JP2008272002A - 遊技場用管理システム - Google Patents

遊技場用管理システム Download PDF

Info

Publication number
JP2008272002A
JP2008272002A JP2007115590A JP2007115590A JP2008272002A JP 2008272002 A JP2008272002 A JP 2008272002A JP 2007115590 A JP2007115590 A JP 2007115590A JP 2007115590 A JP2007115590 A JP 2007115590A JP 2008272002 A JP2008272002 A JP 2008272002A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
setting
state
signal
gaming machine
set value
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2007115590A
Other languages
English (en)
Other versions
JP5177834B2 (ja
Inventor
Masateru Kawahara
雅輝 川原
Toshiyuki Nosaka
利之 野坂
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Daikoku Denki Co Ltd
Original Assignee
Daikoku Denki Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Daikoku Denki Co Ltd filed Critical Daikoku Denki Co Ltd
Priority to JP2007115590A priority Critical patent/JP5177834B2/ja
Publication of JP2008272002A publication Critical patent/JP2008272002A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5177834B2 publication Critical patent/JP5177834B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Slot Machines And Peripheral Devices (AREA)

Abstract

【課題】設定値が変更されるような不正を直接的に管理すると共に、設定値が遊技者に漏れる可能性がある状況も管理可能な遊技場用管理システムを提供する。
【解決手段】スロットマシンが遊技モードから設定値変更可能状態に切替えられたときは、スロットマシン側から電源信号に続けて設定信号が出力され、設定値確認状態に切替えられたときは、設定信号が単独で出力される。従って、管理装置は、電源信号を受信してから設定時間以内に設定信号の受信を開始したときは(S9:YES)、設定値変更可能状態になったと判断して設定変更フラグをセットし(S11)、単独で設定信号の受信を開始したときは(S9:NO)、設定値確認状態になったと判断して設定確認フラグをセットする(S17)。従って、各フラグの状態に基づいて設定値変更可能状態、或いは設定値確認状態を区別して管理することができる。
【選択図】図7

