を示す斜視図、第7図は従来の箸袋により箸置き
を形成した状態を示す斜視図である。 10……箸袋本体、11……箸、12……開口
部、13……折り線、14A,14B……舌片、
15A,15B……切込み。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 長尺状で長手方向一端部側に箸を挿入する開口
    部を備えた箸袋本体と、 箸袋本体を長手方向略中心で2つ折り可能とな
    るよう箸袋本体に形成される折り線と、 を備え、折り線の位置で折り畳んだ箸袋本体によ
    り箸置きを形成可能とする箸袋であつて、 箸袋本体の長手方向他端部側で、箸袋本体の長
    手方向に対する交差方向の中心を基準とする左右
    各位置にそれぞれ形成される舌片と、 折り線の位置で、長手方向他端部側が下側にな
    るよう2つ折りにされた箸袋本体の上記各舌片を
    保持可能とし、各舌片を箸袋本体の一端部側表面
    に突出可能とする切込みと、 を備え、2つ折りにされた箸置き本体の一端部側
    表面の切込みから突出される各舌片間で箸を保持
    自在とする箸置きを形成可能とした箸袋。
JP1988112190U 1988-08-29 1988-08-29 Expired - Lifetime JPH0523478Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1988112190U JPH0523478Y2 (ja) 1988-08-29 1988-08-29

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1988112190U JPH0523478Y2 (ja) 1988-08-29 1988-08-29

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0234448U JPH0234448U (ja) 1990-03-05
JPH0523478Y2 true JPH0523478Y2 (ja) 1993-06-16

Family

ID=31350904

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1988112190U Expired - Lifetime JPH0523478Y2 (ja) 1988-08-29 1988-08-29

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0523478Y2 (ja)

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS63175076U (ja) * 1987-05-01 1988-11-14

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0234448U (ja) 1990-03-05

Similar Documents

Publication Publication Date Title
USD440831S1 (en) Set of cutlery
KR20200123615A (ko) 일회용 컵 캐리어
JPH0523478Y2 (ja)
JP6741729B2 (ja) 箸置き兼用箸簡易包装紙
US20070067963A1 (en) Combination napkin and utensil holder
KR200451893Y1 (ko) 일회용 수저받침대
WO2007117067A1 (en) A disposable napkin
USD463221S1 (en) Eating utensil with toothpick incorporated therein
US20020029995A1 (en) Placemat and coaster set
JP6727739B1 (ja) エチケット箸袋
JP2510323Y2 (ja) ミシン目付き封筒
JP2002291646A (ja) 片手で広げられる折り畳んである敷き又は拭きペーパー
KR101707585B1 (ko) 수저받침으로 사용할 수 있는 물티슈 포장체
JP3096775U (ja) 持ち手付きファイル
JP2588121Y2 (ja) 割り箸
JPH054773Y2 (ja)
KR200315099Y1 (ko) 일회용 물수건이 내장된 수저받침대
JP2001333847A (ja) 割 箸
JP3003259U (ja) 食事用クロース
US20070119912A1 (en) Dining accessory presentation system
JPH0676157U (ja) 箸 袋
JP3076068U (ja) 卓上用広告器
KR20210002954U (ko) 일회용 수저 받침 및 이를 수용하는 박스
JP3090553U (ja) 箸 袋
KR910003584Y1 (ko) 다용도 물수건 받침구