JPH052335B2 - - Google Patents
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- JPH052335B2 JPH052335B2 JP59229785A JP22978584A JPH052335B2 JP H052335 B2 JPH052335 B2 JP H052335B2 JP 59229785 A JP59229785 A JP 59229785A JP 22978584 A JP22978584 A JP 22978584A JP H052335 B2 JPH052335 B2 JP H052335B2
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Landscapes
- Formation And Processing Of Food Products (AREA)
- Medical Preparation Storing Or Oral Administration Devices (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は液状成分と共に固形成分を充填した固
形成分内包軟カプセルの製造法に関する。
形成分内包軟カプセルの製造法に関する。
軟カプセルは、ゼラチンにグリセリン又はソル
ビツトを加えて調製したカプセル基剤中に医薬
品、食品等の成分を充填したカプセルで、平板法
又はロータリー法によつて製造されている。
ビツトを加えて調製したカプセル基剤中に医薬
品、食品等の成分を充填したカプセルで、平板法
又はロータリー法によつて製造されている。
軟カプセルは、苦味、悪臭を有する成分の呈味
性の改善あるいは酸素もしくは光に対して不安定
な成分を安定化する方法として極めて有利な方法
であるが、その性質上、これに充填して内包させ
ることのできる成分は液状物であるかあるいは油
等に溶解して液状物とすることができるものに限
られていた。
性の改善あるいは酸素もしくは光に対して不安定
な成分を安定化する方法として極めて有利な方法
であるが、その性質上、これに充填して内包させ
ることのできる成分は液状物であるかあるいは油
等に溶解して液状物とすることができるものに限
られていた。
ところが、近年、軟カプセルの需要な盛んにな
るに伴つて、軟カプセルに固形成分を充填しよう
とする要望が強くなり、液状物に固形成分を懸
濁して充填して固形成分を内包せしめる方法ある
いはゼラチンシート上に錠剤を載置し、この上
にゼラチンシートをのせて圧搾して錠剤を内包せ
しめる方法等がとられている。
るに伴つて、軟カプセルに固形成分を充填しよう
とする要望が強くなり、液状物に固形成分を懸
濁して充填して固形成分を内包せしめる方法ある
いはゼラチンシート上に錠剤を載置し、この上
にゼラチンシートをのせて圧搾して錠剤を内包せ
しめる方法等がとられている。
しかしながら、の方法によるときは、液状物
に懸濁できないような形状の大きなものの場合に
は利用できないと共に、懸濁状態が不均一の場合
には内包される固形成分の量が一定しないという
欠点があつた。またの方法は平板法によらなけ
ればならないので、工業的に大量生産する方法と
しては不利なるを免れなかつた。
に懸濁できないような形状の大きなものの場合に
は利用できないと共に、懸濁状態が不均一の場合
には内包される固形成分の量が一定しないという
欠点があつた。またの方法は平板法によらなけ
ればならないので、工業的に大量生産する方法と
しては不利なるを免れなかつた。
斯かる実情において、本発明者は、ロータリー
法によつて固形成分を連続的に充填する方法を見
出すべく鋭意研究を行つた結果、本発明を完成し
た。
法によつて固形成分を連続的に充填する方法を見
出すべく鋭意研究を行つた結果、本発明を完成し
た。
すなわち、本発明は、ロータリー法により軟カ
プセルを製造する方法において、ロータリー式成
型機の一対のダイロール間に2枚のゼラチンシー
トを相対向供給しつつ、当該ダイロール凹部上の
ゼラチンシート上に固形成分を供給して該ゼラチ
ンシートをダイロール凹部に没入せしめた後、当
該没入凹部に液状成分を噴射して、固形成分及び
液状成分の両者を2枚のゼラチンシート間に封入
成型することを特徴とする固形成分内包軟カプセ
ルの製造法である。
プセルを製造する方法において、ロータリー式成
型機の一対のダイロール間に2枚のゼラチンシー
トを相対向供給しつつ、当該ダイロール凹部上の
ゼラチンシート上に固形成分を供給して該ゼラチ
ンシートをダイロール凹部に没入せしめた後、当
該没入凹部に液状成分を噴射して、固形成分及び
液状成分の両者を2枚のゼラチンシート間に封入
成型することを特徴とする固形成分内包軟カプセ
