JPH0523431A - パチンコ機の管理システム装置 - Google Patents

パチンコ機の管理システム装置

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JPH0523431A
JPH0523431A JP18480791A JP18480791A JPH0523431A JP H0523431 A JPH0523431 A JP H0523431A JP 18480791 A JP18480791 A JP 18480791A JP 18480791 A JP18480791 A JP 18480791A JP H0523431 A JPH0523431 A JP H0523431A
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JP
Japan
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pachinko machine
special
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ball
special game
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JP18480791A
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English (en)
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Kichihei Niiyama
吉平 新山
Koji Ito
広司 伊東
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Sophia Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 大当たりがあらかじめ設定した特別態様のと
きに限って特別遊技終了後の獲得賞球による継続遊技を
許可するパチンコ機について、その管理業務の合理化な
どを図るため、発生大当たり態様の確認やその後の打止
め処理などをすべて係員によらず、自動的に処理できる
ようにする。 【構成】 遊技球の入賞に基づき特定の大当たり条件が
成立したときに特別遊技の権利を発生する権利発生手段
Aと、この権利発生時に入賞率の大きい特別遊技状態に
変換する変動入賞装置Bを備えるパチンコ機の管理シス
テム装置において、特別遊技の終了時にパチンコ機専用
の球貸し機の排出作動を解除条件として打球発射装置の
駆動を停止する打止め制御手段Cと、特定の大当たり条
件の中でさらに特別態様を設定する特別態様設定手段D
と、その特別態様を表示するディスプレイ手段Eと、特
別態様の設定変更を行う入力操作手段Fと、特別遊技の
権利発生時の成立条件が特別態様かどうかを判定して特
別態様での特別遊技の終了時に打止め制御の解除信号を
出力する継続遊技の条件判定手段Gを設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明はパチンコ機の管理シス
テム装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来から遊技球の入賞に基づき特定の大
当たり条件が成立したときに特別遊技の権利を発生し、
変動入賞装置を変換して入賞率の大きい特別遊技を行わ
せるパチンコ機が知られている。この種のパチンコ機で
は原則として特別遊技によって獲得される賞球の遊技へ
の使用を禁止するのであるが、特定の大当たり条件の中
でさらに特別の大当たり態様をあらかじめ店内に掲示
し、その特別態様での特別遊技の終了後に限って獲得賞
球による継続遊技を許可することが多い。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】その場合、特別の大当
たり態様は日によって変更し、例えば紙に書いて貼りだ
すという掲示方法を取っている。また、特別遊技の権利
発生に伴いそのときの大当たりが特別態様かどうかの確
認はすべて店内の係員に任せている。係員は大当たり態
様の確認後、特別遊技での獲得賞球による継続遊技の可