Description

本発明は、複数段階の出玉率に対応する複数段階の設定値のうち何れか1つを選択して設定する設定手段の設定値を変更可能な状態である設定値変更可能状態と、設定手段の設定値を報知する状態である設定値確認状態とに変更可能な遊技機を管理対象とした遊技場用管理システムに関する。
遊技場に設置される遊技機において、設定値を変更することにより出玉率を調節可能な遊技機がある。この設定値は、営業中に設定値を変更することは現行法では認められていないので、営業時間外に限り遊技場の管理者により変更される。
設定値の操作受付部は遊技機の内部に設けられており、設定キーと呼ばれる特殊な鍵を使用してのみ変更が可能であるが、不当に利益を得る目的でこの設定キーを入手し、設定値を変更した上で遊技を行う遊技者を検知するため、設定値が変更された場合に遊技機の制御部において設定値変更を認識し、設定値変更信号を出力する遊技機が提案されている(特許文献1参照)。このように設定値変更信号が出力されれば、その遊技機に対する電源の供給を禁止するなどの対策が可能となるため非常に有効である。
特開2006−255179号公報
ところで、遊技場では、集客や、遊技機の稼動を促進させる目的で、所定条件が成立した場合(所定時刻となった場合や、特定の遊技状態を満たした場合など)に、設定値を遊技者に報知するサービスが行われており、実際に遊技機に設定されている設定値を遊技者に確認させる場合もあるが、このようなサービスを行わない場合や、上記所定条件が満たされていない場合において、遊技者に設定値を把握されてしまうと、出玉率の高い設定値が設定されている遊技機のみに遊技が集中し、遊技場が意図しない不利益を被る場合がある。
しかしながら、遊技機の設定値変更可能状態は、設定キーと電源スイッチに対する操作の組合せで設定すると共に電源スイッチのオフ状態では設定キーの状態を出力できないのに対して、設定値確認状態は、設定キーに対する操作のみで切替えることができることから、単に設定キーの位置の情報を取得するだけでは、それらの状態を区別することができないという問題がある。
このような事情から、遊技機の設定値変更可能状態と設定値確認状態とを区別して管理できれば、遊技機に対する不正、或いは設定値が遊技者に漏れる可能性がある状況を管理することが可能となるが、実現できていないのが実情である。
本発明は上記事情に鑑みてなされたもので、その目的は、設定値が変更されるような不正を直接的に管理すると共に、設定値が遊技者に漏れる可能性がある状況も管理可能な遊技場用管理システムを提供することにある。
本発明は、複数段階の出玉率に対応する複数段階の設定値のうち何れか1つを選択して設定する設定手段と、遊技機を遊技可能状態から所定状態に切替えるための所定の操作を受付ける操作受付手段とを備え、前記操作受付手段及び電源に対する操作の組合わせである第1の操作に応じて前記設定手段の設定値を変更可能な状態である設定値変更可能状態と、前記操作受付手段に対する第2の操作に応じて前記設定手段の設定値を報知する状態である設定値確認状態とに変更可能な遊技機を管理対象とした遊技場用管理システムであって、前記遊技機側から送信され、前記遊技機が設定値変更可能状態、或いは前記設定値確認状態である場合に継続的に送信される設定信号と、前記遊技機の電源がオンとなった場合に送信される電源信号とを受信する受信手段と、前記受信手段が前記設定信号を受信した場合に、当該設定信号の受信が電源信号を受信してから設定時間以内の受信であるときは、当該遊技機が前記設定値変更可能状態になったと判定する一方、前記設定信号の受信が電源信号を受信してから設定時間以内の受信でないときは、当該遊技機が前記設定値確認状態になったと判定する判定手段と、前記判定手段の判定結果に基づいて、前記遊技機の設定値変更可能状態と設定値確認状態とを管理する管理手段とを備えたものである(請求項1)。
上記構成において、前記遊技機から出力される信号を入力し、当該入力信号に対応した信号を前記受信手段へと送信する端末入力装置を備え、前記遊技機は、前記第1の操作は前記操作受付手段を第1の状態として電源をオンする操作であり、前記第2の操作は電源がオン状態で前記操作受付手段を前記第1の状態とする操作であり、さらに前記操作受付手段が前記第1の状態となった場合、及び前記第1の状態が解除された場合に、遊技機設定信号を出力するように構成され、前記端末入力装置は、前記遊技機から前記遊技機設定信号を入力してから前記遊技機設定信号を入力するまで、前記設定信号を継続的に送信し、前記判定手段は、前記設定値確認状態であると判定している場合に前記受信手段が前記電源信号を受信したときに、前記遊技機が前記設定値変更可能状態になったと判定するものである(請求項2)。
また、前記受信手段は、遊技場の従業員を特定可能な識別情報を受信可能に構成され、前記判定手段は、前記設定値確認状態であると判定した場合に、当該設定値確認状態と前記識別情報との対応付けが可能であるかを判定し、前記管理手段は、前記判定手段により前記設定値確認状態と前記識別情報との対応付けが可能であると判定された場合に、前記設定値確認状態と前記識別情報とを対応付けて管理するものである(請求項3)。
また、前記管理手段が前記設定値確認状態と前記識別情報とを対応付けて管理する場合に、前記設定値確認状態となってからの遊技情報をさらに設定値確認状態と関連付けて管理するものである(請求項4)。
請求項1の発明によれば、遊技機に対して第1の操作を行うと、遊技機が設定値変更可能状態となるので、設定手段に対する操作により設定値を変更することができる。また、第2の操作を行うと、遊技機が設定値確認状態となるので、遊技者に対するサービスとして設定値を報知するサービスを行うことができる。
このように遊技機が設定値変更可能状態或いは設定値確認状態となると、その間は設定値信号が継続して遊技機側から出力される。また、設定値変更可能状態は、電源をオンすることにより設定される上に、電源のオフ状態では設定値信号を出力することができず、電源をオンしたタイミングで電源信号に続けて設定信号を出力することから、判定手段は、設定信号の受信が電源信号を受信してから設定時間以内の受信であるときは、当該遊技機が前記設定値変更可能状態になったと判定する一方、設定信号の受信が電源信号を受信してから設定時間以内の受信でないときは、当該遊技機が設定値確認状態になったと判定する。従って、管理手段は、判定手段の判定結果に基づいて、遊技機の設定値変更可能状態と設定値確認状態とを区別して管理することができるので、遊技機に対する不正、及び設定値が遊技者に漏れる可能性がある状況に確実に対処することができる。
請求項2の発明によれば、操作受付手段を第1の状態として電源をオンしたときに設定値変更可能状態となり、電源がオン状態で操作受付手段を第1の状態としたときに設定値確認状態となり、さらに操作受付手段が第1の状態となった場合、及び第1の状態が解除された場合に、遊技機設定信号を出力するように構成された遊技機に対応することができる。
請求項3の発明によれば、遊技場の営業中に遊技機が設定値確認状態となるのは、従業員が遊技者の要望に応じて操作した場合、設定値が不正に変更されていないかを確認するために操作した場合、従業員が遊技者と共同で不正するために操作した場合であるから、従業員が操作する場合に、設定値確認状態と操作した従業員の識別情報とを対応付けることにより、従業員が関わる不正にも対処することが可能となる。
請求項4の発明によれば、遊技者と従業員とが共同で不正を行う場合は、従業員が遊技機を設定値確認状態とすることにより遊技機の設定値を確認し、高設定値となっている遊技機で遊技させることから、設定値確認状態となってからの遊技情報を確認することにより、不正の可能性を判断することができる。
