JPH05233202A - ウインドウ制御方式 - Google Patents
ウインドウ制御方式Info
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- JPH05233202A JPH05233202A JP4033652A JP3365292A JPH05233202A JP H05233202 A JPH05233202 A JP H05233202A JP 4033652 A JP4033652 A JP 4033652A JP 3365292 A JP3365292 A JP 3365292A JP H05233202 A JPH05233202 A JP H05233202A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】簡単な操作で必要なウインドウを容易に画面上
の最上位に表示することのできるウインドウ制御方式を
提供する。 【構成】重なり判断手段12は、重なり属性テーブル1
5から、検出手段11によって検出された移動したウイ
ンドウ及び相手ウインドウに対応する移動したウインド
ウの重なり属性及び相手のウインドウの重なり属性を参
照し、重なり関係テーブル16から移動したウインドウ
の表示の上下関係を参照して相手のウインドウに対する
移動したウインドウの重なり属性を判断する。
の最上位に表示することのできるウインドウ制御方式を
提供する。 【構成】重なり判断手段12は、重なり属性テーブル1
5から、検出手段11によって検出された移動したウイ
ンドウ及び相手ウインドウに対応する移動したウインド
ウの重なり属性及び相手のウインドウの重なり属性を参
照し、重なり関係テーブル16から移動したウインドウ
の表示の上下関係を参照して相手のウインドウに対する
移動したウインドウの重なり属性を判断する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、表示画像上に同時に複
数のウインドウを表示するためのウインドウ表示方式に
関する。
数のウインドウを表示するためのウインドウ表示方式に
関する。
【0002】
【従来の技術】近年のコンピュータ技術の発達に伴っ
て、幾つものプロセスを起動して、そられを同時に一つ
のディスプレイ画面上に表示するマルチウインドウが普
及してきた。
て、幾つものプロセスを起動して、そられを同時に一つ
のディスプレイ画面上に表示するマルチウインドウが普
及してきた。
【0003】通常、マルチウインドウ画面を利用する場
合には、ある画面を参照しながら他の画面でコマンドの
実行を行なうなど、複数のウインドウを使用している。
また、マルチウインドウ画面は、限られた画面上にたく
さんのウインドウを配置するために、ウインドウ同士が
重なり合うこと、すなわちオーバーラップが発生するこ
とがある。
合には、ある画面を参照しながら他の画面でコマンドの
実行を行なうなど、複数のウインドウを使用している。
また、マルチウインドウ画面は、限られた画面上にたく
さんのウインドウを配置するために、ウインドウ同士が
重なり合うこと、すなわちオーバーラップが発生するこ
とがある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、これら
のウインドウ間の上下関係が相対的に決定されていない
ために、ウインドウの移動などを行なってウインドウ同
士が重なると、どちらが上でどちらが下になったかとい
うウインドウの上下関係が分からなくなる。このため、
操作者はウインドウを複数回移動することにより、ウイ
ンドウの上下関係を変更し、必要なウインドウをマルチ
ウインドウ画面の最上位に表示するようにしていた。
のウインドウ間の上下関係が相対的に決定されていない
ために、ウインドウの移動などを行なってウインドウ同
士が重なると、どちらが上でどちらが下になったかとい
うウインドウの上下関係が分からなくなる。このため、
操作者はウインドウを複数回移動することにより、ウイ
ンドウの上下関係を変更し、必要なウインドウをマルチ
ウインドウ画面の最上位に表示するようにしていた。
【0005】このことは、マルチウインドウの本来の利
点である必要なものが、全て画面上に存在し、直感的に
次に行なう仕事に適したウインドウが選べるという点を
うまく活用できず、かえって操作者の作業負担になって
いた。
点である必要なものが、全て画面上に存在し、直感的に
次に行なう仕事に適したウインドウが選べるという点を
うまく活用できず、かえって操作者の作業負担になって
いた。
【0006】本発明の目的は、簡単な操作で必要なウイ
