JPH052331U - 2段式スイツチ - Google Patents
2段式スイツチInfo
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- JPH052331U JPH052331U JP4858591U JP4858591U JPH052331U JP H052331 U JPH052331 U JP H052331U JP 4858591 U JP4858591 U JP 4858591U JP 4858591 U JP4858591 U JP 4858591U JP H052331 U JPH052331 U JP H052331U
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- JP
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 可動接点を移動させる押圧部材の作動方向を
固定接点を並べて設けたベースに対して直交するように
してスイッチ全体の高さ寸法を小さいものとする。 【構成】 第1,第2固定接点4,5を並べて設けたベ
ース2に対して直交する方向においてケース3に移動可
能に組付け、ケース3に対しての移動によりゴムシート
6を介して第1,第2可動接点7,8を第1,第2固定
接点4,5側に押圧移動する第1,第2押圧部材9,1
0を備えた。
固定接点を並べて設けたベースに対して直交するように
してスイッチ全体の高さ寸法を小さいものとする。 【構成】 第1,第2固定接点4,5を並べて設けたベ
ース2に対して直交する方向においてケース3に移動可
能に組付け、ケース3に対しての移動によりゴムシート
6を介して第1,第2可動接点7,8を第1,第2固定
接点4,5側に押圧移動する第1,第2押圧部材9,1
0を備えた。
Description
【0001】
この考案は、例えば自動車のパワーウインドのワンタッチ切換用に利用される 2段式スイッチに関するものである。
【0002】
図4は、自動車のパワーウインドのワンタッチ切換用に利用される2段式スイ ッチを例示するものであって、図示する2段式スイッチ50は、ベース51の右 方側にターミナル固定部51aが備えてあり、このターミナル固定部51aに、 長さ方向に対して直交する方向に弾性を有する導電材からなる第1可動接片52 ,第2可動接片53,第3可動接片54の中央部分がケース55の図中の上側か ら下方側にわたる高さ寸法に沿って夫々離した状態で固定してある。
【0003】 また、前記各可動接片52,53,54の先端側には第1可動接点52a,第 2可動接点53a,第3可動接点54aが図中の上側から下方側に並べて配設し てあり、前記各可動接片52,53,54の基端側がベース51の外側で各外部 接続用ターミナル52b,53b,54bになっている。
【0004】 そしてまた、前記ベース51にはケース55の開口側が組付けてあり、このケ ース55の天壁55aに設けたノブ孔55a1には、軸状をなすノブ56が挿入 してある。
【0005】 前記ノブ56のほぼ中央には、前記ノブ孔55a1に有する内径寸法よりも大 きい外形寸法を有する円盤状のストッパ56aが備えてあり、このストッパ56 aが天壁55aの下側に当接することによってケース55に対しての抜け止めと なっている。
【0006】 また、前記ノブ56のストッパ56aの上方側には、円柱状に突出していて指 で押すための操作凸部56bが備えてあり、前記ストッパ56aの下方側には、 突起状をなす可動接片押圧部56cが備えてある。
【0007】 そして、前記可動接片押圧部56cが前記各可動接片52,53,54のうち の最上位置の第1可動接片52に当接した状態で初期セットしてあり、可動接片 押圧部56cが第1可動接片52に当接することによって第1可動接片52に有 する弾性反発力によりノブ56を図中の上方側に付勢していて、この状態でノブ 56は図中に示す復帰位置aから1段目の作動位置bまでのストロークst1と 復帰位置aから2段目の作動位置cまでのストロークst2で移動する。
【0008】 このような構造をなす2段式スイッチ50において前記各外部接続用ターミナ ル52b,53b,54bのうちの第1可動接点52a用である図中の右端側の 外部接続用ターミナル52bに負荷であるパワーウインドモータを介してアース を接続し、第2可動接点53a用である図中の中央位置の外部接続用ターミナル 53bにマニュアル駆動用回路を接続し、第3可動接点54a用である図中の左 端側の外部接続用ターミナル54bにワンタッチ駆動用回路を接続した状態で、 ノブ56の操作凸部56bを図中において下方に向け押しつけることによってノ ブ56を復帰位置aから1段目の作動位置bまで移動させると、ノブ56の可動 接片押圧部56cが図中に仮想線で示したb1位置まで移動するので、ノブ56 により第1可動接片52に有する弾性反発力に抗して第1可動接片52を図中の 下方側に押圧移動させる。
【0009】 第1可動接片52がノブ56による1段目の作動位置bまでストロークst1 で移動することによって、第1可動接片52の第1可動接点52aを第2可動接 片53の第2可動接点53aに接触させるので、第1可動接片52の外部接続用 ターミナル52bに接続した回路を第2可動接片53の外部接続用ターミナル5 3bに接続した回路に対して遮断状態から導通状態として前記パワーウインドモ ータをマニュアル駆動させる。
【0010】 また、この状態から、ノブ56の操作凸部56bを図中においてさらに下方に 向け押しつけることによってノブ56を1段目の作動位置bから2段目の作動位 置cまで移動させると、ノブ56の可接片押圧部56cが図中に仮想線で示した b2位置まで移動するので、ノブ56により第1可動接片52の第1可動接点5 2aを第2可動接片53の第2可動接点53aに接触させたままで、第1可動接 片52に有する弾性反発力と第2可動接片53に有する弾性反発力に抗し図中の 下方側に押圧移動させる。
【0011】 第1可動接片52がノブ56による2段目の作動位置cまでストロークst2 で移動することによって、第1可動接片52の第1可動接点52aを第2可動接 片53の第2可動接点53aに接触させたままで第2可動接片53の第2可動接 点53aを第3可動接片54の第3可動接点54aに接触させるので、第1可動 接片52の外部接続用ターミナル52bに接続した回路を第2可動接片53の外 部接続用ターミナル53bに接続した回路と第3可動接片54の外部接続用ター ミナル54bに接続した回路に対して導通状態として前記パワーウインドモータ をワンタッチ駆動させる。
【0012】 そして、ノブ56の操作凸部56bから指を離すと、第1可動接片52に有す る弾性復元力と第2可動接片53に有する弾性復元力によりノブ56を復帰位置 aまで戻し移動させるので、第1可動接点52aが第2可動接点53aと第3可 動接点54aから夫々離間して前記回路を導通状態から遮断状態とし、前記パワ ーウインドモータはワンタッチ駆動用回路に内蔵したタイマがタイムアップする までの間で駆動する。
【0013】 しかし、上記した従来の2段式スイッチ50では、ケース55の高さ寸法に沿 って離した状態でベース51に固定した第1可動接片52,第2可動接片53, 第3可動接片54に第1可動接点52a,第2可動接点53a,第3可動接点5 4aが配設してあり、ノブ56の押圧移動により第1可動接片52を第2可動接 片53、第3可動接片54側に順次移動させることによって第1可動接点52a を第2可動接点53a,第3可動接点54aに順次接触させて切換えを行う構造 であるため、ノブ56の移動方向と第1可動接点52a,第2可動接点53aの 移動方向がつながっていて各可動接片52,53,54が移動するのに必要なス ペースとノブ56がストロークに対応して移動するのに必要なスペースとがケー ス55の高さ寸法に沿って重なったものとなるため、前記各スペースによりケー ス55の高さ寸法が大きくなり、それによって、スイッチ全体の高さ寸法が大き くなるので、突出部分の大きさや設置するスペースが限定されている場合、組込 みがし難いという欠点がある。
【0014】
解決しようとする課題は、可動接点が移動する方向とノブが移動する方向とが つながって可動接点の移動に必要なスペースとノブの移動に必要なスペースとが ケースの高さ寸法に沿って重なったものであると、スイッチ全体の高さ寸法が大 きくなる点である。
【0015】
この考案に係わる2段式スイッチは、可動接点の移動に必要なスペースとノブ が移動するのに必要なスペースとがケースの高さ寸法に沿って重ならないように するため、第1,第2固定接点を並べて設けたベースに対して直交する方向にお いて第1,第2可動接点を夫々別々に押圧移動させる第1,第2押圧部材を備え たことを最も主要な特徴としており、スイッチ全体の高さ寸法を小さくするとい う目的を、押圧部材を別々に移動するものとして設けることによって部品構成を 複雑なものとすることなく実現した。
【0016】
この考案に係わる2段式スイッチは、第1,第2押圧部材により第1,第2固 定接点を並べて設けたベースに対して直交する方向において第1,第2可動接点 を夫々別々に押圧移動させるので、第1,第2可動接点が移動するのに必要なス ペースと第1,第2押圧部材が移動するのに必要なスペースとがケースの高さ寸 法に沿って重ならないものとなる。
【0017】
以下、この考案による2段式スイッチの一実施例を図1ないし図3に基づいて 説明する。
【0018】 図示する2段式スイッチ1は、基板2と、ケース3と、第1,第2固定接点4 ,5と、ゴムシート6と、第1,第2可動接点7,8と、第1,第2押圧部材9 ,10と、戻しばね11とから主として構成されており、第2押圧部材10にノ ブ10aが備えてある。
【0019】 前記基板2の上面2aの右方側には、板状をなし第1固定接点4を構成する固 定接点子4a,4bが夫々離して並べた状態で固定してあり、基板2の上面の左 方側には、板状をなし第2固定接点5を構成する固定接点子5a,5bが夫々離 して並べた状態で固定してある。
【0020】 また、前記各固定接点子4a,4b,5a,5bの端部が基板2の下方側に突 出しており、これら突出部分が外部接続用ターミナル4a1,4b1,5a1, 5b1になっている。
【0021】 前記基板2の上側には、基板ベース2の外形寸法と同一の外形寸法を有する板 状のゴムシート6が組付けてある。
【0022】 前記ゴムシート6には、前記第1固定接点4の各固定接点子4a,4bの外側 で各固定接点子4a,4bを円形状に囲み且つ図中の上方側に向けてドーム状に 突出した第1可動接点側の可動部6aが設けてあるとともに、前記第2固定接点 5の各固定接点子5a,5bの外側で各固定接点子5a,5bを円形状に囲み且 つ図中の上方側に向けてドーム状に突出した第2可動接点側の可動部6bが設け てある。
【0023】 前記各可動部6a,6bの中央部分には、板状をなす第1,第2可動接点7, 8が各固定接点子4aと4b,5aと5bから離間させた状態で取付けてあり、 可動部6a,6bに有する弾性反発力により第1,第2可動接点7,8を図中の 上方側に付勢支持している。
【0024】 また、前記基板2の上方側には、箱形状をなすケース3が組付けてあり、この ケース3のほぼ中央には、図中の上方側に向けて円筒状に突出した凸部3aが備 えてあり、前記凸部3aの内周側には、円柱形状の開口として形成した押圧部材 支持壁3a1が設けてあり、この押圧部材支持壁3a1が第2押圧部材10を図 中において上方・下方に移動可能に支持する。
【0025】 そして、ケース3の前記凸部3aの図中において上方側に備えた天壁3bのほ ぼ中央には、丸孔3b1が設けてあり、この丸孔3b1に第2押圧部材10のノ ブ10aを挿入するようになっている。
【0026】 そして、前記ケース3の内側には、第1押圧部材9、第2押圧部材10が組入 れてある。
【0027】 前記第2押圧部材10は断面形状が略L字状をなすものであって、図中におい て下方側には、基板2においての前記第1固定接点4の固定接点子4a,4bと 第2固定接点5の固定接点子5a,5bの固定面4a(上面)に対応した長寸状 をなすベース10bが備えてあり、このベース10bの図中において左方側であ る前記第2可動接点側の可動部6bの上方側には、平坦状をなす第2可動接点側 当接部10b1が設けてある。
【0028】 また、第2押圧部材10の前記ベース10bの図中において右方側には、円柱 形状をなすものとして図中の上方に突出した凸部10cが備えてあるとともに、 この凸部10cの中央には、図中の上方に向けて円柱形状をなして突出したノブ 10aが備えてあり、前記ノブ10aがケース3の丸孔3b1に挿入してあって 、凸部10cの上端面10c1がケース3の天壁3bの下側に当接することによ って第2押圧部材10の抜け止めとなっている。
【0029】 そして、第2押圧部材10の前記ベース10bの図中において右方側には、前 記第1可動接点側の可動部6aに対応した図中の上方側にベース10bから凸部 10cに向けて円柱状の開口として形成した第1押圧部材挿入孔10b2が設け てあり、この第1押圧部材挿入孔10b2の図中の上端が第2押圧部材10側の 戻しばね当接面10b3になっている。
【0030】 そしてまた、第2押圧部材10の前記凸部10cがケース3の凸部3aの内側 において押圧部材支持壁3a1に支持された状態で、ノブ10aの位置が図1に 示す復帰位置Aから1段目の作動位置Bまでのあいだでのストロークst3と復 帰位置Aから2段目の作動位置Cまでのあいだでのストロークst4で前記基板 2の固定面2aに直交する方向で第2押圧部材10が移動する。
【0031】 一方、第1押圧部材9は、有底の円筒形状をなすものであって、中央に設けた 開口9a内に戻しばね11を収納するようになっており、底部9bの下面がゴム シート6の第1可動接点側の可動部6aの上方側において平坦状をなす第1可動 接点側当接部9b1になっており、この底部9bの上面が第1押圧部材9側の戻 しばね当接面9b2になっている。
【0032】 また、前記第1押圧部材9の外側には、前記第2押圧部材10の第1押圧部材 挿入孔10b2に有する内径寸法よりもわずかに小さい外径寸法を有する外周面 9cを有し、第1押圧部材9を第2押圧部材10の第1押圧部材挿入孔10b2 内に挿入した状態で第1押圧部材9が第2押圧部材10に支持されつつ第2押圧 部材10に対して前記第1可動接点7が第1固定接点4(4a,4b)に対応し て移動する方向すなわち図中において上方から下方に向けて移動する。
【0033】 そして、前記第2押圧部材10側の戻しばね当接面10b3に戻しばね11の 上端部分を当接させ且つ第1押圧部材9側の戻しばね当接面9b2に戻しばね1 1の下端部分を当接させた状態で前記開口9a内に戻しばね11が収納してあり 、第1押圧部材9は戻しばね11に有する弾性反発力により第1可動接点7側に 向けて付勢され、第2押圧部材10は戻しばね11に有する弾性反発力により第 2可動接点8から離れる側に向けて付勢される。
【0034】 そしてまた、戻しばね11は図1に示すように、第1可動接点7がゴムシート 6の第1可動接点側の可動部6aに有する弾性反発力によって第1固定接点4( 4a,4b)から所定のギャップ寸法で離間した状態で第1押圧部材9が図1に 示すD位置において前記可動部6aに当接するように初期セットしてある。
【0035】 このような構造を有する2段式スイッチ1において第1固定接点4の外部接続 用ターミナル4a1,4b1に負荷であるパワーウインドモータとマニュアル駆 動回路を介してアースを接続し、第2固定接点5の外部接続用ターミナル5a1 ,5b1にワンタッチ駆動用回路を接続した状態で、ノブ10aを図1中におい て下方に向け押しつけることによってノブ10aを復帰位置Aから1段目の作動 位置Bまでストロークst3で押圧移動させると、図2により明らかなように、 第2押圧部材10が図中において下方側に移動することによって戻しばね11に 有する弾性反発力により第1押圧部材9の第1可動接点側当接部9b1がゴムシ ート6の第1可動接点側の可動部6aに当接しつつゴムシート6の第1可動接点 側の可動部6aに有する弾性反発力に抗して第1押圧部材9を図中の下方すなわ ち第1固定接点4(4a,4b)に向けて図中のD位置からE位置まで移動させ る。
【0036】 第1押圧部材9がD位置からE位置まで移動することによって第1押圧部材9 の第1可動接点側当接部9b1によりゴムシート6の第1可動接点側の可動部6 aを図中において下方側である第1固定接点4(4a,4b)に向けて移動させ るので、第1可動接点7が第1固定接点4(4a,4b)に接触して一方側の固 定接点子4aを他方側の固定接点子4bに対して遮断状態から導通状態として外 部接続用ターミナル4a1,4b1に接続したパワーウインドモータをマニュア ル駆動させる。
【0037】 また、この状態から、ノブ10aを図中においてさらに下方に向け押しつける ことによってノブ10aを1段目の作動位置Bから2段目の作動位置Cまでスト ロークst4で押圧移動させると、図3により明らかなように、第2押圧部材1 0が1段目の作動位置Bよりもさらに下方側に移動することによって戻しばね1 1に有する弾性反発力により第1押圧部材9の第1可動接点側当接部9b1によ りゴムシート6の第1可動接点側の可動部6aを介して第1可動接点7を第1固 定接点4(4a,4b)に接触させたままで第2押圧部材10が戻しばね11に 有する弾性反発力に抗して第一可動部材9の移動位置と同一の図中のE位置まで 移動する。
【0038】 第2押圧部材10がE位置まで移動することによって第2押圧部材10の第2 可動接点側当接部10b1でゴムシート6の第2可動接点側の可動部6bを図中 において下方側である第2固定接点5(5a,5b)に向けて移動させるので、 第2可動接点8が第2固定接点5(5a,5b)に接触して第2固定接点5の一 方側の固定接点子5aを他方側の固定接点子5bに対して遮断状態から導通状態 として外部接続用ターミナル5a1,5b1に接続したワンタッチ駆動用回路を 作動させ、前記パワーウインドモータをワンタッチ駆動させる。
【0039】 そして、ノブ10aから指を離すと、ゴムシート6の第1可動接点側の可動部 6aと第2可動接点側の可動部6bに有する弾性復元力および戻しばね11に有 する弾性復元力により第2押圧部材10,第1押圧部材9を図中において上方側 すなわち各可動接点7,8を各固定接点4,5から離す方向に戻り移動させるの で、外部接続用ターミナル4a1,4b1と外部接続用ターミナル5a1,5b 1を遮断状態として前記パワーウインドモータはワンタッチ駆動用回路に内蔵し たタイマがタイムアップするまでの間で駆動する。
【0040】 この間、第1押圧部材9,第2押圧部材10が第1可動接点7,第2可動接点 8を第1固定接点4(4a,4b),第2固定接点5(5a,5b)に対して接 触・離間させるための移動を行う方向に対して直交する位置に各固定接点4(4 a,4b),5(5a,5b)が配設されており、これら各固定接点4(4a, 4b),5(5a,5b)に対して各押圧部材9,10は夫々別々に移動するも のとなる。