ルの製造法である。
本発明方法は例えば第1図に示す成型機を使用
して次の方法によつて実施される。すなわち、別
途機構で作つた2枚のゼラチンシート1,1′を、
その表面に凹部3,3′を有する向い合つて回転
する一対のダイロール2,2′の間に導く。左右
のダイロールの中間部上方には、これに沿つてイ
ンジエクシヨンセグメント4があり、その突端に
液状成分の噴射ノズル5があり、液状成分6はポ
ンプ7によつて貯蔵タンク8から噴射ノズルに送
られ、ダイロールの回転速度に同期して、間歇的
に噴射ノズルから噴射される。また、ダイロール
2,2′の何れか一方の中央部上方に固形成分供
給ノズル9を設け、ポンプ10によつて貯蔵タン
ク11から固形成分12を送り、ノズル9から間
歇的に一定量ずつ排出されるようにする。ゼラチ
ンシートは当該ノズル9とダイロールの間を移動
し、ダイロールの凹部が頂上に達したときに該ノ
ズル9から固形成分が供給される。斯くして固形
成分が供給されると、固形成分はその自重によつ
て、ゼラチンシートを伸展して上記凹部に没入す
る。次いで、この凹部に噴射ノズルから液状成分
が噴射され、以下常法に従つて軟カプセルが製造
される。
して次の方法によつて実施される。すなわち、別
途機構で作つた2枚のゼラチンシート1,1′を、
その表面に凹部3,3′を有する向い合つて回転
する一対のダイロール2,2′の間に導く。左右
のダイロールの中間部上方には、これに沿つてイ
ンジエクシヨンセグメント4があり、その突端に
液状成分の噴射ノズル5があり、液状成分6はポ
ンプ7によつて貯蔵タンク8から噴射ノズルに送
られ、ダイロールの回転速度に同期して、間歇的
に噴射ノズルから噴射される。また、ダイロール
2,2′の何れか一方の中央部上方に固形成分供
給ノズル9を設け、ポンプ10によつて貯蔵タン
ク11から固形成分12を送り、ノズル9から間
歇的に一定量ずつ排出されるようにする。ゼラチ
ンシートは当該ノズル9とダイロールの間を移動
し、ダイロールの凹部が頂上に達したときに該ノ
ズル9から固形成分が供給される。斯くして固形
成分が供給されると、固形成分はその自重によつ
て、ゼラチンシートを伸展して上記凹部に没入す
る。次いで、この凹部に噴射ノズルから液状成分
が噴射され、以下常法に従つて軟カプセルが製造
される。
本発明方法で軟カプセル中に内包させる固形成
分は如何なるものでもよく、例えば、粉末、顆
粒、錠剤、カプセル等を挙げることができる。
分は如何なるものでもよく、例えば、粉末、顆
粒、錠剤、カプセル等を挙げることができる。
而して、本発明方法によつて製造される軟カプ
セルは、供給される固形成分の形態に対応して、
液状成分中に当該固形成分が分散や混在あるいは
混入している状態となつている。
セルは、供給される固形成分の形態に対応して、
液状成分中に当該固形成分が分散や混在あるいは
混入している状態となつている。
叙上の如く、本発明方法によると、従来充填内
包することができなかつた如何なる固形成分をも
液状成分と共に連続して、しかも均一に充填する
ことができ、苦味、悪臭あるいは酸素、光等に不
安定な固形成分の呈味性及び安定性を改善するこ
とができる。また、当該固形成分を腸溶性として
おけば、胃の中で作用する液状成分と組合せて持
続性製剤とすることもできる。更にまた、当該固
形成分を着色しておくと、液状成分中に浮遊した
固形成分が流動し、外観的に美麗であるという特
長も有する。
包することができなかつた如何なる固形成分をも
液状成分と共に連続して、しかも均一に充填する
ことができ、苦味、悪臭あるいは酸素、光等に不
安定な固形成分の呈味性及び安定性を改善するこ
とができる。また、当該固形成分を腸溶性として
おけば、胃の中で作用する液状成分と組合せて持
続性製剤とすることもできる。更にまた、当該固
形成分を着色しておくと、液状成分中に浮遊した
固形成分が流動し、外観的に美麗であるという特
長も有する。
第1図は本発明の実施に用いられるカプセル成
型機の一例を示す概略説明図である。 1,1′:ゼラチンシート、2,2′:ダイロー
ル、3,3′:凹部、4:インジエクシヨンセグ
メント、5:噴射ノズル、6:液状成分、7:ポ
ンプ、8:貯蔵タンク、9:固形成分供給ノズ
ル、10:ポンプ、11:貯蔵タンク。
型機の一例を示す概略説明図である。 1,1′:ゼラチンシート、2,2′:ダイロー
ル、3,3′:凹部、4:インジエクシヨンセグ
メント、5:噴射ノズル、6:液状成分、7:ポ
ンプ、8:貯蔵タンク、9:固形成分供給ノズ
ル、10:ポンプ、11:貯蔵タンク。
Claims (1)
- 1 ロータリー法により軟カプセルを製造する方
法において、ロータリー式成型機の一対のダイロ
ール間に2枚のゼラチンシートを相対向供給しつ
つ、当該ダイロール凹部上のゼラチンシート上に