ンドウを容易に画面上の最上位に表示することのできる
ウインドウ制御方式を提供することにある。
ンドウを容易に画面上の最上位に表示することのできる
ウインドウ制御方式を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は上記課題を解決
すべく次のような構成とした。図1は本発明の原理ブロ
ック図、図2は図1に示す構成で行なわれる処理フロー
である。ウインドウを移動して他のウインドウと重なる
場合、そのウインドウが他のウインドウの下に隠れるの
か、上に重なるのかを効率良く簡単に制御する手段が求
められている。
すべく次のような構成とした。図1は本発明の原理ブロ
ック図、図2は図1に示す構成で行なわれる処理フロー
である。ウインドウを移動して他のウインドウと重なる
場合、そのウインドウが他のウインドウの下に隠れるの
か、上に重なるのかを効率良く簡単に制御する手段が求
められている。
【0008】図1に示すように、検出手段11は、マル
チウインドウ制御手段2で移動したウインドウが相手ウ
インドウに重なったとき、これらのウインドウを検出す
る。重なり属性テーブル15は、ウインドウ毎に、ウイ
ンドウが重なったときのウインドウの上下を表すための
重なり属性を設定したものである。重なり関係テーブル
16は、ウインドウが重なったときの移動したウインド
ウの重なり属性と相手ウインドウの重なり属性との関係
から移動したウインドウの表示の上下関係を設定したも
のである。
チウインドウ制御手段2で移動したウインドウが相手ウ
インドウに重なったとき、これらのウインドウを検出す
る。重なり属性テーブル15は、ウインドウ毎に、ウイ
ンドウが重なったときのウインドウの上下を表すための
重なり属性を設定したものである。重なり関係テーブル
16は、ウインドウが重なったときの移動したウインド
ウの重なり属性と相手ウインドウの重なり属性との関係
から移動したウインドウの表示の上下関係を設定したも
のである。
【0009】重なり判断手段12は、重なり属性テーブ
ル15から検出手段11で検出された移動したウインド
ウ及び相手ウインドウに対応する移動したウインドウの
重なり属性及び相手のウインドウの重なり属性を参照し
重なり関係テーブル16から移動したウインドウの表示
の上下関係を参照して相手のウインドウに対する移動し
たウインドウの重なり属性を判断する。
ル15から検出手段11で検出された移動したウインド
ウ及び相手ウインドウに対応する移動したウインドウの
重なり属性及び相手のウインドウの重なり属性を参照し
重なり関係テーブル16から移動したウインドウの表示
の上下関係を参照して相手のウインドウに対する移動し
たウインドウの重なり属性を判断する。
【0010】より好適には以下のようにするのが望まし
い。すなわち、検出手段11は、入力手段1からウイン
ドウの重なり属性の設定,変更または削除要求のいずれ
かの要求があったとき、この要求をマルチウインドウ表
示制御手段2の出力から検出し、この検出手段11で検
出された要求に従って重なり属性テーブル15のウイン
ドウの重なり属性を設定,変更または削除する属性設定
手段13を備えるよう構成する。
い。すなわち、検出手段11は、入力手段1からウイン
ドウの重なり属性の設定,変更または削除要求のいずれ
かの要求があったとき、この要求をマルチウインドウ表
示制御手段2の出力から検出し、この検出手段11で検
出された要求に従って重なり属性テーブル15のウイン
ドウの重なり属性を設定,変更または削除する属性設定
手段13を備えるよう構成する。
【0011】また、属性設定手段13の出力に基づきウ
インドウがどのような属性であるかをウインドウの形態
で表示する属性表示手段14を有するよう構成する。
インドウがどのような属性であるかをウインドウの形態
で表示する属性表示手段14を有するよう構成する。
【0012】
【作用】本発明によれば、重なり判断手段によって、検
出手段で検出された移動したウインドウ及び相手ウイン
ドウに対応する重なり属性テーブルからの移動したウイ
ンドウの重なり属性及び相手のウインドウの重なり属性
と、重なり関係テーブルからの移動したウインドウの表
示の上下関係とを参照して相手のウインドウに対する移
動したウインドウの重なり属性が判断されるので、重要
度の高いウインドウを上に表示されるように設定してお
けば、重要度の高いウインドウは重要度の低いウインド
ウに隠されることなく、重要度の低いウインドウは重要
度の高いウインドウを隠すことなく移動できる。
出手段で検出された移動したウインドウ及び相手ウイン
ドウに対応する重なり属性テーブルからの移動したウイ
ンドウの重なり属性及び相手のウインドウの重なり属性
と、重なり関係テーブルからの移動したウインドウの表
示の上下関係とを参照して相手のウインドウに対する移
動したウインドウの重なり属性が判断されるので、重要
度の高いウインドウを上に表示されるように設定してお
けば、重要度の高いウインドウは重要度の低いウインド
ウに隠されることなく、重要度の低いウインドウは重要
度の高いウインドウを隠すことなく移動できる。
【0013】また、属性設定手段によって、入力手段か
らの要求に従って重なり属性テーブルのウインドウの重
なり属性を設定,変更または削除することにより、簡単
な操作で相対的なウインドウ上下関係の属性を変更等で
きる。
らの要求に従って重なり属性テーブルのウインドウの重
なり属性を設定,変更または削除することにより、簡単
な操作で相対的なウインドウ上下関係の属性を変更等で
きる。
【0014】またそのウインドウの重要度がウインドウ
の形態で識別でき、複数の重なり合ったウインドウの移
動を効率良く行なうことができる。
の形態で識別でき、複数の重なり合ったウインドウの移
動を効率良く行なうことができる。
【0015】
【実施例】図3は、本発明にかかるウインドウ制御方式
を実現するための装置の実施例の構成ブロック図であ
る。図3におけるウインドウ制御装置は、次のように構
成される。
を実現するための装置の実施例の構成ブロック図であ
る。図3におけるウインドウ制御装置は、次のように構
成される。
【0016】入力手段としてのマウス1は、マルチウイ
ンドウ表示制御部2に接続され、操作者からの操作を入
力するものであり、ウインドウの移動要求や後述するウ
インドウの重なり属性の設定,変更または削除要求を入
力できるようになっている。なお、入力手段として例え
ばキーボードなどを用いてもよい。マルチウインドウ表
示制御部2は、マウス1から与えられた操作者の操作を
解釈してその操作に従った処理を行い、処理結果に基づ
いて表示内容、例えばウインドウの数、各ウインドウの
表示位置、各ウインドウ間の重畳関係、ウインドウの表
示・消去・移動・大きさの変更等などを決定し、その表
示内容をディスプレイ3に表示するよう操作を与える。
ディスプレイ3は、マルチウインドウ表示制御部2に接
続され、この制御部2からのウインドウ操作に従いマル
チウインドウ画面にマルチウインドウの表示内容を表示
する。
ンドウ表示制御部2に接続され、操作者からの操作を入
力するものであり、ウインドウの移動要求や後述するウ
インドウの重なり属性の設定,変更または削除要求を入
力できるようになっている。なお、入力手段として例え
ばキーボードなどを用いてもよい。マルチウインドウ表
示制御部2は、マウス1から与えられた操作者の操作を
解釈してその操作に従った処理を行い、処理結果に基づ
いて表示内容、例えばウインドウの数、各ウインドウの
表示位置、各ウインドウ間の重畳関係、ウインドウの表
示・消去・移動・大きさの変更等などを決定し、その表
示内容をディスプレイ3に表示するよう操作を与える。
ディスプレイ3は、マルチウインドウ表示制御部2に接
続され、この制御部2からのウインドウ操作に従いマル
チウインドウ画面にマルチウインドウの表示内容を表示
する。
【0017】イベント検出判定部11は、マルチウイン
ドウ表示制御部2から出力されるイベントを検出し、そ
のイベントの内容を判定してそのイベントが、ウインド
ウの移動によりウインドウが重なった場合に関するイベ
ントであるときには、重なり関係判断部12を起動する
ための指令を与える。また、そのイベントが、重なり属
性設定等に関するイベントであるときには、属性設定部
13にそのための要求を出力する。
ドウ表示制御部2から出力されるイベントを検出し、そ
のイベントの内容を判定してそのイベントが、ウインド
ウの移動によりウインドウが重なった場合に関するイベ
ントであるときには、重なり関係判断部12を起動する
ための指令を与える。また、そのイベントが、重なり属
性設定等に関するイベントであるときには、属性設定部
13にそのための要求を出力する。
【0018】重なり属性テーブル15は、重なり判断部
12及び属性設定部13に接続され、ウインドウ毎に、
ウインドウが重なったときのウインドウの上下を表すた
めの重なり属性を設定したものである。図8は、重なり
属性テーブル15の内容を示す図である。ウインドウI
Dとそのウインドウの重なり属性が格納されている。こ
の例ではウインドウW1の重なり属性は上、ウインドウ
W2は下、ウインドウW3は設定されていない。
12及び属性設定部13に接続され、ウインドウ毎に、