否を遊技者に伝え、必要に応じてパチンコ機の打止め処
理を行うのであり、さらに遊技者が指示にしたがって獲
得賞球を景品に変えるのを監視すると共に、その後パチ
ンコ機の打止め処理を解除することになる。
【0004】しかしながら、店内の係員が少ないような
ときに例えば複数のパチンコ機で同時的に特別遊技が発
生すると、係員の確認業務などが遅れたりするため、大
当たりが特別態様でないにも拘わらず、特別遊技の獲得
賞球で継続遊技が行われることがあり、後でその有効性
をめぐって遊技者との間でトラブルを起こす恐れがあっ
た。また、特別の大当たり態様の掲示作業は面倒でもあ
り、掲示の交換を怠る心配もあった。
【0005】この発明はこのような問題点を解決するこ
とを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】そのため、この発明は図
1のように遊技球の入賞に基づき特定の大当たり条件が
成立したときに特別遊技の権利を発生する権利発生手段
Aと、この権利発生時に入賞率の大きい特別遊技状態に
変換する変動入賞装置Bを備えるパチンコ機の管理シス
テム装置において、特別遊技の終了時にパチンコ機専用
の球貸し機の排出作動を解除条件として打球発射装置の
駆動を停止する打止め制御手段Cと、特定の大当たり条
件の中でさらに特別態様を設定する特別態様設定手段D
と、その特別態様を表示するディスプレイ手段Eと、特
別態様の設定変更を行う入力操作手段Fと、特別遊技の
権利発生時の成立条件が特別態様かどうかを判定して特
別態様での特別遊技の終了時に打止め制御の解除信号を
出力する継続遊技の条件判定手段Gを設ける。
【0007】
【作用】パチンコ機は遊技球の入賞に基づき特定の大当
たり条件が成立すると特別遊技の権利を発生し、変動入
賞装置が入賞率の大きい特別遊技状態に変換する。これ
により、遊技者は特別遊技中に多数の賞球を獲得するこ
とが可能となる。また、遊技者はディスプレイ手段でそ
のときの大当たりが特別態様かどうかの確認によって継
続遊技の可否を知ることができる。
【0008】特別態様の大当たりの場合、特別遊技の終
了後に専用の球貸し機を使用しなくても打止め制御は解
除され、獲得賞球を遊技に使用することができる。特別
態様以外のときには打止め制御によって打球発射装置が
停止され、新たに球貸し機から貸し球を受けないと遊技
は再開できない。
【0009】したがって、店内の係員はパチンコ機の大
当たりの発生に伴う特別態様の確認およびその後の打止
め処理などを行わなくて済むため、小人数でも店内の管
理業務を十分に果すことができ、遊技者との継続遊技を
めぐるトラブルの発生も少なくなる。
【0010】特別態様はその入力操作によって容易に設
定変更可能であり、遊技者に間違いなく表示可能とな
る。
【0011】
【実施例】図2は店内の島設備の1つを表す斜視図で、
島設備1の壁面には多数のパチンコ機2が横1列に並べ
て片側の専用球貸し機3と共に据え付けられる。各パチ
ンコ機2は複数の記号(たとえば0〜9の数字)を可変
的に表示する可変表示装置と遊技球を受け入れやすい開
き状態に変換可能な変動入賞装置を遊技盤に備え、遊技
球の入賞によって作動する可変表示装置の停止記号の組
み合わせが特定の大当たり態様(たとえば333,55
5,777など)のときに特別遊技の権利が発生すると
共に、その権利発生中に変動入賞装置が開き状態に変換
して入賞率の大きい特別遊技を行わせるようになってい
る。
【0012】島設備1の内側には各パチンコ機2裏側の
賞球タンクおよび各球貸し機3にパチンコ球を導く球供
給樋と、各パチンコ機からのアウト球や入賞球を導く球
回収樋が配設される。各パチンコ機2には排出賞球を計
数する賞球検出手段と回収球を計数する回収球検出手段
が、また各球貸し機には排出貸し球を計数する貸し球検
出手段が設けられる。
【0013】島設備1壁面の各パチンコ機2上部には情
報表示器4が配設される。情報表示器4は図3のように
ケース5の店内に面する外側に情報画面6を遊技者から
見やすく下向きの傾斜状態に取り付けたもので、画面枠
7の上部には中央に係員の呼び出しランプ8が、その左
右に特別遊技の権利発生中に明るく点滅する大当たりラ
ンプ9と大当たりが後述する特別態様のときに同じく点
滅するラッキーランプ10が配置される。呼び出しラン
プ8は情報画面6下方の呼び出しボタン13を押すと点
灯し、もう一度押すと消灯する。
【0014】情報画面6は上下二段に仕切られ、上部が
パチンコ機の大当たりの特別態様の表示部11に、下部
が遊技状況に応じた各種メッセージの表示部12に形成
される。なお、ケース内5にはランプ9〜10の駆動回
路や情報画面6の画面処理装置などが収納される。
【0015】これらのパチンコ機2の情報表示器4およ
び打球発射装置などを制御するのが図4の中央管理装置
20で、遊技店の管理室に設置される。中央管理装置2
0はパチンコ機2の可変表示器の大当たり態様の中でさ
らに特別態様(特別遊技終了後の獲得賞球による継続遊
技を許可する記号の組み合わせを表すもので、ラッキー
ナンバーと称する)の設定機能を備えるコンピュータ2
1と、パチンコ機2の賞球検出手段ならびに回収球検出
手段と球貸し機の貸し球検出手段からの入力信号(カウ
ント値)などを管理データとして収集する記憶装置22
と、コンピュータ21の設定ラッキーナンバーなどを含
めて記憶装置22内のデータの集計結果を印字するプリ
ンタ23とから構成される。
【0016】図5は管理システム全体のブロック構成を
示すもので、各パチンコ機2には賞球検出手段30なら
びに回収球検出手段31のほかに、可変表示装置の変換
動作(補助遊技状態)を検出する補助遊技状態検出手段
32と、可変表示装置の停止時の大当たり態様(図柄)
の確認信号を出力する大当たり図柄信号出力手段33
と、変動入賞装置への所定時間の開き信号などを出力す
る大当たり信号出力手段34が設けられる。35は打球
発射装置である。
【0017】中央管理装置20は各パチンコ機2の情報
表示器4を制御する各種表示制御手段40〜42と、ス
ピーカ43による店内放送を制御する自動放送制御手段
45を備え、これらを含めて打止め制御手段46および
データ収集手段47などに各種の指令を出力するラッキ
ーナンバー判定手段48と、ラッキーナンバーの設定手
段49が設けられる。
【0018】ラッキーナンバー設定手段49は必要に応
じた設定態様(設定モード)で例えばパチンコ機毎にも
ラッキーナンバーを設定可能なもので、その設定態様を
表示する確認用の表示手段50と、ラッキーナンバーの
設定変更を行う入力操作手段51が設けられる。設定ラ
ッキーナンバーはその設定表示制御手段40を介して情
報表示器4のラッキーナンバー表示部11に表示され
る。
【0019】ラッキーナンバー判定手段48は各パチン
コ機2からの大当たり信号の入力時にラッキーナンバー
設定手段49からそのパチンコ機2の設定ラッキーナン
バー信号を受けて、これがパチンコ機2の大当たり図柄
信号出力手段33の図柄信号と一致するかどうかを判定
する。
【0020】ラッキーナンバー信号と大当たり図柄信号
が一致する場合、メッセージ表示制御手段41が情報表
示器4のメッセージ表示部12に継続遊戯の表示を行
い、また自動放送制御手段45がスピーカ43を通して
ラッキー大当たりの発生を店内放送する。
【0021】打止め制御手段46は発射制御手段52を
介して各パチンコ機の打球発射装置35の特別遊技終了
後の打止め処理を実行するもので、非ラッキーナンバー
の判定信号の入力時は打止め処理後の球貸し機3の排出
作動を条件に打球発射装置35の停止を解除すると共
に、ラッキーナンバーの判定信号の入力時には打止め処
理を無条件に解除する。
【0022】データ収集手段47はラッキーナンバーの
判定手段48からの入力信号を含めて各パチンコ機2の
賞球検出手段30ならびに回収球検出手段31と球貸し
機3の貸し球検出手段53からの入力信号をデータ処理
して記憶するもので、ラッキーナンバーでの特別遊技の
終了後の継続遊技中を除きパチンコ球の不正使用判定手
段54にオン信号(判定要求)を出力する。
【0023】不正使用判定手段54はデータ収集手段4
7からの判定要求を受けて各パチンコ機2毎にその排出
賞球および排出貸し球以外のパチンコ球の遊技への不正
使用を監視すると共に、不正使用の判定時に発射制御手
段52を介してパチンコ機2の打球発射装置35を停止
させる。
【0024】メッセージ表示制御手段41は遊技状況に
応じて各種の情報ならびに指示を情報表示器4のメッセ
ージ表示部12に表示する。ラッキーランプ制御手段4
2はラッキーナンバーでの特別遊技の権利発生中に同じ
くラッキーランプ10を点滅させる。情報表示器4の大
当たりランプ9はパチンコ機2からの大当たり信号を受
けて特別遊技の権利発生中に点滅する。
【0025】なお、図4においてコンピュータ21は本
体24とモニタ25とキーボードと26からなり、本体
24内にはCPU、ROM、RAMなどが納められ、R
OMに定めたプログラムデータに基づいて各種の制御処
理を実行するのである。
【0026】図6はキーボード26のラッキーナンバー
入力操作時に使用するキー部分の構成を示すもので、ラ
ッキーナンバーの設定指令を入力するための設定スイッ
チ60と、設定態様(設定モード)を選択するための選
択スイッチa〜cと、主にパチンコ機2に関する各種の
番号やラッキーナンバーを入力するためのテンキー61
と、各種の番号やラッキーナンバーの入力セットを行う
ためのセットスイッチ62が設けられる。
【0027】次に、ラッキーナンバー設定時の制御内容
を図7〜図10のフローチャートに基づいて説明する。
図7は設定制御のメインフローを示すもので、電源の投
入処理によりプログラムメニューをモニタ25に表示す
ると共に、設定スイッチ60がオンすると、ラッキーナ
ンバーの設定処理の開始表示に続いて次の入力操作を促
す指示をモニタ25に表示する(1.01〜1.0
3)。テンキー61の“1”が入力されると更新処理に
入り、“0”が入力されると前回の設定データをそのま
まセットする(1.04〜1.06)。
【0028】テンキー61の“1”の入力により設定モ
ードの選択指示をモニタ25に表示する(1.07)。
選択スイッチの“a”がオンするとパチンコ機1台毎の
設定処理を、スイッチ“b”がオンすると島設備単位の
設定処理を、スイッチ“c”がオンすると全台一括の設
定処理を行う(1.08〜1.13)。
【0029】そして、ラッキーナンバーのセット後に各
パチンコ機2の情報表示器4への送信処理および通常の
管理処理に入る(1.14,1.15)。
【0030】パチンコ1台毎の設定処理は図8のように
選択スイッチ“a”のオンにより台毎の設定処理の開始
表示に続いてラッキーナンバーの入力操作を促す指示を
モニタ25に表示する(2.01,2.02)。テンキ
ー61の数字入力に応じてモニタ25に入力数字を表示
すると共に、テンキー61の“/”の入力により表示数
字をラッキーナンバーとして確定表示する(2.03〜
2.06)。
【0031】そして、セットスイッチ62がオンする
と、これをラッキーナンバーとして使用するパチンコ機
2の台番号の入力指示をモニタ25に表示する(2.0
7,2.08)。テンキー61の数字入力に応じてモニ
タ25に入力数字を表示すると共に、テンキー61の
“/”の入力により表示数字を台番号として確定表示す
る(2.10〜2.13)。
【0032】例えば、モニタ25画面には図11のよう
に店内の全パチンコ機2が台番号を付けて表示され、設
定ラッキーナンバーを使用する台番号の入力により該当
するパチンコ機2がスクリーンで表される。
【0033】この台番号の設定動作はセットスイッチ6
2がオンするまで繰り返し行われ、セットスイッチ62
のオン(セット入力)により残るパチンコ機2の設定処
理に移り、全台の設定完了まで何回でもラッキーナンバ
ーの設定動作へとリターンする(2.09〜2.1
4)。
【0034】島設備1単位の設定処理は図9のように選
択スイッチ“b”のオンにより島設備1単位の設定処理
の開始表示に続いて、まずラッキーナンバーの設定動作
を1台毎の設定処理の場合と同じく行う(3.01〜
3.07)。次にラッキーナンバーのセット入力により
これをラッキーナンバーとして使用する島設備1の島ナ
ンバーの入力指示をモニタ25に表示する(3.07,
3.08)。
【0035】テンキー61の数字入力に応じてモニタ2
5に入力数字を表示すると共に、テンキー61の“/”
の入力により表示数字を島ナンバーとして確定表示する
(3.10〜3.13)。この時のモニタ画面25には
例えば図12のように店内の島設備1が島ナンバーを付
けて表示され、設定ラッキーナンバーを使用する島ナン
バーの入力により該当する島設備がスクリーンで表され
る。
【0036】この島ナンバーの設定動作はセット入力が
あるまで繰り返し行われ、セット入力により残る島設備
1の設定処理に移り、全島設備の設定完了まで何回でも
ラッキーナンバーの設定動作へとリターンする(3.0
9〜3.14)。
【0037】全台一括の設定処理は図10のように選択
スイッチ“c”のオンにより全台一括の設定処理の開始
表示に続いてラッキーナンバーの入力指示をモニタ25
に表示する(4.01,4.02)。テンキー61の数
字入力に応じてモニタ25に入力数字を表示すると共
に、テンキー61の“/”の入力により表示数字をラッ
キーナンバーとして確定表示する(4.03〜4.0
6)。
【0038】そして、このラッキーナンバーの設定動作
はセットスイッチ62がオンするまで繰り返し行われ、
セットスイッチ62のオンにより表示ナンバーを全台一
括のラッキーナンバーとして設定する(4.07)。
【0039】図13〜図17は各パチンコ機に対する打
止め処理を説明するフローチャートで、各情報表示器4
のラッキーナンバー表示部11にはそれぞれ設定処理後
のラッキーナンバーが送信表示される。
【0040】遊技球の入賞に基づき作動する可変表示装
置の停止記号の組み合わせが大当たり態様となり、特別
遊技の権利が発生すると、情報表示器の大当たりランプ
9を点滅させると同時に大当たり態様がラッキーナンバ
ーかどうかを判定する(5.01〜5.03)。
【0041】非ラッキーナンバーの判定時には大当たり
フラグの“1”を立て、大当たりの祝福メッセージを情
報表示器4のメッセージ表示部12に表示すると共に、
大当たりの発生をスピーカで店内放送する(5.04〜
5.06)。ラッキーナンバーの判定時には情報表示器
4のラッキーランプ10をさらに点滅させ、同じくメッ
セージ表示部12にラッキー大当たりの祝福メッセージ
を表示すると共に、ラッキーナンバーフラグの“1”を
立て、ラッキー大当たりの発生をスピーカで店内放送す
る(5.07〜5.10)。
【0042】なお、通常時には情報表示器4のメッセー
ジ表示部12に来店感謝のメッセージなどを表示する一
方、可変表示装置の表示変換中は大当たりの発生を念じ
るメッセージを表示する(5.11〜5.12)。
【0043】大当たりフラグが“1”の場合には特別遊
技の終了時(権利の消滅時)に大当たりフラグを“0”
にリセットすると共に、大当たり終了フラグの“1”を
立てる(5.14〜5.17)。また、大当たりランプ
9を消灯し、特別遊技による獲得賞球(出球)の景品と
の交換を促す店内放送をスピーカで行うと共に、同じ内
容のメッセージを情報表示器のメッセージ表示部に表示
する(5.18〜5.20)。さらに、パチンコ機2の
打球発射装置35を停止し、発射OFFフラグの“1”
を立て、大当たり終了タイマを起動する(5.21〜
5.23)。
【0044】そして、大当たり終了フラグが“1”のと
きに大当たり終了タイマのタイマアップにより大当たり
終了フラグを“0”にリセットすると共に、情報表示器
4のメッセージ表示部12に球貸しを受けてからその球
で再度の遊技に臨むように注意するメッセージを表示す
る(5.25〜5.27)。大当たり終了タイマの作動
中には可変表示装置の変換表示により再度大当たりが発
生するかどうかを判定し、大当たりの発生時にのみ打球
発射装置35の停止状態を解除すると共に、発射OFF
フラグを“0”にリセットする(5.28〜5.3
1)。
【0045】発射OFFフラグが“1”になると、専用
球貸し機3の作動により貸し球の排出があったときに打
球発射装置35の停止状態を解除すると共に、発射OF
Fフラグを“0”にリセットし、パチンコ機2の遊技可
能を告げるメッセージを情報表示器4のメッセージ表示
部12に表示する(5.32〜5.36)。
【0046】ラッキーナンバーフラグが“1”の場合に
は特別遊技の終了時(権利の消滅時)にラッキーナンバ
ーフラグを“0”にリセットすると共に、ラッキー大当
たり終了フラグの“1”を立てる(5.37〜5.4
0)。また、大当たりランプ9とラッキーランプ10を
消灯し、特別遊技による獲得賞球(出球)の景品との交
換することなく継続遊技が楽しめる旨の店内放送をスピ
ーカで行うと共に、同じ内容のメッセージを情報表示器
4のメッセージ表示部12に表示する(5.41〜5.