以下、本発明の一実施例について図面を参照して説明する。
図1には、遊技場用システムの概略的構成が示されている。この図1において、遊技場の遊技島には、スロットマシン(遊技機に相当)1及び台間メダル貸機2が1対1で対応して設置されている。スロットマシン1の上方には、データ送受信の中継機能を備えた遊技機端末3が設置されている。遊技機島内には、2台の遊技機端末3に対応してデータ送受信等を行う中継装置4が設けられている。スロットマシン1に対応して端末入力装置5が設けられており、スロットマシン1は、端末入力装置5、中継装置4及びLAN6を介して管理装置(受信手段、判定手段、管理手段に相当)7に接続されている。
図3にはスロットマシン1の正面外観が示されている。この図3において、スロットマシン1の正面には表示窓8が設けられており、遊技者は表示窓8を通じて内部に設けられたリール9の図柄を視認可能となっている。この場合、図柄は、左リール9a、中リール9b及び右リール9cの各円周面に描かれており、それら各リール9a〜9cの停止状態では表示窓8の上段、中段及び下段に対応して図柄が表示されるようになっている。表示窓8には合計5本(上段、中段、下段に対応した横3本及び対角線配置された2本)の入賞ライン(図3では破線にて示す)が施されていると共に、表示窓8の側方には有効化された入賞ラインを表示する有効ライン表示部10が設けられており、当り図柄がいずれかの入賞ライン上に揃ったときに対応する入賞が発生するようになっている。
表示窓8の上方にはボーナス中におけるメダルの払出し進捗状態などの種々の情報を表示する液晶表示部11、スピーカ12等が設けられている。表示窓8の下方には、クレジットメダルのベットを行うMAXBETボタン13、クレジットメダルの精算を行う精算ボタン14、メダルを投入するメダル投入口15が設けられており、これらの下方にはスタートレバー16、左ストップボタン17a、中ストップボタン17b及び右ストップボタン17cが設けられている。表示窓8の右方位置には、払出メダル数を表示する払出数表示部18及びクレジットメダル数を表示するクレジット数表示部19が設けられている。
スロットマシン1は、一連のゲーム開始操作、つまり、遊技者がメダルをメダル投入口15に投入した状態、或いはクレジットメダルをMAXBETボタン13に対する操作により賭けた状態でスタートレバー16が操作されたときは、内部抽選及び各リール9a〜9cの回転動作を開始し、各ストップボタン17a〜17cの操作、或いは上限時間の経過に応じて各リール9a〜9cが停止して1ゲームが終了するようになっている。内部抽選の結果が当りであった場合には、内部抽選により当選した当り役に対応したフラグ(ビッグボーナスフラグ、レギュラーボーナスフラグ、小役フラグ、リプレイフラグ、チャレンジタイムフラグ)をオンし(成立させ)、そのフラグに基づいていわゆるすべり制御(引込制御)を含む停止制御(各リール9a〜9cをフラグの種類に応じた当り図柄あるいは外れ図柄で停止させる制御)を行い、その当り図柄に応じた枚数のメダルを受皿に放出するようになっている。
当り図柄としては、B.B(ビッグボーナス)図柄、R.B(レギュラーボーナス)図柄、小役図柄、リプレイ図柄、C.T(チャレンジタイム)図柄などが設定されている。
この場合、上記内部抽選により大当りとしてのB.B及びR.Bに当選する各確率は、図5に示すように「設定1」〜「設定6」に対応した6段階の設定値(「複数段階の出玉率に対応する複数段階の設定値」に相当)の中から予め選択的に設定されるものである。B.B及びR.Bに当選する各確率は、設定値が高くなるに従って内部抽選確率も高くなるように設定されており、「設定6」の大当り確率が最も高いので出玉率も高く、遊技者にとって最も有利な設定値となっている。
尚、小役確率、リプレイ確率、C.T確率については、全ての設定値で共通に設定されている。また、C.T中は、ゲーム毎に各リールの引込図柄数を抽選で決定すると共に、その引込図柄数の引込制御を実行し、所定の払出枚数に達すると終了する。例えば、左リールの引込図柄数が3の場合は、左リールのストップボタンが押された位置から3図柄を引込んで停止させる。つまり、遊技者による目押操作を許可するもので、スロットマシンによる引込制御の介入を行わないようになっている。
図4は、上記したスロットマシン1の電気的な構成を機能ブロック図として示している。制御部20は、CPU21、ROM22、不揮発性RAM23、I/O24などを備えたマイクロコンピュータにより構成されており、上記したスタートレバー16、左ストップボタン17a、中ストップボタン17b、右ストップボタン17c、MAXBETボタン13及び精算ボタン14から各操作信号を入力すると共に、メダル投入口15に投入されたメダルの真贋及び数量を判定する投入メダル検知部25から投入メダル検知信号を入力する。
スロットマシン1には、ドアの開放状態で操作可能な設定モード切替部(操作受付手段に相当)26が設けられている。この設定モード切替部26には、従業員が携帯する設定キー27を差込んで回転操作することにより「遊技」モードと「設定」モード(「第1の状態」に相当)とに切替操作可能となっており、通常は「遊技」モードに設定されている。設定モード切替部26は、現在のモードを示すモード信号を制御部20へ出力する。設定ボタン(設定手段に相当)28は、操作されたことを示す設定値変更信号を制御部20へ出力する。電源スイッチ29は、オン状態でスロットマシン1への給電状態となると共にオン状態であることを示す電源オン信号を制御部20へ出力する。ドア開閉検知部30は、スロットマシン1の前面のドアが開放されたことを示す開放検知信号を制御部20へ出力する。
制御部20は、上記した各リール9a〜9cに対応する各リール用モータ31a〜31cを駆動させるリール駆動部32、各リール9a〜9cに設けられた基準位置片の通過を検知する各センサ33a〜33cからの検知信号に基づいて基準位置を検知する基準位置検知部34、上記したスピーカ12を駆動させる音声出力部35、受皿にメダルを放出するメダル払出部36、上記した液晶表示部11、有効ライン表示部10、払出数表示部18、クレジット数表示部19を接続している。
制御部20は、ROM22に記憶した制御プログラム及び上記した各入力信号に基づいて、リール駆動部32、音声出力部35、メダル払出部36、液晶表示部11、有効ライン表示部10、払出数表示部18、クレジット数表示部19の動作を制御すると共に、アウト信号、セーフ信号、B.B信号、R.B信号、C.T信号、その他の信号を生成して端末入力装置5へ出力する構成となっている。
制御部20は、設定モード切替部26からのモード信号、電源スイッチ29からの電源信号に基づいて、後述するように設定値確認状態か設定値変更可能状態かを判断すると共に、設定値変更可能状態であると判断したときは、現在の設定値をクレジット数表示部19に表示すると共に、設定ボタン28からの設定値変更信号の受信に応じてクレジット数表示部19に表示する設定値を1〜6の順に変更し、スタートレバー16が操作されたところで現在の表示設定値を不揮発性RAM23に設定値として記憶更新するようになっている。
図6には、遊技機端末3の正面図が示されている。遊技機端末3の中央部にはスロットマシン1の稼動データを表示する情報表示部37が設けられている。情報表示部37にはリモコン受信部38が設けられ、情報表示部37に隣接した左右位置には情報切替ボタン39及び呼出ボタン40が設けられている。リモコン受信部38は、従業員が携帯する図示しないリモコンからリモコンIDを受信するためのものである。情報表示部37の両側にはランプ部41が設けられている。ランプ部41は、第1〜第3ランプ部41a〜41cから構成されている。第1ランプ部41aはB.B時に点滅し、呼出ボタン40押下げ時に点灯する。第2ランプ部41bは設定値確認状態時に点滅する。第3ランプ部41cは設定値変更可能状態に点滅する。
図2は、スロットマシン1、端末入力装置5、中継装置4の各機器間の接続状態を示している。この図2において、スロットマシン1と端末入力装置5との間は、複数の接点出力線と1本のコモン出力線と1本のデータ通信線とで接続されている。
スロットマシン1は、以下のような信号を出力するようになっている。
(1)アウト信号(1メダル投入(1クレジットメダルの投入を含む)毎に1パルス出力)*但し、出力タイミングはメダルの使用確定(スタートレバー16操作)時
(2)セーフ信号(1メダル払出毎に1パルス出力)
(3)B.B(ビッグボーナス)信号(B.B期間中にレベル信号出力)
(4)R.B(レギュラーボーナス)信号(R.B期間中にレベル信号出力)
(5)C.T(チャレンジタイム)信号(C.T期間中にレベル信号出力)
(6)ドア開放開始/終了信号
(7)ホッパー開始/終了信号
(8)設定開始/終了信号
(9)セレクト開始/終了信号
(10)電源信号(電源オン時に1パルス出力)
上記(6)〜(9)に関しては、スロットマシン1が対応する状態となった場合に開始信号、当該状態が解除された場合に終了信号を出力するようになっている。
接点出力線は、上記(1)〜(5)の信号を出力するためのもので、各信号に対して1本ずつ設定されており、端末入力装置5は、電源の非給電状態でも出力するようになっている。データ信号線は、上記(6)〜(10)の信号をシリアル転送方式にて出力するようになっており、電源スイッチ29のオン状態で出力するようになっている。この場合、上記(8)の設定信号に関しては、スロットマシン1の電源がオフの状態では出力されないことから、スロットマシン1は、電源スイッチがオンした場合に設定モード切替部が設定モードとなっていた場合は、上記(10)の電源信号に続けて(例えば2秒以内に)設定開始信号を出力するようになっている。
端末入力装置5は、電源線により電源を供給可能に構成され、上記(1)〜(5)の信号に関しては入力信号を対応する信号送信線に電源の供給の有無に関わらずそのまま送信し、上記(6)〜(10)の信号に関しては、電源の供給を条件として入力信号の種別を判断して下記(6)〜(10)の対応する信号を信号送信線に送信するようになっている。
(6)ドア開放信号(ドア開放中にレベル信号送信)
(7)ホッパー信号(ホッパーエラー(メダル詰りや貯留メダルが零)中にレベル信号送信)
(8)設定信号(設定モード切替部が設定モードとなっているときにレベル信号送信)
(9)セレクト信号(コインセレクタのエラー中(メダル詰りを生じた場合)にレベル信号送信)
(10)電源信号(電源オン時に1パルス送信)
中継装置4は、管理装置7のメーカ毎に異なる装置であるのに対して、端末入力装置5は、全てのスロットマシン1に共通して設けられるので、新台入替を行う場合の配線作業の負担を軽減することができる。
尚、以下の説明では、スロットマシン1から出力される信号と端末入力装置5から出力される信号とを区別するために、スロットマシン1から出力される信号の先頭に「遊技機」を付加する。
一方、台間メダル貸機2は中継装置4を介して管理装置7と接続され、中継装置4は遊技機端末3とデータ通信線を介して接続されている。
管理装置7は、スロットマシン1から端末入力装置5及び中継装置4を介して与えられる信号に基づいて各スロットマシン1についての各種の稼動データの集計を行い、その集計結果のうち所定のデータを遊技機端末3での表示動作に供すると共に、スロットマシン1の設定値変更可能状態と設定値確認状態とを区別して管理するようになっている。
次に上記構成の作用について説明する。
遊技者によるスロットマシン1の設定値に関する不正としては、スロットマシン1に設定されている設定値を不正に確認したり、スロットマシン1に設定されている設定値を不正に変更したりすることが想定され、このような状態を管理することが望ましいことから、管理装置7は、通常のスロットマシン1の管理処理に加えて、スロットマシン1が設定値確認状態、或いは設定値変更可能状態となったことを区別して管理するために設定状態判定処理を実行する。
図7は、管理装置7の設定状態判定処理を示すフローチャートである。この図7において、管理装置7は、設定変更フラグがセットされているか(S1)、タイマ作動中か(S2)、電源信号を受信したか(S5)、設定確認フラグはセットされているか(S16)、設定信号を受信開始したか(S8)を判断している。尚、設定変更フラグ及び設定確認フラグはリセットされているものとする。
遊技者がスロットマシン1の設定値を不正に確認する場合は、スロットマシン1のドアを従業員に見つからないように素早く開放してから、設定モード切替部26に不正に入手した設定キー27を差込んで回すことにより「遊技」モードから「設定」モードに切替える(「第2の操作」に相当」。
スロットマシン1の制御部20は、設定モード切替部26が「設定」モードに切替えられた状態では、クレジット数表示部19へ現在設定されている設定値を表示する。これにより、不正な遊技者は、スロットマシン1に設定されている設定値を確認することができるので、設定モード切替部26を「設定」モードから「遊技」モードに切替えてからスロットマシン1のドアを閉じる。
スロットマシン1の制御部20は、設定モード切替部26が「設定」モードに切替えられたときは、遊技機設定開始信号を出力し、「遊技」モードに切替えられたときは、遊技機設定終了信号を出力する。
端末入力装置5は、スロットマシン1から遊技機設定開始信号を入力したときは、設定信号(レベル信号)を出力し、遊技機設定終了信号を入力したときは、設定信号(レベル信号)の出力を終了する。
管理装置7は、端末入力装置5から設定信号を受信開始したときは(S8:YES)、タイマ作動中かを判断する(S9)。このとき、タイマは作動中ではないので(S9:NO)、設定確認フラグをセットし(S17)、設定信号の受信を終了したかを判断してから(S12)、ステップS1に移行する。そして、設定確認フラグがセットされた状態では(S16:YES)、設定信号の受信開始を判断するのに代えて、設定信号の受信を終了したかを判断するようになり(S12)、設定信号の受信を終了したときは(S12:YES)、設定確認フラグをリセットすると共に(S13)、設定変更フラグをリセットしてから(S14)、ステップS1に移行することにより上述した動作を繰返す。
一方、管理装置7は、設定状態判定処理におけるフラグの状態を監視しており、上述したように設定確認フラグがセットされたときは、設定確認が行われたことを管理者に報知する一方、設定状態履歴に新規にレコードを作成し、設定確認フラグがセットされた時刻及びリセットされるまでの状態時間を管理する。
図8は、設定状態履歴の一例を示しており、No.1のレコードに、「時刻」として「10:00」、「遊技機ID」として「516」、「種別」として「確認」、「状態時間」として「3秒」、「内容」として「不正」が記憶される。尚、「稼動率」とは、後述するように従業員による確認操作の場合に記憶される項目である。
このようにして、管理装置7が作成する設定状態履歴によりスロットマシン1に対する設定確認に関する不正を管理することができる。尚、図8,9等の帳票類は、管理装置7において、印字或いは表示出力が可能である。
尚、上述のようにスロットマシン1の設定値を不正に確認した遊技者は、設定値が高い場合は、そのまま遊技を継続することにより多数のメダルを不正に獲得することが可能となる。また、スロットマシン1の設定値が低い場合は、台移動し、移動したスロットマシン1の設定値を同様に不正に確認するようになる。