ウインドウが重なったときのウインドウの上下を表すた
めの重なり属性を設定したものである。図8は、重なり
属性テーブル15の内容を示す図である。ウインドウI
Dとそのウインドウの重なり属性が格納されている。こ
の例ではウインドウW1の重なり属性は上、ウインドウ
W2は下、ウインドウW3は設定されていない。
【0019】重なり属性テーブル15には、後述する重
なり属性設定部13の機能により、新しくウインドウが
生成された場合に、自動的にウインドウIDが追加され
る。重なり関係テーブル16は、重なり判断部12に接
続され、ウインドウが重なったときの移動したウインド
ウの重なり属性と相手ウインドウの重なり属性との関係
から移動したウインドウの表示の上下関係を設定したも
のである。図9は、重なり関係テーブル16の内容を示
す図である。この例では、自分の重なり属性が上だった
場合には、自分を上に表示、自分の重なり属性が上で相
手のらかさなり属性が設定されていなかった場合に
は、、自分を上に表示、といった関係が記述されてい
る。
なり属性設定部13の機能により、新しくウインドウが
生成された場合に、自動的にウインドウIDが追加され
る。重なり関係テーブル16は、重なり判断部12に接
続され、ウインドウが重なったときの移動したウインド
ウの重なり属性と相手ウインドウの重なり属性との関係
から移動したウインドウの表示の上下関係を設定したも
のである。図9は、重なり関係テーブル16の内容を示
す図である。この例では、自分の重なり属性が上だった
場合には、自分を上に表示、自分の重なり属性が上で相
手のらかさなり属性が設定されていなかった場合に
は、、自分を上に表示、といった関係が記述されてい
る。
【0020】重なり関係テーブル16の内容は、予めキ
ーボード(図示しない)などの入力手段を用いて設定し
ておく。重なり判断部12は、イベント検出判定部11
で検出された移動したウインドウ及び相手ウインドウに
対応する重なり属性テーブル15からの移動したウイン
ドウの重なり属性及び相手のウインドウの重なり属性
と、重なり関係テーブル16からの移動したウインドウ
の表示の上下関係とを参照して相手のウインドウに対す
る移動したウインドウの重なり属性を判断する。
ーボード(図示しない)などの入力手段を用いて設定し
ておく。重なり判断部12は、イベント検出判定部11
で検出された移動したウインドウ及び相手ウインドウに
対応する重なり属性テーブル15からの移動したウイン
ドウの重なり属性及び相手のウインドウの重なり属性
と、重なり関係テーブル16からの移動したウインドウ
の表示の上下関係とを参照して相手のウインドウに対す
る移動したウインドウの重なり属性を判断する。
【0021】属性設定部13は、イベント検出判定部1
1からその後の重なり属性の設定,変更または削除要求
があった場合に、重なり属性テーブル15内の情報を設
定したり、書き換えたり、あるいは削除したりする。
1からその後の重なり属性の設定,変更または削除要求
があった場合に、重なり属性テーブル15内の情報を設
定したり、書き換えたり、あるいは削除したりする。
【0022】属性表示部14は、属性設定部13で設
定,変更または削除された重なり属性テーブル15内の
情報を参照してウインドウの外観形態を設定,変更また
は削除する要求を作成し、これをマルチウインドウ表示
制御部2に出力する。マルチウインドウ表示制御部2は
その要求を受けとり、ウインドウの外観形態を設定,変
更または削除する。
定,変更または削除された重なり属性テーブル15内の
情報を参照してウインドウの外観形態を設定,変更また
は削除する要求を作成し、これをマルチウインドウ表示
制御部2に出力する。マルチウインドウ表示制御部2は
その要求を受けとり、ウインドウの外観形態を設定,変
更または削除する。
【0023】図5は、実施例のマルチウインドウ画面上
の重なり属性表示を示す図である。図5において、ウイ
ンドウW1は移動の際に他のウインドウの上に表示さ
れ、ウインドウW2は下に表示されるように設定されて
いる。
の重なり属性表示を示す図である。図5において、ウイ
ンドウW1は移動の際に他のウインドウの上に表示さ
れ、ウインドウW2は下に表示されるように設定されて
いる。
【0024】本実施例では、属性設定部13の設定の下
に、属性表示部14からの要求によって、マルチウイン
ドウ画面上でウインドウW1の左上の縁は上に曲がった
ように見え、ウインドウW2の縁は下に曲がったように
見えるように表示している。
に、属性表示部14からの要求によって、マルチウイン
ドウ画面上でウインドウW1の左上の縁は上に曲がった