【0041】
以上説明してきたように、この考案に係わる2段式スイッチは上述した構成を 有するものであることから、第1,第2押圧部材により第1,第2固定接点を並 べて設けたベースに対して直交する方向において第1,第2可動接点を夫々別々 に押圧移動させるので、第1,第2可動接点が移動するのに必要なスペースと第 1,第2押圧部材が移動するのに必要なスペースとがケースの高さ寸法に沿って 重ならないため、スイッチ全体の高さ寸法を小さくすることができるという優れ た効果を奏するものである。
【図1】この考案に係わる2段式スイッチの一実施例の
復帰状態の縦断側面図である。
復帰状態の縦断側面図である。
【図2】図1に示した2段スイッチの1段目作動時の縦
断側面図である。
断側面図である。
【図3】図1に示した2段スイッチの2段目作動時の縦
断側面図である。
断側面図である。
【図4】従来の2段式スイッチの縦断側面図である。
1 2段式スイッチ 2 ベース 3 ケース 4,5 第1,第2固定接点 6 ゴムシート 7,8 第1,第2可動接点 9,10 第1,第2押圧部材 10a ノブ 11 戻しばね
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 【請求項1】 ベース側に並べて設けた第1,第2固定
接点と、前記第1,第2固定接点に対応した位置に並べ
て配設し、当該第1,第2固定接点に対して接触・離間
する第1,第2可動接点と、前記第1,第2可動接点を
第1,第2固定接点から離間した位置で支持したゴムシ
ートと、ベースに対して直交する方向においてケースに
移動可能に組付け、前記ケースに対しての移動によりゴ
ムシートを介して第1,第2可動接点を第1,第2固定
接点側に押圧する第1,第2押圧部材と、前記第1,第
2押圧部材のあいだに組付け、第1押圧部材を第1可動
接点側に向けて付勢し且つ第2押圧部材を第2可動接点
から離す側に向けて付勢する戻しばねと、前記第2押圧
部材を第1、第2可動接点側に移動させるノブを備え、
前記ノブにより第2押圧部材をケースに対して所定量押
圧移動させた際に戻しばねとゴムシートを介し第1押圧
部材により第1可動接点を第1固定接点に接触させ且つ
ノブにより第2押圧部材を前記所定量よりも多く押圧移
動させた際に第1可動接点を第1固定接点に接触させた
状態でゴムシートを介し第2押圧部材により第2可動接
点を第2固定接点に接触させる構成としたことを特徴と
する2段式スイッチ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4858591U JPH052331U (ja) | 1991-06-26 | 1991-06-26 | 2段式スイツチ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4858591U JPH052331U (ja) | 1991-06-26 | 1991-06-26 | 2段式スイツチ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH052331U true JPH052331U (ja) | 1993-01-14 |
Family
ID=12807481
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4858591U Pending JPH052331U (ja) | 1991-06-26 | 1991-06-26 | 2段式スイツチ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH052331U (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR102001555B1 (ko) * | 2018-05-28 | 2019-07-18 | 한국알프스 주식회사 | 2단 작동 스위치 |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS622128B2 (ja) * | 1981-04-02 | 1987-01-17 | Kobe Steel Ltd | |
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-
1991
- 1991-06-26 JP JP4858591U patent/JPH052331U/ja active Pending
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