一方、遊技者がスロットマシン1の設定値を不正に変更する場合は、従業員に見つからないようにスロットマシン1のドアを素早く開放し、電源スイッチ29をオフしてから、設定モード切替部26に不正に入手した設定キー27を差込み、「遊技」モードから「設定」モードに切替えた状態で電源スイッチ29をオンする(「第1の操作」に相当)。
スロットマシン1は、「設定」モードが設定された状態で電源スイッチ29がオンしたときは、「設定」モードであると判断し、現在の設定値をクレジット数表示部19に表示する。このとき、スロットマシン1は、電源スイッチ29がオンしたことを示す遊技機電源信号及び設定モードが設定されていることを示す遊技機設定開始信号を端末入力装置5へ出力する。
端末入力装置5は、遊技機電源信号及び遊技機設定開始信号を入力したときは、電源信号(パルス信号)を出力してから、所定時間以内(例えば2秒以内)に設定信号(レベル信号)を出力する。
管理装置7は、図7に示すように電源信号を受信したときは(S5:YES)、設定確認フラグがセットされているかを判断する(S6)。このとき、設定確認フラグはリセットされているので(S6:NO)、タイマ(例えば2秒)の作動を開始すると共に(S7)、設定信号の受信を開始したかを判断してから(S8)、ステップS2に移行する。このとき、タイマが作動中であることから(S2:YES)、タイマがタイムアップしたか(S3)、設定信号の受信を開始したか(S8)を判断する。設定信号を受信開始したときは(S8:YES)、タイマが作動中かを判断する(S9)。設定信号の受信タイミングではタイマは作動中であるので(S9:YES)、タイマを停止すると共に(S10)、設定変更フラグをセットし(S11)、設定信号の受信を終了したかを判断してから(S12)、ステップS1に移行する。そして、設定変更フラグがセットされている状態では(S1:YES)、設定信号の受信を終了するかを判断する(S12)。
不正な遊技者は、設定ボタン28を操作することによりクレジット数表示部19に表示されている設定値を最高の設定値である「6」としてから、スタートレバー16を操作することにより設定値を確定する。次に、電源をオフすると共に、設定モード切替部26を「設定」モードから「遊技」モードに切替えてから、電源をオンし、設定キー27を抜いてから、スロットマシン1のドアを閉鎖する。これにより、スロットマシン1は設定値が「6」に設定された状態で遊技可能状態となるので、不正な遊技者は、スロットマシン1で遊技を行うことにより多数のメダルを不正に獲得することが可能となる。
管理装置7は、上述のように設定値変更可能フラグがセットされたときは、設定変更が行われたことを管理者に報知する一方、設定状態履歴に新規にレコードを作成し、設定値変更可能フラグがセットされた時間及びリセットされるまでの時間を管理する。
図8に示す例では、No.2のレコードに、「時刻」として「10:05」、「遊技機ID」として「325」、「種別」として「変更」、「状態時間」として「5秒」、「内容」として「不正」が記憶される。
このようにして、管理装置7が作成する設定状態履歴によりスロットマシン1に対する設定変更に関する不正を管理することができる。
ところで、遊技場の営業中に遊技機が設定値確認状態となるのは、従業員が所定の遊技条件を満足した遊技者の要望に応じてスロットマシン1に設定されている設定値を確認させるために操作した場合、或いは設定値が不正に変更されていないかを確認するために操作した場合である。このため、このような場合にも管理装置7が不正であると管理した場合には、適切な操作であるにも関わらず不正として管理してしまうことになり、管理に不具合を生じる。
そこで、従業員は、遊技者に対してスロットマシン1の設定値を知らせるサービスを行う場合は、携帯する図示しないリモコンを遊技機端末3へ向けて操作する。これにより、当該リモコンに設定されているリモコンID(「従業員を特定可能な識別情報」に相当)が遊技機端末3へ送信される。このリモコンIDは、遊技機端末3から端末入力装置5を通じて遊技機IDと共に管理装置7へ送信される。尚、従業員が携帯するリモコンは従業員毎に規定されているものとする。
リモコンを操作した従業員は、スロットマシン1のドアを開放してから、設定モード切替部26に設定キー27を差込んで回すことにより「遊技」モードから「設定」モードに切替える。この場合、リモコンを操作してから設定モード切替部26を切替えるまでの時間が所定時間内(例えば20秒以内)となるように素早く操作する。
管理装置7は、従業員IDを受信してから所定時間内に設定信号を受信したときは、設定状態履歴に新規にレコードを作成し、「内容」としてリモコンIDに対応した従業員IDを記憶する。
図8に示す例では、NO.3のレコードに、「内容」として「従業員02」が記憶される。この場合、「稼動率」は、営業終了時となって初めて記憶されるものであることから、レコード作成時に記憶されることはない。この「稼動率」とは、スロットマシン1の設定値が切替えられてから閉店するまでの該当スロットマシン1の稼動率のことで、スロットマシン1が連続して稼動した場合に消費されると予測されるメダル数に対して実際に消費されたメダル数の比率である。つまり、従業員が遊技者と共同して不正を行うような場合は、従業員が通常の設定値確認操作を行うことによりスロットマシン1の設定値を確認し、高設定値のスロットマシン1で仲間の遊技者を不正に閉店まで遊技させると考えられることから、設定値確認状態となってから閉店までの稼動率を求め、稼動率が通常の稼動率よりも過度に高い場合は、従業員が不正に関わっていると推測できるからである。尚、稼動率を閉店時まで出力しない構成とせずに、営業中の所定時間までの稼動率、或いは設定状態履歴の出力時点までの稼動率を出力する構成としても良い。
スロットマシン1の制御部20は、設定モード切替部26が「設定」モードに切替えられた状態では、クレジット数表示部19へ現在設定されている設定値を表示する。これにより、遊技者は、スロットマシン1に設定されている設定値を確認することができる。従業員は、遊技者に設定値を確認してもらったときは、設定モード切替部26を「設定」モードから「遊技」モードに切替えてから、スロットマシン1のドアを閉じる。
このようにスロットマシン1が遊技可能状態となった場合は、設定値は表示されないが、設定モード切替部26を「設定」モードとした期間のみ、設定値確認状態となり、設定値を確認することができるものの、設定値の変更を行うことはできない。
スロットマシン1を設定値変更可能状態に切替えるには、設定値確認状態(設定モード切替部26が「設定」モード)のまま、電源スイッチ29をオフからオンするようにしてもよい。この場合、管理装置7は、図7に示すように電源信号を受信した際に(S5:YES)、設定確認フラグがセットされているので(S6:YRS)、設定確認フラグをリセットする一方で(S15)、設定変更フラグをセットするようになる(S11)。
設定モード切替部26を「遊技」モードに切替えた状態で電源スイッチ29をオンした場合も、タイマが作動開始するものの、このような場合、管理装置7は、設定信号を受信開始することなくタイムがタイムアップするので(S3:YES)、タイマを停止してから(S4)、ステップS5に移行する。
尚、本実施例では、所定時刻である21時以降においては、遊技者にスロットマシン1の設定値を確認させる設定公開サービスを実行していることから、21時以降は設定値を公開している可能性が高いと共に、残り営業時間も少なく被害も少ないことが想定されるため、設定確認を管理対象から除外するようにしている。このような管理により、設定公開サービスと設定確認が行なわれる状況が混在することにより、管理が極めて煩雑となってしまうことを防ぐことが可能となる。