44)。さらに、パチンコ機2の打球発射装置35を停
止し、発射OFFフラグの“1”を立て、ラッキー大当
たり終了タイマを起動する(5.45,5.46)。
【0047】ラッキー大当たり終了フラグが“1”のと
きにラッキー大当たり終了タイマのタイマアップにより
打球発射装置35の停止状態を解除すると共に、ラッキ
ー大当たり終了フラグを“0”にリセットし、情報表示
器4のメッセージ表示部12に通常時のメッセージを表
示する(5.47〜5.51)。大当たり終了タイマの
作動中には可変表示装置の変換表示により再度大当たり
が発生するかどうかを判定し、大当たりの発生時にのみ
打球発射装置35の停止解除と発射OFFフラグのリセ
ットなどを行う(5.52)。
【0048】さらに、図18はパチンコ球不正使用の監
視処理を説明するフローチャートで、特別遊技の終了時
にその特別遊技がラッキー大当たりに因るものかどうか
を判定し、ラッキー大当たりなら継続遊技フラグを
“0”に、非ラッキー大当たりなら継続遊技フラグを
“1”にする(6.01〜6.04)。また、専用球貸
し機3の作動により継続遊技フラグの“1”を立てる
(6.05,6.06)。
【0049】そして、継続遊技フラグが“1”の場合に
はそのパチンコ機2からの回収球数と球貸し機3の排出
貸し球数およびパチンコ機の排出賞球数のカウントを実
行し、回収球数が貸し球数と賞球数との合計数を越える
と、パチンコ球の不正使用を判定するのであり、不正判
定時には打球発射装置35を停止し、持ち球をすべて景
品に交換してから遊技に臨むように警告する店内放送を
スピーカで行うと共に、同じ内容のメッセージを情報表
示器4のメッセージ表示部12に表示し、発射OFFフ
ラグの“1”を立てる(6.07〜6.15)。
【0050】次に、全体的な作用を説明する。遊技店側
は開店に合わせてその日のラッキーナンバーを中央管理
装置20のコンピュータ21に入力操作することにな
る。入力操作はモニタ25を確認しながらキーボード2
6を打つことで容易に行える。その場合、設定モードの
選択スイッチa〜cにより店内のパチンコ機2にラッキ
ーナンバーを全台一括あるいはパチンコ機1台毎もしく
は島設備単位に設定でき、さらにテンキー61の“1”
と“0”の選択により前回の設定データをそのまま使用
することも可能である。
【0051】設定ラッキーナンバーはそれぞれ対応する
パチンコ機2の情報表示器4に表示される。したがっ
て、遊技者とっては情報表示器4のラッキーナンバーが
パチンコ機1台毎または島設備単位で異なる場合にラッ
キーナンバーから遊技台を選択するという楽しみがひと
つ増えることになる。
【0052】遊技に入り、遊技球の入賞に基づき可変表
示装置が作動し、その停止図柄が特定の大当たり態様に
なると、特別遊技の権利が発生する。これに伴って変動
入賞装置が入賞率の大きい特別遊技状態に変換するの
で、遊技者はこの特別遊技中に多数の賞球を獲得するこ
とができる。
【0053】また、可変表示装置の大当たり態様がラッ
キーナンバーに該当するときには情報表示器4の大当た
りランプ9のほかにラッキー大当たりランプ10が明る
く点滅すると共に、店内放送とメッセージ表示から特別
遊技の終了後に獲得賞球を使用する継続遊技が楽しめる
と知ることができる。
【0054】ラッキー大当たりの場合、特別遊技の終了
後に専用の球貸し機3を使用しなくても打止め制御は無
条件に解除され、獲得球での継続遊技が可能となる。非
ラッキーナンバーの大当たりのときには特別遊技終了後
の打止め処理によってパチンコ機2の打球発射装置35
が停止され、新たに球貸し機3から貸し球を受けないと
遊技は再開できない。
【0055】また、ラッキー大当たりでの特別遊技の終
了後の継続遊技中以外ではパチンコ球の遊技への不正使
用の監視機能が働き、その回収球数が貸し球数と賞球数
との合計数を越えると、パチンコ球の不正使用を判定す
るのであり、不正判定時には打球発射装置35を停止
し、すべての持ち球を景品に交換してから遊技に臨むよ
うに警告する店内放送と、同じ内容のメッセージ表示が
なされる。つまり、特別遊技終了後に球貸し機3から貸
し球を受けて遊技を開始しても、特別遊技の獲得賞球も
しくは持ち込み球を使用すれば、直ちに打球発射装置3
5が停止されるのであり、したがってパチンコ球の不正
使用を有効に防止できる。
【0056】なお、管理記憶装置20にはパチンコ機に
関する各種データ(パチンコ機の排出賞球数ならびに回
収球数、球貸し機の排出貸し球数、大当たりの発生およ
びその発生態様など)が収集され、その集計結果はプリ
ンタ23にて印字される。
【0057】このように、パチンコ機の大当たりの発生
に伴う大当たり態様の確認およびその後の打止め処理、
さらにパチンコ球の遊技への不正使用の監視などが店内
の係員によらず、すべて自動的に処理できるので、店内
業務の合理化(係員の小人数化など)が図れる。また、
従来のように係員の確認業務の遅れから特別遊技後の継
続遊技の有効性をめぐるトラブルの発生もなくなる。
【0058】さらに、ラッキーナンバーの設定は中央管
理装置20の入力操作によって容易に変更可能であり、
パチンコ機2側と管理装置20側の表示に齟齬を生じる
こともない。
【0059】
【発明の効果】以上のとおりこの発明によれば、遊技球
の入賞に基づき特定の大当たり条件が成立したときに特
別遊技の権利を発生する権利発生手段と、この権利発生
時に入賞率の大きい特別遊技状態に変換する変動入賞装
置を備えるパチンコ機の管理システム装置において、特
別遊技の終了時にパチンコ機専用の球貸し機の排出作動
を解除条件として打球発射装置の駆動を停止する打止め
制御手段と、特定の大当たり条件の中でさらに特別態様
を設定する特別態様設定手段と、その特別態様を表示す
るディスプレイ手段と、特別態様の設定変更を行う入力
操作手段と、特別遊技の権利発生時の成立条件が特別態
様かどうかを判定して特別態様での特別遊技の終了時に
打止め制御の解除信号を出力する継続遊技の条件判定手
段を設けたので、店内の係員はパチンコ機の大当たりの
発生に伴う特別態様の確認およびその後の打止め処理な
どを行わなくて済むため、小人数でも店内の管理業務を
十分に果たすことができ、遊技者との継続遊技をめぐる
トラブルの発生も少なくなる。
【0060】また、大当たりの特別態様は入力操作によ
って容易に設定変更でき、遊技者に間違いなく表示可能
となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の構成図である。
【図2】この発明の実施例を示す島設備の斜視図であ
る。
【図3】同じく情報表示器の斜視図である。
【図4】同じく中央管理装置の斜視図である。
【図5】同じく管理システム全体のブロック構成図であ
る。
【図6】同じくキーボードの一部構成図である。
【図7】同じくラッキーナンバー設定制御を説明するフ
ローチャートである。
【図8】同じくラッキーナンバー設定制御を説明するフ
ローチャートである。
【図9】同じくラッキーナンバー設定制御を説明するフ
ローチャートである。
【図10】同じくラッキーナンバー設定制御を説明する
フローチャートである。
【図11】同じくラッキーナンバー設定時のモニタ表示
例を示す説明図である。
【図12】同じくラッキーナンバー設定時のモニタ表示
例を示す説明図である。
【図13】同じく打止め処理の制御内容を説明するフロ
ーチャートである。
【図14】同じく打止め処理の制御内容を説明するフロ
ーチャートである。
【図15】同じく打止め処理の制御内容を説明するフロ
ーチャートである。
【図16】同じく打止め処理の制御内容を説明するフロ
ーチャートである。
【図17】同じく打止め処理の制御内容を説明するフロ
ーチャートである。
【図18】同じくパチンコ球の不正使用監視処理の制御
内容を説明するフローチャートである。
【符号の説明】
1 島設備 2 パチンコ機 3 球貸し機 4 情報表示器 20 中央管理装置 21 コンピュータ 22 管理記憶装置 23 プリンタ A 特別遊技の権利発生手段 B 変動入賞装置 C 打止め制御手段 D 特別態様設定手段 E ディスプレイ手段 F 入力操作手段 G 条件判定手段

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 遊技球の入賞に基づき特定の大当たり条
    件が成立したときに特別遊技の権利を発生する権利発生
    手段と、この権利発生時に入賞率の大きい特別遊技状態
    に変換する変動入賞装置を備えるパチンコ機の管理シス
    テム装置において、特別遊技の終了時にパチンコ機専用
    の球貸し機の排出作動を解除条件として打球発射装置の
    駆動を停止する打止め制御手段と、特定の大当たり条件
    の中でさらに特別態様を設定する特別態様設定手段と、
    その特別態様を表示するディスプレイ手段と、特別態様
    の設定変更を行う入力操作手段と、特別遊技の権利発生
    時の成立条件が特別態様かどうかを判定して特別態様で
    の特別遊技の終了時に打止め制御の解除信号を出力する
    継続遊技の条件判定手段を設けたことを特徴とするパチ
    ンコ機の管理システム装置。
  2. 【請求項2】 前記条件判定手段の結果を受けて前記デ
    ィスプレイ手段に継続遊技の可否を表示する表示制御手
    段を備えることを特徴とする請求項1に記載のパチンコ
    機の管理システム装置。
  3. 【請求項3】 前記条件判定手段の結果を受けて継続遊
    技の可否を放送する店内放送制御手段を備えることを特
    徴とする請求項1に記載のパチンコ機の管理システム装
    置。
  4. 【請求項4】 遊技球の入賞に基づき特定の大当たり条
    件が成立したときに特別遊技の権利を発生する権利発生
    手段と、この権利発生時に入賞率の大きい特別遊技状態
    に変換する変動入賞装置を備えるパチンコ機の管理シス
    テム装置において、特別遊技の終了時にパチンコ機専用
    の球貸し機の排出作動を解除条件として打球発射装置の
    駆動を停止する打止め制御手段と、特定の大当たり条件
    の中でさらに特別態様を設定する特別態様設定手段と、
    その特別態様を表示するディスプレイ手段と、特別態様
    の設定変更を行う入力操作手段と、特別遊技の権利発生
    時の成立条件が特別態様かどうかを判定して特別態様で
    の特別遊技の終了時に打止め制御の解除信号を出力する
    継続遊技の条件判定手段と、パチンコ機の排出賞球およ
    び回収球と専用球貸し機の排出貸し球との関係からパチ
    ンコ球の不正使用を監視する不正監視手段を備えること
    を特徴とするパチンコ機の管理システム装置。
  5. 【請求項5】 前記不正監視手段はパチンコ機からの回
    収球を計数する検出手段と、パチンコ機の一般入賞口へ
    の入賞に基づく排出賞球を計数する検出手段と、パチン
    コ機の専用球貸し機の排出貸し球を計数する検出手段
    と、これらのカウント値をデータとして収集するデータ
    処理手段と、このデータをもとに特別態様での特別遊技
    の終了後の継続遊技中を除きそのパチンコ機の排出賞球
    および専用球貸し機の排出貸し球以外のパチンコ球の遊
    技への不正使用を判定する不正判定手段とから構成され
    ることを特徴とする請求項4に記載のパチンコ機の管理
    システム装置。
  6. 【請求項6】 前記不正判定手段は回収球の数が排出賞
    球と貸し球の合計数より大きくなったときに不正を判定
    することを特徴とする請求項5に記載のパチンコ機の管
    理システム装置。
  7. 【請求項7】 前記不正判定手段は不正判定時に持ち球
    の交換を促すディスプレイ表示および店内放送を指令す
    ることを特徴とする請求項5に記載のパチンコ機の管理
    システム装置。
  8. 【請求項8】 前記不正判定手段は不正判定時に打球発
    射装置の駆動を停止させることを特徴とする請求項5に
    記載のパチンコ機の管理システム装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014166300A (ja) * 2013-01-30 2014-09-11 Takao Co Ltd 封入式遊技機
JP2014213016A (ja) * 2013-04-26 2014-11-17 株式会社高尾 封入式遊技機

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JP2014166300A (ja) * 2013-01-30 2014-09-11 Takao Co Ltd 封入式遊技機
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