固形成分を供給して該ゼラチンシートをダイロー
ル凹部に没入せしめた後、当該没入凹部に液状成
分を噴射して、固形成分及び液状成分の両者を2
枚のゼラチンシート間に封入成型することを特徴
とする固形成分内包軟カプセルの製造法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP59229785A JPS61109566A (ja) | 1984-10-31 | 1984-10-31 | 固形成分内包軟カプセルの製造法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP59229785A JPS61109566A (ja) | 1984-10-31 | 1984-10-31 | 固形成分内包軟カプセルの製造法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS61109566A JPS61109566A (ja) | 1986-05-28 |
JPH052335B2 true JPH052335B2 (ja) | 1993-01-12 |
Family
ID=16897633
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP59229785A Granted JPS61109566A (ja) | 1984-10-31 | 1984-10-31 | 固形成分内包軟カプセルの製造法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS61109566A (ja) |
Families Citing this family (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5622185B2 (ja) * | 2008-02-25 | 2014-11-12 | 三生医薬株式会社 | 粉末高含有軟カプセル及びその製造方法 |
ES2651933T3 (es) * | 2010-07-19 | 2018-01-30 | Procaps S.A. | Aparato y proceso para encapsular cápsulas u otras formas de dosificación sólidas dentro de cápsulas |
KR101694749B1 (ko) * | 2015-08-21 | 2017-01-10 | 주식회사 서흥 | 고형 제형을 내용물로 함유하는 연질캡슐 제조 장치 |
US20170049707A1 (en) * | 2015-08-21 | 2017-02-23 | Suheung Co., Ltd | Manufacturing method for softgel capsule containing solid and liquid formulations as core ingredient |
CN106420361A (zh) * | 2016-11-07 | 2017-02-22 | 徐帅 | 一种套有硬胶囊的软胶囊生产装置 |
CN106491368A (zh) * | 2016-11-08 | 2017-03-15 | 徐帅 | 一种套有硬胶囊的软胶囊生产工艺 |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5786351A (en) * | 1980-11-17 | 1982-05-29 | Tokai Capsule Co Ltd | Molding device for capsule |
JPS59131355A (ja) * | 1983-01-17 | 1984-07-28 | 森下仁丹株式会社 | 多重軟カプセルの製法 |
-
1984
- 1984-10-31 JP JP59229785A patent/JPS61109566A/ja active Granted
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5786351A (en) * | 1980-11-17 | 1982-05-29 | Tokai Capsule Co Ltd | Molding device for capsule |
JPS59131355A (ja) * | 1983-01-17 | 1984-07-28 | 森下仁丹株式会社 | 多重軟カプセルの製法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS61109566A (ja) | 1986-05-28 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |