JPH0523284Y2 - - Google Patents

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JPH0523284Y2
JPH0523284Y2 JP16803188U JP16803188U JPH0523284Y2 JP H0523284 Y2 JPH0523284 Y2 JP H0523284Y2 JP 16803188 U JP16803188 U JP 16803188U JP 16803188 U JP16803188 U JP 16803188U JP H0523284 Y2 JPH0523284 Y2 JP H0523284Y2
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rubber
expansion tube
rubber expansion
mold
rubber mold
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この考案は、コンクリート成形体等に孔を形成
するためのゴム型に関する。
(従来の技術) 従来、第2図に示しているように断面コ字形状
のコンクリート成形体100を複数個並べ、そし
て各成形体100に形成した孔102に長いワイ
ヤー等の緊締物を通して各成形体100を締結す
ることにより、側溝等を構成することが行われて
いる。
さてこのようなコンクリート成形体100に孔
102を形成する方法として、第3図に示してい
るように、型枠104にて形成されるコンクリー
ト成形用空間106内に棒状のゴム型108を保
持し、その状態で型枠104内にコンクリートを
打設した後、ゴム型108を抜き取つてそこに孔
102を形成する方法が用いられている。
而してこの目的のために用いられる従来のゴム
型108は、第4図に詳しく示しているように本
体としてのゴム膨張管110を備え、そのゴム膨
張管110の膨張・収縮に基づいて、コンクリー
ト成形時における孔102の形成と該孔102か
らのゴム型108の抜取りを行い得るようになつ
ている。即ちゴム膨張管110内にエア等流体を
導いてその圧力でゴム膨張管110を膨張・拡径
させ、その状態で型枠内部のコンクリート成形用
空間内にコンクリートを流し込み、そしてコンク
リートが固化した後ゴム膨張管110内の圧力を
抜いてこれを縮径させ、以てゴム型108をコン
クリート成形体から抜き出すのである。
またこのゴム型108においては、これを型枠
内に挿入する際の挿入性を良くするため、或いは
ゴム型108が湾曲したりするのを防止するため
に、ゴム膨張管110内部に芯体としての金属パ
イプ112が挿入され、その一端がゴム膨張管1
10の先端部に、他端がゴム膨張管110の基端
部に夫々固定されて、かかる金属パイプ112に
よりゴム型108の形状が保持されるようになつ
ている。
(考案が解決しようとする課題) しかしながらこのように金属パイプの各端部を
ゴム膨張管の先端部と基端部とに夫々固定してし
まうと、形状保持性は良くなるもののゴム膨張管
の軸方向の伸縮性が損なわれてしまう。このため
ゴム膨張管内に流体の圧力を導いて膨張させる際
に、ゴム膨張管が無理に拡径させられることとな
り、そのためにゴム型の寿命が短くなつてしまう
不具合を生じていた。
(課題を解決するための手段) 本考案の孔成形用ゴム型はこのような課題を解
決するために案出されたものであり、その要旨
は、内部に導かれた流体の圧力によつて拡径する
ゴム膨張管と、該ゴム膨張管内に挿入されて一端
が該ゴム膨張管の先端部に、他端が該ゴム膨張管
の基端部に夫々固定された芯体としての剛性パイ
プとを備えた孔成形用ゴム型であつて、前記剛性
パイプが所定部位で軸方向に分割された形態を成
し且つ該分割部分において、少なくとも該ゴム膨
張管の膨張・収縮に基づく長さ変化に対応する量
だけ軸方向にスライド可能に重ね合されているこ
とにある。
(作用及び考案の効果) このように本考案ではゴム膨張管の形状を保持
する芯体として剛性パイプが軸方向に分割されて
一部スライド可能にオーバーラツプされているた
め、即ちゴム膨張管の先端と基端とが剛性パイプ
を介して軸方向に固定されていないため、ゴム膨
張管内にエア等の流体の圧力を導いたときゴム膨
張管が軸方向に容易に伸縮でき、従つて膨張・収
縮も自由となつて無理な力が作用しなくなる。こ
れによりゴム型の耐久寿命が向上するとともに所
望の大きさの孔を形成できるようになり、或いは
ゴム型を形成した孔より容易に抜き取り得るよう
になる。
また一方剛性パイプは分割部分で所定量だけオ
ーバーラツプされているために、パイプ自体の形
状保持性能は損なわれず、従つてゴム型を型枠内
に挿入し、或いは型枠から抜き出す際の挿脱性も
良く、また振動等が加わつた場合においても、ゴ
ム型が湾曲して孔の形状が崩れたりする不具合も
生じない。
(実施例) 次に本考案の実施例を図面に基づいて詳しく説
明する。
第1図において、10は本考案の一例としての
孔成形用ゴム型であつて、内部に補強層12の埋
設されたゴム膨張管14を有している。尚ここで
はゴム膨張管14の長さは2400mmとされている。
ゴム膨張管14の基端部は、カプラー16と一
体の口金18に嵌合された上、外面側からバンド
20により締め付けられて固定され、またその先
端部は金属製の栓体22にて閉塞されている。こ
の栓体22は、ゴム膨張管14の先端部に嵌め込
まれた状態でバンド24の締付力により固定され
ている。
ゴム膨張管14の内部には、芯体としての金属
パイプ26が配設されている。この金属パイプ2
6は分割管28と30とに二分割され、そしてそ
れら各分割管28,30の互いに反対側の端部
が、口金18及び栓体22に夫々溶接固定されて
いる。また各分割管28,30の分割部分は、所
定長さ、具体的には2〜3cmの長さに亘つて互い
に軸方向にスライド可能にオーバーラツプさせら
れている。
尚このゴム型10は、先端の100mm程度の長さ
部分が若干先細り形状とされている。これはゴム
型10をコンクリート成形用型枠の保持リング等
に対して挿脱する際の案内のためである。
以上のように構成された本例のゴム型10にお
いては、形状を保持するための金属パイプ26が
分割管28と30とに分かれていて、ゴム膨張管
14の基端と先端とが軸方向に拘束されていない
から、内部にエア圧等を導いたときゴム膨張管1
4が軸方向に容易に収縮することができる。これ
によりゴム膨張管14を所望量だけ無理なく拡径
させることができ、従つてコンクリート等成形体
に対して所望大きさの孔を確実に形成することが
できる。また一方内部の圧力を抜いたときにはゴ
ム膨張管14が大きく収縮するから、コンクリー
ト成形後においてゴム型14を成形体から容易に
抜き出すことができる。
一方分割管28と30とは、その分割部分にお
いて軸方向に一定量オーバーラツプされていて、
ゴム膨張管14を一定形状に保持するから、ゴム
型10を型枠内部に挿入したり、コンクリート等
成形体から抜き出す際の操作も容易であるし、成
形用型枠内にセツトした状態において、ゴム型1
4が湾曲した状態となることもない。
以上本考案の実施例を詳述したが、本考案はそ
の他の形態で構成することも可能である。
例えば上例では金属パイプを軸方向に二分割し
た形態としているが、場合によつてこれを三分割
以上に分割することも可能である。また本考案は
上記形態のコンクリート成形体のみならず、コン
クリートブロツクその他の成形体に孔を形成する
に際して適用することも可能であるし、或いはコ
ンクリート以外の無機成形体等に孔を形成するに
際して適用することも可能である。
その他、剛性パイプとして上記金属パイプ以外
の他の材質のものを用いるとも可能であるなど、
本考案はその主旨を逸脱しない範囲において、当
業者の知識に基づき様々な変更を加えた形態で構
成可能である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例である孔成形用ゴム
型の要部断面図であり、第2図はコンクリート成
形体の一例を示す斜視図、第3図は第2図のコン
クリート成形体に孔を形成する方法の説明図、第
4図は第3図のゴム型の構造を示す一部切欠正面
図である。 10……孔成形用ゴム型、14……ゴム膨張
管、18……口金、22……栓体、26……金属
パイプ、28,30……分割管。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 内部に導かれた流体の圧力によつて拡径するゴ
    ム膨張管と、該ゴム膨張管内に挿入されて一端が
    該ゴム膨張管の先端部に、他端が該ゴム膨張管の
    基端部に夫々固定された芯体としての剛性パイプ
    とを備えた孔成形用ゴム型であつて、 前記剛性パイプが所定部位で軸方向に分割され
    た形態を成し且つ該分割部分において、少なくと
    も該ゴム膨張管の膨張・収縮に基づく長さ変化に
    対応する量だけ軸方向にスライド可能に重ね合さ
    れていることを特徴とする孔成形用ゴム型。
JP16803188U 1988-12-26 1988-12-26 Expired - Lifetime JPH0523284Y2 (ja)

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JP16803188U JPH0523284Y2 (ja) 1988-12-26 1988-12-26

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Publication Number Publication Date
JPH0286707U JPH0286707U (ja) 1990-07-10
JPH0523284Y2 true JPH0523284Y2 (ja) 1993-06-15

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