管理者は、営業終了後にスロットマシン1に対する不正状態を分析したい場合は、管理装置7に対して設定状態の集計を指示する。管理装置7は、設定状態の集計の指示に応じて設定状態集計を実行する。
図9は、管理装置7の設定状態集計を示す一例である。この図9において、設定状態集計として、設定値確認回数及び設定値変更回数を管理すると共に、確認回数に関しては、設定値確認を行った従業員の内訳を管理する。
従って、図8に示す設定状態履歴及び図9に示す設定状態集計を分析することにより、スロットマシン1の設定値に関する遊技者或いは従業員による不正を管理することができる。つまり、従業員による操作の場合に、異常な回数、時刻、稼動情報を確認した場合は、従業員による不正が想定される。
図8に示す例では、NO.3のレコードにおいて、ID「02」の従業員により設定値確認操作が行われ、それ以降から閉店まで稼動率が通常よりも過度に高いことから、従業員による不正が想定される。
図9に示す例では、営業時間内の管理対象時間に設定値確認が18回行われ、そのうち従業員による確認操作ではない不正が1回、従業員IDが「01」の従業員による設定値確認操作が13回、「02」の従業員による設定値確認操作が3回、「03」の従業員による設定値確認操作が2回であることが分る。従って、IDが「01」の従業員による設定値確認操作が異常に多く、不正が想定される。また、営業時間内の管理対象時間に設定値変更の不正回数が3回行われたことを確認することができる。勿論、一日だけの集計や履歴のみでは、偶然による誤った判断を行う可能性があるので、管理装置7においては複数日分の集計や履歴を管理し、管理者においてはそれらを分析することで、その偶然性を回避可能となる。
尚、設定値変更回数に関しては、営業時間内に従業員により設定値変更操作が行なわれる可能性がないので、営業中に設定変更可能状態となった場合には、リモコンIDの受信の有無に関わらず不正と判定する。このような管理を実現するために、営業時間(例えば9時から22時)を予め設定する。
このような実施例によれば、スロットマシン1において営業時間内に行なわれる設定値に関する不正として、端末入力装置5から出力される設定信号及び電源信号に基づいて設定値確認状態と設定値変更可能状態とを区別して管理すると共に、営業時間内での設定値変更可能状態、或いは従業員のリモコン操作を伴わない設定値確認状態は不正として管理するようにしたので、遊技機の設定値変更可能状態と設定値確認状態とを区別して管理できない従来例のものと違って、スロットマシン1に対する不正、或いは設定値が遊技者に漏れる可能性がある状況に確実に対処することができる。
しかも、従業員のリモコン操作を伴う設定値確認状態に関しては、従業員IDと対応付けて管理するようにしたので、従業員が関わる不正にも対処することができる。さらに、設定値確認状態となってからの稼動率を従業員による設定確認と関連付けて管理するようにしたので、従業員が関わる不正をも判断することができる。
(変形例)
本発明は、上記実施例に限定されることなく、次のように変形または拡張できる。
閉店中、管理者が設定値を変更する場合に、設定値確認状態、或いは設定値変更可能状態を報知しても煩わしいだけなので、営業中以外の時間帯においては報知を行わないように構成しても良いし、管理対象自体から除外しても良い。この場合、設定値変更操作自体はごく短時間で行われるが、不定期であるため、閉店中の時間帯において、管理装置7等の操作に応じて開始し、所定の設定時刻(開店1時間前等)となった場合、また、解除操作があった場合に終了する監視状態を設定し、この監視状態以外で判定した設定値確認状態、或いは設定値変更可能状態については報知及び管理対象から除外し、監視状態である場合のみの状況を報知及び管理する構成としてもよい。更に、監視状態中において、電源信号とドア開放信号とを監視するようにしても良い。即ち、設定変更行為はスロットマシン1のドアを開放してから操作するので、ドア開放信号を受信してから、所定時間以内に電源信号を入力した場合に異常と判定するようにしても良い。尚、外部から一括して遊技島の電源を投入する運用とすれば、ドアを開けなくとも電源を投入できるので、ドア開放信号を受信せずに電源信号を受信した場合は異常なしと判定し、正常に電源を投入した場合に異常検出を行わないようにしても良い。
状態報知の手段としては、表示だけでなく、場内アナウンス等の音声や、プリンタ等で印字することにより報知しても良い(遊技機における設定値の報知も同様)。
設定確認後の稼動情報について、稼動率(実際のアウトとその期間において使用可能な最大アウトとの比率)を例に挙げたが、アウト数、セーフ数、ボーナス回数等、他のどのような遊技情報を管理するように構成しても良い。特に出玉数(セーフ−アウト)や、粗利情報を管理すれば、遊技場の損失をより顕著に確認できる。この場合、管理装置7側で設定値を入力操作して、その設定値と対応付けて遊技情報を管理すれば、同一の設定値であっても、従業員が確認したスロットマシン1についてのみ稼動が高いこと(設定値が高い場合)、或いは低いこと(設定値が低いこと)が特定できれば、より従業員の不正を特定することが可能となる。また、所定時刻以降は管理対象としない構成としたが、管理しても良い。
スロットマシン1から出力される上記(6)遊技機ドア開放信号、(7)遊技機ホッパー信号、(8)遊技機設定信号、(9)遊技機セレクト信号について、状態開始信号と終了信号として異なる信号としたが、開始、終了信号を同一の信号としても良い。
リモコンIDと設定値確認状態との対応付けを、設定値確認状態となる前の設定時間にリモコンIDを受信したか否かにより対応付けるように構成したが、設定値確認状態中、或いは設定値確認状態後の設定時間(例えば20秒)以内にリモコンIDを受信した場合に対応付けるように構成してもよい。また、設定時間のみを判断基準にしなくとも、別途キャンセル信号を受付けるまでに設定確認状態となったか否かを判断基準としても良い。
設定値確認状態から電源信号の検知に応じて設定値変更可能状態となった場合に各々の状態を別々に管理する構成としたが、実際の操作としては一連の操作となるため、この一連の状態をもって設定値変更可能状態として一体化した一つの状態として判定してもよい。また、上記した一連の操作があった場合に、各々の状態を対応付け、他の状態と区別する構成としても良い(例えば一連の操作があった場合は履歴に目印を付ける等)。このようにすれば、管理履歴がまとめられるので、管理し易く構成できる。
管理対象となる遊技機としてはスロットマシンに限らず、パチンコ等の他の遊技機としても良い。
設定状態判定処理について、中継装置4が行い、その結果を管理装置7へ送信する構成としても良い。
遊技機端末3にて対応する遊技機の設定状態履歴や設定状態集計を表示するようにしても良い。
端末入力装置5が無い(遊技機からレベル信号を直接出力する)構成としても良い。
本発明の一実施例における全体構成を概略的に示す図 スロットマシン、端末入力装置、中継装置との接続関係を示す図 スロットマシンの正面図 スロットマシンの電気的構成を示す機能ブロック図 設定値に対応したビッグボーナス及びレギュラーボーナスの当選確率を示す図 遊技機端末の正面図 管理装置の設定状態判定処理を示すフローチャート 設定状態履歴を示す図 設定状態集計を示す図
符号の説明
図面中、1はスロットマシン(遊技機)、5は端末入力装置、7は管理装置(受信手段、判定手段、管理手段)、26は設定モード切替部(操作受付手段)、27は設定キー、28は設定ボタン(設定手段)、29は電源スイッチである。

