JP6727739B1 - エチケット箸袋 - Google Patents

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Abstract

【課題】割りばしを衛生的に置ける箸置きと、食事中にテーブルの上に散乱する小さなゴミを手軽にまとめて捨てることのできるエチケット袋を備えた箸袋を提供する。【解決手段】箸置き機能10とゴミ処理機能20を備える箸袋であって、前記箸袋は、箸置き部11と、エチケット袋部21と、から構成され、前記箸置部と前記エチケット袋部とは切り取り部を介して分離可能であり、前記箸置部には、箸Hを挿通させるための挿通穴12を有し、該挿通穴の中心を通る折り曲げ部を山折りにすることによって得られるくぼみ14に前記箸を安定して載置可能とする前記箸置き機能と、前記エチケット袋部には、挿入口22を上向きに立てるための俟ち23を有して前記ゴミ処理機能を発揮させるための収容領域24を創出させる構成を採用した。【選択図】図3

Description

本発明は、お箸置き機能とゴミ収容機能を兼ね備えた箸袋の技術に関し、詳しくは、箸置きと、食事の際に出る箸、おしぼりの包装袋、爪楊枝、ナプキンやテッシュの手拭き等、小さなゴミをまとめて捨てることができるエチケット袋を兼ね備えた箸袋の技術に関するものである。
日常生活において、食事をする際に割りばしを使用する場面は多々ある。特にコンビニエンスストアでの買い物の際にはお弁当を買えば必ずついてくるものである。また、飛行機の機内サービスや新幹線などの車内サービスにおいても割りばしを使うのが通常である。通常食事をしようとするとき、まずは手拭きを使い割りばしを袋から取り出し、割ってから食べるのだが、このような場面において不便な事がたびたび出てくる。
例えば、割りばしを割った後に、屋外のテーブルに箸を置くのは衛生的とは言えず、躊躇する場面がよくある。こんな時に手軽な箸置きがあればと思う人が少なくない。また、食事の前に手を拭いたお手拭きや箸袋等がテーブルに散乱して不快な思いをすることがよくある。整然としたテーブルで食事ができたらより美味しく食事をすることができるのではないかと思う人も少なくない。最近の傾向としては、年齢性別を問わずきちんとしたマナーで食事をしたいと思う方も増え、箸を行儀よく置けて、なおかつ使用済みのお手拭き等が見えないように処理でき、清潔な環境で食事ができる箸置きとエチケット袋を兼ね備えた箸袋があれば便利といえる。
また、機内や車内のサービス、又は大衆の食事処等では、個々に小さなゴミが散乱し、提供者側としてはそれを片付けるには相当の労力が必要である。中には、食べ終わった丼や重、或いは碗に、これらのゴミを入れて帰るお客さんも多い。ゴミを1箇所に集めた方が処理する方の負担を減らせるという配慮かと思われる。しかし、食べ残しを飼料や肥料等の原材料として再生利用している場合などにおいては、不燃物のビニールや紙ナプキンの混入は避けなければならず、分別が必要になることも多い。これでは、却って処理者の負担を増やしてしまうことにもなりかねない。また、食品の食べ残しによる廃棄物については、発生抑制と減量化により最終的に処分される量を減少させるとともに、飼料や肥料等の原材料として再生利用するため、食品関連事業者(製造、流通、外食等)による食品循環資源の再生利用等を促進する必要もある。そこで、食べ残しとは別に、食事の際に生じる小さなゴミを回収してくれるエチケット袋を使う習慣ができれば、これらの労力も軽減されることとなると考えられる。
上記問題に鑑み、従来より、種々の技術提案がなされている。例えば、発明の名称を「収納袋および箸等置き」とする技術が開示されている(特許文献1参照)。具体的には、「箸等の食事用具や筆記具等を収納する収納袋と食事用具や筆記具等を置く箸等置きは、個別に分かれているため、個別に準備、保管する必要があり不便であった。本発明は、箸等の食事用具や筆記具等を収納する収納袋と箸等置きが一体になっているので個別に準備、保管する必要がなく、コンパクトかつ簡易に箸等置きが形成でき、状況に応じて収納袋と箸等置きが簡易に分離して使用可能となる構成の収納袋および箸等置き提供することを課題とし、解決手段として、「収納袋の後方を閉じ部とし、収納袋の先方に開口部を設け、収納袋の一端に箸等置き部を設け、収納袋の一部に切れ目を設ける。箸等置き部には挿入部と切れ込み部を設け、切れ込み部には折り曲げ部を設け、箸等置き部と収納袋の間には折り曲げ部兼切り取り線を設ける。」という技術である。しかしながら、特許文献1に記載の技術は、箸袋を利用して箸置きにするという点では共通するものの、箸置きに立ち上げるための切り込み部や折れ線など、細かい作業が必要となり、手先がおぼつかない幼児やご年配の方々には使用しづらいという難点がある。また、エチケット袋がついていないため、食事中に散乱するゴミの収集ができない。そのため、整然としたテーブルで気持ちよく食事をするという本発明の課題を解決するに至っていない。
また、発明の名称を「おりたたみ式スタンド付き箸袋の簡易箸置き」とする技術が開示されている(特許文献2参照)。具体的には、「箸置きが無い場合に、箸袋が手間入らずに簡易箸置きになり、箸袋のデザインや表示を隠さない折りたたみ式スタンド付き箸袋の簡易箸置きを提供することを課題とし、解決手段として、割り箸などを入れる箸袋にスタンドを設け、スタンドを起こし、箸袋を立てたところに箸をもたれさせることにより簡易箸置きになり、箸袋のデザインや表示を損なうことなく見せることが出来るのを特徴とする、折りたたみ式スタンド付き箸袋の簡易箸置き。」という技術である。しかしながら、特許文献2に記載の技術は、簡単に箸置きが作れるといった利点と、情緒的な絵を見ながら食事ができることは本願発明と共通する点はあるとしても、引用文献1と同様、エチケット袋がついていないため、食事中に散乱するゴミの収集ができない。そのため、整然としたテーブルで気持ちよく食事をするという本発明の課題を解決するに至っていない。
また、発明の名称を「箸置きおよび割りばし」とする技術が開示されている(特許文献3参照)。具体的には、「使い捨て可能であって、かつ衛生的に保管可能な箸置き及び割箸を提供する。」ことを課題とし、解決手段として、「箸置きは、短辺の長さが割箸の基端部の幅の1.5乃至3倍の矩形状の紙の短手方向の中心であって長手方向と平行な中心線を180度折曲し、折曲線の両外側の適位置で折曲線と平行に折曲線の折曲方向と反対の方向に90度折曲し、中心の折曲線の中央部分を細長い形状に切り落としたものである。なお、箸置きは、中心の折曲線の両端を三角形状に切り落とすことが好ましい。さらに、中心の折曲線の両側の重合部を互いに接着することも可能である。また、割箸は、箸置きの中心重合部分を割箸の割れ目に挿入した後、割箸とともに箸袋に収納する。」という技術である。しかしながら、特許文献3に記載の技術は、箸袋を箸置きに変えるという点では共通するものの、袋を開いたりすることは手間であり、説明書を読まないと作り方が難しい。食事を取る前の空腹時にこのような作業を強いることはかえってストレスとなり、気持ちよく食事をするといった本願発明の課題とは相違するものといえる。即ち、引用文献1、引用文献2と同様、に引用文献3にはエチケット袋がついていないため、食事中に散乱するゴミの収集ができない。そのため、整然としたテーブルで気持ちよく食事をするという本発明の課題を解決するに至っていない。
特開2018−114252号 特開2019−17963号 実用新案登録第3107101号
本発明は、割りばしを衛生的に置ける箸置きと、食事中にテーブルの上に散乱する小さなゴミを手軽にまとめて捨てられ気持ちよく食事ができるエチケット袋を備えた箸袋を提供することを課題とするものである。
本発明は、箸置き機能とゴミ処理機能を備える箸袋であって、前記箸袋は、箸置き部と、
エチケット袋部と、から構成され、前記箸置部と前記エチケット袋部とは切り取り部を介して分離可能であり、前記箸置部には、箸を挿通させるための挿通穴を有し、該挿通穴の中心を通る折り曲げ部を山折りにすることによって得られるくぼみに前記箸を安定して載置可能とする前記箸置き機能と、前記エチケット袋部には、挿入口を上向きに立てるための俟ちを有して前記ゴミ処理機能を発揮させるための収容領域を創出させる構成を採用する。
また、本発明は、前記折り曲げ部に折り曲げ用のミシン目加工を施した構成を採用することもできる。
また、本発明は、前記切り取り部に切り取り用のミシン目加工を施した構成を採用することもできる。
また、本発明は、前記俟ちに前記箸の先端を係止する係止穴が設けられている構成を採用することもできる。
本発明に係るエチケット箸袋によれば、衛生的とは言えない屋外のテーブルなどにおいても、容易に箸置きを作り、箸を直にテーブルに置くことなく衛生的に保つことができ、気持ちよく食事ができるという優れた効果を発揮する。
また、本発明に係るエチケット箸袋によれば、エチケット袋が俟ち付きであることからテーブルの上に自立させ、手拭きやその包装等、小さなゴミなどがテーブル上に散乱することなく飲食物提供事業者の労力を軽減することができるといった優れた効果を発揮する。
また、本発明に係るエチケット箸袋によれば、箸置きに描かれた情緒的な絵を見ることで、箸の文化を豊かな気持ちで受け入れることができ、外国人の方はもとより日本人においても日本文化のすばらしさを食事とともに味わえるといった優れた効果を発揮するものである。
なお、図面には富士山の頂上をくぼみに合わせて描いたものであるが、例えば本願発明に係るエチケット箸袋の収益の一部を富士山のゴミ収集ボランティア活動への寄付などを明記することで、係る活動支援に資することが可能になるという優れた効果を発揮するものである。
また、本発明に係るエチケット箸袋によれば、箸置き部の折り曲げ部を山折することにより挿通穴が箸を乗せるのに適したくぼみとなり、そのまま箸置きに変化させることができ、さらに、上部が開口し自立するエチケット袋により食事中に生じた小さなゴミ等を処理できることから、食事マナーを考慮した一連の振る舞いや身のこなしといった所作に導いてくれるという優れた効果を発揮する。係る効果は、小さな子供の食事マナー教育にも資することとなる。
本発明に係るエチケット箸袋の基本構成を説明する基本構成説明図である。 本発明に係るエチケット箸袋の分割した箸置き部とエチケット袋部を説明する構成説明図である。 本発明に係る分割した箸置き部とエチケット袋部の実施例を示したエチケット箸袋の実施例説明図である。 本発明に係る箸袋としての利用状態を説明する利用状態説明図である。
本発明は、割りばしを包む袋を分割して箸置きとエチケット袋という二つの便利なものを兼ね備えた構成を採用したことを最大の特徴とするものである。以下、図面に基づいて説明する。但し、係る図面に記載された形状や構成に限定されるものではなく、本発明の技術的思想の創作として発揮する効果の得られる範囲内で変更可能である。
図1は、本発明に係るエチケット箸袋の基本構成を説明する基本構成説明図である。以下各構成について説明する。
エチケット箸袋1は、箸置き機能10とゴミ処理機能20を備える箸袋30であって、前記箸袋30は、箸置き部11と、エチケット袋部21と、から構成され、前記箸置部11と前記エチケット袋部21とは切り取り部40を介して分離可能であり、前記箸置部11には、箸Hを挿通させるための挿通穴12を有し、該挿通穴12の中心を通る折り曲げ部13を山折りにすることによって得られるくぼみ14に前記箸Hを安定して載置可能とする前記箸置き機能10と、前記エチケット袋部21には、挿入口22を上向きに立てるための俟ち23を有して前記ゴミ処理機能20を発揮させるための収容領域24を創出させることを基本構成とするものである。以下、各構成について説明する。
箸置き機能10は、箸Hをテーブル等に直接置くことなく、衛生的に保つことのできる機能であり、切り取り部40から切り離して、折り曲げ部13を折り曲げることで発揮されるが、切り取り部40から切り離さなくとも、切り取り部40を谷折りすることによって箸置き機能10は発揮可能である。
箸置き部11は、箸袋の片側端部から切り取り部40から切り離される部分であり、略中心に挿通穴12を備えるとともに、該挿通穴12の中心を通るように山折線となる折曲げ部13を有し、折り曲げ部13より折り曲げて創出されるくぼみ14が箸Hを置くのに好適な形状となる。
挿通穴12は、箸袋として使用するときは箸を保持させるために挿入する穴となり、箸置きとして使用するときは、折曲げ部13により折り曲げられて創出されたくぼみ14となる。
折り曲げ部13は、箸置き部11の箸置き機能10を発揮させるために、山折りにする曲げ部であり、折り曲げやすいように折り曲げ用のミシン目加工15を施すことが望ましい。なお、係る折り曲げ部13を中心とする挿通穴12が真ん中から半分になるように折り曲げられることにより、箸置きに適したくぼみ14となる。
くぼみ14は、箸置き部11を作る際に箸袋の状態で箸Hを挿入していた穴部を真ん中から半分になるように折り曲げることでくぼみ14となり、箸Hを置くのに適した形状のくぼみのことである。
折り曲げ用のミシン目加工15は、箸置き部11を作る際に折り曲げ部を折り曲げやすいようにミシン目を入れる加工を施した部分をいう。なお、切り取り用のミシン目加工41と同様、又は、折り曲げのきっかけを作る程度のミシン目でよい。
ごみ処理機能20は、食事の際に出るゴミGを収集し、テーブルの上を常に衛生的に保つとともに、視覚的にも快適な状態で食事を取ることを可能とする機能である。
エチケット袋部21は、箸袋の箸置き部11と反対側端部から切り取り部40により切り離される部分であり、食事の際に出る小さなゴミを収容することができ、そのゴミを捨てやすくするためにテーブルに自立することを特徴とする俟ち23付き形状の袋である。
挿入口22は、切り取り部40により切り離されたエチケット袋部21の開口部であり、係る挿入口22から食事の際に不要になった使用済の爪楊枝やお手拭き等を挿入するための開口部である。
俟ち23は、エチケット袋部21をテーブルの上で安定して自立させるとともに収容領域24を確保する立体形状となるための俟ち23である。
収容領域24は、エチケット袋部21のゴミGを収集するための領域であり、折り曲げられて平面的に構成されているエチケット袋部21の俟ち23を広げることによって、新たに生まれる立体的に構成された空間領域である。
係止穴25は、挿通穴による箸Hの保持力を補助するために、箸Hの先端を係止するための穴部である。
箸袋30は、箸Hを衛生的に保つための袋であって、箸置き機能10とゴミ処理機能20を備え、箸置き部11と、エチケット袋部21とから構成されるものである。
切り取り部40は、箸袋を箸置き部11とエチケット袋部21とに分離させて使用する際に切り取るための境界となる部分である。
切り取り用のミシン目加工41は、箸置き部11とエチケット袋部21を容易に切り離せるように切り取り部40を切り取りやすいように、ミシン目を入れる加工を施した部分をいう。なお、折り曲げ用のミシン目加工15と同様、又は、繋ぎの間隔や切り欠きピッチを切り取りしやすくするように調整したミシン目加工とする。
箸Hは、食べ物を挟んで移動させるために用い、皿などの器にある料理を掴んで別の皿や自分の口に持って行くために用いられる道具である。
ゴミGは、使用済みの爪楊枝やお手拭き、おしぼりの包装袋、紙ナプキンやテッシュなど、食事の際に出るゴミGのことである。
装飾絵Sは、食事の際に日本情緒を楽しむための箸袋に施した絵のことである。本発明においては図面では富士山の頂上をくぼみ14に合わせて描いたものであるが、例えば本願発明に係るエチケット箸袋1の収益の一部を富士山のゴミ収集ボランティアの活動への寄付などを明記してもよい。
図2は、本発明に係るエチケット箸袋1の分割した箸置き部11とエチケット袋部21を説明する構成説明図であり、図2(a)は、箸置き部11とエチケット袋部21の分離前の状態を示し、図2(b)は、箸置き部11とエチケット袋部21が分離された後の状態を示している。係る分離は切り取り部40に施された切り取り用のミシン目加工41により、容易にできるものである。なお、図2(a)では底部の俟ち23及び側部の俟ち23が設けられる構成を示している。係る俟ち23を広げることによってエチケット袋部21の収容領域24を確保する。
図3は、本発明に係る分割した箸置き部11とエチケット袋部21の実施例を示したエチケット箸袋1の実施例説明図であり、図3(a)は、本発明に係るエチケット箸袋1の挿通穴12に箸Hを背面側から前面側に挿通し、箸Hの先端を俟ち23で保持している状態を示し、図3(b)は、切り取り部40に施された切り取り用のミシン目加工41より分離されたエチケット袋部21が俟ち23を広げることによってゴミGを処理するための収容領域24を創出させた状態を示し、図3(c)は、分離された箸置き部11のくぼみ14に箸Hが保持されるように載置された状態を示している。なお、この時、箸置き部11に富士山の装飾Sを施すことにより、日本的な情緒ある風情を想起させるといった効果を発揮させることが望ましい。
図4は、本発明に係る箸袋としての利用状態を説明する利用状態説明図であり、図4(a)は、背面側の挿通穴から箸Hをエチケット袋内に挿通させた状態を示し、図4(b)は、図4(a)のA―A断面図を示し、図4(c)は、背面側の挿通穴に箸Hをエチケット袋の全面側に挿通させ、且つ箸Hの先端を係止穴25に通して保持された状態を示し、図4(d)は、図4(c)のA−A断面図を示している。係る態様のように、箸Hは、本発明に係るエチケット箸袋1の前面側でも、エチケット袋内でもよく、その配置は自由に選択することができる。即ち、衛生面を考慮してエチケット袋内に箸Hを収納したり、漆塗り等がされた箸Hの美しさを見せる演出をするために、エチケット箸袋1の前面に箸Hを配置すること等が考えられる。
本発明に係るエチケット箸袋1によれば、個々が公共の食事処で衛生的に、マナーよく食事ができることと、食事処においても細かいゴミGの収集などに使う労力負担が軽減することとができ、また、箸置き部11に描かれた情緒ある絵を用いることによって、日本の文化である箸Hが海外の方々にも喜ばれるといった利点から、多くの需要が考えられる。よって産業上利用可能性は高いと思慮されるものである。
1 エチケット箸袋
10 箸置き機能
11 箸置き部
12 挿通穴
13 折り曲げ部
14 くぼみ
15 折り曲げ用のミシン目加工
16 稜線
20 ゴミ処理機能
21 エチケット袋部
22 挿入口
23 俟ち
24 収容領域
25 係止穴
30 箸袋
40 切り取り部
41 切り取り用のミシン目加工
H 箸
G ゴミ
S 装飾絵

Claims (4)

  1. 箸置き機能(10)とゴミ処理機能(20)を備える箸袋(30)であって、
    前記箸袋(30)は、
    置部(11)と、
    エチケット袋部(21)と、
    から構成され、
    前記箸置部(11)と前記エチケット袋部(21)とは切り取り部(40)を介して分離可能であり、
    前記箸置部(11)には、前記箸袋の長手方向に対し、箸(H)を挿通させるための略8の字を横にした形状の挿通穴(12)を有し、
    該挿通穴(12)の中心を通る折り曲げ部(13)を山折り及び前記切り取り部(40)を谷折りにすることによって得られるくぼみ(14)と段差により前記箸(H)をエチケット袋部(21)に載置した載置面よりも間隔を有して保持可能とする前記箸置き機能(10)と、
    前記エチケット袋部(21)には、挿入口(22)を上向きに自立させるとともに収容領域(24)を確保するために側部と底部に俟ち(23)を有したことによる前記ゴミ処理機能(20)を備えたことを特徴とするエチケット箸袋(1)。
  2. 前記折り曲げ部(13)に折り曲げ用のミシン目加工(15)を施したことを特徴とする請求項1に記載のエチケット箸袋(1)。
  3. 前記切り取り部(40)に切り取り用のミシン目加工(41)を施したことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載のエチケット箸袋(1)。
  4. 前記俟ち(23)に前記箸()の先端を係止する係止穴(25)が設けられていることを特徴とする請求項1から請求項3の何れかに記載のエチケット箸袋(1)。
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