ように見え、ウインドウW2の縁は下に曲がったように
見えるように表示している。
【0025】次にこのように構成されたウインドウ制御
装置により実現されるウインドウ制御方式を図面を参照
して説明する。図4は実施例におけるウインドウ制御方
式の処理フローである。まず、マウス1を移動すると、
これに従ってマルチウインドウ表示制御部2ではウイン
ドウ操作を行なう。
装置により実現されるウインドウ制御方式を図面を参照
して説明する。図4は実施例におけるウインドウ制御方
式の処理フローである。まず、マウス1を移動すると、
これに従ってマルチウインドウ表示制御部2ではウイン
ドウ操作を行なう。
【0026】次にステップ101で、イベント検出判定
部11によりイベントを検出してその内容を判定する。
判定の結果、移動したウインドウと相手ウインドウとが
重なったときには、ステップ102で、重なり判断部1
2では、移動したウインドウ(自分のウインドウ)の重
なり属性と相手ウインドウの重なり属性とを重なり属性
テーブル15から検索し、自分の重なり属性を判断し
(ステップ102)、相手ウインドウの重なり属性を判
断する(ステップ103)。
部11によりイベントを検出してその内容を判定する。
判定の結果、移動したウインドウと相手ウインドウとが
重なったときには、ステップ102で、重なり判断部1
2では、移動したウインドウ(自分のウインドウ)の重
なり属性と相手ウインドウの重なり属性とを重なり属性
テーブル15から検索し、自分の重なり属性を判断し
(ステップ102)、相手ウインドウの重なり属性を判
断する(ステップ103)。
【0027】さらに、重なり判断部12では、重なり関
係テーブル16からの移動したウインドウの表示の上下
関係を参照して相手のウインドウに対する移動したウイ
ンドウの重なり属性を判断する(ステップ104)。そ
して、重なり判断部12からウインドウの上下関係をマ
ルチウインドウ表示制御部2に出力する。マルチウイン
ドウ表示制御部2からのウインドウの上下関係に従っ
て、移動したウインドウと相手のウインドウとをディス
プレイ3に表示する。
係テーブル16からの移動したウインドウの表示の上下
関係を参照して相手のウインドウに対する移動したウイ
ンドウの重なり属性を判断する(ステップ104)。そ
して、重なり判断部12からウインドウの上下関係をマ
ルチウインドウ表示制御部2に出力する。マルチウイン
ドウ表示制御部2からのウインドウの上下関係に従っ
て、移動したウインドウと相手のウインドウとをディス
プレイ3に表示する。
【0028】実施例のマルチウインドウ画面上のウイン
ドウ移動を図6に示す。ウインドウW1(縁は上に曲が
っている)を移動し他のウインドウと重なると、ウイン
ドウW1が上に表示される。ウインドウW2(縁は下に
曲がっている)を移動し他のウインドウと重なると、ウ
インドウW2は他のウインドウの下に隠れる。
ドウ移動を図6に示す。ウインドウW1(縁は上に曲が
っている)を移動し他のウインドウと重なると、ウイン
ドウW1が上に表示される。ウインドウW2(縁は下に
曲がっている)を移動し他のウインドウと重なると、ウ
インドウW2は他のウインドウの下に隠れる。
【0029】このように重要度の高いウインドウを上に
表示されるように設定しておけば、重要度の高いウイン
ドウは重要度の低いウインドウに隠されることなく、重
要度の低いウインドウは重要度の高いウインドウを隠す
ことなく移動できる。
表示されるように設定しておけば、重要度の高いウイン
ドウは重要度の低いウインドウに隠されることなく、重
要度の低いウインドウは重要度の高いウインドウを隠す
ことなく移動できる。
【0030】次に重なり属性の変更について説明する。
マウス1から重なり属性変更要求がマルチウインドウ表
示制御部2に入力されると、この制御部2によって要求
が解釈されその重なり属性変更要求は、イベント検出判
定部11によって検出される(ステップ101)。する
と、重なり属性変更要求は、イベント検出判定部11か
ら属性設定部13に出力され、属性設定部13では、重
なり属性変更要求に含まれる情報から重なり属性を変更
すべきウインドウを識別し(ステップ111)、さらに
変更後の重なり属性を判断する(ステップ112)。そ
して、属性設定部13では、判断された内容に従って重
なり属性テーブル15の内容を変更する(ステップ11
3)。例えばいままで重要度の高いウインドウが重要度
の低いウインドウになった場合には、属性設定部13を
用いて重なり属性テーブル15に格納されたそのウイン
ドウの属性を上から下に変更するようにすればよい。ま
た、ウインドウの属性を削除する場合には、属性設定部
13により重なり属性テーブル15の該当するウインド
ウの属性を削除するようにすればよい。
マウス1から重なり属性変更要求がマルチウインドウ表
示制御部2に入力されると、この制御部2によって要求
が解釈されその重なり属性変更要求は、イベント検出判
定部11によって検出される(ステップ101)。する
と、重なり属性変更要求は、イベント検出判定部11か
ら属性設定部13に出力され、属性設定部13では、重
なり属性変更要求に含まれる情報から重なり属性を変更
すべきウインドウを識別し(ステップ111)、さらに
変更後の重なり属性を判断する(ステップ112)。そ
して、属性設定部13では、判断された内容に従って重
なり属性テーブル15の内容を変更する(ステップ11
3)。例えばいままで重要度の高いウインドウが重要度
の低いウインドウになった場合には、属性設定部13を
用いて重なり属性テーブル15に格納されたそのウイン
ドウの属性を上から下に変更するようにすればよい。ま
た、ウインドウの属性を削除する場合には、属性設定部
13により重なり属性テーブル15の該当するウインド
ウの属性を削除するようにすればよい。
【0031】このようにウインドウの属性を簡単な操作
で容易に変更できるから、複数回ウインドウ操作を行な
うことなく、必要とするウインドウを最上位にすること
ができる。
で容易に変更できるから、複数回ウインドウ操作を行な
うことなく、必要とするウインドウを最上位にすること
ができる。
【0032】また、属性表示部14によって、属性設定
部13で変更された重なり属性テーブル15内の情報が
参照され、ウインドウの外観形態を変更する要求が作成
され、この要求がマルチウインドウ表示制御部2に出力
される。マルチウインドウ表示制御部2ではその要求を
入力し、ウインドウの外観形態を変更してディスプレイ
3に表示させる(ステップ114)。
部13で変更された重なり属性テーブル15内の情報が
参照され、ウインドウの外観形態を変更する要求が作成
され、この要求がマルチウインドウ表示制御部2に出力
される。マルチウインドウ表示制御部2ではその要求を
入力し、ウインドウの外観形態を変更してディスプレイ
3に表示させる(ステップ114)。
【0033】図7は実施例の重なり属性の変更の説明図
であり、図7に示すように、ウインドウの外観形態、縁
の折れ曲がった部分をマウス1でクリックしていくと、
重なり属性が上→中→下→上とサイクリックに変わって
いく。
であり、図7に示すように、ウインドウの外観形態、縁
の折れ曲がった部分をマウス1でクリックしていくと、
重なり属性が上→中→下→上とサイクリックに変わって
いく。
【0034】このようにウインドウの外観形態によりウ
インドウの属性を識別できるとともに、ウインドウの外
観形態を容易に簡単な操作で容易に変更することができ
る。
インドウの属性を識別できるとともに、ウインドウの外
観形態を容易に簡単な操作で容易に変更することができ
る。
【0035】
【発明の効果】本発明によれば、上に表示されるかまた
は下に隠されるかを示すための重要度の高いウインドウ
は重要度の低いウインドウに隠されることなく、重要度
の低いウインドウは重要度の高いウインドウの利点を隠
すことなく移動でき、またその重要度がウインドウの形
状で識別でき、さらには簡単な操作で相対的なウインド
ウ上下関係の属性を変更できるので、複数の重なり合っ
たウインドウの移動を効率良く行なうことができる。
は下に隠されるかを示すための重要度の高いウインドウ
は重要度の低いウインドウに隠されることなく、重要度
の低いウインドウは重要度の高いウインドウの利点を隠
すことなく移動でき、またその重要度がウインドウの形
状で識別でき、さらには簡単な操作で相対的なウインド
ウ上下関係の属性を変更できるので、複数の重なり合っ
たウインドウの移動を効率良く行なうことができる。
【図1】本発明の原理ブロック図である。
【図2】本発明の処理フローである。
【図3】本発明の実施例の構成ブロック図である。
【図4】実施例の処理フローである。
【図5】実施例のマルチウインドウ画面上の重なり属性
表示を示す図である。
表示を示す図である。
【図6】実施例のマルチウインドウ画面上のウインドウ
移動を示す図である。
移動を示す図である。
【図7】実施例の重なり属性の変更を説明するための図
である。
である。
【図8】重なり属性テーブルの内容を示す図である。
【図9】重なり関係テーブルの内容を示す図である。
1・・マウス 2・・マルチウインドウ表示制御部 3・・ディスプレイ装置 11・イベント検出判定部 12・・重なり判断部 13・・属性設定部 14・・属性表示部 15・・重なり属性テーブル 16・・重なり関係テーブル
Claims (3)
- 【請求項1】 入力手段(1)からの操作に従ってウイ
ンドウを移動するとともにこのウインドウを表示手段
(3)に表示させるマルチウインドウ表示制御手段
(2)を備えたウインドウ制御システムにおいて、 前記マルチウインドウ制御手段(2)で移動したウイン
ドウが相手ウインドウに重なったとき、これらのウイン
ドウを検出する検出手段(11)と、 前記ウインドウ毎に、ウインドウが重なったときのウイ
ンドウの上下を表すための重なり属性を設定した重なり
属性テーブル(15)と、 前記ウインドウが重なったときの前記移動したウインド
ウの重なり属性と前記相手ウインドウの重なり属性との
関係から前記移動したウインドウの表示の上下関係を設
定した重なり関係テーブル(16)と、 前記重なり属性テーブル(15)から前記検出手段(1
1)で検出された前記移動したウインドウ及び相手ウイ
ンドウに対応する移動したウインドウの重なり属性及び
相手のウインドウの重なり属性を参照し前記重なり関係
テーブル(16)から移動したウインドウの表示の上下
関係を参照して前記相手のウインドウに対する移動した
ウインドウの重なり属性を判断する重なり判断手段(1
2)とを備えたことを特徴とするウインドウ制御方式。 - 【請求項2】 前記検出手段(11)は、前記入力手段
(1)から前記ウインドウの重なり属性の設定,変更ま
たは削除要求のいずれかの要求があったとき、この要求
を前記マルチウインドウ表示制御手段(2)の出力から
検出するものであり、 この検出手段(11)で検出された要求に従って前記重
なり属性テーブル(15)のウインドウの重なり属性を
設定,変更または削除する属性設定手段(13)を備え
たことを特徴とする請求項1記載のウインドウ制御方
式。 - 【請求項3】 前記属性設定手段(13)の出力に基づ
き前記ウインドウがどのような属性であるかをウインド
ウの形態で表示する属性表示手段(14)を有すること
を特徴とする請求項2記載のウインドウ制御方式。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4033652A JPH05233202A (ja) | 1992-02-20 | 1992-02-20 | ウインドウ制御方式 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4033652A JPH05233202A (ja) | 1992-02-20 | 1992-02-20 | ウインドウ制御方式 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05233202A true JPH05233202A (ja) | 1993-09-10 |
Family
ID=12392380
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4033652A Withdrawn JPH05233202A (ja) | 1992-02-20 | 1992-02-20 | ウインドウ制御方式 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH05233202A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008299637A (ja) * | 2007-05-31 | 2008-12-11 | Ntt Docomo Inc | 情報処理装置及びプログラム |
-
1992
- 1992-02-20 JP JP4033652A patent/JPH05233202A/ja not_active Withdrawn
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008299637A (ja) * | 2007-05-31 | 2008-12-11 | Ntt Docomo Inc | 情報処理装置及びプログラム |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Application deemed to be withdrawn because no request for examination was validly filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 19990518 |