Claims (4)

  1. 複数段階の出玉率に対応する複数段階の設定値のうち何れか1つを選択して設定する設定手段と、遊技機を遊技可能状態から所定状態に切替えるための所定の操作を受付ける操作受付手段とを備え、前記操作受付手段及び電源に対する操作の組合わせである第1の操作に応じて前記設定手段の設定値を変更可能な状態である設定値変更可能状態と、前記操作受付手段に対する第2の操作に応じて前記設定手段の設定値を報知する状態である設定値確認状態とに変更可能な遊技機を管理対象とした遊技場用管理システムであって、
    前記遊技機側から送信され、前記遊技機が設定値変更可能状態、或いは前記設定値確認状態である場合に継続的に送信される設定信号と、前記遊技機の電源がオンとなった場合に送信される電源信号とを受信する受信手段と、
    前記受信手段が前記設定信号を受信した場合に、当該設定信号の受信が電源信号を受信してから設定時間以内の受信であるときは、当該遊技機が前記設定値変更可能状態になったと判定する一方、前記設定信号の受信が電源信号を受信してから設定時間以内の受信でないときは、当該遊技機が前記設定値確認状態になったと判定する判定手段と、
    前記判定手段の判定結果に基づいて、前記遊技機の設定値変更可能状態と設定値確認状態とを管理する管理手段とを備えたことを特徴とする遊技場用管理システム。
  2. 前記遊技機から出力される信号を入力し、当該入力信号に対応した信号を前記受信手段へと送信する端末入力装置を備え、
    前記遊技機は、前記第1の操作は前記操作受付手段を第1の状態として電源をオンする操作であり、前記第2の操作は電源がオン状態で前記操作受付手段を前記第1の状態とする操作であり、さらに前記操作受付手段が前記第1の状態となった場合、及び前記第1の状態が解除された場合に、遊技機設定信号を出力するように構成され、
    前記端末入力装置は、前記遊技機から前記遊技機設定信号を入力してから前記遊技機設定信号を入力するまで、前記設定信号を継続的に送信し、
    前記判定手段は、前記設定値確認状態であると判定している場合に前記受信手段が前記電源信号を受信したときに、前記遊技機が前記設定値変更可能状態になったと判定することを特徴とする請求項1記載の遊技場用管理システム。
  3. 前記受信手段は、遊技場の従業員を特定可能な識別情報を受信可能に構成され、
    前記判定手段は、前記設定値確認状態であると判定した場合に、当該設定値確認状態と前記識別情報との対応付けが可能であるかを判定し、
    前記管理手段は、前記判定手段により前記設定値確認状態と前記識別情報との対応付けが可能であると判定された場合に、前記設定値確認状態と前記識別情報とを対応付けて管理することを特徴とする請求項1または2記載の遊技場用管理システム。
  4. 前記管理手段が前記設定値確認状態と前記識別情報とを対応付けて管理する場合に、前記設定値確認状態となってからの遊技情報をさらに設定値確認状態と関連付けて管理することを特徴とする請求項3記載の遊技場用管理システム。
JP2007115590A 2007-04-25 2007-04-25 遊技場用管理システム Expired - Fee Related JP5177834B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007115590A JP5177834B2 (ja) 2007-04-25 2007-04-25 遊技場用管理システム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007115590A JP5177834B2 (ja) 2007-04-25 2007-04-25 遊技場用管理システム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2008272002A true JP2008272002A (ja) 2008-11-13
JP5177834B2 JP5177834B2 (ja) 2013-04-10

Family

ID=40050753

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2007115590A Expired - Fee Related JP5177834B2 (ja) 2007-04-25 2007-04-25 遊技場用管理システム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5177834B2 (ja)

Cited By (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2019071919A (ja) * 2017-10-11 2019-05-16 株式会社三洋物産 遊技機
JP2019071921A (ja) * 2017-10-11 2019-05-16 株式会社三洋物産 遊技機
JP2019071920A (ja) * 2017-10-11 2019-05-16 株式会社三洋物産 遊技機
JP2019092608A (ja) * 2017-11-17 2019-06-20 株式会社ニューギン 遊技機
JP2019092607A (ja) * 2017-11-17 2019-06-20 株式会社ニューギン 遊技機
JP2019092609A (ja) * 2017-11-17 2019-06-20 株式会社ニューギン 遊技機
JP2019092605A (ja) * 2017-11-17 2019-06-20 株式会社ニューギン 遊技機
JP2019092604A (ja) * 2017-11-17 2019-06-20 株式会社ニューギン 遊技機
JP2019092606A (ja) * 2017-11-17 2019-06-20 株式会社ニューギン 遊技機

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004329773A (ja) * 2003-05-12 2004-11-25 Samii Kk 回胴式遊技機
JP2007260267A (ja) * 2006-03-29 2007-10-11 Osaka Denshiyou:Kk 回胴式遊技機における不正検出装置
JP2008154636A (ja) * 2006-12-20 2008-07-10 Daito Hanbai Kk 遊技場管理装置

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004329773A (ja) * 2003-05-12 2004-11-25 Samii Kk 回胴式遊技機
JP2007260267A (ja) * 2006-03-29 2007-10-11 Osaka Denshiyou:Kk 回胴式遊技機における不正検出装置
JP2008154636A (ja) * 2006-12-20 2008-07-10 Daito Hanbai Kk 遊技場管理装置

Cited By (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2019071919A (ja) * 2017-10-11 2019-05-16 株式会社三洋物産 遊技機
JP2019071921A (ja) * 2017-10-11 2019-05-16 株式会社三洋物産 遊技機
JP2019071920A (ja) * 2017-10-11 2019-05-16 株式会社三洋物産 遊技機
JP2019092608A (ja) * 2017-11-17 2019-06-20 株式会社ニューギン 遊技機
JP2019092607A (ja) * 2017-11-17 2019-06-20 株式会社ニューギン 遊技機
JP2019092609A (ja) * 2017-11-17 2019-06-20 株式会社ニューギン 遊技機
JP2019092605A (ja) * 2017-11-17 2019-06-20 株式会社ニューギン 遊技機
JP2019092604A (ja) * 2017-11-17 2019-06-20 株式会社ニューギン 遊技機
JP2019092606A (ja) * 2017-11-17 2019-06-20 株式会社ニューギン 遊技機

Also Published As

Publication number Publication date
JP5177834B2 (ja) 2013-04-10

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5177834B2 (ja) 遊技場用管理システム
JP4673311B2 (ja) 遊技機
JP5083871B2 (ja) 遊技場用管理システム
JP6906253B1 (ja) 遊技用装置及びプログラム
JP4285937B2 (ja) スロットマシン
JP2013094361A (ja) 遊技機
JP2013094354A (ja) 遊技機
JP2004000510A (ja) 遊技機における異常払出し検出装置
JP2007143883A (ja) 遊技機
JP5773378B2 (ja) 遊技機
JP5561741B2 (ja) 遊技機
JP2013094357A (ja) 遊技機
JP4132651B2 (ja) スロットマシン
JP2013094356A (ja) 遊技機
JP2013094359A (ja) 遊技機
JP2013094360A (ja) 遊技機
JP2006218200A (ja) 遊技機
JP7442868B2 (ja) ホールコンピュータ
JP2014076170A (ja) 遊技台
JP5196466B2 (ja) 遊技場用管理システム
JP5303699B2 (ja) 遊技機
JP4408070B2 (ja) 遊技機
JP2007037574A (ja) 遊技機の管理システム
JP2013094355A (ja) 遊技機
JP5643128B2 (ja) 遊技機管理装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20100115

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20111220

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20111221

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20120116

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20120410

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20120509

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20121211

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20130107

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5177834

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees